JPH0332704B2 - - Google Patents
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- JPH0332704B2 JPH0332704B2 JP61149926A JP14992686A JPH0332704B2 JP H0332704 B2 JPH0332704 B2 JP H0332704B2 JP 61149926 A JP61149926 A JP 61149926A JP 14992686 A JP14992686 A JP 14992686A JP H0332704 B2 JPH0332704 B2 JP H0332704B2
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- air volume
- blower
- surging
- bypass
- duct
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は空気調和装置に関し、特にダクト端
末においてたとえばVAV(可変風量)ユニツトな
どで要求風量を調節し、その要求風量に応じて送
風機の回転数を制御するような、空気調和装置に
関する。
末においてたとえばVAV(可変風量)ユニツトな
どで要求風量を調節し、その要求風量に応じて送
風機の回転数を制御するような、空気調和装置に
関する。
(従来技術)
空気調和装置に用いられる送風機においては、
「サージング」が生じることが一般に知られてい
る。送風機のサージングとは、その扱い風量が或
る限度以下になつた場合、正規の流れ方向の空気
が羽根車の羽根間の流路に充満せず、失速状態に
なつたり、空気の逆流が生じたりして、空気流が
脈動し、不安定な運転状態になることをいう。送
風機に、このようなサージングが起これば、騒音
や振動が大きくなり、極端な場合には、羽根車の
軸受あるいはその羽根車や羽根自体の破損を惹起
する。
「サージング」が生じることが一般に知られてい
る。送風機のサージングとは、その扱い風量が或
る限度以下になつた場合、正規の流れ方向の空気
が羽根車の羽根間の流路に充満せず、失速状態に
なつたり、空気の逆流が生じたりして、空気流が
脈動し、不安定な運転状態になることをいう。送
風機に、このようなサージングが起これば、騒音
や振動が大きくなり、極端な場合には、羽根車の
軸受あるいはその羽根車や羽根自体の破損を惹起
する。
(発明が解決しようとする問題点)
従来、特に、たとえば本件出願人の出願に係る
同時係属中の特開昭61−41842号などに開示され
ているような、VAVユニツトを用いた空気調和
装置において、上述のような送風機のサージング
を防止する有効な装置はなかつた。
同時係属中の特開昭61−41842号などに開示され
ているような、VAVユニツトを用いた空気調和
装置において、上述のような送風機のサージング
を防止する有効な装置はなかつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、送風機
のサージングを有効に防止できる、新規な空気調
和装置を提供することである。
のサージングを有効に防止できる、新規な空気調
和装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、簡単にいえば、吸引口と吐出口と
を有する送風機と、送風機の吐出口に接続される
主ダクトと、主ダクトから分岐される複数の分岐
ダクトと、複数の分岐ダクトのそれぞれに設けら
れてその分岐ダクトの風量を調節するための風量
調節手段とを備え、風量調節手段の状態に応じて
送風機の回転数が制御される空気調和装置おい
て、主ダクトから分岐されて送風機の吸引口に接
続されるバイパスダクト、バイパスダクトに設け
られてそのバイパスダクトの風量を調節するため
のバイパス風量調節手段、送風機がサージング域
にあるか否かを検知する手段、および検知手段の
検知に応じてバイパス風量調節手段を制御するた
めの制御手段を備える、空気調和装置である。
を有する送風機と、送風機の吐出口に接続される
主ダクトと、主ダクトから分岐される複数の分岐
ダクトと、複数の分岐ダクトのそれぞれに設けら
れてその分岐ダクトの風量を調節するための風量
調節手段とを備え、風量調節手段の状態に応じて
送風機の回転数が制御される空気調和装置おい
て、主ダクトから分岐されて送風機の吸引口に接
続されるバイパスダクト、バイパスダクトに設け
られてそのバイパスダクトの風量を調節するため
のバイパス風量調節手段、送風機がサージング域
にあるか否かを検知する手段、および検知手段の
検知に応じてバイパス風量調節手段を制御するた
めの制御手段を備える、空気調和装置である。
(作用)
検知手段が、たとえば主ダクトに設けられた風
速センサからの信号や送風機の回転数を表す信号
などに基づいて、その回転数において送風機がサ
ージング域にあるかどうかを検知する。サージン
グ域にあることを検知した場合、その検知信号が
制御手段に与えられる。制御手段は、バイパス風
量調節手段を制御する。応じて、バイパスダクト
に送風機からの空気流が流れ、送風量が大きくな
り、送風機がサージング域を脱する。
速センサからの信号や送風機の回転数を表す信号
などに基づいて、その回転数において送風機がサ
ージング域にあるかどうかを検知する。サージン
グ域にあることを検知した場合、その検知信号が
制御手段に与えられる。制御手段は、バイパス風
量調節手段を制御する。応じて、バイパスダクト
に送風機からの空気流が流れ、送風量が大きくな
り、送風機がサージング域を脱する。
(発明の効果)
この発明によれば、簡単な構成で、送風機のサ
ージングを有効に防止することができる。
ージングを有効に防止することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例)
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
である。たとえばシロツコフアンのような送風機
10には、吸引口10aと吐出口10bとが形成
される。送風機10は、送風機モータ12によつ
て駆動される羽根車(図示せず)を含む。送風機
モータ12はその羽根車を駆動し、羽根車の回転
数は、回転制御手段たとえばインバータ14によ
つて制御される。
である。たとえばシロツコフアンのような送風機
10には、吸引口10aと吐出口10bとが形成
される。送風機10は、送風機モータ12によつ
て駆動される羽根車(図示せず)を含む。送風機
モータ12はその羽根車を駆動し、羽根車の回転
数は、回転制御手段たとえばインバータ14によ
つて制御される。
送風機10の吐出口10bには、主ダクト16
が接続され、この主ダクト16の端末には、複数
の分岐ダクト18,18,…が接続される。それ
ぞれの分岐ダクト18,18,…には、風量調節
手段として、ダンパ(図示せず)を有するVAV
ユニツト20,20,…が設けられる。
が接続され、この主ダクト16の端末には、複数
の分岐ダクト18,18,…が接続される。それ
ぞれの分岐ダクト18,18,…には、風量調節
手段として、ダンパ(図示せず)を有するVAV
ユニツト20,20,…が設けられる。
上述のインバータ14の周波数は、この分岐ダ
クト18に設けられたVAVユニツト20の開度
に基づいて制御される。すなわち、送風機10か
ら主ダクト16への送風量は、VAVユニツト2
0,20,…の開度に応じて制御される。このこ
とは、先に引用した特開昭61−41842号公報など
に詳しく開示されているところであり、したがつ
て、ここではVAVユニツト20の開度に応じた
送風機10の風量調節それ自体についての説明は
省略する。
クト18に設けられたVAVユニツト20の開度
に基づいて制御される。すなわち、送風機10か
ら主ダクト16への送風量は、VAVユニツト2
0,20,…の開度に応じて制御される。このこ
とは、先に引用した特開昭61−41842号公報など
に詳しく開示されているところであり、したがつ
て、ここではVAVユニツト20の開度に応じた
送風機10の風量調節それ自体についての説明は
省略する。
主ダクト16には、この主ダクト16を流れる
風量を検出するための風速センサ22が設けられ
る。この風速センサ22としては、同じく特開昭
61−41842号公報に開示されるようなカルマン渦
による風速センサが用いられてもよい。
風量を検出するための風速センサ22が設けられ
る。この風速センサ22としては、同じく特開昭
61−41842号公報に開示されるようなカルマン渦
による風速センサが用いられてもよい。
主ダクト16と送風機10の吸引口10aとの
間には、バイパスダクト24が接続される。この
バイパスダクト24は、送風機10にサージング
が生じたとき、送風機の風量が一定以下にならな
いように、主ダクト16から送風機10に別の空
気流通路を形成するためのものである。そして、
このバイパスダクト24には、VAVユニツト2
6のようなバイパス風量調節手段が設けられる。
VAVユニツト26には、その中に含まれるダン
パの開度を制御するためのダンパ駆動回路27が
設けられる。
間には、バイパスダクト24が接続される。この
バイパスダクト24は、送風機10にサージング
が生じたとき、送風機の風量が一定以下にならな
いように、主ダクト16から送風機10に別の空
気流通路を形成するためのものである。そして、
このバイパスダクト24には、VAVユニツト2
6のようなバイパス風量調節手段が設けられる。
VAVユニツト26には、その中に含まれるダン
パの開度を制御するためのダンパ駆動回路27が
設けられる。
システムには、さらに、サージング防止回路2
8が設けられる。このサージング防止回路28に
は、前述のインバータ14からの周波数信号が与
えられるとともに、風速センサ22からの信号が
与えられる。サージング防止回路28は、簡単に
いえば、インバータ14の周波数に基づいてその
ときの送風機10の回転数でのサージング域に入
る風量(この明細書では単に「サージング風量」
という場合もある)と、送風機10からの送風量
(実風量)とに基づいて、送風機10がサージン
グ域にあるかどうかを判断し、もしサージング域
にあれば、バイパスダクト24のVAVユニツト
26のダンパを開くように制御する。
8が設けられる。このサージング防止回路28に
は、前述のインバータ14からの周波数信号が与
えられるとともに、風速センサ22からの信号が
与えられる。サージング防止回路28は、簡単に
いえば、インバータ14の周波数に基づいてその
ときの送風機10の回転数でのサージング域に入
る風量(この明細書では単に「サージング風量」
という場合もある)と、送風機10からの送風量
(実風量)とに基づいて、送風機10がサージン
グ域にあるかどうかを判断し、もしサージング域
にあれば、バイパスダクト24のVAVユニツト
26のダンパを開くように制御する。
第3図を参照すると、横軸に風量が、縦軸に送
風機の静圧がそれぞれ示されている。送風機10
の形式によつて決まるサージングラインより左側
がサージング域であり、右側がサージングを生じ
ない領域である。この第3図では、送風機10の
最大回転数N0におけるサージライン上の風量が
最大風量Q0として示されている。送風機10は、
通常、VAVユニツト20,20,…(第1図)
の開度に応じて決まる或る回転数Nで駆動され
る。この回転数Nにおけるサージング風量が
“Q′”であり、回転数Nのときの実風量(これは
風速センサ22によつて知ることができる)が
“Q”である。因に、第3図の点Xは送風機10
がサージング域にある状態、すなわちQ′>Qの
状態を示している。
風機の静圧がそれぞれ示されている。送風機10
の形式によつて決まるサージングラインより左側
がサージング域であり、右側がサージングを生じ
ない領域である。この第3図では、送風機10の
最大回転数N0におけるサージライン上の風量が
最大風量Q0として示されている。送風機10は、
通常、VAVユニツト20,20,…(第1図)
の開度に応じて決まる或る回転数Nで駆動され
る。この回転数Nにおけるサージング風量が
“Q′”であり、回転数Nのときの実風量(これは
風速センサ22によつて知ることができる)が
“Q”である。因に、第3図の点Xは送風機10
がサージング域にある状態、すなわちQ′>Qの
状態を示している。
なお、バイパスダクト24より下流の主ダクト
16の実風量Q1はシステムに必要な風量であり、
バイパスダクト24の実風量Q2はQ=Q1+Q2に
よつて、結果的に制御される。
16の実風量Q1はシステムに必要な風量であり、
バイパスダクト24の実風量Q2はQ=Q1+Q2に
よつて、結果的に制御される。
第2図を参照してサージング防止回路28につ
いて詳しく説明すると、サージング防止回路28
は、インバータ14からの周波数信号を受信する
ためのインバータ周波数受信回路30を含む。こ
のインバータ周波数受信回路30は、そのときの
インバータの周波数に応じた、たとえば交流信号
を、フアン回転数演算回路32に与える。フアン
回転数演算回路32では、そのときのフアンの回
転数Nに応じたデータまたは信号を、サージング
風量すなわちQ′演算回路34に与える。
いて詳しく説明すると、サージング防止回路28
は、インバータ14からの周波数信号を受信する
ためのインバータ周波数受信回路30を含む。こ
のインバータ周波数受信回路30は、そのときの
インバータの周波数に応じた、たとえば交流信号
を、フアン回転数演算回路32に与える。フアン
回転数演算回路32では、そのときのフアンの回
転数Nに応じたデータまたは信号を、サージング
風量すなわちQ′演算回路34に与える。
Q演算回路34には、定数回路36および38
から、それぞれ、上述の最大サージング風量Q0
に相当するデータまたは信号、および最大回転数
N0に相当するデータまたは信号が与えられる。
そして、Q′演算回路34では、サージライン上
においてはQ0/N0=Q′/Nが成立するので、
Q′=(Q0/N0)×Nによつて、サージング風量
Q′を求める。
から、それぞれ、上述の最大サージング風量Q0
に相当するデータまたは信号、および最大回転数
N0に相当するデータまたは信号が与えられる。
そして、Q′演算回路34では、サージライン上
においてはQ0/N0=Q′/Nが成立するので、
Q′=(Q0/N0)×Nによつて、サージング風量
Q′を求める。
Q′演算回路34からのサージング風量Q′に相
当するデータまたは信号が、割算回路40に与え
られる。
当するデータまたは信号が、割算回路40に与え
られる。
一方、風速センサ22からの信号が、風速セン
サ受信回路42に与えられ、この風速センサ受信
回路42からは、風速に応じた電圧信号が出力さ
れる。そして、この信号が風量演算回路44に与
えられる。風速センサ22によつて求めた風速と
風量とは一定の関係にあり、したがつてこの風量
演算回路44は、その関係に従つて、実風量Qを
表すデータまたは信号を出力する。この実風量Q
を表すデータまたは信号が、前述の割算回路40
の他の入力として与えられる。
サ受信回路42に与えられ、この風速センサ受信
回路42からは、風速に応じた電圧信号が出力さ
れる。そして、この信号が風量演算回路44に与
えられる。風速センサ22によつて求めた風速と
風量とは一定の関係にあり、したがつてこの風量
演算回路44は、その関係に従つて、実風量Qを
表すデータまたは信号を出力する。この実風量Q
を表すデータまたは信号が、前述の割算回路40
の他の入力として与えられる。
割算回路40では、実風量Qとサージライン上
の風量Q′とのいずれが大きいかを判断するため
の割算(=Q/Q′)を行う。その結果が、比較
回路46および48のそれぞれに与えられる。
の風量Q′とのいずれが大きいかを判断するため
の割算(=Q/Q′)を行う。その結果が、比較
回路46および48のそれぞれに与えられる。
比較回路46においては、割算回路40におい
て計算されたQ/Q′が“1”未満であるかどう
かすなわちQ′>Qであるかどうかを判断する。
比較回路48では、Q/Q′が“1.1”より大きい
かどうか、すなわちQ/Q′≧1.1を判断する。
て計算されたQ/Q′が“1”未満であるかどう
かすなわちQ′>Qであるかどうかを判断する。
比較回路48では、Q/Q′が“1.1”より大きい
かどうか、すなわちQ/Q′≧1.1を判断する。
そして、比較回路46から信号が出力されると
きには、Q′>Q(Q/Q′<1)であり、したがつ
て送風機10がサージング域にあるので、バイパ
スダンパ開指令回路50に信号が与えられる。応
じて、このバイパスダンパ開指令回路50から、
ダンパ駆動回路27に、VAVユニツト26に含
まれるダンパ(図示せず)を開方向に制御するた
めの信号が出力される。もし、比較回路48から
信号が得られると、バイパスダンパ閉指令回路5
2に信号が与えられ、このバイパスダンパ閉指令
回路52からは、ダンパ駆動回路27に、VAV
ユニツト26に含まれるダンパを閉方向に制御す
るための信号が与えられる。
きには、Q′>Q(Q/Q′<1)であり、したがつ
て送風機10がサージング域にあるので、バイパ
スダンパ開指令回路50に信号が与えられる。応
じて、このバイパスダンパ開指令回路50から、
ダンパ駆動回路27に、VAVユニツト26に含
まれるダンパ(図示せず)を開方向に制御するた
めの信号が出力される。もし、比較回路48から
信号が得られると、バイパスダンパ閉指令回路5
2に信号が与えられ、このバイパスダンパ閉指令
回路52からは、ダンパ駆動回路27に、VAV
ユニツト26に含まれるダンパを閉方向に制御す
るための信号が与えられる。
なお、この実施例では、比較回路46ではQ/
Q′<1を検知し、比較回路48ではQ/Q′≧1.1
を検知するようにしている。そのため、2つの比
較回路46および48によつて、“0.1(=1.1−
1)”の不感帯が設定される。この不感帯は、バ
イパスダクト24のVAVユニツト26のダンパ
を頻繁に開閉することによつて生じる送風機10
の微小な負荷変動を可及的に防止するために設け
られている。したがつて、この不感帯において
は、いずれの指令回路50および52からも信号
が得られず、したがつて、そのときのVAVユニ
ツト26のダンパの開度はそのまま維持されるこ
とになる。
Q′<1を検知し、比較回路48ではQ/Q′≧1.1
を検知するようにしている。そのため、2つの比
較回路46および48によつて、“0.1(=1.1−
1)”の不感帯が設定される。この不感帯は、バ
イパスダクト24のVAVユニツト26のダンパ
を頻繁に開閉することによつて生じる送風機10
の微小な負荷変動を可及的に防止するために設け
られている。したがつて、この不感帯において
は、いずれの指令回路50および52からも信号
が得られず、したがつて、そのときのVAVユニ
ツト26のダンパの開度はそのまま維持されるこ
とになる。
動作において、送風機10がサージング域にな
い場合には、割算回路40における割算結果
“Q/Q′”は“1.1”より大きく(Q/Q′≧1)、
したがつて比較回路48から信号が出力される。
そのために、バイパスダンパ閉指令回路52か
ら、ダンパ駆動回路27に信号が与えられ、した
がつてバイパスダクト24に含まれるVAVユニ
ツト26のダンパは閉じられる。すなわち、第8
A図に示す正常運転の状態では、第8図の点Aで
示すように、実風量Qはサージング風量Q′より
大きく、したがつて、このときには、バイパスダ
クト24のVAVユニツト26のダンパは閉じら
れたままである。
い場合には、割算回路40における割算結果
“Q/Q′”は“1.1”より大きく(Q/Q′≧1)、
したがつて比較回路48から信号が出力される。
そのために、バイパスダンパ閉指令回路52か
ら、ダンパ駆動回路27に信号が与えられ、した
がつてバイパスダクト24に含まれるVAVユニ
ツト26のダンパは閉じられる。すなわち、第8
A図に示す正常運転の状態では、第8図の点Aで
示すように、実風量Qはサージング風量Q′より
大きく、したがつて、このときには、バイパスダ
クト24のVAVユニツト26のダンパは閉じら
れたままである。
たとえば、第1図における分岐ダクト18に含
まれるVAVユニツト20の一部または全部が閉
じられた場合を想定する。そうすると、システム
として必要な要求風量Q1が小さくなり、その要
求風量Q1に応じて、インバータ14が制御され、
送風機10からの送風量が小さくされるのである
が、この制御は、比較的長時間たとえば10〜15分
を必要とする。あまり急速応答可能なループにす
ると、制御のハンチングが生じるので、その程度
の応答速度に設定するのが一般的なのである。
まれるVAVユニツト20の一部または全部が閉
じられた場合を想定する。そうすると、システム
として必要な要求風量Q1が小さくなり、その要
求風量Q1に応じて、インバータ14が制御され、
送風機10からの送風量が小さくされるのである
が、この制御は、比較的長時間たとえば10〜15分
を必要とする。あまり急速応答可能なループにす
ると、制御のハンチングが生じるので、その程度
の応答速度に設定するのが一般的なのである。
ところが、VAVユニツト20の全閉状態は比
較的短時間たとえば2分以内に達成されてしま
い、その間もし何の制御も行わなければ、先に説
明したようにサージングを生じてしまうのであ
る。ところが、この実施例では、バイパスダクト
24を設けているために、そのようなサージング
を有効に防止できるのである。
較的短時間たとえば2分以内に達成されてしま
い、その間もし何の制御も行わなければ、先に説
明したようにサージングを生じてしまうのであ
る。ところが、この実施例では、バイパスダクト
24を設けているために、そのようなサージング
を有効に防止できるのである。
すなわち、多数の端末VAVユニツト20が同
時に全閉指令を受けたときや急激な負荷変動を生
じたときなどのように、端末VAVユニツト20
が急激な絞り動作(閉動作)に入つたものとし、
その状態での最終の目標風量を第8A図の点Cと
仮定する。このような状態では、インバータ14
の応答が遅いので、フアンの回転数Nしたがつて
サージング風量Q′が大きくなりすぎて、第8A
図の点Bで示すように、送風機10はサージング
域に入つてしまう。
時に全閉指令を受けたときや急激な負荷変動を生
じたときなどのように、端末VAVユニツト20
が急激な絞り動作(閉動作)に入つたものとし、
その状態での最終の目標風量を第8A図の点Cと
仮定する。このような状態では、インバータ14
の応答が遅いので、フアンの回転数Nしたがつて
サージング風量Q′が大きくなりすぎて、第8A
図の点Bで示すように、送風機10はサージング
域に入つてしまう。
詳しくいうと、VAVユニツト20の全部また
は一部が急激な全閉状態になると、システム全体
の要求風量Q1が小さくなり、したがつて送風機
10からの主ダクト16の実風量Qもまた小さく
なる。一方、インバータ14の周波数は、まだ完
全には制御されていないので、送風機10は
VAVユニツト20の全閉状態が生じる以前の回
転数で運転されている。したがつて、その回転数
Nにおけるサージング風量Q′が実風量Qより大
きくなつてしまうのである。
は一部が急激な全閉状態になると、システム全体
の要求風量Q1が小さくなり、したがつて送風機
10からの主ダクト16の実風量Qもまた小さく
なる。一方、インバータ14の周波数は、まだ完
全には制御されていないので、送風機10は
VAVユニツト20の全閉状態が生じる以前の回
転数で運転されている。したがつて、その回転数
Nにおけるサージング風量Q′が実風量Qより大
きくなつてしまうのである。
このような状態では、割算回路40における割
算結果“Q/Q′”が“1”より小さくなり、し
たがつて、比較回路46から信号が出力されて、
バイパスダンパ開指令回路50に与えられる。そ
して、このバイパスダンパ開指令回路50から、
ダンパ駆動回路27に信号が与えられ、バイパス
ダクト24に含まれるVAVユニツト26のダン
パが開方向に制御される。すなわち、バイパスダ
ンパ開指令回路50からの信号が与えられると、
VAVユニツト26に含まれるダンパが一定開度
だけ開かれる。
算結果“Q/Q′”が“1”より小さくなり、し
たがつて、比較回路46から信号が出力されて、
バイパスダンパ開指令回路50に与えられる。そ
して、このバイパスダンパ開指令回路50から、
ダンパ駆動回路27に信号が与えられ、バイパス
ダクト24に含まれるVAVユニツト26のダン
パが開方向に制御される。すなわち、バイパスダ
ンパ開指令回路50からの信号が与えられると、
VAVユニツト26に含まれるダンパが一定開度
だけ開かれる。
そして、VAVユニツト26のダンパ開度が不
十分な場合には、依然として比較回路46から信
号が出力され、さらに、VAVユニツト26のダ
ンパが一定開度だけ開かれる。そして、このよう
なVAVユニツト26の制御を繰り返し、やがて、
Q=Q′となり、割算回路40における結果
“Q/Q′”が“1”以上になる。そうすると、比
較回路46、したがつてバイパスダンパ開指令回
路50から信号が出力されなくなり、バイパスダ
クト24のVAVユニツト26はそのときの開度
状態を維持する。
十分な場合には、依然として比較回路46から信
号が出力され、さらに、VAVユニツト26のダ
ンパが一定開度だけ開かれる。そして、このよう
なVAVユニツト26の制御を繰り返し、やがて、
Q=Q′となり、割算回路40における結果
“Q/Q′”が“1”以上になる。そうすると、比
較回路46、したがつてバイパスダンパ開指令回
路50から信号が出力されなくなり、バイパスダ
クト24のVAVユニツト26はそのときの開度
状態を維持する。
すなわち、送風機10のサージング域では、こ
のように、Q/Q′=1(Q=Q′)となるまで、バ
イパスダンパ開指令回路50からの信号によつ
て、バイパスダクト24のVAVユニツト26の
ダンパが開方向に駆動され続ける。その後、Q=
Q′となると、すなわち送風機10の回転数Nが
低下してそのサージング風量Q′が小さくなり、
先に小さくなつた実風量Qと等しくなると、つま
り第8B図に示すように、点Bが点Dに移行する
と、バイパスダンパの開動作が停止される。
のように、Q/Q′=1(Q=Q′)となるまで、バ
イパスダンパ開指令回路50からの信号によつ
て、バイパスダクト24のVAVユニツト26の
ダンパが開方向に駆動され続ける。その後、Q=
Q′となると、すなわち送風機10の回転数Nが
低下してそのサージング風量Q′が小さくなり、
先に小さくなつた実風量Qと等しくなると、つま
り第8B図に示すように、点Bが点Dに移行する
と、バイパスダンパの開動作が停止される。
端末のVAVユニツト20,20,…の状態に
応じて、図示しない制御回路によつて、インバー
タ14が徐々に制御され、やがて送風機10の回
転数Nが低下して、Q′=(Q0/N0)×Nで与えら
れるサージング風量Q′が小さくなる。そうする
と、割算回路40における割算結果“Q/Q′”
が“1.1”を超えることになり、比較回路48か
ら信号が出力される。応じて、バイパスダンパ閉
指令回路52から、ダンパ駆動回路27に信号が
与えられ、バイパスダクト24に含まれるVAV
ユニツト26のダンパが、一定開度だけ閉じられ
る。
応じて、図示しない制御回路によつて、インバー
タ14が徐々に制御され、やがて送風機10の回
転数Nが低下して、Q′=(Q0/N0)×Nで与えら
れるサージング風量Q′が小さくなる。そうする
と、割算回路40における割算結果“Q/Q′”
が“1.1”を超えることになり、比較回路48か
ら信号が出力される。応じて、バイパスダンパ閉
指令回路52から、ダンパ駆動回路27に信号が
与えられ、バイパスダクト24に含まれるVAV
ユニツト26のダンパが、一定開度だけ閉じられ
る。
換言すると、インバータ14の制御によつて、
さらに送風機10の回転数が下がると、目標の抵
抗曲線が第8C図で示すように低いために、実風
量Qはサージング風量Q′よりも大きくなり、第
8C図で示すように、先の点Dが点Eに移行す
る。送風機10の回転数がさらに低下され、実風
量Qは、第8D図に示すように点Eから移行し、
やがて最初に設定した目標風量すなわち第8A図
で示す点Cになる。そうすると、回転数が低下し
た状態での正常運転状態に入り、送風機10はサ
ージング域を脱する。
さらに送風機10の回転数が下がると、目標の抵
抗曲線が第8C図で示すように低いために、実風
量Qはサージング風量Q′よりも大きくなり、第
8C図で示すように、先の点Dが点Eに移行す
る。送風機10の回転数がさらに低下され、実風
量Qは、第8D図に示すように点Eから移行し、
やがて最初に設定した目標風量すなわち第8A図
で示す点Cになる。そうすると、回転数が低下し
た状態での正常運転状態に入り、送風機10はサ
ージング域を脱する。
送風機10がサージング域を脱出すると、
VAVユニツト26のダンパは、先に説明したよ
うに、全閉状態となる。すなわち、、第8C図の
点Eにおいて、Q/Q′≧1.1であれば、Q/Q′=
1.1となるまで、バイパスダンパ閉指令回路52
から信号が出力されてバイパスダクト24に含ま
れるVAVユニツト26のダンパが閉じられるの
である。
VAVユニツト26のダンパは、先に説明したよ
うに、全閉状態となる。すなわち、、第8C図の
点Eにおいて、Q/Q′≧1.1であれば、Q/Q′=
1.1となるまで、バイパスダンパ閉指令回路52
から信号が出力されてバイパスダクト24に含ま
れるVAVユニツト26のダンパが閉じられるの
である。
上述の説明から、不感帯においては、いずれの
比較回路46および48からも出力が得られず、
バイパスダンパ(VAVユニツト26)は、その
ときの状態のままであることは、十分理解されよ
う。
比較回路46および48からも出力が得られず、
バイパスダンパ(VAVユニツト26)は、その
ときの状態のままであることは、十分理解されよ
う。
第4図は第2図実施例の好ましい回路例を示す
回路図である。フアン回転数演算回路32は、図
示しないが、インバータ周波数受信回路30から
の周波数信号を、たとえば積分するなどして、た
とえば第5図に示すように、最大回転数N0にお
ける電圧信号の大きさがたとえば10Vであるとす
ると、通常10V以下のそのときのフアン回転数に
応じた電圧を出力する。この回転数Nを表す電圧
が、Q′演算回路34に与えられる。
回路図である。フアン回転数演算回路32は、図
示しないが、インバータ周波数受信回路30から
の周波数信号を、たとえば積分するなどして、た
とえば第5図に示すように、最大回転数N0にお
ける電圧信号の大きさがたとえば10Vであるとす
ると、通常10V以下のそのときのフアン回転数に
応じた電圧を出力する。この回転数Nを表す電圧
が、Q′演算回路34に与えられる。
演算回路34は、演算増幅器34aを含み、回
転数Nに応じた電圧信号が演算増幅器34aの
(−)端子に与えられる。演算増幅器34aの
(+)端子には、抵抗34bおよび34cによつ
て決まる所定電圧が与えられる。また、演算増幅
器34aの(−)端子と出力端子との間には、帰
還抵抗34dが接続される。したがつて、この演
算増幅器34aは、全体として、反転増幅器とし
て構成される。上述の抵抗34b〜34dが第1
図の定数回路36および38として作用する。し
たがつて、このQ′演算回路34の出力、すなわ
ち演算増幅器34aの出力は、たとえば第6図に
示すように、フアン回転数演算回路32からの電
圧信号を反転したたとえば10V〜0Vまでの電圧
のサージング風量Q′を表す信号として出力され
る。
転数Nに応じた電圧信号が演算増幅器34aの
(−)端子に与えられる。演算増幅器34aの
(+)端子には、抵抗34bおよび34cによつ
て決まる所定電圧が与えられる。また、演算増幅
器34aの(−)端子と出力端子との間には、帰
還抵抗34dが接続される。したがつて、この演
算増幅器34aは、全体として、反転増幅器とし
て構成される。上述の抵抗34b〜34dが第1
図の定数回路36および38として作用する。し
たがつて、このQ′演算回路34の出力、すなわ
ち演算増幅器34aの出力は、たとえば第6図に
示すように、フアン回転数演算回路32からの電
圧信号を反転したたとえば10V〜0Vまでの電圧
のサージング風量Q′を表す信号として出力され
る。
一方、風速センサ受信回路42から、主ダクト
16の風速に応じた0V〜10Vまでの電圧信号が
与えられる。この電圧信号は、風量演算回路44
に含まれるコンバータ44aによつて、実風量Q
を表す電圧信号として出力される。すなわち、風
量演算回路44では、コンバータ44aによつ
て、風速センサ受信回路42からの電圧信号が、
所定の比例関係を有する実風量Qの電圧たとえば
0V〜10Vの信号に変換される。
16の風速に応じた0V〜10Vまでの電圧信号が
与えられる。この電圧信号は、風量演算回路44
に含まれるコンバータ44aによつて、実風量Q
を表す電圧信号として出力される。すなわち、風
量演算回路44では、コンバータ44aによつ
て、風速センサ受信回路42からの電圧信号が、
所定の比例関係を有する実風量Qの電圧たとえば
0V〜10Vの信号に変換される。
そして、Q′演算回路32からのサージング風
量Q′に相当する電圧信号VQ′と、風量演算回路4
4からの実風量Qに相当する電圧信号とが、割算
回路40を構成するそれぞれの抵抗40aおよび
40bに与えられる。割算回路40は、この実施
例では平均回路として構成され、電圧信号VQお
よびVQに基づいて、(VQ+VQ′)/2=VQ/Q′の演
算を行う。
量Q′に相当する電圧信号VQ′と、風量演算回路4
4からの実風量Qに相当する電圧信号とが、割算
回路40を構成するそれぞれの抵抗40aおよび
40bに与えられる。割算回路40は、この実施
例では平均回路として構成され、電圧信号VQお
よびVQに基づいて、(VQ+VQ′)/2=VQ/Q′の演
算を行う。
割算回路40からの電圧VQ/Qは、比較回路46
に含まれる演算増幅器46aの(−)端子および
比較回路48に含まれる演算増幅器48aの
(+)端子にそれぞれ与えられる。演算増幅器4
6aの(+)端子には、抵抗46bおよび46c
によつて決まる一定電圧たとえば5Vが与えられ
る。同じように、演算増幅器48aの(−)端子
には、抵抗48bおよび48cによつて決まる一
定電圧たとえば5.5Vが与えられる。すなわち、
比較回路46の演算増幅器46aは、入力電圧
VQ/Q′が5Vより小さいかどうかを判断する。逆
に、比較回路48の演算増幅器48aは、与えら
れる電圧VQ/Q′が5.5Vより大きいかどうかを判断
する。
に含まれる演算増幅器46aの(−)端子および
比較回路48に含まれる演算増幅器48aの
(+)端子にそれぞれ与えられる。演算増幅器4
6aの(+)端子には、抵抗46bおよび46c
によつて決まる一定電圧たとえば5Vが与えられ
る。同じように、演算増幅器48aの(−)端子
には、抵抗48bおよび48cによつて決まる一
定電圧たとえば5.5Vが与えられる。すなわち、
比較回路46の演算増幅器46aは、入力電圧
VQ/Q′が5Vより小さいかどうかを判断する。逆
に、比較回路48の演算増幅器48aは、与えら
れる電圧VQ/Q′が5.5Vより大きいかどうかを判断
する。
比較回路46からの出力はバイパスダンパ開指
令回路すなわちリレー50に与えられ、比較回路
48の出力はバイパスダンパ閉指令回路すなわち
リレー52に与えられる。
令回路すなわちリレー50に与えられ、比較回路
48の出力はバイパスダンパ閉指令回路すなわち
リレー52に与えられる。
リレー50の接点50aは、ダンパ駆動回路2
7(第1図)に含まれるダンパ開モータ27aの
駆動回路に介挿される。同じように、リレー52
の接点52aは、ダンパ駆動回路27のダンパ閉
モータ27bの駆動回路に介挿される。したがつ
て、リレレー50がオンされると、その接点50
aがオンし、ダンパ開モータ27aが駆動され
て、バイパスダクト24に含まれるVAVユニツ
ト26のダンパが開方向に駆動される。もし、リ
レー52がオンされると、接点52aがオンし、
ダンパ閉モータ27bが駆動されて、そのVAV
ユニツト26のダンパは閉方向に駆動される。
7(第1図)に含まれるダンパ開モータ27aの
駆動回路に介挿される。同じように、リレー52
の接点52aは、ダンパ駆動回路27のダンパ閉
モータ27bの駆動回路に介挿される。したがつ
て、リレレー50がオンされると、その接点50
aがオンし、ダンパ開モータ27aが駆動され
て、バイパスダクト24に含まれるVAVユニツ
ト26のダンパが開方向に駆動される。もし、リ
レー52がオンされると、接点52aがオンし、
ダンパ閉モータ27bが駆動されて、そのVAV
ユニツト26のダンパは閉方向に駆動される。
第9図はこの発明の他の実施例を示すブロツク
図である。この実施例では、バイパスダクト24
より下流側の主ダクト16に風速センサ54が設
けられ、バイパスダクト24にも風速センサ56
が設けられる。そして、これら2つの風速センサ
54および56からの信号が、インバータ14か
らの周波数信号とともに、サージング防止回路2
8′に与えられる。
図である。この実施例では、バイパスダクト24
より下流側の主ダクト16に風速センサ54が設
けられ、バイパスダクト24にも風速センサ56
が設けられる。そして、これら2つの風速センサ
54および56からの信号が、インバータ14か
らの周波数信号とともに、サージング防止回路2
8′に与えられる。
この実施例のサージング防止回路28′には、
第10図に示すように、風速センサ54からの信
号を受信する風速センサ受信回路58と、風速セ
ンサ56からの信号を受信する風速センサ受信回
路60とが設けられる。そして、風速センサ受信
回路58からのデータまたは信号が、たとえば第
4図に示すような風量演算回路62に与えられ、
風速センサ受信回路60からのデータまたは信号
が、風量演算回路64に与えられる。風速センサ
54は主ダクト16に設けられているため、風量
演算回路62の出力はシステムに必要な実風量
Q1に相当する。また、風速センサ56はバイパ
スダクト24に設けられているため、風量演算回
路64からの出力はバイパスダクト24を通る実
風量Q2に相当する。この実施例は、このバイパ
スダクト24の実風量Q2を利用する。
第10図に示すように、風速センサ54からの信
号を受信する風速センサ受信回路58と、風速セ
ンサ56からの信号を受信する風速センサ受信回
路60とが設けられる。そして、風速センサ受信
回路58からのデータまたは信号が、たとえば第
4図に示すような風量演算回路62に与えられ、
風速センサ受信回路60からのデータまたは信号
が、風量演算回路64に与えられる。風速センサ
54は主ダクト16に設けられているため、風量
演算回路62の出力はシステムに必要な実風量
Q1に相当する。また、風速センサ56はバイパ
スダクト24に設けられているため、風量演算回
路64からの出力はバイパスダクト24を通る実
風量Q2に相当する。この実施例は、このバイパ
スダクト24の実風量Q2を利用する。
第10図において、先の実施例と同じような
Q′演算回路34からの信号は、Q2′演算回路66
に与えられる。このQ2′演算回路66は、システ
ムに必要な風量Q1とそのときのサージング風量
Q′とに基づいて、Q2′(=Q′−Q1)を演算する。
Q′演算回路34からの信号は、Q2′演算回路66
に与えられる。このQ2′演算回路66は、システ
ムに必要な風量Q1とそのときのサージング風量
Q′とに基づいて、Q2′(=Q′−Q1)を演算する。
そして、このQ2′演算回路66からのデータま
たは信号が、割算回路40′に与えられ、この割
算回路40′において、Q2/Q2′の演算が行われ、
その結果が2つの比較回路46′および48′にそ
れぞれ与えられる。比較回路46′および48′で
は、割算回路40′の結果“Q2/Q2′”が、“1”
より小さいか、および“1.1”より大きいかをそ
れぞれ比較する。そして、これら比較回路46′
および48′の出力は、先の実施例と同じように、
それぞれ、バイパスダンパ開指令回路50および
バイパスダンパ閉指令回路52に与えられる。
たは信号が、割算回路40′に与えられ、この割
算回路40′において、Q2/Q2′の演算が行われ、
その結果が2つの比較回路46′および48′にそ
れぞれ与えられる。比較回路46′および48′で
は、割算回路40′の結果“Q2/Q2′”が、“1”
より小さいか、および“1.1”より大きいかをそ
れぞれ比較する。そして、これら比較回路46′
および48′の出力は、先の実施例と同じように、
それぞれ、バイパスダンパ開指令回路50および
バイパスダンパ閉指令回路52に与えられる。
このようにして、第9図および第10図に示す
実施例では、先の実施例がバイパスダクト24が
分岐されるより上流側の主ダクト16からの送風
量ないし実風量Qを求め、その実風量QからQ=
Q1+Q2の式に従つて、結果的にバイパスダクト
24の実風量Q2を求めるようにしたのに対して、
それぞれ個別の風速センサ54および56によつ
て、バイパスダクト24が分岐されるより下流側
の主ダクト16における実風量Q1およびバイパ
スダクト24の実風量Q2を個別に求めることが
できる。
実施例では、先の実施例がバイパスダクト24が
分岐されるより上流側の主ダクト16からの送風
量ないし実風量Qを求め、その実風量QからQ=
Q1+Q2の式に従つて、結果的にバイパスダクト
24の実風量Q2を求めるようにしたのに対して、
それぞれ個別の風速センサ54および56によつ
て、バイパスダクト24が分岐されるより下流側
の主ダクト16における実風量Q1およびバイパ
スダクト24の実風量Q2を個別に求めることが
できる。
上述の第9図および第10図実施例によれば、
バイパスダクト24を流れる実風量Q2が検出さ
れるので、第1図および第2図に示す先の実施例
に比べてその制御精度を一層向上できる。
バイパスダクト24を流れる実風量Q2が検出さ
れるので、第1図および第2図に示す先の実施例
に比べてその制御精度を一層向上できる。
なお、上述の実施例はいずれもたとえば第4図
に示すように、デイスクリートな回路を用いて構
成した。しかしながら、この発明を実施するため
に、マイクロコンピユータやそれのためのプログ
ラムによつて制御するようにしてもよいことは、
勿論である。
に示すように、デイスクリートな回路を用いて構
成した。しかしながら、この発明を実施するため
に、マイクロコンピユータやそれのためのプログ
ラムによつて制御するようにしてもよいことは、
勿論である。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
である。第2図は第1図実施例におけるサージン
グ防止回路の一例を示すブロツク図である。第3
図は送風機のサージング域を説明するためのグラ
フであり、横軸に風量を、縦軸に送風機の静圧
を、それぞれ示す。第4図は第2図実施例の具体
的な回路例を示す回路図である。第5図はフアン
回転数演算回路の動作を説明するためのグラフで
ある。第6図はQ′演算回路の動作を説明するた
めのグラフである。第7図は風量演算回路の動作
を説明するためのグラフである。第8A図〜第8
D図はサージング防止動作を説明するためのグラ
フである。第9図はこの発明の他の実施例を示す
ブロツク図である。第10図は第9図実施例のサ
ージング防止回路の一例を示すブロツク図であ
る。 図において、10は送風機、14はインバー
タ、16は主ダクト、18は分岐ダクト、20は
端末VAVユニツト、22,54,56は風速セ
ンサ、24はバイパスダクト、26はバイパス用
VAVユニツト、28,28′はサージング防止回
路を示す。
である。第2図は第1図実施例におけるサージン
グ防止回路の一例を示すブロツク図である。第3
図は送風機のサージング域を説明するためのグラ
フであり、横軸に風量を、縦軸に送風機の静圧
を、それぞれ示す。第4図は第2図実施例の具体
的な回路例を示す回路図である。第5図はフアン
回転数演算回路の動作を説明するためのグラフで
ある。第6図はQ′演算回路の動作を説明するた
めのグラフである。第7図は風量演算回路の動作
を説明するためのグラフである。第8A図〜第8
D図はサージング防止動作を説明するためのグラ
フである。第9図はこの発明の他の実施例を示す
ブロツク図である。第10図は第9図実施例のサ
ージング防止回路の一例を示すブロツク図であ
る。 図において、10は送風機、14はインバー
タ、16は主ダクト、18は分岐ダクト、20は
端末VAVユニツト、22,54,56は風速セ
ンサ、24はバイパスダクト、26はバイパス用
VAVユニツト、28,28′はサージング防止回
路を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸引口と吐出口とを有する送風機と、送風機
の吐出口に接続される主ダクトと、主ダクトから
分岐される複数の分岐ダクトと、複数の分岐ダク
トのそれぞれに設けられてその分岐ダクトの風量
を調整するための風量調節手段とを備え、風量調
節手段の状態に応じて送風機の回転数が制御され
る空気調和装置において、 前記主ダクトから分岐されて前記送風機の前記
吸引口に接続されるバイパスダクト、 前記バイパスダクトに設けられてそのバイパス
ダクトの風量を調節するためのバイパス風量調節
手段、 前記送風機の回転数Nとと最大回転数N0とそ
の最大回転数のときのサージング風量Q0とに基
づいて、回転数Nにおけるサージング風量Q′を、
Q′=(Q0/N0)×Nで演算する手段と、前記バイ
パスダクトが分岐されるより上流側の前記主ダク
トに設けられる風速センサと、前記風速センサか
らの風速を風量に変換し実風量Qを求める手段
と、前記サージング風量Q′と前記実風量Qとに
基づいて比較するための手段とを含み、前記送風
機がサージング域にあるか否かを検知するための
検知手段、および 前記検知手段の検知に応じて前記バイパス風量
調節手段を制御するための制御手段を備えること
を特徴とする、空気調和装置。 2 吸引口と吐出口とを有する送風機と、送風機
の吐出口に接続される主ダクトと、主ダクトから
分岐される複数の分岐ダクトと、複数の分岐ダク
トのそれぞれに設けられてその分岐ダクトの風量
を調整するための風量調節手段とを備え、風量調
節手段の状態に応じて送風機の回転数が制御され
る空気調和装置において、 前記主ダクトから分岐されて前記送風機の前記
吸引口に接続されるバイパスダクト、 前記バイパスダクトに設けられてそのバイパス
ダクトの風量を調節するためのバイパス風量調節
手段、 前記送風機の回転数Nと最大回転数N0とその
最大回転数のときのサージング風量Q0とに基づ
いて、回転数Nにおけるサージング風量Q′を、
Q′=(Q0/N0)×Nで演算する手段と、前記バイ
パスダクトが分岐されるより下流側の前記主ダク
トに設けられる第1の風速センサと、前記バイパ
スダクトに設けられる第2の風速センサと、前記
送風機のサージング風量Q′と前記第1の風速セ
ンサに基づく前記主ダクトの実風量Q1とに基づ
いてQ2′(=Q′−Q1)を演算するための演算手段
と、前記第2の風速センサに基づく前記バイパス
ダクトの実風量Q2と前記Q2′とを比較する手段と
を含み、前記送風機がサージング域にあるか否か
を検知するための検知手段、および 前記検知手段の検知に応じて前記バイパス風量
調節手段を制御するための制御手段を備えること
を特徴とする、空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149926A JPS636334A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149926A JPS636334A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636334A JPS636334A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0332704B2 true JPH0332704B2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=15485594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61149926A Granted JPS636334A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS636334A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04131655A (ja) * | 1990-09-20 | 1992-05-06 | Kyodo Kogyo Kk | 集中式空気調和装置 |
| EP2524174A1 (en) * | 2010-01-12 | 2012-11-21 | Carrier Corporation | Variable air volume system |
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| JP6938263B2 (ja) * | 2017-07-26 | 2021-09-22 | 株式会社Ihi回転機械エンジニアリング | 乾燥システムおよび乾燥方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6141842A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-28 | Kubota Ltd | 空調システム |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP61149926A patent/JPS636334A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636334A (ja) | 1988-01-12 |
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