JPH0342666Y2 - - Google Patents

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JPH0342666Y2
JPH0342666Y2 JP7451286U JP7451286U JPH0342666Y2 JP H0342666 Y2 JPH0342666 Y2 JP H0342666Y2 JP 7451286 U JP7451286 U JP 7451286U JP 7451286 U JP7451286 U JP 7451286U JP H0342666 Y2 JPH0342666 Y2 JP H0342666Y2
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core
silicon steel
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core portion
winding
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種車両の内燃機関を点火駆動する
ための点火コイルに関し、特に閉磁路型点火コイ
ルにおける改良に関する。
〈従来の技術〉 第3図に示されているように、従来の閉磁路型
点火コイル20は、代表的には次のような物的構
成となつている。
まず、一次巻線13の巻き付く脚(巻線巻回
部)11aを持つL型コア部11の両端部に対
し、対応する自身の各端部をつき合せ状にして第
二のL型コア部22が設けられ、その結果、これ
ら第一、第二のL型コア部11,22により、閉
磁路鉄心が形成される。これら第一、第二のL型
コア部11,22は、それぞれ高透磁率材料とし
て最も一般的なケイ素鋼板の積層構造より成つて
いる。
一次巻線13の外周には、適当なる絶縁材を挟
み込んで二次巻線14が巻き付けられており、そ
の一端は高圧端子15に引き出され、他端は通
常、鉄心電位(車両接地電位)に付けられる。
一次巻線13、二次巻線14、および高圧端子
15は、一般に適当な合成樹脂材質のハウジング
16内にモールドされ、さらにワニスとかエポキ
シ樹脂で含浸されることにより、絶縁性の確保と
物理的な強度の保証が図られている。
こうした構成において、一次巻線13への供給
電流を機関の回転に同期させ、所定のタイミング
で断続すれば、二次巻線14に高電圧が発生し、
高圧端子15から図示していない配線経路を介し
て点火プラブに高圧放電エネルギが与えられる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来例に見られるように、この種点火コイ
ルには、共通の既製概念として、閉磁路鉄心を構
成する第一、第二のL型コア部11,22には共
にケイ素鋼板等、高透磁率磁性材料を用いねばな
らないという常識があつた。もちろん、こうした
ケイ素鋼板は通常の鉄板等よりかなり高価であ
る。
しかるに、本考案者は、この種点火コイルにお
ける動作の詳細に関し研究している中に、次のよ
うな知見を得るに至つた。
第4図に模式的に示されるように、巻線13が
巻き付けられる第一コア部11に関しては、確か
にこれを構成する磁性材料は高透磁率であること
が肝要である。ここを通る磁束Jeは全てほとんど
動作上、有効磁束となつていることが確認された
からである。
しかし一方、巻線13の外側の空間を通つて閉
磁路を形成するための部分となる第二のコア部2
2に関しては、実際上、空間に漏洩する磁束Jrが
あり、ために当該第二コア部22の内部を透過す
る磁束Jsの磁束密度は、第一コア部11のそれJe
よりかなり小さなものとなつていることが分かつ
た。
してみるに、こうした知見からして、本考案者
は、この第二コア部22にまで、高価なケイ素鋼
板等の高透磁率磁性材料を用いていたのは、実は
ややむだなことをしていたのではないかとの疑問
を持つたのである。
本考案は、こうした疑問を解消するための研究
実験の結果、成されたもので、鉄心には全て同一
の磁性材料、しかも一般に高価なケイ素鋼板を使
用しなければならないとの従来の常識を打破し、
巻線巻回部のないコア部に対しては、より廉価な
材料を用いた合理的構成の点火コイルを提供せん
とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記目的を達成するため、 “巻線巻回部を持つ第一コア部と、該第一コア
部の各端部に対し、対応する自身の端部をつき合
せることにより、閉磁路鉄心を構成する第二のコ
ア部と、を有して成る閉磁路型点火コイルにおい
て、上記巻線巻回部を持つ第一コア部はケイ素鋼
板から構成する一方、上記第二コア部は上記ケイ
素鋼板よりも相対的に低透磁率の鉄板または低ケ
イ素鋼板から構成した閉磁路型点火コイル を提供する。
〈作用および効果〉 本考案によると、閉磁路鉄心を構成する第一、
第二の両コア部の中、巻線の巻回されることのな
い第二のコア部には低透磁率の磁性材料を使用で
きるのであるから、例えば巻線を巻回する第一コ
ア部には既存の最も一般的な高透磁率磁性材料と
してケイ素鋼板の積層構造を使用した場合にも、
第二のコア部には通常の鉄板、または鉄板に近い
低ケイ素鋼板を用いることができる、ということ
が教示される。
しかるに、こうした本考案の思想に即し、第二
コア部を当該鉄板または低ケイ素鋼板で作成した
閉磁路型点火コイルにおいては、実験の結果、全
てのコア部材料に良質なケイ素鋼板を用いていた
従来の点火コイルに対しても、特性上、何等遜色
ない結果が得られた。
これはもちろん、極めて望ましい結論である。
良質なケイ素鋼板に比し、通常の鉄板はもとより
のこと、低ケイ素鋼板はいちじるしく低価格とな
るからである。
したがつて製品価格は低く抑えることができ、
ひいては本点火コイルを搭載した車両価格の低下
にも寄与することができる。
なお、図面中においては両コア部のつき合せ端
は共に接触しているように示されているが、実際
の製品においては、直流磁気飽和を防ぐため、少
なくともいづれか一方の端部相互の間には適当な
絶縁スペーサが挟み込まれたりする。
〈実施例〉 第1図には本考案により作成された閉磁路型点
火コイル10の望ましい一実施例が示されてい
る。静的な構成からだけ見れば、すでに第3図に
即して説明した従来例の閉磁路型点火コイル20
と特に変わつた所はない。したがつて対応する構
成要素にはこの第1図においても第3図中と同一
の符号を付して置く。
本考案の点火コイル10において特徴的なの
は、一次、二次巻線13,14の巻き付けられる
巻線巻回部11aを有する第一のL型コア部11
に対し、第3図における場合と符号を変えて示し
てあるように、第二のL型コア部12はその材料
が異なるようにされていることである。換言すれ
ば、第一コア部11を構成する高透磁率磁性材料
に比し、この第二コア部12にはもつと低透磁率
で良い材料が選ばれている。
さらに具体的に言うなら、例えば第一L型コア
部11が既存の高透磁率材料であるケイ素鋼板の
積層構造で構成されている場合にも、この第二L
型コア部12には通常の鉄板または鉄板に近いよ
うな低ケイ素鋼板の積層構造を選ぶことができ
る。
これらの低透磁率材料は、もちろん、高透磁率
のケイ素鋼板に比せば十分に安価であり、入手も
し易いものである。
このように第一、第二コア部11,12におい
て材料を異ならせた本考案による点火コイル10
も、本考案者の実験によれば、全てケイ素鋼板に
よる鉄心を用いた従来の点火コイル20に対し、
特性的に何等遜色のないことが確認されている。
換言すれば、本考案による製品価格の低下という
効果をのみ、有効に享受したものとなつている。
もちろん、鉄心構造は、図示のL型構造に限ら
ず、第2図に示される実施例のように、いわゆる
CI型構造であつても良い。
このCI型鉄心は、巻線13の巻回される第一
コア部11がI字型をし、これの両端に磁気的に
接続される第二コア部12がコの字型ないしCの
字型をなしているもので、こうした場合、本考案
は、当該コの字型ないしCの字型をなしている第
二コア部12に対して、第一コア部11に用いた
磁性材料に比し、相対的に低透磁率の磁性材料を
用いることで達成される。
特にこのようなCI型構造とした場合には、高
価なケイ素鋼板を用いなければならない第一コア
部11はより一層、小体積な部分とすることがで
きるから、本考案に伴う価格低減効果はなおさら
大きなものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による閉磁路型点火コイルの望
ましい一実施例の概略構成図、第2図は本考案の
第二の実施例である閉磁路型点火コイルの概略構
成図、第3図は従来の閉磁路型点火コイルの概略
構成図、第4図は従来の閉磁路型点火コイルにお
ける磁束の流れに関する説明図、である。 図中、10は本考案によつて構成された全体と
しての閉磁路型点火コイル、11は第一コア部、
12は第二コア部、13は一次巻線、14は二次
巻線、15は高圧端子、20は従来の閉磁路型点
火コイル、22は従来における第二コア部、であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻線巻回部を持つ第一コア部と、該第一コア部
    の各端部に対し、対応する自身の端部をつき合せ
    ることにより、閉磁路鉄心を構成する第二のコア
    部と、を有して成る閉磁路型点火コイルにおい
    て; 上記巻線巻回部を持つ第一コア部はケイ素鋼板
    から構成する一方; 上記第二コア部は上記ケイ素鋼板よりも相対的
    に低透磁率の鉄板または低ケイ素鋼板から構成し
    たこと; を特徴とする閉磁路型点火コイル。
JP7451286U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0342666Y2 (ja)

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JPS62186412U JPS62186412U (ja) 1987-11-27
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JP2007053303A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用点火コイル用鉄心の打抜方法
JP5552661B2 (ja) * 2011-10-18 2014-07-16 株式会社豊田自動織機 誘導機器

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JPS62186412U (ja) 1987-11-27

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