JPH0334455B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334455B2 JPH0334455B2 JP27448084A JP27448084A JPH0334455B2 JP H0334455 B2 JPH0334455 B2 JP H0334455B2 JP 27448084 A JP27448084 A JP 27448084A JP 27448084 A JP27448084 A JP 27448084A JP H0334455 B2 JPH0334455 B2 JP H0334455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polycyanoaryl ether
- molecular weight
- average molecular
- number average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polyethers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は優れた耐熱性並びに機械的強度を備え
たポリシアノアリールエーテルの延伸フイルムに
関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年、電気機器或いは電子機器の小型・軽量化
に伴なつて、これらの機器に使用されるフイルム
素材の耐熱性並びに機械的強度も一層優れたもの
が要求されている。 かかる要求に応えるべく、従来はポリエステル
などの延伸フイルムが用いられている。ところ
が、このようなフイルムはいずれも産業用フイル
ムとしての要求を充分に満足しているとは言い難
く、そのため、更に耐熱性並びに機械的強度を備
えたフイルムの要請が強い。 〔発明の目的〕 本発明は従来のかかる要請に応え、特定の構造
を有するポリシアノアリールエーテルから得られ
る耐熱性並びに機械的強度に優れた延伸フイルム
の提供を目的とする。 〔発明の概要〕 本発明のポリシアノアリールエーテルの延伸フ
イルムは、 次式: で示される繰り返し単位を80モル%以上含有し、
かつ、数平均分子量が30000〜90000であるポリシ
アノアリールエーテルよりなるフイルムが、延伸
倍率2倍以上に延伸されてなることを特徴とす
る。 本発明において、フイルム素材として使用され
るポリシアノアリールエーテル重合体は、ジハロ
ゲノベンゾニトリルとハイドロキノンおよび必要
に応じて他の二価フエノールを溶媒およびアルカ
リの存在下で重縮合反応させることにより容易に
調製することができる。この重合体は上記式
()で示される繰り返し単位を有し、その末端
は、−H、−X、
たポリシアノアリールエーテルの延伸フイルムに
関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 近年、電気機器或いは電子機器の小型・軽量化
に伴なつて、これらの機器に使用されるフイルム
素材の耐熱性並びに機械的強度も一層優れたもの
が要求されている。 かかる要求に応えるべく、従来はポリエステル
などの延伸フイルムが用いられている。ところ
が、このようなフイルムはいずれも産業用フイル
ムとしての要求を充分に満足しているとは言い難
く、そのため、更に耐熱性並びに機械的強度を備
えたフイルムの要請が強い。 〔発明の目的〕 本発明は従来のかかる要請に応え、特定の構造
を有するポリシアノアリールエーテルから得られ
る耐熱性並びに機械的強度に優れた延伸フイルム
の提供を目的とする。 〔発明の概要〕 本発明のポリシアノアリールエーテルの延伸フ
イルムは、 次式: で示される繰り返し単位を80モル%以上含有し、
かつ、数平均分子量が30000〜90000であるポリシ
アノアリールエーテルよりなるフイルムが、延伸
倍率2倍以上に延伸されてなることを特徴とす
る。 本発明において、フイルム素材として使用され
るポリシアノアリールエーテル重合体は、ジハロ
ゲノベンゾニトリルとハイドロキノンおよび必要
に応じて他の二価フエノールを溶媒およびアルカ
リの存在下で重縮合反応させることにより容易に
調製することができる。この重合体は上記式
()で示される繰り返し単位を有し、その末端
は、−H、−X、
【式】
【式】又は
参考例(ポリシアノアリールエーテルの製造)
内容積5のオートクレーブに、ハイドロキノ
ン136g(1.24モル)、2,6−ジクロロベンゾニ
トリル215g(1.25モル)、炭酸カリウム207g
(1.5モル)、スルホラン2.5、トルエン1.5を仕
込み、アルゴン気流中160℃で1時間半、200℃に
おいて2時間反応させた。重合反応の終了後、大
量の水を注入して粉末状のポリシアノアリールエ
ーテルを得た。得られた重合体はさらに熱水とメ
タノールにより洗浄した。この結果、重合体の収
率は95%であり、このものの数平均分子量は
44000であつた。また、この重合体の熱的性質は、
ガラス転移温度が180℃、融点が340℃、熱分解開
始温度が520℃(空気中)であつた。 なお、数平均分子量の測定は、ポリシアノアリ
ールエーテルのN−メチルピロリドンを溶媒とす
る70mg/dl濃度の溶液について135℃における高
温ゲルパーミエーシヨン・クロマトグラフイー法
を適用して測定し、ポリスチレン換算により求め
た。 実施例 1 上記参考例で得られたポリシアノアリールエー
テルをペレタイザーによりペレツト化した後、真
空乾燥し、390℃においてプレス成形することに
より、肉厚0.3mm、たて、よことも120mmの透明な
フイルムを得た。このフイルムを210℃において
延伸倍率4倍となるよう自由端一軸延伸した。つ
いで、延伸フイルムを緊張下に260℃において1
分間熱固定した。このようにして得られた一軸延
伸フイルムを機械的性質を表に示した。 実施例 2 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量38000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを390℃でプレス成形して得た肉厚0.3mm、たて
よこいずれも120mmの透明フイルムを用いて、同
時二軸延伸した。延伸温度は220℃であり、延伸
倍率はたてよこ方向とも2.5倍とした。ついで、
延伸フイルムを緊張下260℃において1分間熱固
定した。得られた延伸フイルムの機械的性質を表
に示した。 実施例 3 上記参考例と同様の方法で製造した数平均分子
量44000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて、実施例2と同様の二軸延伸をおこな
つた。この場合の延伸倍率はたて、よこ方向とも
3倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性質
を表に示した。 実施例 4 上記参考例1と同様な方法で製造した数平均分
子量49000のポリシアノアリールエーテルのペレ
ツトを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこな
つた。この場合の延伸倍率は、たて、よこ方向と
も4倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性
質を表に示した。 実施例 5 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量57000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこなつ
た。この場合の延伸倍率は、たてよこ方向とも2
倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性質を
表に示した。 比較例 1 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量24000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いてプレスフイルムを作成した。このフイ
ルムは二軸延伸の途上で破断し、延伸不可能であ
つた。 比較例 2 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量28000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこなつ
た。この場合、延伸性が不良で延伸倍率はたてよ
ことも1.2倍とした。得られたフイルムの機械的
性質を表に示した。 比較例 3 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量95000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いてプレスフイルムの作成を試みたが均質
なフイルムの成形が困難であつた。 参照例 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量44000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを延伸を行なわずにそのまま使用して機械的性
質を測定した。その結果を表に示した。
ン136g(1.24モル)、2,6−ジクロロベンゾニ
トリル215g(1.25モル)、炭酸カリウム207g
(1.5モル)、スルホラン2.5、トルエン1.5を仕
込み、アルゴン気流中160℃で1時間半、200℃に
おいて2時間反応させた。重合反応の終了後、大
量の水を注入して粉末状のポリシアノアリールエ
ーテルを得た。得られた重合体はさらに熱水とメ
タノールにより洗浄した。この結果、重合体の収
率は95%であり、このものの数平均分子量は
44000であつた。また、この重合体の熱的性質は、
ガラス転移温度が180℃、融点が340℃、熱分解開
始温度が520℃(空気中)であつた。 なお、数平均分子量の測定は、ポリシアノアリ
ールエーテルのN−メチルピロリドンを溶媒とす
る70mg/dl濃度の溶液について135℃における高
温ゲルパーミエーシヨン・クロマトグラフイー法
を適用して測定し、ポリスチレン換算により求め
た。 実施例 1 上記参考例で得られたポリシアノアリールエー
テルをペレタイザーによりペレツト化した後、真
空乾燥し、390℃においてプレス成形することに
より、肉厚0.3mm、たて、よことも120mmの透明な
フイルムを得た。このフイルムを210℃において
延伸倍率4倍となるよう自由端一軸延伸した。つ
いで、延伸フイルムを緊張下に260℃において1
分間熱固定した。このようにして得られた一軸延
伸フイルムを機械的性質を表に示した。 実施例 2 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量38000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを390℃でプレス成形して得た肉厚0.3mm、たて
よこいずれも120mmの透明フイルムを用いて、同
時二軸延伸した。延伸温度は220℃であり、延伸
倍率はたてよこ方向とも2.5倍とした。ついで、
延伸フイルムを緊張下260℃において1分間熱固
定した。得られた延伸フイルムの機械的性質を表
に示した。 実施例 3 上記参考例と同様の方法で製造した数平均分子
量44000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて、実施例2と同様の二軸延伸をおこな
つた。この場合の延伸倍率はたて、よこ方向とも
3倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性質
を表に示した。 実施例 4 上記参考例1と同様な方法で製造した数平均分
子量49000のポリシアノアリールエーテルのペレ
ツトを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこな
つた。この場合の延伸倍率は、たて、よこ方向と
も4倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性
質を表に示した。 実施例 5 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量57000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこなつ
た。この場合の延伸倍率は、たてよこ方向とも2
倍とした。得られた延伸フイルムの機械的性質を
表に示した。 比較例 1 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量24000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いてプレスフイルムを作成した。このフイ
ルムは二軸延伸の途上で破断し、延伸不可能であ
つた。 比較例 2 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量28000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いて実施例2と同様の二軸延伸をおこなつ
た。この場合、延伸性が不良で延伸倍率はたてよ
ことも1.2倍とした。得られたフイルムの機械的
性質を表に示した。 比較例 3 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量95000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを用いてプレスフイルムの作成を試みたが均質
なフイルムの成形が困難であつた。 参照例 上記参考例と同様な方法で製造した数平均分子
量44000のポリシアノアリールエーテルのペレツ
トを延伸を行なわずにそのまま使用して機械的性
質を測定した。その結果を表に示した。
以上の説明から明らかなように、本発明のポリ
シアノアリールエーテルの延伸フイルムは充分な
耐熱性を有するとともに、破断強度、伸び、弾性
率などの機械的強度も従来のものと比べて極めて
大きい優れた延伸フイルムであるため、電気・電
子機器用フイルム素材としての工業的価値は大で
ある。
シアノアリールエーテルの延伸フイルムは充分な
耐熱性を有するとともに、破断強度、伸び、弾性
率などの機械的強度も従来のものと比べて極めて
大きい優れた延伸フイルムであるため、電気・電
子機器用フイルム素材としての工業的価値は大で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式: で示される繰り返し単位を80モル%以上含有し、
かつ、数平均分子量が、30000〜90000であるポリ
シアノアリールエーテルよりなるフイルム成形体
が延伸倍率2倍以上に延伸されてなることを特徴
とするポリシアノアリールエーテルの延伸フイル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27448084A JPS61154923A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | ポリシアノアリ−ルエ−テルの延伸フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27448084A JPS61154923A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | ポリシアノアリ−ルエ−テルの延伸フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61154923A JPS61154923A (ja) | 1986-07-14 |
| JPH0334455B2 true JPH0334455B2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=17542275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27448084A Granted JPS61154923A (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | ポリシアノアリ−ルエ−テルの延伸フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61154923A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2023188842A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP27448084A patent/JPS61154923A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61154923A (ja) | 1986-07-14 |
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