JPH0335239B2 - - Google Patents

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JPH0335239B2
JPH0335239B2 JP59271454A JP27145484A JPH0335239B2 JP H0335239 B2 JPH0335239 B2 JP H0335239B2 JP 59271454 A JP59271454 A JP 59271454A JP 27145484 A JP27145484 A JP 27145484A JP H0335239 B2 JPH0335239 B2 JP H0335239B2
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boom
length
booms
lifting
hydraulic
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Mitsuhiro Kishi
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Hikoma Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高所での作業のために作業員あるい
は資材を持ち上げたり、不要部材を降ろしたりす
るために用いる昇降装置に関し、特に一対の中段
ブームをX字形に軸支し、各中段ブームには軸方
向に伸縮する上段ブームと下段ブームを挿通さ
せ、かつ、中段ブームを持ち上げる一対の油圧シ
リンダの油圧を調整して昇降台を上下方向に昇降
できるようにすると共に横方向にも移動できるよ
うにした昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
高速道路、ビル建設等の高所における組立て、
塗装、修理には昇降台を昇降させる昇降装置が用
いられ、この昇降台には作業員、資材を載せて持
ち上げたり、降下させていた。
この従来の昇降装置の概略を第1図により説明
すると、内部が中空の中段ブームA,Bはその中
心にて軸CによりX字形に回動自在に連結してあ
り、中段ブームA,Bの端面にはそれぞれ上段ブ
ームD,E、下段ブームF,Gがそれぞれ出没自
在に挿通してあり、上段ブームD,Eには昇降台
1が連結してあり、下段ブームF,Gには基台H
が連結してある。この基台Hと軸Cの間には二等
辺三角形になるように一対の油圧シリンダJ,K
が介在させてある。
この構成において、昇降台Iを上昇させるには
まず、軸Cを油圧シリンダJ,Kで上昇させると
各上段ブームD,E、下段ブームF,Gは中段ブ
ームA,Bの開口端より引き出され、昇降台Iは
基台Hより離れて上方に向かつて上昇する。ここ
で、昇降台Iが基台Hに対して垂直上方に上昇す
るためには上段ブームD,E、下段ブームF,G
がそれぞれ中段ブームA,Bの開口端より引き出
される移動量lがいずれも常に同一でなければな
らず、このため各上段ブームD,E、下段ブーム
F,Gの移動量を規制する同調機構が設けられて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、中段ブームB、上段ブームE及び下
段ブームGの各長さの合計長さをaとし、中段ブ
ームA、上段ブームD及び下段ブームFの各長さ
の合計長をbとし、基台Hから昇降台Iまでの高
さをhとすると、第2図に示すような関係が成立
する。このように高さhまで上昇させた昇降台I
を横方向に任意の長さLだけ移動させる昇降装置
としては、特開昭58年124972号公報に記載された
ものが概に提供されている。かかる昇降装置によ
れば、一方のブームの長さを一定とし(この従来
例では、長さa)、他方のブームの長さを短くす
る(この従来例では、長さbから長さb1に短くす
る)ことにより、作業台Iを距離Lだけ移動させ
ることができる。しかしながら、かかる昇降装置
は、昇降台Iを距離Lだけ水平に移動すると、昇
降台Iの高さがh1となつてしまうという問題があ
つた。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもの
で、昇降台が水平移動しても昇降台の高さがほぼ
一定に維持できる様にした昇降装置を提供するこ
とにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点を解決した本発明の昇降装置は次の
如く原理に基づくものである。それでは、本発明
の昇降装置の原理を第3図を用いて説明する。こ
の図においても第2図と同一事項には同一の符号
を付して説明することにする。ここで、Mは昇降
台Iの長さであり、また、下段ブームG,Fの軸
支点距離でもある。
まず、昇降台Iを垂直にhだけ上昇させ、停止
させると、次式が成立する。すなわち、 a2=h2+M2,b2=h2+M2 ∴h2=a2−M2=b2−M2 ただし、a=b ……(1) となる。
次に、昇降台Iを横方向にLだけ移動させると
次式が成立する。
すなわち、 ax 2=h2+(M+L)2 bx 2=h2+(M−L)2 ……(2) となる。この(2)式に(1)式を代入すると、 ax 2=a2−M2+M2+2ML+L2 =a2+2ML+L2 bx 2=a2−M2+M2−2ML+L2 =a2−2ML+L2 ……(3) となる。
そこで、距離Lを変数として、ax、bxを刻々と
計算し、これを基準として、これとブームの実際
の延び量とを比較することにより、高さhを維持
しつつ任意の距離Lだけ水平移動させることがで
きるのである。さらに、(2)式を用いて、h及びL
を変数とし、ax、bxを刻々と計算し、これを基準
として実際のブームの長さを比較することによ
り、ブームの長さを制御すれば、斜め昇降が可能
となる。すなわち、一定の高さΔ′h、所定の距離
ΔLとして、(2)式に代入すれば、 Δax 2=Δ′h2+(M+ΔL)2 Δbx 2=Δ′h2+(M−ΔL)2 ……(4) が得られ、ΣΔ′h=h、ΣΔL=Lとなつたときに
停止すれば、斜め上昇が可能となる。尚、下降さ
せるときには、h−ΣΔ′h=0、L−ΣΔL=0と
なつたときに停止すればよい。
このような知見に基づき本発明の昇降装置は、
一対の内部中空の中段ブームをそれぞれの略中央
でX字形に回転自在に連結し、それぞれの中段ブ
ーム内にはそれぞれの端部で伸縮する上段ブーム
と下段ブームを摺動自在に挿通し、下段ブームの
各端部は基台に間隔を置いて軸着し、上段ブーム
の各端部は昇降台に間隔を置いて軸着し、中段ブ
ームの略中央と基台の間隔を置いた2点との間で
逆V字形となる様に配置した少なくとも一対の油
圧シリンダとから成り、両油圧シリンダを伸縮さ
せることにより、中段ブームを上下動させ、同時
に上段ブームと下段ブームを中段ブームより同期
して摺動させることで昇降台を上昇、下降させる
昇降装置において、X字形の両方のブームの長さ
を測定して検出信号として出力できる測長センサ
ーがブームに設けられ、かつ両油圧シリンダのそ
れぞれに個別に圧力油を供給できる油圧回路が設
けられ、前記測長センサーからの検出信号を取込
み、これらを基に油圧回路を駆動制御する制御信
号を出力する制御装置が設けられ、この制御装置
は、昇降の際には両シリンダの伸縮を同調して行
う制御信号を上記油圧回路に出力する手段と、昇
降台の高さをh、上段ブームまたは下段ブームの
端部間の間隔をM、昇降台が移動しようとする水
平距離をL、移動したときのブームの一方の長さ
をax、他方のブームの長さをbxとするとき、 ax 2=h2+(M+L)2 bx 2=h2+(M−L)2 を演算して求める手段と、この手段で演算して得
たax、bxの長さになるように両シリンダのそれぞ
れの伸縮量を制御する制御信号を出力する手段と
を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
制御装置により上昇指令が出力されると油圧回
路が動作して両シリンダに圧力油が供給される。
このとき、測長センサーからの検出信号同志を制
御装置で比較し、その制御結果が零となるように
制御装置から油圧回路が制御される。これにより
両シリンダの伸縮量は同調することになる。
昇降台が所定の高さに達すると、制御装置から
油圧回路に停止制御信号が供給されるので、圧力
油は回路中に閉じ込まれて両シリンダが伸びたま
まとなる。このときの昇降台の高さが制御装置に
記憶され、この高さを基に水平移動距離に応じた
ブームの長さが求められる。この求められた値に
測長センサーからの検出信号が一致するように、
制御装置によつて油圧回路が制御される。これに
より、高さが維持されたまま、昇降台は水平方向
に移動することになる。なお、高さと、水平移動
距離が与えられた場合は、斜め昇降も可能とな
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第4図は本発明に係る昇降装置の一実施例であ
つて、昇降機構を最下降させた状態を示す側面図
である。第5図は同昇降機構を最大限に伸張させ
た状態を示す側面図である。第6図は第5図にお
ける状態を示す背面図である。
図中の符号1はトラツクの車体で、車体1の前
後左右にはそれぞれ前輪2と後輪3が軸支してあ
り、前輪2の上部には運転室4が設けてあり、さ
らに、車体1の中央と後端の左右にはそれぞれア
ウトリガー5が固着してある。前記車体1の上面
には昇降機構6が載置してあり、昇降機構6の上
部には昇降台7が固着してあり、この昇降台7の
周囲には手摺り8が設けてある。前記昇降機構6
は4個の伸縮ブームから成り、それぞれの伸縮ブ
ームはそれぞれ中段ブーム10、下段ブーム1
1、上段ブーム12より構成してある。2個1組
としたそれぞれの中段ブーム10の中央は連結軸
13によつてX字形に回動自在となるように軸結
してあり、下段ブーム11と上段ブーム12の各
先端には連結片14,15がそれぞれ固着してあ
り、連結片14は車体1上に固定した固定片16
とピンにより回動自在に連結してあり、連結片1
5は昇降台7の下面に固定した固定片17とピン
により回動自在に連結してある。
この固定片16の間隔と固定片17の間隔は同
一としてあり、伸縮ブームがX字形に伸長しても
車体1と昇降台7は平行になるように構成してあ
る。前記2個1組となつた中段ブーム10はその
2組が間隔を置いて平行に配置してあり、各組の
内側の中段ブーム10はその中央で作動軸18に
よつて連結してあり、作動軸18と連結軸13の
軸線は一直線となるように配置させてある。前記
車体1の固定片16に接近した両位置と作動軸1
8の間にはそれぞれ油圧シリンダ19,20が配
置してあり、両油圧シリンダ19,20は作動軸
18を頂点として二等辺三角形に成るように配置
してある。尚、中段ブーム10,10には、ブー
ムの長さを測定する測長センサー21,22が設
けられている。測長センサー21,22はポテン
シヨンメーターを歯車機構を介して上段ブーム1
2、下段ブーム11に噛合するようにしたもので
よい。
次に、第7図、第8図は前述の伸縮ブーム、す
なわち中段ブーム10の内部構造を示すもので、
中段ブーム10は薄肉鋼板を折曲げてその長さ方
向に中空の断面ロ字形をした構造をしており、こ
の中段ブーム10の一端からは下段ブーム11が
摺動自在に挿通してある。この下段ブーム11は
薄肉鋼板を折曲げた断面中空のロ字形をしてお
り、この下段ブーム11内には中段ブーム10の
他の開口端から挿入された上段ブーム12が摺動
自在に挿通してある。
そして中段ブーム10の両端には扇形をした軸
支片23,24がそれぞれ固着してあり、この軸
支片23,24にはそれぞれ一対のガイドローラ
ー25,26が回転自在に軸支してあり、ガイド
ローラー25は下段ブーム11両側面に、ガイド
ローラー26は上段ブーム12の両側面にそれぞ
れ接触させてある。また、中段ブーム10の軸支
片24に接近した端部にはギアボツクス27が固
着してあり、このギアボツクス27内には2個の
スプロケツトホイール28,29が軸支してあ
る。前記下段ブーム11の先端(中段ブーム10
内の最奥位置)と上段ブーム12の先端の間はチ
エーン30によつて連結してあり、このチエーン
30は前記スプロケツトホイール28,29の外
周にS字形となるように巻回してある。このチエ
ーン30によつて下段ブーム11と上段ブーム1
2とはその伸縮量が協調され、中段ブーム10か
ら下段ブーム11と上段ブーム12とは同一伸縮
量によつて出没することになる。
また、第8図は中段ブーム10の中央の断面を
示したもので、中段ブーム10の中央外周にはそ
れぞれ帯状の保持体31が巻付けて固着してあ
り、一方の保持体31の側面には円柱形をした連
結軸13が固着してあり、他方の保持体31には
ねじ32で固定した係合片33が固定してあり、
係合片33は連結軸13の外周に形成した係合溝
34に嵌合させてあることにより、2つの中段ブ
ーム10はX字形に連結されると共にその回動は
自由に維持される。そして、一方の中段ブーム1
0の保持体31の連結軸13と反対側には支軸3
5が突起させてあり、この支軸35には前記作動
軸18が連結してある。
第9図は本発明の一実施例である油圧制御系の
概略構成を示す系統図である。この図では、運転
室4など制御系に関係の無い部分に付いては省略
してある。
図において、中段ブーム10に取付けられて、
ブームの伸長量を測定できる測長センサー21,
22からの検出信号は、制御装置50に取込まれ
る。制御装置50は、各種情報を取り込み、これ
らの演算処理を実行して制御信号を出力する処理
部51と、所定のデータ等を記憶する記憶部52
と、外部操作盤53とからなる。制御装置50か
らの制御信号は、油圧回路54の第一油圧制御部
55と、第二油圧制御部56とにそれぞれ与えら
れる。第一油圧制御部55及び第二油圧制御部5
6で制御される圧力油は、油圧シリンダ19,2
0との間に流出入するようになつている。
第10図は同油圧制御系の詳細構成を示す系統
図である。エンジン57の出力はポンプ58に伝
えられており、ポンプ58の吸入側は圧力油を満
したタンク59に導通してあり、ポンプ58の吐
出側には切換弁60,61に接続してある。切換
弁60,61は三つの位置を高速に切換えること
のできる電磁弁であり、これらはそれぞれ二つの
油路62,63,64,65が接続してあり、油
路62,64には油圧シリンダ19,20の作動
側が接続してあり、油路63,65には逆止弁6
6,68と制御弁67,69の並列回路を介して
シリンダ19,20の作動側が接続してある。
制御装置50の処理部51は各種演算処理を行
うマイクロプロセツユニツト(MPU)70と、
所定のプログラム等を記憶しているリードオンリ
メモリ(ROM)71と処理プログラム等を記憶
するランダムアクセスメモリ(RAM)72と、
測長センサー21,22からの検出信号をデジタ
ル信号に変換するアナログ・デジタル変換器
(ADC)73と、操作盤53からの信号を取り込
むと共に操作盤53の表示部を点灯するためのデ
ジタル入出力部(DIO)74と、切換弁60,6
1を切換る制御信号を出力するデジタル出力部
(DO)75と、各種の消去してはならないデー
タ等を記憶するバツクアツプRAM(Bu−RAM)
52と、MPU70、ROM71、RAM72、
MDC73、Bu−RAM52、DIO74及びDO7
5を接続するバスライン76とから成る。また、
記憶部52は、処理部51のバツクアツプRAM
を兼用している。
操作盤53には、上昇用スイツチ80、下降用
スイツチ81、水平移動用スイツチ82、高さ記
憶用スイツチ83、手動操作か、自動操作かを選
択するスイツチ84が設けられており、これらは
処理部51のDIO74に接続してある。
次に本実施例の作用を説明する。
まず、車体1に取り付けたエンジン57を作動
し、このエンジン57によりポンプ57を駆動し
て油圧を発生させる。この油圧は切換弁60,6
1に伝えられるが、切換弁60,61が静止の状
態のときには油圧は図示しない回路により油タン
ク59に回収される。
次に第11図のフローチヤートを用いて動作説
明とする。
第11図は手動操作によるものである。
ステツプ100でプログラムが起動される。ス
テツプ101で、操作盤53の上昇用スイツチ8
0がオンされると、ステツプ102に移る。ステ
ツプ102では、DIO74がこれを取り込み、
MPU70に与えると、MPU70よりDI75を
介して切換弁60,61に上昇の制御信号が出力
される。これにより、油路62,64を介して油
圧シリンダ19,20に油圧を加えて、両油圧シ
リンダ19,20内に圧力油を供給する。ステツ
プ103では測長センサー21,22からの信号
をADC73を介してBu−RAM52に取り込む。
ステツプ104では、前記取込んだ測長センサー
21,22からの信号を比較し、その比較結果に
偏差があるときには、その偏差に応じた制御信号
を一方の切換弁60又は61に出力する。ステツ
プ105では切換弁60,61を切換え制御し
て、その偏差がなくなるように所定の油量が油圧
シリンダ19又は20供給されることになる。こ
れにより、両油圧シリンダ19,20に圧力油が
供給されて油圧シリンダ19は伸びると同時に油
圧シリンダ20は油圧シリンダ19と同調して伸
張する。油圧シリンダ19,20により排出され
た圧力油は制御弁67,69を通つて油タンク5
9に回収される。この油圧シリンダ19,20が
作動してそれらのシリンダロツドが突出されると
中段ブーム10は上方に持ち上げられ、これに伴
つて下段ブーム11と上段ブーム12は中段ブー
ム10により抜き出されることになるが、下段ブ
ーム11と上段ブーム12とはチエーン30で連
結されているので、下段ブーム11が中段ブーム
10より抜け出ると下段ブーム11の先端に固着
したチエーン30はスプロケツトホイール28,
29を回転させながら移動し、このチエーン30
の移動で上段ブーム12の下端は引張られ、上段
ブーム12は中段ブーム10の上端開口より引き
出されることになる。しかも、チエーン30は伸
びないために下段ブーム11と上段ブーム12の
抜け出す量は同一となり、2個1組となつたそれ
ぞれの下段ブーム11と上段ブーム12の伸張量
は一致し、中段ブーム10は連結軸13を中心に
X字形になるように回転して昇降台7を持ち上げ
る。この油圧シリンダ19,20による中段ブー
ム10の押上げにおいて、油圧シリンダ19,2
0はいずれも連結軸13を中心に二等辺三角形に
なるように配置してあるため、各シリンダロツド
の伸張量が同一であれば連結軸13は常に車体1
に対して垂直方向に上昇することになる。両油圧
シリンダ19,20はいずれもその伸張量が同一
となるよう同調しており、シリンダロツドの伸び
はいずれの時点でも同一量となる。この移動量の
関係を第12図で説明すると、両油圧シリンダ1
9,20の各伸び量Wはいずれも同一であり、連
結軸13を一直線方向に上昇させており、下段ブ
ーム11、上段ブーム12の押出量Zはいずれも
同じとなり、全ブーム11,12はその移動量に
同期がとられることになる。
ステツプ106ではこのように両油圧シリンダ
19,20を制御することにより、昇降台7が所
定の高さhに達したか否かを判定し、達しないと
きにはステツプ101戻り、達したときには上昇
スイツチ80を停止にする(ステツプ107)。
これにより切換弁60,61は中立位置に復帰
し、各油圧シリンダ19,20は伸長した状態の
まま油圧回路が閉鎖されその位置に保持されるた
め昇降台7は下降しない(ステツプ108)。所
定の高さで停止させたら、ステツプ109では測
長センサー21,22の検出信号と上記(1)式とに
より高さhをMPU70で求め、これをBu−
RAM52に記憶させる。このとき、次から自動
操作としたい場合には、記憶用スイツチ83を押
すことにより、その操作の確実性を担保してい
る。
ステツプ110では、次に、水平移動用スイツ
チ82の「前方移動」を押すとステツプ111に
移り、第(3)式を基に、ax,bxがMPU70により
刻々と計算され、その値をBu−RAM52に記憶
する。
ステツプ112では、上述の求めたax,bxに測
長センサー21,22からの検出信号が一致する
ようにDO75を介して切換弁60,61に制御
信号が与えられ、ここでax,bxと検出信号との比
較がなされ、不一致の場合は一致となるまでステ
ツプ112が繰返される。ステツプ113では、
所定の水平距離Lまで昇降台7が移動したか判定
し、移動していないときには再びステツプ110
に戻り、移動しているときにはステツプ114に
移る。ステツプ114ではスイツチ82を停止と
し、ステツプ115では昇降台7の水平移動を停
止し、この距離Lを記憶用スイツチ83を押すこ
とにより、又はその操作なしに、Bu−RAM52
に記憶させる。
ステツプ116では水平移動用スイツチ82の
「後方移動」を押すと、Bu−RAM52に記憶さ
れた値を逆に読み出してきて、それを基準に測長
センサー21,22からの検出信号が一致するよ
うに切換弁60,61を制御する。ステツプ11
7では距離Lだけ、つまり元の位置まで昇降台7
が移動したか判定し、移動したときはステツプ1
18に移り停止し、移動していないときにはステ
ツプ116に移る。次に、ステツプ118で下降
用スイツチ81を押すと、ステツプ119では、
DO75より切換弁60,61に制御信号が出力
される。これにより、切換弁60,61が逆方向
に切換わり、ポンプ58からの圧力油は油路6
3,65、逆止弁66,68を経て油圧シリンダ
19,20に注入され、油圧シリンダ19,20
は縮小する。油圧シリンダ19,20により排出
された作動油は油路62,64より油タンク59
に戻る。この両油圧シリンダ19,20の縮小作
動時においても、MPU70により同期がとられ
ているため両油圧シリンダ19,20の縮小量は
同調し、中段ブーム10の連結軸13は車体3に
対して垂直に下降する。ステツプ120で最下端
に達していなければステツプ118に戻り、達し
ていればステツプ121に移る。ステツプ121
で全て停止状態とし、本ルーチンを終了する。
尚、本実施例によれば自動操作用スイツチ84
を操作すると、高さh、水平距離Lが設定されて
いれば、上記(4)式を用いてΔax、Δbxを求めてこ
れらを基準とし、これに測長センサー21,22
からの検出信号が一致するように切換弁60,6
1に制御信号50をもつて制御すれば、昇降台7
は斜めに昇降することになる。
上記実施例では、切換弁60,61にはパルス
状に開閉可能なものを使用したので、移動量の微
調整が容易である。また、測長センサー21,2
2は、デジタル式のものであつてもよく、このと
きはDIO74にその検出記号を入力する。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、高さを一
定に維持しつつ水平移動ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の昇降装置の概略を示す説明図、
第2図は従来の昇降装置の動作を説明するために
示す模式図、第3図は本発明の原理を説明するた
めに示す模式図、第4図は昇降機構を最下降させ
た状態を示す昇降装置の一実施例を示す側面図、
第5図は同上の昇降機構を最大限に伸張させた状
態を示す側面図、第6図は第5図における状態の
背面図、第7図は中段ブームの内部を示す側断面
図、第8図は作動軸付近における中段ブームの縦
断面図、第9図は本発明の昇降装置の一実施例で
あつて制御系を示す系統図、第10図は第9図を
詳細に示す系統図、第11図は制御系の動作を説
明するために示すフローチヤート、第12図は昇
降機構と油圧伸縮機構の関連を示す模示図であ
る。 1……車体、6……昇降装置、7……昇降台、
10……中段ブーム、11……下段ブーム、12
……上段ブーム、19,20……油圧シリンダ、
21,22……測長センサー、50……制御装
置、54……油圧回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の内部中空の中段ブームをそれぞれの略
    中央でX字形に回転自在に連結し、それぞれの中
    段ブーム内にはそれぞれの端部で伸縮する上段ブ
    ームと下段ブームを摺動自在に挿通し、下段ブー
    ムの各端部は基台に間隔をおいて軸着し、上段ブ
    ームの各端部は昇降台に間隔を置いて軸着し、中
    段ブームの略中央と基台の間隔を置いた2点との
    間で逆V字形となる様に配置した少くとも一対の
    油圧シリンダとから成り、両油圧シリンダを伸縮
    させることにより中段ブームを上下動させ、同時
    に上段ブームと下段ブームを中段ブームより同期
    して摺動させることで昇降台を上昇、下降させる
    昇降装置において、 X字形の両方のブームの長さを測定して検出信
    号として出力できる測長センサーがブームに設け
    られ、かつ両油圧シリンダのそれぞれに個別に圧
    力油を供給できる油圧回路が設けられ、 前記測長センサーからの検出信号を取込み、こ
    れらを基に油圧回路を駆動制御する制御信号を出
    力する制御装置が設けられ、 この制御装置は、 昇降の際には両シリンダの伸縮を同調して行う
    制御信号を上記油圧回路に出力する手段と、 昇降台の高さをh、上段ブームまたは下段ブー
    ムの端部間の間隔をM、昇降台が移動しようとす
    る水平距離をL、移動したときのブームの一方の
    長さをax、他方のブームの長さをbxとするとき、 ax 2=h2+(M+L)2 bx 2=h2+(M−L)2 を演算して求める手段と、 この手段で演算して得たax、bxの長さになるよ
    うに両シリンダのそれぞれの伸縮量を制御する制
    御信号を出力する手段と を備えたことを特徴とする昇降装置。
JP27145484A 1984-12-22 1984-12-22 昇降装置 Granted JPS61151000A (ja)

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JPS56103099A (en) * 1980-01-17 1981-08-17 Shin Meiwa Ind Co Ltd Controller for operation of height service car
JPS5836900A (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 岸 光宏 昇降装置の同期伸縮機構

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