JPH0335861A - 減圧吸上鋳造法 - Google Patents
減圧吸上鋳造法Info
- Publication number
- JPH0335861A JPH0335861A JP17154389A JP17154389A JPH0335861A JP H0335861 A JPH0335861 A JP H0335861A JP 17154389 A JP17154389 A JP 17154389A JP 17154389 A JP17154389 A JP 17154389A JP H0335861 A JPH0335861 A JP H0335861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- chamber
- mold
- casting method
- pressure difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は精密鋳造を可能ならしめる減圧吸上鋳造法に関
するものである。
するものである。
減圧吸上鋳造法は、特公昭52−38924号公報或い
は特公昭6G−35227号公報に開示されているよう
に、周知のロストワックス鋳造法における鋳込方法の改
良に係るもので、米国の大手ロストワックスメーカーで
あるヒツチナー社により開発されたものである。まずこ
の減圧吸上鋳造法の概略を第2a図〜第2c図に従い説
明する。
は特公昭6G−35227号公報に開示されているよう
に、周知のロストワックス鋳造法における鋳込方法の改
良に係るもので、米国の大手ロストワックスメーカーで
あるヒツチナー社により開発されたものである。まずこ
の減圧吸上鋳造法の概略を第2a図〜第2c図に従い説
明する。
第2a図において、1は金属をその融点以下に加熱して
溶融状態とした溶湯を保溜する湯槽、2はその上方に昇
降自在に支持されたチャンバ、3は鋳物砂を焼成して作
られた通気性の鋳型である。
溶融状態とした溶湯を保溜する湯槽、2はその上方に昇
降自在に支持されたチャンバ、3は鋳物砂を焼成して作
られた通気性の鋳型である。
鋳型3はスプル一部4を中心としてその周囲に該スプル
一部4とゲート5を介して連通ずる多数のキャビティ6
が放射状に形成されている。また該スプル一部4は上端
が閉塞され下方には筒状のスノート7が延設されその下
端に吸上口8が開口している。そして該スノートをチャ
ンバ2の底部開口9から下方に垂下するように該鋳型3
をチャンバ2内に設定している。しかしてチャンバ2を
第2b図に示したように下降させ吸上口8を湯槽lの溶
湯中に浸漬しチャンバ2の吸気口lOを真空ポンプに継
ぐことにより該チャンバ2内を減圧すると、鋳型3は通
気性であるので内部も減圧され吸上口8からスプル一部
4に溶湯が吸引され該溶湯はさらにゲート5を通りキャ
ビティ6に充満する。
一部4とゲート5を介して連通ずる多数のキャビティ6
が放射状に形成されている。また該スプル一部4は上端
が閉塞され下方には筒状のスノート7が延設されその下
端に吸上口8が開口している。そして該スノートをチャ
ンバ2の底部開口9から下方に垂下するように該鋳型3
をチャンバ2内に設定している。しかしてチャンバ2を
第2b図に示したように下降させ吸上口8を湯槽lの溶
湯中に浸漬しチャンバ2の吸気口lOを真空ポンプに継
ぐことにより該チャンバ2内を減圧すると、鋳型3は通
気性であるので内部も減圧され吸上口8からスプル一部
4に溶湯が吸引され該溶湯はさらにゲート5を通りキャ
ビティ6に充満する。
所定の保持時間が経過しゲート5の溶湯が凝固した後に
該チャンバ2の減圧状態を解くことによりスプル一部4
中にある未凝固の溶湯をその自重によって流出させ第2
C図に示したように該スプル一部4を空にできるように
している。そして該鋳型3をこわしキャビティ6に形成
された製品を取り出したときに各製品は湯道にて連なる
ことなく別体のものとして取り出せ製品切り離しの手間
が掛からない利点があると共に、スプル一部4から湯槽
1に戻された溶湯は次の鋳込に無駄なくf11月できる
ので歩留がよく、さらには、溶湯の汚染がなく品質が向
上するなど種々の利点があるものである。
該チャンバ2の減圧状態を解くことによりスプル一部4
中にある未凝固の溶湯をその自重によって流出させ第2
C図に示したように該スプル一部4を空にできるように
している。そして該鋳型3をこわしキャビティ6に形成
された製品を取り出したときに各製品は湯道にて連なる
ことなく別体のものとして取り出せ製品切り離しの手間
が掛からない利点があると共に、スプル一部4から湯槽
1に戻された溶湯は次の鋳込に無駄なくf11月できる
ので歩留がよく、さらには、溶湯の汚染がなく品質が向
上するなど種々の利点があるものである。
〔従来の技術の問題点〕
このように減圧吸上鋳造法は、鋳型がセットされたチャ
ンバ内を減圧し、外部と気圧差を生しさせることにより
溶湯を吸い上げるものであるから、実際の操業上はこの
気圧差が小さすぎる(減圧度が小さい)と鋳込時間がか
かるだけでなく湯廻りが悪く製品の肉薄部分に欠落が生
じるおそれがあり、反対に気圧差がありすぎると鋳型が
破裂するおそれがある。従ってチャンバ内外の気圧差を
いかに設定すべきかは減圧吸上鋳造法の成否を決定する
重要な要因であるが、従来この気圧差の決定は専ら技術
者の勘にたよっていた。このために失敗も多く歩留を悪
くする一因となっていた。
ンバ内を減圧し、外部と気圧差を生しさせることにより
溶湯を吸い上げるものであるから、実際の操業上はこの
気圧差が小さすぎる(減圧度が小さい)と鋳込時間がか
かるだけでなく湯廻りが悪く製品の肉薄部分に欠落が生
じるおそれがあり、反対に気圧差がありすぎると鋳型が
破裂するおそれがある。従ってチャンバ内外の気圧差を
いかに設定すべきかは減圧吸上鋳造法の成否を決定する
重要な要因であるが、従来この気圧差の決定は専ら技術
者の勘にたよっていた。このために失敗も多く歩留を悪
くする一因となっていた。
本発明は上記問題点を解消し減圧吸上鋳造法における好
ましいチャンバ内外の気圧差を求める方法を提供し、こ
れにより減圧吸上鋳造法の歩留向上を目ざすと共にその
実施を容易ならしめんとするものである。
ましいチャンバ内外の気圧差を求める方法を提供し、こ
れにより減圧吸上鋳造法の歩留向上を目ざすと共にその
実施を容易ならしめんとするものである。
本発明の減圧吸上鋳造法は上記目的を達成するため、吸
上口が下端に形成された通気性の鋳型をチャンバにセッ
トし、該吸上口を溶湯中に浸漬して該チャンバ内を減圧
することにより溶湯を該チャンバ内外の気圧差で鋳型内
に吸い上げるようにした減圧吸上鋳造法であって、チャ
ンバ内外に溶湯の密度と溶湯の所要吸上揚程との積の1
.1倍〜1.4倍の気圧差を生じさせて溶湯を鋳型内に
吸い上げるようにしたことを特徴としたものである。
上口が下端に形成された通気性の鋳型をチャンバにセッ
トし、該吸上口を溶湯中に浸漬して該チャンバ内を減圧
することにより溶湯を該チャンバ内外の気圧差で鋳型内
に吸い上げるようにした減圧吸上鋳造法であって、チャ
ンバ内外に溶湯の密度と溶湯の所要吸上揚程との積の1
.1倍〜1.4倍の気圧差を生じさせて溶湯を鋳型内に
吸い上げるようにしたことを特徴としたものである。
第1図に示した鋳型3は、ロウで作られた原型(図示せ
ず)の表面に鋳物砂を多層にコーティングしこれを加熱
して該ロウを溶かし出すことにより製作された通気性を
有する中空殻状のものである。該鋳型3の各部には第2
a図〜第2c図にても説明したように、スプル一部4、
ゲート5、キャビティ6、スノート7、吸上口8が形成
されている。しかして、この鋳型3における溶湯の所要
吸上揚程hoは、第1図に示したように、湯槽1中の溶
湯を鋳型1の全キャビティ6のうち最も高所に位置して
いるキャビティ6の上面の高さをそのときの湯槽1の場
面から計った距離であり、この値がこの鋳型3の鋳込に
理論上必要な揚程となる。従ってこの揚程h6を得るた
めに必要なチャンバ内外の気圧差Voは、溶湯の密度を
σとすると、vo−σ・hoで表わされる。
ず)の表面に鋳物砂を多層にコーティングしこれを加熱
して該ロウを溶かし出すことにより製作された通気性を
有する中空殻状のものである。該鋳型3の各部には第2
a図〜第2c図にても説明したように、スプル一部4、
ゲート5、キャビティ6、スノート7、吸上口8が形成
されている。しかして、この鋳型3における溶湯の所要
吸上揚程hoは、第1図に示したように、湯槽1中の溶
湯を鋳型1の全キャビティ6のうち最も高所に位置して
いるキャビティ6の上面の高さをそのときの湯槽1の場
面から計った距離であり、この値がこの鋳型3の鋳込に
理論上必要な揚程となる。従ってこの揚程h6を得るた
めに必要なチャンバ内外の気圧差Voは、溶湯の密度を
σとすると、vo−σ・hoで表わされる。
次表は、所要吸上げ揚程りが40cmである鋳型に、密
度σが7.8g/ajの溶湯をこの減圧吸上鋳造法によ
りチャンバ内外の気圧差Vを上記気圧差vOに対する倍
率を種々変えることによって鋳込んだ際の実施例を示し
たものである。ただし鋳込後の減圧状態の保持時間はい
ずれの場合も10秒間とした。
度σが7.8g/ajの溶湯をこの減圧吸上鋳造法によ
りチャンバ内外の気圧差Vを上記気圧差vOに対する倍
率を種々変えることによって鋳込んだ際の実施例を示し
たものである。ただし鋳込後の減圧状態の保持時間はい
ずれの場合も10秒間とした。
表 I
次に所要吸上揚程りが30cmで、溶湯の密度σが8.
6g/cdである場合について、減圧状態の保持時間を
15秒とし上記と同様の試験を行なったところその試験
結果は表2のとおりとなった。
6g/cdである場合について、減圧状態の保持時間を
15秒とし上記と同様の試験を行なったところその試験
結果は表2のとおりとなった。
表2
なお、上記実験以外にもさらに異なる揚程の鋳型および
密度の違う溶湯にて鋳込実験を行なったところ、その一
連の実験ではいずれも気圧差Vがσ・voの1.1倍以
上にて欠落のない良好な鋳込状態が得られた。ただし気
圧差VA(1,5倍以上になると鋳型が破裂する事例が
認められるので気圧差Vはσ・voの1.1倍以上で1
.4倍以下が望ましい 〔発明の効果〕 このように本発明では、溶湯の密度と鋳型の所要吸上揚
程とからその減圧吸上鋳造に必要とするチャンバ内外の
気圧差が計算により求められるので、気圧差の過不足に
原因する鋳込の失敗を解消させる有益な効果がある。
密度の違う溶湯にて鋳込実験を行なったところ、その一
連の実験ではいずれも気圧差Vがσ・voの1.1倍以
上にて欠落のない良好な鋳込状態が得られた。ただし気
圧差VA(1,5倍以上になると鋳型が破裂する事例が
認められるので気圧差Vはσ・voの1.1倍以上で1
.4倍以下が望ましい 〔発明の効果〕 このように本発明では、溶湯の密度と鋳型の所要吸上揚
程とからその減圧吸上鋳造に必要とするチャンバ内外の
気圧差が計算により求められるので、気圧差の過不足に
原因する鋳込の失敗を解消させる有益な効果がある。
図面は本発明の実施例を示したもので、第1図は溶湯吸
上時の鋳型の縦断面図、第2a図〜第2C図は減圧吸上
鋳造の過程を示した縦断面図である。 l・・・湯槽、2・・・チャンバ、3・・・鋳型、8・
・・吸上口、9・・・底部開口、lO・・・吸気口。 払 パ)。詞 二わ二1、凹
上時の鋳型の縦断面図、第2a図〜第2C図は減圧吸上
鋳造の過程を示した縦断面図である。 l・・・湯槽、2・・・チャンバ、3・・・鋳型、8・
・・吸上口、9・・・底部開口、lO・・・吸気口。 払 パ)。詞 二わ二1、凹
Claims (1)
- 吸上口が下端に形成された通気性の鋳型をチャンバにセ
ットし、該吸上口を溶湯中に浸漬して該チャンバ内を減
圧することにより溶湯を該チャンバ内外の気圧差で鋳型
内に吸い上げるようにした減圧吸上鋳造法であって、チ
ャンバ内外に溶湯の密度と溶湯の所要吸上揚程との積の
1.1倍〜1.4倍の気圧差を生じさせて溶湯を鋳型内
に吸い上げるようにしたことを特徴とする減圧吸上鋳造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154389A JPH0335861A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 減圧吸上鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154389A JPH0335861A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 減圧吸上鋳造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0335861A true JPH0335861A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15925074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17154389A Pending JPH0335861A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 減圧吸上鋳造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0335861A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175293B2 (en) | 2001-11-02 | 2007-02-13 | 3M Innovative Properties Company | Decorative article and vehicular lamp |
| CN109014134A (zh) * | 2017-06-12 | 2018-12-18 | 科华控股股份有限公司 | 一种耐热钢涡壳壳型叠箱真空吸铸工艺方法 |
| CN109865818A (zh) * | 2018-03-01 | 2019-06-11 | 北京航大新材科技有限公司 | 一种差压铸造机的锁紧装置 |
| CN110560665A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-12-13 | 天锜精密机械(昆山)有限公司 | 一种铸造用稳固上吸壳模 |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP17154389A patent/JPH0335861A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7175293B2 (en) | 2001-11-02 | 2007-02-13 | 3M Innovative Properties Company | Decorative article and vehicular lamp |
| CN109014134A (zh) * | 2017-06-12 | 2018-12-18 | 科华控股股份有限公司 | 一种耐热钢涡壳壳型叠箱真空吸铸工艺方法 |
| CN109865818A (zh) * | 2018-03-01 | 2019-06-11 | 北京航大新材科技有限公司 | 一种差压铸造机的锁紧装置 |
| CN109865818B (zh) * | 2018-03-01 | 2023-11-03 | 诸城航大新材料技术有限公司 | 一种差压铸造机的锁紧装置 |
| CN110560665A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-12-13 | 天锜精密机械(昆山)有限公司 | 一种铸造用稳固上吸壳模 |
| CN110560665B (zh) * | 2019-09-24 | 2021-06-15 | 天锜精密机械(昆山)有限公司 | 一种铸造用稳固上吸壳模 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4641703A (en) | Countergravity casting mold and core assembly | |
| JPH0335861A (ja) | 減圧吸上鋳造法 | |
| JPH0825006B2 (ja) | 砂型を用いた低圧鋳造方法 | |
| JP2560356B2 (ja) | 減圧吸上精密鋳造法 | |
| CN216729427U (zh) | 防缩松重力铸造模具抽负压装置 | |
| GB2035165A (en) | Casting in gas permeable moulds | |
| JPH02104461A (ja) | 薄肉部品を注型するための真空反重力式注型装置及び方法 | |
| JPH0347666A (ja) | 減圧吸上鋳造用鋳型 | |
| US2497210A (en) | Method for casting metals | |
| JPH05293589A (ja) | 金型鋳造方法 | |
| JPH0327862A (ja) | 減圧吸上鋳造用鋳型 | |
| JPH0120043Y2 (ja) | ||
| JPH0825019A (ja) | 差圧鋳造装置 | |
| JPS59150653A (ja) | 減圧吸引鋳造法 | |
| JPH08206815A (ja) | 減圧吸引鋳造方法及びその装置 | |
| JP2820882B2 (ja) | 減圧吸引鋳造装置および方法 | |
| JPS61135449A (ja) | 減圧造型鋳型の湯口製作法 | |
| JPH09239517A (ja) | 減圧吸引鋳造装置 | |
| JPS6254544A (ja) | 椀形鋳造品用鋳型 | |
| JPH03146255A (ja) | 減圧吸引鋳造法 | |
| CN115971412A (zh) | 一种自水冷铸型装置及其使用方法 | |
| JPH0126784B2 (ja) | ||
| JPH08318361A (ja) | 差圧鋳造方法及びこの方法に用いる差圧鋳造鋳型 | |
| JPH0357549A (ja) | 減圧吸上鋳造法 | |
| JPS6083741A (ja) | 鋳型 |