JPH0338200B2 - - Google Patents

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JPH0338200B2
JPH0338200B2 JP60026030A JP2603085A JPH0338200B2 JP H0338200 B2 JPH0338200 B2 JP H0338200B2 JP 60026030 A JP60026030 A JP 60026030A JP 2603085 A JP2603085 A JP 2603085A JP H0338200 B2 JPH0338200 B2 JP H0338200B2
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JP
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boom
telescopic
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booms
length
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JP60026030A
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Mitsuhiro Kishi
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Hikoma Seisakusho Co Ltd
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Hikoma Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高所での作業のために作業員あるい
は資材を持ち上げたり、不要部材を降ろしたりす
るために用いる昇降装置に関し、特に、操作盤か
らの操作により昇降台を斜方向に上昇下降できる
ようにした昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
高速道路、ビル建設等の高所における組立て、
塗装、修理には昇降台を昇降させる昇降装置が用
いられ、この昇降台には作業員、資材を載せて持
ち上げたり、降下させていた。
この従来の昇降装置の概略を第1図により説明
すると、内部が中空の中段ブームA,Bはその中
心にて軸CによりX字形に回動自在に連結してあ
り、中段ブームA,Bの端面にはそれぞれ上段ブ
ームD,E、下段ブームF,Gがそれぞれ出没自
在に挿通してあり、上段ブームD,Eには昇降台
Iが連結してあり、下段ブームF,Gには基台H
が連結してある。この基台Hと軸Cの間には二等
辺三角形になるように一対の油圧シリンダJ,K
が介在させてある。
この構成において、昇降台Iを上昇させるには
まず、軸Cを油圧シリンダJ,Kで上昇させると
各上段ブームD,E、下段ブームF,Gは中段ブ
ームA,Bの開口端より引き出され、昇降台Iは
この基台Hより離れて上方に向かつて上昇する。
ここで、昇降台Iが基台Hに対して垂直上方に上
昇するためには上段ブームD,E、下段ブーム
F,Gがそれぞれ中段ブームA,Bの開口端より
引き出される移動量lがいずれも常に同一でなけ
ればならず、このため各上段ブームD,E、下段
ブームF,Gの移動量を規制する同調機構が設け
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、中段ブームB、上段ブームE及び下
段ブームGの各長さの合計長さをaとし、中段ブ
ームA、上段ブームD及び下段ブームFの各長さ
の合計長をbとし、基台Hから昇降台Iまでの高
さをhとすると、第2図に示すような関係が成立
する。このように高さhまで上昇させた昇降台I
を横方向に一定の長さLだけ移動させる昇降装置
としては、特願昭58年124974号に記載されたもの
が概に提案されている。かかる昇降装置によれ
ば、一方のブームの長さを一定とし(この従来例
では、長さa)、他方のブームの長さを短くする
(この従来例では、長さbから長さb1に短くする)
ことにより、作業台Iを距離Lだけ移動させるこ
とができる。しかしながら、かかる昇降装置は、
昇降台Iを距離Lだけ水平に移動させると、昇降
台Iの高さがh1となつてしまうという不都合があ
り、また、斜方向の上昇下降ができないものであ
つた。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、
設定された値を基に斜方向の昇降を可能にした昇
降装置を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記問題点を解決した本発明の昇降装置は次の
如き原理に基づくものである。それでは、本発明
の昇降装置の原理を第3図及び第4図を用いて説
明する。この図においても第2図と同一事項には
同一の符号を付して説明することにする。ここ
で、Mは昇降台Iの長さであり、また、下段ブー
ムG,Fの軸支点距離でもある。
まず、昇降台Iを垂直にhだけ上昇させ、停止
させた場合には、次式が成立する。すなわち、 a2=h2+M2、b2=h2+M2 ∴h2=a2−M2=b2−M2 ……(1) ただし、a=b となる。
また、昇降台Iを横方向にLだけ移動させた場
合は次式が成立する。
すなわち、 ax 2=h2+(M+L)2 bx 2=h2+(M−L)2 ……(2) となる。
ここで、上記第2式を用いて、第4図に示すよ
うにh及びLを変数とし、ax、bxを刻々と計算
し、これを基準として実際のブームの長さを比較
することにより、ブームの長さを制御すれば、斜
め昇降が可能となる。すなわち、高さhのうちの
一定の高さを△h、水平距離のうち一定の距離を
△Lとして、(2)式に代入すれば、 △ax 2=△h2+(K+△L)2 △bx 2=△h2+(K−△L)2 ……(3) が得らる。そしてこの値を基準として実際のブー
ムの長さを比較してその比較結果が零となつたと
きに、2△h、2△Lを第2式に代入して、 △ax2 2=(2△h)2+(M+2△L)2 △bx2 2=(2△h)2+(M−2△L)2 ……(4) を求め、これを基準として実際のブームの長さを
比較し、その比較結果が零となつた時に、3△
h、3△Lを第(2)式に代入して△ax3、△bx3を求
めて実際のブームの長さを比較するというように
次々とこれを繰り返すことにより斜方向の上昇が
可能となる。
つまり、 △ax 2=(Σ△h)2+(M+Σ△L)2 △bx 2=(Σ△h)2+(M−Σ△L)2……(5) を計算し、これと実際のブームの延量を比較し、
ブームの延量が△ax、△bxに一致するように油圧
回路を制御し、Σ△h=h、Σ△L=Lとなつた
ときに停止すれば、斜め上昇が可能となる。
尚、斜方向に下降させるときには、 △ax 2=(h−Σ△h)2 +{M+(L−Σ△L)}2 △bx 2=(h−Σ△h)2 +{M−(L−Σ△L)}2 ……(6) の計算をし、h、Lから一定値△h、△Lを減算
してゆき、その値ax、bxに実際のブームの延量が
一致するように制御すればよい。そして、h−Σ
△h=0、L−Σ△L=0となつたときに停止す
ればよい。
しかして、高さh、及び水平距離Lを予め与え
ておいて、これに一致するように制御すれば、自
動斜方向の昇降が可能となる。
このような知見に基づき本発明の昇降装置は、
移動できる車体と、前記車体の上方に位置して上
下に昇降できる昇降台と、中央を回転自在に軸支
してX字形に組み合わせた一対の中段ブームと、
各中段ブームの長さ方向に対して移動し、それら
の下端が車体に連結された下段ブームと、各中段
ブームの長さ方向に対して移動し、それらの上端
が昇降台に連結された上段ブームとを有する昇降
装置において、車体上における二つの間隔を置い
た位置と中段ブームとの間にハ字形に配置させら
れて、昇降台を垂直方向および水平方向に移動さ
せられる一対の伸縮機構と、上記上段、中段、下
段のブームからなる伸縮ブームのX字形の両方に
取りつけられ、各伸縮ブームの伸縮長さをそれぞ
れ測定して伸縮信号を得る測長センサーと、所望
高さおよび所望水平距離へ移動させるための操作
データが設定できる操作盤と、当該操作盤からの
移動データ、測長センサーからの伸縮データを取
込み、操作盤からのデータにより昇降動作をさせ
たときに、昇降台を水平に保ちつつ当該昇降台を
垂直、水平あるいは斜めに昇降動作させるため上
記一対の伸縮機構に供給する作動油を上記操作盤
に設定された操作データおよび上記伸縮データを
基に制御する制御装置とを備え、前記制御装置
は、前記操作盤に設定された操作データが高さと
水平距離の双方あるときに、これらを基に両伸縮
ブームの斜め方向移動するための伸び基準値を算
出し、この基準値と前記伸縮データとの偏差に応
じて伸縮機構に供給する作動油を制御して昇降台
が斜めに移動できるように構成したことを特徴と
するものである。
〔作用〕
昇降台を所望する高さ、所望する水平距離だけ
移動させたい場合に、その高さ、距離に関する情
報を操作盤に設定する。その設定された情報を制
御装置に取込むと制御装置は、上記第(5)式又は第
(6)式を用いてブームの延びの基準値を求める。そ
して、制御装置は、この基準値と前記検出した伸
縮データと比較してその偏差が零となるように作
動油の伸縮機構への供給を制御する。その結果、
昇降台は、斜方向の上昇下降させられることにな
る。
また、第(1)式及び第(2)式を用いると、昇降台は
垂直上昇して設定高さで停止し、次いで水平移動
して設定水平距離で停止し、再び水平移動して元
の位置で停止し、次いで垂直下降する動作もさせ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第5図は本発明に係る昇降装置の一実施例であ
つて、昇降機構を最下降させた状態を示す側面図
である。第6図は同昇降機構を最大限に伸張させ
た状態を示す側面図である。第7図は第6図にお
ける状態を示す背面図である。
図中の符号1はトラツクの車体で、車体1の前
後左右にはそれぞれ前輪2と後輪3が軸支してあ
り、前輪2の上部には運転室4が設けてあり、さ
らに、車体1の中央と後端の左右にはそれぞれア
ウトリガー5が固着してある。前記車体1の上面
には昇降機構6が載置してあり、昇降機構6の上
部には昇降台7が固着してあり、この昇降台7の
周囲には手摺り8が設けてある。前記昇降機構6
は4個の伸縮ブームから成り、それぞれの伸縮ブ
ームはそれぞれ中段ブーム10、下段ブーム1
1、上段ブーム12より構成してある。2個1組
としたそれぞれの中段ブーム10の中央は連結軸
13によつてX字形に回動自在となるように軸結
してあり、下段ブーム11と上段ブーム12の各
先端には連結片14,15がそれぞれ固着してあ
り、連結片14は車体1上に固定した固定片16
とピンにより回動自在に連結してあり、連結片1
5は昇降台7の下面に固定した固定片17とピン
により回動自在に連結してある。
この固定片16の間隔と固定片17の間隔は同
一としてあり、伸縮ブームがX字形に伸長しても
車体1と昇降台7は平行になるように構成してあ
る。前記2個1組となつた中段ブーム10はその
2組が間隔を置いて平行に配置してあり、各組の
内側の中段ブーム10はその中央で作動軸18に
よつて連結してあり、作動軸18と連結軸13の
軸線は一直線となるように配置させてある。前記
車体1の固定片16に接近した両位置と作動軸1
8の間にはそれぞれ油圧シリンダ19,20が配
置してあり、両油圧シリンダ19,20は作動軸
18を頂点として二等辺三角形に成るように配置
してある。尚、中段ブーム10,10には、ブー
ムの長さを測定する測長センサー21,22が設
けられている。測長センサー21,22はデジタ
ル回転計を内蔵し、その回転軸には、帯状体23
が巻回されると共に帯状体23を巻き込むゼンマ
イばねが設けられており、その帯状体23の一端
が下段ブーム11の連結片14に係合した構成を
有し、巻尺の如く帯状体23が進退するようにし
たものでよい。
次に、第8図、第9図は前述の伸縮ブーム、す
なわち中段ブーム10の内部構造を示すもので、
中段ブーム10は薄肉鋼板を折曲げてその長さ方
向に中空の断面ロ字形をした構造をしており、こ
の中段ブーム10の一端からは下段ブーム11が
摺動自在に挿通してある。この下段ブーム11は
薄肉鋼板を折曲げた断面中空のロ字形をしてお
り、この下段ブーム11内には中段ブーム10の
他の開口端から挿入された上段ブーム12が摺動
自在に挿通してある。そして中段ブーム10の両
端には扇形をした軸支片24,25がそれぞれ固
着してあり、この軸支片24,25にはそれぞれ
一対のガイドローラー26,27が回転自在に軸
支してあり、ガイドローラー26は下段ブーム1
1の両側面に、ガイドローラー27は上段ブーム
12の両側面にそれぞれ接触させてある。また、
中段ブーム10の軸支片25に接近した端部には
ギアボツクス28が固着してあり、このギアボツ
クス28内には2個のスプロケツトホイール2
9,30が軸支してある。前記下段ブーム11の
先端(中段ブーム10内の最奥位置)と上段ブー
ム12の先端の間はチエーン31によつて連結し
てあり、このチエーン31は前記スプロケツトホ
イール29,30の外周にS字形となるように巻
回してある。このチエーン31によつて下段ブー
ム11と上段ブーム12とはその伸縮量が協調さ
れ、中段ブーム10から下段ブーム11と上段ブ
ーム12とは同一伸縮量によつて出没することに
なる。
また、第9図は中段ブーム10の中央の断面を
示したものである。それでは測長センサー21又
は22の構成について第8図及び第9図を参照し
て説明すると、デジタル回転計32の回転軸33
に帯状体23を巻回し、かつ回転軸33に前記帯
状体23を巻き取るためのゼンマイばね34が設
けられて構成されている。しかして、中段ブーム
10の中央外周にはそれぞれ帯状の保持体35が
巻付けて固着してあり、一方の保持体35の側面
には円柱形をした連結軸13が固着してあり、他
方の保持体35にはねじ36で固定した係合片3
7が固定してあり、係合片37は連結軸13の外
周に形成した係合溝38に嵌合させてあることに
より、2つの中段ブーム10はX字形に連結され
ると共にその回動は自由に維持される。そして、
一方の中段ブーム10の保持体35の連結軸13
と反対側には支軸39が突起させてあり、この支
軸39には前記作動軸18が連結してある。
第10図は本発明の一実施例であ油圧制御系の
概略構成を示す系統図である。この図では、運転
室4など制御系に関係の無い部分に付いては省略
してある。
図において、中段ブーム10に取付けられて、
ブームの伸長量を測定できる測長センサー21,
22からの検出信号は、制御装置50に取込まれ
る。制御装置50は、各種情報を取り込み、これ
らの演算処理を実行して制御信号を出力する処理
部51と、所定のデータ等を記憶する記憶部52
と、外部操作盤53とからなる。制御装置50か
らの制御信号は、油圧回路54の第一油圧制御部
55と、第二油圧制御部56とにそれぞれ与えら
れる。第一油圧制御部55及び第二油圧制御部5
6で制御される圧力油は、油圧シリンダ19,2
0との間に流出入するようになつている。
第11図は同油圧制御系の詳細構成を示す系統
図である。エンジン57の出力はポンプ58に伝
えられており、ポンプ58の吸入側は圧力油を満
したタンク59に導通してあり、ポンプ58の吐
出側には切換弁60,61に接続してある。切換
弁60,61は三つの位置を高速に切換えること
のできる電磁弁であり、これらはそれぞれ二つの
油路62,63,64,65が接続してあり、油
路62,64には油圧シリンダ19,20の作動
側が接続してあり、油路63,65には逆止弁6
6,68と制御弁67,69の並列回路を介して
シリンダ19,20の作動側が接続してある。
制御装置50の処理部51は、各種演算処理を
行うマイクロプロセツユニツト(MPU)70と、
所定のプログラム等を記憶しているリードオンリ
メモリ(ROM)71と処理プログラム等を記憶
するランダムアクセスメモリ(RAM)72と、
測長センサー21,22からの検出信号を取込む
デジタル入力部(DI)73と、操作盤53から
の信号を取り込むと共に操作盤53の表示部を点
灯表示するためのデジタル入出力部(DIO)74
と、切換弁60,61を切換る制御信号を出力す
るデジタル出力部(DO)75と、各種の消去し
てはならないデータ等を記憶するバツクアツプ
RAM(Bu−RAM)52と、MPU70、ROM7
1、RAM72、ADC73、Bu−RAM52、
DIO74及びDO75を接続するバスライン76
とから成る。また、記憶部52は、処理部51の
バツクアツプRAMを兼用している。
操作盤53には、手動操作か自動かを選択する
選択スイツチ80と、手動操作時に使用し、上昇
スイツチ81、下降スイツチ82、水平前進スイ
ツチ83、水平後退スイツチ84と、自動のとき
に使用し、高さhを設定する高さ用デジタルスイ
ツチ85、前進か後退かを含めて水平距離を設定
できる水平距離用デジタルスイツチ86、デジタ
ルスイツチ85及び86に設定した値でよいか確
認する確認スイツチ87及び88、斜方向の昇降
か否かを選択するモードスイツチ89、自動扱い
をスタートさせるるスタートボタン90、緊急停
止用のストツプボタン91、高さh及び水平距離
Lを表示する表示装置92及び93とを備えてお
り、これらは処理部51のDIO74に接続してあ
る。
次に本実施例の作用を説明する。
まず、車体1に取り付けたエンジン57を作動
し、このエンジン57によりポンプ57を駆動し
て油圧を発生させる。この油圧は切換弁60,6
1に伝えられるが、切換弁60,61が静止の状
態のときには油圧は図示しない回路により油タン
ク59に回収される。
次に第12図のフローチヤートを用いて動作説
明をする。
第12図は選択スイツチ80を手動操作に選択
した場合の動作説明である。
ステツプ100でプログラムが起動される。ステ
ツプ101で、操作盤53の上昇用スイツチ81が
オンされると、ステツプ102に移る。ステツプ102
では、DIO74がこれを取り込み、MPU70に
与えると、MPU70よりDO75を介して切換
弁60,61に上昇の制御信号が出力される。こ
れにより、油路62,64を介して油圧シリンダ
19,20に油圧を加えて、両油圧シリンダ1
9,20内に圧力油を供給する。ステツプ103で
は測長センサー21,22からの信号をDI73
を介してBu−RAM52に取り込む。ステツプ
104では、前記取込んだ測長センサー21,22
からの信号を比較し、その比較結果に偏差がある
ときには、その偏差に応じた制御信号を一方の切
換弁60又は61に出力する。ステツプ105では
切換弁60,61を切換え制御して、その偏差が
なくなるように所定の油量が油圧シリンダ19又
は20に供給されることになる。これにより、両
油圧シリンダ19,20に圧力油が供給されて油
圧シリンダ19は伸びると同時に油圧シリンダ2
0は油圧シリンダ19と同調して伸張するる。油
圧シリンダ19,20により排出された圧力油は
制御弁67,69を通つて油タンク59に回収さ
れる。この油圧シリンダ19,20が作動してそ
れらのシリンダロツドが突出されると中段ブーム
10は上方に持ち上げられ、これに伴つて下段ブ
ーム11と上段ブーム12は中段ブーム10によ
り抜き出されることになるが、下段ブーム11と
上段ブーム12とはチエーン31で連結されてい
るので、下段ブーム11が中段ブーム10より抜
け出ると下段ブーム11の先端に固着したチエー
ン31はスプロケツトホイール29,30を回転
させながら移動し、このチエーン31の移動で上
段ブーム12の下端は引張られ、上段ブーム12
は中段ブーム10の上端開口より引き出されるこ
とになる。しかも、チエーン31は伸びないため
に下段ブーム11と上段ブーム12の抜け出す量
は同一となり、2個1組となつたそれぞれの下段
ブーム11と上段ブーム12の伸張量は一致し、
中段ブーム10は連結軸13を中心にX字形にな
るように回転して昇降台7を持ち上げる。この油
圧シリンダ19,20による中段ブーム10の押
上げにおいて、油圧シリンダ19,20はいずれ
も連結軸13を中心に二等辺三角形になるように
配置してあるため、各シリンダロツドの伸張量が
同一であれば連結軸13は常に車体1に対して垂
直方向に上昇することになる。両油圧シリンダ1
9,20はいずれもその伸張量が同一となるよう
同調しており、シリンダロツドの伸びはいずれの
時点でも同一量となる。この移動量の関係を第1
3図で説明すると、両油圧シリンダ19,20の
各伸び量Wはいずれも同一であり、連結軸13を
一直線方向に上昇させており、下段ブーム11、
上段ブーム12の押出量Zはいずれも同じとな
り、全ブーム11,12はその移動量に同期がと
られることになる。
ステツプ106ではこのように両油圧シリンダ1
9,20を制御することにより、昇降台7が所定
の高さhに達したか否かを操作者が判定し、達し
ないときにはステツプ101戻り、達したときには
上昇スイツチ81を停止にする(ステツプ107)。
これにより切換弁60,61は中立位置に復帰
し、各油圧シリンダ19,20は伸長した状態の
まま油圧回路が閉鎖されその位置に保持されるた
め昇降台7は下降しない(ステツプ108)。所定の
高さで停止させたときに、ステツプ109で測長セ
ンサー21,22の検出信号と上記(1)式により高
さhをMPU70で求め、これをBu−RAM52
に記憶させる。
ステツプ110では、次に、水平移動用前進スイ
ツチ83を押すとステツプ111に移り、第(2)式を
基に、ax、bxがMPU70により刻々と計算され、
その値をBu−RAM52に記憶する。
ステツプ112では、上述の求めたax、bxに測長
センサー21,22からの検出信号が一致するよ
うにDO75を介して切換弁60,61に制御信
号が与えられ、ここでax、bxと検出信号との比較
がなされ、不一致の場合は一致となるまでステツ
プ112が繰返される。ステツプ113では、所定の水
平距離Lまで昇降台7が移動したか操作者が判定
し、移動していないときには再びステツプ110に
戻り、移動しているときにはステツプ114に移る。
次いで、ステツプ114ではスイツチ83を停止と
し、ステツプ115では昇降台7の水平移動を停止
し、この距離LをBu−RAM52に記憶させる。
ステツプ116では水平移動用後退スイツチ84
を押すと、Bu−RAM52に記憶された値を逆に
読み出してきて、それを基準に測長センサー2
1,22からの検出信号が一致するように切換弁
60,61を制御する。ステツプ117では距離L
だけ、つまり元の位置まで昇降台7が移動したか
判定し、移動したときはステツプ118に移り停止
し、移動していないときにはステツプ116に移る。
次に、ステツプ118で下降用スイツチ82を押す
と、ステツプ119では、DO75より切換弁60,
61に制御信号が出力される。これにより、切換
弁60,61が逆方向に切換わり、ポンプ58か
らの圧力油は油路63,65、逆止弁66,68
を経て油圧シリンダ19,20に注入され、油圧
シリンダ19,20は縮小する。油圧シリンダ1
9,20により排出された作動油は油路62,6
4より油タンク59に戻る。この両油圧シリンダ
19,20の縮小作動時においても、MPU70
により同期がとられているため両油圧シリンダ1
9,20の縮小量は同調し、中段ブーム10の連
結軸13は車体3に対して垂直に下降する。ステ
ツプ120で最下端に達していなければステツプ118
に戻り、達していればステツプ121に移る。ステ
ツプ121で全て停止状態とし、本ルーチンを終了
する。
以上が手動操作の場合の動作である。
次に、第14図を用いて自動扱いの動作説明す
る。
まず、選択スイツチ80を“自動”切換える。
次いで、高さhをデジタルスイツチ85に設定す
る(ステツプ201)。この設定値がMPU70を介
して表示装置92に表示される(ステツプ202)。
表示装置92に表示されたhの設定値が所望の値
でないときにはステツプ201に戻り再び設定し直
すが、所望の値のときは確認スイツチ87を押す
と(ステツプ204)、これがBu−RAM52に記憶
させる(ステツプ205)。次に前進又は後退を含む
水平移動距離Lをデジタルスイツチ86に設定す
る(ステツプ206)。この設定値がMPU70を介
して表示装置92に表示される(ステツプ207)。
この設定値が所望の値でないときにはステツプ
206に戻り再び設定し直すが、所望の値のときは
確認スイツチ88を押すと(ステツプ209)、これ
がBu−RAM52に記憶させる(ステツプ210)。
ここでステツプ201〜205と、ステツプ206〜210と
は逆になつてもよい。
しかして、モードスイツチ89を押して(ステ
ツプ211)、斜方向の昇降か否かを判定する(ステ
ツプ212)。ここでステツプ212において斜方向の
昇降の場合についての以下説明する。
ステツプ213で“スタートボタン80”を押す
と設定されたh及びLから適当な微小値の△h、
△LをMPU70で計算する(ステツプ214)。次
いで第(5)式よりブームの延び基準値△ax、△bx
求める(ステツプ215)。また測長センサー21,
22からの検出信号を取り込む(ステツプ216)。
ステツプ217では、求めた基準値ax、bxを基準と
してこれと検出信号とを比較し、その偏差に応じ
た制御信号を油圧回路54に出力する。次いで、
ステツプ218では上記制御信号に応じて油圧回路
54の切換弁60,61を切換て偏差が零となつ
たか否かを判定し、零でないときにはステツプ
216に戻るが零のときは次にステツプに移る。ス
テツプ219ではΣ△h=h、Σ△L=Lとなつた
ときにはステツプ220に移つて昇降台7の上昇を
停止するがするが、これ以外のときにはステツプ
215に戻り、再びこれ以上のステツプの処理をす
る。これにより斜上昇が完了する。
ここで、作業等が終了して斜め下降をする場合
に再び“スタートボタン90”を押すと(ステツ
ツプ221)、第(6)式の計算がされてブームの延び基
準性△ax、△bxを求める(ステツプ222)。測長セ
ンサー21,22の検出信号を取込む(ステツプ
223)。上記求めた△ax、△bxを基準とし、これと
検出信号とを比較し、その偏差に応じて油圧回路
54を制御する(ステツプ224)。ステツプ225で
は切換弁60,61を上記偏差信号で制御した結
果、前記偏差が零となつたかを判定し、零でない
ときにはステツプ223に戻るが、零のときはステ
ツプ226に移る。ステツプ226では、h−Σ△h=
0、L−Σ△L=0のとき、すなわち最下位置に
きたときには、ステツプ227に移り停止するがこ
れ以外のときにはステツプ222に戻り、再び処理
を行う。これを繰り返すことにより斜方向に下降
できることになる。
以上が斜方向の昇降動作である。
次に、垂直上昇→停止→水平移動→停止→水平
移動→垂直下降という順序で自動扱いの動作を説
明する。この場合、モードスイツチ89を斜方向
以外に選択する。ステツプ230では、上記第(1)式
より△ax、△bx(ただし、△ax=△bx)を求める。
ステツプ231では、測長センサー21,22の検
出信号を取込む。ステツプ232では、△ax、△bx
を基準として検出信号と比較する。ここで、偏差
があるときはステツプ231に戻るが、偏差がない
ときにはステツプ233に移る。ステツプ233では設
定値hに達したか否かを判定し、達していないと
きにはステツプ230に戻るが、達したときにはス
テツプ234に移り、ここで停止する。ステツプ235
では第(5)式の計算で△ax、△bxを求める。ステツ
プ236では、測長センサー21,22の検出信号
を取込む。ステツプ237では、測長センサー21,
22の検出信号が△ax、△bxに一致するように油
圧回路54を制御する。ステツプ238では、一致
しないときにステツプ236に戻るが、一致したと
きにはステツプ238に移る。ステツプ238ではΣ△
h=h、Σ△L=Lに達したか否かを判定し、達
していないときにはステツプ235に戻すが、達し
ているときにはステツプ239に移り停止する。な
お、この停止状態で“スタートボタン90”を押
すと(ステツプ240)、ステツプ235を第(6)式に置
き換え、かつ、ステツプ239をh−Σ△h=0、
L−Σ△L=0と書き換えたステツプ235〜240と
おなじ処理とする水平戻り処理(ステツプ241)
が実行されて垂直位置に停止する。次にはax=bx
として徐々に圧力油を戻す下降戻り処理(ステツ
プ242)がなされて、最下位置にきたときに停止
する。
本実施例によれば、デジタルスイツチ85,8
6に高さh、水平距離Lをあらかじめ設定してお
き、上記(5)、(6)式を用いて△ax、△bxを求めてこ
れらを基準とし、これらに測長センサー21,2
2からの検出信号が一致するように切換弁60,
61に制御信号50をもつて制御しているので、
昇降台7は斜めに昇降することになる。
上記実施例では、切換弁60,61にはパルス
状に開閉可能なものを使用したので、移動量の微
調整が容易である。また、測長センサー21,2
2は、アナログ式のものであつてよく、このとき
はAD変換器を介してMPU70にその検出記号
を入力する必要がある。また、操作盤に高さh及
び水平距離Lを設定するものとしては、デジタル
スイツチを本実施例では用いたが、これはテンキ
ーやその他の入力装置であつてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように、水平距離及び高さを
設定しておくことにより、各伸縮機構の移動距離
を算出でき、これを基に油圧シリンダを制御し
て、垂直移動、水平移動はもとより、斜め昇降を
自動的におこなうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の昇降装置の概略を示す説明図、
第2図は従来の昇降装置の動作を説明するために
示す模式図、第3図、第4図は本発明の原理を説
明するために示す模式図、第5図は昇降機構を最
下降させた状態を示す昇降装置の一実施例を示す
側面図、第6図は同上の昇降機構を最大限に伸張
させた状態を示す側面図、第7図は第6図におけ
る状態の背面図、第8図は中段ブームの内部を示
す側断面図、第9図は作動軸付近における中段ブ
ームの縦断面図、第10図は本発明の昇降装置の
一実施例であつて制御系を示す系統図、第11図
は第10図を詳細に示す系統図、第12図は制御
系の手動動作を説明するために示すフローチヤー
ト、第13図は昇降機構と油圧伸縮機構の関連を
示す模示図、第14図は制御系の自動動作を説明
するために示すフローチヤートである。 1……車体、6……昇降装置、7……昇降台、
10……中段ブーム、11……下段ブーム、12
……上段ブーム、19,20……油圧シリンダ、
21,22……測長センサー、50……制御装
置、54……油圧回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移動できる車体と、前記車体の上方に位置し
    て上下に昇降できる昇降台と、中央を回転自在に
    軸支してX字形に組み合わせた一対の中段ブーム
    と、各中段ブームの長さ方向に対して移動し、そ
    れらの下端が車体に連結された下段ブームと、各
    中段ブームの長さ方向に対して移動し、それらの
    上端が昇降台に連結された上段ブームとを有する
    昇降装置において、 車体上における二つの間隔を置いた位置と中段
    ブームとの間にハ字形に配置させられて、昇降台
    を垂直方向および水平方向に移動させられる一対
    の伸縮機構と 上記上段、中段、下段のブームからなる伸縮ブ
    ームのX字形の両方に取りつけられ、各伸縮ブー
    ムの伸縮長さをそれぞれ測定して伸縮信号を得る
    測長センサーと、 所望高さおよび所望水平距離へ移動させるため
    の操作データが設定できる操作盤と、 当該操作盤からの移動データ、測長センサーか
    らの伸縮データを取込み、操作盤からのデータに
    より昇降動作をさせたときに、昇降台を水平に保
    ちつつ当該昇降台を垂直、水平あるいは斜めに昇
    降動作させるため上記一対の伸縮機構に供給する
    作動油を上記操作盤に設定された操作データおよ
    び上記伸縮データを基に制御する制御装置とを備
    え、 前記制御装置は、前記操作盤に設定された操作
    データが高さと水平距離の双方あるときに、これ
    らを基に両伸縮ブームの斜め方向移動するための
    伸び基準値を算出し、この基準値と前記伸縮デー
    タとの偏差に応じて伸縮機構に供給する作動油を
    制御して昇降台が斜めに移動できるように構成し
    たことを特徴とする昇降装置。
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