JPH0338350B2 - - Google Patents

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JPH0338350B2
JPH0338350B2 JP59213150A JP21315084A JPH0338350B2 JP H0338350 B2 JPH0338350 B2 JP H0338350B2 JP 59213150 A JP59213150 A JP 59213150A JP 21315084 A JP21315084 A JP 21315084A JP H0338350 B2 JPH0338350 B2 JP H0338350B2
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nitrotoluene
nitrophenyl
reaction
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JP59213150A
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Shigeru Torii
Hideo Tanaka
Yasuo Murakami
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は、2−(ニトロフエニル)エタノール
類の製造方法に関する。更に詳しくはパラホルム
アルデヒドを電解還元しえられた還元生成物にニ
トロトルエン化合物を反応させる2−(ニトロフ
エニル)エタノール類の製造方法に関する。 「従来の技術」 2−(ニトロフエニル)エタノール類は高分子
物質、染料、農薬、高分子安定剤、感光材料、香
料ならびに医薬品の中間体として有用な化合物で
ある。しかしながらその製造方法に関しては工業
的に有利な方法が見出されていない。即ち、例え
ばニトロトルエンとパラホルムアルデヒドとをナ
トリウムエトキシドあるいはカリウム−第3級−
ブトキシドのようなアルカリ金属アルコラートの
存在下にて反応させる方法〔Acta Chemica
Scandinavica、第21巻718頁(1967年);同誌第
21巻、1967頁(1967年)〕がB.Wesselen等により
提案されている。しかしこの方法は強力な塩基で
あるアルカリ金属アルコラートを触媒として用い
ること、かつこの触媒は空気中の水分によつて容
易に分解されるのでその調製、保管に特別の注意
を払う必要がある等の理由で実用上有利な製造方
法とは言い難い。一方、改良法として提案されて
いる触媒にフエノール類のアルカリ金属塩を用い
る方法(特開昭52−108941)、苛性アルカリを用
いる方法(特開昭52−122330号)DBU(1,8−
ジアゾビシクロ(5・4・0)−7−ウンデセン)
あるいは水酸化第4アンモニウム塩類を用いる方
法(特開昭52−139035号)、アルカリ金属アルコ
ラートとクラウンエーテルから形成される錯体を
用いる方法(特開昭52−156825号)等もB.
Wesselenらの方法と同様に塩基として高価で取
り扱いに特別の注意を必要とする触媒を用いた
り、又、転化率を上げるために反応温度を高くと
る必要がある等の欠点があり、更に収率も良くな
くこれらの方法は総じて工業上の観点から有利な
方法とは言いがたい。 「発明が解決しようとする問題点」 取扱いの面倒なアルコラート系触媒を用いるこ
となく収率よく2−(ニトロフエノール)エタノ
ール類を製造する方法の開発が望まれている。 「問題点を解決するための手段」 本発明者等は従来の製造方法にみられる前記し
たような欠点を改良し効率よく2−(ニトロフエ
ノール)エタノール類を製造する方法に関して鋭
意研究した結果本発明に達したものである。即ち
本発明は非プロトン性極性溶媒中又は非プロトン
性極性溶媒とそれ以外の溶媒との混合溶媒中で、
まず支持電解質の存在下ポラホルムアルデヒドを
電解還元し(電解反応)、次いで得られた還元生
成物に式(1) 〔式(1)中ニトロ基又はメチル基に対してオルソ位
又はパラ位にあり、Rは水素、ハロゲン原子、ニ
トロ基、水酸基、C1〜4のアルキル基又はC1〜4のア
ルコキシ基を表わす〕 で示されるニトロトルエン化合物を反応させ(縮
合反応)式(2) 〔式(2)中Rは前記と同じ意味を表わしニトロ基は
CH3-o(CH2OH)o基に対してオルソ位又はパラ位
にありnは1又は2を表わす〕 で表わされる2−(ニトロフエニル)エタノール
類を製造するというものである。 本発明の方法で用いられる式(1)で表わされるニ
トロトルエン類は、オルソあるいはパラニトロト
ルエン類であり、具体的な例としてはo−ニトロ
トルエン、p−ニトロトルエン、2−ニトロ−m
−キシレン、4−ニトロ−m−キシレン、2−ニ
トロ−p−キシレン、3−ニトロ−o−キシレ
ン、4−ニトロ−o−キシレン、2−ニトロ−m
−サイメン、4−ニトロ−m−サイメン、2−ニ
トロ−p−サイメン、4−ニトロ−m−クレゾー
ル、2−ニトロ−m−クレゾール、3−ニトロ−
p−クレゾール、4−o−ニトロトルエン、4−
ブロム−o−ニトロトルエン、5−クロル−o−
ニトロトルエン、5−ヨウド−o−ニトロトルエ
ン、4−フルオロ−o−ニトロトルエン、6−ク
ロル−o−ニトロトルエン、2−クロル−p−ニ
トロトルエン、2−ブロム−p−ニトロトルエ
ン、2−ヨウド−p−ニトロトルエン、5−メト
キシ−o−ニトロトルエン、5−プロポキシ−o
−ニトロトルエン、3−メトキシ−p−ニトロト
ルエン、3−ブトキシ−p−ニトロトルエン、
2,4−ジニトロトルエンなどがあげられる。 本発明に用いられる支持電解質としては、通常
の電解反応に供される塩類が使用できるが好まし
いものは下記式 〔式中、R1、R2、R3、R4は同一もしくは異なる
非置換、置換アルキル基又は非置換、置換フエニ
ル基を、X は
【式】CIO4 、ハライドイオン、HSO3 、CN 又はBF4
などのアンモニウムイオンと対をなし第4級ア
ンモニウム塩を形成する陰イオンを意味する。〕
で示される第4級アンモニウム塩でありその具体
的な例としては次のようなものが挙げられる。 テトラメチルアンモニウムパラトルエンスルホ
ネート、テトラエチルアンモニウムパラトルエン
スルホネート、テトラブチルアンモニウムパラト
ルエンスルホネート等の第4級アンモニウムパラ
トルエンスルホン酸エステル類;過塩素酸テトラ
メチルアンモニウム、過塩素酸テトラエチルアン
モニウム、過塩素酸テトラブチルアンモニウム等
の過塩素酸第4級アンモニウム塩類;テトラメチ
ルアンモニウムブロマイド、テトラエチルアンモ
ニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイ
ド、n−ドデシルトリメチルアンモニウムブロマ
イド、セチルトリメチルアンモニウムブロマイ
ド、テトラエチルアンモニウムアイオダイド、ベ
ンジルテトラエチルアンモニウムアイオダイド等
のハロゲン化第4級アンモニウム塩類;テトラメ
チルアンモニウムシアナイド、テトラエチルアン
モニウムシアナイド、テトラブチルアンモニウム
シアナイド等の第4級アンモニウム塩;テトラエ
チルアンモニウムテトラフルオロボレート等の第
4級アンモニウム塩。 支持電解質として使用されるその他の化合物と
しては、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウム
等の過塩素酸アルカリ金属塩;ヨウ化ナトリウ
ム、ヨウ化カリウム等のハロゲン化アルカリ金属
塩等があげられる。しかしアンモニウムクロライ
ド、過塩素酸アンモニウム、アンモニウムパラト
ルエンスルホネート等のアンモニウム塩は本発明
の目的には適さない。これらの支持電解質の使用
量は反応媒質や反応槽の形状などにより一定しな
いが、通常パラホルムアルデヒドに対して重量比
で0.01〜30倍、好ましくは0.1〜10倍の範囲であ
る。 またパラホルムアルデヒドの使用量は、通常は
縮合反応において加えられるニトロトルエン化合
物に対して0.1〜10倍モル、好ましくは0.5〜3.0倍
モルの範囲である。本発明方法に使用される非プ
ロトン性極性溶媒としてはジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラ
ン、ヘキサメチルルホスホルトリアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジオキサン、ジメトキシエタ
ン、アセトニトリル、プロピオニトリル等が用い
られる。必要に応じてこれらとメタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、第3級−ブチ
ルアルコール等の脂肪族アルコール等との混合溶
媒も用いることができる。特にジメチルホルムア
ミドまたはジメチルホルムアミドを主溶媒とする
混合溶媒が好ましい。 これらの溶媒の使用量はパラホルムアルデヒド
に対して重量比で5〜1000倍、好ましくは10〜
100倍の範囲である。 本発明の電解反応には通常の電解用電極、すな
わち白金、炭素、ニツケル、鉛、銅、ステンレ
ス、亜鉛、アルミニウム等を素材に用いた電極や
白金で表面処理したチタン電極が使用できる。本
発明においては単一セルもしくは陽、陰極室を分
離した分離セルが用いられるが、好ましいのは分
離セルである。この際陽、陰極室を分離する隔膜
は特に限定はないが、ガラスフイルター、素焼き
の磁性材料、イオン交換膜等が用いられる。 また電解反応及びその後続反応(縮合反応)の
際の反応温度は通常0〜100℃、好ましくは10〜
40℃、反応時間は通常1〜10時間、好ましくは2
〜3時間である。 電解反応では定電位電解方法または定電流電解
方法が採用できる。電流密度は0.1〜100mA/cm2
の範囲で、また通電電気量は、通常は後で加える
ニトロトルエン類1モルに対して0.01〜2F、好ま
しくは0.1〜1.0Fの通電で、活性反応種が生成し、
その後のニトロトルエン化合物との反応で2−
(ニトロフエニル)エタノールが効率よく生成す
る。陰極反応液に対する濃度は通常は重量%で
0.1〜50%、好ましくは1〜25%の範囲である。 本発明の方法は以上の様に、パラホルムアルデ
ヒドを支時電解質の存在下電解還元し、その後陰
極質にニトロトルエン化合物を加えて反応させる
か、または陰極液を別の反応器に移しそこにニト
ロトルエン化合物を加えて反応させることにより
副生物を生成することなく高収率で2−(ニトロ
フエニル)エタノール類を得ることを可能ならし
めるものである。 本発明者等は先にニトロトルエン類とパラホル
ムアルデヒドとを非プロトン性極性溶媒中で第4
級アンモニウム塩の存在下電解還元して2−(ニ
トロフエニル)エタノール類を製造する方法を提
案した。(特願昭59−56142号)特願昭59−56142
号の方法はニトロトルエン類共存下で電解還元す
るため、化合物によつてはニトロ基が還元される
ため収率がやや低下するものもあるが本発明の方
法では出発物質であるニトロトルエン類を含まな
い系で電解還元することにより収率の向上が図れ
るという利点を生じる。 生成した2−(ニトロフエニル)エタノール類
は反応混合物から公知の方法、例えば蒸留、抽出
などの方法で容易に分離、精製される。以下に実
施例をあげて本発明を具体的に説明する。 「実施例」 実施例 1 陽、陰極分離セルの陰極室にパラホルムアルデ
ヒド260mg(ホルムアルデヒドとして8.67mmol)
を秤り取り、これに支持電解質としてテトラエチ
ルアンモニウムパラトルエンスルホネート
(Et4NOTs)430mg(1.43mmol)、N,N−ジメ
チルホルムアミド(DMF)6mlを加える。一方、
陽極室にEt4NDTs430mg、DMF6mlを加える。
陽、陰極両室に撹拌子、温度計ならびに白金電極
(大きさ、1.5×1.0cm2)を反応溶液に充分ひたし
て取付ける。反応温度を25〜29℃に保ち、電流密
度3.3mA/cm2、端子電圧9〜10Vの条件で電解
を行い0.3F/Mの電気量を流したところで電解を
中止した。次に陰極室にo−ニトロトルエン300
mg(2.2mmol)を加え、反応温度を25〜29℃に
保ち2時間撹拌した。次に陰極室の反応液を飽和
食塩水に注ぎ、5%の塩酸水溶液にて液性をPH4
〜5にした。酢酸エチルで数回抽出し抽出液は水
洗したのち乾燥し濃縮した。得られた粗生成物を
シリカゲルカラムを用いベンゼン流出、さらにn
−ヘキサン−酢酸エチル(2/1)の混合溶媒で展
開すると2−(2−ニトロフエニル)エタノール
32.7mg(8.9%)、2−(2−ニトロフエニル)−
1,3−プロパンジオール217.8mg(87.0%)が
得られた。本反応の変換率は96.3%であつた。 2−(2−ニトロフエニル)エタノールの物性 IR(neat) 3350、2930、2890、1608、1580、
1530、1350、1050、861、795、745、703cm-1 NMR(CDCl3) δ 2.47(br.s、1H、−OH) δ 3.12(t、2H、−CH2−) δ 3.90(t、2H、−CH2−) δ 7.25〜8.00(m、4H、Ar−H) 2−(2−ニトロフエニル)1,3−プロパンジ
オールの物性 IR(neat) 3350、2955、2945、2895、1608、
1582、1530、1360、1040、985、858、790、
750、710cm-1 NMR(CDCl3) δ 3.55(br.s、2H、OH) δ 3.45〜3.70(m、1H、−′CH−) δ 3.90(d、J=5.0Hz、4H、−CH2−) δ 7.17〜7.85(m、4H、Ar−H) 実施例 2〜8 実施例1とほぼ同様な操作で陰極の種類を変え
て反応を行つた結果を表1に示した。
【表】 反応条件 原料o−ニトロトルエン;300mg(2.2mmol)、
陽電極;白金電極(1.0×1.5cm2)、支持電解質:
Et4NOTs;420mg×2、DMF;6.0×2ml、パラ
ホルムアルデヒド;260mg(8.7mmol)、反応温
度;25〜29℃、電流;5mA、電気量;0.3F/M 実施例 9〜35 実施例1とほぼ同様な操作で支持電解質を変え
て行つた結果を表2に示した。また陰電極の種類
と支持電解質を変えた結果を表3に示した。
【表】 原料o−ニトロトルエン;300mg(2.2mmol)、
陽、陰極電極;白金電極(1.0×1.5cm2)、DMF;
6.0×2ml、パラホルムアルデヒド;260mg(8.7
mmol)、反応温度;25〜29℃、電流;5mA、
電気量;0.3F/M なお表中、Meはメチル、Etはエチル、Buはn
−ブチル、phはフエニルを表わす。
【表】
【表】 反応条件 原料o−ニトロトルエン;300mg(2.2mmol)、
パラホルムアルデヒド;260mg(8.7mmol)、
DMF;6.0×2ml、陽電極;白金電極(1.0×1.5
cm2)、反応温度;20〜25℃、電流;5mA、電気
量;0.3F/M なお表中Tsはトシル基を表わす。 実施例 36〜44 実施例1とほぼ同様な操作で溶媒を変えて行つ
た結果を表4に示した。
*THFの場合Bu4NClO4(0.9mmol)を用いた。〕
反応温度;20〜29℃、電流;5mA、電気量;
0.3F/M 実施例 45 原料としてo−ニトロトルエンの代わりにp−
ニトロトルエンを使用してその他の条件は実施例
1とほぼ同様に反応を行うと2−(4−ニトロフ
エニル)エタノール84.3ml(22.9%)、2−(4−
ニトロフエニル)−1,3−プロパンジオール
257.0mg(59.3%)が得られた。さらに2−(4−
ニトロフエニル)−1,3−ジオールが脱水して
生成したと思われる2−(4−ニトロフエニル)
アリルアルコールが44.5mg(11.3%)が得られ
た。この反応の変換率は97.0%であつた。 2−(4−ニトロフエニル)エタノールの物性 IR(CHCl3) 3590、3400、2940、2875、1605、
1520、1350、1320、1180、1113、1040、1020、
860、835、692cm-1 NMR(CDCl3) δ 1.76(br.s、1H、−OH) δ 2.98(t、2H、−CH2−) δ 3.95(t、2H、−CH2−) δ 7.27〜8.36(m、4H、Ar−H) 2−(4−ニトロフエニル)−1,3−プロパンジ
オールの物性 IR(nujol) 3200、1610、1600、1518、1379、
1360、1040、1033、1010、973、855、840、
750、720、700cm-1 NMR(Acetone−d6) δ 3.00〜3.40(m、1H、
【式】) δ 3.83(br.s、2H、−CH2−) δ 3.92(br.s、2H、−CH2−) δ 3.96(br.s、2H、−CH−) δ 7.40〜8.20(m、4H、Ar−H) 2−(4−ニトロフエニル)アリルアルコールの
物性 IR(nujol) 3280、1700、1680、1600、
15151378、1347、1110、1040、1025、1010、
855、708cm-1 NMR(Acetone−d6) δ 4.53(br.s、2H、−CH2−) δ 4.70(br.s、1H、−OH) δ 5.54(br.s、1H、C=CH−) δ 5.64(br.s、1H、C=CH−) δ 7.60〜8.30(m、4H、Ar−H) 実施例 46 原料としてo−ニトロトルエンの代わりに2,
4−ジニトロトルエンを使用して電気量を0.1F/
Mにした以外の条件は実施例1とほぼ同様にして
反応を行うと2−(2,4−ジニトロフエニル)−
1,3−プロパンジオール522mg(98.0%)が黄
色結晶として得られた。(mp:88〜90℃) 2−(2,4−ジニトロフエニル)−1,3−プロ
パンジオールの物性 IR(nujol) 3230、1608、1540、1533、1375、
1360、1100、1058、1045、988、920、908、
845、833、780、730cm-1 NMR(Acetone−d6) δ 2.93(br.s、2H、−OH) δ 3.30〜3.90(m、1H、
【式】) δ 4.00(d、J=4.0Hz、4H、−CH2−) δ 8.00(d、J=9.0Hz、1H、−CH=C) δ 8.45(d、d、J=9.0Hz、2.0Hz、1H、−
CH=C) δ 8.60(d、J=2.0Hz、1H、−CH=C) 実施例 47 陽陰極分離セルの陰極室にパラホルムアルデヒ
ド250mg(8.3mmol)を秤にとりこれに支持電解
質としてテトラエチルアンモニウムブロマイド
450mg、DMF5.5mlを加える。 一方、陽極室にテトラエチルアンモニウムブロ
マイド450mgとDMF5.5mlを加える。陽陰極両室
に撹拌子、温度計ならびにステンレス電極(1.0
×1.5cm2)を反応溶液に充分ひたして取付ける。
反応温度を20〜29℃に保ち、電流密度を3.3m
A/cm2、端子電圧9〜12Vの条件で電解を行い
0.27F/Mの電気量を流したところで電解を中止
した。次に陰極室に3−ニトロ−o−キシレンを
300mg(2.0mmol)加え反応温度を20〜29℃に保
ち2時間反応させた。陰極室の反応液を飽和食塩
水に注ぎ、5%塩酸水溶液で液性をPH4〜5にし
た。酢酸エチルで数回抽出し、抽出液は水洗した
のち乾燥濃縮した。 得られた粗生成物をシリカゲルカラムを用いベ
ンゼン流出、さらにn−ヘキサン−酢酸エチル
(2/1)の混合溶媒で展開すると、2−(6−メチ
ル−2−ニトロフエニル)エタノール351.5mg
(97.1%)が得られた。本反応の変換率は100%で
あつた。 2−(6−メチル−2−ニトロフエニル)エタノ
ールの物性 IR(neat) 3320、2950、2870、1604、1530、
1455、1355、1092、1040、898、797、739cm-1 NMR(CDCl3) δ 2.45(s、3H、−CH3) δ 2.70(br.s、1H、−OH) δ 3.07(t、2H、−CH2−) δ 3.86(t、2H、−CH2−) δ 7.05〜7.67(m、3H、Ar−H) 実施例 48〜59 実施例47とほぼ同様な操作で原料、電極および
支持電解質を変えて行つた結果を表5に示した。
【表】 反応条件 原料;2.0mmol、パラホルムアルデヒド;250
mg(8.3mmol)、支持電解質;1.0〜1.5mmol、
DMF;6.0×2ml、陽電極;白金電極(1.0×1.5
cm2)、反応温度;20〜27℃、電流;5mA、電気
量;0.5F/M なお表中、生成物2〜は原料のニトロトルエン類
にホルムアルデヒドが1分子付加した2−(ニト
ロフエニル)エタノール類であり、3〜はホルムア
ルデヒドが原料のニトロトルエン類に2分子付加
した2−(ニトロフエニル)−1,3−プロパンジ
オール類である。 「発明の効果」 取扱いの面倒なアルコラート系触媒を用いるこ
となく効率よく2−(ニトロフエニル)エタノー
ル類をえることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非プロトン性極性溶媒中又は非プロトン性極
    性溶媒とそれ以外の溶媒との混合溶媒中でまず支
    持電解質の存在下パラホルムアルデヒドを電解還
    元し次いで得られた還元生成物に式(1) 〔式(1)中ニトロ基又はメチル基に対してオルソ位
    又はパラ位にあり、Rは水素、ハロゲン原子、ニ
    トロ基、水酸基、C1〜4のアルキル基又はC1〜4のア
    ルコキシ基を表わす〕 で示されるニトロトルエン化合物を反応させるこ
    とを特徴とする式(2) 〔式(2)中Rは前記と同じ意味を表わし、ニトロ基
    はCH3-o(CH2OH)o基に対してオルソ位又はパラ
    位にありnは1又は2を表わす〕 で表わされる2−(ニトロフエニル)エタノール
    類の製造方法。
JP59213150A 1984-10-11 1984-10-11 2−(ニトロフエニル)エタノ−ル類の製造方法 Granted JPS6191382A (ja)

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JPS6191382A (ja) 1986-05-09

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