JPH034970A - 樹脂成形品の塗装方法 - Google Patents
樹脂成形品の塗装方法Info
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- JPH034970A JPH034970A JP13694889A JP13694889A JPH034970A JP H034970 A JPH034970 A JP H034970A JP 13694889 A JP13694889 A JP 13694889A JP 13694889 A JP13694889 A JP 13694889A JP H034970 A JPH034970 A JP H034970A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、樹脂成形品の塗装方法、特に、樹脂成形品と
金属製部材とを同時に静電塗装する方法に関する。
金属製部材とを同時に静電塗装する方法に関する。
(従来の技術)
近年、自動車の車体の一部に、鋼板部材に換えて、軽量
であり且つ加工性に優れ、しかも耐腐食性等に富んだ合
成樹脂の成形品が使用されている。、、 PAえば、車
体の一部を構成するバンパー等を合成樹脂により形成す
ることにより、車体軽量化、デザイン性ならびに耐腐食
性等を向上させるようになっている。
であり且つ加工性に優れ、しかも耐腐食性等に富んだ合
成樹脂の成形品が使用されている。、、 PAえば、車
体の一部を構成するバンパー等を合成樹脂により形成す
ることにより、車体軽量化、デザイン性ならびに耐腐食
性等を向上させるようになっている。
そして、従来においては、上記のようなバンパー等の合
成樹脂成形品と、例えば、金属製のボディ本体とは、そ
れぞれ別工程で静電塗装されていた。これは、上記両者
の静T4塗装後における塗料の焼付は温度の違いによる
ものである。即ち、静電塗装後における金属製のボディ
本体の焼付は温度が、上記合成樹脂成形品の熱変形温度
以上とされており、このため、上記ボディ本体と合成樹
脂成形品とに対する静電塗装およびこれに連続する焼付
けを同時に同一の工程で実施することが困難とされてい
た。
成樹脂成形品と、例えば、金属製のボディ本体とは、そ
れぞれ別工程で静電塗装されていた。これは、上記両者
の静T4塗装後における塗料の焼付は温度の違いによる
ものである。即ち、静電塗装後における金属製のボディ
本体の焼付は温度が、上記合成樹脂成形品の熱変形温度
以上とされており、このため、上記ボディ本体と合成樹
脂成形品とに対する静電塗装およびこれに連続する焼付
けを同時に同一の工程で実施することが困難とされてい
た。
しかしながら、上記のように金属製のボディ本体とバン
パー等の合成樹脂成形品とをそれぞれ別工程により塗装
する場合には、個々に対する塗装の仕上がり状態が微妙
に異なると共に、一般に、上記金属製のボディ本体の静
電塗装には、メラミンアルキッド系塗料やアクリルメラ
ミン塗料が使用され、また、合成樹脂成形品の静電塗装
には、ウレタン系の塗料が使用されており、このため、
上記金属製のボディ本体とバンパー等の合成樹脂成形品
とを同一色に仕上げる場合に、その両者の色調が微妙に
異なることになって、色合わせが困難とされていた。し
かも、上記各塗料の成分が相違することに起因して、そ
れぞれの劣化の度合いが異なり、これにより、特に経時
後において、上記の両者の色合いに差異が生じることに
なって、外観を著しく低下させることになっていた。
パー等の合成樹脂成形品とをそれぞれ別工程により塗装
する場合には、個々に対する塗装の仕上がり状態が微妙
に異なると共に、一般に、上記金属製のボディ本体の静
電塗装には、メラミンアルキッド系塗料やアクリルメラ
ミン塗料が使用され、また、合成樹脂成形品の静電塗装
には、ウレタン系の塗料が使用されており、このため、
上記金属製のボディ本体とバンパー等の合成樹脂成形品
とを同一色に仕上げる場合に、その両者の色調が微妙に
異なることになって、色合わせが困難とされていた。し
かも、上記各塗料の成分が相違することに起因して、そ
れぞれの劣化の度合いが異なり、これにより、特に経時
後において、上記の両者の色合いに差異が生じることに
なって、外観を著しく低下させることになっていた。
これに対処しては、上記のようなボディ本体等の金属製
部材とバンパー等の合成樹脂成形品とを同時に静電塗装
することが考えられている0例えば特開昭61−271
059号公報によれば、合成樹脂成形品に対して、その
表面に導電性皮膜を形成する導電化処理を施したのち、
この導電化処理された合成樹脂成形品と金属部品とを共
に静電塗装する方法が示されている。
部材とバンパー等の合成樹脂成形品とを同時に静電塗装
することが考えられている0例えば特開昭61−271
059号公報によれば、合成樹脂成形品に対して、その
表面に導電性皮膜を形成する導電化処理を施したのち、
この導電化処理された合成樹脂成形品と金属部品とを共
に静電塗装する方法が示されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記のように合成樹脂成形品を静電塗装する
ための前処理として行われる導電化処理としては、−i
に、合成樹脂成形品の表面に導電性プライマーを塗布す
ることが行われているのであるが、このプライマー塗布
処理が極めて複雑なものであり、このなめ、作業性の低
下を招くと共に、上記導電性ブライマーが高価なもので
あって、コスト的にも高くつくことになっていた。更に
、上記導電ブライマーを合成樹脂成形品の表面全体にわ
たって平滑に塗布することは一般に極めて困難とされて
おり、このため、その後における静電塗装により形成さ
れる最終的な塗膜の表面平滑性も十分満足できるもので
はなかった。
ための前処理として行われる導電化処理としては、−i
に、合成樹脂成形品の表面に導電性プライマーを塗布す
ることが行われているのであるが、このプライマー塗布
処理が極めて複雑なものであり、このなめ、作業性の低
下を招くと共に、上記導電性ブライマーが高価なもので
あって、コスト的にも高くつくことになっていた。更に
、上記導電ブライマーを合成樹脂成形品の表面全体にわ
たって平滑に塗布することは一般に極めて困難とされて
おり、このため、その後における静電塗装により形成さ
れる最終的な塗膜の表面平滑性も十分満足できるもので
はなかった。
そこで本発明は、従来のようなプライマー塗布処理を施
すことなくバンパー等の合成樹脂成形品とボディ本体等
の金属製部材とを同時にしかも極めて良好に静電塗装し
得る塗装方法を提供することを目的とする。
すことなくバンパー等の合成樹脂成形品とボディ本体等
の金属製部材とを同時にしかも極めて良好に静電塗装し
得る塗装方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を解決するために、本発明は次のように構成
される。
される。
即ち、樹脂成形品の表面を静電塗装する方法において、
上記樹脂成形品を耐熱性樹脂により形成し、且つこの耐
熱性樹脂成形品をエツチング処理したのち、水洗いし、
次いで、その表面に導電性界面活性剤を塗布する導電化
処理を施すと共に、この導電化処理された耐熱性樹脂成
形品を金属製部材と共に静電塗装する。
上記樹脂成形品を耐熱性樹脂により形成し、且つこの耐
熱性樹脂成形品をエツチング処理したのち、水洗いし、
次いで、その表面に導電性界面活性剤を塗布する導電化
処理を施すと共に、この導電化処理された耐熱性樹脂成
形品を金属製部材と共に静電塗装する。
ここで、本発明において使用される耐熱性樹脂としては
、少なくとも熱変形温度が140°C以上、即ち、熱変
形温度が静電塗装後における塗料の焼付は温度以上とさ
れた耐熱性樹脂、例えばポリフェニレンエーテルとポリ
アミドとをアロイ化した耐熱性樹脂が使用され、これに
より、例えば、バンパー等の耐熱性樹脂成形品が成形さ
れる。
、少なくとも熱変形温度が140°C以上、即ち、熱変
形温度が静電塗装後における塗料の焼付は温度以上とさ
れた耐熱性樹脂、例えばポリフェニレンエーテルとポリ
アミドとをアロイ化した耐熱性樹脂が使用され、これに
より、例えば、バンパー等の耐熱性樹脂成形品が成形さ
れる。
そして、上記耐熱性樹脂成形品に対する塗料の付着性を
向上させるために、該耐熱性樹脂成形品をエツチング処
理するのであるが、この場合に使用されるエツチング液
としては、所定量の水に対して、例えば、日本ペイント
社製の商品名グラノジン5D2000を1.92重量%
、グラノジンSD2500MZ−3を1.36重量%、
NPコンディショナー1を0.32重景%、NPコンデ
ィショナー1つを0.59重量%、スターター7を0゜
17重量%、スターター21を0.42重量%、ブライ
マー40を177〜1,89重景%およびトーナー3O
N−25を0.06重量%混合することにより、所定の
酸度に調整されたエツチング液が使用される。そして、
このエツチング液を、60±2°C程度に温度調整する
と共に、該エツチング液中に上記耐熱性樹脂成形品を1
分間程度浸漬したのち、該耐熱性樹脂成形品の表面全体
をスプレーガン等を用いて30秒間程度水洗し、次いで
、導電化処理として耐熱性樹脂成形品の表面に導電性界
面活性剤を塗布する。この導電性界面活性剤としては、
特に限定されないが、例えば吉相化学工業社製のエリー
ク909(商品名)等の第4級アンモニウム塩、あるい
はカチオン系の脂肪族アミン塩類が好適であり、本発明
においては、上記エリーク909をイソプロピルアルコ
ールにより1重量%に希釈した導電性界面活性剤が使用
され、これを上記耐熱性樹脂成形品の表面全体にわたっ
て均一に30秒間程度スプレーガン等を用いて塗布する
ことにより、該耐熱性樹脂成形品に導電性が付与される
ことになる。そして、このような一連の前処理を施され
た耐熱性樹脂成形品を金属製部材と共に静電塗装する。
向上させるために、該耐熱性樹脂成形品をエツチング処
理するのであるが、この場合に使用されるエツチング液
としては、所定量の水に対して、例えば、日本ペイント
社製の商品名グラノジン5D2000を1.92重量%
、グラノジンSD2500MZ−3を1.36重量%、
NPコンディショナー1を0.32重景%、NPコンデ
ィショナー1つを0.59重量%、スターター7を0゜
17重量%、スターター21を0.42重量%、ブライ
マー40を177〜1,89重景%およびトーナー3O
N−25を0.06重量%混合することにより、所定の
酸度に調整されたエツチング液が使用される。そして、
このエツチング液を、60±2°C程度に温度調整する
と共に、該エツチング液中に上記耐熱性樹脂成形品を1
分間程度浸漬したのち、該耐熱性樹脂成形品の表面全体
をスプレーガン等を用いて30秒間程度水洗し、次いで
、導電化処理として耐熱性樹脂成形品の表面に導電性界
面活性剤を塗布する。この導電性界面活性剤としては、
特に限定されないが、例えば吉相化学工業社製のエリー
ク909(商品名)等の第4級アンモニウム塩、あるい
はカチオン系の脂肪族アミン塩類が好適であり、本発明
においては、上記エリーク909をイソプロピルアルコ
ールにより1重量%に希釈した導電性界面活性剤が使用
され、これを上記耐熱性樹脂成形品の表面全体にわたっ
て均一に30秒間程度スプレーガン等を用いて塗布する
ことにより、該耐熱性樹脂成形品に導電性が付与される
ことになる。そして、このような一連の前処理を施され
た耐熱性樹脂成形品を金属製部材と共に静電塗装する。
なお、上記の導電性界面活性剤の塗布方法およびその塗
布時間は上記のものに限定されるものではない。
布時間は上記のものに限定されるものではない。
(作 用)
上記の方法によれば、耐熱性樹脂成形品をエツチング液
中に浸漬するだけの極めて簡単な方法により、その表面
が、脱脂洗浄され且つ適度に荒らされることになって、
これにより、塗料の付着性を向上させることができる。
中に浸漬するだけの極めて簡単な方法により、その表面
が、脱脂洗浄され且つ適度に荒らされることになって、
これにより、塗料の付着性を向上させることができる。
そして、上記のようにエツチング処理された耐熱性樹脂
成形品の水洗い後において、その表面に、極めて簡単に
導電性界面活性剤を塗布することにより、該耐熱性樹脂
成形品に導電性が付与されることになって、これにより
、耐熱性樹脂成形品と金属製部材とを同時に静電塗装す
ることができると共に、その両者を同時に焼き付けるこ
とができる。
成形品の水洗い後において、その表面に、極めて簡単に
導電性界面活性剤を塗布することにより、該耐熱性樹脂
成形品に導電性が付与されることになって、これにより
、耐熱性樹脂成形品と金属製部材とを同時に静電塗装す
ることができると共に、その両者を同時に焼き付けるこ
とができる。
このように、発明に係る塗装力・法によれば、耐熱性樹
脂成形品を静電塗装するための前処理工程が、従来のよ
うに合成樹脂成形品の表面に導電性ブライマーを塗布す
る場合に比べて、極めて簡単且つ容易に行い得ることに
なって、これにより、極めて安価にしかも良好に耐熱性
樹脂成形品と金属製部材とを同時に静電塗装することが
できると共に、上記耐熱性樹脂成形品と金属製部材とに
対する静電塗装工程の自動化をより一層進めることがで
きる。
脂成形品を静電塗装するための前処理工程が、従来のよ
うに合成樹脂成形品の表面に導電性ブライマーを塗布す
る場合に比べて、極めて簡単且つ容易に行い得ることに
なって、これにより、極めて安価にしかも良好に耐熱性
樹脂成形品と金属製部材とを同時に静電塗装することが
できると共に、上記耐熱性樹脂成形品と金属製部材とに
対する静電塗装工程の自動化をより一層進めることがで
きる。
(実 施 例)
以下、本発明の一実施例を説明する。
まず、本実施例に係る塗装方法による塗装の対象となる
耐熱性樹脂成形品としは、第1図(I)に示すように、
例えば、インジェクション成形により形成されたバンパ
ー等の耐熱性樹脂成形品(イ)が考えられる。そして、
この耐熱性樹脂成形品(イ)の成形に使用される耐熱性
樹脂としては、例えば、少なくとも熱変形温度が140
°C以上、即ち、熱変形温度が静電塗装後における塗料
の焼付は温度以上とされた耐熱性樹脂、例えば、ポリフ
ェニレンエーテルとポリアミドとをアロイ化した耐熱性
樹脂が使用される。
耐熱性樹脂成形品としは、第1図(I)に示すように、
例えば、インジェクション成形により形成されたバンパ
ー等の耐熱性樹脂成形品(イ)が考えられる。そして、
この耐熱性樹脂成形品(イ)の成形に使用される耐熱性
樹脂としては、例えば、少なくとも熱変形温度が140
°C以上、即ち、熱変形温度が静電塗装後における塗料
の焼付は温度以上とされた耐熱性樹脂、例えば、ポリフ
ェニレンエーテルとポリアミドとをアロイ化した耐熱性
樹脂が使用される。
そして、上記耐熱性樹脂成形品(イ)に対して、まず、
第1図(II)に示すように、該耐熱性樹脂成形品(イ
)をエツチング液1中に浸漬し、その表面をエツチング
処理Aすることにより塗料の付着性を向上させたのち、
(1)に示すように、上記耐熱性樹脂成形品(イ)の表
面をスプレーガン2等を用いて30秒間程度水洗いする
水洗い処理Bを行い、次いで、NV)に示すように、耐
熱性樹脂成形品(イ)の表面全体にわたって均一にスプ
レーガン3等を用いて30秒間程度導電性界面活性剤4
を塗布する導電化処理Cを施す。
第1図(II)に示すように、該耐熱性樹脂成形品(イ
)をエツチング液1中に浸漬し、その表面をエツチング
処理Aすることにより塗料の付着性を向上させたのち、
(1)に示すように、上記耐熱性樹脂成形品(イ)の表
面をスプレーガン2等を用いて30秒間程度水洗いする
水洗い処理Bを行い、次いで、NV)に示すように、耐
熱性樹脂成形品(イ)の表面全体にわたって均一にスプ
レーガン3等を用いて30秒間程度導電性界面活性剤4
を塗布する導電化処理Cを施す。
そして、第1図(ff)に示すように、上記耐熱性樹脂
成形品(イ)に対する塗料の付着性を向上させるために
、その表面をエツチング処理Aする場合に使用されるエ
ツチング液1としては、所定蓋の水に対して、例えば、
日本ペイント社製の商品名グラノジン5D2000を1
.92重量%、グラノジンSD2500MZ−3を1.
36重量%、NPコンディショナー1を0,32重呈%
、NPコンディショナー19を0159重量%、スター
ター7を0.17重量%、スターター21を0.42重
量%、プライマー40を1.77〜1.89重量%およ
びトーナー3ON−25を0,06重量%混合すること
により、所定の酸度に調整さたエツチング液1が使用さ
れ、このエツチング液1を60±26C程度に温度調整
すると共に、該エツチング液1中に上記耐熱性樹脂成形
品(イ)を1分間程度浸漬する。
成形品(イ)に対する塗料の付着性を向上させるために
、その表面をエツチング処理Aする場合に使用されるエ
ツチング液1としては、所定蓋の水に対して、例えば、
日本ペイント社製の商品名グラノジン5D2000を1
.92重量%、グラノジンSD2500MZ−3を1.
36重量%、NPコンディショナー1を0,32重呈%
、NPコンディショナー19を0159重量%、スター
ター7を0.17重量%、スターター21を0.42重
量%、プライマー40を1.77〜1.89重量%およ
びトーナー3ON−25を0,06重量%混合すること
により、所定の酸度に調整さたエツチング液1が使用さ
れ、このエツチング液1を60±26C程度に温度調整
すると共に、該エツチング液1中に上記耐熱性樹脂成形
品(イ)を1分間程度浸漬する。
ここで、上記耐熱性樹脂成形品(イ)を、浸漬時間を変
えてエツチング液1に各々浸漬し、それぞれの表面に塗
装した場合における塗装外観および塗料の付着性を調べ
た結果を、表1に示す。
えてエツチング液1に各々浸漬し、それぞれの表面に塗
装した場合における塗装外観および塗料の付着性を調べ
た結果を、表1に示す。
なお、塗料の付着性を測定する実験方法としては、例え
ば、J I 55400の基盤目試験がある。これは塗
装された耐熱性樹脂成形品(イ)の表面に、互いに直交
する多数の切り込みをつけることにより基盤目状の切り
傷を形成し、この基盤目状の切り傷の状態に基づいて塗
料の付着状態の良否を判定するものである。
ば、J I 55400の基盤目試験がある。これは塗
装された耐熱性樹脂成形品(イ)の表面に、互いに直交
する多数の切り込みをつけることにより基盤目状の切り
傷を形成し、この基盤目状の切り傷の状態に基づいて塗
料の付着状態の良否を判定するものである。
(以下、余白)
表1
表1より明らかなように、耐熱性樹脂成形品(イ)を、
1分間程度、エツチング液1中に浸漬した場合が、外観
ならびに塗料の付着性が極めて良好となることが判明し
た。
1分間程度、エツチング液1中に浸漬した場合が、外観
ならびに塗料の付着性が極めて良好となることが判明し
た。
そして、上記のようにエツチング処理された耐熱性樹脂
成形品(イ)を、第1図(III)に示すように、スプ
レーガン2等を用いて、その表面を30秒程度水洗いし
、次いで、第1図(IV)に示すように、水洗いされた
耐熱性樹脂成形品(イ)の表面に、スプレーガン3等を
用いて導電性界面活性剤4を塗布する導電化処理Cを行
う。
成形品(イ)を、第1図(III)に示すように、スプ
レーガン2等を用いて、その表面を30秒程度水洗いし
、次いで、第1図(IV)に示すように、水洗いされた
耐熱性樹脂成形品(イ)の表面に、スプレーガン3等を
用いて導電性界面活性剤4を塗布する導電化処理Cを行
う。
この場合に使用される導電性界面活性剤4としては、例
えば吉相化学工業社製のエリーク909(商品名)等の
第4級アンモニウム塩が使用され、本実施例においては
、上記エリーク909をイソプロピルアルコールにより
1重量%に希釈したものが使用される。そして、これを
上記耐熱性樹脂成形品(イ)の表面全体にわたって均一
に30秒間程度スプレーガン3等を用いて塗布すること
により、該耐熱性樹脂成形品(イ)に導電性が付与され
ることになる。
えば吉相化学工業社製のエリーク909(商品名)等の
第4級アンモニウム塩が使用され、本実施例においては
、上記エリーク909をイソプロピルアルコールにより
1重量%に希釈したものが使用される。そして、これを
上記耐熱性樹脂成形品(イ)の表面全体にわたって均一
に30秒間程度スプレーガン3等を用いて塗布すること
により、該耐熱性樹脂成形品(イ)に導電性が付与され
ることになる。
ここで、上記のようにエツチング処理された耐熱性樹脂
成形品(イ)の表面に、異なった濃度に希釈された導電
性界面活性剤をそれぞれ30秒間程度スプレー塗装した
場合におけるその表面の固有抵抗値および塗装外観を調
べた結果を表2に示す。
成形品(イ)の表面に、異なった濃度に希釈された導電
性界面活性剤をそれぞれ30秒間程度スプレー塗装した
場合におけるその表面の固有抵抗値および塗装外観を調
べた結果を表2に示す。
(以下、余白)
表2
表2より、明らかなように、いずれの場合においても、
塗装外観は極めて良好となるが、導電性界面活性剤の濃
度を1重量%とじた場合に、抵抗値が106Ω程度とな
って、十分な導電性を付与することができることになる
。また、上記界面活性剤の濃度を3重量%以上とした場
合には、更に表面固有抵抗値が低下することになるので
あるが、これに件なって、塗料の付着性が低下すること
になり、このため、上記イソプロピルアルコールに対す
る界面活性剤の濃度を1重量%程度に調整することが望
ましい。
塗装外観は極めて良好となるが、導電性界面活性剤の濃
度を1重量%とじた場合に、抵抗値が106Ω程度とな
って、十分な導電性を付与することができることになる
。また、上記界面活性剤の濃度を3重量%以上とした場
合には、更に表面固有抵抗値が低下することになるので
あるが、これに件なって、塗料の付着性が低下すること
になり、このため、上記イソプロピルアルコールに対す
る界面活性剤の濃度を1重量%程度に調整することが望
ましい。
そして、第2図に示すように、上記のような一連の前処
理、即ち、エツチング処理A、水洗い処理Bおよび導電
化処理Cが施された上記耐熱性樹脂成形品(イ)を、防
錆を目的とした電着塗装工程りおよび良好な仕上げ面を
得るための中塗り工程Eを施された金属製のボディ本体
(ロ)と共に、上塗り工程Fに搬送し、該上塗り工程F
において、上記耐熱性樹脂成形品(イ)と金属製のボデ
ィ本体(ロ)とを同時に静電塗装することができると共
に、その両者を所定の焼付は温度で焼付けることができ
る。
理、即ち、エツチング処理A、水洗い処理Bおよび導電
化処理Cが施された上記耐熱性樹脂成形品(イ)を、防
錆を目的とした電着塗装工程りおよび良好な仕上げ面を
得るための中塗り工程Eを施された金属製のボディ本体
(ロ)と共に、上塗り工程Fに搬送し、該上塗り工程F
において、上記耐熱性樹脂成形品(イ)と金属製のボデ
ィ本体(ロ)とを同時に静電塗装することができると共
に、その両者を所定の焼付は温度で焼付けることができ
る。
(発明の効果)
以上のように、本発明に係る樹脂成形品の塗装方法によ
れば、従来のように合成樹脂成形品の表面に導電性プラ
イマーを塗布する場合に比べて、極めて簡単且つ容易に
耐熱性樹脂成形品に対する塗料の付着性を向上させるこ
とができると共に、該耐熱性樹脂成形品に対する導電化
処理を施すことが可能となって、これにより、極めて安
価にしかも良好に上記耐熱樹脂成形品と金属製部材とを
同時に静電塗装することができると共に、これに件って
、上記耐熱性樹脂成形品と金属製部材とに対する静電塗
装工程の自動化をより一層進めることができる。
れば、従来のように合成樹脂成形品の表面に導電性プラ
イマーを塗布する場合に比べて、極めて簡単且つ容易に
耐熱性樹脂成形品に対する塗料の付着性を向上させるこ
とができると共に、該耐熱性樹脂成形品に対する導電化
処理を施すことが可能となって、これにより、極めて安
価にしかも良好に上記耐熱樹脂成形品と金属製部材とを
同時に静電塗装することができると共に、これに件って
、上記耐熱性樹脂成形品と金属製部材とに対する静電塗
装工程の自動化をより一層進めることができる。
図面は本発明に係る樹脂成形品の塗装方法の実施例を示
すもので、第1図は耐熱性樹脂成形品を静電塗装するた
めの一連の前処理工程を示す概略工程図、第2図は金属
製のボディ本体と耐熱性樹脂成形品とを同時に静電塗装
する場合における−・・連の作業工程を示す概略工程図
である。 4・・・導電性界面活性剤、(イ)・・・耐熱性樹脂成
形品、(ロ)・・・金属部材(ボディ本体)、A・・・
エツチング処理、B・・・水洗い処理、C・導電化処理
、F・・・静電塗装工程(上塗り工程)。
すもので、第1図は耐熱性樹脂成形品を静電塗装するた
めの一連の前処理工程を示す概略工程図、第2図は金属
製のボディ本体と耐熱性樹脂成形品とを同時に静電塗装
する場合における−・・連の作業工程を示す概略工程図
である。 4・・・導電性界面活性剤、(イ)・・・耐熱性樹脂成
形品、(ロ)・・・金属部材(ボディ本体)、A・・・
エツチング処理、B・・・水洗い処理、C・導電化処理
、F・・・静電塗装工程(上塗り工程)。
Claims (1)
- (1)樹脂成形品の表面を静電塗装する方法であって、
上記樹脂成形品を耐熱性樹脂により形成し、且つこの耐
熱性樹脂成形品をエッチング処理したのち、水洗いし、
次いで、その表面に導電性界面活性剤を塗布する導電化
処理を施すと共に、この導電化処理された耐熱性樹脂成
形品を金属製部材と共に静電塗装することを特徴とする
樹脂成形品の塗装方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1136948A JP2791102B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 樹脂成形品の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP1136948A JP2791102B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 樹脂成形品の塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH034970A true JPH034970A (ja) | 1991-01-10 |
| JP2791102B2 JP2791102B2 (ja) | 1998-08-27 |
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ID=15187260
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1136948A Expired - Lifetime JP2791102B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 樹脂成形品の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791102B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425947A (en) * | 1977-07-29 | 1979-02-27 | Daihatsu Motor Co Ltd | Coating method for automobile body |
| JPS61227874A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 | Asahi Okuma Ind Co Ltd | プラスチツク製品の静電塗装ラインにおける通電処理方法 |
| JPS6331571A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-10 | Toyota Motor Corp | 繊維強化樹脂製フ−ドバルジの塗装方法 |
| JPS63175672A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd | 粉体塗装によるポリアセタ−ル樹脂成形物 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1136948A patent/JP2791102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5425947A (en) * | 1977-07-29 | 1979-02-27 | Daihatsu Motor Co Ltd | Coating method for automobile body |
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| JPS6331571A (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-10 | Toyota Motor Corp | 繊維強化樹脂製フ−ドバルジの塗装方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2791102B2 (ja) | 1998-08-27 |
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