JPH034861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034861Y2 JPH034861Y2 JP5594887U JP5594887U JPH034861Y2 JP H034861 Y2 JPH034861 Y2 JP H034861Y2 JP 5594887 U JP5594887 U JP 5594887U JP 5594887 U JP5594887 U JP 5594887U JP H034861 Y2 JPH034861 Y2 JP H034861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- casing
- seal
- mechanical seal
- buffer member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 7
- 239000003575 carbonaceous material Substances 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、例えばカーエアコン用コンプレツサ
などの機体の回転軸部を軸封するメカニカルシー
ルの構造に関するものである。
などの機体の回転軸部を軸封するメカニカルシー
ルの構造に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種のメカニカルシールにおいては、
第7図に示すように、機体のハウジング1内に挿
通される回転軸2を軸封するにあたり、前記ハウ
ジング1の内周にOリング3を介して固定環であ
るメイテイングリング4を大気側に設け、かつこ
のメイテイングリング4の液側に、前記回転軸2
との間にOリング5を介在した回転環であるカー
ボン素材からなるシールリング6を摺動自在に対
接させるとともに、このシールリング6を、前記
回転軸2側に固定的に取付けられて共に回転する
ケーシング7内に収納されたスプリング8の付勢
力(スプリング荷重)によりスプリング抑え9を
介して前記メイテイングリング4側に弾性的に押
圧させる一方、前記シールリング6の外周部6a
の一部に形成した係合溝61に前記ケーシング7
の延出部71を係合させることにより廻り止めを
施して、前記回転軸2の回転力をケーシング7を
介してシールリング6側に伝達するようにしたシ
ール構造を有するものがある。
第7図に示すように、機体のハウジング1内に挿
通される回転軸2を軸封するにあたり、前記ハウ
ジング1の内周にOリング3を介して固定環であ
るメイテイングリング4を大気側に設け、かつこ
のメイテイングリング4の液側に、前記回転軸2
との間にOリング5を介在した回転環であるカー
ボン素材からなるシールリング6を摺動自在に対
接させるとともに、このシールリング6を、前記
回転軸2側に固定的に取付けられて共に回転する
ケーシング7内に収納されたスプリング8の付勢
力(スプリング荷重)によりスプリング抑え9を
介して前記メイテイングリング4側に弾性的に押
圧させる一方、前記シールリング6の外周部6a
の一部に形成した係合溝61に前記ケーシング7
の延出部71を係合させることにより廻り止めを
施して、前記回転軸2の回転力をケーシング7を
介してシールリング6側に伝達するようにしたシ
ール構造を有するものがある。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記した従来構造のものでは、
回転軸2の回転力がケーシング7を介してカーボ
ン素材からなるシールリング6に直接伝達作用さ
せているため、例えばカーエアコン用コンプレツ
サなどのような回転による衝撃力が断続的に作用
するメカニカルシールの場合、シールリング6の
廻り止め部分に割れが発生し易く、また、スプリ
ング荷重がスプリング抑え9を介してシールリン
グ6に直接作用していることから、スプリング8
の偏荷重がシールリング6に働き、これによつ
て、密封性に悪影響を及ぼし、長時間の運転で漏
れ量が急増してシール性能を低下させるといつた
問題があつた。
回転軸2の回転力がケーシング7を介してカーボ
ン素材からなるシールリング6に直接伝達作用さ
せているため、例えばカーエアコン用コンプレツ
サなどのような回転による衝撃力が断続的に作用
するメカニカルシールの場合、シールリング6の
廻り止め部分に割れが発生し易く、また、スプリ
ング荷重がスプリング抑え9を介してシールリン
グ6に直接作用していることから、スプリング8
の偏荷重がシールリング6に働き、これによつ
て、密封性に悪影響を及ぼし、長時間の運転で漏
れ量が急増してシール性能を低下させるといつた
問題があつた。
しかも、このメカニカルシールの組立てに際し
ては、図中破線で示すようにケーシング7の延出
部71をあらかじめ拡開した状態でシールリング
6を挿入し、その後延出部71を前記係合溝61
内へ向けてカシメるが、このとき、延出部71と
のかじりや、該延出部71が溝底に当突すること
によつて係合溝61部分に欠けが生じるおそれが
あり、組立ての困難性の一因となつていた。
ては、図中破線で示すようにケーシング7の延出
部71をあらかじめ拡開した状態でシールリング
6を挿入し、その後延出部71を前記係合溝61
内へ向けてカシメるが、このとき、延出部71と
のかじりや、該延出部71が溝底に当突すること
によつて係合溝61部分に欠けが生じるおそれが
あり、組立ての困難性の一因となつていた。
[考案の目的]
本考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、長時間の運転にお
いても安定した密封性を維持し、かつ組立てが容
易なメカニカルシールを提供することにある。
で、その目的とするところは、長時間の運転にお
いても安定した密封性を維持し、かつ組立てが容
易なメカニカルシールを提供することにある。
[問題を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、本考案のメ
カニカルシールは、シールリングをスプリング抑
えと圧接する背面から、ケーシングの延出部と周
方向に係合する係合溝内を含む外周面にかけて、
断面L字形の緩衝部材を被着したものである。
カニカルシールは、シールリングをスプリング抑
えと圧接する背面から、ケーシングの延出部と周
方向に係合する係合溝内を含む外周面にかけて、
断面L字形の緩衝部材を被着したものである。
[作用]
すなわち本考案は、上記の構成とすることによ
つて、回転軸の回転力がケーシングの延出部から
緩衝部材を介して係合溝に作用し、間接的にカー
ボン素材からなるシールリングに伝達させること
ができるため、シールリングに断続的に作用する
衝撃力を緩衝部材で吸収緩和することができ、シ
ールリングの廻り止め部分の割れを確実に防止す
ることができる。また、スプリング荷重もまた緩
衝部材を介してスプリング抑えに作用してシール
リングに働くことから、スプリングの偏荷重を緩
衝部材で吸収緩和することができ、これによつ
て、密封性に悪影響を及ぼすことがなく、長時間
の運転においても安定した密封性を維持すること
が可能になる。
つて、回転軸の回転力がケーシングの延出部から
緩衝部材を介して係合溝に作用し、間接的にカー
ボン素材からなるシールリングに伝達させること
ができるため、シールリングに断続的に作用する
衝撃力を緩衝部材で吸収緩和することができ、シ
ールリングの廻り止め部分の割れを確実に防止す
ることができる。また、スプリング荷重もまた緩
衝部材を介してスプリング抑えに作用してシール
リングに働くことから、スプリングの偏荷重を緩
衝部材で吸収緩和することができ、これによつ
て、密封性に悪影響を及ぼすことがなく、長時間
の運転においても安定した密封性を維持すること
が可能になる。
また、このメカニカルシールの組立ての際にカ
シメられる前記延出部とのかじりによるシールリ
ングの破損が、前記緩衝部材によつて防止される
ので組立てが容易になるとともに、前記カシメに
よつて延出部が係合溝の溝底の緩衝部材に突き当
たつた後も前記延出部のカシメを続行できるた
め、シールリングをケーシングにしつかりと保持
することができる。
シメられる前記延出部とのかじりによるシールリ
ングの破損が、前記緩衝部材によつて防止される
ので組立てが容易になるとともに、前記カシメに
よつて延出部が係合溝の溝底の緩衝部材に突き当
たつた後も前記延出部のカシメを続行できるた
め、シールリングをケーシングにしつかりと保持
することができる。
[実施例]
以下、本考案を第1図から第3図に示す一実施
例を参照しながら詳細に説明する。なお、本考案
に係る図示の実施例において、第7図に示す従来
のメカニカルシールと構成が重複する部分は同一
符号を用い、その説明は省略する。
例を参照しながら詳細に説明する。なお、本考案
に係る図示の実施例において、第7図に示す従来
のメカニカルシールと構成が重複する部分は同一
符号を用い、その説明は省略する。
すなわち、本考案に係るメカニカルシールは、
第1図及び第2図に示すように、シールリング6
を、スプリング抑え9と圧接する背面から、ケー
シング7の延出部71と係合する係合溝61内を
含む外周面6aにかけて、断面L字形の緩衝部材
10を被着してなる構成としたもので、これによ
つて、回転軸2の回転力をケーシング7及び緩衝
部材10を介して間接的にカーボン素材からなる
シールリング6に伝達させ、シールリング6に断
続的に作用する撃力を緩衝部材10で吸収緩和す
るようにするとともに、スプリング8の偏荷重を
緩衝部材10で吸収緩和してシールリング6に働
くことのないようにしたものである。
第1図及び第2図に示すように、シールリング6
を、スプリング抑え9と圧接する背面から、ケー
シング7の延出部71と係合する係合溝61内を
含む外周面6aにかけて、断面L字形の緩衝部材
10を被着してなる構成としたもので、これによ
つて、回転軸2の回転力をケーシング7及び緩衝
部材10を介して間接的にカーボン素材からなる
シールリング6に伝達させ、シールリング6に断
続的に作用する撃力を緩衝部材10で吸収緩和す
るようにするとともに、スプリング8の偏荷重を
緩衝部材10で吸収緩和してシールリング6に働
くことのないようにしたものである。
ところで、第3図は、上記した本考案に係るメ
カニカルシールをカーエアコン用コンプレツサに
試験装備して、その累積油漏れ量(g)と運転時
間(hrs)との関係を示したもので、例えば密封
液に冷凍機油を用い、吐出圧力を20Kg/cm2、吸入
圧力を2Kg/cm2、断続条件を15secON−
5secOFF及び回転数を5500rpmとして、600hrsの
時間に亘つて試験を行なつた結果、本考案のメカ
ニカルシール(プロツト:〇●)は、従来のメカ
ニカルシール(プロツト△▲)と比較してシール
リングに割れや運転時間の経過による油漏れ量の
急増がなく、安定した油漏れ量を維持していた。
カニカルシールをカーエアコン用コンプレツサに
試験装備して、その累積油漏れ量(g)と運転時
間(hrs)との関係を示したもので、例えば密封
液に冷凍機油を用い、吐出圧力を20Kg/cm2、吸入
圧力を2Kg/cm2、断続条件を15secON−
5secOFF及び回転数を5500rpmとして、600hrsの
時間に亘つて試験を行なつた結果、本考案のメカ
ニカルシール(プロツト:〇●)は、従来のメカ
ニカルシール(プロツト△▲)と比較してシール
リングに割れや運転時間の経過による油漏れ量の
急増がなく、安定した油漏れ量を維持していた。
また、このメカニカルシールの組立ての際に
は、第4図に示すようにまずケーシング7の延出
部71をあらかじめ拡開した状態でシールリング
6を挿入してから、前記延出部71をシールリン
グ6外周の係合溝61内へ向けてカシメるが、こ
のとき、前記係合溝61は緩衝部材10で保護さ
れているので、延出部71とのかじりによる破損
が防止され、しかも第5図に示すように、前記カ
シメによつて延出部71が係合溝61の溝底の緩
衝部材10aに突き当たつた後も、該緩衝部材1
0aの圧縮変形によつて前記延出部71のカシメ
を続行可能であるため、第6図に示すように、延
出部71と係合溝61の間が、緩衝部材10の介
在によつて大きなガタのない状態にできる。
は、第4図に示すようにまずケーシング7の延出
部71をあらかじめ拡開した状態でシールリング
6を挿入してから、前記延出部71をシールリン
グ6外周の係合溝61内へ向けてカシメるが、こ
のとき、前記係合溝61は緩衝部材10で保護さ
れているので、延出部71とのかじりによる破損
が防止され、しかも第5図に示すように、前記カ
シメによつて延出部71が係合溝61の溝底の緩
衝部材10aに突き当たつた後も、該緩衝部材1
0aの圧縮変形によつて前記延出部71のカシメ
を続行可能であるため、第6図に示すように、延
出部71と係合溝61の間が、緩衝部材10の介
在によつて大きなガタのない状態にできる。
なお、本考案は上記した実施例には何等限定さ
れないものであり、本考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
れないものであり、本考案の要旨を変えない範囲
で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、シールリングにその背面から係合溝内を含む
外周面にかけて被着した断面L字形の緩衝部材
が、スプリングの偏荷重を緩和し、かつシールリ
ングの回転力を伝達するケーシングの延出部と係
合溝との衝撃を吸収し、しかも組立て時の前記延
出部とのかじりによるシールリングの破損が防止
されるので組立てが容易化され、延出部と係合溝
間の緩衝部材の介在によつて、シールリングをケ
ーシングにしつかりと保持することができるとい
うすぐれた効果を奏するものである。
ば、シールリングにその背面から係合溝内を含む
外周面にかけて被着した断面L字形の緩衝部材
が、スプリングの偏荷重を緩和し、かつシールリ
ングの回転力を伝達するケーシングの延出部と係
合溝との衝撃を吸収し、しかも組立て時の前記延
出部とのかじりによるシールリングの破損が防止
されるので組立てが容易化され、延出部と係合溝
間の緩衝部材の介在によつて、シールリングをケ
ーシングにしつかりと保持することができるとい
うすぐれた効果を奏するものである。
第1図は本考案に係るメカニカルシールの一実
施例を示す要部縦断側面図、第2図は同じく第1
図A−A線における断面図、第3図は本考案のメ
カニカルシール及び従来のメカニカルシールの運
転時間と累積油漏れ量との関係を示す説明図、第
4図ないし第6図は組立ての過程を順に示す説明
図、第7図は従来のメカニカルシールの要部縦断
側面図である。 1……ハウジング、2……回転軸、3……Oリ
ング、4……メイテイングリング(固定環)、6
……シールリング、6a……外周部、61……係
合溝、7……ケーシング、71……延出部、8…
…コイルスプリング、9……スプリング抑え、1
0……緩衝部材。
施例を示す要部縦断側面図、第2図は同じく第1
図A−A線における断面図、第3図は本考案のメ
カニカルシール及び従来のメカニカルシールの運
転時間と累積油漏れ量との関係を示す説明図、第
4図ないし第6図は組立ての過程を順に示す説明
図、第7図は従来のメカニカルシールの要部縦断
側面図である。 1……ハウジング、2……回転軸、3……Oリ
ング、4……メイテイングリング(固定環)、6
……シールリング、6a……外周部、61……係
合溝、7……ケーシング、71……延出部、8…
…コイルスプリング、9……スプリング抑え、1
0……緩衝部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機体のハウジング側内周にOリングを介して
固定環であるメイテイングリングを設け、かつ
このメイテイングリングに、回転軸側に固定さ
れたケーシングにOリングを介して軸方向移動
自在に担持した回転環であるシールリングを摺
接させるとともに、このシールリングを、前記
ケーシング内に収納されたコイルスプリングの
付勢力によりスプリング抑えを介して前記メイ
テイングリング側に弾性的に押圧させてなるメ
カニカルシールにおいて、前記シールリング
を、スプリング抑えと圧接する背面から、ケー
シングの延出部と周方向に係合する係合溝内を
含む外周面にかけて、断面L字形の緩衝部材を
被着したことを特微とするメカニカルシール。 (2) 前記緩衝部材は、ゴム素材からなることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
のメカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5594887U JPH034861Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5594887U JPH034861Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63164668U JPS63164668U (ja) | 1988-10-26 |
| JPH034861Y2 true JPH034861Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=30884318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5594887U Expired JPH034861Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034861Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP5594887U patent/JPH034861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63164668U (ja) | 1988-10-26 |
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