JPH0339329B2 - - Google Patents

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JPH0339329B2
JPH0339329B2 JP23874284A JP23874284A JPH0339329B2 JP H0339329 B2 JPH0339329 B2 JP H0339329B2 JP 23874284 A JP23874284 A JP 23874284A JP 23874284 A JP23874284 A JP 23874284A JP H0339329 B2 JPH0339329 B2 JP H0339329B2
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JP
Japan
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film
nitrogen
magnetic
less
temperature
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JP23874284A
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JPS61153827A (ja
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Hiroshi Maeda
Shigeo Endo
Shiro Murakami
Shigeo Fujii
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH0339329B2 publication Critical patent/JPH0339329B2/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はCo−Ni系薄膜を用いた磁気記録媒体
膜の製造方法の改良に関するものである。 (従来の技術) Co−Ni合金をArと窒素の混合雰囲気中でスパ
ツタすることにより、基板上に磁性薄膜媒体を形
成し、これを真空中で熱処理することにより薄膜
磁気記録媒体をうることは、特開昭57−72307号
公報及びJournal of Applied Physics 第53巻
5号1982年5月、Journal Applied Physics 第
53巻10号1982年10月、Japanese Journal of
Applied Physics 第21巻11号1982年の文献によ
り公知である。 特開昭57−72307号公報記載の発明においては、
特に窒素を3〜40原子%含有させた薄膜を基板上
に形成させ、次いで熱処理することにより、コバ
ルトとニツケルの窒化物を析出させることを特徴
としているものである。また、他の上記公知文献
においても、やはり熱処理後のCo−Ni薄膜中に
窒素(N)を含有せしめ、残留磁束密度Br=
7000G、角形比Br/B3K(磁界3KOeにおける磁束
密度対比残留磁束密度)0.75程度の磁気記録媒体
を得ることが開示されている。 磁気記録の高密度化に伴い、媒体の薄膜化、高
残留密磁束密度、高保磁力に加え、S/Nの比向
上を図るために角形比の向上が同時に要求されて
いるが、上記公知技術により提案されているBr
=7000G、角形比Br/Br3K=0.75程度の薄膜特性
では不充分であり、更に高い特性を有する薄膜を
用いた磁気記録媒体の出現が強く要望されてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 前記特許公報および論文に記載の発明において
は、膜中のスパツタ時の窒素含有量を40原子%以
下に抑え、また熱処理後の窒素含有量を3原子%
以上にすることにより、窒化コバルト又は窒化ニ
ツケル等の窒化物を形成させて磁気特性を得てい
るものであり、窒素含有量が3原子%を下廻ると
析出窒化物の量が少なくなるためにHc、角形比
S(保磁力Hcに対するHrの割合、すなわちHr/
Hc。ここでHrは媒体の磁化曲線においてHc点
での接線がBr点を通り横軸−磁化力軸−と平行
に引いた直線と交わつた点における磁化力)が著
しく低下することが明確に開示されている。 本発明は、上記従来技術で提案されたCo−Ni
合金薄膜を有する磁気記録媒体の磁気特性を改良
し、一層優れた磁気記録媒体の製造方法を提供す
ることを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明においては、最終生成物である磁性記録
媒体膜の組成を、Niを10乃至30at%、Nを1を
越えて3at%未満含有し、残部が実質的にCoであ
るようにするために、スパツタリングで適当な量
の窒素を含有(30〜50at%N)した超微細結晶又
はほぼアモルフアス状のCo−Ni−N薄膜を形成
し、これを適当な温度で熱処理することを特徴と
する。磁性媒体膜中の窒素量は膜の特性を左右す
るので、1at%を越えて3at%未満とする。この窒
素量にするために、Co−Niターゲツトで基板上
にスパツタリングする時の雰囲気を窒素とアルゴ
ンの体積比で1/1〜3/1の混合気体とし、基
板温度を室温から300℃の範囲とする。スパツタ
リングで得られる薄膜の組成をN量を30〜50at%
で残部が実質的にCo−Niであるようにする。こ
の薄膜を300〜450℃の温度で非酸化性雰囲気中で
熱処理を行い薄膜から窒素ガスの一部を放出させ
る。 磁性記録媒体膜はNiを10at%以上30at%未満
含有し、Nを1at%を越えて3at%未満含有し、残
部が実質的にCoからなるものである。Ni量が
30at%以上になるとCo−Ni薄膜はh.c.p構造より
もむしろf.c.c.構造をとり易く、膜面内に強い配
向性が得られなくなり、角形比を低下させる。
Ni量が10at%未満となると、金属Coの性質に近
くなつて磁性記録媒体として必要な保磁力が得ら
れない。 窒素の含有量が増えるに従い、膜の磁気特性の
うち残留磁束密度Br及び角形比Sは低くなり、
3at%でBrは9000ガウス、Sは0.8となる。 一方、膜の保磁力Hcは窒素の含有量とともに
増大する。しかし、1at%以下になるとHcが550
エルステツド以下になる。このように、窒素量は
3at%以上残留すると磁性媒体膜の特性が劣化す
るので、この量未満であることが必要である。ま
た、窒素含有量を1at%以下にするには450℃以上
にスパツタ膜の熱処理温度を上げる必要があり、
この加熱のために、基板として用いられているア
ルミニウム板の変形や磁性膜の下地層として用い
られるアルマイト層あるいはNi−P層の変質や
割れが生じる恐れがある。以上の理由のために、
磁性記録媒体中の窒素量は1at%を越えて3at%未
満が望ましい。 次に、約40at%の窒素を有するCo−Ni−Nス
パツタ−膜を種々の温度で1時間熱処理した後の
膜中の窒素量を測定したグラフを第1図に示す。
膜中の窒素量が3at%未満になるのは、この図か
ら明らかなように320℃以上で1時間熱処理した
場合である。 300℃を下回る温度で熱処理した場合、N含有
量を3at%以下とするには20時間以上を要し工業
的でない。450℃を越えた場合には1時間未満で
N含有量を3at%以下に減少させることが出来る
が、デイスク基板としてAlを用いた場合、Alの
変形を生じ実用的でない。また、ガラス、セラミ
ツクスを基板に用いた場合にもCo−Ni媒体膜と
の熱膨張係数の差から膜の剥離を生じ実用的でな
い。 従つて、適切な熱処理温度範囲は300〜450℃で
ある。 本磁性記録媒体膜の組成としては、Cr、Pt、
Ru、Pd等の耐食性を向上する元素を単独あるい
は複合で、合計量で2〜25at%になるように添加
してもよい。 (実施例) 本発明を実施するにあたつて、基板としてアル
ミニウム板、ガラス板あるいはセラミツクス(例
えば行Al2O3系)板などを使用することができ
る。このうちアルミニウム板は安価なので適して
いる。しかし、3〜4wt%のMgを含むAl−Mg合
金であつても、磁性記録媒体膜を付けて磁気デイ
スクとして使用すると、磁気ヘツドとの間でCSS
(contact−start−stop)サイクルが起り、磁気
ヘツドによる変形が生じる恐れがある。そこで、
アルミニウム板を十分研磨した上にアルマイト層
やNi−P層を下地層とし、その上に磁性膜が形
成される。アルマイト層やNi−P層は公知の方
法で形成することができる。 磁性膜は本発明の方法に従つて形成される。ス
パツタリングは通常のRFスパツタリングあるい
はマグネトロンDC、又はR.F.スパツタリング等
のいずれの方法でもよいが、マグネトロンDC、
又はR.F.スパツタリングによれば成膜速度が大で
効率的である。ターゲツト材は金属コバルトと金
属ニツケルを溶解して、適当な組成にしたCo−
Ni合金を使用する。この組成は目的とする最終
生成物であるCo−10〜30at%Ni−N膜のCoとNi
の比率に応じて決めることができる。 このターゲットを用いて窒素とアルゴンの混合
気体雰囲気中でスパツタリングを行う。この混合
気体中の窒素及びアルゴンの比率は1/1〜3/
1にすることによつて、生成したスパツタ膜中に
窒素が30〜50at%含まれるようになる。また、こ
のスパツタリング時の基板の温度は室温でよい。
しかし、スパツタリング時に熱を吸収して基板温
度が100℃以上に上昇することもあるが、後で行
う熱処理温度よりも低い300℃までの温度ではCo
−Ni−N膜が生成される。 30〜50at%の窒素がCo−Ni膜に含有された後
で、温処理を行つて窒素を放出減少させることに
よつて、面内異方性を持つた磁性媒体膜とするこ
とができる。 例 1 平板マグネトロンスパツタにより、薄膜を陽極
アルミ酸化アルミ板上に、N2とArの混合ガス雰
囲気中で次の条件でスパツタした。 初期排気 1〜2×10-6Torr 全雰囲気圧 16m Torr N2とArの体積比 1:1 投入電力 1KW ターゲツト組成 Co−30at%Ni ターゲツト径 120mm 極間隔 120mm 膜 厚 1000〓 基板寸法 7mm×8mm×2mm厚 基板温度 室温 上記条件で作成したスパツタ膜は39at%の窒素
を含有し、CoとNiの比率はほぼターゲツトの組
成と同じであつた。この膜をX線回折ないし電子
回折したところ、微細結晶あるいはほとんど結晶
化していないことがわかつた。 この試料を真空中で約1時間熱処理を行い、そ
の熱処理温度を変えた時の、熱処理温度と窒素含
有量の関係を第1図に示した。この図から明らか
なように、媒体膜中の窒素量を3at%未満にする
には320℃以上の温度が必要であつた。 次に、このようにして得た種々の窒素含有量を
もつた試料について、その残留磁束密度Br、保
磁力Hc及び角形比S(保磁力Hcに対するHrの割
合、すなわちHr/Hc。ここで、Hrは媒体の磁
化曲線においてHc点での接線がBr点を通り横軸
−磁化力軸−と平行に引いた直線と交わつた点に
おける磁化力)を測定した。窒素含有量とBr、
Hc及びSの関係を第2図に示す。この図から、
1at%を越えて3at%未満の窒素を含む磁性膜は、
9000ガウス以上のBr、0.8以上のS及び550〜1000
エルステツドのHcを示すことが明らかである。 例 2 例1に示した条件のうち、全雰囲気圧及び窒素
ガス分圧を第1表に示すように変えるとともに、
熱処理を400℃で1時間保持して行い磁性媒体膜
を作成した。このようにして作成した膜の熱処理
前後の窒素含有量も第1表に示す。
【表】
【表】 この表より明らかなようにスパツタリング時の
窒素ガス量を50〜75vol・%、すなわちN2量とAr
量の比率を1/1〜3/1とした時に、スパツタ
膜中の窒素含有量は30〜50at%となつた。 (発明の効果) 本発明の方法によれば、前で述べた例に示すよ
うに、9000ガウス以上の高残留磁束密度と0.8以
上の角形比を有するとともに、550〜1000エルス
テツドの保磁力をもつた磁性記録媒体膜が得られ
高記録密度媒体として磁気デイスク等に用いた場
合の性能上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱処理温度と熱処理後の膜中の窒素含
有量の関係を示すグラフで、第2図は膜中の窒素
含有量と膜の磁気特性の関係を示すグラフであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 窒素とアルゴンの混合気体(窒素とアルゴン
    の体積比で1/1〜3/1)中で、室温から300
    ℃の範囲の温度にある基板上にCo−Niターゲツ
    トでスパツタリングを行いNを30〜50at%含む
    Co−Ni薄膜を形成した上で、これを非酸化性雰
    囲気中で300℃〜450℃の温度で熱処理をして、
    Niが10乃至30at%、Nが1を越えて3at%未満で
    残部が実質的にCoである磁性膜を得ることを特
    徴とする磁性記録媒体膜の製造方法。
JP23874284A 1984-11-13 1984-11-13 磁性記録媒体膜の製造方法 Granted JPS61153827A (ja)

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JPH062920B2 (ja) * 1986-09-30 1994-01-12 住友金属鉱山株式会社 蒸着用コバルト合金

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