JPH0332865B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332865B2 JPH0332865B2 JP19365683A JP19365683A JPH0332865B2 JP H0332865 B2 JPH0332865 B2 JP H0332865B2 JP 19365683 A JP19365683 A JP 19365683A JP 19365683 A JP19365683 A JP 19365683A JP H0332865 B2 JPH0332865 B2 JP H0332865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sliding
- brush
- alloy material
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
本発明は、摺動接点装置に係り、特にそれを構
成するブラシとコンミテータ又はスリツプリング
の材料の改良に関する。 従来の摺動接点装置は、Au68〜72重量%、Pt3
〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12〜16重量%、
Ni0.1〜2重量%の合金材料にて構成したブラシ
と、Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料にて構成し
たコンミテータ又はブラシとを組合わせて成るも
のである。 ところで、この摺動接点装置のブラシは、前述
の如き合金材料より構成されているので、コンミ
テータ又はスリツプリングとの摺動時に軟化して
凝着しやすいため、耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生
じ易く接触抵抗が不安定となつていた。 一方、コンミテータ又はスリツプリングは、
Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料により構成さ
れ、ブラシとの摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に
劣るものであつた。 本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたも
のであり、ブラシの耐摩耗性及び接触抵抗特性を
向上させ、コンミテータ又はスリツプリングの耐
摩耗性を向上させた摺動接点装置を提供せんとす
るものである。 本発明の摺動接点装置は、組成比でAu68〜72
重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12
〜16重量%、Ni0.1〜2重量%のAu−Pt−Ag−
Cu−Niが95〜99.5重量%及び残部がW、V及び
Taの少なくとも1種を合計で0.5〜5重量%から
成る合金材料にて構成したブラシと、Ag−Cu3
〜12重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量%
以下の合金材料にて構成したコンミテータ又はス
リツプリングとを組合わせて成るものである。 本発明の摺動接点装置に於いて、ブラシを組成
比でAu68〜72重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12
重量%、Cu12〜16重量%、Ni0.1〜2重量%の
Au−Pt−Ag−Cu−Niが95〜99.5重量%及び残
部がW、V及びTaの少なくとも1種を合計で0.5
〜5重量%から成る合金材料にて構成した理由
は、前記Au−Pt−Ag−Cu−Niの合金材料の接
触抵抗特性及び耐摩耗性を向上すべく軟化温度を
高めて摺動時の凝着を抑制する為で、0.5重量%
未満ではその効果を発揮できず、5.0重量%を超
えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が高
くなり、その上不安定となるものである。また
Au、Pt、Ag、Cu、Niの含有量は、前記従来の
合金材料の組成比に変更を加えない範囲とするこ
とにより、従来の合金材料の特性は損なわれるこ
となく発揮されることとなるものである。 コンミテータ又はスリツプリングを、Ag−
Cu3〜12重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重
量%以下の合金材料にて構成した理由は、ブラシ
との摺動時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させ
る為で、Cuの含有量が3重量%未満ではその効
果が得られず、12重量%を超えると摺動時に発生
する酸化物の量が多くなりすぎて接触抵抗が高く
不安定になり、Cdの含有量が5重量%を超える
とこれが酸化Cdとなつた際、接触抵抗が高くな
り、耐摩耗性が劣下するものである。従つて、
Cuの含有量は3〜12重量%、Cdの含有量は5重
量%を超えないようにしたものである。 次に本発明による摺動接点装置の具体的な実施
例と従来例について説明する。 下記の表−1の左欄に示す成分組成の実施例及
び従来例の合金材料より成る線径0.7mmのブラシ
線材を各々長さ8mmに切断し、2本並列させて一
端を幅10mm、長さ13mm、厚さ0.2mmの台材に溶接
し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成してブラ
シを作つた。一方下記の表−1の右欄に示す成分
組成の実施例及び従来例の合金材料により成る厚
さ0.5mmの板材を打抜いて直径50mmのスリツプリ
ングを作つた。然してこれらブラシ及びスリツプ
リングを夫々組合わせて摺動接点装置を作り、
夫々ブラシをスリツプリングに接触させ、スリツ
プリングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺
動試験を行ない、ブラシ及びスリツプリングの摩
耗量と接触抵抗を測定した処、下記の表−2に示
すような結果を得た。 試験条件 電 流:直流0.6A 電 圧:12V 負 荷:抵抗負荷 回転数:1000回転/分 周 速:130〜120m/min 接触圧:100g 接触時間:7時間
成するブラシとコンミテータ又はスリツプリング
の材料の改良に関する。 従来の摺動接点装置は、Au68〜72重量%、Pt3
〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12〜16重量%、
Ni0.1〜2重量%の合金材料にて構成したブラシ
と、Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料にて構成し
たコンミテータ又はブラシとを組合わせて成るも
のである。 ところで、この摺動接点装置のブラシは、前述
の如き合金材料より構成されているので、コンミ
テータ又はスリツプリングとの摺動時に軟化して
凝着しやすいため、耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生
じ易く接触抵抗が不安定となつていた。 一方、コンミテータ又はスリツプリングは、
Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料により構成さ
れ、ブラシとの摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に
劣るものであつた。 本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたも
のであり、ブラシの耐摩耗性及び接触抵抗特性を
向上させ、コンミテータ又はスリツプリングの耐
摩耗性を向上させた摺動接点装置を提供せんとす
るものである。 本発明の摺動接点装置は、組成比でAu68〜72
重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12
〜16重量%、Ni0.1〜2重量%のAu−Pt−Ag−
Cu−Niが95〜99.5重量%及び残部がW、V及び
Taの少なくとも1種を合計で0.5〜5重量%から
成る合金材料にて構成したブラシと、Ag−Cu3
〜12重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量%
以下の合金材料にて構成したコンミテータ又はス
リツプリングとを組合わせて成るものである。 本発明の摺動接点装置に於いて、ブラシを組成
比でAu68〜72重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12
重量%、Cu12〜16重量%、Ni0.1〜2重量%の
Au−Pt−Ag−Cu−Niが95〜99.5重量%及び残
部がW、V及びTaの少なくとも1種を合計で0.5
〜5重量%から成る合金材料にて構成した理由
は、前記Au−Pt−Ag−Cu−Niの合金材料の接
触抵抗特性及び耐摩耗性を向上すべく軟化温度を
高めて摺動時の凝着を抑制する為で、0.5重量%
未満ではその効果を発揮できず、5.0重量%を超
えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が高
くなり、その上不安定となるものである。また
Au、Pt、Ag、Cu、Niの含有量は、前記従来の
合金材料の組成比に変更を加えない範囲とするこ
とにより、従来の合金材料の特性は損なわれるこ
となく発揮されることとなるものである。 コンミテータ又はスリツプリングを、Ag−
Cu3〜12重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重
量%以下の合金材料にて構成した理由は、ブラシ
との摺動時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させ
る為で、Cuの含有量が3重量%未満ではその効
果が得られず、12重量%を超えると摺動時に発生
する酸化物の量が多くなりすぎて接触抵抗が高く
不安定になり、Cdの含有量が5重量%を超える
とこれが酸化Cdとなつた際、接触抵抗が高くな
り、耐摩耗性が劣下するものである。従つて、
Cuの含有量は3〜12重量%、Cdの含有量は5重
量%を超えないようにしたものである。 次に本発明による摺動接点装置の具体的な実施
例と従来例について説明する。 下記の表−1の左欄に示す成分組成の実施例及
び従来例の合金材料より成る線径0.7mmのブラシ
線材を各々長さ8mmに切断し、2本並列させて一
端を幅10mm、長さ13mm、厚さ0.2mmの台材に溶接
し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成してブラ
シを作つた。一方下記の表−1の右欄に示す成分
組成の実施例及び従来例の合金材料により成る厚
さ0.5mmの板材を打抜いて直径50mmのスリツプリ
ングを作つた。然してこれらブラシ及びスリツプ
リングを夫々組合わせて摺動接点装置を作り、
夫々ブラシをスリツプリングに接触させ、スリツ
プリングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺
動試験を行ない、ブラシ及びスリツプリングの摩
耗量と接触抵抗を測定した処、下記の表−2に示
すような結果を得た。 試験条件 電 流:直流0.6A 電 圧:12V 負 荷:抵抗負荷 回転数:1000回転/分 周 速:130〜120m/min 接触圧:100g 接触時間:7時間
【表】
【表】
【表】
上記の表−2で明らかなように実施例1〜12の
摺動接点装置のブラシとスリツプリングは、夫々
従来例1、2の摺動接点のブラシとスリツプリン
グに比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗は一段
と低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜12の摺動接点装置のブラシを構成して
いる合金材料が、摺動時にW、V、Taの添加に
よつて軟化温度が高くなり摺動時の凝着が抑制さ
れ、耐摩耗性が向上し、接触抵抗が一段と低く安
定するからに他ならない。また実施例1〜12の摺
動接点装置のスリツプリングを構成している合金
材料のCuによつて摺動時の粘着性が高くなるの
が抑えられて耐摩耗性が向上しているからに他な
らない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点装置は、従
来の摺動接点装置に比べブラシとコンミテータ又
はスリツプリングの耐摩耗性が著しく優れてい
て、摩耗粉の発生量が極めて少なく、また接触抵
抗についても一段と低く安定しているので、従来
の摺動接点装置にとつて代わることのできる画期
的なものと云える。
摺動接点装置のブラシとスリツプリングは、夫々
従来例1、2の摺動接点のブラシとスリツプリン
グに比し摩耗量が著しく少なく、接触抵抗は一段
と低く安定していることが判る。これはひとえに
実施例1〜12の摺動接点装置のブラシを構成して
いる合金材料が、摺動時にW、V、Taの添加に
よつて軟化温度が高くなり摺動時の凝着が抑制さ
れ、耐摩耗性が向上し、接触抵抗が一段と低く安
定するからに他ならない。また実施例1〜12の摺
動接点装置のスリツプリングを構成している合金
材料のCuによつて摺動時の粘着性が高くなるの
が抑えられて耐摩耗性が向上しているからに他な
らない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点装置は、従
来の摺動接点装置に比べブラシとコンミテータ又
はスリツプリングの耐摩耗性が著しく優れてい
て、摩耗粉の発生量が極めて少なく、また接触抵
抗についても一段と低く安定しているので、従来
の摺動接点装置にとつて代わることのできる画期
的なものと云える。
Claims (1)
- 1 組成比でAu68〜72重量%、Pt3〜7重量%、
Ag8〜12重量%、Cu12〜16重量%、Ni0.1〜2重
量%のAu−Pt−Ag−Cu−Niが95〜99.5重量%
及び残部がW、V及びTaの少なくとも1種を合
計で0.5〜5重量%から成る合金材料にて構成し
たブラシと、Ag−Cu3〜12重量%又はAg−Cu3
〜12重量%−Cd5重量%以下の合金材料にて構成
したコンミテータ又はスリツプリングとを組合わ
せて成る摺動接点装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19365683A JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19365683A JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6084783A JPS6084783A (ja) | 1985-05-14 |
| JPH0332865B2 true JPH0332865B2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=16311573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19365683A Granted JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6084783A (ja) |
-
1983
- 1983-10-17 JP JP19365683A patent/JPS6084783A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6084783A (ja) | 1985-05-14 |