JPH0348976Y2 - - Google Patents

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JPH0348976Y2
JPH0348976Y2 JP10759685U JP10759685U JPH0348976Y2 JP H0348976 Y2 JPH0348976 Y2 JP H0348976Y2 JP 10759685 U JP10759685 U JP 10759685U JP 10759685 U JP10759685 U JP 10759685U JP H0348976 Y2 JPH0348976 Y2 JP H0348976Y2
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tiles
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、融雪性の屋根瓦に関し、特に雪下し
等の作業を必要としない融雪性を有する屋根瓦に
関する。
(ロ) 従来の技術 冬期、降雪の多い地方では、家屋を雪の被害か
ら守るために、屋根に上つて屋根の雪の掻き下し
作業は不可欠であり、これに投ずる労力は無視で
きないものがある。そこで、省力化をはかるため
に、屋根の勾配面にスクリユーコンベヤを配置
し、このコンベヤを順次屋根の雪面上を移動させ
ながら、屋根の雪をコンベヤを介して排雪口まで
下す方法がとられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、このように、屋根の雪の掻き下しのた
めに、屋根の上に上つたり或は、スクリユーコン
ベヤを屋根の勾配面に載置し、順次屋根の雪面上
を移動させることは、人手による屋根上の作業を
不可欠として、危険であり、その上屋根瓦の痛み
や、多くの経費を要し問題であつた。そこで、全
く人手を要しないで屋根上の積雪を除くために、
ニクロム線や鉄クロム線を瓦本体内に内装した融
雪瓦が提案されている。しかし、瓦本体は断熱性
が大きいので、融雪させるに要する電力の消費が
大きくなり実用的でない。また、屋根上にニクロ
ム線を這わせることも提案されているが、絶縁が
難しく問題であり、しかも、屋根に上つたとき足
元が悪くなり危険である。
本考案は、従来の融雪瓦の有する大きな消費電
力並びに電気的絶縁及び足元の悪さ等の問題点を
悉く解決することを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、足元が悪くなるようなことがなく、
また、消費電力が少くて電気的絶縁にすぐれ、し
かも、加工が容易な融雪瓦を提供するものであ
る。
すなわち、本考案は、瓦本体の少くとも一部の
表面上に配設される一対の導体部と、前記導体部
に対応する端部において該導体部に接続する皮膜
抵抗体部と、瓦本体の重ね代内に位置して瓦本体
の上面から下面に抜けて形成される少くとも一個
の貫通孔と、該貫通孔を通して設けられ、一端に
おいて前記導体部に接続し、他端において電線に
接続する接続部を具備することを特徴とする屋根
瓦にある。
本考案において、瓦本体は、市販されている屋
根瓦を使用することができる。
本考案において、皮膜抵抗体部形成用の皮膜材
料としては、主に、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵
抗材料が使用されるが、瓦面上に被着されて発熱
性の皮膜を形成するものであれば、如何なる型式
の皮膜抵抗材料も使用でき、被着手段も皮膜材料
の形態及び性状に応じて適宜選択できる。例え
ば、炭素皮膜抵抗材料及び厚膜抵抗材料等の皮膜
抵抗材料は、瓦面上にスプレー、刷毛又はローラ
等による塗布、転写又はスクリーン印刷等により
被覆させ、これを適当な雰囲気で焼成又は焼付け
て、瓦面上に、例えば厚さ10〜20μm程度の比較
的厚い抵抗皮膜に形成される。
本考案において使用される炭素皮膜抵抗材料と
しては、炭素の微粉と熱硬化性樹脂の溶液からな
る抵抗インク等のコンポジシヨン皮膜抵抗材料等
がある。また、本考案において使用される厚膜抵
抗材料としては、市販のものであつてよく、例え
ば、金属粉末、金属酸化物粉末及びガラス質粉末
の混合物に有機樹脂バインダ、溶剤等を加えて塗
布するのに適当な粘度に調製されたものが使用さ
れる。金属粉末としては、例えば、銀、金、パラ
ジウム、ロジウム、タンタル、タングステン等が
使用され、金属酸化物粉末としては、例えば、パ
ラジウム、ロジウム、ルテニウム、タリウム、イ
ンジウム、アンチモン、銅、錫、ニツケル、トリ
ウム等の酸化物の粉末が使用され、ガラス粉末に
は、例えば、硼珪酸ガラスが用いられる。このよ
うな厚膜抵抗材料としては、例えば、RuO2
RuO2−RhO2,RuO2−Ag,Ag−Pd,Pt又はAg
−Pd−PbO等を主成分としたものが市販されて
いる。
本考案において、導体部、接続部、皮膜抵抗体
部は、その表面が、ほうろう或は釉薬によつて、
絶縁される。使用されるほうろう及び釉薬は、皮
膜抵抗体の融点より低い融点を有することが不可
欠であり、皮膜抵抗材料の種類に応じて適宜選ば
れる。釉薬の如何によつては、皮膜抵抗材料は、
瓦素地に直接塗布することができる。
本考案において、皮膜抵抗体部を電源に接続さ
せるために、少くとも一対の導体部が、夫々、対
応する皮膜抵抗体部の端部に接続される。融雪の
際の水が屋根地に侵入するのを避け、かつ水によ
る絶縁不良を避けて、導体部を電源に接続するた
めに、導体部が接続する電線を、例えば桟瓦の場
合、屋根の地に例えば瓦桟に沿つて設けることが
できる。そこで、瓦の重ね代内に貫通孔を設け、
これに導体部に接続する接続部を介して、電線に
導体部を接続する。この接続部及び導体部は、例
えば導電塗料を塗布することによつて形成しても
よいが、リード線を埋設して形成してもよい。
本考案において、瓦面上に形成される皮膜抵抗
体部の形状は、導体間を接続するものであれば、
蛇行形、渦形、正方形、直方形等種々の形状に形
成することができる。しかし、平行する少くとも
一対の導体間を最短距離に結んで正方形、直方形
に形成するのが、加熱速度、温度の均一さ等の点
から好ましい。
本考案における融雪瓦は、屋根瓦として使用で
きるものであれば、平瓦、桟瓦、丸瓦、角瓦、掛
瓦、隅瓦、軒瓦、袖瓦、丸瓦、棟瓦、洋式瓦等
種々の形態のものとすることができる。
(ホ) 作用 本考案は、瓦本体面上に一対の導体を介して皮
膜抵抗体を電源に接続して設けたので、電源を入
れることによつて、瓦面上の皮膜抵抗体に電気が
通じ、その発熱により、瓦面上が加熱されること
になつて、瓦上に積つた雪を融かすことができ
る。したがつて、この融雪瓦を屋根の勾配面の例
えば上部及び中部等の適宜の箇所に設けると、上
部、中部及び下部の夫々下流側に溶けた水が流れ
て、屋根の雪を溶解することとなり、除雪の働き
をすることができる。
また、本考案の瓦本体面の皮膜抵抗体部の面上
に、ほうろう或は釉薬を塗布し、さらに導体部と
配線間を接続する接続部案内用の貫通孔を重ね代
内に設けるので、融雪の際の水の屋根地への侵入
及び水による絶縁不良を避けることができ、しか
も、ほうろう、釉薬層の断熱作用は、層が薄いた
めに無視できる程小さい。
(ヘ) 実施例 添付図面を参照して、本考案の実施の態様の例
について説明するが、本考案は、以下の説明及び
例示により何ら制限されるものではない。
第1図は、本考案の屋根瓦の一実施例であつて
桟瓦の一例についてその一部を切欠いて現われる
断面を示した斜視図であり、第2図は、本考案の
屋根瓦の一実施例の桟瓦の一例について屋根に葺
いた場合の部分的平面図である。
本例の瓦1は桟瓦として一般に市販されている
ものであり、瓦素地2の略全面に釉薬掛けされて
釉薬層3が形成されている。
本例においては、尻部の釘穴4に並んで、ま
た、差込み部側の重ね代内に表面5から裏面に抜
けて、夫々、案内孔6及び6′が設けられており、
夫々の案内孔6及び6′には、接続線7及び7′が
配設されている。また、上側左隅部に、尻部の切
込8が設けられ、下側右隅部に頭部の切込8′
(切欠きにより完全に示されていない。)が設けら
れている。また、瓦1の上端部裏面には引掛(図
示されていない。)が設けられている。
本例の瓦1には、表面5に抵抗皮膜9が被着さ
れており、この抵抗皮膜9には、櫛形の導体部1
0及び11が設けられている。この抵抗皮膜9及
び導体部10及び11の領域は、ほうろう、釉薬
等の皮膜により絶縁されている。櫛形の導体部1
0は、接続線7に接続して、瓦1の表面に被着さ
れており、その櫛形の端部10′及び10″が抵抗
皮膜に接続している。一方櫛形の導体部11は、
接続線7′に接続して、瓦1の表面に被着されて
おり、その櫛形の端部11′及び11″は、他方の
櫛形導体部10の端部10′及び10″と互い違い
に位置して抵抗皮膜9に接続している。
本例の桟瓦1は、他の桟瓦と一緒に桟瓦葺の葺
き方に従つて葺かれるが、本例の桟瓦1は、例え
ば基準瓦桟から上方の同じ瓦桟12に揃つて緊結
して葺かれる。この場合、屋根地13に電線14
及び14′を桁行方向に這わせ、これに本例の桟
瓦1の接続線7及び7′を夫々接続する。ここで
使用する電線は漏電等の防止を考慮して被覆電線
が使用される。桟瓦1の接続する箇所では適宜接
続端子(図示されていない。)を有する電線が分
岐されており、該端子を介して、瓦1の接続線7
及び7′の接続が行われる。電線に負荷する電圧
は、6〜200ボルトの範囲で使用されるが、6〜
50ボルトの電圧を使用すると危険がなく好まし
い。
本例の瓦は、屋根にこのようにして葺かれるの
で、例えば、降雪時に適宜断続的に電源を入れる
ようにしておけば、本例の瓦1に積る雪は抵抗皮
膜の発熱によつて融解されて除かれる。この融解
により水が流れ始めるが、この水の流れは、それ
より下部の屋根の雪を融解させるので、自動的に
除雪の働きを行うことができる。また、積雪した
屋根の雪を、例えば、夜間電力を使用して除雪す
ることができる。
(ト) 考案の効果 本考案は、瓦本体表面上に皮膜抵抗部を形成し
たので、皮膜抵抗体の発熱により、自動的に屋根
上の雪を融解して除去するので、従来の屋根瓦に
比較して、屋根上に上つて、除雪する必要がな
い。しかも、除雪するのに電源のスイツチを入れ
ればよく、除雪が簡単かつ容易に行うことができ
る。
また、本考案の瓦は、屋根瓦製造時に、或は、
市販の屋根瓦に厚膜抵抗材料を塗布して、焼成す
る等によつて画一的に製造できるので、機械化が
容易であり、大量に生産することができ、生産性
にすぐれている。
また、本考案の瓦は、瓦面上に、厚膜抵抗材料
層の皮膜抵抗体部及び導体部を形成させると共
に、瓦の重ね代内に貫通孔を形成して、電源との
接続を図るので、瓦面上に異物感がなく、屋根上
に上つても足場が悪くならない。しかも、ほうろ
う、釉薬等の電気絶縁材を塗布して焼成すること
によつて、電気絶縁できるので、電気絶縁によつ
て足場を損うこともなく、耐食性にすぐれ、腐食
等によるトラブルも解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の屋根瓦の一実施例であつて
桟瓦の一例についてその一部を切欠いて現われる
断面を示した斜視図であり、第2図は、本考案の
屋根瓦の一実施例の桟瓦の一例について屋根に葺
いた場合の部分的平面図である。 図中の符号については、1は瓦或は桟瓦、2は
瓦素地、3は釉薬層、4は釘穴、5は表面、6及
び6′は案内孔、7及び7′は接続線、8及び8′
は切込、9は抵抗皮膜、10及び11は櫛形の導
体部、10′,10″,11′及び11″は櫛形の端
部、12は瓦桟、13は屋根地並びに14及び1
4′は電線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓦本体の少くとも一部の表面上に配設される一
    対の導体部と、前記導体部に対応する端部におい
    て該導体部に接続する皮膜抵抗体部と、瓦本体の
    重ね代内に位置して瓦本体の上面から下面に抜け
    て形成される少くとも一個の貫通孔と、該貫通孔
    を通して設けられ、一端において前記導体部に接
    続し、他端において電線に接続する接続部を具備
    することを特徴とする屋根瓦。
JP10759685U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH0348976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759685U JPH0348976Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759685U JPH0348976Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6216618U JPS6216618U (ja) 1987-01-31
JPH0348976Y2 true JPH0348976Y2 (ja) 1991-10-18

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JP10759685U Expired JPH0348976Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0723641B2 (ja) * 1987-11-13 1995-03-15 島根県 融雪瓦

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JPS6216618U (ja) 1987-01-31

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