JPH0331154Y2 - - Google Patents

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JPH0331154Y2
JPH0331154Y2 JP18427087U JP18427087U JPH0331154Y2 JP H0331154 Y2 JPH0331154 Y2 JP H0331154Y2 JP 18427087 U JP18427087 U JP 18427087U JP 18427087 U JP18427087 U JP 18427087U JP H0331154 Y2 JPH0331154 Y2 JP H0331154Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばしいたけなどのきのこの培養
菌をほだ木の移植孔内に植え込むための植菌機に
関するものである。
(従来技術) しいたけの栽培は、しいたけ菌を鋸屑中で培養
してなる鋸屑培養菌を、くぬぎの木などのほだ木
に形成した移植孔内に植え込んで行なわれるが、
移植孔の入口には、該移植孔内に植え込んだ培養
菌が外部にこぼれ落ちるのを防止するための蓋を
施す必要がある。
ところで、従来から行なわれている植菌方法
は、植菌専用の装置(例えば特公昭57−61373号
公報の植菌機)を用いて移植孔内に植菌した後、
該移植孔の入口に手作業で施蓋していた(例えば
ハンマーで木栓を打ち込む)。ところが、このよ
うな従来の植菌方法では、移植孔内への培養菌の
植え込みと施蓋とを別々に行わなければならず、
その作業が面倒で且つ長時間を要するという問題
があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の植菌方法の問題点に
鑑み、植菌と施蓋が同時に行えるようにすること
により植菌作業が簡単且つ短時間で行えるように
した植菌機を提供することを第1の目的とし、さ
らにそのような植菌機において移植孔内に培養菌
とともに押し込まれる蓋を常時正確な姿勢で押し
出すことができるようにすることを第2の目的と
してなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本考案の植菌機は、きのこの培養菌を貯留でき
且つ底部に菌取出口を有する菌ホツパーと、前記
菌取出口に連設されていて前記菌ホツパー内の培
養菌を植付1回分づつ収容でき且つ左右両端が開
放された筒状であつてその一端開放側を菌吐出口
とした菌定量収容室と、前記菌ホツパー内の培養
菌を一定量だけ前記菌定量収容室内に充填するた
めの菌充填装置と、ほだ木の移植孔内に一定量の
培養菌を植付けた後に移植孔の入口を塞ぐための
蓋材を多数整列させた状態で保持する蓋材保持部
材と、前記蓋材保持部材の出口から蓋材を順次1
個づつ前記菌定量収容室における菌吐出口とは反
対側端部に設けられた蓋材待機部に供給するため
の蓋材供給装置と、往復作動式であつて後退動作
時に前記菌充填装置をして前記菌ホツパー内の培
養菌を一定量だけ前記菌定量収容室内に充填せし
め且つ前記蓋材供給装置をして前記蓋材待機部へ
蓋材保持部材の出口から1個の蓋材を供給せしめ
る如く操作しさらに前進動作時に前記菌定量収容
室内に収容されている一定量の培養菌と前記蓋材
待機部に供給されている1個の蓋材とを該一定量
の培養菌が先で蓋材が後続する如くして同時に前
記菌吐出口から外部へ押し出すことができるよう
にした操作装置とを備えているとともに、前記蓋
材待機部は使用される蓋材の外径と同径かそれよ
りわずかに小さい内径とされ且つ該蓋材待機部の
入口の開口幅を前記蓋材待機部の内径よりわずか
に狭くしていることを特徴としている。
(作用) 本考案の植菌機は、操作装置の後退動作時には
自動的に菌定量収容室内に一定量の培養菌が充填
されると同時に蓋材待機部に次の蓋材が自動供給
され、又操作装置の前進動作時には菌定量収容室
内に収容されている一定量の培養菌に続いて蓋材
も菌吐出口から外部に押し出されるようになる。
従つて菌吐出口をほだ木の移植孔に当てがつた状
態で操作装置を前進動作させることにより該移植
孔内に一定量の培養菌に続いて蓋材も押し込まれ
るようになる。
又、本考案によれば、蓋材待機部は使用される
蓋材の外径と同径かそれよりわずかに小さい内径
とされ且つ蓋材待機部の入口の開口幅を蓋材待機
部の内径よりわずかに狭くしているので、蓋材と
して例えば発泡スチロール材などの弾発性を有す
る材料で成形されたものを使用すると、蓋材が蓋
材保持部材側から蓋材待機部に供給される際にお
いて、蓋材の最大直径部が蓋材待機部の入口部分
を通過するときに該蓋材が弾性変形しながら通過
するようになる。そして、蓋材が完全に蓋材待機
部内に供給された状態では、該蓋材は、蓋材待機
部の内面に接触してその間の摩擦力によつて正常
な姿勢で保持されることとなり、しかも蓋材が蓋
材待機部の入口から不用意に抜け出ることがな
い。
(実施例) 第1図ないし第8図を参照して本考案の好適な
実施例を説明すると、この実施例の植菌機は、培
養菌A(種菌を鋸屑中で培養したもの)を貯留す
る菌ホツパー1と、該菌ホツパー1の菌取出口1
3に連設されていて該菌ホツパー1内の培養菌A
を一定量(植付1回分)だけ収容できる菌定量収
容室2と、菌ホツパー1内の培養菌Aを一定量づ
つ菌定量収容室2内に充填するための菌充填装置
3と、移植孔Cの入口を塞ぐための蓋材10を多
数整列させた状態で保持する蓋材保持部材4と、
該蓋材保持部材4の出口4aから蓋材10を順次
1個づつ、菌定量収容室2における菌吐出口21
とは反対側端部に設けられた蓋材待機部59に供
給するための蓋材供給装置5と、往復作動式であ
つて後退作動時に菌充填装置3と蓋材供給装置5
を操作して菌ホツパー1内の培養菌Aを一定量だ
け菌定量収容室2内に充填せしめるとともに蓋材
待機部59に蓋材保持部材4の出口4aから1個
の蓋材10を供給せしめる如く操作しさらに前進
動作時に菌定量収容室2内に充填されている一定
量の培養菌Aaと蓋材待機部59に供給されてい
る蓋材10とを同時に菌吐出口21から外部へ押
し出す如く操作する操作装置6とを基本部材(装
置)として構成されている。
この植菌機で使用される蓋材10は、例えば発
泡スチロールなどの弾発性を有する材料で円盤状
に成形されている。この蓋材10の外径L(第6
図)は、ほだ木Bに形成される移植孔Cの内径M
(第4図、M=約14mm)よりやや大きく(L=15
〜16mm)されており、該蓋材10が移植孔C内に
圧入された後、摩擦力によつて不用意に抜け出さ
ないようにしている。尚、この実施例では、蓋材
10は、第4図に示すように中心部の一部(直径
2〜3mm)を順次連続させた状態で一列棒状に連
続させており、後述するように蓋材を蓋材保持部
材4の出口4aから蓋材待機部59に供給する際
に、順次1個づつ切り離すようにしている。
菌ホツパー1は、有底円筒形のホツパー本体1
1の上部開口に蓋12を施して形成されている。
ホツパー本体11は下半部が容器部11bとなり
上半部が円筒部11aとなつている。円筒部11
aはアクリルなどの透明材が使用されていて、内
部に収容される培養菌Aの残量を外部から視認す
ることができるようになつている。ホツパー本体
11の容器部11bの側壁11cの下端部には、
適宜角度範囲(例えば角度約60゜の範囲)に亘つ
て長穴状の菌取出口13が形成されている。
又、この菌ホツパー1の容器部11bには、菌
取出口13の開口面積を調節するための開口面積
調節装置9が設けられている。この開口面積調節
装置9は、菌取出口13の開口高さ幅を有し且つ
容器部11bの内周面と同じ筋率で弯曲させたC
形の帯状板91と、該帯状板91を水平回転方向
にスライドせしめる操作部92を有している。操
作部92は、帯状板91の外面に外向きに固定し
たボルト93と該ボルト93に螺合する蝶ネジ9
4で構成されている。他方、菌ホツパー1の容器
部11bの下端寄り位置には、上記ボルト93を
水平円周方向に案内するための適宜角度範囲(例
えば角度30〜50゜)だけ切欠いた切欠95が形成
されている。そして、この開口面積調節装置9
は、帯状板91を容器部11bの内面に沿わせ且
つボルト93を切欠95から容器外に突出させる
とともに、該ボルト93に容器外側から蝶ナツト
94を螺合して設置されている。この開口面積調
節装置9は、蝶ナツト94を弛めて該蝶ナツト部
分(操作部92)をつまんで左右回転方向に弧回
動(第5図において操作部92を実線図示位置か
ら鎖線92′の位置まで回動可能)させることが
でき、このように操作部92を弧回動させること
によつて帯状板91をして菌取出口13の開口面
積の調節し得るようになつている。即ち、第5図
において操作部92が実線図示位置にあるときに
は、帯状板91が菌取出口13を大開放し、操作
部を鎖線92′の位置まで移動させると帯状板の
先端側が鎖線91′で示すように菌取出口13の
前面を覆つて開口面積を小さくするようになる。
菌定量収容室2は、この実施例では両端が開放
された円筒形のパイプ材20が使用されている。
このパイプ材20の内径は、ほだ木Bの移植孔C
(第4図、第7図及び第8図)の内径とほぼ同径
となつている。尚、このパイプ材20の内部は、
菌定量収容室2部分の内径を移植孔Cの内径より
やや大きくし、後述するように菌定量収容室2内
に収容されている一定量の培養菌Aaを移植孔C
内に植込む際に、該培養菌Aaを圧縮した状態で
行うようにしてもよい。又パイプ材20の側面に
は菌ホツパー底部の菌取出口13とほぼ同大きさ
の長穴状の開口22が形成されている。そしてこ
のパイプ材20は、その開口22を菌ホツパー側
の菌取出口13に完全重合させた状態で菌ホツパ
ー1側面に固定(溶接)されている。このパイプ
材20の一端は菌ホツパー1の外周よりかなり外
方に突出しており、この外方突出側端部が菌吐出
口21となつている。
この菌定量収容室2の反菌吐出口側端部には、
移植孔Cの入口を塞ぐための蓋材10を一時的に
待機させる蓋材待機部59が設けられている。こ
の蓋材待機部59は、第6図に示すように下方が
開放された逆U形の空間部となつている。この蓋
材待機部59の内径Dは、使用される蓋材10の
外径L(L=15〜16mm)よりわずかに小さく(D
=14mm程度)している。尚、蓋材待機部59の内
径Dは、蓋材10の外径Lと同径にしてもよい。
この蓋材待機部59は下方側に入口59aがあ
り、蓋材10は蓋材待機部59内に該入口59a
から上方に向けて押し込まれるようになつてい
る。又、この入口59aの開口幅W(第6図)は、
蓋材待機部59の内径Dより小さく(例えばW=
12mm程度)しており、蓋材10を蓋材待機部59
内に供給するときに、蓋材10を該入口59a部
分で弾性変形させながら押し込むようにする。こ
のように、蓋材待機部59の内径Dを蓋材10の
外径Lよりわずかに小径(あるいは同径)とし、
さらに蓋材待機部59の入口59aの開口幅Wを
該蓋材待機部59の内径Dよりわずかに狭くする
ようにすると、蓋材待機部59内に供給された蓋
材10は、その外周面が蓋材待機部59の内面に
圧接し、しかも入口59aの縁部で下方から支持
されていることにより、常に正確な姿勢で保持さ
れるようになる。
操作装置6は、この実施例では、長尺丸棒状の
プツシユロツド61と該プツシユロツド61を進
退操作するエアシリンダ71とを有している。
プツシユロツド61は、菌定量収容室2のパイ
プ材20の内径よりわずかに小さい外径を有して
いる。又、このプツシユロツド61は、菌定量収
容室2の蓋材待機部59側において該菌定量収容
室2のパイプ材20と同心状に設置されており、
エアシリンダ71の伸縮動によつてプツシユロツ
ド61の先端(押圧部となる)61aが菌定量収
容室2内に出没し得るようになつている。尚、エ
アシリンダ71とプツシユロツド61とは、該エ
アシリンダ71のロツド先端とプツシユロツド6
1の矢印Q側端部に固定した固定リング62とを
連結固定して一体化している。又、このプツシユ
ロツド61は、その先端押圧部61aが、蓋材待
機部59よりさらに外側(反菌定量収容室側)と
なる位置(第1図、第4図)から菌吐出口21よ
りわずかに突出する位置(第2図、第7図)の範
囲内で進退動作し得るように、エアシリンダ71
の伸縮長さ範囲を規制している。尚、第1図及び
第2図において、符号72はコンプレツサー、7
3は切換弁である。
菌充填装置3は、菌ホツパー1の底部中心を上
下に貫通する如くして回転軸31を設置し、該回
転軸31の上部側(菌ホツパー1内側)に上下2
つの回転翼32,33を取付け、該回転軸31の
下部側(菌ホツパー底部の外側)に小歯車34を
設け、該小歯車34に前記プツシユロツド61の
進退動作にともなつて進退操作せしめられるラツ
クギヤ35を噛合させて構成されている。又、回
転軸31は、前記エアシリンダ71が最伸長状態
から最縮小状態までの全伸縮範囲だけ伸長あるい
は縮小せしめられたときに、それぞれ正確に1回
転だけ右回転あるいは左回転せしめられるように
なつている。又、前記下側の回転翼33は、平板
状で且つ同一平面上において合計4枚設けられて
いる。この各回転翼33,33……は、該回転翼
33が培養菌押し込み方向(第5図において左回
転方向)に回転するときに菌ホツパー1内の培養
菌Aを水平円周方向の外側に押し出し得る如く、
押し込み回転方向の後側(右回転方向)に傾斜さ
せている。又、この4枚の下側回転翼33,33
……のうちの1枚は、翼の先端に前記菌ホツパー
1の菌取出口13のほぼ全開口面積を閉塞し得る
大きさをもつ蓋状部33aが形成されている。こ
の蓋状部33aつきの回転翼33は、前記エアシ
リンダ71の全伸長状態及び全縮小状態におい
て、それぞれ蓋状部33aが菌取出口13をほぼ
全閉する位置で停止するようになつている。そし
てこの菌充填装置3は、プツシユロツド61が進
退動作するたびに、スライドリング36、連設棒
37、ラツクギヤ35、小歯車34を介して回転
軸31及び回転翼32,33が右回転あるいは左
回転せしめられ、特に下側の回転翼33,33…
…が左回転せしめられたときに菌ホツパー1内の
培養菌Aの一部(一定量の培養菌Aa)を菌取出
口13を通して菌定量収容室2内に強制的に押し
込むことができるようになつている。尚、この菌
充填装置3操作用のスライドリング36は、所定
間隔をもつてプツシユロツド61にそれぞれ固定
された2つの固定リング(中間固定リング38、
先端固定リング62)間においてはフリー状態と
なつており、プツシユロツド61の進入時(矢印
P方向)には第2図に示すように矢印Q側に位置
する先端固定リング62が接触した後に該固定リ
ング62によつて矢印P側に移動せしめられ、他
方プツシユロツド61の後退時(矢印Q方向)に
は第1図に示すように矢印P側に位置する中間固
定リング38が接触した後に該固定リング38に
よつて矢印Q側に移動せしめられるようになつて
いる。又、2つの回転翼32,33のうち上側の
回転翼32は、菌ホツパー1内に収容されている
培養菌Aを撹拌(ほぐす)するためのものであ
る。
蓋材保持部材4は、蓋材10の外径よりやや大
きい内径をもつ筒状体41が使用されている。
尚、この筒状体41にはその長さ方向の全長に亘
つて小間隔の切溝42が形成されており、該切溝
42を通して蓋材保持部材4内の蓋材10の量を
確認し得るようにしている。この蓋材保持部材4
は、プツシユロツド61の近傍位置でしかも該プ
ツシユロツド61と平行且つ直下位置において固
定(溶接)されている。又この蓋材保持部材4の
出口4aは、前記蓋材待機部59の直下位置に位
置せしめられている。蓋材保持部材出口4aの前
方には、蓋材10の1個の厚さ分を隔てて当接板
43(第4図)が設けられている。
蓋材保持部材4内には、蓋材10,10……の
後端を先側(蓋材保持部材出口側)に押圧するた
めの重り57が収容されている。尚、この植菌機
は、菌吐出口21を下向きあるいは斜め下方に向
けた状態で使用されるため、重り57は常時蓋材
10,10……を蓋材保持部材出口4a側に押圧
するように作用する。
蓋材供給装置5は、プツシユロツド61に固定
された中間固定リング38と、プツシユロツド6
1に遊嵌されていて該固定リング38によつて押
圧操作されるスライドリング52と、該スライド
リング52のスライドによつて屈曲せしめられる
屈伸レバー53と、該屈伸レバー53の屈伸動作
によつて上下方向にスライドせしめられるスライ
ド杆54とを有している。屈伸レバー53はスプ
リング56によつてスライド杆54が進入する方
向(上方向)に付勢されている。又スライドリン
グ52にはプツシユロツド61と平行に設置され
たサイドロツド55が固定されている。そしてこ
の蓋材供給装置5は、プツシユロツド61の後退
時(第1図、第4図)には、中間固定リング38
が矢印Q方向に移動してスライドリング52には
作用せずしかも屈伸レバー53はスプリング56
によつて伸長方向に付勢されてスライド杆54が
進入方向(上方向)に移動せしめられるようにな
つており、又プツシユロツド61の進入時(第2
図、第7図)には、固定リング38がスライドリ
ング52に当接した時点から該スライドリング5
2を矢印P方向に押圧して屈伸レバー53をスプ
リング56に抗して屈曲させてスライド杆54が
後退(下方向)せしめられるようになつている。
スライド杆54の進入状態では、第5図に鎖線5
4′で示すように該スライド杆の先端が前記蓋材
待機部59に近接して蓋材10を該蓋材待機部5
9内に押し込み、又スライド杆54の後退状態で
は、第5図に実線図示すように該スライド杆54
の先端が蓋材保持部材4の出口4aよりさらに下
側に位置して該蓋材保持部材4の出口4aを開放
する(先端の蓋材10が当接板43に接触する)
ようになつている。尚、スライド杆54の後退状
態(第7図に示すプツシユロツド61の進入状
態)からプツシユロツド61が矢印Q方向に後退
(エアシリンダ71が伸長)するとスライドリン
グ52への押圧力は解除され屈伸レバー53がス
プリング56によつて伸長方向に付勢される(ス
ライド杆54が上方向に付勢される)が、該スプ
リング56の付勢力だけでは連続している蓋材1
0,10を押し切る力はなく、プツシユロツド6
1がさらに後退して第8図に示すように菌充填装
置3側の固定リング38に設けている係合片38
aがサイドロツド55の矢印Q側端部に接触した
時点以降にスライドリング52を強制的に矢印Q
方向に移動せしめ、それによつてスライド杆54
をして先端に位置する1個の蓋材10を押し切つ
てその蓋材10を蓋材待機部59に押し出すよう
になつている。尚、蓋材10が蓋材待機部59に
進入するときには、プツシユロツド61の先端押
圧部61aは蓋材待機部59よりさらに矢印Q側
に後退している。
符号81は横ハンドル、82は下ハンドル、該
下ハンドル82には切換弁73操作用のスイツチ
83が設けられている。
この植菌機の使用方法を説明すると、まず開口
面積調節装置9により菌取出口13の開口面積を
調節しておく。即ち、蝶ネジ94を弛め、操作部
92をつまんで左右回転方向に移動させることに
より、帯状板91と菌取出口13との重合面積を
調節した後、蝶ネジ94を締め付ける。そして第
2図に示すようにエアシリンダ71を縮小させた
状態で、菌ホツパー1内に培養菌Aを収容させる
とともに、蓋材保持部材4内(筒状体41内)に
多数の蓋材10,10……を一列に並べた状態
(この実施例では各蓋材は中心部の一部を残して
外周に切目を入れて連続させている)で挿入し、
その蓋材列の後端に重り57を入れておく。この
状態では、蓋材列の先端の1個の蓋材10は蓋材
保持部材4の出口4aから前方(矢印P方向)に
はみ出している。次にスイツチ83を操作してエ
アシリンダ71を伸長させると、菌充填装置3の
回転翼32,33が回転せしめられて菌ホツパー
1の下端側壁に設けた菌取出口13から菌定量収
容室2内に一定量(植付1回分)の培養菌Aaが
充填されると同時に蓋材供給装置5のスライド杆
54により1個の蓋材10が蓋材待機部59内に
供給され、植菌の準備が完了する(第4図の状
態)。このとき、蓋材待機部59内に供給された
蓋材10は、該蓋材待機部59内面との摩擦力に
より安定した姿勢で保持されている。そして培養
菌を移植孔C内に植え込むには、菌吐出口21を
移植孔Cの入口に当てがつた状態でスイツチ83
を操作してエアシリンダ71を縮小させると、プ
ツシユロツド61が矢印P方向に移動せしめられ
ることによりその先端押圧部61aで蓋材待機部
59に待機している蓋材10と菌定量収容室2内
に充填されている一定量の培養菌Aaを同時に押
圧して、該培養菌Aa及びそれに後続して蓋材1
0が移植孔C内に圧入されて植菌作業が完了する
(第7図の状態)。このように培養菌移植時(エア
シリンダ縮小時)には、回転翼32,33は、非
回動で、その下側回転翼33,33……の1つに
設けられている蓋状部33aが菌取出口13を塞
ぐように位置しており、従つてプツシユロツド6
1の前進時に菌定量収容室2内に充填されている
培養菌Aaが菌ホツパー1側に押し戻されること
はなく、移植孔C内に正確に一定量の培養菌Aa
を植え込むことができるようになる。この第7図
の植菌完了状態では、移植孔C内の奥部に一定量
の培養菌Aaが押し込まれ、該移植孔Cの入口を
蓋材10で塞いでいるので、移植孔C内に植え込
んだ培養菌Aaが該移植孔C内から外部にこぼれ
落ちることがない。又、第7図の植菌完了状態か
らスイツチ83を操作してエアシリンダ71を伸
長させると、上記と同様に自動的に菌定量収容室
2内に一定量の培養菌Aaが充填されると同時に
蓋材待機部59に次の1個の蓋材10が供給され
て次の植菌の準備が完了する。このようにこの植
菌機では、スイツチ操作をするだけで、順次連続
して自動的に植菌操作と同時に施蓋操作が行え
る。
(考案の効果) 本考案の植菌機は、上記の説明から明らかな如
く、操作装置6を操作するだけで、移植孔C内へ
の一定量の培養菌Aaの植付けと移植孔Cの入口
への施蓋とを同時に且つ自動的に行え、植菌作業
(培養菌の植付と施蓋)を簡単且つ短時間で行え
るという効果がある。
又、本考案によれば、蓋材待機部59は、使用
される蓋材10の外径と同径かそれよりわずかに
小さい内径とされているので、蓋材10として弾
発力を有する材質で成形したものを使用すると、
該蓋材10の外周面が蓋材待機部59内面に圧接
した状態で保持されることとなり、又蓋材待機部
59の入口59aの開口幅を蓋材待機部59の内
径よりわずかに狭くしているので、一度蓋材待機
部59内に供給された蓋材10は、入口59aの
狭隘部に阻止されて該入口59aから不用意に抜
け出すことがなく、蓋材10を蓋材待機部59内
において常に正常な姿勢で保持せしめることがで
きる。従つて植菌時に、蓋材10が移植孔C内に
倒れたり傾斜したりした状態で打ち込まれること
がなく、後で蓋材10の姿勢を補正するという作
業が不必要となるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる植菌機の斜視
図、第2図は第1図の状態変化図、第3図は第1
図の底面図、第4図は第1図の−断面図、第
5図は第4図の−断面図、第6図は第4図の
−断面相当図、第7図及び第8図はそれぞれ
第1図の植菌機の作動を示す縦断面図である。 1……菌ホツパー、2……菌定量収容室、3…
…菌充填装置、4……蓋材保持部材、4a……出
口、5……蓋材供給装置、6……操作装置、10
……蓋材、13……菌取出口、21……菌吐出
口、33……回転翼、54……スライド杆、59
……蓋材待機部、59a……入口、61……プツ
シユロツド、71……エアシリンダ、A……培養
菌、Aa……一定量の培養菌、B……ほだ木、C
……移植孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. きのこの培養菌Aを貯留でき且つ底部に菌取出
    口13を有する菌ホツパー1と、前記菌取出口1
    3に連設されていて前記菌ホツパー1内の培養菌
    Aを植付1回分づつ収容でき且つ左右両端が開放
    された筒状であつてその一端開放側を菌吐出口2
    1とした菌定量収容室2と、前記菌ホツパー1内
    の培養菌Aを一定量だけ前記菌定量収容室2内に
    充填するための菌充填装置3と、ほだ木Bの移植
    孔C内に一定量の培養菌Aaを植付けた後に移植
    孔Cの入口を塞ぐための蓋材10を多数整列させ
    た状態で保持する蓋材保持部材4と、前記蓋材保
    持部材4の出口4aから蓋材10を順次1個づつ
    前記菌定量収容室2における菌吐出口21とは反
    対側端部に設けられた蓋材待機部59に供給する
    ための蓋材供給装置5と、往復作動式であつて後
    退動作時に前記菌充填装置3をして前記菌ホツパ
    ー1内の培養菌Aを一定量だけ前記菌定量収容室
    2内に充填せしめ且つ前記蓋材供給装置5をして
    前記蓋材待機部59へ蓋材保持部材4の出口4a
    から1個の蓋材10を供給せしめる如く操作しさ
    らに前進動作時に前記菌定量収容室2内に収容さ
    れている一定量の培養菌Aaと前記蓋材待機部5
    9に供給されている1個の蓋材10とを該一定量
    の培養菌Aaが先で蓋材10が後続する如くして
    同時に前記菌吐出口21から外部へ押し出すこと
    ができるようにした操作装置6とを備えていると
    ともに、前記蓋材待機部59は使用される蓋材1
    0の外径と同径かそれよりわずかに小さい内径と
    され且つ該蓋材待機部59の入口59aの開口幅
    を前記蓋材待機部59の内径よりわずかに狭くし
    ていることを特徴とする植菌機。
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