JPH034503B2 - - Google Patents
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- JPH034503B2 JPH034503B2 JP14417383A JP14417383A JPH034503B2 JP H034503 B2 JPH034503 B2 JP H034503B2 JP 14417383 A JP14417383 A JP 14417383A JP 14417383 A JP14417383 A JP 14417383A JP H034503 B2 JPH034503 B2 JP H034503B2
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- Japan
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- porcelain
- lead
- box
- firing
- alumina
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
この発明は鉛を含有する磁器の焼成方法に関す
るものである。 電子セラミクスの分野において鉛を含有する磁
器はたとえば誘電体磁器や圧電性磁器の構成材料
として用いられている。 たとえば圧電性磁器としてPbを含有するPb
(Ti、Zr)O3系磁器はすでによく知られており、
この磁器を製造するに当つては、Pb3O4(PbO)、
TiO2、ZrO2などの各末焼成原料粉末を乾式プレ
ス法、シート成形法などによつて成形し、得られ
た成形体を純度99%のアルミナの匣に入れ、空気
中1100〜1300℃の温度で焼成していた。 従来上記したアルミナの匣には、アルミナの粉
末をプレス成形し、この成形体を焼結させたもの
が使われていた。 ところが、このような匣を用いてPb(Ti、Zr)
O3系磁器を焼成すると、鉛の蒸気圧がもともと
低いことと相俟つて焼成工程中に鉛が蒸発し、焼
成前と焼成後とで匣の重量変化を調べると、匣に
2g程度の鉛が付着することが確認された。した
がつて、このような現象は調合したPb(Ti、Zr)
O3系材料の組成比ズレとなつて現われ、得られ
た焼成済の磁器は化学量論的組成から外れてしま
い、この磁器が本来有するペロブスカイト構造が
変形することになり、電気的特性の劣化につなが
つていた。また焼成済の磁器も平板状でなく反り
の発生が見られ、平板状にするため平面研磨する
などの処理が必要となつた。 したがつて、この発明は鉛を含有する磁器を焼
成する際に、匣への鉛の吸着を少なくするととも
に鉛の蒸発を抑える焼成方法を提供することを目
的とする。 すなわち、この発明の要旨とするところは、鉛
を含有する末焼成磁器原料の成形体を鋳込み成形
して得られた高純度アルミナ質の匣で焼成するこ
とを特徴とする鉛を含有する磁器の焼成方法であ
る。 ここで、鉛を含有する末焼成磁器原料として
は、たとえば鉛を含有する誘電体磁器、鉛を含有
する圧電性磁器を得るための原料が挙げられる。
鉛を含有する誘電体磁器としては、たとえばPb
(Ni1/3Nb2/3)O3−PbTiO3−Pb(CO1/2W1/2)O3
系磁器、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3−Pb(Zn1/3Nb2/3)
O3−PbTiO3系磁器がある。また鉛を含有する圧
電性磁器としては、たとえばPb(Ti、Zr)O3系
磁器、(Pb、La)(Ti、Zr)O3系磁器がある。ま
たこの発明において高純度のアルミナ質の匣は鋳
込み成形したものが用いられるが、このような匣
を得るには次のような幾種かの例がある。たとえ
ば、解膠剤として水ガラスを用い、粘土質を添加
したアルミナの泥漿を型に流し込み、脱型後、焼
成して匣を得る例、また塩酸によりPH調製したア
ルミナ泥漿物を型に流し込み、脱型後、焼成して
匣を得る例、さらに解膠剤としてポリアクリル酸
のアンモニウム塩を添加したアルミナの泥漿を型
に流し込み、脱型後、焼成して匣を得る例があ
る。 アルミナの原料としては高純度のもの、つまり
99.6〜99.9%のものを用い、通常MgO、CaO、
SiO2のガラス粉末が添加されている。 以下、この発明を実施例に従つて詳細に説明す
る。 実施例 この実施例はLaを含有するPb(Ti、Zr)O3系
磁器を焼成する例に関するものである。 まず、原料としてPb3O4(PbO)、TiO2、ZrO2、
La2O3を用い、各原料を所定比率で混合して850
〜1000℃で2〜3時間仮焼した。この仮焼物を粉
砕したのちバインダを加えて混練し、厚み300μ
mにシート成形した。このシートを大きさ30mm×
30mmに打ち抜いて成形体を得た。 次いで、この成形体を鋳込み成形したアルミナ
の匣に入れ、1100〜1250℃の温度で2〜3時間し
て焼結体を得た。 この工程において、焼成前と焼結後の匣の重量
変化を測定したところ、第1図に実線で示したよ
うな測定結果が得られた。 第1図から明らかなように、焼成回数が増えて
も匣に吸着する鉛量の増加はほとんど見られな
い。なお、焼成回数は同じ匣を使用して上記の
Laを含有するPb(Ti、Zr)O3系磁器を焼成する
工程の回数と対応する。 一方、同じ材料のPb(Ti、Zr)O3系磁器を、
従来のプレス成形して焼結して得られたアルミナ
匣で焼成した例について同様に鉛の吸着量を測定
し、その結果を第1図に破線で示した。 第1図から明らかなように、従来のアルミナ匣
で焼成した場合、焼成回数が増えるに従つて匣に
吸着する鉛量の増加が見られる。このことは成形
体から蒸発する鉛量が多く、結果的には組成比率
のズレが発生し、電気的特性に悪影響を及ぼして
いることが理解できる。 また、この発明の実施例で得られた焼結体につ
いてその厚みのバラツキをシツクネスゲージで測
定し、焼結体の反りの分布を調べた。第1表が測
定結果である。なお、上記した従来例についても
同様に測定し、その結果も第1表に合わせて示し
た。なお、測定は試料数200個についてそれぞれ
行つた。
るものである。 電子セラミクスの分野において鉛を含有する磁
器はたとえば誘電体磁器や圧電性磁器の構成材料
として用いられている。 たとえば圧電性磁器としてPbを含有するPb
(Ti、Zr)O3系磁器はすでによく知られており、
この磁器を製造するに当つては、Pb3O4(PbO)、
TiO2、ZrO2などの各末焼成原料粉末を乾式プレ
ス法、シート成形法などによつて成形し、得られ
た成形体を純度99%のアルミナの匣に入れ、空気
中1100〜1300℃の温度で焼成していた。 従来上記したアルミナの匣には、アルミナの粉
末をプレス成形し、この成形体を焼結させたもの
が使われていた。 ところが、このような匣を用いてPb(Ti、Zr)
O3系磁器を焼成すると、鉛の蒸気圧がもともと
低いことと相俟つて焼成工程中に鉛が蒸発し、焼
成前と焼成後とで匣の重量変化を調べると、匣に
2g程度の鉛が付着することが確認された。した
がつて、このような現象は調合したPb(Ti、Zr)
O3系材料の組成比ズレとなつて現われ、得られ
た焼成済の磁器は化学量論的組成から外れてしま
い、この磁器が本来有するペロブスカイト構造が
変形することになり、電気的特性の劣化につなが
つていた。また焼成済の磁器も平板状でなく反り
の発生が見られ、平板状にするため平面研磨する
などの処理が必要となつた。 したがつて、この発明は鉛を含有する磁器を焼
成する際に、匣への鉛の吸着を少なくするととも
に鉛の蒸発を抑える焼成方法を提供することを目
的とする。 すなわち、この発明の要旨とするところは、鉛
を含有する末焼成磁器原料の成形体を鋳込み成形
して得られた高純度アルミナ質の匣で焼成するこ
とを特徴とする鉛を含有する磁器の焼成方法であ
る。 ここで、鉛を含有する末焼成磁器原料として
は、たとえば鉛を含有する誘電体磁器、鉛を含有
する圧電性磁器を得るための原料が挙げられる。
鉛を含有する誘電体磁器としては、たとえばPb
(Ni1/3Nb2/3)O3−PbTiO3−Pb(CO1/2W1/2)O3
系磁器、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3−Pb(Zn1/3Nb2/3)
O3−PbTiO3系磁器がある。また鉛を含有する圧
電性磁器としては、たとえばPb(Ti、Zr)O3系
磁器、(Pb、La)(Ti、Zr)O3系磁器がある。ま
たこの発明において高純度のアルミナ質の匣は鋳
込み成形したものが用いられるが、このような匣
を得るには次のような幾種かの例がある。たとえ
ば、解膠剤として水ガラスを用い、粘土質を添加
したアルミナの泥漿を型に流し込み、脱型後、焼
成して匣を得る例、また塩酸によりPH調製したア
ルミナ泥漿物を型に流し込み、脱型後、焼成して
匣を得る例、さらに解膠剤としてポリアクリル酸
のアンモニウム塩を添加したアルミナの泥漿を型
に流し込み、脱型後、焼成して匣を得る例があ
る。 アルミナの原料としては高純度のもの、つまり
99.6〜99.9%のものを用い、通常MgO、CaO、
SiO2のガラス粉末が添加されている。 以下、この発明を実施例に従つて詳細に説明す
る。 実施例 この実施例はLaを含有するPb(Ti、Zr)O3系
磁器を焼成する例に関するものである。 まず、原料としてPb3O4(PbO)、TiO2、ZrO2、
La2O3を用い、各原料を所定比率で混合して850
〜1000℃で2〜3時間仮焼した。この仮焼物を粉
砕したのちバインダを加えて混練し、厚み300μ
mにシート成形した。このシートを大きさ30mm×
30mmに打ち抜いて成形体を得た。 次いで、この成形体を鋳込み成形したアルミナ
の匣に入れ、1100〜1250℃の温度で2〜3時間し
て焼結体を得た。 この工程において、焼成前と焼結後の匣の重量
変化を測定したところ、第1図に実線で示したよ
うな測定結果が得られた。 第1図から明らかなように、焼成回数が増えて
も匣に吸着する鉛量の増加はほとんど見られな
い。なお、焼成回数は同じ匣を使用して上記の
Laを含有するPb(Ti、Zr)O3系磁器を焼成する
工程の回数と対応する。 一方、同じ材料のPb(Ti、Zr)O3系磁器を、
従来のプレス成形して焼結して得られたアルミナ
匣で焼成した例について同様に鉛の吸着量を測定
し、その結果を第1図に破線で示した。 第1図から明らかなように、従来のアルミナ匣
で焼成した場合、焼成回数が増えるに従つて匣に
吸着する鉛量の増加が見られる。このことは成形
体から蒸発する鉛量が多く、結果的には組成比率
のズレが発生し、電気的特性に悪影響を及ぼして
いることが理解できる。 また、この発明の実施例で得られた焼結体につ
いてその厚みのバラツキをシツクネスゲージで測
定し、焼結体の反りの分布を調べた。第1表が測
定結果である。なお、上記した従来例についても
同様に測定し、その結果も第1表に合わせて示し
た。なお、測定は試料数200個についてそれぞれ
行つた。
【表】
第1表から明らかなように、この発明によれば
焼結体の反りが小さく、またバラツキも狭い範囲
に抑えることができる。 以上この発明にかかる焼成方法によれば、鉛を
含有する磁器を焼成するに当つて鉛の蒸発量を少
なくし、しかも鉛の蒸発量が少ないことと相俟つ
て焼結体の反りを小さくすることができるという
効果が得られる。
焼結体の反りが小さく、またバラツキも狭い範囲
に抑えることができる。 以上この発明にかかる焼成方法によれば、鉛を
含有する磁器を焼成するに当つて鉛の蒸発量を少
なくし、しかも鉛の蒸発量が少ないことと相俟つ
て焼結体の反りを小さくすることができるという
効果が得られる。
第1図は焼成回数と匣に吸着する鉛量の関係を
示す図である。
示す図である。
Claims (1)
- 1 鉛を含有する未焼成磁器原料の成形体を鋳込
み成形して得られた高純度アルミナ質の匣で焼成
することを特徴とする鉛を含有する磁器の焼成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58144173A JPS6036370A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 鉛を含有する磁器の焼成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58144173A JPS6036370A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 鉛を含有する磁器の焼成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6036370A JPS6036370A (ja) | 1985-02-25 |
| JPH034503B2 true JPH034503B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=15355899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58144173A Granted JPS6036370A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | 鉛を含有する磁器の焼成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036370A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61209961A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-18 | 東海高熱工業株式会社 | セラミツク成形体焼成装置 |
| DE3744523C1 (de) * | 1987-12-30 | 1989-06-08 | Karl Hehl | Schutzabdeckung an einer Kunststoff-Spritzgiessmaschine |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP58144173A patent/JPS6036370A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6036370A (ja) | 1985-02-25 |
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