JPH0332487B2 - - Google Patents

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JPH0332487B2
JPH0332487B2 JP56193361A JP19336181A JPH0332487B2 JP H0332487 B2 JPH0332487 B2 JP H0332487B2 JP 56193361 A JP56193361 A JP 56193361A JP 19336181 A JP19336181 A JP 19336181A JP H0332487 B2 JPH0332487 B2 JP H0332487B2
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JP
Japan
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capacity
compressor
control
small
setting means
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JP56193361A
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JPS5897522A (ja
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Masashi Takagi
Yasuyuki Nishi
Masao Sakurai
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPS5897522A publication Critical patent/JPS5897522A/ja
Publication of JPH0332487B2 publication Critical patent/JPH0332487B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3211Control means therefor for increasing the efficiency of a vehicle refrigeration cycle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H2001/3269Cooling devices output of a control signal
    • B60H2001/327Cooling devices output of a control signal related to a compressing unit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用冷凍サイクルの制御装置に
関し、特に圧縮機の吐出容量を可変とする冷凍サ
イクルの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車用空調装置は、第1図に示すよう
に圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3膨張弁4およ
び蒸発器5を冷媒配管にて順次接続した蒸気圧縮
式冷凍サイクルとしていた。圧縮機1は、電磁ク
ラツチ7を介して自動車走行用エンジン(図示せ
ず)から駆動力を受けて、冷媒の吸入圧縮吐出を
行なう。従つて、エンジン回転数の増減に伴い圧
縮機回転数も増減し、吐出冷媒流量が変動する。
従つて、このように圧縮機の回転数が増大したり
もしくは外気温の低下等により冷媒房荷の減少が
生じた場合には、蒸発器5のフイン温度、即ち冷
媒の蒸発温度が0℃以下に低下して、フインに霜
が付着したり氷結したりするという恐れがある。
この場合、送風機8によつて送風される風量が減
少してしまい、冷房能力の低下を来す。このた
め、この着霜減少を防止したり、車室内の温度制
御を目的として、蒸発器5直後の空気温度をサー
ミスタ等の温度感知器6にて感知し、圧縮機1の
稼働時間を調整するようにしていた。即ち、第2
図に示すように制御回路9にてリレー10の接点
10aを開閉することにより、圧縮機1の電磁ク
ラツチを断続し、これにより圧縮機1の稼働時間
を調整し、冷媒の蒸発温度を制御し、併せて蒸発
器直後の空気温度を制御するようにしていた。
しかしながら、このような構成では冷房負荷が
低下したり、圧縮機1の回転数が増加したりする
と、圧縮機能力過剰の状態となり、冷凍サイクル
の能力が冷房能力を上回ることになるので、第3
図に示すように蒸発器5直後の空気温度Tが低下
し、C点で設定温度T0以下となる。しかし、温
度感和器6はその熱容量のため制御回路9を作動
させるまでに、第3図のに示す時間的な遅れを
もつており、C点から制御回路9が働くa点まで
の間(即ち、前記の時間)、空気温度Tはさら
に減少し、設定温度T0よりもかなり低くなつて
しまう。そして、a点で制御回路9が働きクラツ
チ7が切れると、圧縮機1は停止し膨張弁4が閉
じ蒸発器5の液冷媒の供給が止まる。すると、蒸
発器5内圧力P1が上昇し、冷媒の過熱域が増加
するため、蒸発器5の有効伝熱面積が減少する。
その結果蒸発器5直後の空気温度Tが急上昇する
ことになり、d点で設定温度T0以上になる。し
かし上記と同様な理由により、温度感知器6の時
間的遅れ(の時間)があるため、制御回路9が
作動するb点まで空気温度Tが上昇し続ける。そ
してb点で制御回路9が作動し、クラツチ7が再
び接続され圧縮機1が動き始め、以後上記動作を
繰り返すことになる。
従つて、上記動作を繰り返すため、 (1) 圧縮機稼働時、圧縮機1は冷房能力に比べ能
力過剰となつているが、圧縮機停止時には蒸発
器5内部での液冷媒不足による過熱域増加のた
めの冷媒能力低下があり、全体として無駄な労
力を消費していることになる。
(2) 圧縮機1の断続運転により蒸発器吹出空気温
度が著しく変動し、冷房感が悪化する。
(3) クラツチ7が断続する時、クラツチ摩擦面に
働くトルク差が大きくクラツチの耐久性に悪影
響を及ぼす。
(4) クラツチ7が断続する時、エンジンに比較的
大きなトルクが加わるため、シヨツク等により
走行フイーリングを悪くする。
といつた種々の問題を生じる。
そこで、上述のクラツチ7断続による制御に代
えて、圧縮機1の吐出容量を制御するものが提案
されている(特開昭53−107042号)。この圧縮機
容量制御を用いれば、電磁クラツチ7の断続回数
を大幅に減少することができ、上述の不具合の多
くは解決できる。
ただ、従来の圧縮機吐出容量制御を用いた自動
車冷凍サイクル制御装置では、単に電磁クラツチ
7の断続に代えておよび電磁クラツチ7の断続と
ともに、圧縮機1の容量可変を行なうのみであ
り、可変容量圧縮機を備えた自動車用冷凍サイク
ルの制御しては、いまだ十分なものとなつてはい
なかつた。
即ち、冷房能力の不足や余剰は、単に蒸発器5
直後の空気温度のみに表れるものではなく、エン
ジン回転数や、車速、日射量等の冷房能力に影響
する各要素の状態によつても変化することにな
る。さらには、蒸発器5直後の吹出空気温度がた
とえ一定であつても、乗員のコンデイシヨンによ
つては冷房能力の過剰を感じることもある。従つ
て、吐出容量を可変制御できる圧縮機を備えた自
動車用冷凍サイクルにあつては、圧縮機の吐出容
量制御をこれら各条件に最も有効に適応させるよ
うにして用いることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記点に鑑みて案出されたもので、
圧縮機吐出容量制御による自動車用冷凍サイクル
制御を単に蒸発器の温度による制御のみとするの
でなく、エンジン回転数、車速、日射量等の冷房
能力に影響する要素の状態、もしくは乗員の意志
によつても制御できるようにすることを目的とす
る。
〔構成〕
上記目的を達成するため、本発明の自動車用冷
凍サイクル制御装置では、蒸発器の冷却度合に関
連する温度、又は冷媒圧力を感知する感知手段の
他に、手動操作および冷房能力に影響する要素の
状態の検知の少なくともいずれかにより、冷房能
力に余裕が生じる状態を示す信号を出力する小容
量設定手段を設ける。そして、感知手段および小
容量設定手段からの入力信号に基づいて制御手段
が駆動装置を作動させ圧縮機の吐出容量を制御し
得るようにする。
このようにしたものにおいて、本発明の制御装
置では、制御手段が感知手段からの入力信号に応
じて駆動装置を作動させて圧縮機の吐出容量を制
御することを基本としつつ、小容量設定手段から
の入力信号があつた時には、感知手段からの入力
信号に基づく圧縮機吐出容量設定に係わらず、圧
縮機をさらに小容量側に制御するようにする。
〔作動〕
上記構成の採用により、本発明の制御装置で
は、通常の冷房運転時には、蒸発器の冷却度合に
関連する温度または冷媒圧力を感知する感知手段
からの信号に基づいて、圧縮機の吐出容量を制御
することができ、その結果蒸発器吹出空気温度が
ほぼ一定になるように冷凍サイクルの冷房能力を
制御することができる。これにより、電磁クラツ
チの断続回数を大幅に減少することができ、蒸発
器吹出空気温度の大幅な変動や、クラツチ断続器
のシヨツク等を回転することができる。
さらに、乗員が冷房能力過剰を感じた時や、エ
ンジン回転数、車速、日射量等からの信号に基づ
いて冷房能力に余剰が生じる状態を感知した状態
では、小容量設定手段からの信号に基づいて制御
手段が圧縮機の吐出容量をさらに小容量側に制御
するように駆動装置を作動させる。
〔発明の効果〕
従つて、本発明の制御装置では、冷房能力の余
剰をより良好にかつきめ細かく検知することがで
き、全体として圧縮機の消費能力を低減すること
ができる。これに伴い、圧縮機の小容量運転の特
性を最も有効に利用することができ、エンジン負
荷を極力低減して、もつてエンジン発生出力を有
効に走行側に伝達し、省燃費とともに走行特性を
向上させることができる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。本発明装置における冷凍サイクルは第1図と
同じでよいので、説明は省略する。第4図は本発
明装置の制御システムの全体を概略的に示すもの
で、11は自動車用空調装置の樹脂製通風ケーシ
ングで、その内部には第1図図示の蒸発器5およ
びモータ駆動の送風機8が設けられている。通風
ケーシング11の左端側は図示しない内外気切替
箱を介して内気吸入口および外気吸入口に連通
し、右端側は図示しないヒータユニツトを介して
車室内への吹出口(冷房用上方吹出口、暖房用下
方吹出口等)に連通している。前記蒸発器5の出
口側冷媒回路には圧縮機12が接続されており、
この圧縮機12は電磁クラツチ13を介して自動
車エンジンにより駆動される。更に、この圧縮機
12は後記するように吐出容量を可変する容量可
変部材18を内蔵する可変容量型として構成して
ある。14は蒸発器直後の空気温度を感知するた
めのサーミスタからなる温度感知器、15はこの
温度感知器14の信号を入力とする制御回路は前
記圧縮機12内の容量可変部材18を駆動するた
めの電磁弁で、制御回路15の出力によつて制御
される。20は圧縮機12の運転を断続するため
のリレーで、電磁クラツチ13の通電を断続する
ものである。21は空調装置の作動スイツチ、2
2はイグニツシヨンスイツチ、23は車載の電源
バツテリである。
第5図は制御回路15の具体的一例を示すもの
で、コンパレータ34は抵抗24と、蒸発器5の
吹出温度感知器14のサーミスタ抵抗値R14とに
よつて決まる電位V1と抵抗25,26,31の
抵抗値によつて決まる基準電位V2とによりコン
パレータ出力34aが決定される。トランジスタ
38,39はコンパレータ出力34aによりオン
オフし、これによりリレー20の作動が制御され
る。そしてリレー20の接点20aの開閉により
電磁クラツチ13の通電を断続する。
コンパレータ35は抵抗24と蒸発器5の吹出
温度感知器14のサーミスタ抵抗値R14とによつ
て決まる電位V1と抵抗27,28,32の抵抗
値によつて決まる基準電位V3とにより、コンパ
レータ出力35aが決定される。トランジスタ4
0,41はコンパレータ出力35aによりオンオ
フし、これによりリレー37の作動が制御され
る。そしてリレー37の接点37aの開閉により
電磁弁16の通電を断続する。手動操作スイツチ
42はトランジスタ40のベースとアースとの間
に設けられ、その接点42aを閉じることにより
コンパレータ出力35aに関係なく、電磁弁16
へ通電することができる。なおトランジスタ40
のベースにはエンジン回転数からの信号を入力す
る小容量設定手段aが接続される。
上記温度感知器14は温度上昇により抵抗値が
減少する負特性のサーミスタであり、コンパレー
タ34,35の基準電位V2,V3はV2>V3の関係
に設定してあるから、R14の値によりコンパレー
タ出力34a,35aはそれぞれ第6図に示すよ
うな関係になつている。
今、蒸発器5直後の吹出空気温度が高い場合、
R14の抵抗はR14A以下になつている。よつて、コ
ンパレータ出力34a,35aはそれぞれ“Hi”
レベルになり、リレー20はオン、リレー37は
オフすることになる。よつて電磁クラツチ13が
オン、電磁弁16がオフし、圧縮機12は吐出容
量100%でフル運転されることになる。
一方、吹出空気温度が低下し、R14の抵抗値が
R14Bより大きくなるとコンパレータ出力35aは
“L0”レベルになり、リレー37がオンし、電磁
弁17が通電され、開弁することにより、圧縮機
12は小容量(30〜50%)で運転されることにな
る。
吹出し温度が更に低下し、R14の抵抗値がR14D
以下になるとコンパレータ出力34aは“L0”レベ
ルになり、リレー20はオフし、その結果、電磁
クラツチ13もオフとなつて圧縮機12は停止さ
れることになる。
次に、圧縮機12の具体的構成の一例について
述べる。第7図において、100は円柱状のロータ、
101はロータ100に設けたスリツト102内
に半径方向に摺動自在に挿入されたベーンで、第
8図には2枚のみ図示してあるが、実際は4枚等
間隔に設けられている。103はこのベーン10
の半径方向の往復運動を規制する円筒状のシリン
ダ、104,105は前記ロータ100及びベー
ン101と微小空隙を介し、シリンダ103の両
端を挟むフロントサイドプレート及びリアサイド
プレートである。そして、これらロータ100、
ベーン101、シリンダ103及びフロントサイ
ドプレート104、リアサイドプレート105で
作動空間Vを形成する。また、シリンダ103、
フロントサイドプレート104、リアサイドプレ
ート105はハウジング106,107と共にボ
ルト108で締め付け固定される。尚ロータ10
0は回転軸109に一体的に結合されており、回
転軸109は軸受110によつてフロントサイド
プレート104、リアサイドプレート105に回
転支持され、電磁クラツチ13等を介して自動車
エンジンからの駆動力を受けるようになつてい
る。111は外気との間の密封を保つ軸封装置で
ある。
そして、フロントサイドプレート104とハウ
ジング106とによつて吸入室112が形成さ
れ、冷凍サイクルの蒸発器5よりこの吸入室11
2に吸入された冷媒は、フロントサイドプレート
104に開口した吸入ポート113(第9図)よ
り作動空間V内へ吸い込まれるようになつてい
る。即ち、作動空間V内には吸入圧の冷媒が充填
される(第9図a図示)。そして作動空間Vに吸
い込まれた冷媒は作動空間Vの容積減少に伴なつ
て圧縮され、最も圧縮された状態でシリンダ10
3の吐出口114より吐出弁(図示せず)等を介
してハウジング107内の吐出室107aへ吐出
され、次いで冷凍サイクルの凝縮器2へ吐出され
る。
Pはアンロード用ポートで、フロントサイドプ
レート104に開口し作動空間Vと吸入室112
とを連通している。従つて、このアンロード用ポ
ートPが開口している状態では、作動空間Vがア
ンロード用ポートPとの連通状態から離脱するま
での間は冷媒の圧縮が行なわれないことになり、
このアンロード用ポートPの開口状態における圧
縮開始時の空間容積V1は、第9図bに示し、ま
たアンロード用ポートPを塞いだ状態における圧
縮開始時の空間容積V0は第9図aに示す。本例
ではV1がV0の30%〜50%程度となるような位置
にアンロード用ポートPを開口させている。
115はアンロード用ポートPを開閉する開閉
弁である。この開閉弁115の構造を具体的に説
明すると、第8図の如くポートPに着脱する弁体
115aと、この弁体115aを開方向に所定荷
重で付勢するばね115bと、弁体115aを駆
動するベローフラム115cと、ばね座を兼ねベ
ローフラム115cを案内するプレート115f
とを備えている。尚、弁体115aはステンレス
等高強度の材料で成形されている。そして、ベロ
ーフラム115cの背面側の室115dにはパイ
ロツト圧力導入通路117が連通しており、電磁
弁16の制御によりパイロツト圧力、即ち吸入圧
若しくは吐出圧が印加されるようになつている。
117aはパイロツト圧力導入通路117内に形
成された絞りで、パイロツト圧力が急激に室11
5dに印加されるのを防ぐものである。一方、ベ
ローフラム115cの方面側の室115eには吸
入室112の圧力が印加されている。
上記したポートPと開閉弁115の組合せによ
り、可変容量部材18が構成されている。
ポートPの開閉弁115の駆動は電磁弁16に
より制御されるようになつている。
上記電磁弁16は第10図に示すように3つの
圧力口、即ち吸入圧力導入口16a、吐出圧力導
入口16b及びパイロツト圧力導出口16cが設
けられており、吸入圧力導入口16aは吸入室1
12の圧力を、吐出圧力導入口16bは吐出室1
07aの圧力をそれぞれ導入するようになつてお
り、またパイロツト圧力導出口16cは開閉弁1
15の弁体閉側の室、即ちパイロツト室115d
に通じている。そして、電磁弁16のパイロツト
圧力導出口16cには、コイル16dへの通電の
断続により磁性体製の弁体16eの位置が制御さ
れて、吸入圧又は吐出圧がそれぞれ選択されて加
えられるようになつている。
従つてパイロツト圧力導出口16cに吸入圧力
が導入された時にはパイロツト室115dが吸入
圧力になり、そのため、ばね115bの設定力で
弁体115aが開方向に移動し開閉弁115はポ
ートPを閉口する。逆に、パイロツト圧力導出口
16cに吐出圧力が導入された時には、同様にパ
イロツト室115dが吐出圧力になるため、弁体
115aはばね115bの設定力に抗して閉方向
に移動し、開閉弁115はポートPを閉塞する。
なお、電磁弁16はその過熱による作動不良を
防止するため、圧縮機12のうち比較的低温とな
る部位、例えば吸入冷媒が通過するサービスバル
ブ(図示せず)やフロントハウジング106に接
して配設されている。
次に本実施例による制御方法の作動について説
明する。いま蒸発器5直後の吹出空気温度が高
く、温度感知器14のサーミスタ抵抗値R14
R14Aより小さいとコンパレータ出力35aは
“Hi”レベルとなる。これによりトランジスタ4
0はオンし、トランジスタ41のベースとエミツ
タはほぼ同電位となりカツトオフされ、リレー3
7の常開接点37aは開放され電磁弁16に通電
されない。従つて電磁弁16は第10図に示す状
態にあり、弁体16eは吐出圧力導入口16bを
開口しているので開閉弁115の弁体115aは
吐出圧力に押圧され、ポートPを閉塞している。
これにより圧縮機12の吐出容量は大容量(100
%の容量)の状態でフル運転を行う。
そして、蒸発器5の吹出空気温度が低下し、温
度感知器14のサーミスタ抵抗値R14がR14B以下
になるとコンパレータ出力35aは“L0”レベ
ルになる、これにより、トランジスタ40がオフ
することにより、トランジスタ41に適当なベー
スバイアスが印加されてオンし、リレー37の常
開接点37aが閉じ、電磁弁16に通電される。
従つて、電磁弁16の弁体16eはコイル16d
によつて吸引され、吐出圧力導入口16bを閉塞
するとともに吸入圧力導入口16aを開口するの
で、開閉弁115の弁体115aは、ばね115
bにより押圧され、ポートPを開口する。これに
より、圧縮機12の吐出容量は小容量(30〜50%
容量)に限定される。
吹出温度が更に低下して、温度感知器14のサ
ーミスタ抵抗値R14がR14D以下になるとコンパレ
ータ出力34aは“L0”レベルとなる。これに
よりトランジスタ38はオフするとともに、トラ
ンジスタ39のベースバイアスをカツトオフす
る。従つて、リレー20の常開接点20aは開放
状態となり、電磁クラツチ13が切れ圧縮機12
の運転が停止される。これにより室内空気の過冷
却と蒸発器5のフロストが防止される。
また、コンパレータ35後段のトランジスタ4
0のベースと本制御回路15のアース間、42
a,42bの手動操作による常開スイツチ42に
より、コンパレータ出力35aに関係なく大容量
運転時であつても圧縮機12を小容量運転に切替
制御することができる。すなわち常開接点42a
を閉じることによりトランジスタ40がオフし、
トランジスタ41に適当なベースバイアスが印加
されオンし、リレー37の常開接点37aが閉
じ、電磁弁16に通電される。従つて常開接点4
2aが使用者によつて閉状態になつている間、本
冷凍サイクルはコンパレータ出力35aに関係な
くコンパレータ出力34aが“Hi”レベルの時
は小容量運転、“L0”レベルの時は圧種機12の
運転が中止され、常開接点42aが開状態になれ
ば前記の冷凍サイクル制御機能を回復する。
上述のごとく本例では、蒸発器直後の空気温度
を感知し、その感知信号に応じて圧縮機容量を切
替え制御して、冷凍サイクルをその時の負荷に応
じた最適能力で作動させることができ、圧縮機の
消費動力を低減できるという効果が大であり、更
には圧縮機の断続使用による耐久性の低下や空気
音変動による冷房感の悪化といつた不具合も発生
せず、良好なる制御特性が得られるとともに、使
用者の意志あるいは、その他の条件に応じて、小
容量だけの運転の断続を行なうことができ、冷房
より省動力を優先したい場合(例えば加速時ある
いは登板時)には、エンジ負荷の低減に極めて効
果が大であり、省燃費とともに走行特性を向上さ
せることができる。
第11図は第5図に示す制御回路15の小容量
設定手段の他の一例を示す回路で、エンジンの回
転数からの信号を入力するものである。本例では
入力端子45は図には示していないエンジンの点
火コイル44の一次コイル44aの接地側に接続
され、エンジン回転数に応じた周波数の矩形波電
圧が印加されるようになつている。43aは周波
数−電圧変換回路で、コンデンサ46の両端電圧
(B点の電位)はエンジンの回転数の上昇ととも
に上昇する。47はコンパレータで、エンジン回
転数が所定回転数(例えば2000r・p・m)以下
になるとコンパレータ出力は“Hi”レベルとな
り所定回転数以上では“L0”レベルとなる。
この実施例の場合、エンジン回転数が2000r・
p・m以上の時は、コンパレータ出力47aは
“L0”レベルとなり、トランジスタ48はオフ
し、トランジスタ49はオンする。そのためエン
ジンからの信号は入力端子a(第5図)に入力さ
れる。これにより第5図においてトランジスタ4
0はオフし、トランジスタ41はオンする。従つ
てリレー87は通電し、常開接点37aが閉じ、
電磁弁16が作動して、圧縮機12の吐出容量は
小容量に設定される。この場合の本冷凍サイクル
の作動状態は第5図の手動操作スイツチ42の常
開接点42aを閉じた、場合と同様である。
エンジン回転数が2000rpm以下の時はコンパレ
ータ出力47aは“Hi”レベルとなりトランジ
スタ48はオンし、トランジスタ49はオフす
る。このためエンジンからの信号は入力端子a
(第5図)に入力されない。圧縮機12はコンパ
レータ出力34a,35aの各レベルに従つて前
記のごとく大容量←→小容量の切替制御と運転の断
続が行なわれる。
第12図ないし第15図は、第5図に示す制御
回路15の小容量設定手段の他の例を示す電気回
路である。
第12図は冷房能力に影響する要素に関連した
スイツチ50に連動されてトランジスタ51をオ
ンオフさせ、スイツチ50がオンした時にトラン
ジスタ51がオンし、スイツチ50の信号が第5
図に示す入力端子aに入力され、圧縮機12と吐
出容量を小容量に切替えるものである。かかるス
イツチとしては、ワイパー始動スイツチ、デフロ
スター入力スイツチ、ライト点灯スイツチ、スモ
ールライト点灯スイツチブロワーの小風量切替ス
イツチ等である。これらの2以上のスイツチと連
動させてもよい。これらのスイツチは、いずれも
日射が減少したりして車外からの熱伝達が少いこ
とを間接的に示したり、車内が比較的涼しいこと
を間接的に示すもので、冷房能力をさほど必要と
しない場合に相当する。
第13図は車速を検出する車輪回転検出アンプ
52の出力をトランジスタ53に入力し、車輪が
一定回転速度以上に増大したときにトランジスタ
58をオンさせ、第5図の入力端子aに信号を入
力させ圧縮機12の吐出量を小容量に設定するも
のである。なお車速はエンジンの回転数を間接的
にとらえたもので、一定速度以上の場合には冷房
能力が過剰となつている場合が多いことを考慮し
たものである。
第14図はホトダイオード54により直接日射
量を検出し、日射量が設定値以下になるとトラン
ジスタ55をオンさせ第5図の端子aに入力信号
を与え圧縮機12の吐出量を小容量に切り替える
ものである。日射量が減少すれば冷房負荷が小さ
くなり冷房能力も少くてよいとの配慮である。
上述のごとく本例では蒸発器直後の空気温度を
感知し、その感知信号に応じて、圧縮機容量を切
替え制御して、冷凍サイクルをその時の負荷に応
じた最適能力で作動させることができるととも
に、エンジン回転数等の冷房能力に影響する要素
の状態を感知し、自動的に圧縮機容量が小容量に
制御され、冷凍サイクルがその時の負荷に応じた
能力で作動するようにし、もつて圧縮機の消費動
力を低く抑え、しかも圧縮機の断続回数を減ら
し、空気温度の変動をなくし冷房感を向上させる
ものである。
なお、上述の実施例では、蒸発器直後の空気温
度を感知し、制御を行なつているが、蒸発器内冷
媒圧力、または動冷媒温度、または蒸発器フイン
或は冷媒配管の表面温度等を感知し、これを容量
制御のための制御信号としてもよい。
また、抵抗24等を外部より手動調整可能な可
変抵抗として、室温の設定温度を使用者が自由に
調整できるようにすれば、蒸発器のフロスト防止
以外に室温の温度制御の目的にも本発明を適用で
きる。
また同様に、本実施例では圧縮機容量を2段階
に制御しているが、圧縮機容量を3段階あるいは
連続制御とし、さらに細かな制御をするようにし
てもよいことは云うまでもない。
また、圧縮機12としてはベーン型に限らず、
斜板型等の他の型式も使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来周知の自動車用空調装置の冷凍サ
イクル図、第2図は第1図図示装置の能力制御回
路を示す電気回路図、第3図は従来周知の能力制
御方法による蒸発器内冷媒圧力と蒸発器直後の空
気温度の変化を示す特性図、第4図は本発明装置
の全体制御系統を示す構成図、第5図は本発明装
置の制御回路15の具体的構成を示す電気回路
図、第6図は第5図に示すコンパレータ34,3
5の作動特性図、第7図は本発明に用いる圧縮機
の一実施例を示す断面図、第8図は圧縮機内容量
可変部材の構成を示す断面図、第9図a,bは、
本発明に用いる圧縮機の容量可変機構を示す説明
図、第10図は本発明の一実施例で用いる電磁弁
の断面図、第11ないし第14図は制御回路15
に付加する小容量設定手段の回路図である。 5……蒸発器、12……圧縮機、13……電磁
クラツチ、14……温度感知器、15……制御回
路、17……駆動装置をなす電磁弁、18……可
変容量部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用エンジンの駆動力を受けて、冷媒の
    吸入・圧縮・吐出を行う圧縮機と、 前記エンジンからこの圧縮機への駆動力の伝
    達・非伝達を切り換える電磁クラツチと、 前記圧縮機の吐出容量を変化させる容量可変部
    材と、 この容量可変部材を駆動する駆動装置と、 蒸発器の冷却度合に関連する温度又は冷媒圧力
    を感知する感知手段と、 手動操作および冷房能力に影響する要素の状態
    の感知の少なくともいずれかにより、冷房能力に
    余裕が生じる状態を示す信号を出力する小容量設
    定手段と、 前記感知手段および前記小容量設定手段からの
    入力信号に基づいて前記駆動装置を作動させ前記
    圧縮機の吐出容量を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記感知手段からの入力信号
    に応じて前記駆動装置を作動させて前記圧縮機の
    吐出容量を制御し、 かつ、前記小容量設定手段からの入力信号によ
    り、前記感知手段からの入力信号による前記圧縮
    機の吐出容量設定にかかわらず、前記駆動装置を
    小容量側へ作動させ、前記圧縮機の吐出容量を小
    容量側へ変化させることを特徴とする自動車用冷
    凍サイクル制御装置。 2 前記制御手段が前記感知手段からの入力信号
    に応じて圧縮機吐出容量を20%〜50%、100%の
    2段階に制御するとともに、前記入力信号により
    前記電磁クラツチの断続を行ない、前記小容量設
    定手段からの入力により前記入力信号にかかわら
    ず、圧縮機の吐出容量を20%〜50%に制御するよ
    うに構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の制御装置。 3 前記小容量設定手段は、エンジン回転数が設
    定値以上に上昇した時に信号を発生するエンジン
    回転数検出手段よりなる特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の制御装置。 4 前記小容量設定手段が、車速が設定値以上に
    上昇した時信号を発生する車速検出手段よりなる
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の制御装
    置。 5 前記小容量設定手段は、日射量が決定値以下
    に低下した時信号を発生する日射量検出手段より
    なる特許請求の範囲第1項または第2項記載の制
    御装置。 6 前記小容量設定手段はワイパー始動スイツ
    チ、デフロスター入力スイツチ、ライト点灯スイ
    ツチ、スモールライト点灯スイツチ、ブロワーの
    少風量切替スイツチの1または2以上のスイツチ
    と連動して信号を発生する設定手段よりなる特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の制御装置。
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