JPH0337207B2 - - Google Patents

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JPH0337207B2
JPH0337207B2 JP59250219A JP25021984A JPH0337207B2 JP H0337207 B2 JPH0337207 B2 JP H0337207B2 JP 59250219 A JP59250219 A JP 59250219A JP 25021984 A JP25021984 A JP 25021984A JP H0337207 B2 JPH0337207 B2 JP H0337207B2
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Susumu Kido
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は順序制御装置、とくにコンピユータシ
ステムの電源を投入する場合および電源を切断す
る場合においてこのコンピユータシステムを構成
する各周辺装置(以後テバイス)の電源投入また
は電源切断の順序を制御するための順序制御装置
に関するものである。
〔従来の技術〕 一般にコンピユータシステムにおいては、電源
投入に当つてシステムを構成するすべてのテバイ
スに同時に電源を投入すると過大な突入電流が生
じて供給電源側に悪影響を与えるので、これを防
ぎ、さらにまた、システムの安定な立ち上りおよ
び誤動作を伴なわない切断が行なわれるようにす
るために、順序制御装置をシステム中に設け、シ
ステム中の各テバイスに対する電源の投入/切断
をこの順序制御装置で行なえるようにしている。
しかして、このような順序制御装置自身の電源
が事故等によりOFFになつた場合にも、運用中
のシステムにできる限り影響を与えないようにす
るために、順序制御装置自身の電源OFFに対し
ては以下のように制御される必要がある。
すなわち、順序制御装置の電源OFFが起る前
のシステム中の各テバイスに対する電源投入/切
断の状態を順序制御装置自身の電源OFFが起つ
てもそのまま保持するように制御される必要があ
る。
このような制御を行なうために従来は、後に詳
述するように、順序制御装置に設けたリレーのブ
レーク接点(コイル電流が流れるとブレーク(オ
フ)し、コイル電流がなくなると機械的にメーク
(オン)する接点)を利用して、テバイス側電源
を投入/切断するスイツチとなるリレーを投入状
態に保持しておく自己保持電流を流すための電流
ループを形成し、これによつて順序制御装置に電
源OFFが起つても、投入されているテバイスの
電源はそのまま投入状態が保持されるようにして
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの方法では、後述するように、
テバイス当り少なくとも2個の制御用リレーが必
要となり、このためシステム中のテバイスの数の
2倍のリレーが必要となる。
一般にリレーは、ICやLSIに比してその機能の
割合いに形状が大きく、また値段が高いため、シ
ステム中のテバイスの数が増すにつれ、リレーの
実装スペースと価格の面でそのテイメリツトが顕
著に現われるようになる。
一方このようなリレーの作用を、論理ゲートを
用いて実現しようとしても、リレーは、電源
OFFに対して特定の接続状態を機械的に保持す
る機能を有しているのに対して、論理ゲートは電
源OFFによりその機能が失なわれてしまうため
に、論理ゲートを用いてリレーのこのような保持
作用を代行させることは容易ではない。
本発明の目的は、このような問題を解決し、順
序制御装置自身の電源OFFに対して、各テバイ
スに対する電源の投入/切断状態に保持できる、
リレーを用いない順序制御装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の装置は、それぞれが自己の電源の投
入/切断を行なうためのリレーを有する複数のテ
バイスを前記リレーを介して該リレーを含むテバ
イスの電源の投入/切断の順序を制御する順序制
御装置において、前記各リレーのメーク状態を自
己保持するための自己保持電流を、該リレーを含
むテバイスに対する制御電源に直列に接続され
た、該リレーのコイルと、該コイルに対応するメ
ーク型接点と、各テバイスの前記自己保持電流を
整流合成するためのダイオードと、前記順序制御
装置に含まれるパワーオンリセツト回路の出力に
よりその導通のオンオフが制御され前記整流合成
された自己保持電流を導通できるようにした
PNP型トランジスタとNPN型トランジスタとで
構成されるSCR回路とを介して得られるように
している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。理解を容易にするために最初従来例について
説明する。
第5図は従来例を説明するためのブロツク図で
ある。この従来例は、順序制御装置1′と、m個
のテバイス2′−1〜2′−mを含むシステムであ
る。
例えばテバイス2′−1は、自己に対する制御
電源Vd1を有しており、またこの制御電源Vd1
用いてテバイス2′−1の供給電源のON(投入)
およびOFF(切断)を実行するためのリレー
RL′1,rl1を有している。リレー接点rl1はメーク
型の接点で、リレーコイルRL′1に(特定値以上
の)電流が流れると対応するリレー接点rl1をメ
ーク(ON)し、リレーコイルRL′1に(特定値以
上の)電流が流れなくなると対応する接点rl1
機械的にブレイク(OFF)される。そしてテバ
イス2′−1の供給電源(図示せず)に対する
ON/OFFはリレーコイルRL′1に流れる電流によ
り接点rl1と全く同様にメーク/ブレークが制御
される別の接点(図示せず)により行なわれる。
例えばリレーコイルRL′1に電流が流れると接点
rl1はメークし、同時にrl1と同じ動作をする別の
電源ON OFF用のリレー接点によりテバイス
2′−1はその供給電源に対してONされる。ま
たコイルRL′1に電流が流れなくなると接点rl1
機械的にOFFし、同時にrl1と同じ動作をするこ
の電源ON OFF用のリレー接点によりテバイス
2−1は供給電源からOFFされる。
テバイス2′−1以外の他のすべてのテバイス
も以上と全く同じ構成になつている。
これに対して順序制御装置1′には、各テバイ
ス2′−1〜2′−mに対応して、それぞれ2個ず
つのテバイス電源投入/切断制御用のリレーが設
けられている。
例えばテバイス2′−1に対しては、テバイス
2′−1の電源投入を始動するメーク型リレー
ON1,on1とテバイス2′−1の電源切断を始動
するブレーク型リレーOFF1,off1とが設けられ
ている。そしてこれ等各リレーコイルON1
OFF1の一方の端には、順序制御装置1′の電源電
圧V′ccが接続され、他の端には、それぞれナンド
ゲート14′−1および15′−1の出力が接続さ
れている。これら各ナンドゲート14′−1およ
び15′−1は同様に順序制御装置1′の電源V′cc
により駆動されている。
これらのリレーおよびナンドゲートの構成は他
のテバイスに対しても全く同様である。
さらに順序制御装置1′の中には、パワーオン
リセツト回路(POR)12′が設けられている。
このパワーオンリセツト回路(POR)12′は、
電源V′ccが特定のスレシホールド電圧E′1よりも
高い場合には、回路(POR)12′の出力V′p
ハイ論理レベル(以後Hレベル)をとり、また、
E′1よりも低い場合にはV′pはロウ論理レベル(以
後Lレベル)をとる。
このパワーオンリセツト回路12′の出力V′p
は、上述の各ナンドゲート14′−1〜14′−m
および15′−1〜15′−mのそれぞれ一方の入
力に供給されている。
これらのナンドゲートは前述のように電源V′cc
により駆動されているのでV′ccが特定の電圧E′2
よりも低下すると論理素子としての機能が失なわ
れるが、パワーオンリセツト回路(POR)1
2′のスレシホールドE′1は、E′1>E′2になるよう
に選ばれており、これにより電源断等によりV′cc
の電圧低下が起ると、各ナンドゲートの論理素子
としての機能が失なわれる前に、まずこれらのゲ
ートの一方の入力にLレベルが加わり、これらす
べてのゲートをOFFするように構成されている。
さて、この順序制御装置1′の電源V′ccが正常
の場合におけるこの従来例の動作は下記の通りで
ある。
テバイス2′−1に対する制御を例にとつて説
明する。他のテバイスに対する制御も全く同様で
ある。
ナンドゲート14′−1および15′−1の制御
入力PON′1およびPOFF′1は通常はLレベルに保
たれている。
今テバイス2′−1の電源がOFFの状態のと
き、この電源をONにするには、制御入力PON′1
を特定時間幅だけHレベルにする。この結果ナン
ドゲート14′−1の出力はLレベルになり、リ
レーコイルON1に電流が流れて対応する接点on1
をメークする。すると、制御電源Vd1、コイル
RL′1、接点on1、接点off1を介して電流が流れ、
接点rl1をメークする。
こうしてテバイス2′−1に対する電源の投入
が行なわれるが、いつたん接点rl1がメークされ
ると、制御電源V′d1、コイルRL′1、接点rl1、接
点off1を介する電流ループが形成され、このルー
プを介してリレーRL′1,rl1のメーク状態を自己
保持するための自己保持電流が流れるため、制御
入力PON′1が再び通常のLレベルに戻つて接点
on1をブレークしても、テバイス2′−1の電源投
入状態はそのまま保持される。
次にこうして投入されたテバイス2′−1の電
源をOFFするには、ナンドゲート15′−1の制
御入力POFF1を特定の時間幅だ拾けHレベルに
する。この結果、コイルOFF1に電流が流れ、ブ
レーク切点off1をブレークし、前述のコイルRL′1
に対する自己保持電流のループを開いてしまうの
で、コイルRL′1に流れる電流が断となり、メー
ク接点rl1が機械的にブレークし、テバイス2′−
1の電源OFFが行なわれる。こうしていつたん、
接点rl1がブレークしてしまうと、制御入力
POFF′1が再び通常のLレベルに戻り、接点off1
がメークしても、も早やコイルRL′1を含む前述
の電流ループは形成されずテバイス2′−1の電
源OFFの状態はそのまま保持される。
このように順序制御装置1′の電源V′ccが正常
の場合には、制御入力PON′1およびPOFF′1を特
定時間幅だけHレベルにすることによつて、テバ
イス2′−1の電源ON/OFFを自由に制御する
ことができる。
次に順序制御装置1′の電源V′ccが正常状態か
らOFF状態にうつる場合には以下のように動作
する。
電源V′ccの電圧が正常値から0に落ちる過程に
おいて、前述のパワーオンリセツト回路(POR)
12′のスレシホールド値E′1よりも低下すると、
回路(POR)12′は、前述のように、その出力
V′pを直ちにLレベルに落とす。この結果、ナン
ドゲート14′−1,15′−1はともにその出力
がHレベル側に保たれつつ電源電圧V′ccが低下し
遂にはこれらの論理ゲートが論理素子としての動
作ができなくなる電圧値E′2以下に低下する。
この結果、上述の電源V′ccの低下過程において
は、コイルON1およびコイルOFF1のいずれに
も、それぞれの接点on1およびoff1の状態を変化
させる電流は流れないため、テバイス2′−1の
電源のON/OFFの状態は電源V′ccが正常状態の
ときと全く同じに保持される。これはテバイス
2′−1ばかりでなく、他のすべてのテバイスも
全く同様に動作することは明らかである。
なお、この従来例における電源電圧V′cc、パワ
ーオンリセツト回路(POR)12′の出力電圧
V′p、各リレーの接点on1,off1、およびrl1の動作
をタイムチヤートとして第6図および第7図に示
す。
第6図は、電源V′ccを最初のOFF状態からON
して正常値とし、V′ccの正常値においてテバイス
2′−1の電源投入を行い、テバイス2′−1の電
源投入状態のままV′ccをOFFした場合を示してい
る。
また第7図は、V′ccをONにしてテバイス2′−
1の電源投入を行ない、次にテバイス2′−1の
電源切断を行なつた後にV′ccをOFFした場合を示
している。
これらのタイムチヤートより明らかなように、
テバイスの電源のON/OFFの状態は、順序制御
装置1′の電源V′ccのON/OFFによつては全く影
響を受けないようになつている。
このように従来技術においては、各テバイスに
対してそれぞれ2個ずつのリレーを順序制御装置
1′中に用意し、これによつてそのテバイスに対
する電源の投入/切断を制御しかつ順序制御装置
1′自身に電源断が起つてもそのテバイスの電源
の投入/切断の状態がそのまま保持されるように
するという目的を達成している。
しかし、このようなリレーを用いることは、前
述のように、テバイスの数が多くなると、リレー
の実装スペースおよび価格の面でデイメリツトが
顕著になる。
さて次に、以上の欠点を除去する本発明につい
て説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。
この実施例は、順序制御装置1、m個のテバイ
ス2−1〜2−mを含んでいる。
さらにこの順序制御装置1は、SCR回路11、
パワーオンリセツト回路(POR)12、インバ
ータ13、および前述のm個の各テバイス2−1
〜2−mに対応して、それぞれナンドゲート14
−1〜14−m、アンドゲート15−1〜15−
mおよび同じく各テバイス2−1〜2−mに対応
してダイオード16−1〜16−mを含んでい
る。これらの各ゲートはオープンコレクタ型のゲ
ートを用い、Lレベルに対するワイヤードOR動
作を許すようにしている。
また、各テバイス2−1〜2−mは前述した従
来例と全く同様に、それぞれに対する制御電源
Vd1〜Vdo1を有し、これらの制御電源を用いて各
テバイスの供給電源を投入/切断するためのリレ
ーRL1,rl1〜RLn,rlnを有していて、テバイス
側の構成は、前述の従来例と全く同じである。
さて、SCR回路11の詳細を第2図に示す。
このSCR回路11は、互いに相補的の特性を有
するPNP型のトランジスタQ1とNPN型のトラン
ジスタQ2とを用いて、基本的にはQ1のコレクタ
をQ2のベースに、またQ2のコレクタをQ1のベー
スに接続してSCR特性をもたせるようにした回
路である。さらにトランジスタQ1とQ2とのコレ
クタ電流をバランスさせるために必要に応じて抵
抗R1およびR2が挿入され、またトランジスタQ2
がOFFの状態のとき、そのリーク電流によつて
トランジスタQ1がONするのを防止するための抵
抗R3が挿入され、トランジスタQ2がOFFのとき
には、トランジスタQ1のエミツタ、ベース間の
電位差を0付近にしてトランジスタQ1をもOFF
状態に保つようにしている。
このSCR回路11は入力電圧Viが特定のスレ
シホールド値E3よりも低いときには、トランジ
スタQ1およびトランジスタQ2がともにOFF状態
になるため、供給電圧Vsとアース間には電流が
流れない。入力電圧ViがこのスレシホールドE3
を越えて高くなると、トランジスタQ1およびQ2
が同時に導通状態となり、Vsとアース間を低イ
ンピーダンスでシヨートする。これとともに、
VsとVi間をも低インピーダンスで接続しViの電
位をVsの電位に近ずける。
このVsとアース間の低インピーダンスによる
シヨート作用はいつたんSCR回路11がONする
と、Vsとして前述のスレシホールドE3以上の電
圧があれば成立する。
さて次にパワーオンリセツト回路(POR)1
2′と全く同様な回路であり、電源電圧Vccが特定
のスレシホールド値E1よりも高い場合にはその
出力VpとしてHレベルを出力し、電源電圧Vcc
このスレシホールド値E1よりも低くなると、そ
の出力VpとしてLレベルを出力するようにした
スレシホールド回路である。
このスレシホールド値E1は上述のSCR回路1
1のスレシホールド値E3に対してE1>E3になる
ように設定され、後述するように、順序制御装置
1の電源Vccの断が生じた場合に、電圧Vccが降下
してゆく過程において、VccがSCR回路11のス
レシホールド値E3以下に抵下する前に(つまり
SCR回路11が前述のように機能できる電圧範
囲にあるときに)、まずパワーオンリセツト回路
12のスレシホールド値E1をきることによりそ
の出力Vpを強制的にLレベルに落すようにして
いる。
さらにまた、本実施例で用いられている論理素
子としてナンドゲート14−1〜14−m、アン
ドゲート15−1〜15−mおよびインバータ1
3があるが、これらはすべて電源電圧Vccを用い
て駆動されているのでVccがある程度以下の電圧
に低下するとこれらは論理素子としての機能を失
なうことになる。このVccのスレシホールド電圧
E2とすると、前述の各スレシホールド値はE1
E2>E3になるように設定されている。
さて最初に、順序制御装置1の電源電圧Vcc
正常状態にある場合の動作について説明する。
上述したように、Vccが正常状態にある場合に
は、パワーオンリセツト回路(POR)12の出
力Vpは、Hレベルに保たれている。これがイン
バータ13を介してLレベル信号となりSCR回
路11の入力として供給され、このために入力
Viは、SCR回路11のスレシホールド値E3以下
に保たれている。従つて電源電圧Vccの正常状態
においてはSCR回路11は完全にOFF状態にあ
り、Vsとアース間の接続が実質的に開いてしま
うために、順序制御装置1の動作には何の影響も
与えない。
また、パワーオンリセツト回路(POR)12
の、Hレベルに保たれている出力Vpは、各ナン
ドゲート14−1〜14−mおよびアンドゲート
15−1〜15−mのそれぞれの一方の入力とし
て供給され、これらのゲートの他方の入力をその
まま通過させる状態に保つている。
さて、各テバイス2−1〜2−mに対応する各
ナンドゲート14−1〜14−mの制御入力
PON1〜PONnおよび各アンドゲート15−1〜
15−mの制御入力POFF1〜POFFnは、通常状
態においてはすべてLレベルに保たれている。こ
の結果、各ナンドゲート14−1〜14−mの出
力はHレベルに、また各アンドゲート15−1〜
15−mの出力はLレベルに保たれている。
例えば、電源OFFの状態にあるテバイス2−
1に対する電源投入は以下のように行なわれる。
すなわち、テバイス2−1に対応するナンドゲ
ート14−1の制御入力PON1を特定の時間幅だ
けHレベルにすると、このナンドゲート14−1
の出力がLレベルに落ちる結果、テバイス2−1
のリレーコイルRL1に充分な電流が流れ、対応す
るメーク接点rl1をメークし、これによつてテバイ
ス2−1の電源投入が行なわれる。これと共に接
点rl1が閉じる結果、制御電源Vd1のH側から、コ
イルRL1、接点rl1を介してアンドゲート14−1
のLレベル出力に電流パスが生じ、これによつて
リレーRL1,rl1はメーク状態で自己保持され、テ
バイス2−1の電源投入状態が保たれる。
次にこの状態でテバイス2−1の電源をOFF
するためには、アンドゲート15−1の制御入力
POFF1を特定の時間幅だけHレベルとする。こ
の結果、アンドゲート15−1の出力側はHレベ
ルとなり、コイルRL1を流れていた電流がカツト
オフされ接点rl1は機械的にブレークする。こうし
て接点rl1がブレークすると、自己保持電流が0に
なるために、制御入力POFF1が再びLレベルに
戻つても、接点rl1はブレーク状態に保持され、テ
バイス2−1は電源OFFの状態に保たれる。
以上のように、順序制御装置1の電源Vccが正
常の場合には、制御入力PON1またはPOFF1を特
定の時間幅だけHレベルにすることによつて、テ
バイス2−1の電源の投入または切断を自由に行
なうことができる。そしてこのようにしてテバイ
ス2−1の電源の投入または切断を行なつた後、
制御入力PON1およびPOFF1をLレベルに保持す
ることによつてテバイス2−1の電源の投入/切
断の状態をそのまま保持することができる。
以上の動作は、テバイス2−1ばかりでなく、
他のすべてのテバイスに対しても対応する制御入
力を用いて、互に他と独立に自由に行なうことが
できる。各アンドゲート15−1〜15−mの出
力はそれぞれダイオード16−1〜16−mを介
して整流合成されSCR回路11の出力側Vsに接
続されているため以上の動作において相互に干渉
し合わないことは明らかである。
さて次に、順序制御装置1自身の電源Vccに電
源断が生じた場合について説明する。
最初に、テバイス2−1の電源がONの状態に
あり、従つて接点rl1がメークしており、制御電源
Vd1、コイルRL1、接点rl1およびアンドゲート1
5−1を介して自己保持電流が流れている状態の
とき電源Vccに電源断が生じた場合につき説明す
る。
電源Vccが断になり、その電圧値が降下してゆ
くと、その途中で最初にパワーオンリセツト回路
(POR)12のスレシホールドE1をまず横切る。
これが起ると、前述のようにパワーオンリセツト
回路(POR)12は、その出力電圧Vpを直ちに
Lレベルとする。前述のようにE1>E2に設定さ
れているので、この時点では、ナンドゲート14
−1〜14−mおよびアンドゲート15−1〜1
5−mはまた論理素子としての機能を有してお
り、従つて以後VccがE2以下に低下するまでは
PON1〜PONnおよびPOFF1〜POFFnの制御入力
の影響をデイセーブルして、現在の論理レベルを
そのまま保持するように制御する。
一方パワーオンリセツト回路(POR)12の
出力電圧VpがLレベルになると、この時点では
まだ論理素子としての機能を保持しているインバ
ータ13は、その出力をそれまでのLレベルから
Hレベル側に反転する。この結果SCR回路12
に対する入力ViはSCR回路12の前述のスレシ
ホールド値E3より確実に高くなり、SCR回路1
2は導通状態となり、出力Vsとアース間を低イ
ンピーダンスで接続する。この結果、テバイス1
の制御電源Vd1、リレーコイルRL1、接点rl1、ダ
イオード16−1およびSCR回路11が直列に
接続された電流ループが形成され、それまでの、
電源Vd1、コイルRL1、接点rl1およびアンドゲー
ト15−1により形成されていた自己保持電流ル
ープは、こうして新らしく形成された自己保持電
流ループに引き継がれる。しかもE1>E2に設定
されているために、アンドゲート15−1がその
機能を失う前に、それまでアンドゲート15−1
によつて保持されていた自己保持電流を流すため
の、接点rl1の帰線1000−1とアース間の導通
は、ダイオード16−1と導通状態となつた
SCR回路11によつて、引き継ぎ過程で保持電
流が切断されることなく確実に引き継がれる。こ
の結果、テバイス2−1の電源投入の状態はVcc
が0になつても確実に保持される。
なお、Vccが0になつても、SCR回路11に対
する電源はテバイス2−1の制御電源Vd1からダ
イオード16−1を介して供給され、これによつ
てSCR回路11は導通状態を維持できる。
以上はテバイス2−1について説明したもので
あるが、他のテバイスについても全く同様であ
り、また、電源投入状態の複数のテバイスがシス
テム中に存在する場合でも、これら各テバイスの
電源投入の状態がVccのOFFに対して保持される
ことも明らかである。
次にテバイス2−1の電源が切断されている状
態、つまりrl1がブレイクしていて、コイルRL1
電流が流れていない状態において、電源Vccが断
になつた場合について説明する。
電源VccがOFFとなり、その電圧がE1を越えて
低下すると、前述のように、パワーオンリセツト
回路(POR)12の出力VpがLレベルになり、
この結果、ナンドゲート14−1は、制御入力
PON1の制御機能をデイセーブルされ、その出力
はこの論理素子がその機能を有する間はそれ以前
からのハイレベルの状態(出力インピーダンスの
比較的高い状態)に保持され、これはさらにVcc
の電圧が下つてナンドゲート14−1が論理素子
としての機能を失うようになつても出力インピー
ダンスの高い状態はそのまま保持される。このた
め、Vccが正常状態から0に低下する途中のいず
れの点においても、接点rl1をメークする電流がコ
イルRL1に流れることはない。この結果テバイス
2−1の電源の切断状態はそのまま保持される。
以上は、テバイス2−1について説明したもの
であるが、他のテバイスについても全く同様であ
り、また電源切断状態の複数のテバイスが存在す
る場合にも、電源Vccの断に対してこれら各テバ
イスの電源切断の状態が保持されることも明らか
である。
なお第3図および第4図に、Vcc、Vp、ナンド
ゲート14−1、アンドゲート15−1、SCR
回路11およびリレーrl1の状態の変化をタイムチ
ヤートとして示す。
第3図は、最初にVccをONとし、Vccが正常電
圧になつた後、テバイス2−1の電源を投入し、
テバイス2−11の電源が投入された状態のま
ま、VccをOFFしたときの変化を示すタイムチヤ
ートであり、また第4図は、上述のようにして
Vccが正常状態になり、テバイス2−1の電源を
投入した後、さらにVccの正常状態においてテバ
イス2−1の電源を切断し、テバイス2−1の電
源が切断状態のままVccをOFFしたときの変化を
示すタイムチヤートである。
これらのタイムチヤートより、電源VccのOFF
に対してテバイス2−1の電源の投入/切断の状
態は変化なく保持されることが分る。
なお、これらのタイムチヤートにおいては、ナ
ンドゲート14−1、およびアンドゲート15−
1は、その出力がHレベルで、アースとの間のイ
ンピーダンスが高い状態をOFFで表わし、その
出力がLレベルでアースとインピーダンスが低い
状態をONで表わしている。またSCR回路11の
ONENABLEの状態は、SCR回路11の出力Vs
に必要な電圧が加わればONできる状態であるこ
とを表わしている。
これら第3図および第4図は、テバイス2−1
に対する電源の投入/切断について示したもので
あるが、他のテバイスに対しても全く同様になる
ことは明らかである。
このように本実施例は、実己の電源断に対し
て、自己の制御する各テバイスの電源の投入/切
断の状態をそのまま保持することができる。
なお、以上は本発明の一実施例を示したもの
で、本発明は以上の実施例に限定されるものでは
ない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によると、自己の電源
断に対して、自己の制御する各テバイスの電源の
投入/切断の状態をそのまま保持できる順序制御
装置をリレーを用いることなく構成できる。しか
も本発明の装置は、従来例に比して各テバイスに
対して設けられた2個のリレーのかわりに各1個
のダイオードと、テバイス数に関係なく設けられ
た1個のSCR回路だけですむので、実装スペー
スが小さく原価が安くなるという優れた点が、テ
バイスの数を増すにつれて増々顕著になるという
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はこの実施例で用いるSCR回路の回路例
示す図、第3図および第4図は本実施例の動作を
説明するためのタイムチヤート、第5図は従来例
を説明するためのブロツク図、第6図および第7
図は従来例の動作を説明するためのタイムチヤー
トである。 図において、1…順序制御装置、2−1〜2−
m…テバイス、11…SCR回路、12…パワー
オンリセツト回路(POR)、13…インバータ、
14−1〜14−m…ナンドゲート、15−1〜
15−m…アンドゲート、16−1〜16−m…
ダイオード、RL1,rl1〜RLn,rln…リレー、Vd1
〜Vdn…制御電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが自己の電源の投入/切断を行なう
    ためのリレーを有する複数のテバイスを前記リレ
    ーを介して該リレーを含むテバイスの電源の投
    入/切断の順序を制御する順序制御装置におい
    て、 前記各リレーのメーク状態を自己保持するため
    の自己保持電流を、 該リレーを含むテバイスに対する制御電源に直
    列に接続された、該リレーのコイルと、該コイル
    に対応するメーク型接点と、各テバイスの前記自
    己保持電流を整流合成するためのダイオードと、
    前記順序制御装置に含まれるパワーオンリセツト
    回路の出力によりその導通のオンオフが制御され
    前記整流合成された自己保持電流を導通できるよ
    うにしたPNP型トランジスタとNPN型トランジ
    スタとで構成されるSCR回路と を介して得られるようにしたことを特徴とする順
    序制御装置。
JP59250219A 1984-11-27 1984-11-27 順序制御装置 Granted JPS61128308A (ja)

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