JPH0339323B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0339323B2 JPH0339323B2 JP8705382A JP8705382A JPH0339323B2 JP H0339323 B2 JPH0339323 B2 JP H0339323B2 JP 8705382 A JP8705382 A JP 8705382A JP 8705382 A JP8705382 A JP 8705382A JP H0339323 B2 JPH0339323 B2 JP H0339323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- less
- magnetic head
- dummy block
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
A 技術分野
本発明は、磁気ヘツドに関する。さらに詳しく
は、コアとダミーブロツクとを具える接触形の磁
気ヘツドにおける、特にダミーブロツクの改良に
関するものである。 B 先行技術 接触形の磁気ヘツドでは、テープ等の磁気記録
媒体の摺接面に、記録または再生用のコアととも
にダミーブロツクを配置し、媒体の接触走行時
に、ダミーブロツクを媒体の他のトラツクあるい
は未使用領域と摺接させ、媒体の走行性を良好に
し、また磁気ヘツドコアやケースの偏摩耗を防止
し、さらには、トラツク間のクロストークや誘導
ノイズ等の発生を防止するための配慮がなされて
いる。 この場合、通常のセンダスト、パーマロイ、フ
エライト等からなるコアを具えた磁気ヘツドで
は、ダミーブロツクとして、コアと同一の材質か
ら形成したものを使用している。 ところで、最近、そのすぐれた軟磁気特性か
ら、磁気ヘツド用のコア形成材料として、非晶質
磁性合金薄板が注目を集め、非晶質磁性合金薄板
から構成されるコアを具えた磁気ヘツドが実用に
移されている。 このような非晶質磁性合金薄板から構成される
コアを具える磁気ヘツドにおいては、非晶質磁性
合金がブロツク体として得られないので、ダミー
ブロツクを、従来のように、コアと同一の材質か
ら形成することはできない。 一方、非晶質磁性合金薄板からなるコアに対
し、ダミーブロツクをパーマロイ、高硬度パーマ
ロイ、センダスト、フエライト等の従来の磁気ヘ
ツド用コア材から形成すると、磁気記録媒体が損
傷したり、周波数特性が経時的に劣化したり、出
力レベル変動が増加する等の種々の不都合があ
る。 より具体的に説明するならば、パーマロイや高
硬度パーマロイをダミーブロツクとして使用する
ときには、これらより非晶質磁性合金の硬度が高
く、ダミーブロツクが偏摩耗し、媒体とヘツドと
の接触が悪くなり、使用に従い、周波数特性が劣
化したり、出力レベル変動が増加したりする。 また、センダストを用いるときには、磁気ヘツ
ド用非晶質磁性合金がCoを基本とした合金であ
ることから、センダストダミーブロツクと非晶質
磁性合金ヘツドとの間で局部電池が形成され、特
に高温高湿下でダミーブロツクに腐食を生じ、こ
のため周波数特性の劣化が生じ、走行不良の原因
となり、出力変動も増大し、さらには外観不良等
を招来する。加えて、センダストは、鍛造や圧延
加工が困難であるため、鋳造後研削を行つてダミ
ーブロツクとされるが、鋳造組織の存在による媒
体の損傷等が生起し、また、製造上も効率が悪
く、コストが高いものとなる。 さらに、フエライトを用いるときには、非晶質
磁性合金よりも硬度が高いために、偏摩耗が生
じ、周波数特性の劣化や、媒体走行の不良、出力
レベル変動の増大などの好ましくない現象が生じ
る。 これに対し、本発明者らは、先に、1〜40wt
%程度のNiを含み、必要に応じMn、Si等を含む
Fe−Ni系合金をダミーブロツクとする旨の提案
をしている。 この先の提案に係るFe−Ni系合金ダミーブロ
ツクは、特に非晶質コアの組合せたとき、偏摩耗
は格段と減少し、周波数特性の劣化や、出力変動
の増大等は格段と少なくなる。また、ダミーブロ
ツクの耐食性も高く、保存等により、テープ等の
走行不良や外観不良ないし腐食などの生起も少な
いなどの種々の特徴をもつ。 しかし、この先の提案に係るFe−Ni系合金ダ
ミーブロツクは、高温高湿下での保存性や、テー
プ走行にもとづく周波数特性劣化等の点で、さら
に改良が望まれる。 他方、本発明者らは、先に、上記Fe−Ni系合
金において、さらに、15wt%程度以下のCrを添
加したものをダミーブロツクとする旨の提案を行
つている。この先の提案に係る合金ダミーブロツ
クは、周波数特性等の劣化や、高温高湿下での保
存性が改良される。 しかし、耐食性の点では必ずしも未だ十分でな
く、高温高湿下での保存性についてのより一層の
改良が望まれ、また、高温高湿下での塗布型γ−
Fe2O3テープの走行による摩耗についても、改良
の必要がある。加えて、偏摩耗にもとづく周波数
特性の劣化等について、さらに改良が望まれる。 また、磁性粉を合金とする塗布型の媒体、いわ
ゆるメタルテープを長期間走行させると、このダ
ミーブロツクは、変色したり、付着物が付いたり
して、磁気ヘツドのコアとの間に段差が生じ、ス
ペースイングロスのために、周波数特性のうち特
に高周波成分が劣化し、塗布型のメタルテープの
性能をそこなう不都合がある。 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされなもの
であつて、磁気ヘツド、特に、非晶質磁性合金薄
板から構成されるコアを具える磁気ヘツドにおい
て、偏摩耗が少なく、しかも耐食性が高く、劣悪
な条件下での保存や、γ−Fe2O3テープ走行によ
る腐食ないし摩耗が改良され、塗布型メタルテー
プを長時間走行させても周波数特性の劣化がない
新規なFe−Ni系合金ダミーブロツクを具えた磁
気ヘツドを提供することを主たる目的とする。 本発明者らは、特に、非晶質磁性合金コアと組
合せて使用したとき、このような目的に合致する
新規なダミーブロツク材質を見出すべく、種々検
討を行い、本発明をなすに至つたものである。 すなわち、本発明は、ダミーブロツクとコアと
を具える磁気ヘツドにおいて、上記ダミーブロツ
クが、29〜97.5wt%のFeと、1〜40wt%のNi
と、1〜15wt%のCrと、0.5〜4wt%のCuとを含
み、Moを含まないFe−Ni系合金からなることを
特徴とする磁気ヘツドである。 なお、本発明者らは、先に、Cr、CuおよびMo
を含有するFe−Ni系合金からなるダミーブロツ
クに関する提案を行つているので、本発明のダミ
ーブロツクでは、Moの添加を除外するものであ
る。そして、本発明のダミーブロツクは、この先
の提案に係るダミーブロツクと同等の特性を示す
ものである。 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明
する。 本発明の磁気ヘツドにおけるダミーブロツク
は、所定の組成のFe−Ni系合金からなる。 この場合、Fe−Ni系合金中に必須成分として
含まれるFe、およびNiの含有量はそれぞれ、29
〜97.5wt%、より好ましくは60〜86wt%、およ
び1〜40wt%、より好ましくは10〜30wt%であ
る。 また、同じく必須成分であるCr含有量は1〜
15wt%、より好ましくは2〜10wt%である。 さらに、第4必須成分のCu含有量は、0.5〜
4wt%、より好ましくは1〜3wt%である。 Fe含有量が29wt%未満となり、Ni含有量が
40wt%を超えると、非晶質磁性合金より摩耗量
が大きく、偏摩耗が大きくなる。 また、Fe含有量が97.5wt%を超え、Ni含有量
が1wt%未満となると、ダミーブロツクの標準電
位がパーマロイ等のケースより卑となつてしま
い、耐食性が低下する。 さらに、Cr含有量が1wt%未満となると本発明
所定の効果は実現しない。 一方、ダミーブロツクは、シールドケースに、
特にスポツト溶接して、接着することが好ましい
が、Cr含有量が15wt%を超えると、表面に生じ
る酸化膜のため、溶接強度が低下し、樹脂モール
ドの硬化や角部研摩等に際して、ブロツクが脱落
し、ヘツド組立ての際の作業性が悪くなる。 加えて、Cu含有量が0.5wt%未満となると、本
発明所定の効果は実現しない。 また、4wt%を超えると、塗布型メタルテープ
の長時間の走行に際し、ブロツク表面に付着する
付着物量が多くなり、上記のような不都合が多く
なる。また熱間鍛造時に、クラツクが入りやすく
なり、その後の圧延や線引などが不能となる。 本発明におけるFe−Ni系合金は、上記した範
囲のFe、Ni、CrおよびCu含有量をもつかぎりに
おいて、Fe、Ni、CrおよびMoのみからなるも
のであつても、Fe、Ni、CrおよびCuと他の元素
の1種以上からなるものであつてもよい。 このような場合、Fe−Ni系合金がFe、Ni、Cr
およびCuのみからなるときには、下記式〔〕
で示される組成であることが好ましい。 式〔〕 FeaNibCrcCud 上記式〔〕においてa+b+c+d=100wt
%であり、aは41〜97.5wt%、bは1〜40wt%、
cは1〜15wt%、dは0.5〜4wt%である。この
場合、aが60〜86wt%、bが10〜30wt%、cが
2〜10wt%、dが1〜3wt%であると、偏摩耗が
減少し、耐食性が向上し、周波数特性や出力レベ
ル変動の劣化がより一層減少する点で好ましい。 これに対し、Fe−Ni系合金が、FeおよびNiな
らびにCrおよびCuと他の元素の1種以上からな
る場合、含有しうる他の元素としては、Ti、Zr、
Hf、V、Nb、Ta、W、Mn、Co、Zn等の遷移
元素や、Si、Al、B等と非金属元素の1種以上
を挙げることができる。 そして、これら他の元素の1種以上の含有量
は、20wt%以下である。他の添加元素の総量が
20wt%を超えると、本発明の効果が減じられて
しまう。 このようなFe、NiおよびCr、Cu、そしてMo
以外の他の元素の1種以上をさらに含有するFe
−Ni系合金は、29wt%以上97.5wt%未満、より
好ましくは60〜86wt%のFeと、1〜40wt%、よ
り好ましくは、10〜30wt%のNiと、1〜15wt
%、より好ましくは1〜3wt%のCuと、20wt%
以下、特に0.1〜20wt%の他の元素の1種以上と
を含むものである。 そして、これらのうち、特に好適なものは、以
下の式〔〕〜〔〕に示される組成をもつもの
である。 式〔〕 FeaNibCrcCudMne 上記式〔〕において、a+b+c+d+e=
100wt%であり、aは39wt%以上97.5wt%未満、
bは1wt%〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5
〜4wt%、eは2wt%以下である。 このように、Fe、Ni、CrおよびCuに加え、
Mnを含有するFe−Ni系合金は、特にMn含有量
cが0.1wt%以上となると、熱間鍛造時等の耐酸
化性が向上し、鍛造等の熱間加工の際の面の仕上
がりが良好となり、また鋳造時の欠陥はきわめて
少なくなり、耐摩耗性がより一層向上し、媒体に
対する損傷もきわめて少なくなる。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、eが0.1〜1wt%となると、γ−テ
ープ走行下の耐食性が向上し、偏摩耗がさらに減
少し、耐食性もさらに向上し、周波数特性や出力
レベル変動の劣化もより一層少なくなる。 式〔〕 FeaNibCrcCudSif 上記式〔〕において、a+b+c+d+f=
100wt%であり、aは31wt%以上97.5wt%未満、
bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5〜
4wt%、fは10wt%以下である。 このように、Fe、Ni、CrおよびCuに加え、Si
を含有するFe−Ni系合金は、特にSi含有量が
0.1wt%以上となると、鋳造性が良好となり、鋳
造組織が減少し、耐摩耗性等がより一層向上す
る。ただ、Si含有量fが10wt%を超えると、加
工性が劣化し、圧延、線引等の加工が困難となる
ので、fは10wt%以下である。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、fが0.1〜5wt%となると、γ−テ
ープ走行による耐食性が向上し、偏摩耗がさらに
減少し、耐食性もさらに向上し、周波数特性や出
力レベル変動の劣化もより一層少なくなる。 式〔〕 FeaNibCrcCudMneSif 上記式〔〕において、a+b+c+d+e+
f=100wt%であり、aは29wt%以上97.5wt%未
満、bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5
〜4wt%、eは2wt%以下、fは10wt%以下であ
る。 このように、MnおよびSiを含有するFe−Ni系
合金は、特にMnおよびSiの含有量が、それぞれ
0.1wt%以上となると、耐酸化性と鋳造性とがと
もに向上し、ブロツク体の面精度や表面欠陥はき
わめて少なくなり、周波数特性、出力レベル変
動、摩耗量、媒体の損傷等はより一層少なくな
る。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、eが0.1〜1wt%、fが0.1〜5wt%
となると、高温高湿下での保存性やγ−テープ走
行時の耐摩耗性が格段と向上し、しかも偏摩耗が
より一層減少し、周波数特性や出力レベル変動の
劣化や媒体の損傷等はきわめて少なくなる。 このような合金からダミーブロツクを得るに
は、まず、例えば真空中等で母合金を融解し、次
いで鋳造する。この後、通常、鍛造処理を施す。
これにより、鋳造組織ないし欠陥は格段と減少す
る。しかる後、必要に応じ、圧延、線引加工等を
施し、形状を整え、さらに場合によつては酸洗等
を行つて、酸化膜を除去し、その後切断し、さら
に必要に応じ、所望の形状となるよう溶接や接着
を行い、角部等を研摩して、ダミーブロツクが得
られる。 他方、本発明の磁気ヘツドにおけるコアは、通
常、非晶質磁性合金の薄板から形成される。 非晶質磁性合金をコア材として用いるときに
は、コアとしての特性が良好で、また、きわめて
長期に亘る使用によつて、ダミーブロツクとコア
との摩耗量に差が生じず、ヘツドの媒体摺接面の
偏摩耗が少なく、周波数特性や出力レベル変動が
少ない点で、良好な結果を得る。 コア材として、非晶質磁性合金薄板を用いる場
合、その組成としては、磁気ヘツドのコア用のも
のとして知られている種々の組成であつてもよい
が、特に飽和磁束密度Bsが高く、高保磁力磁気
記録媒体に好適であるという点で、下記式〔〕
で示される組成であることが好ましい。 式〔〕 TxXy 上記式〔〕中において、TはFeおよびCoま
たはFeおよびCoと他の遷移金属元素の1種以上
との組合せを表わす。 この場合、必要に応じ、FeおよびCoとともに
組合せ添加される他の添加元素は、FeおよびCo
以外の他の遷移金属元素(Sc〜Zn;Y〜Cd;La
〜Hg;Ac以上)であり、例えばNi、Ti、Zn、
Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Ru、
Rh、Pd、Os、Ir、Pt等の1種以上をその具体例
として挙げることができる。 一方、Xは、B、SiおよびB、またはBもしく
はSiおよびBと他のガラス化元素の1種以上との
組合せを表わす。 この場合、必要に応じ、BまたはSiおよびBと
ともに組合せ添加される他のガラス化元素の例と
しては、P、C、Ge、Sn、Al等の1種以上を挙
げることができる。 他方、上記式〔〕において、x+y=100at
%であり、yは20〜27at%である。すなわち、
FeおよびCoを必須成分とする遷移金属元素成分
量xは73〜80at%であり、BまたはSiおよびBを
必須成分とするガラス化元素成分量yは20〜27at
%である。yが20at%未満となると、非晶質化が
困難となり、また、27at%を超えると残留磁束密
度Bsが減少してしまう。 さらに、遷移金属元素成分中の必須成分Feお
よびCoの含有量は、それぞれFe;1.5〜5.6at%お
よび、Co;45〜78.5at%である。 Fe含有量が1.5at%未満(Co含有量が78.5at%
より大)、あるいは5.6at%を超えると、磁歪が大
きなものとなつてしまい、また透磁率が減少す
る。Coが45at%未満となるとBsが減少してしま
う。 この場合、上記式〔〕において、Tは、上記
含有量範囲内にて、FeおよびCoのみからなつて
も、FeとCoと上記した他の添加元素の1種以上
とからなつてもよい。 TがFeとCoのみからなる場合、Fe含有量は、
1.5〜5.6at%、より好ましくは2〜5.5at%、Co含
有量は、67.4〜78.5at%、より好ましくは67.5〜
78at%である。 TがFeおよびCoに加え、他の元素の1種以上
を含む場合、他の遷移金属元素の1種以上は、通
常、総計最大25at%まで含有することができる。
これ以上の含有量となると、Bsが低下し、表面
性が悪くなる等の不都合が生じる。 このような元素の1例としてはNiがある。Ni
添加は、Coを置換して、材料コストを低減する
等の効果があるが、Ni量が増大するとBsが減少
するので、Ni含有量は、好ましくは8at%以下で
ある。 一方、他の元素の1種以上としては、鉄族
(Fe、Co、Ni)以外の遷移金属元素であつてよ
いが、鉄族以外の遷移金属元素の1種以上は、総
計12at%以下であることが好ましい。このとき、
Bsの低下は少なく、各添加元素特有のすぐれた
効果が実現する。 このような元素としては、特に、Ruおよび/
またはCrが好ましい。 特に、0.5〜8at%のRuを添加すると、耐摩耗
性が向上し、表面性や打抜加工性等が向上する。 また、1〜8at%のCrを添加すると、耐食性が
向上する。 そして、0.5〜8at%のRuと、1〜8at%、特に
2〜6at%のCrを併用添加すると、これらの効果
はさらに向上し、より好ましい結果を得る。 さらに、これらRu、Cr、Ni等に加え、Ta、
Ti、W、Mo等の1種以上を含有させることもで
きる。 なお、このように、Fe、Co以外の他の遷移金
属元素を含有させる場合、これらの総計が20at%
以下となり、Co含有量が47.4〜78.5at%、より好
ましくは47.5〜78at%、またFe含有量が1.5〜
5.6at%、より好ましくは2〜5.5at%となること
が好ましい。 これに対し、ガラス化元素成分Xは、Bまたは
SiおよびBを必須成分とする。 この場合、B含有量が3.3〜27at%、Si含有量
が0〜16.2at%となると、Bsが高くなり、薄板の
表面性が向上し、好ましい結果を得る。 そして、B含有量が14.1〜26.9at%、Si含有量
が0.1〜5.4at%となると、Bsがさらに高くなり、
表面性もさらに向上し、さらに、Ru、Cr等の添
加元素の添加効果も顕著となり、より好ましい結
果を得る。 なお、ガラス化元素成分X中には、必要に応
じ、SiおよびB以外の他の元素の1種以上が含ま
れていてもよい。ただ、その総計が0.5at%を超
えると非晶質化しにくくなるので、その含有量が
0.5at%以下であることが好ましい。 以上詳述したような組成をもつ薄板は、実質的
に長範囲規則性をもたない非晶質体である。 又、板厚は、概ね、10〜200μm程度である。 このような非晶質磁性合金薄板は、公知の高速
急冷法に従い製造される。 そして、このような非晶質磁性合金薄板は、通
常、絶縁性接着剤を介して積層し、しかも所望の
形状のコア半体とされ、これをつきあわせ、例え
ば第1図に示されるように、コア2,2′とされ
る。あるいは、薄板を積層せず、薄板自体から所
望の形状のコア半体を形成し、このコア半体を突
きあわせてコアとされる。 なお、コア2,2′は、このような非晶質の薄
板から形成される他、センダストから形成されて
も有効である。このとき、コアと後述のダミーブ
ロツクとの硬度ないし耐摩耗性が近似し、偏摩耗
が減少し、周波数特性や出力変動の劣化が少なく
なるからである。 本発明の磁気ヘツド1は、例えば第1図または
第2図、第3図に示されるように、以上のような
コア2,2′とダミーブロツク3とを具えるもの
である。すなわち、パーマロイ等のシールドケー
ス4中に、捲線を施した、例えばコア2,2′と、
ダミーブロツク3とを収納し、しかもコア2,
2′とダミーブロツク3とを所定の配列で媒体の
摺接面に配置してなる。この場合、その構造と製
造方法とは、公知の種々の構造および方法による
ことができる。 なお、ダミーブロツク3を構成するFe−Ni系
合金が非磁性であるときには、第2図、第3図に
示されるように、強磁性のシールドケースと連接
して設けた強磁性の裏打ち部6でダミーブロツク
3を裏打ちするようにして、ダミーブロツク3を
ケース内にスポツト溶接等により、固定収納すれ
ばよく、また強磁性を示すときには、その他、第
1図に示されるように、ケース4中に設けた非磁
性支持部5上に、スポツト溶接等により収納する
こともできる。 発明の具体的作用効果 本発明の磁気ヘツドは、オーデイオ用、ビデオ
用、計測用、デイジタル用等の各種用途に用いる
ことができる。 この場合、本発明の磁気ヘツドのダミーブロツ
クは所定のCrおよびCuを含むFe−Ni系合金から
形成されるものであつて、ダミーブロツクの耐摩
耗性は良好であり、ダミーブロツクの偏摩耗に基
づく、周波数特性等の劣化は格段と少ない。 また、ダミーブロツクの耐食性はきわめて高
く、空中の水分や高温等により、保存ないし、経
時に従い、あるいは高温高湿下でのテープの走行
により、さらには塗布型メタルテープの走行によ
り、テープの走行不良あるいは外観不良、さらに
は周波数特性劣化等が起きることもない。 そして、このような効果は、CrおよびCuのい
ずれかを含まないFe−Ni系合金と比較したとき、
いずれも良好な値を示す。 さらに、ダミーブロツクによる媒体の損傷もき
わめて少ない。 加えて、クロストーク、誘導ノイズ等の発生に
ついても、これらを有効に防止することができ
る。 また、コアを非晶質磁性合金薄板から構成すれ
ば、コアとしての特性は良好となり、コアとダミ
ーブロツクとの偏摩耗もより一層減少する。 発明の具体的実施例 次に、本発明のさらに具体的な実施例を掲げ、
本発明をさらに詳細に説明する。 実施例 1 Fe68.5wt%、Ni23wt%、Cr5wt%、Cu2wt%、
Mn0.5wt%、Si1wt%の組成にて、母合金を真空
溶解し、40mmφの丸棒に鋳造し、これを800℃に
て、鋳造比68%で鋳造し、13mmφの丸棒を得た。
その後、これを25℃にて3×3mm角棒に圧延した
後、空気中で1200℃にて熱処理し、酸洗し、3×
4mmに切断し、シールドケース中にスポツト溶接
し、角部を研摩して、第2図、第3図に示される
ようなダミーブロツク3を得た。 コア2,2′を形成する非晶質磁性合金薄板の
原子組成としては、(Fe5.5Co94.5)72Ru1Cr4
(Si10B90)23を用い、第2図、第3図に示されるよ
うな本発明の磁気ヘツドを作製した。 塗布型γ−Fe2O3テープを用い、これを25℃、
相対湿度60%にて、47.5cm/secで500時間走行さ
せ、走行後の14KHz/315Hzの再生周波数特性の
劣化(dB)と、14KHz録再出力レベル変動(dB)
を測定した。
は、コアとダミーブロツクとを具える接触形の磁
気ヘツドにおける、特にダミーブロツクの改良に
関するものである。 B 先行技術 接触形の磁気ヘツドでは、テープ等の磁気記録
媒体の摺接面に、記録または再生用のコアととも
にダミーブロツクを配置し、媒体の接触走行時
に、ダミーブロツクを媒体の他のトラツクあるい
は未使用領域と摺接させ、媒体の走行性を良好に
し、また磁気ヘツドコアやケースの偏摩耗を防止
し、さらには、トラツク間のクロストークや誘導
ノイズ等の発生を防止するための配慮がなされて
いる。 この場合、通常のセンダスト、パーマロイ、フ
エライト等からなるコアを具えた磁気ヘツドで
は、ダミーブロツクとして、コアと同一の材質か
ら形成したものを使用している。 ところで、最近、そのすぐれた軟磁気特性か
ら、磁気ヘツド用のコア形成材料として、非晶質
磁性合金薄板が注目を集め、非晶質磁性合金薄板
から構成されるコアを具えた磁気ヘツドが実用に
移されている。 このような非晶質磁性合金薄板から構成される
コアを具える磁気ヘツドにおいては、非晶質磁性
合金がブロツク体として得られないので、ダミー
ブロツクを、従来のように、コアと同一の材質か
ら形成することはできない。 一方、非晶質磁性合金薄板からなるコアに対
し、ダミーブロツクをパーマロイ、高硬度パーマ
ロイ、センダスト、フエライト等の従来の磁気ヘ
ツド用コア材から形成すると、磁気記録媒体が損
傷したり、周波数特性が経時的に劣化したり、出
力レベル変動が増加する等の種々の不都合があ
る。 より具体的に説明するならば、パーマロイや高
硬度パーマロイをダミーブロツクとして使用する
ときには、これらより非晶質磁性合金の硬度が高
く、ダミーブロツクが偏摩耗し、媒体とヘツドと
の接触が悪くなり、使用に従い、周波数特性が劣
化したり、出力レベル変動が増加したりする。 また、センダストを用いるときには、磁気ヘツ
ド用非晶質磁性合金がCoを基本とした合金であ
ることから、センダストダミーブロツクと非晶質
磁性合金ヘツドとの間で局部電池が形成され、特
に高温高湿下でダミーブロツクに腐食を生じ、こ
のため周波数特性の劣化が生じ、走行不良の原因
となり、出力変動も増大し、さらには外観不良等
を招来する。加えて、センダストは、鍛造や圧延
加工が困難であるため、鋳造後研削を行つてダミ
ーブロツクとされるが、鋳造組織の存在による媒
体の損傷等が生起し、また、製造上も効率が悪
く、コストが高いものとなる。 さらに、フエライトを用いるときには、非晶質
磁性合金よりも硬度が高いために、偏摩耗が生
じ、周波数特性の劣化や、媒体走行の不良、出力
レベル変動の増大などの好ましくない現象が生じ
る。 これに対し、本発明者らは、先に、1〜40wt
%程度のNiを含み、必要に応じMn、Si等を含む
Fe−Ni系合金をダミーブロツクとする旨の提案
をしている。 この先の提案に係るFe−Ni系合金ダミーブロ
ツクは、特に非晶質コアの組合せたとき、偏摩耗
は格段と減少し、周波数特性の劣化や、出力変動
の増大等は格段と少なくなる。また、ダミーブロ
ツクの耐食性も高く、保存等により、テープ等の
走行不良や外観不良ないし腐食などの生起も少な
いなどの種々の特徴をもつ。 しかし、この先の提案に係るFe−Ni系合金ダ
ミーブロツクは、高温高湿下での保存性や、テー
プ走行にもとづく周波数特性劣化等の点で、さら
に改良が望まれる。 他方、本発明者らは、先に、上記Fe−Ni系合
金において、さらに、15wt%程度以下のCrを添
加したものをダミーブロツクとする旨の提案を行
つている。この先の提案に係る合金ダミーブロツ
クは、周波数特性等の劣化や、高温高湿下での保
存性が改良される。 しかし、耐食性の点では必ずしも未だ十分でな
く、高温高湿下での保存性についてのより一層の
改良が望まれ、また、高温高湿下での塗布型γ−
Fe2O3テープの走行による摩耗についても、改良
の必要がある。加えて、偏摩耗にもとづく周波数
特性の劣化等について、さらに改良が望まれる。 また、磁性粉を合金とする塗布型の媒体、いわ
ゆるメタルテープを長期間走行させると、このダ
ミーブロツクは、変色したり、付着物が付いたり
して、磁気ヘツドのコアとの間に段差が生じ、ス
ペースイングロスのために、周波数特性のうち特
に高周波成分が劣化し、塗布型のメタルテープの
性能をそこなう不都合がある。 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされなもの
であつて、磁気ヘツド、特に、非晶質磁性合金薄
板から構成されるコアを具える磁気ヘツドにおい
て、偏摩耗が少なく、しかも耐食性が高く、劣悪
な条件下での保存や、γ−Fe2O3テープ走行によ
る腐食ないし摩耗が改良され、塗布型メタルテー
プを長時間走行させても周波数特性の劣化がない
新規なFe−Ni系合金ダミーブロツクを具えた磁
気ヘツドを提供することを主たる目的とする。 本発明者らは、特に、非晶質磁性合金コアと組
合せて使用したとき、このような目的に合致する
新規なダミーブロツク材質を見出すべく、種々検
討を行い、本発明をなすに至つたものである。 すなわち、本発明は、ダミーブロツクとコアと
を具える磁気ヘツドにおいて、上記ダミーブロツ
クが、29〜97.5wt%のFeと、1〜40wt%のNi
と、1〜15wt%のCrと、0.5〜4wt%のCuとを含
み、Moを含まないFe−Ni系合金からなることを
特徴とする磁気ヘツドである。 なお、本発明者らは、先に、Cr、CuおよびMo
を含有するFe−Ni系合金からなるダミーブロツ
クに関する提案を行つているので、本発明のダミ
ーブロツクでは、Moの添加を除外するものであ
る。そして、本発明のダミーブロツクは、この先
の提案に係るダミーブロツクと同等の特性を示す
ものである。 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明
する。 本発明の磁気ヘツドにおけるダミーブロツク
は、所定の組成のFe−Ni系合金からなる。 この場合、Fe−Ni系合金中に必須成分として
含まれるFe、およびNiの含有量はそれぞれ、29
〜97.5wt%、より好ましくは60〜86wt%、およ
び1〜40wt%、より好ましくは10〜30wt%であ
る。 また、同じく必須成分であるCr含有量は1〜
15wt%、より好ましくは2〜10wt%である。 さらに、第4必須成分のCu含有量は、0.5〜
4wt%、より好ましくは1〜3wt%である。 Fe含有量が29wt%未満となり、Ni含有量が
40wt%を超えると、非晶質磁性合金より摩耗量
が大きく、偏摩耗が大きくなる。 また、Fe含有量が97.5wt%を超え、Ni含有量
が1wt%未満となると、ダミーブロツクの標準電
位がパーマロイ等のケースより卑となつてしま
い、耐食性が低下する。 さらに、Cr含有量が1wt%未満となると本発明
所定の効果は実現しない。 一方、ダミーブロツクは、シールドケースに、
特にスポツト溶接して、接着することが好ましい
が、Cr含有量が15wt%を超えると、表面に生じ
る酸化膜のため、溶接強度が低下し、樹脂モール
ドの硬化や角部研摩等に際して、ブロツクが脱落
し、ヘツド組立ての際の作業性が悪くなる。 加えて、Cu含有量が0.5wt%未満となると、本
発明所定の効果は実現しない。 また、4wt%を超えると、塗布型メタルテープ
の長時間の走行に際し、ブロツク表面に付着する
付着物量が多くなり、上記のような不都合が多く
なる。また熱間鍛造時に、クラツクが入りやすく
なり、その後の圧延や線引などが不能となる。 本発明におけるFe−Ni系合金は、上記した範
囲のFe、Ni、CrおよびCu含有量をもつかぎりに
おいて、Fe、Ni、CrおよびMoのみからなるも
のであつても、Fe、Ni、CrおよびCuと他の元素
の1種以上からなるものであつてもよい。 このような場合、Fe−Ni系合金がFe、Ni、Cr
およびCuのみからなるときには、下記式〔〕
で示される組成であることが好ましい。 式〔〕 FeaNibCrcCud 上記式〔〕においてa+b+c+d=100wt
%であり、aは41〜97.5wt%、bは1〜40wt%、
cは1〜15wt%、dは0.5〜4wt%である。この
場合、aが60〜86wt%、bが10〜30wt%、cが
2〜10wt%、dが1〜3wt%であると、偏摩耗が
減少し、耐食性が向上し、周波数特性や出力レベ
ル変動の劣化がより一層減少する点で好ましい。 これに対し、Fe−Ni系合金が、FeおよびNiな
らびにCrおよびCuと他の元素の1種以上からな
る場合、含有しうる他の元素としては、Ti、Zr、
Hf、V、Nb、Ta、W、Mn、Co、Zn等の遷移
元素や、Si、Al、B等と非金属元素の1種以上
を挙げることができる。 そして、これら他の元素の1種以上の含有量
は、20wt%以下である。他の添加元素の総量が
20wt%を超えると、本発明の効果が減じられて
しまう。 このようなFe、NiおよびCr、Cu、そしてMo
以外の他の元素の1種以上をさらに含有するFe
−Ni系合金は、29wt%以上97.5wt%未満、より
好ましくは60〜86wt%のFeと、1〜40wt%、よ
り好ましくは、10〜30wt%のNiと、1〜15wt
%、より好ましくは1〜3wt%のCuと、20wt%
以下、特に0.1〜20wt%の他の元素の1種以上と
を含むものである。 そして、これらのうち、特に好適なものは、以
下の式〔〕〜〔〕に示される組成をもつもの
である。 式〔〕 FeaNibCrcCudMne 上記式〔〕において、a+b+c+d+e=
100wt%であり、aは39wt%以上97.5wt%未満、
bは1wt%〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5
〜4wt%、eは2wt%以下である。 このように、Fe、Ni、CrおよびCuに加え、
Mnを含有するFe−Ni系合金は、特にMn含有量
cが0.1wt%以上となると、熱間鍛造時等の耐酸
化性が向上し、鍛造等の熱間加工の際の面の仕上
がりが良好となり、また鋳造時の欠陥はきわめて
少なくなり、耐摩耗性がより一層向上し、媒体に
対する損傷もきわめて少なくなる。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、eが0.1〜1wt%となると、γ−テ
ープ走行下の耐食性が向上し、偏摩耗がさらに減
少し、耐食性もさらに向上し、周波数特性や出力
レベル変動の劣化もより一層少なくなる。 式〔〕 FeaNibCrcCudSif 上記式〔〕において、a+b+c+d+f=
100wt%であり、aは31wt%以上97.5wt%未満、
bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5〜
4wt%、fは10wt%以下である。 このように、Fe、Ni、CrおよびCuに加え、Si
を含有するFe−Ni系合金は、特にSi含有量が
0.1wt%以上となると、鋳造性が良好となり、鋳
造組織が減少し、耐摩耗性等がより一層向上す
る。ただ、Si含有量fが10wt%を超えると、加
工性が劣化し、圧延、線引等の加工が困難となる
ので、fは10wt%以下である。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、fが0.1〜5wt%となると、γ−テ
ープ走行による耐食性が向上し、偏摩耗がさらに
減少し、耐食性もさらに向上し、周波数特性や出
力レベル変動の劣化もより一層少なくなる。 式〔〕 FeaNibCrcCudMneSif 上記式〔〕において、a+b+c+d+e+
f=100wt%であり、aは29wt%以上97.5wt%未
満、bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5
〜4wt%、eは2wt%以下、fは10wt%以下であ
る。 このように、MnおよびSiを含有するFe−Ni系
合金は、特にMnおよびSiの含有量が、それぞれ
0.1wt%以上となると、耐酸化性と鋳造性とがと
もに向上し、ブロツク体の面精度や表面欠陥はき
わめて少なくなり、周波数特性、出力レベル変
動、摩耗量、媒体の損傷等はより一層少なくな
る。 この場合、上記式〔〕において、aが60〜
86wt%、bが10〜30wt%、cが2〜10wt%、d
が1〜3wt%、eが0.1〜1wt%、fが0.1〜5wt%
となると、高温高湿下での保存性やγ−テープ走
行時の耐摩耗性が格段と向上し、しかも偏摩耗が
より一層減少し、周波数特性や出力レベル変動の
劣化や媒体の損傷等はきわめて少なくなる。 このような合金からダミーブロツクを得るに
は、まず、例えば真空中等で母合金を融解し、次
いで鋳造する。この後、通常、鍛造処理を施す。
これにより、鋳造組織ないし欠陥は格段と減少す
る。しかる後、必要に応じ、圧延、線引加工等を
施し、形状を整え、さらに場合によつては酸洗等
を行つて、酸化膜を除去し、その後切断し、さら
に必要に応じ、所望の形状となるよう溶接や接着
を行い、角部等を研摩して、ダミーブロツクが得
られる。 他方、本発明の磁気ヘツドにおけるコアは、通
常、非晶質磁性合金の薄板から形成される。 非晶質磁性合金をコア材として用いるときに
は、コアとしての特性が良好で、また、きわめて
長期に亘る使用によつて、ダミーブロツクとコア
との摩耗量に差が生じず、ヘツドの媒体摺接面の
偏摩耗が少なく、周波数特性や出力レベル変動が
少ない点で、良好な結果を得る。 コア材として、非晶質磁性合金薄板を用いる場
合、その組成としては、磁気ヘツドのコア用のも
のとして知られている種々の組成であつてもよい
が、特に飽和磁束密度Bsが高く、高保磁力磁気
記録媒体に好適であるという点で、下記式〔〕
で示される組成であることが好ましい。 式〔〕 TxXy 上記式〔〕中において、TはFeおよびCoま
たはFeおよびCoと他の遷移金属元素の1種以上
との組合せを表わす。 この場合、必要に応じ、FeおよびCoとともに
組合せ添加される他の添加元素は、FeおよびCo
以外の他の遷移金属元素(Sc〜Zn;Y〜Cd;La
〜Hg;Ac以上)であり、例えばNi、Ti、Zn、
Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Ru、
Rh、Pd、Os、Ir、Pt等の1種以上をその具体例
として挙げることができる。 一方、Xは、B、SiおよびB、またはBもしく
はSiおよびBと他のガラス化元素の1種以上との
組合せを表わす。 この場合、必要に応じ、BまたはSiおよびBと
ともに組合せ添加される他のガラス化元素の例と
しては、P、C、Ge、Sn、Al等の1種以上を挙
げることができる。 他方、上記式〔〕において、x+y=100at
%であり、yは20〜27at%である。すなわち、
FeおよびCoを必須成分とする遷移金属元素成分
量xは73〜80at%であり、BまたはSiおよびBを
必須成分とするガラス化元素成分量yは20〜27at
%である。yが20at%未満となると、非晶質化が
困難となり、また、27at%を超えると残留磁束密
度Bsが減少してしまう。 さらに、遷移金属元素成分中の必須成分Feお
よびCoの含有量は、それぞれFe;1.5〜5.6at%お
よび、Co;45〜78.5at%である。 Fe含有量が1.5at%未満(Co含有量が78.5at%
より大)、あるいは5.6at%を超えると、磁歪が大
きなものとなつてしまい、また透磁率が減少す
る。Coが45at%未満となるとBsが減少してしま
う。 この場合、上記式〔〕において、Tは、上記
含有量範囲内にて、FeおよびCoのみからなつて
も、FeとCoと上記した他の添加元素の1種以上
とからなつてもよい。 TがFeとCoのみからなる場合、Fe含有量は、
1.5〜5.6at%、より好ましくは2〜5.5at%、Co含
有量は、67.4〜78.5at%、より好ましくは67.5〜
78at%である。 TがFeおよびCoに加え、他の元素の1種以上
を含む場合、他の遷移金属元素の1種以上は、通
常、総計最大25at%まで含有することができる。
これ以上の含有量となると、Bsが低下し、表面
性が悪くなる等の不都合が生じる。 このような元素の1例としてはNiがある。Ni
添加は、Coを置換して、材料コストを低減する
等の効果があるが、Ni量が増大するとBsが減少
するので、Ni含有量は、好ましくは8at%以下で
ある。 一方、他の元素の1種以上としては、鉄族
(Fe、Co、Ni)以外の遷移金属元素であつてよ
いが、鉄族以外の遷移金属元素の1種以上は、総
計12at%以下であることが好ましい。このとき、
Bsの低下は少なく、各添加元素特有のすぐれた
効果が実現する。 このような元素としては、特に、Ruおよび/
またはCrが好ましい。 特に、0.5〜8at%のRuを添加すると、耐摩耗
性が向上し、表面性や打抜加工性等が向上する。 また、1〜8at%のCrを添加すると、耐食性が
向上する。 そして、0.5〜8at%のRuと、1〜8at%、特に
2〜6at%のCrを併用添加すると、これらの効果
はさらに向上し、より好ましい結果を得る。 さらに、これらRu、Cr、Ni等に加え、Ta、
Ti、W、Mo等の1種以上を含有させることもで
きる。 なお、このように、Fe、Co以外の他の遷移金
属元素を含有させる場合、これらの総計が20at%
以下となり、Co含有量が47.4〜78.5at%、より好
ましくは47.5〜78at%、またFe含有量が1.5〜
5.6at%、より好ましくは2〜5.5at%となること
が好ましい。 これに対し、ガラス化元素成分Xは、Bまたは
SiおよびBを必須成分とする。 この場合、B含有量が3.3〜27at%、Si含有量
が0〜16.2at%となると、Bsが高くなり、薄板の
表面性が向上し、好ましい結果を得る。 そして、B含有量が14.1〜26.9at%、Si含有量
が0.1〜5.4at%となると、Bsがさらに高くなり、
表面性もさらに向上し、さらに、Ru、Cr等の添
加元素の添加効果も顕著となり、より好ましい結
果を得る。 なお、ガラス化元素成分X中には、必要に応
じ、SiおよびB以外の他の元素の1種以上が含ま
れていてもよい。ただ、その総計が0.5at%を超
えると非晶質化しにくくなるので、その含有量が
0.5at%以下であることが好ましい。 以上詳述したような組成をもつ薄板は、実質的
に長範囲規則性をもたない非晶質体である。 又、板厚は、概ね、10〜200μm程度である。 このような非晶質磁性合金薄板は、公知の高速
急冷法に従い製造される。 そして、このような非晶質磁性合金薄板は、通
常、絶縁性接着剤を介して積層し、しかも所望の
形状のコア半体とされ、これをつきあわせ、例え
ば第1図に示されるように、コア2,2′とされ
る。あるいは、薄板を積層せず、薄板自体から所
望の形状のコア半体を形成し、このコア半体を突
きあわせてコアとされる。 なお、コア2,2′は、このような非晶質の薄
板から形成される他、センダストから形成されて
も有効である。このとき、コアと後述のダミーブ
ロツクとの硬度ないし耐摩耗性が近似し、偏摩耗
が減少し、周波数特性や出力変動の劣化が少なく
なるからである。 本発明の磁気ヘツド1は、例えば第1図または
第2図、第3図に示されるように、以上のような
コア2,2′とダミーブロツク3とを具えるもの
である。すなわち、パーマロイ等のシールドケー
ス4中に、捲線を施した、例えばコア2,2′と、
ダミーブロツク3とを収納し、しかもコア2,
2′とダミーブロツク3とを所定の配列で媒体の
摺接面に配置してなる。この場合、その構造と製
造方法とは、公知の種々の構造および方法による
ことができる。 なお、ダミーブロツク3を構成するFe−Ni系
合金が非磁性であるときには、第2図、第3図に
示されるように、強磁性のシールドケースと連接
して設けた強磁性の裏打ち部6でダミーブロツク
3を裏打ちするようにして、ダミーブロツク3を
ケース内にスポツト溶接等により、固定収納すれ
ばよく、また強磁性を示すときには、その他、第
1図に示されるように、ケース4中に設けた非磁
性支持部5上に、スポツト溶接等により収納する
こともできる。 発明の具体的作用効果 本発明の磁気ヘツドは、オーデイオ用、ビデオ
用、計測用、デイジタル用等の各種用途に用いる
ことができる。 この場合、本発明の磁気ヘツドのダミーブロツ
クは所定のCrおよびCuを含むFe−Ni系合金から
形成されるものであつて、ダミーブロツクの耐摩
耗性は良好であり、ダミーブロツクの偏摩耗に基
づく、周波数特性等の劣化は格段と少ない。 また、ダミーブロツクの耐食性はきわめて高
く、空中の水分や高温等により、保存ないし、経
時に従い、あるいは高温高湿下でのテープの走行
により、さらには塗布型メタルテープの走行によ
り、テープの走行不良あるいは外観不良、さらに
は周波数特性劣化等が起きることもない。 そして、このような効果は、CrおよびCuのい
ずれかを含まないFe−Ni系合金と比較したとき、
いずれも良好な値を示す。 さらに、ダミーブロツクによる媒体の損傷もき
わめて少ない。 加えて、クロストーク、誘導ノイズ等の発生に
ついても、これらを有効に防止することができ
る。 また、コアを非晶質磁性合金薄板から構成すれ
ば、コアとしての特性は良好となり、コアとダミ
ーブロツクとの偏摩耗もより一層減少する。 発明の具体的実施例 次に、本発明のさらに具体的な実施例を掲げ、
本発明をさらに詳細に説明する。 実施例 1 Fe68.5wt%、Ni23wt%、Cr5wt%、Cu2wt%、
Mn0.5wt%、Si1wt%の組成にて、母合金を真空
溶解し、40mmφの丸棒に鋳造し、これを800℃に
て、鋳造比68%で鋳造し、13mmφの丸棒を得た。
その後、これを25℃にて3×3mm角棒に圧延した
後、空気中で1200℃にて熱処理し、酸洗し、3×
4mmに切断し、シールドケース中にスポツト溶接
し、角部を研摩して、第2図、第3図に示される
ようなダミーブロツク3を得た。 コア2,2′を形成する非晶質磁性合金薄板の
原子組成としては、(Fe5.5Co94.5)72Ru1Cr4
(Si10B90)23を用い、第2図、第3図に示されるよ
うな本発明の磁気ヘツドを作製した。 塗布型γ−Fe2O3テープを用い、これを25℃、
相対湿度60%にて、47.5cm/secで500時間走行さ
せ、走行後の14KHz/315Hzの再生周波数特性の
劣化(dB)と、14KHz録再出力レベル変動(dB)
を測定した。
【表】
なお、表1には、比較として、ダミーブロツク
3をパーマロイから形成したときの結果が併記さ
れる。また、コア2,2′を形成する非晶質磁性
合金薄板の組成を、上記において、RuおよびCr
を含まないもの、あるいはRuまたはCrを除いた
もの、さらにはRuおよびCrに加えて、Ti、Taを
加えたものにかえて同様の実験を行つたところ、
ほとんど同等の結果を得た。 実施例 2 下記表2に示される組成のダミーブロツクを、
実施例におけると同様に、作製した。 これら各ダミーブロツク計15種から、実施例1
と全く同様に磁気ヘツドを作成し、14KHz/315
Hzの再生周波数特性(F特)の劣化の測定を行つ
たところ、下記表2に示される結果を得た。 さらに、これら各ダミーブロツクから形成され
る、計15種の磁気ヘツドそれぞれにつき、γ−
Fe2O3テープ、走行速度47.5cm/secでの、25℃、
相対湿度60%での500時間走行後の摩耗量を表面
粗さ計で測定した。 また、40℃、相対湿度70%にて500時間保存し
た後、各ダミーブロツク表面の腐食層を除去し、
この腐食量を表面粗さ計で測定し、耐食性を評価
した。 加えて、γ−Fe2O3テープを、4.75cm/secで、
40℃、相対湿度70%にて、500時間走行させて、
走行後の摩耗量を測定して、耐食性を評価した。 さらに、合金磁性粉を用いた塗布型メタルテー
プを、4.75cm/secにて、25℃、相対湿度60%に
て2000時間走行させ、14KHz/315Hzの周波数特
性の劣化を測定した。 また、各磁気ヘツドの125Hz、160nwb/m録音
再生トラツク間クロストークと、50Hz、3Oe平行
磁界中での誘導ノイズとを測定した。 これらの結果を下記表2に併記する。
3をパーマロイから形成したときの結果が併記さ
れる。また、コア2,2′を形成する非晶質磁性
合金薄板の組成を、上記において、RuおよびCr
を含まないもの、あるいはRuまたはCrを除いた
もの、さらにはRuおよびCrに加えて、Ti、Taを
加えたものにかえて同様の実験を行つたところ、
ほとんど同等の結果を得た。 実施例 2 下記表2に示される組成のダミーブロツクを、
実施例におけると同様に、作製した。 これら各ダミーブロツク計15種から、実施例1
と全く同様に磁気ヘツドを作成し、14KHz/315
Hzの再生周波数特性(F特)の劣化の測定を行つ
たところ、下記表2に示される結果を得た。 さらに、これら各ダミーブロツクから形成され
る、計15種の磁気ヘツドそれぞれにつき、γ−
Fe2O3テープ、走行速度47.5cm/secでの、25℃、
相対湿度60%での500時間走行後の摩耗量を表面
粗さ計で測定した。 また、40℃、相対湿度70%にて500時間保存し
た後、各ダミーブロツク表面の腐食層を除去し、
この腐食量を表面粗さ計で測定し、耐食性を評価
した。 加えて、γ−Fe2O3テープを、4.75cm/secで、
40℃、相対湿度70%にて、500時間走行させて、
走行後の摩耗量を測定して、耐食性を評価した。 さらに、合金磁性粉を用いた塗布型メタルテー
プを、4.75cm/secにて、25℃、相対湿度60%に
て2000時間走行させ、14KHz/315Hzの周波数特
性の劣化を測定した。 また、各磁気ヘツドの125Hz、160nwb/m録音
再生トラツク間クロストークと、50Hz、3Oe平行
磁界中での誘導ノイズとを測定した。 これらの結果を下記表2に併記する。
【表】
以上の結果から、本発明のFe−Ni系合金から
なるダミーブロツクを具える磁気ヘツドは、周波
数特性劣化と出力レベル変動がきわめて少なく、
また摩耗量が少なく、保存および走行による耐食
性が高く、しかもクロストークや誘導ノイズにつ
いても、実用上満足できる値が得られることがわ
かる。
なるダミーブロツクを具える磁気ヘツドは、周波
数特性劣化と出力レベル変動がきわめて少なく、
また摩耗量が少なく、保存および走行による耐食
性が高く、しかもクロストークや誘導ノイズにつ
いても、実用上満足できる値が得られることがわ
かる。
第1図は、本発明の実施例を示す、一部を切欠
いて表わす斜視図である。第2図は、本発明の別
の実施例を示す、一部省略斜視図であり、第3図
は第2図の部分端面図である。 1……磁気ヘツド、2,2′……コア、3……
ダミーブロツク。
いて表わす斜視図である。第2図は、本発明の別
の実施例を示す、一部省略斜視図であり、第3図
は第2図の部分端面図である。 1……磁気ヘツド、2,2′……コア、3……
ダミーブロツク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ダミーブロツクとコアとを具える磁気ヘツド
において、上記ダミーブロツクが、29〜97.5wt%
のFeと、1〜40wt%のNiと、1〜15wt%のCr
と、0.5〜4wt%のCuとを含み、Moを含まないFe
−Ni系合金からなることを特徴とする磁気ヘツ
ド。 2 Fe−Ni系合金が、下記式〔〕で示される
組成をもつ特徴請求の範囲第1項記載の磁気ヘツ
ド。 式〔〕 FeaNibCrcCud {上記式〔〕において、a+b+c+d=
100wt%であり、aは41〜97.5wt%であり、bは
1〜40wt%であり、cは1〜15wt%、dは0.5〜
4wt%である。} 3 Fe−Ni系合金が、29wt%以上97.5wt%未満
のFeと、1〜40wt%のNiと、1〜15wt%のCr
と、0.5〜4wt%のCuと、20wt%以下の他の元素
の1種以上とからなる特許請求の範囲第1項記載
の磁気ヘツド。 4 Fe−Ni系合金が、下記式〔〕で示される
組成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘツ
ド。 式〔〕 FeaNibCrcCudMne {上記式〔〕において、a+b+c+d+e=
100wt%であり、aは39wt%以上97.5wt%未満、
bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5〜
4wt%、eは2wt%以下である。} 5 Fe−Ni系合金が下記式〔〕で示される組
成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘツ
ド。 式〔〕 FeaNibCrcCudSif {上記式〔〕において、a+b+c+d+f=
100wt%であり、aは31wt%以上97.5wt%未満、
bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5〜
4wt%、fは10wt%以下である。} 6 Fe−Ni系合金が、下記式〔〕で示される
組成をもつ特許請求の範囲第3項記載の磁気ヘツ
ド。 式〔〕 FeaNibCrcCudMneSif {上記式〔〕において、a+b+c+d+e+
f=100wt%であり、aは29wt%以上97.5wt%未
満、bは1〜40wt%、cは1〜15wt%、dは0.5
〜4wt%、eは2wt%以下、fは10wt%以下であ
る。} 7 コアが、非晶質磁性合金薄板からなる特許請
求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の
磁気ヘツド。 8 非晶質磁性合金薄板が、下記式〔〕で示さ
れる組成をもつ特許請求の範囲第7項記載の磁気
ヘツド。 式〔〕 TxXy {上記式〔〕において、Tは、FeおよびCo、
またはFeおよびCoと他の遷移金属元素の1種以
上との組合せを表わし、Xは、B、もしくはSiお
よびB、またはBもしくはSiおよびBと他のガラ
ス化元素の1種以上との組合せを表わす。x+y
=100at%であり、yは20〜27at%である。さら
に、Fe量は1.5〜5.6at%、Co量は45〜78.5at%で
ある。}
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8705382A JPS58203614A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8705382A JPS58203614A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58203614A JPS58203614A (ja) | 1983-11-28 |
| JPH0339323B2 true JPH0339323B2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=13904193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8705382A Granted JPS58203614A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58203614A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59165223A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | Toshiba Corp | 磁気ヘツド |
| CN1064090C (zh) * | 1997-05-05 | 2001-04-04 | 首钢总公司 | 一种热磁敏感功能材料 |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP8705382A patent/JPS58203614A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58203614A (ja) | 1983-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5585984A (en) | Magnetic head | |
| EP0234879A2 (en) | Ferromagnetic thin film and magnetic head using it | |
| JPH0339323B2 (ja) | ||
| JPH0150962B2 (ja) | ||
| JPH0150963B2 (ja) | ||
| JPS6129105A (ja) | 磁性合金薄膜 | |
| JPS5826310A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS5845618A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0128491B2 (ja) | ||
| JPS58118015A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0150964B2 (ja) | ||
| JPS625980B2 (ja) | ||
| JPS6227146B2 (ja) | ||
| JPH0150965B2 (ja) | ||
| JPS58108021A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS58108006A (ja) | 磁気ヘツド | |
| US4750951A (en) | Amorphous alloy for magnetic heads | |
| JPS6116002A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP2549145B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS621838A (ja) | 非晶質磁性合金材料 | |
| JPS598048B2 (ja) | 磁気ヘッド用コア | |
| JPS6116005A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH01132109A (ja) | 強磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド | |
| JPS6215805A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS6315654B2 (ja) |