JPH0334497B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334497B2 JPH0334497B2 JP57177119A JP17711982A JPH0334497B2 JP H0334497 B2 JPH0334497 B2 JP H0334497B2 JP 57177119 A JP57177119 A JP 57177119A JP 17711982 A JP17711982 A JP 17711982A JP H0334497 B2 JPH0334497 B2 JP H0334497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluoro
- rubber
- fluororubber
- composition
- vinylidene fluoride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、フツ素ゴム組成物に関し、更に詳しく
は炭素繊維を配合したフツ素ゴム組成物に関す
る。 加硫可能なフツ素ゴム組成物に充填材としてカ
ーボンブラツクを配合することは従来から行われ
ている。しかしこれだけでは得られたフツ素ゴム
加硫成形品は1013Ω−cm程度の体積固有抵抗値し
か示さないので導電性が要求される用途には使用
できない。そこで、加硫成形品に導電性を与える
ためにフツ素ゴム組成物に黒鉛、導電性カーボン
ブラツク、金属粉体(フアイバー状のものも含
む)、導電性表面処理した無機粉体をを配合する
ことが考えられる。 しかし、通常の導電性カーボンブラツクなどを
使用する場合は、フツ素ゴム加工時におけるロー
ル混合などの機械的剪断力を受けて導電性カーボ
ンブラツクのストラクチヤーが破壊され、フツ素
ゴム加硫成形品に十分な導電性を与えることがで
きない。そこで導電性を十分なものとするために
多量に配合すると、導電性はともかく、加硫ゴム
が硬くなり、ゴム特性が失われる。 金属などのコーテイングにより導電性表面処理
した無機粉体を使用する場合、十分な導電性を与
える為には多量に配合しなければならず、比重の
大きいゴムとなり、ゴムの復元性も劣る。 この様に、上述の従来の導電性充填材では満足
な導電性フツ素ゴム組成物を得ることはできな
い。 本発明者らは、より効果的な導電性フツ素ゴム
組成物を得べく研究を重ねた結果、導電性充填材
として炭素繊維を用いることにより、多くの要求
を満足する組成物が得られることを見い出し、本
発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の要旨は、加硫可能なフツ素
ゴム組成物に炭素繊維および要すれば導電性処理
された無機物質ならびに/または導電性カーボン
を配合したことを特徴とするフツ素ゴム組成物に
存する。 本発明の組成物に用いるフツ素ゴムとは、加硫
可能なフツ素ゴムならばいずれでもよい。 本発明においてフツ素ゴムとは、フツ素化され
た弾性状重合体であり、従来公知のフツ素ゴムは
いずれも含まれ、代表的なフツ素ゴムとしては、
ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レン系、ビニリデンフルオライド/テトラフルオ
ロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン系、ビニ
リデンフルオライド/クロロトリフルオロエチレ
ン系、テトラフルオロエチレン/プロピレン系、
ヘキサフルオロプロピレン/エチレン系、パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル(複数個のエーテ
ル結合を含むものも包含する)/オレフイン(テ
トラフルオロエチレン、エチレンなど)系、フル
オロシリコン系、フルオロフオスフアゼン系など
のフツ素ゴムが挙げられ、またこれらフツ素ゴム
のあるものは加硫反応性を高めるためにそのポリ
マー鎖にヨウ素原子や臭素原子を結合するもの
(例えば特開昭53−125491号、特公昭53−4115号、
特願昭57−130781号を参照)であつても良い。 この様なフツ素ゴムには数平均分子量500〜
20000の液状フツ素ゴムを併用して組成物の硬さ
や伸びを調節することができる。 低分子量の液状フツ素ゴムとしては、上記の対
応ゴムが挙げられ、前記加硫可能なフツ素ゴム
100重量部に対して2〜50重量部の割合で用いら
れる。 加硫剤としてのパーオキサイド化合物は、パー
オキシラジカルとポリマーラジカルとに対して反
応活性を有するものであれば原則的に有効であつ
て、特に種類は制限されない。好ましいものとし
ては、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソ
シアヌレート、トリアクリルホルマール、トリア
リルトリメリテート、N,N′−m−フエニレン
ビスマレイミド、ジプロパルギルテレフタレー
ト、ジアリルフタレート、テトラアリルテレフタ
ールアミド、トリアリルホスフエート、ヘキサフ
ルオロトリアリルイソシアヌレート、N−メチル
テトラフルオロジアリルイソシアヌレートが挙げ
られる。これらは前記加硫可能なフツ素ゴム100
重量部に対して0.1〜10重量部の割合で用いられ
る。 パーオキサイド化合物により加硫する場合、ラ
ジカル官能で加硫に寄与する多官能性化合物(た
とえばCH2=CH-、CH2=CH-CH2-、CF2=CF
を少くとも2個含む化合物、好ましくはジアルキ
ルタイプの化合物。)を前記加硫可能なフツ素ゴ
ム100重量部に対して0.5〜10重量部の割合で配合
することができる。 フツ素ゴムとしては、ポリアミン加硫またはポ
リオール加硫可能なフツ素ゴムも好ましく用いら
れる。 炭素繊維のうち、市販のものの多くは集束剤を
使用しているため、そのまま使用すると発泡等の
原因になりやすい。炭素繊維としては、原料にア
クリロニトリルを用いたものが好ましく、寸法と
しては長さ0.1〜5mmで、長さ/直径の比が少く
とも10であるものが好ましい。 炭素繊維の配合割合は、所望の体積固有抵抗値
によつて定められるが、フツ素ゴム100重量部に
対して1〜300重量部配合すれば、10-1〜1013Ω-
cmの範囲で体積固有抵抗値を変化させることがで
き、ほぼすべての導電性用途に応用できる。 本発明の組成物には、炭素繊維に加えて、前記
導電性処理された無機物質および/または導電性
カーボンを適宜配合することができ、これにより
導電性を損うことなくフツ素ゴムの機械的物性を
改良することができる。 この様な無機物質の例としては、金属またはそ
の酸化物、具体的には亜鉛華などが挙げられる。 これらの他の導電性充填材は、フツ素ゴム100
重量部に対して好ましくは5〜20重量部の割合で
配合される。 さらに、本発明の組成物には他の通常の添加剤
を目的に応じて適宜加えることができる。 本発明の組成物は、上記各成分を通常の方法に
より混合、混練して、あるいはケトン類溶剤で溶
液にして調製することができる。 加硫は、加硫剤の種類に応じ、適当な通常の方
法で行うことができる。 本発明の組成物は、導電性材料として炭素繊維
を含有しているため、導電性と共に熱伝導性も有
し、得られた加硫ゴムの比重は低く、ゴム表面の
非固着性すぐれている。 次に実施例および比較例を示し、本発明を具体
的に説明する。 実施例1〜6および比較例1〜3 フツ素ゴムとしてビニリデンフルオライド/ヘ
キサフルオロプロペン弾性状共重合体(実施例1
〜6、比較例1〜3を用い、第1表に示す組成の
フツ素ゴム組成物を調製した。 各組成物の物性を第2表に示す。 次に、各組成物から板状試験ピース(150mm×
15mm×2mm)を作成し、第2表に示す条件で加硫
した後、常態物性を測定した。結果を第2表に示
す。
は炭素繊維を配合したフツ素ゴム組成物に関す
る。 加硫可能なフツ素ゴム組成物に充填材としてカ
ーボンブラツクを配合することは従来から行われ
ている。しかしこれだけでは得られたフツ素ゴム
加硫成形品は1013Ω−cm程度の体積固有抵抗値し
か示さないので導電性が要求される用途には使用
できない。そこで、加硫成形品に導電性を与える
ためにフツ素ゴム組成物に黒鉛、導電性カーボン
ブラツク、金属粉体(フアイバー状のものも含
む)、導電性表面処理した無機粉体をを配合する
ことが考えられる。 しかし、通常の導電性カーボンブラツクなどを
使用する場合は、フツ素ゴム加工時におけるロー
ル混合などの機械的剪断力を受けて導電性カーボ
ンブラツクのストラクチヤーが破壊され、フツ素
ゴム加硫成形品に十分な導電性を与えることがで
きない。そこで導電性を十分なものとするために
多量に配合すると、導電性はともかく、加硫ゴム
が硬くなり、ゴム特性が失われる。 金属などのコーテイングにより導電性表面処理
した無機粉体を使用する場合、十分な導電性を与
える為には多量に配合しなければならず、比重の
大きいゴムとなり、ゴムの復元性も劣る。 この様に、上述の従来の導電性充填材では満足
な導電性フツ素ゴム組成物を得ることはできな
い。 本発明者らは、より効果的な導電性フツ素ゴム
組成物を得べく研究を重ねた結果、導電性充填材
として炭素繊維を用いることにより、多くの要求
を満足する組成物が得られることを見い出し、本
発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の要旨は、加硫可能なフツ素
ゴム組成物に炭素繊維および要すれば導電性処理
された無機物質ならびに/または導電性カーボン
を配合したことを特徴とするフツ素ゴム組成物に
存する。 本発明の組成物に用いるフツ素ゴムとは、加硫
可能なフツ素ゴムならばいずれでもよい。 本発明においてフツ素ゴムとは、フツ素化され
た弾性状重合体であり、従来公知のフツ素ゴムは
いずれも含まれ、代表的なフツ素ゴムとしては、
ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レン系、ビニリデンフルオライド/テトラフルオ
ロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン系、ビニ
リデンフルオライド/クロロトリフルオロエチレ
ン系、テトラフルオロエチレン/プロピレン系、
ヘキサフルオロプロピレン/エチレン系、パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル(複数個のエーテ
ル結合を含むものも包含する)/オレフイン(テ
トラフルオロエチレン、エチレンなど)系、フル
オロシリコン系、フルオロフオスフアゼン系など
のフツ素ゴムが挙げられ、またこれらフツ素ゴム
のあるものは加硫反応性を高めるためにそのポリ
マー鎖にヨウ素原子や臭素原子を結合するもの
(例えば特開昭53−125491号、特公昭53−4115号、
特願昭57−130781号を参照)であつても良い。 この様なフツ素ゴムには数平均分子量500〜
20000の液状フツ素ゴムを併用して組成物の硬さ
や伸びを調節することができる。 低分子量の液状フツ素ゴムとしては、上記の対
応ゴムが挙げられ、前記加硫可能なフツ素ゴム
100重量部に対して2〜50重量部の割合で用いら
れる。 加硫剤としてのパーオキサイド化合物は、パー
オキシラジカルとポリマーラジカルとに対して反
応活性を有するものであれば原則的に有効であつ
て、特に種類は制限されない。好ましいものとし
ては、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソ
シアヌレート、トリアクリルホルマール、トリア
リルトリメリテート、N,N′−m−フエニレン
ビスマレイミド、ジプロパルギルテレフタレー
ト、ジアリルフタレート、テトラアリルテレフタ
ールアミド、トリアリルホスフエート、ヘキサフ
ルオロトリアリルイソシアヌレート、N−メチル
テトラフルオロジアリルイソシアヌレートが挙げ
られる。これらは前記加硫可能なフツ素ゴム100
重量部に対して0.1〜10重量部の割合で用いられ
る。 パーオキサイド化合物により加硫する場合、ラ
ジカル官能で加硫に寄与する多官能性化合物(た
とえばCH2=CH-、CH2=CH-CH2-、CF2=CF
を少くとも2個含む化合物、好ましくはジアルキ
ルタイプの化合物。)を前記加硫可能なフツ素ゴ
ム100重量部に対して0.5〜10重量部の割合で配合
することができる。 フツ素ゴムとしては、ポリアミン加硫またはポ
リオール加硫可能なフツ素ゴムも好ましく用いら
れる。 炭素繊維のうち、市販のものの多くは集束剤を
使用しているため、そのまま使用すると発泡等の
原因になりやすい。炭素繊維としては、原料にア
クリロニトリルを用いたものが好ましく、寸法と
しては長さ0.1〜5mmで、長さ/直径の比が少く
とも10であるものが好ましい。 炭素繊維の配合割合は、所望の体積固有抵抗値
によつて定められるが、フツ素ゴム100重量部に
対して1〜300重量部配合すれば、10-1〜1013Ω-
cmの範囲で体積固有抵抗値を変化させることがで
き、ほぼすべての導電性用途に応用できる。 本発明の組成物には、炭素繊維に加えて、前記
導電性処理された無機物質および/または導電性
カーボンを適宜配合することができ、これにより
導電性を損うことなくフツ素ゴムの機械的物性を
改良することができる。 この様な無機物質の例としては、金属またはそ
の酸化物、具体的には亜鉛華などが挙げられる。 これらの他の導電性充填材は、フツ素ゴム100
重量部に対して好ましくは5〜20重量部の割合で
配合される。 さらに、本発明の組成物には他の通常の添加剤
を目的に応じて適宜加えることができる。 本発明の組成物は、上記各成分を通常の方法に
より混合、混練して、あるいはケトン類溶剤で溶
液にして調製することができる。 加硫は、加硫剤の種類に応じ、適当な通常の方
法で行うことができる。 本発明の組成物は、導電性材料として炭素繊維
を含有しているため、導電性と共に熱伝導性も有
し、得られた加硫ゴムの比重は低く、ゴム表面の
非固着性すぐれている。 次に実施例および比較例を示し、本発明を具体
的に説明する。 実施例1〜6および比較例1〜3 フツ素ゴムとしてビニリデンフルオライド/ヘ
キサフルオロプロペン弾性状共重合体(実施例1
〜6、比較例1〜3を用い、第1表に示す組成の
フツ素ゴム組成物を調製した。 各組成物の物性を第2表に示す。 次に、各組成物から板状試験ピース(150mm×
15mm×2mm)を作成し、第2表に示す条件で加硫
した後、常態物性を測定した。結果を第2表に示
す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプ
ロピレン系、ビニリデンフルオライド/テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン系、
ビニリデンフルオライド/クロロトリフルオロエ
チレン系、テトラフルオロエチレン/プロピレン
系、ヘキサフルオロプロピレン/エチレン系、パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル/オレフイン
系、フルオロシリコン系およびフルオロフオスフ
アゼン系フツ素ゴムから選ばれる少なくとも1種
をフツ素ゴムとして含む加硫可能なフツ素ゴム組
成物に炭素繊維および要すれば導電性処理された
無機物質ならびに/または導電性カーボンを配合
したことを特徴とするフツ素ゴム組成物。 2 数平均分子量500〜20000の液状フツ素ゴムを
さらに配合した特許請求の範囲第1項記載の組成
物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17711982A JPS5966442A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | フツ素ゴム組成物 |
| EP83109600A EP0107793A1 (en) | 1982-09-29 | 1983-09-27 | Carbon fiber-containing fluoroelastomer composition |
| US06/536,964 US4491536A (en) | 1982-09-29 | 1983-09-29 | Carbon fiber-containing fluoroelastomer composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17711982A JPS5966442A (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | フツ素ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5966442A JPS5966442A (ja) | 1984-04-14 |
| JPH0334497B2 true JPH0334497B2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=16025491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17711982A Granted JPS5966442A (ja) | 1982-09-29 | 1982-10-07 | フツ素ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5966442A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0645724B2 (ja) * | 1985-03-23 | 1994-06-15 | 旭化成工業株式会社 | 炭素質繊維複合樹脂組成物 |
| JP2635253B2 (ja) * | 1991-10-29 | 1997-07-30 | 日東紡績株式会社 | 短繊維含有ポリマー組成物およびポリマー組成物の電気抵抗制御方法 |
| JP3277571B2 (ja) * | 1992-10-02 | 2002-04-22 | 日本メクトロン株式会社 | 低硬度フッ素ゴム組成物 |
| JP5338679B2 (ja) * | 2007-12-06 | 2013-11-13 | ダイキン工業株式会社 | 過酸化物加硫可能な導電性含フッ素エラストマー組成物 |
| JP5642527B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2014-12-17 | 三菱電線工業株式会社 | 搬送ローラ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5269956A (en) * | 1975-12-09 | 1977-06-10 | Asahi Glass Co Ltd | Fluorine-containing copolymer compositions |
| JPS56165938A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-19 | Sharp Corp | Optical scanner |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP17711982A patent/JPS5966442A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5966442A (ja) | 1984-04-14 |
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