JPH0330376Y2 - - Google Patents

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JPH0330376Y2
JPH0330376Y2 JP9146986U JP9146986U JPH0330376Y2 JP H0330376 Y2 JPH0330376 Y2 JP H0330376Y2 JP 9146986 U JP9146986 U JP 9146986U JP 9146986 U JP9146986 U JP 9146986U JP H0330376 Y2 JPH0330376 Y2 JP H0330376Y2
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bobbin
flange
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wound
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、線材とくに平角線を巻取るのに有用
な線材巻取用ボビンに関するものである。
[従来の技術と問題点] 線材は通常ボビンに巻取られることにより中間
あるいは最終製品に製造されているが、このよう
なボビンは、製品の巻かれた満巻ボビンの場合で
も、空ボビンの場合でも、これの移動に際して床
面をころがす作業がつねに随伴している。
このようにボビンを床面にころがし移動する
と、ボビンおよびそれに巻かれた製品の重量がボ
ビンの両鍔に直接集中してかかるため、床面に傷
があつたりあるいは床面に異物等が落ちていたり
して、それに鍔が当ると、鍔がそのためにまくれ
て傷をつくることが多い。
このまくれ傷が、外側にまくれたものであれば
さして問題はないが、内側すなわち線材側にまく
れオーバーハング状になると、線材に傷をつける
おそれがある。
すなわち、線材10をボビンに巻き取る場合、
第2図に示すように線材10を巻胴3に巻きつけ
つつトラバーサープーリー5により送りながら順
次巻きつけ、線材10を巻胴3の軸方向に移動し
て行き、線材10が鍔部1′に当接したところで
トラバーサープーリー5をターンさせることで巻
取りターンをさせている。この際鍔部1′にまく
れ傷4があると、線材10がこれに接触し傷をう
けるおそれがあるのである。
とくに、巻取り線材10が平角線の場合には、
第3図に示すように鍔部いつぱいでトラバーサー
をターンさせないと、製品の段落ち、くい込み等
の巻取不良を起すため、つねに鍔際いつぱいまで
もつて行つてターンさせているため、第3図点線
丸印部分の拡大図である同図イに示すように平角
線10は鍔部1′のまくれ傷4に接触し易い。こ
のような接触傷の存在した状態でエナメル塗装を
すると、この傷部で発泡し製品不良に直結する。
そしてまた、このような平角線に限らず、線材の
表面に傷をつけることが好ましいことでないこと
は勿論である。
このため、従来はボビン鍔の内側をR面取りし
て前記まくれ出しの発生を防止することも試みら
れているが、鍔の変形等のために期待するほどの
効果はみられていない。
そこで、ボビンに発生した前記鍔傷を機械的に
除去してしまおうという発想に立ち、サンダーや
ヤスリを用いてボビン鍔を定期的に削つてやり、
前記まくれ傷を積極的に取り去る事を実行してい
るが、この手間は案外大変であり、人件費を含
め、ボビンに多くの整備費用がかかつているのが
実情であつた。
[考案の目的] 本考案は、上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであり、前記ボビンの取扱い上宿命とも
いえるまくれ傷の発生に格別抗うことなく、しか
も巻取られた線材には前記したような傷をつける
心配のない新規なボビンを提供しようとするもの
である。
[考案の概要] すなわち、本考案の要旨とするところは、線材
を巻取るボビンの鍔部を多段構造とし、外側に位
置する鍔部の外周端縁が内側に位置する鍔部の外
周端縁よりも突出した構造に構成されてなる線材
巻取用ボビンにあり、このように外側の鍔部を突
出させておいて前記まくれ傷をこの外側の鍔にだ
け発生させ線材ものものは段の低い従つてまくれ
傷の発生するおそれのない内側の鍔部間のみで巻
取りターンを行なわせ、もつて前記まくれ傷が線
材にまで到達接触しない構造としたものである。
[実施例] 以下に、本考案の実施例に基いて説明する。
第1図は、本考案に係るボビンの一実施例を示
す正面図であり、鍔部は外側鍔部1と内側鍔部2
の2段構造に構成されている。そして外側鍔部1
の外周端縁1aは内側鍔部2の外周端縁2aより
も図に示すように突出した構造よりなる。
この場合鍔部1と鍔部2とは一体物よりなるも
のであつても別体物よりなるものであつてもいず
れでもよい。
そしてまた、望ましくは前記まくれ傷の生じに
くいようにすくなくとも鍔部1の端縁1aの内側
角部には図にみられるようにR面取りをしておく
のがよい。
上記のように構成される第1図のボビンにおい
て、線材は内側鍔部2,2間の巻胴3に巻取られ
内側鍔部2において巻取りターンが行なわれる。
上記のようにボビンが構成され、上記のように
線材が巻取られれば、ボビンが床面にころがさ
れ、仮にまくれ傷が発生したとしても、そのまく
れ傷と線材との間には内側鍔部2が介在している
から、線材が巻取られ鍔部でターンをする際にお
いても、あるいは満巻ボビンより線材を巻ほぐす
場合においても、前記まくれ傷が線材に接触し線
材に傷をつける心配はないのである。
なお、第1図においては、鍔部が2段構造の場
合について例示したが2段にのみ限るものでない
ことは勿論である。また、本考案の適用線種も平
角線に限るものではなく、各種の線種に適用でき
るものであることもいうまでもない。
実施例 マグネツトワイヤの芯線材料となる平角銅線を
巻取る500Kg巻き鉄製ボビンにおいて、外側鍔部
1の内側に、厚さ3mmのプラスチツク板を、それ
ぞれ直径において外側鍔部1より10mmおよび20mm
小さくなるように形成した内側鍔部2を貼りつけ
た。
これにより床面にころがし実使用をしたが、使
用中外側鍔部にまくれ傷が発生したにもかかわら
ず鍔部に起因する線材の傷の発生はいずれの場合
も皆無であり、1件の不良発生もみられなかつ
た。
[考案の効果] 以上の通り、本考案に係るボビンによれば、線
材は内側鍔部でトラバースターンするため、ボビ
ンころがしの際に直接床面に接する外側鍔部にま
くれ傷が発生したとしても、線材は当該まくれ傷
に接触することがなく、製品に鍔傷をつけるおそ
れがない。従つて、従来行なつていたサンダーや
ヤスリ等による定期的なボビンの補修を不要と
し、それだけ省力化されかつコスト低減がはから
れることはいうに及ばす、各種の技術分野におい
て高品質指向がますます厳しさを増しつつある昨
今、製品の信頼性を大巾に確立できることとなつ
た本考案の意義はけだしまことに大きいというべ
きである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るボビンの一実施例を示
す正面図、第2図は線材のボビンへの巻取り状況
を示す説明図、第3図は平角線を例にしたボビン
への巻取りの際の鍔傷発生の状況を示す説明図で
ある。 1……外側鍔部、1a……外周端縁、2……内
側鍔部、3……巻胴、4……まくれ傷、10……
線材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 線材を巻取るボビンの鍔部を多段構造とし、
    外側に位置する鍔部の外周端縁が内側に位置す
    る鍔部の外周端縁よりも突出した構造に構成さ
    れてなる線材巻取用ボビン。 (2) 巻取るべき線材が平角線である実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の巻取用ボビン。
JP9146986U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0330376Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9146986U JPH0330376Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JP9146986U JPH0330376Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203167U JPS62203167U (ja) 1987-12-25
JPH0330376Y2 true JPH0330376Y2 (ja) 1991-06-27

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JP9146986U Expired JPH0330376Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JPS62203167U (ja) 1987-12-25

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