JPH0340822A - 紡機用焼結リング - Google Patents
紡機用焼結リングInfo
- Publication number
- JPH0340822A JPH0340822A JP17602689A JP17602689A JPH0340822A JP H0340822 A JPH0340822 A JP H0340822A JP 17602689 A JP17602689 A JP 17602689A JP 17602689 A JP17602689 A JP 17602689A JP H0340822 A JPH0340822 A JP H0340822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- sintered ring
- pores
- sintered
- traveler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、精紡機、撚糸機等に使用される、紡機用焼結
リングに関するものである。
リングに関するものである。
従来、紡機用焼結リングは、還元鉄粉、噴霧鉄粉1合金
鋼粉などを圧粉成形し、焼結した焼結素材を使用し、旋
削加工により所定の形状に加工し、熱処理を施した後、
研摩布紙、バレル研摩、砥石研摩、電解研摩、化学研摩
等の各種表面処理によって旋削加工により閉塞した気孔
を浸油のための表面気孔に回復し、必要な精度に形成し
ていた。
鋼粉などを圧粉成形し、焼結した焼結素材を使用し、旋
削加工により所定の形状に加工し、熱処理を施した後、
研摩布紙、バレル研摩、砥石研摩、電解研摩、化学研摩
等の各種表面処理によって旋削加工により閉塞した気孔
を浸油のための表面気孔に回復し、必要な精度に形成し
ていた。
しかるに、上記従来リングに於いては、第3図に示す通
り、気孔(4)間の表面の仕上面(5)に中心線平均粗
さRa″c1.Oを超える凹凸が存在し精紡機あるいは
撚糸機等に取り付けて使用する場合、リングに嵌合され
たトラベラは、スムーズに走行せず、振動し、リング表
面をたたきながら走行する。従って、この振動により、
糸切れを生じたり、リングの剥離摩耗を生じ易いという
問題があった。また、最近の高生産、高速紡出が行われ
る厳しい紡出環境と、作業能率の向上が要求される紡績
業界に於いては、さらに、糸切れが少なく、寿命の長い
焼結リングが要求されている。
り、気孔(4)間の表面の仕上面(5)に中心線平均粗
さRa″c1.Oを超える凹凸が存在し精紡機あるいは
撚糸機等に取り付けて使用する場合、リングに嵌合され
たトラベラは、スムーズに走行せず、振動し、リング表
面をたたきながら走行する。従って、この振動により、
糸切れを生じたり、リングの剥離摩耗を生じ易いという
問題があった。また、最近の高生産、高速紡出が行われ
る厳しい紡出環境と、作業能率の向上が要求される紡績
業界に於いては、さらに、糸切れが少なく、寿命の長い
焼結リングが要求されている。
上記問題を解決せんとして、表面処理工程において砥石
研摩、バフ研摩等により、超仕上加工を施し、気孔間の
仕上面(5)を第4図に示すように中心線平均粗さRa
が0.2μ未満の鏡面に仕上げる場合、研摩の際に開口
気孔の目詰まりを生じ易く、また使用した場合も、かえ
って、油膜切れが生じ易くなり、潤滑不足による油分の
焼き付き、トラベラの摩耗が増加し、リング表面の目詰
まりを引き起こし、結果的に紡調が乱れ、糸切れが増加
するという問題があった。
研摩、バフ研摩等により、超仕上加工を施し、気孔間の
仕上面(5)を第4図に示すように中心線平均粗さRa
が0.2μ未満の鏡面に仕上げる場合、研摩の際に開口
気孔の目詰まりを生じ易く、また使用した場合も、かえ
って、油膜切れが生じ易くなり、潤滑不足による油分の
焼き付き、トラベラの摩耗が増加し、リング表面の目詰
まりを引き起こし、結果的に紡調が乱れ、糸切れが増加
するという問題があった。
本発明は、以上の従来の問題点を解決するものであり、
リングの少なくともトラベラと接触する表面に、開口気
孔を有し、気孔間の表面の仕上面を滑らかとし、中心線
平均粗さRaを0゜3〜0.8μm、ピークカウント(
カウントレベルII@)を15〜35山/■の粗面とし
、また、好ましくは、用いる焼結体密度を6.35g/
crA〜6.75g/cIlNとした事を特徴とするも
のである。
リングの少なくともトラベラと接触する表面に、開口気
孔を有し、気孔間の表面の仕上面を滑らかとし、中心線
平均粗さRaを0゜3〜0.8μm、ピークカウント(
カウントレベルII@)を15〜35山/■の粗面とし
、また、好ましくは、用いる焼結体密度を6.35g/
crA〜6.75g/cIlNとした事を特徴とするも
のである。
即ち、気孔間の表面の仕上面を滑らかとしているので、
トラベラの走行がスムーズになり、走行時の振動、リン
グ表面へのたたき現象が大巾に減少する。従ってこれら
に起因して生じていた糸切れ、リングの剥離摩耗も同様
に減少する。
トラベラの走行がスムーズになり、走行時の振動、リン
グ表面へのたたき現象が大巾に減少する。従ってこれら
に起因して生じていた糸切れ、リングの剥離摩耗も同様
に減少する。
また、気孔量表面の突起をなくすと同時に気孔量表面を
中心線平均粗さRaを0.2所〜1.0μ、とするのが
よく、また0、3/41I〜0.8/@のRaで、かつ
気孔間におけるピークカウント(カウントレベルlI@
)を15〜35山/■の粗面とするとなおよい。
中心線平均粗さRaを0.2所〜1.0μ、とするのが
よく、また0、3/41I〜0.8/@のRaで、かつ
気孔間におけるピークカウント(カウントレベルlI@
)を15〜35山/■の粗面とするとなおよい。
上記のように粗面とすることにより、気孔量表面に潤滑
油を保油させることが可能となった。
油を保油させることが可能となった。
即ち、従来、潤滑は、開口気孔からの浸油のみによって
行われていたが、本発明品に於いては、気孔量表面に潤
滑油を保油し、それによる潤滑が行われる。
行われていたが、本発明品に於いては、気孔量表面に潤
滑油を保油し、それによる潤滑が行われる。
従って、トラベラ走行時の油膜切れが生じ難く、潤滑不
足による油の焼き付き、トラベラの摩耗等が減少するの
で、紡調が安定し糸切れも減少する。
足による油の焼き付き、トラベラの摩耗等が減少するの
で、紡調が安定し糸切れも減少する。
気孔量表面の平均粗さを0.2/@未満とすると潤滑油
を保油し、油膜切れをなくする効果は得られず、また、
1.OI@を超えるとすると、表面肌荒れによる耐剥離
摩耗強度の低下をまねく。
を保油し、油膜切れをなくする効果は得られず、また、
1.OI@を超えるとすると、表面肌荒れによる耐剥離
摩耗強度の低下をまねく。
また、気孔間におけるピークカウント(カウントレベル
l/4m)を151II/−未満であると潤滑油を保油
し、油膜切れをなくする効果は得られず、また、301
II/mを超えると表面肌荒れによる耐剥離摩耗強度の
低下をまねく。
l/4m)を151II/−未満であると潤滑油を保油
し、油膜切れをなくする効果は得られず、また、301
II/mを超えると表面肌荒れによる耐剥離摩耗強度の
低下をまねく。
加えて、用いる焼結体密度を6.35g/c111〜6
.75g/cJとする事により、適切な通気性を確保し
、かつ耐剥離摩耗性の高い焼結リングが形成される。即
ち、6.35g/−未満では、強度的に弱く、また、6
.75g/cJ を超えると通気性の確保が困難である
。
.75g/cJとする事により、適切な通気性を確保し
、かつ耐剥離摩耗性の高い焼結リングが形成される。即
ち、6.35g/−未満では、強度的に弱く、また、6
.75g/cJ を超えると通気性の確保が困難である
。
以下、本発明のl実施例を図面に基づいて説明する。
還元鉄粉、噴霧鉄粉1合金鋼粉などを圧粉成形し、焼結
して密度6.50g/c++tの焼結素材を形成する。
して密度6.50g/c++tの焼結素材を形成する。
この焼結素材を用い、第1図に示すように所定のリング
形状に旋削し、熱処理後、研摩布紙による研摩、バレル
研摩、電解研摩。
形状に旋削し、熱処理後、研摩布紙による研摩、バレル
研摩、電解研摩。
化学研摩等の表面処理を施し、浸油の為の表面気孔を回
復、開口させた後、さらに少なくとも、リングの頭頂部
(1〉、内胴部(2)、下端部(3)のトラベラと接触
する部分に、研摩布紙、バレル、砥石等を用いて平滑化
処理を加え、第2図に示すように気孔(4)間の表面の
仕上面(5)を2μ以上の突起を有せず、滑らかに形成
し、しかも、中心線平均粗さRaが0.5/411で、
かつピークカウント(カウントレベルll@)が20山
/mの粗面となる本発明の紡機用焼結リングを形成した
。
復、開口させた後、さらに少なくとも、リングの頭頂部
(1〉、内胴部(2)、下端部(3)のトラベラと接触
する部分に、研摩布紙、バレル、砥石等を用いて平滑化
処理を加え、第2図に示すように気孔(4)間の表面の
仕上面(5)を2μ以上の突起を有せず、滑らかに形成
し、しかも、中心線平均粗さRaが0.5/411で、
かつピークカウント(カウントレベルll@)が20山
/mの粗面となる本発明の紡機用焼結リングを形成した
。
上記のように形成した焼結リングを精紡機に取り付け、
下記操業条件に於いてテストを行なつ lこ 。
下記操業条件に於いてテストを行なつ lこ 。
テスト条件
紡 出 糸: 梳毛Nm48
リ ン グ: 5THIタイグ 50mmu
ト ラ ベ ラ: SBAタイプ No、30スピン
ドル回転: 11500 r、p、m。
ト ラ ベ ラ: SBAタイプ No、30スピン
ドル回転: 11500 r、p、m。
リングオイル: KSNo、160
紡出テストの結果は、第5図に示す通り、仕上面の粗い
従来品(C)と比べ、本発明の紡機用リング(A)は糸
切れ数が半減し、特に使用初期に於けるなじみ性が良好
であった。
従来品(C)と比べ、本発明の紡機用リング(A)は糸
切れ数が半減し、特に使用初期に於けるなじみ性が良好
であった。
また、鏡面に仕上げた従来品(B)と比較しても使用初
期より著しく糸切れ数が減少した。
期より著しく糸切れ数が減少した。
更に、精紡機に取り付け、高速紡出試験を行なつ lこ
。
。
テスト条件
紡 出 糸: 梳毛Nm48
リ ン グ: STH,タイプ 50mmd
ト ラ ベ ラ: SBAタイプ No、30〜35
スピンドル回転: 10500−14500r、p−
m。
ト ラ ベ ラ: SBAタイプ No、30〜35
スピンドル回転: 10500−14500r、p−
m。
リングオイル: KSNo、160
テスト結果は、第6図に示す通り仕上面の粗い従来品(
C)および鏡面に仕上げた従来品(B)と比べ、紡出強
力は低く、特に、従来品では紡出不可能であった高速域
に於いても安定した性能を維持した。
C)および鏡面に仕上げた従来品(B)と比べ、紡出強
力は低く、特に、従来品では紡出不可能であった高速域
に於いても安定した性能を維持した。
本発明による紡機用焼結リングは、上記に記したような
構成としたことにより、従来品と比べ初期のなじみ性が
良く、糸切れが少なく、す。
構成としたことにより、従来品と比べ初期のなじみ性が
良く、糸切れが少なく、す。
ング寿命が延長され、長期間安定した使用が可能となり
、また、高速域に於いても安定した性能を維持する等、
優れた効果を有する発明である。
、また、高速域に於いても安定した性能を維持する等、
優れた効果を有する発明である。
第1図は本発明に用いる紡機用焼結リングの断面図、第
2図は本発明の一実施例の表面状態を表わす拡大断面曲
線図、第3図は従来品の表面状態を表わす拡大断面曲線
図、第4図は従来の鏡面の表面状態を表わす拡大断面曲
線図、第5図は焼結リングの使用経過日数と糸切れ数の
関係を表わす曲線図、第6図は焼結リング使用時に於け
るトラベラ周速と紡出張力の関係を表わす曲線図である
。 (1)・・・頭頂部 (2)・・・内胴部(3)・
・・下端部 (4)・・−気孔部(5)・・・仕上
面 弔 図 りI 図 第 −1
2図は本発明の一実施例の表面状態を表わす拡大断面曲
線図、第3図は従来品の表面状態を表わす拡大断面曲線
図、第4図は従来の鏡面の表面状態を表わす拡大断面曲
線図、第5図は焼結リングの使用経過日数と糸切れ数の
関係を表わす曲線図、第6図は焼結リング使用時に於け
るトラベラ周速と紡出張力の関係を表わす曲線図である
。 (1)・・・頭頂部 (2)・・・内胴部(3)・
・・下端部 (4)・・−気孔部(5)・・・仕上
面 弔 図 りI 図 第 −1
Claims (2)
- (1)焼結リングの頭頂部、内胴部、下端部表面の少な
くともトラベラと接触する表面に、浸油のための開口気
孔を有し、気孔間の表面の仕上面を滑らかとし、かつ中
心線平均粗さRaを0. 3〜0.8μm、ピークカウント(カウントレベル1μ
m)を15〜35■/■の粗面としたことを特徴とする
紡機用焼結リング。 - (2)上記焼結リングの素材密度を6.35g/cm^
3〜6.75g/cm^3としてなることを特徴とする
請求項1記載の紡機用焼結リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1176026A JP2984839B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 紡機用焼結リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1176026A JP2984839B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 紡機用焼結リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0340822A true JPH0340822A (ja) | 1991-02-21 |
| JP2984839B2 JP2984839B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16006430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1176026A Expired - Fee Related JP2984839B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 紡機用焼結リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2984839B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018003800A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 京セラ株式会社 | 繊維ガイド |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203126A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Kanai Hiroyuki | 紡機用焼結リング及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1176026A patent/JP2984839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58203126A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Kanai Hiroyuki | 紡機用焼結リング及びその製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018003800A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 京セラ株式会社 | 繊維ガイド |
| JPWO2018003800A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2019-04-04 | 京セラ株式会社 | 繊維ガイド |
| CN109689550A (zh) * | 2016-06-28 | 2019-04-26 | 京瓷株式会社 | 纤维引导件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2984839B2 (ja) | 1999-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| NO162873B (no) | Pressvalse for papirmaskiner. | |
| EP2682507B1 (en) | Ring-traveler system of ring spinning machine | |
| US2970425A (en) | Plated spinning ring and method of making same | |
| JPH0340822A (ja) | 紡機用焼結リング | |
| JPH0198764A (ja) | シリンダとピストンリングとの組合わせ | |
| US1595858A (en) | Traveler ring and traveler for spinning or twister frames | |
| CN205711143U (zh) | 一种防振和静音的锭子 | |
| JPS6036490B2 (ja) | 紡機用焼結リング及びその製造方法 | |
| CN208702642U (zh) | 一种空气压缩机活塞环 | |
| JP3593673B2 (ja) | 紡機用トラベラ | |
| CN107009285A (zh) | 浸渍超硬材料砂轮 | |
| JPH02182926A (ja) | 紡機用リング | |
| CN206736445U (zh) | 一种纺织机械锭子 | |
| JPH04135976U (ja) | 紡機用給油リング | |
| JPH0571025A (ja) | 紡機用給油リング | |
| JPS616334A (ja) | 紡機用リング | |
| CN114001142B (zh) | 一种具有低传动噪声的高负载齿轮及其制备方法 | |
| JPS6352138B2 (ja) | ||
| CN2749895Y (zh) | 一种免清洗的纺纱锭子 | |
| CN213145074U (zh) | 实心轴 | |
| JPH04135977U (ja) | 紡機用給油リング | |
| US1458573A (en) | Process of making traveler rings | |
| JPH10168680A (ja) | 撚糸用テンサー | |
| JPH01292123A (ja) | 紡機用リング | |
| CN206617452U (zh) | 一种纺机转子轴支撑盘 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |