JPH0348219B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348219B2 JPH0348219B2 JP58083302A JP8330283A JPH0348219B2 JP H0348219 B2 JPH0348219 B2 JP H0348219B2 JP 58083302 A JP58083302 A JP 58083302A JP 8330283 A JP8330283 A JP 8330283A JP H0348219 B2 JPH0348219 B2 JP H0348219B2
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- Japan
- Prior art keywords
- metal
- melting point
- alloy
- parts
- temperature
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は樹脂と低融点金属又は合金とを後者の
融点もしくは固相線温度以上の温度で混練し金属
又は合金を樹脂中に混合分散させることによつて
低融点金属又は合金(以下単に低融点金属と称す
る)の繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物、詳し
くは熱可塑性樹脂100重量部に対し繊維化した低
融点金属10〜1000重量部を含む熱可塑性樹脂組成
物の製造方法に係るものである。 〔従来の技術および発明が解決すべき問題点〕 近年電子機器の急速な普及によりそれらが発す
る電磁波を防止する電磁波遮蔽材料や電子機器素
材としての合成樹脂に導電性を付与した導電性材
料が注目され、多くの提案がなされている。従来
合成樹脂に高度の導電性を付与させる方法として
高融点の繊維状金属を合成樹脂に混合させる方法
がある。これはあらかじめ繊維化された高融点金
属繊維と熱可塑性樹脂とを押出機、ミキサーなど
でよく混練し押出成形機にて所定の形状に成形加
工するものである。高度の導電性を付与させるに
は合成樹脂中で金属繊維同志が充分接触すること
が必要となり、そのためには金属繊維の長さと直
径の比、即ちアスペクト比が大きいことが好まし
い。従来の方法ではこのようにアスペクト比が大
きい、即ち長さが大きく、径が小さい金属繊維を
経済的に得ることは生産性の制約から極めて困難
であつた。更に又繊維長の大きい繊維を多量にか
つ均一に合成樹脂と混合させることはむつかしく
又多大な時間と動力を要する。しかも混練中に金
属繊維が切断されたアスペクト比を減少したり、
あるいは不均一な混合により充分な導電効果が得
難い。更にこれら混合物を押出成形あるいは射出
成形する場合固体の金属繊維が混合されているた
め混合物の見かけの粘度が著しく高くなり成形性
が悪くかつ多大の動力を要して生産性が低いとい
う欠点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこれら従来技術の欠点を一掃し、全く
新しい着想のもとに高度の導電性を有する金属繊
維含有熱可塑性樹脂組成物の工業的に有利な製造
方法を提供するものである。 即ち本発明の要旨とする所は熱可塑性樹脂100
重量部に対し、低融点金属又は合金10〜1000重量
部配合した混合物を押出機又はミキシングロール
により該金属の融点以上又は合金の固相線温度以
上の温度で混練し、樹脂成形加工機により該金属
の融点以上又は合金の固相線温度以上の温度でか
つ成形線速度よりも高い速度で引取ることを特徴
とする金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の
製造方法および熱可塑性樹脂100重量部に対し、
低融点金属又は合金10〜1000重量部配合した混合
物を押出機、ミキシングロール又はミキサーによ
り該金属の融点以上又は合金の固相線温度以上の
温度で混練し、ペレツト化又はシート化工程を経
た後、樹脂成形加工機により該金属の融点以上又
は合金の固相線温度以上の温度で、かつ成形線速
度よりも高い速度で引取ることを特徴とする金属
繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法に
存するものである。 〔作用〕 本発明の方法は合成樹脂と既成の金属繊維とを
混合する従来技術と異つて、合成樹脂と繊維化さ
れていない金属との混合を成形加工時に合成樹脂
の流動性を利用して金属を繊維化するものであ
る。これを工程図で示すと次のフローシート1お
よびフローシート2で表わされる。
融点もしくは固相線温度以上の温度で混練し金属
又は合金を樹脂中に混合分散させることによつて
低融点金属又は合金(以下単に低融点金属と称す
る)の繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物、詳し
くは熱可塑性樹脂100重量部に対し繊維化した低
融点金属10〜1000重量部を含む熱可塑性樹脂組成
物の製造方法に係るものである。 〔従来の技術および発明が解決すべき問題点〕 近年電子機器の急速な普及によりそれらが発す
る電磁波を防止する電磁波遮蔽材料や電子機器素
材としての合成樹脂に導電性を付与した導電性材
料が注目され、多くの提案がなされている。従来
合成樹脂に高度の導電性を付与させる方法として
高融点の繊維状金属を合成樹脂に混合させる方法
がある。これはあらかじめ繊維化された高融点金
属繊維と熱可塑性樹脂とを押出機、ミキサーなど
でよく混練し押出成形機にて所定の形状に成形加
工するものである。高度の導電性を付与させるに
は合成樹脂中で金属繊維同志が充分接触すること
が必要となり、そのためには金属繊維の長さと直
径の比、即ちアスペクト比が大きいことが好まし
い。従来の方法ではこのようにアスペクト比が大
きい、即ち長さが大きく、径が小さい金属繊維を
経済的に得ることは生産性の制約から極めて困難
であつた。更に又繊維長の大きい繊維を多量にか
つ均一に合成樹脂と混合させることはむつかしく
又多大な時間と動力を要する。しかも混練中に金
属繊維が切断されたアスペクト比を減少したり、
あるいは不均一な混合により充分な導電効果が得
難い。更にこれら混合物を押出成形あるいは射出
成形する場合固体の金属繊維が混合されているた
め混合物の見かけの粘度が著しく高くなり成形性
が悪くかつ多大の動力を要して生産性が低いとい
う欠点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこれら従来技術の欠点を一掃し、全く
新しい着想のもとに高度の導電性を有する金属繊
維含有熱可塑性樹脂組成物の工業的に有利な製造
方法を提供するものである。 即ち本発明の要旨とする所は熱可塑性樹脂100
重量部に対し、低融点金属又は合金10〜1000重量
部配合した混合物を押出機又はミキシングロール
により該金属の融点以上又は合金の固相線温度以
上の温度で混練し、樹脂成形加工機により該金属
の融点以上又は合金の固相線温度以上の温度でか
つ成形線速度よりも高い速度で引取ることを特徴
とする金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の
製造方法および熱可塑性樹脂100重量部に対し、
低融点金属又は合金10〜1000重量部配合した混合
物を押出機、ミキシングロール又はミキサーによ
り該金属の融点以上又は合金の固相線温度以上の
温度で混練し、ペレツト化又はシート化工程を経
た後、樹脂成形加工機により該金属の融点以上又
は合金の固相線温度以上の温度で、かつ成形線速
度よりも高い速度で引取ることを特徴とする金属
繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法に
存するものである。 〔作用〕 本発明の方法は合成樹脂と既成の金属繊維とを
混合する従来技術と異つて、合成樹脂と繊維化さ
れていない金属との混合を成形加工時に合成樹脂
の流動性を利用して金属を繊維化するものであ
る。これを工程図で示すと次のフローシート1お
よびフローシート2で表わされる。
以下実施例によつて本発明の内容を更に詳しく
説明する。 以下単に部とあるいはいずれも重量部を意味す
る。 実施例 1 ポリスチレン樹脂 デンカスチロールHRM−2
(電気化学社製) 70部 耐衝撃性ポリスチレン樹脂 エスブライト500A
(昭和電工社製) 25部 耐衝撃性ポリスチレン タフプレン691(旭化成社
製) 5部 亜鉛錫合金(亜鉛8%、融点200℃) 150部 ステアリン酸亜鉛 1部 をブラベンダープラストグラフで220℃、5分間
混練した後、ペレツト状にして、20mmφ押出機
(L/D=20)で棒状に押出した。引取る際に引
取速度は押出線速度の15倍とした。得られた棒状
物を長さ1cmに切り、ダンベル型試料作成用の射
出成形機で樹脂温度190℃、金型温度70℃で成形
した。 得られた成形物をトルエンで処理し、樹脂を溶
解したところ、大部分の金属は繊細に繊維化して
おり、太さ3μ〜80μの細いものであつた。 実施例 2 低密度ポリエチレン樹脂ペトロセン208(MI=23)
(東洋曹達工業社制) 70部 低密度ポリエチレン樹脂ミラソンFL−60(MI=
70)(三井ポリケミカル社製) 30部 低融点合金U−アロイ150A(融点150℃、大阪ア
サヒメタル社製) 150部 を40mmφ押出機(L/D=30、先端ダルメージ型
スクリユー)で180℃スクリユー回転数100rpmで
棒状に押出した。引取る際に押出物が切断しない
程度に冷却しつつ高速(40m/分)で引取つた。 得られた太さ2mmの棒状物を長さ5mmに切り、
箱型の金型を有する射出成形機に投入し、樹脂温
度140℃、金型温度70℃で射出成形した。得られ
た成形品を100℃のデカリン中で樹脂を溶解した
ところ、低融点合金は3μ〜70μの繊細な繊維状を
なしていたので、射出成形品の樹脂中に繊維化し
た低融点金属が多量に含まれていることが確認で
きた。 実施例 3 実施例1の配合において、亜鉛錫合金に代えて
鉛ビスマス合金(ビスマス30%)300部を使用し、
220℃で押出し、又180℃で射出成形した以外は実
施例1と同様にして成形品を得た。 このものの電気比抵抗を測定したところ0.2
Ω・cmであつた。
説明する。 以下単に部とあるいはいずれも重量部を意味す
る。 実施例 1 ポリスチレン樹脂 デンカスチロールHRM−2
(電気化学社製) 70部 耐衝撃性ポリスチレン樹脂 エスブライト500A
(昭和電工社製) 25部 耐衝撃性ポリスチレン タフプレン691(旭化成社
製) 5部 亜鉛錫合金(亜鉛8%、融点200℃) 150部 ステアリン酸亜鉛 1部 をブラベンダープラストグラフで220℃、5分間
混練した後、ペレツト状にして、20mmφ押出機
(L/D=20)で棒状に押出した。引取る際に引
取速度は押出線速度の15倍とした。得られた棒状
物を長さ1cmに切り、ダンベル型試料作成用の射
出成形機で樹脂温度190℃、金型温度70℃で成形
した。 得られた成形物をトルエンで処理し、樹脂を溶
解したところ、大部分の金属は繊細に繊維化して
おり、太さ3μ〜80μの細いものであつた。 実施例 2 低密度ポリエチレン樹脂ペトロセン208(MI=23)
(東洋曹達工業社制) 70部 低密度ポリエチレン樹脂ミラソンFL−60(MI=
70)(三井ポリケミカル社製) 30部 低融点合金U−アロイ150A(融点150℃、大阪ア
サヒメタル社製) 150部 を40mmφ押出機(L/D=30、先端ダルメージ型
スクリユー)で180℃スクリユー回転数100rpmで
棒状に押出した。引取る際に押出物が切断しない
程度に冷却しつつ高速(40m/分)で引取つた。 得られた太さ2mmの棒状物を長さ5mmに切り、
箱型の金型を有する射出成形機に投入し、樹脂温
度140℃、金型温度70℃で射出成形した。得られ
た成形品を100℃のデカリン中で樹脂を溶解した
ところ、低融点合金は3μ〜70μの繊細な繊維状を
なしていたので、射出成形品の樹脂中に繊維化し
た低融点金属が多量に含まれていることが確認で
きた。 実施例 3 実施例1の配合において、亜鉛錫合金に代えて
鉛ビスマス合金(ビスマス30%)300部を使用し、
220℃で押出し、又180℃で射出成形した以外は実
施例1と同様にして成形品を得た。 このものの電気比抵抗を測定したところ0.2
Ω・cmであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂100重量部に対し、低融点金属
又は合金10〜1000重量部配合した混合物を押出機
又はミキシングロールにより該金属の融点以上又
は合金の固相線温度以上の温度で混練し、樹脂成
形加工機により該金属の融点以上又は合金の固相
線温度以上の温度でかつ成形線速度よりも高い速
度で引取ることを特徴とする金属繊維を含有する
熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 2 熱可塑性樹脂100重量部に対し、低融点金属
又は合金10〜1000重量部配合した混合物を押出
機、ミキシングロール又はミキサーにより該金属
の融点以上又は合金の固相線温度以上の温度で混
練し、ペレツト化又はシート化工程を経た後、樹
脂成形加工機により該金属の融点以上又は合金の
固相線温度以上の温度で、かつ成形線速度よりも
高い速度で引取ることを特徴とする金属繊維を含
有する熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330283A JPS59207947A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8330283A JPS59207947A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59207947A JPS59207947A (ja) | 1984-11-26 |
| JPH0348219B2 true JPH0348219B2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=13798610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8330283A Granted JPS59207947A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 金属繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59207947A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62109857A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-21 | Hiroshi Hirabayashi | 成形用組成物 |
| JPS63305168A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 樹脂組成物 |
| CN115522280B (zh) * | 2022-09-05 | 2024-02-20 | 东华大学 | 一种利用熔融纺丝制备具有液态金属芯纤维的方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4930625A (ja) * | 1972-07-26 | 1974-03-19 | ||
| JPS564210B2 (ja) * | 1972-10-30 | 1981-01-29 | ||
| JPS5136812B2 (ja) * | 1973-02-10 | 1976-10-12 |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP8330283A patent/JPS59207947A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59207947A (ja) | 1984-11-26 |
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