JPH0334673B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334673B2
JPH0334673B2 JP56111808A JP11180881A JPH0334673B2 JP H0334673 B2 JPH0334673 B2 JP H0334673B2 JP 56111808 A JP56111808 A JP 56111808A JP 11180881 A JP11180881 A JP 11180881A JP H0334673 B2 JPH0334673 B2 JP H0334673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
semiconductor layer
layered body
silicon
junction element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56111808A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5814579A (ja
Inventor
Katsumi Murase
Yoshihito Amamya
Yoshihiko Mizushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP56111808A priority Critical patent/JPS5814579A/ja
Publication of JPS5814579A publication Critical patent/JPS5814579A/ja
Publication of JPH0334673B2 publication Critical patent/JPH0334673B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D8/00Diodes
    • H10D8/50PIN diodes 

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、第1の導電型を有する第1の半導体
層状体と、その第1の半導体層状体上にPN接合
を介して配された第1の導電型とは逆の第2の導
電型を有する第2の半導体層状体とを具備する
PN接合素子の改良に関する。
斯種PN接合素子として従来、第1図に示す如
き、例えばN型の第1の半導体層状体1と、その
半導体層状体1上にPN接合2を介して配された
P型の第2の半導体層状体3とを具備し、この場
合半導体層状体1が比較的低い抵抗率を有する従
つて「N+」で表わされる半導体基板4でなり、
又半導体層状体3が、半導体層状体1側従つて半
導体基板4上の比較的高い抵抗率を有する従つて
「P-」で表わされる第1の半導体層5と、その半
導体層5上の比較的低い抵抗率を有する従つて
「P+」で表わされる第2の半導体層6とでなり、
そして半導体基板4及び半導体層5及び6の全て
従つて半導体層状体1及び3の全てが、単結晶シ
リコンでなり、一方半導体層状体1従つて半導体
基板4に半導体層状体3側とは反対側に於て電極
7がオーミツクに附され、又半導体層状体3を構
成せる半導体層6に半導体層状体1側とは反対側
に於て電極8がオーミツクに附されてなる構成の
ものが提案されている。
斯る構成を有するPN接合素子は、PN接合ダ
イオードとしての機能を呈すること明らかである
が、この場合半導体層状体1が比較的低い抵抗率
を有する半導体基板4でなり、そして、その半導
体基板4に電極7が附されているので、その電極
7が半導体層状体1に良好なオーミツク接触を以
つて連結しているものであり、又半導体層状体3
が比較的低い抵抗率を有する半導体層6を有し、
そしてその半導体層6に電極8が附されているの
で、その電極8が半導体層状体3に良好なオーミ
ツク接触を以つて連結しているものであり、従つ
てこの点でPN接合ダイオードとしての機能を良
好に呈するという特徴を有するものである。
又第1図にて上述せる構成を有するPN接合素
子は、その半導体層状体3が比較的高い抵抗率を
有する半導体層5を有し、そしてその半導体層5
が比較的低い抵抗率を有する半導体基板4及び半
導体層6間に介挿されているので、電極7及び8
間でみた耐圧が高いものであり、従つて使用に便
であるという特徴を有するものである。
然し乍ら第1図にて上述せる構成を有するPN
接合素子の場合、その半導体層状体3を構成せる
比較的低い抵抗率を有する半導体層6も又他の半
導体層5及び半導体層状体1と共に単結晶シリコ
ンでなる為、半導体層状体1従つて単結晶シリコ
ンでなる半導体基板4を予め用意し、その半導体
基板4上にエピタキシヤル成長法によつて比較的
高い抵抗率を有するP型の単結晶シリコン層を形
成し、その単結晶シリコン層内にその表面側より
熱拡散法又はイオン注入法によつてP型不純物を
半導体基板4に達せざる深さに導入し、而してそ
の単結晶シリコン層のP型不純物の導入されてな
る領域を半導体層6として、又導入されていない
領域を半導体層5として得るという方法で得られ
るを普通としているものである。所で斯く半導体
層6を熱拡散法によつて得る場合通常900℃以上
の処理温度を要し、又半導体層6イオン注入法に
よつて得る場合、注入せる不純物の活性化と不純
物注入に伴つて単結晶シリコン層内に発生する結
晶欠陥の除去の為に900℃以上の温度での処理を
要し従つて半導体層6を得るに高温処理を要する
ものである。
この為第1図にて上述せる従来のPN接合素子
の場合、その半導体層状体1及び3が結晶欠陥を
伴つた、又不要な不純物にて汚染されたものとし
て得られているものであり、依つてこの点でPN
接合ダイオードとしての機能を良好に呈しないと
いう欠点を有していた。
又第1図にて上述せる従来のPN接合素子の場
合、その電極7及び8間に、PN接合2が順方向
にバイアスされる極性を以つてバイアス源が接続
された場合、第2図に示す如きエネルギバンド構
造を有し、而して半導体層状体1より電子10が
PN接合2を横切つて半導体層状体3内に入り、
そして電極8に到達するという機構で、電極7及
び8を通る電流を流すものであるが、半導体層5
及び6が共に単結晶シリコンでなり、そして半導
体層6が半導体層5に比し低い抵抗率を有するの
で、半導体層5及び6のなす界面に電子10に対
する障壁11を有し、この為半導体層状体1側よ
り電極8側に向う電子10の流れの一部がその障
壁11にて阻止され、依つて電極7及び8間に比
較的大なる順方向電圧降下を生ずると共に半導体
層5に電子が比較的多く蓄積されることになるも
のである。
従つて第1図にて上述せる従来のPN接合素子
の場合、PN接合素子としての機能を大なる消費
電力を伴つてしか呈しないと共に低速度でしか呈
しないという欠点を有していた。
又従来、第3図に示す如き、第1図の場合と同
様に、例えばN型の第1の半導体層状体1と、そ
の半導体層状体1上にPN接合2を介して配され
たP型の第2の半導体層状体3とを具備し、然し
乍らこの場合、半導体層状体1が比較的低い抵抗
率を有する従つて「N+」で表わされる半導体基
板4と、その半導体基板4上の比較的高い抵抗率
を有する従つて「N-」で表わされる半導体層
5′とでなり、又半導体層状体3が比較的低い抵
抗率を有する従つて「P+」で表わされる半導体
層6とでなり、そして半導体基板4及び半導体層
5′及び6全て従つて半導体層状体1及び3の全
てが、第1図の場合と同様に単結晶シリコンでな
り、一方半導体層状体1を構成せる半導体基板4
に第1図の場合と同様に電極7が附され、又半導
体層状体3としての半導体層6に第1図の場合と
同様に電極8が附されてなる構成のものも提案さ
れている。
斯る構成を有するPN接合素子も、第1図の場
合と同様に、PN接合ダイオードとしての機能を
呈し、又比較的低い抵抗率を有する半導体基板4
及び半導体層6に夫々電極7及び8が附されてい
るので、それ等電極7及び8が夫々半導体基板4
及び半導体層6に良好なオーミツク接触を以つて
連結しているものであり、従つてこの点でPN接
合ダイオードとしての機能を良好に呈するという
特徴を有するものである。
又第3図にて上述せる構成を有するPN接合素
子も、その半導体層状体1が比較的高い抵抗率を
有する半導体層5′を有するので、第1図の場合
と同様に、電極7及び8間でみた耐圧が高く、従
つて使用に便であるという特徴を有するものであ
る。
然し乍ら第3図にて上述せる構成を有するPN
接合素子の場合も、第1図の場合と同様に、比較
的低い抵抗率を有する半導体層6も又他の半導体
層5′及び半導体層状体1と共に単結晶シリコン
でなる為、その半導体層6を得るに高温処理を要
し、この為第1図の場合と同様に半導体層状体1
及び3が結晶欠陥を伴なつた、又不要な不純物に
て汚染されたものとして得られているものであ
り、この点でPN接合ダイオードとしての機能を
良好に呈しないという欠点を有していた。
依つて本発明は上述せる欠点のない新規なPN
接合素子を提案せんとするもので、以下詳述する
所より明らかとなるであろう。
第4図は本発明によるPN接合素子の一例を示
し、第1図との対応部分には同一符号を附し詳細
説明はこれを省略するも、第1図にて上述せる構
成に於て、その半導体層状体3を構成せる、P型
の比較的低い抵抗率を有する単結晶シリコンでな
る半導体層6が、P型の比較的低い抵抗率を有す
る、アモルフアスシリコン又はシリコンとシリコ
ン以外の族元素とからなる多元アモルフアス半
導体でなる半導体層16に置換されてなることを
除いては第1図の場合と同様の構成を有する。但
し、この場合、半導体層16は、硼素をP型不純
物として高濃度に含んでいる。尚半導体層16が
シリコンとシリコン以外の族元素とからなるア
モルフアス半導体でなる場合に於て、その族元
素としてはシリコンに比し大なる原子半径を有す
るゲルマニウム、錫等就中ゲルマニウムを可とす
るものである。
以上が本発明によるPN接合素子の一例構成で
あるが、斯る構成によれば、第1図の場合と同様
に、PN接合ダイオードとしての機能を呈するこ
と明らかであり、又半導体層状体1としての比較
的低い抵抗率を有する半導体基板4及び半導体層
状体3を構成せる比較的低い抵抗率を有する半導
体層16に夫々電極7及び8がオーミツクに附さ
れているので、それ等電極7及び8が夫々半導体
基板4及び半導体層16に良好なオーミツク接触
を以つて連結しているものであり、従つてこの点
で、第1図の場合と同様に、PN接合ダイオード
としての機能を良好に呈するという特徴を有する
ものである。
又第4図にて上述せる本発明によるPN接合素
子の構成によれば、その半導体層状体3が、第1
図の場合と同様に、比較的高い抵抗率を有する半
導体層5を有するので、第1図の場合と同様に、
電極7及び8間でみた耐圧が高く、従つて使用に
便であるという特徴を有するものである。
然し乍ら第4図にて上述せる本発明によるPN
接合素子の構成によれば、半導体層状体3を構成
せる比較的低い抵抗率を有する半導体層16が、
他の半導体層5及び半導体層状体1が単結晶シリ
コンでなるとは異なり、アモルフアスシリコン又
はシリコンとシリコン以外の族元素とからなる
多元アモルフアス半導体でなる為、半導体層状体
1従つて単結晶シリコンでなる半導体基板4を予
め用意し、その半導体基板4上にエピタキシヤル
成長法によつて半導体層5を形成し、その半導体
層5上に蒸着法、スパツタリング法、グロー放電
法、CVD法等によつて半導体層16を形成する
という方法によつて得ることが出来るものであ
る。所で斯く半導体層16を蒸着法、スパツタリ
ング法、グロー放電法によつて得る場合、半導体
基板4の温度が300℃乃至400℃程度又はそれ以下
であつて良く、又半導体層16をCVD法によつ
て得る場合も半導体基板4の温度が600℃程度又
はそれ以下であつて良く、従つて半導体層16を
得るに、第1図の場合の半導体層6を得る場合の
如くに高温処理を要しないものである。
この為第4図にて上述せる本発明によるPN接
合素子の構成によれば、その半導体層状体1及び
半導体層状体3を構成せる半導体層5が、第1図
の場合の如くに結晶欠陥を伴なつた、又不要な不
純物にて汚染されたものとして得られて居らず、
依つてこの点でPN接合ダイオードとしての機能
を第1図にて上述せる従来のPN接合素子に比し
より良好に呈するという特徴を有するものであ
る。
又第4図にて上述せる本発明によるPN接合素
子の構成によれば、電極7及び8間に、PN接合
2が、順方向にバイアスされる極性を以つてバイ
アス電源が接続された場合、第1図の場合と同様
に、半導体層状体1より電子がPN接合2を横切
つて半導体層状体3内に入り、そして電極8に到
達するという機構で、電極7及び8を通る電流を
流すものであるが、半導体層状体3を構成せる半
導体層5及び16中前者の半導体層5が単結晶シ
リコンでなるも、後者の半導体層16がアモルフ
アスシリコン又はシリコンとシリコン以外の族
元素とからなる多元アモルフアス半導体でなり、
且つ硼素をP型不純物として高濃度に含んでいる
ことにより、半導体層5及び16のなす界面に、
第1図にて前述せる従来のPN接合素子の半導体
層5及び6のなす界面に有する障壁11の如き障
壁を有さず、この為電極7及び8間に生ずる順方
向降下電圧が、第1図にて前述せる従来のPN接
合素子に比し格段的に小であると共に、半導体層
5に電子が第1図のPN接合素子の場合の如くに
多く蓄積されることがないものである。
因みに半導体層状体1としての半導体基板4が
抵抗率0.01ΩcmのN型単結晶シリコン基板でな
り、又半導体層状体3を構成せる半導体層5がエ
ピタキシヤル成長法によつて形成された抵抗率
15Ωcm、厚さ15μmのP型単結晶シリコン層でな
り、更に半導体層16がCVD法によつて形成さ
れた、シリコンとゲルマニウムとからなり且硼素
をP型不純物として含む、抵抗率が1.6ΩcmのP
型多元アモルフアス半導体層でなり、電極7及び
8がアルミニウムとニツケルとからなる金属電極
でなる場合に於て、順方向電圧電流特性を測定し
た所、第5図にて実線図示の結果が得られた。之
に対し第1図にて前述せる従来のPN接合素子に
於て、その半導体基板4及び半導体層5が夫々上
述せるN型単結晶シリコン基板及びP型シリコン
単結晶シリコン層でなり、又電極7及び8が上述
せる金属電極でなり、然し乍ら半導体層6が表面
濃度5×1018cm-3、厚さ1μmの硼素をP型不純物
として含む単結晶シリコン層でなる場合、順方向
電圧電流特性を測定した所、第5図にて点線図示
の結果が得られた。また、第1図の従来のPN接
合素子の場合のこのような結果は、半導体層6が
硼素をP型不純物として高濃度に含んでいる多結
晶シリコン層である場合も同様であつた。これよ
りしても本発明によるPN接合素子の場合、第1
図にて前述せる従来のPN接合素子の場合に比
し、順方向降下電圧が格段的に小であることが明
らかであろう。
又第4図にて上述せる本発明によるPN接合素
子に於て、半導体層状体1従つて半導体基板4、
半導体層状体3を構成せる半導体層5及び16、
電極7及び8を、第5図の実線図示の測定結果を
得た場合と同様にして、電極7及び8間に電源を
接続して4A/cm2の順方向電流を流した状態より、
その電源の極性を反転した場合に於ける時間に対
する逆方向電流を測定した所、第6図にて実線図
示の結果が得られた。之に対し第1図にて前述せ
る従来のPN接合素子に於て、その半導体基板
4、半導体層5及び6、電極7及び8を、第5図
の点線図示の測定結果を得た場合と同様にして、
上述せると同様の時間に対する逆方向電流を測定
した所、第6図にて点線図示の結果が得られた。
これよりしても本発明によるPN接合素子の場
合、半導体層5に蓄積される電子の量が第1図に
前述せる従来のPN接合素子の場合に比し格段的
に小であることが明らかであろう。
従つて第4図にて上述せる本発明によるPN接
合素子の場合、PN接合ダイオードとしての機能
を、第1図にて前述せる従来のPN接合素子の場
合に比し格段的に小なる消費電力しか伴なわない
ものとして呈すると共に、従来のPN接合素子の
場合に比し格段的に高速で呈するという大なる特
徴を有するものである。
又上述せる本発明の特徴は、第4図にて上述せ
る構成に於て、その、半導体層状体3を構成せる
半導体層5の厚さを、この半導体層5内での少数
キヤリアの拡散長より小とすれば尚更である。そ
の理由は、半導体層5が斯る厚さを有する場合、
前述せる如くに電子が半導体層状体1側より電極
8側に流れるとき、その電子が容易に少数キヤリ
アとして半導体層5を横切つて半導体層16内に
入り、そしてその電子が半導体層16内で効果的
に吸収されるからである。
更に上述せる本発明の効果は、アモルフアス半
導体としてモビリテイギヤツプ中の準位の密度が
高いもの程著しく現われることを本発明者らは発
見した。すなわち、光学バンドギヤツプに相当す
るエネルギより低いエネルギをもつ光に対する光
吸収係数で表現すれば、例えば0.5eVの光子エネ
ルギの光に対しても103cm-1を下らぬような大き
い光吸収係数をもつ、アモルフアスシリコンもし
くはシリコンを含む多元アモルフアス半導体が好
ましい。因みに上に述べたP型のシリコンとゲル
マニウムとからなる多元アモルフアス半導体の光
吸収係数は第7図に示すとおりであるので、この
条件を満たしている。特に、ギヤツプ内準位密度
が高いという点からは、CVD法、スパツタリン
グ法、蒸着法で作製された不純物を含むアモルフ
アスシリコンもしくはシリコンとシリコン以外の
族元素とからなる多元アモルフアス半導体が好
ましい。
又、アモルフアスシリコンもしくはシリコンと
シリコン以外の族元素とからなる多元アモルフ
アス半導体には、単結晶シリコンでの溶解度以上
のアクセプタ不純物又はドナ不純物を含ませるこ
とができ、そのように多量の不純物を含ませたも
のが上記の効果をより著しくする上で適している
ことも本発明者らの実験の結果、明らかになつ
た。
尚更に上述せる本発明によるPN接合素子の場
合、その半導体層状体3を構成せる半導体層16
がアモルフアスシリコン又は上述せる多元アモル
フアス半導体であるので、その半導体層16内
に、それをP型たらしめる硼素でなる不純物を、
単結晶シリコンでの溶解度以上に多量に含ませる
ことが出来るものである。この為半導体層16に
於ける電極7及び8間でみた直列抵抗を十分低減
せしめると共に、半導体層5に電子が蓄積せんと
する効果を十分低減せしめ、従つて上述せる本発
明の特徴がより発揮して得られるものである。
次に第8図を伴なつて本発明によるPN接合素
子の他の例を述べるに、第3図との対応部分には
同一符号を附して詳細説明はこれを省略するも、
第1図にて上述せる構成に於て、その半導体層状
体3としての単結晶シリコンでなる半導体層6
が、第4図にて上述せる本発明によるPN接合素
子の場合に準じて、P型の比較的低い抵抗率を有
する、アモルフアスシリコン又はシリコンとシリ
コン以外の族元素とからなる多元アモルフアス
半導体でなり、且つ硼素をP型不純物として高濃
度に含んでいる半導体層16に置換されてなるこ
とを除いては、第3図の場合と、同様の構成を有
する。尚本例に於ても、半導体層16がシリコン
とシリコン以外の族元素とからなる多元アモル
フアス半導体でなる場合、第4図にて上述せるに
準じてその族元素としてはゲルマニウム、錫等
就中ゲルマニウムを可とするものである。
以上が本発明によるPN接合素子の他の例の構
成であるが、斯る構成によれば、第4図の場合と
同様に、PN接合ダイオードとしての機能を呈す
ること明らかであり、又比較的低い抵抗率を有す
る半導体基板4及び半導体層16に夫々電極7及
び8が附されているので、それ等電極7及び8が
夫々半導体基板4及び半導体層16に良好なオー
ミツク接触を以つて連結しているものであり、従
つてこの点で第3図の場合と同様にPN接合ダイ
オードとしての機能を良好に呈するという特徴を
有するものである。
又第8図にて上述せる本発明によるPN接合素
子の構成によれば、その半導体層状体1が第3図
の場合と同様に比較的高い抵抗率を有する半導体
層5′を有するので、第3図の場合と同様に、電
極7及び8間でみた耐圧が高く、従つて使用に便
であるという特徴を有するものである。
然し乍ら第8図にて上述せる本発明によるPN
接合素子の構成によれば、半導体層状体3として
の半導体層16が、第4図にて上述せる本発明に
よるPN接合素子の場合と同様にアモルフアスシ
リコン又はシリコンとシリコン以外の族元素と
からなる多元アモルフアス半導体でなる為、詳細
説明はこれを省略するも、半導体層状体1が、第
3図の場合の如くに結晶欠陥を伴なつた、又不要
な不純物にて汚染されたものとして得られず、依
つてこの点でPN接合ダイオードとしての機能を
第3図にて上述せる従来のPN接合素子に比しよ
り良好に呈するという特徴を有するものである。
又第8図にて上述せる本発明によるPN接合素
子の構成によれば、半導体層状体3としての半導
体層16が、第4図の場合と同様に、アモルフア
スシリコン又はシリコンとシリコン以外の族元
素とからなる多元アモルフアス半導体でなり、且
つ硼素をP型不純物として高濃度に含んでいるの
で、詳細説明はこれを省略するも、電極7及び8
間に生ずる順方向降下電圧が、第3図にて前述せ
る従来のPN接合素子に比し格段的に小であると
共に、半導体層5′に電子が第3図のPN接合素
子の場合の如くに多く蓄積されることがないもの
である。因みに半導体基板4が抵抗率0.01Ωcmの
N型単結晶シリコン基板でなり、又半導体層5′
がエピタキシヤル成長法によつて形成された抵抗
率5Ωcm、厚さ17μmのN型単結晶シリコン層でな
り、更に半導体層16がCVD法によつて形成さ
れた、シリコンとゲルマニウムとからなり且硼素
をP型不純物として含む、抵抗率が1.6ΩcmのP
型多元アモルフアス半導体層でなり、電極7及び
8がアルミニウムとニツケルとからなる金属電極
でなる場合に於て、順方向電圧電流特性を測定し
た所、第9図にて実線図示の結果が得られた。之
に対し第3図にて前述せる従来のPN接合素子に
於て、その半導体基板4、半導体層5′、及び電
極7及び8が夫々上述せるN型単結晶シリコン基
板、N型単結晶シリコン層、及び金属電極でな
り、然し乍ら半導体層6が表面濃度5×1018cm
-3、厚さ1μmの硼素をP型不純物として含む単結
晶シリコン層でなる場合、順方向電圧電流特性を
測定した所、第9図にて点線図示の結果が得られ
た。また、第3図の従来のPN接合素子の場合の
このような結果は、半導体層6が硼素をP型不純
物として高濃度に含んでいる多結晶シリコン層で
ある場合も同様であつた。これよりしても本発明
によるPN接合素子の場合、第3図の従来のPN
接合素子に比し、順方向降下電圧が格段的に小で
あることが明らかであろう。尚本例の場合も、第
3図の従来のPN接合素子の場合と対比して、第
4図にて前述せるに準じて、第6図にて上述せる
と同様の逆方向電流を測定した所、第6図にて上
述せるに準じた結果が得られた。従つて半導体層
5′に蓄積される電子の量が第3図の従来のPN
接合素子に比し格段的に小であることが明らかと
なつた。
従つて第8図にて上述せる本発明によるPN接
合素子の場合、PN接合ダイオードとしての機能
を、第3図の従来のPN接合素子の場合に比し格
段的に小なる消費電力しか伴なわないものとして
呈すると共に、格段的に高速で呈するという大な
る特徴を有するものである。
又斯る特徴は、半導体層5′の厚さ、半導体層
16が多元アモルフアス半導体でなる場合に於け
るその多元アモルフアス半導体の材料等につき、
詳細説明はこれを省略するも、第4図にて上述せ
るに準じたものとすることにより、より発揮して
得られるものである。
尚上述に於ては本発明をPN接合ダイオードに
適用した場合につき述べたが、PNP型又はNPN
型のトランジスタであつても、要はPN接合を有
する素子に本発明を適用し得ること明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は従来のPN接合素子を示す
断面図、第2図はエネルギバンド構造図、第4図
及び第8図は本発明によるPN接合素子の一例を
示す断面図、第5図及び第9図は順方向電圧電流
特性図、第6図は逆方向電流特性図、第7図は半
導体層の光吸収を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N型を有する第1の半導体層状体と、 該第1の半導体層状体上にPN接合を介して配
    されたP型を有する第2の半導体層状体とを具備
    するPN接合素子に於て、 上記第1の半導体層状体が比較的低い比抵抗を
    有する単結晶シリコン基板と、該単結晶シリコン
    基板上の比較的高い比抵抗を有する単結晶シリコ
    ン層でなり、 上記第2の半導体層状体が、アモルフアスシリ
    コン又はシリコンと該シリコン以外の族元素と
    からなる多元アモルフアス半導体でなり、且つ硼
    素をP型不純物として高濃度に含んでいる事を特
    徴とするPN接合素子。 2 N型を有する第1の半導体層状体と、 該第1の半導体層状体上にPN接合を介して配
    されたP型を有する第2の半導体層状体とを具備
    するPN接合素子に於て、 上記第1の半導体層状体が単結晶シリコンでな
    り、 上記第2の半導体層状体が、上記第1の半導体
    層状体側の比較的高い比抵抗を有する第1の半導
    体層と、該第1の半導体層上の比較的低い比抵抗
    を有する第2の半導体層とでなり、 上記第1の半導体層が単結晶シリコンでなり、 上記第2の半導体層がアモルフアスシリコン又
    はシリコンとシリコン以外の族元素とからなる
    多元アモルフアス半導体でなり、且つ硼素をP型
    不純物として高濃度に含んでいる事を特徴とする
    PN接合素子。
JP56111808A 1981-07-17 1981-07-17 Pn接合素子 Granted JPS5814579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56111808A JPS5814579A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 Pn接合素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56111808A JPS5814579A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 Pn接合素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5814579A JPS5814579A (ja) 1983-01-27
JPH0334673B2 true JPH0334673B2 (ja) 1991-05-23

Family

ID=14570669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56111808A Granted JPS5814579A (ja) 1981-07-17 1981-07-17 Pn接合素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5814579A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672988B2 (ja) * 1984-02-24 1994-09-14 シチズン時計株式会社 表示装置用薄膜非線形抵抗素子
KR20000066564A (ko) * 1999-04-19 2000-11-15 장용화 다목적 다이오드 센서 및 그 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5814579A (ja) 1983-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0062471B1 (en) Thin film solar cell
US4206003A (en) Method of forming a mercury cadmium telluride photodiode
JPH07115184A (ja) 積層型固体撮像装置及びその製造方法
JP6280090B2 (ja) 太陽電池
US4387387A (en) PN Or PIN junction type semiconductor photoelectric conversion device
JPS582078A (ja) 赤外線検出フォトダイオード
US5272357A (en) Semiconductor device and electronic device by use of the semiconductor
JPS5895877A (ja) 半導体光電変換装置
Tohyama et al. A new concept silicon homojunction infrared sensor
JPH0334673B2 (ja)
US4525593A (en) Inverted, optically enhanced solar cell
JP3260001B2 (ja) 半導体素子
US3454847A (en) Bistable two or three terminal double injection switching element
JPS5936836B2 (ja) 非晶質薄膜太陽電池
Liu et al. Observation of charge storage and charge transfer in a GaAlAsSb/GaSb charge‐coupled device
JPH0728024B2 (ja) 炭化けい素を用いた半導体素子
US3975555A (en) Method of making electrical contacts having a low optical absorption
JPS5866369A (ja) 半導体ダイオ−ドの製造方法
JPH0265276A (ja) 記憶装置
JPS63274182A (ja) 半導体放射線検出器
JPS6161552B2 (ja)
JPS5978580A (ja) 薄膜ダイオ−ド
JPS61161776A (ja) 薄膜ダイオード
JPS6142877B2 (ja)
JPH03250737A (ja) 半導体装置およびその半導体装置を使用する電子装置