JPH0347661B2 - - Google Patents
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- JPH0347661B2 JPH0347661B2 JP15424487A JP15424487A JPH0347661B2 JP H0347661 B2 JPH0347661 B2 JP H0347661B2 JP 15424487 A JP15424487 A JP 15424487A JP 15424487 A JP15424487 A JP 15424487A JP H0347661 B2 JPH0347661 B2 JP H0347661B2
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- Japan
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- ethylene
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- polymer
- copolymer
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は新規な接着性樹脂組成物に関するもの
である。更に詳しくは金属、ガラス、陶磁器類、
木質基材等と各種高分子材料の両方に対して、低
温接着条件下においても高い接着性を有する改良
された接着性樹脂組成物に関するものである。 一般に高分子材料、特にポリオレフインと金属
とからなる積層体は、金属のもつ高い強度と、ポ
リオレフインの軽量で安価な長所を合わせもつた
め構造材料として広く注目されている。しかしな
がら、ポリオレフインは分子中に極性基を有して
おらず、単に接着するのみでは、満足な接着効果
は得られず、実用に供し得る積層体とはならな
い。したがつて、従来よりポリオレフインと金属
の積層体を製造するに際しては、種々の接着性樹
脂の使用が試みられている。たとえば、特公昭46
−27527号公報に示されるエチレン−グリシジル
(メタ)アクリレート系共重合体、特公昭52−
19238号公報に示される不飽和カルボン酸あるい
は酸無水物にてグラフト変性したポリオレフイ
ン、特公昭42−6178号公報に示されるエチレン−
不飽和カルボン酸共重合体、特公昭55−7149号公
報に示されるエチレン−不飽和カルボン酸共重合
体のカルボン酸基の一部を金属イオンで架橋した
アイオノマーなど多くのものがある。しかし、こ
れらの接着性樹脂では、低温接着条件下において
実用上充分に満足しうるまでの接着性を有するも
のは得がたい。又、とくにラミネートシースケー
ブル用途においては、金属テープと外部保護層の
樹脂、たとえばポリエチレンの両方に対してバラ
ンスのとれた高い接着特性が必要であり、しか
も、最近、ジエリー充填ケーブルの開発のため、
あるいは、エネルギーコスト低減のために低温接
着加工用の樹脂の開発が強く望まれている。 そこで、本発明者らは、従来の接着性樹脂の難
点を改良すべく鋭意検討を重ねた結果、モノカル
ボン酸基を含有するエチレン共重合体(A)と(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)あるいはさら
に上記エチレン共重合体(A)以外のエチレン系重合
体(C)からなる組成物が各種高分子材料と金属、ガ
ラス、陶磁器類、木質基材等に対し、比較的低温
接着条件下においてもすぐれた接着性を示すこと
を見い出し、本発明に到つた。 すなわち、本発明は0.1〜5モル%のモノカル
ボン酸基を含有するエチレン共重合体(A)と(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)あるいはさら
に上記エチレン共重合体(A)以外のエチレン系重合
体(C)からなることを特徴とする接着性樹脂組成物
に関するものである。 本発明によれば各種高分子材料と金属、ガラ
ス、陶磁器類、木質基材等の両方に対して比較的
低温の接着加工条件においてもバランスのとれた
高い接着性を有する新規な接着性樹脂組成物を提
供する。 以下、本発明について詳しく説明する。 モノカルボン酸基を含有するエチレン共重合体
(A)は、高圧ラジカル重合法、溶液重合法、乳化重
合法などの公知の方法でエチレンとモノカルボン
酸基を有するエチレンと共重合可能な単量体、例
えばα,β−不飽和モノカルボン酸単量体とを共
重合することにより得られる。不飽和モノカルボ
ン酸単量体の具体例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸などが例示される。 これらの不飽和モノカルボン酸単量体の量は、
0.1〜5モル%好ましくは0.1〜3.3モル%である。
さらには、特公昭37−18392号公報、特公昭52−
30546号公報に示されるごとく、エチレンの単独
重合体又は共重合体に不飽和モノカルボン酸単量
体をグラフトさせることにより製造することが出
来る。なお、本発明に使用されるエチレン共重合
体(A)は不飽和モノカルボン酸単量体成分に加え
て、さらに第3成分として不飽和エステル単量
体、たとえば、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチルな
どの不飽和カルボン酸エステルおよび、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどの不飽和ビニルエス
テルを共重合させた共重合体も使用可能である。 エチレン共重合体(A)のメルトインデツクスは一
般的に加工し易い範囲であればよく、通常0.1〜
300g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分であ
る。 本発明に使用される(メタ)アクリル酸エステ
ル系重合体(B)は、一般式 (但し、式中R1は水素またはメチル基、R2は炭
素数1〜4のアルキル基を示す。) で示される単独重合体あるいは共重合体である。
具体的には、アクリル酸メチル重合体、メタクリ
ル酸メチル重合体、アクリル酸エチル重合体、ア
クリル酸ブチル重合体、メタクリル酸メチル−ア
クリル酸ブチル共重合体及びさらに他の不飽和単
量体(ただし、アクリル酸およびメタクリル酸な
どの不飽和カルボン酸を除く)、たとえば、スチ
レン、アクリロニトリルなどをさらに共重合した
ものなどが示される。 これらの内でも好ましいものは、メタクリル酸
メチル重合体およびメタクリル酸メチルを主体と
する共重合体である。 本発明において使用されるエチレン系重合体(C)
としては、エチレン単独重合体、エチレン−αオ
レフイン共重合体およびエチレン−不飽和エステ
ル共重合体から選ばれた少くとも1種の重合体が
例示される。これらの重合体の製法には、特に限
定はなく高圧ラジカル重合法、溶媒重合法、溶液
重合法など公知の方法が適用できる。また、エチ
レン−α−オレフイン共重合体としては、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン
共重合体、エチレン−1−ペンテン共重合体、エ
チレン−4メチルペンテン−1共重合体、エチレ
ン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ヘプ
テン共重合体などを挙げることができる。またエ
チレン−不飽和エステル共重合体としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピオ
ン酸ビニル共重合体などのエチレン−ビニルエス
テル共重合体およびエチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体などのエチレン
−不飽和カルボン酸エステル共重合体を挙げるこ
とができる。中でも、エチレン−不飽和ビニルエ
ステル共重合体および、エチレン−不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体が特に望ましい。このエチ
レン系重合体(C)が共重合体の場合そのエチレン含
有量は50モル%以上、好ましくは80〜99モル%で
ある。エチレン系重合体(C)のメルトインデツクス
としては0.1〜300g/10分、好ましくは0.5〜50
g/10分である。 本発明の接着性樹脂組成物の各成分の割合はエ
チレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量
が全体の50〜99重量%、(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体(B)は1〜50重量%であり、かつ、エ
チレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量
中のエチレン共重合体(A)の比率は10重量%以上
100重量%未満である。好ましくはエチレン共重
合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量が全体の80
〜95重量%、(メタ)アクリル酸エステル系重合
体(B)は5〜20重量%であり、かつ、エチレン共重
合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量中のエチレ
ン共重合体(A)の比率は15重量%以上100重量%未
満である。 また、エチレン共重合体(A)および(メタ)アク
リル酸エステル系重合体(B)からなる組成物におい
ては、エチレン共重合体(A)が50〜99重量%、(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)は1〜50重量
%である。好ましくはエチレン共重合体(A)が80〜
95重量%、(メタ)アクリル酸エステル系重合体
(B)は5〜20重量%である。(メタ)アクリル酸エ
ステル系重合体(B)成分が1重量%未満では接着性
の改良効果が認められない。また、50重量%を越
えるとさらに顕著な接着性の改良効果が認められ
ないばかりか、エチレン共重合体(A)あるいは、さ
らにはエチレン系重合体(C)が有している加工性、
柔軟性、機械的強度などの利点が失われる。エチ
レン共重合体(A)成分が1重量%未満では組成物中
の官能基の含有量が少なくなりすぎて充分な接着
性が得られない。エチレン系重合体(C)を使用した
場合、接着性能の相乗効果があるほか増量剤的な
役割もあり経済的に有利な組成物が得られる。各
種重合体を混合して本発明の接着性樹脂組成物を
製造する場合その混合方法は、特に規定されるも
のではなく、公知の技術、たとえば、押出機、バ
ンバリーミキサー、混合ロール等にて溶融混練す
る方法などがある。 本発明の接着性樹脂組成物には必要に応じてさ
らに安定剤、滑剤、界面活性剤、無機充填剤、発
泡剤、顔料等の着色防止剤を添加混合して使用す
ることができる。 本発明の接着性樹脂組成物で接着される基材と
して各種高分子材料、たとえばポリエチレン、エ
チレン−不飽和エステル共重合体、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体などのオレフ
イン系重合体、スチレン系重合体、塩化ビニル系
重合体、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−
酢酸ビニル共重合体のけん化物およびアルミニウ
ム、鉄、ニツケル、亜鉛、銅、クロムなどの金
属、ガラス、陶磁器、紙、木材を用いることがで
きる。 本発明の接着性樹脂組成物を用い、たとえば金
属と金属あるいは金属とポリオレフインの積層体
を製造する方法は、公知の積層法または塗装法あ
るいは両者の組合せなど任意の技術を適用するこ
とができる。たとえばフイルムもしくはシートの
製造においては押出コーテイング法、ドライラミ
ネート法および共押出成形法などが適用できる。
また、金属、ポリオレフインのフイルムもしくは
シート、ガラスなどの表面に本発明の接着性樹脂
組成物のフイルムを置き加熱して接着する方法、
これと同様に金属、ポリオレフインのフイルムも
しくはシート、ガラスなどの表面に本発明の接着
性樹脂組成物を粉末または溶液で塗装後加熱し接
着する方法、さらにこれらの基材と基材との間に
本発明の接着性樹脂組成物を介在させ加熱圧着さ
せる方法などがある。接着は一般に70〜350℃で
行なわれる。 以下に本発明を実施例によつて具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて限定されるもので
はない。 なお、実施例において、アクリル酸の含有量は
樹脂をキシレンに溶解した後、フエノールフタレ
インを指示薬としてアルコール性NaOHで中和
滴定することによつて求めた。接着性試験の対ア
ルミニウム接着性は、軟質アルミニウム
(150μ)/接着性樹脂(60〜80μ)/軟質アルミ
ニウム(150μ)の構成で、ヒートシーラーを用
い120〜180℃、5秒、5Kg/cm2の条件で接着し、
180°の角度、100mm/分の引張強度で評価した。
接着性試験の対ポリエチレン接着性は、軟質アル
ミニウム(200μ)/接着性樹脂(60〜80μ)/ポ
リエチレン(2mm)の構成でプレスにて180℃、
3分、10Kg/cm2の条件で接着し、アルミニウムを
曲げて180°の角度、100mm/分の引張り速度で評
価した。ポリエチレンは日本ユニカー製
DFDJ0588のプレスシートを用いた。 実施例1〜2および比較例1〜2 アクリル酸8重量%(3.3モル%)を含有する
エチレン共重合体(A−1)とメチルメタクリレ
ート重合体(住友化学製 スミペツクス −
BLO)とエチレン−酢酸ビニル(7.5モル%)共
重合体(メルトインデツクス1.5g/10分)を混
合し、押出機を用い180℃の温度にて再造粒した。
得られた接着性樹脂組成物の60〜80μT−ダイフ
イルムを用い接着性試験を行なつた結果を第1表
に示す。エチレン共重合体(A−1)あるいはメ
チルメタクリレート重合体を添加しない場合の接
着性試験結果を比較例として第1表に示す。
である。更に詳しくは金属、ガラス、陶磁器類、
木質基材等と各種高分子材料の両方に対して、低
温接着条件下においても高い接着性を有する改良
された接着性樹脂組成物に関するものである。 一般に高分子材料、特にポリオレフインと金属
とからなる積層体は、金属のもつ高い強度と、ポ
リオレフインの軽量で安価な長所を合わせもつた
め構造材料として広く注目されている。しかしな
がら、ポリオレフインは分子中に極性基を有して
おらず、単に接着するのみでは、満足な接着効果
は得られず、実用に供し得る積層体とはならな
い。したがつて、従来よりポリオレフインと金属
の積層体を製造するに際しては、種々の接着性樹
脂の使用が試みられている。たとえば、特公昭46
−27527号公報に示されるエチレン−グリシジル
(メタ)アクリレート系共重合体、特公昭52−
19238号公報に示される不飽和カルボン酸あるい
は酸無水物にてグラフト変性したポリオレフイ
ン、特公昭42−6178号公報に示されるエチレン−
不飽和カルボン酸共重合体、特公昭55−7149号公
報に示されるエチレン−不飽和カルボン酸共重合
体のカルボン酸基の一部を金属イオンで架橋した
アイオノマーなど多くのものがある。しかし、こ
れらの接着性樹脂では、低温接着条件下において
実用上充分に満足しうるまでの接着性を有するも
のは得がたい。又、とくにラミネートシースケー
ブル用途においては、金属テープと外部保護層の
樹脂、たとえばポリエチレンの両方に対してバラ
ンスのとれた高い接着特性が必要であり、しか
も、最近、ジエリー充填ケーブルの開発のため、
あるいは、エネルギーコスト低減のために低温接
着加工用の樹脂の開発が強く望まれている。 そこで、本発明者らは、従来の接着性樹脂の難
点を改良すべく鋭意検討を重ねた結果、モノカル
ボン酸基を含有するエチレン共重合体(A)と(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)あるいはさら
に上記エチレン共重合体(A)以外のエチレン系重合
体(C)からなる組成物が各種高分子材料と金属、ガ
ラス、陶磁器類、木質基材等に対し、比較的低温
接着条件下においてもすぐれた接着性を示すこと
を見い出し、本発明に到つた。 すなわち、本発明は0.1〜5モル%のモノカル
ボン酸基を含有するエチレン共重合体(A)と(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)あるいはさら
に上記エチレン共重合体(A)以外のエチレン系重合
体(C)からなることを特徴とする接着性樹脂組成物
に関するものである。 本発明によれば各種高分子材料と金属、ガラ
ス、陶磁器類、木質基材等の両方に対して比較的
低温の接着加工条件においてもバランスのとれた
高い接着性を有する新規な接着性樹脂組成物を提
供する。 以下、本発明について詳しく説明する。 モノカルボン酸基を含有するエチレン共重合体
(A)は、高圧ラジカル重合法、溶液重合法、乳化重
合法などの公知の方法でエチレンとモノカルボン
酸基を有するエチレンと共重合可能な単量体、例
えばα,β−不飽和モノカルボン酸単量体とを共
重合することにより得られる。不飽和モノカルボ
ン酸単量体の具体例としては、アクリル酸、メタ
クリル酸などが例示される。 これらの不飽和モノカルボン酸単量体の量は、
0.1〜5モル%好ましくは0.1〜3.3モル%である。
さらには、特公昭37−18392号公報、特公昭52−
30546号公報に示されるごとく、エチレンの単独
重合体又は共重合体に不飽和モノカルボン酸単量
体をグラフトさせることにより製造することが出
来る。なお、本発明に使用されるエチレン共重合
体(A)は不飽和モノカルボン酸単量体成分に加え
て、さらに第3成分として不飽和エステル単量
体、たとえば、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチルな
どの不飽和カルボン酸エステルおよび、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどの不飽和ビニルエス
テルを共重合させた共重合体も使用可能である。 エチレン共重合体(A)のメルトインデツクスは一
般的に加工し易い範囲であればよく、通常0.1〜
300g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分であ
る。 本発明に使用される(メタ)アクリル酸エステ
ル系重合体(B)は、一般式 (但し、式中R1は水素またはメチル基、R2は炭
素数1〜4のアルキル基を示す。) で示される単独重合体あるいは共重合体である。
具体的には、アクリル酸メチル重合体、メタクリ
ル酸メチル重合体、アクリル酸エチル重合体、ア
クリル酸ブチル重合体、メタクリル酸メチル−ア
クリル酸ブチル共重合体及びさらに他の不飽和単
量体(ただし、アクリル酸およびメタクリル酸な
どの不飽和カルボン酸を除く)、たとえば、スチ
レン、アクリロニトリルなどをさらに共重合した
ものなどが示される。 これらの内でも好ましいものは、メタクリル酸
メチル重合体およびメタクリル酸メチルを主体と
する共重合体である。 本発明において使用されるエチレン系重合体(C)
としては、エチレン単独重合体、エチレン−αオ
レフイン共重合体およびエチレン−不飽和エステ
ル共重合体から選ばれた少くとも1種の重合体が
例示される。これらの重合体の製法には、特に限
定はなく高圧ラジカル重合法、溶媒重合法、溶液
重合法など公知の方法が適用できる。また、エチ
レン−α−オレフイン共重合体としては、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン
共重合体、エチレン−1−ペンテン共重合体、エ
チレン−4メチルペンテン−1共重合体、エチレ
ン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−ヘプ
テン共重合体などを挙げることができる。またエ
チレン−不飽和エステル共重合体としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピオ
ン酸ビニル共重合体などのエチレン−ビニルエス
テル共重合体およびエチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体などのエチレン
−不飽和カルボン酸エステル共重合体を挙げるこ
とができる。中でも、エチレン−不飽和ビニルエ
ステル共重合体および、エチレン−不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体が特に望ましい。このエチ
レン系重合体(C)が共重合体の場合そのエチレン含
有量は50モル%以上、好ましくは80〜99モル%で
ある。エチレン系重合体(C)のメルトインデツクス
としては0.1〜300g/10分、好ましくは0.5〜50
g/10分である。 本発明の接着性樹脂組成物の各成分の割合はエ
チレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量
が全体の50〜99重量%、(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体(B)は1〜50重量%であり、かつ、エ
チレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量
中のエチレン共重合体(A)の比率は10重量%以上
100重量%未満である。好ましくはエチレン共重
合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量が全体の80
〜95重量%、(メタ)アクリル酸エステル系重合
体(B)は5〜20重量%であり、かつ、エチレン共重
合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量中のエチレ
ン共重合体(A)の比率は15重量%以上100重量%未
満である。 また、エチレン共重合体(A)および(メタ)アク
リル酸エステル系重合体(B)からなる組成物におい
ては、エチレン共重合体(A)が50〜99重量%、(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)は1〜50重量
%である。好ましくはエチレン共重合体(A)が80〜
95重量%、(メタ)アクリル酸エステル系重合体
(B)は5〜20重量%である。(メタ)アクリル酸エ
ステル系重合体(B)成分が1重量%未満では接着性
の改良効果が認められない。また、50重量%を越
えるとさらに顕著な接着性の改良効果が認められ
ないばかりか、エチレン共重合体(A)あるいは、さ
らにはエチレン系重合体(C)が有している加工性、
柔軟性、機械的強度などの利点が失われる。エチ
レン共重合体(A)成分が1重量%未満では組成物中
の官能基の含有量が少なくなりすぎて充分な接着
性が得られない。エチレン系重合体(C)を使用した
場合、接着性能の相乗効果があるほか増量剤的な
役割もあり経済的に有利な組成物が得られる。各
種重合体を混合して本発明の接着性樹脂組成物を
製造する場合その混合方法は、特に規定されるも
のではなく、公知の技術、たとえば、押出機、バ
ンバリーミキサー、混合ロール等にて溶融混練す
る方法などがある。 本発明の接着性樹脂組成物には必要に応じてさ
らに安定剤、滑剤、界面活性剤、無機充填剤、発
泡剤、顔料等の着色防止剤を添加混合して使用す
ることができる。 本発明の接着性樹脂組成物で接着される基材と
して各種高分子材料、たとえばポリエチレン、エ
チレン−不飽和エステル共重合体、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体などのオレフ
イン系重合体、スチレン系重合体、塩化ビニル系
重合体、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−
酢酸ビニル共重合体のけん化物およびアルミニウ
ム、鉄、ニツケル、亜鉛、銅、クロムなどの金
属、ガラス、陶磁器、紙、木材を用いることがで
きる。 本発明の接着性樹脂組成物を用い、たとえば金
属と金属あるいは金属とポリオレフインの積層体
を製造する方法は、公知の積層法または塗装法あ
るいは両者の組合せなど任意の技術を適用するこ
とができる。たとえばフイルムもしくはシートの
製造においては押出コーテイング法、ドライラミ
ネート法および共押出成形法などが適用できる。
また、金属、ポリオレフインのフイルムもしくは
シート、ガラスなどの表面に本発明の接着性樹脂
組成物のフイルムを置き加熱して接着する方法、
これと同様に金属、ポリオレフインのフイルムも
しくはシート、ガラスなどの表面に本発明の接着
性樹脂組成物を粉末または溶液で塗装後加熱し接
着する方法、さらにこれらの基材と基材との間に
本発明の接着性樹脂組成物を介在させ加熱圧着さ
せる方法などがある。接着は一般に70〜350℃で
行なわれる。 以下に本発明を実施例によつて具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて限定されるもので
はない。 なお、実施例において、アクリル酸の含有量は
樹脂をキシレンに溶解した後、フエノールフタレ
インを指示薬としてアルコール性NaOHで中和
滴定することによつて求めた。接着性試験の対ア
ルミニウム接着性は、軟質アルミニウム
(150μ)/接着性樹脂(60〜80μ)/軟質アルミ
ニウム(150μ)の構成で、ヒートシーラーを用
い120〜180℃、5秒、5Kg/cm2の条件で接着し、
180°の角度、100mm/分の引張強度で評価した。
接着性試験の対ポリエチレン接着性は、軟質アル
ミニウム(200μ)/接着性樹脂(60〜80μ)/ポ
リエチレン(2mm)の構成でプレスにて180℃、
3分、10Kg/cm2の条件で接着し、アルミニウムを
曲げて180°の角度、100mm/分の引張り速度で評
価した。ポリエチレンは日本ユニカー製
DFDJ0588のプレスシートを用いた。 実施例1〜2および比較例1〜2 アクリル酸8重量%(3.3モル%)を含有する
エチレン共重合体(A−1)とメチルメタクリレ
ート重合体(住友化学製 スミペツクス −
BLO)とエチレン−酢酸ビニル(7.5モル%)共
重合体(メルトインデツクス1.5g/10分)を混
合し、押出機を用い180℃の温度にて再造粒した。
得られた接着性樹脂組成物の60〜80μT−ダイフ
イルムを用い接着性試験を行なつた結果を第1表
に示す。エチレン共重合体(A−1)あるいはメ
チルメタクリレート重合体を添加しない場合の接
着性試験結果を比較例として第1表に示す。
【表】
実施例3〜5および比較例3〜5
第2表に示す組成のエチレン共重合体(A−1
〜3)85重量%とメチルメタクリレート重合体
(住友化学製 スミペツクス −BLO)15重量%
を混合し、押出機を用いて180℃の温度にて再造
粒した。得られた接着性樹脂組成物の60〜80μT
−ダイフイルムを用い接着性試験を行なつた結果
を第2表に示す。メチルメタクリレート重合体を
添加しない場合の接着性試験を行なつた結果を比
較例として第2表に示す。
〜3)85重量%とメチルメタクリレート重合体
(住友化学製 スミペツクス −BLO)15重量%
を混合し、押出機を用いて180℃の温度にて再造
粒した。得られた接着性樹脂組成物の60〜80μT
−ダイフイルムを用い接着性試験を行なつた結果
を第2表に示す。メチルメタクリレート重合体を
添加しない場合の接着性試験を行なつた結果を比
較例として第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 0.1〜5モル%のモノカルボン酸基を含有す
るエチレン共重合体(A)が50〜99重量%および(メ
タ)アクリル酸エステル系重合体(B)が1〜50重量
%からなることを特徴とする接着性樹脂組成物。 2 エチレン共重合体(A)が80〜95重量%、(メタ)
アクリル酸エステル系重合体(B)が5〜20重量%で
ある特許請求の範囲第1項記載の接着性樹脂組成
物。 3 0.1〜5モル%のモノカルボン酸基を含有す
るエチレン共重合体(A)と(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体(B)および上記エチレン共重合体(A)以
外のエチレン系重合体(C)からなり、その配合割合
が、エチレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の
合計量が50〜99重量%、(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体(B)が1〜50重量%であり、かつ、エ
チレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量
中のエチレン共重合体(A)の比率が10重量%以上
100重量%未満であることを特徴とする接着性樹
脂組成物。 4 エチレン系重合体(C)がエチレンホモ重合体、
エチレン−αオレフイン共重合体およびエチレン
−不飽和エステル共重合体から選ばれた少くとも
1種の重合体である特許請求の範囲第3項記載の
接着性樹脂組成物。 5 エチレン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の
合計量が80〜95重量%、(メタ)アクリル酸エス
テル系重合体(B)が5〜20重量%であり、かつエチ
レン共重合体(A)とエチレン系重合体(C)の合計量中
のエチレン共重合体(A)の比率が15重量%以上100
重量%未満である特許請求の範囲第3項記載の接
着性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15424487A JPS6392665A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 接着性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15424487A JPS6392665A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 接着性樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3981881A Division JPS57153064A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Adhesive resin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6392665A JPS6392665A (ja) | 1988-04-23 |
| JPH0347661B2 true JPH0347661B2 (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=15579984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15424487A Granted JPS6392665A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 接着性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6392665A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5125074B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2013-01-23 | Jfeスチール株式会社 | 絶縁被膜を有する電磁鋼板 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15424487A patent/JPS6392665A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6392665A (ja) | 1988-04-23 |
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