JPH0344860Y2 - - Google Patents

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JPH0344860Y2
JPH0344860Y2 JP9428787U JP9428787U JPH0344860Y2 JP H0344860 Y2 JPH0344860 Y2 JP H0344860Y2 JP 9428787 U JP9428787 U JP 9428787U JP 9428787 U JP9428787 U JP 9428787U JP H0344860 Y2 JPH0344860 Y2 JP H0344860Y2
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、副弁体の起動棒に昇降自在に装着さ
れた筒体がハンドルの押棒に対応位置し、ハンド
ルの吐水操作により筒体が押棒に乗り上げること
で、副弁体が主弁体の導出口を開口している時間
(洗浄水量)を、ハンドルの吐水操作時間の長短
とは無関係に常に設定時間となるようにした節水
型のフラツシユバルブに関するものである。
〔従来の技術〕
この種節水型のフラツシユバルブとしては、第
2図に示す本出願人の先の出願に係る実公昭58−
53356号公報に記載された技術がある。このフラ
ツシユバルブFは、主弁体1が弁室3内を上昇す
ることにより、一次側通水路4と二次側通水路5
とを連通させる如くなされている。主弁体1は、
中空円柱形であつて、その底面に、昇降案内用の
ガイド部14が設けられている。また主弁体1の
側部適所には、通水小孔11が穿設され、その側
部外周にはストレーナ12が装着されている。な
お、10,13はいずれもパツキンである。
主弁体1の内部には、ほぼ円錐台状に形成され
た副弁体2が設けられている。該副弁体2は、バ
ネ23により第2図の下方向へ押圧付勢されて、
主弁体1の底部に形成された導出口17を閉止す
るようになつている。また副弁体2の中央に設け
た貫通孔には、頭部に溝21aが刻設された調節
部材21が螺合され、該調節部材21へ起動棒1
5が螺着されて前記導出口17から突出してい
る。そして、筒体16が前記起動棒15へ昇降自
在に外嵌されると共に、起動棒15の端部外周及
び筒部16の内周面の双方に形成した段部15
a,16aによつて両者の抜け止めが図られてい
る。また副弁体2と主弁体1の底部との間にはパ
ツキン25が介装され、該パツキン25は、主弁
体側部の内周面に螺合させたパツキン押え24に
より固定されている。
次に、このように構成された本出願人が先に出
願した節水型のフラツシユバルブFの動作態様を
説明する。
先ず、洗浄水を吐出させるべく、第3図に示す
ようにハンドル29を傾けると、押棒26が押棒
ガイド27及びパツキン押止筒28に案内されて
移動し、筒体16の側面を押し出す。このため、
副弁体2が傾いてパツキン25から離座し、導出
口17を開放する。すると、主弁体1の圧力室3
0の水が主弁体1頭部の導出口22を経て二次側
通水路5へ流出すると共に、圧力室30の圧力が
低下するので、第4図に示す如く、主弁体1が弁
室3内を上昇して通水口31が開口状態となり、
洗浄水が一次側通水路4から二次側通水路5へと
流出する。
ハンドル操作により押棒26で筒体16が押さ
れ、副弁体2が傾斜している間は、主弁体1は上
昇を継続している。ところが、この節水型のフラ
ツシユバルブFにあつては、ハンドル操作を継続
したままであつても第5図に示す如く、筒体16
の下端16bが押棒26の上面26aを乗り越え
るようになり、バネ23の付勢力によつて直ちに
副弁体2が着座し、主弁体1底部の導出口17を
閉塞するようになる。これと同時に、主弁体側部
の通水小孔11から洗浄水が主弁体1内へ流入
し、圧力室30に給水され、該圧力室30の圧力
を回復させる。これにより、主弁体1は上昇を止
め、弁座32に向かつて降下を始める。
ところで、この時、ハンドル29を傾け続けた
としても、押棒上縁26aに下端16bを当接さ
せた筒体16の内部を起動棒15が移動できるの
で、主弁体1は、何の支障もなく下降することが
できる。そして、第6図に示す如く着座して通水
口31を閉塞し、洗浄水の流通を停止させる。こ
のように、本出願人が先に出願した節水型のフラ
ツシユバルブFは、ハンドル操作を持続させても
主弁体1が自動的に着座するので、洗浄水の最大
吐出量が所定に保たれる。而して、洗浄水の吐出
量は、主弁体1が離座してから再び着座するまで
の時間によつて決定され、これは主弁体1の上昇
距離によつて規定される。そして、この上昇距離
は、副弁体2が傾斜してから再び着座するまでの
移動距離、すなわち、押棒上縁26aから筒体下
端16aまでの長さlによつて自ずと定まるもの
である。
ところで、フラツシユバルブの使用対象となる
便器の機種等によつて、必要とされる洗浄水量は
大きく異なつている。そこで、この節水型のフラ
ツシユバルブFにおいては、機種に応じて、組立
前に予め副弁体2と調節部材21との螺合度合を
調節して起動棒15が副弁体2から突出する寸法
Lを変更し、押棒上縁26aから筒部下端16b
までの長さlを調節することにより、洗浄水の吐
出量を調節していた。
然しながら、所定の給水圧が得られなかつた
り、フラツシユバルブF自体の製造・加工精度の
バラツキ等によつて、予定していた洗浄水量と、
実際の洗浄水量とが異なることがあり、フラツシ
ユバルブFの取付後に、再調整を行う必要があつ
た。再調整は、圧力室30の天井部を構成してい
るキヤツプ20を取外し、ドライバー等を主弁体
1頭部の導入口22に装入して、調節部材21を
副弁体2内で回転させることにより行つていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
とことが、前記本出願人が先に出願した節水型
のフラツシユバルブFにあつては、副弁体2へ調
節部材21を介して起動棒15を取り付けてい
る。しかも、調節部材21と起動棒15とは、使
用中に共廻りすると、副弁体2より突出する寸法
Lが変動することになる。この寸法Lの変動は、
前述した通り、1回の洗浄操作で吐出される洗浄
水量の変動となり、好ましくない。そのため、従
来にあつては、調節部材21を副弁体2へ螺着し
た後、起動棒15を前記調節部材21に対して螺
着するときに、前記調節部材21の起動棒15と
の螺合部にエポキシ系等の接着剤を塗布し、両者
の螺合位置が徒らに変動しないように固定してい
た。
ところが、第7図に示すように、前記接着剤3
2が起動棒15の周面を伝わつてタレ下がり、筒
体16と起動棒15との摺動間隙内に至つて両者
を接着固定することがあつた。このため、洗浄操
作に際して、筒体16がハンドル29の押棒上縁
26aに乗り上げなくなり、ハンドル29を操作
している間中は、第3図及び第4図に示す如く、
副弁体2が傾斜したままか、或いは筒体下端16
bが押棒上縁26aに乗り上げて副弁体2が降下
しなくなる。つまり、ハンドル29を操作してい
る間中は、通水小孔11を通じて主弁体1内へ供
給される洗浄水が、導出口17から二次側通水路
5へ流出し、圧力室30へ給水されなくなる。従
つて、圧力室30の圧力の回復は、ハンドル操作
が終了し、押棒26と筒体16との接触が解除さ
れ、副弁体2が着座した以降となる。このため、
ハンドル29の操作時間の長短によつて、主弁体
1の開口している時間が変動し、操作時間が長く
なる程に無駄な洗浄水量が多くなり、このフラツ
シユバルブFが本来目的とする節水機能を喪失す
るという欠点があつた。
また起動棒15と筒体16とは共に金属(真
鍮)製であり、両者間には僅かの間隙が形成され
ている。この間隙は極めて僅少なものである。そ
のため、吐水試験後に、洗浄水の供給を停止し、
フラツシユバルブFを取り外すと、前記間隙に残
つた水滴に含まれるスケール(特に塩素成分)が
乾燥固化し、起動棒15と筒体16とをやはり固
着して前述した節水機能を喪失するという欠点が
あつた。この両者の固着は、同質の材料同士が直
接接触する段部15a,16a間において顕著で
あつた。この事を解決するために、従来では吐水
試験後に、主弁体1及び副弁体2を取り出し、起
動棒15と筒体16との摺動部を清掃し、その後
で再び組み付けを行なつていたが、これらの作業
が非常に煩わしいものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、従来の前記問題点に鑑みてこれを改
良除去したものであつて、副弁体の起動棒と筒体
とが固定状態となることのない弁構造を提供せん
とするものである。
而して、前記問題点を解決するために本考案が
採用手段は、弁室内に中空の主弁体が昇降可能に
収納され、該主弁体内に主弁体底部の導出口を閉
止する副弁体が設けられ、副弁体の起動棒に昇降
自在に装着された筒体がハンドルの押棒に対応位
置している節水型フラツシユバルブにおいて、前
記起動棒を副弁体より突出する寸法が調節自在と
なるべく該副弁体に直接挿通螺着し、前記筒体の
上部に内径方向へ突出する肩部を形成し、起動棒
の下短側に合成樹脂製の割リングを装着して前記
肩部と割リングとで前記筒体の抜け止めを形成し
ている。
〔作用〕
起動棒は、副弁体に直接挿通螺着されており、
従来のように接着剤を使用する必要がない。また
筒体の上部に形成された内径方向へ突出する肩部
と、起動棒の下端側に装着された割リングとで前
記筒体の抜け止めがなされている。割リングは、
合成樹脂製であり、金属製である筒体との接触が
異種材料間で行われるので、洗浄水のスケールに
より両者が固着されるということはない。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基
づいて説明すると次の通りである。なお、従来の
場合と同一符号は同一部材である。
第1図は、本考案の一実施例に係る節水型フラ
ツシユバルブAの全体を示す縦断面図である。同
図に示す如く、このフラツシユバルブAは、起動
棒35の頭部35aに副弁体2の内螺子38に螺
合する外螺子39を形成し、副弁体2の上方から
該副弁体2を挿通して螺着している。そして、上
部側に内径方向へ突出する肩部36aの形成され
た筒体36を、前記起動棒35に下方側より摺動
自在に外嵌し、起動棒35の下端側に合成樹脂製
の割リング37を装着している。割リング37
は、前記筒体36の肩部36aと係合すること
で、筒体36の抜け止めを行つている。
このように、起動棒35を副弁体2へ直接挿通
螺着することにより、従来の第2図乃至第7図に
示す調節部材21を省略することが可能である。
もちろん、起動棒35の外螺子39と副弁体2の
内螺子38とは、洗浄水量を調節する螺子部であ
り、ここに接着剤を塗布することはない。従つ
て、従来のように起動棒35の副弁体2への取付
時に、接着剤を使用することが不要であり、これ
のタレに起因する起動棒35と筒体36との接着
固定は全く有り得ない。また、起動棒35と筒体
36との嵌合関係は両者の直接的な接触部が、起
動棒35に取り付けられた合成樹脂製の割リング
37と金属(真鍮)製筒体36の肩部36aとの
接触であり、異種材料間においての接触となる。
そのため、吐水試験後に、前記起動棒35と筒体
36との間の残溜水滴に含まれるスケールが乾燥
固化したとしても、該スケールが金属製の起動棒
35と合成樹脂製の割リング37とを固着するこ
とはない。
故に、筒体36は、使用状態において、起動棒
35に対して昇降自在であり、ハンドル29の洗
浄操作に際してハンドル29が傾斜したままであ
つても、すぐに押棒26の上縁26aに乗り上げ
ることができ、またこの乗り上げた状態で副弁体
2は下降動作が可能である。そのため、副弁体2
はバネ23の付勢力により下降して主弁体1の導
出口17を閉塞するようになる。然る後は、通水
小孔11より主弁体1内へ供給された水が圧力室
30へ供給され、圧力室30の圧力を回復させ
る。そのため、主弁体1が着座し、洗浄水の吐出
を停止する。つまり、フラツシユバルブAは、節
水機能を喪失することなくこれを発揮する。
ところで、この実施例におけるフラツシユバル
ブAにあつて、洗浄水量の調節は、蓋20を取り
外してドライバー等の工具を起動棒35の頭部3
5aに形成した溝35bへ差し込んで起動棒35
自体を回動させ、副弁体2より突出する寸法Lを
調節することで行つている。これにより、ハンド
ル29の押棒26に対応して接触する筒体36の
寸法lを変更することができ、洗浄水量の調節が
行われる。
なお、基本的なフラツシユバルブAの動作態様
については、従来の場合と同じであり、ここでの
説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあつては、起動棒
を直接副弁体に挿通螺着しており、この取り付け
時に接着剤を使用することがない。そのため、接
着剤がタレて、起動棒と筒体とを固着するという
従来の事故は皆無である。また起動棒へ装着され
た状態にあつて、金属製の筒体は異種材料である
合成樹脂製の割リングと直接接触しており、該部
分にスケールが付着しても両者が固着されるとい
うことはない。従つて、筒体は洗浄操作に際して
押棒の上面へ乗り上げることができ、またこの乗
り上げた状態で副弁体は下降動作が可能である。
故に、本考案のフラツシユバルブは、ハンドルの
洗浄操作が継続されている時間とは無関係に、常
に設定された量の洗浄水を吐出することが可能で
あり、節水機能を喪失することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る節水型フラツ
シユバルブの全体を示す縦断面図、第2図乃至第
7図は従来技術に係るものであり、第2図は節水
型フラツシユバルブの縦断面図、第3図乃至第6
図は同バルブの動作順序を説明する縦断面図、第
7図は接着剤のタレ下がりを説明する同バルブの
縦断面図である。 3……弁室、1……主弁体、17……主弁体導
出口、2……副弁体、35……起動棒、36……
筒体、36a……筒体肩部、37……割リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁室内に中空の主弁体が昇降可能に収納され、
    該主弁体内に主弁体底部の導出口を閉止する副弁
    体が設けられ、副弁体の起動棒に昇降自在に装着
    された筒体がハンドルの押棒に対応位置している
    節水型フラツシユバルブにおいて、前記起動棒を
    副弁体より突出する寸法が調節自在となるべく該
    副弁体に直接挿通螺着し、前記筒体の上部に内径
    方向へ突出する肩部を形成し、起動棒の下端側に
    合成樹脂製の割リングを装着して前記肩部と割リ
    ングとで前記筒体の抜け止めを形成したことを特
    徴とする節水型フラツシユバルブ弁構造。
JP9428787U 1987-06-18 1987-06-18 Expired JPH0344860Y2 (ja)

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JP9428787U JPH0344860Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JP9428787U JPH0344860Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JPS64675U JPS64675U (ja) 1989-01-05
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