JPH0350742B2 - - Google Patents

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JPH0350742B2
JPH0350742B2 JP21987682A JP21987682A JPH0350742B2 JP H0350742 B2 JPH0350742 B2 JP H0350742B2 JP 21987682 A JP21987682 A JP 21987682A JP 21987682 A JP21987682 A JP 21987682A JP H0350742 B2 JPH0350742 B2 JP H0350742B2
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JP
Japan
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pte
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methanol
mixed solvent
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Hiroyuki Nohira
Hiroaki Murata
Ikuko Asakura
Hiroaki Terunuma
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、(±)−1−フエニル−2−(パラ−
トリル)エチルアミン(以下、「(±)PTE」と
略記する)を光学分割して、光学活性なPTEを
製造する方法の改良に関する。
【従来の技術】
光学活性なPTEは、エフエドリン、キニーネ、
ブルシン等の天然に存在する塩基性光学分割剤と
同様に、ラセミ酸の光学分割剤として広く利用さ
れ、とくに殺虫剤として有効な菊酸の光学分割剤
として使用であることが知られている。従つて、
光学活性なPTEの簡単で低コストの製造方法の
出現が望まれている。 これまで知られているPTEの光学分割法とし
ては、(−)−アスパラギン酸を分割剤として用い
る方法(西ドイツ特許2023426号)がある。この
方法によれば、一方の対掌体は純粋に得られる
が、他方の対掌体を純粋に得るのは面倒であつ
て、いつたんジアステレオマー塩を分解して
PTEを回収し、異なつた光学活性酸とのジアス
テレオマー塩を生成させて分別結晶するという操
作が必要である。 発明者らは、(±)PTEの光学分割について研
究した結果、工業的に大量に、しかも安価に入手
できる光学活性なマンデル酸が、分割剤として有
用であることを知つた。さらに発明者らは、(±)
PTEのマンデル酸による光学分解に当つて媒体
を選択することにより、特異なジアステレオマー
塩が得られことを見出した。
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の知見を活用して、光学
活性なPTEを、高純度かつ高収率で、効率よく
製造する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明の光学活性なPTEの製造方法は、溶媒
中で(±)PTEに光学活性なマンデル酸(以下、
「(+)MA」または「(−)MA」と略記する)
を作用させてジアステレオマー塩を析出させ、こ
の塩から(+)PTEまたは(−)PTEを分離取
得することからなる光学活性なPTEの製造方法
において、溶媒として、水−低級アルコール混合
溶媒またはアルコール、ケトン、エステルからえ
らんだ有機溶媒を選択使用することにより、ジア
ステレオマー塩として、同符号の光学活性体の結
合したもの、すなわち(+)PTE・(+)MAも
しくは(−)PTE・(−)MA、または異符号の
光学活性体の結合したもの、すなわち(+)
PTE・(−)MAもしくは(−)PTE・(+)MA
を析出させることを特徴とする。 同符号の光学活性体が結合してなるジアステレ
オマー塩を与える水−低級アルコール混合溶媒
は、水とメタノールまたはエタノールのような低
級アルコールの容量比で1:1を中心とし0.5:
1.5〜1.5:0.5の範囲内の混合物である。異符号の
光学活性体が結合してなるジアステレオマー塩を
与える溶媒である、アルコール、ケトン、エステ
ルの代表例は、それぞれイソプロピルアルコー
ル、アセトンおよび酢酸エチルである。
【作用】
(+)PTEを分割して光学活性体を得る操作
は、原理的には既知の技術と同様であつて、(+)
PTE(+)MAまたは(−)MAとを、好ましく
は等モルの割合で、上記いずれかの溶媒に入れ、
加熱して溶解させ、冷却して過飽和溶液をつく
り、放置してジアステレオマー塩を析出させる。
このとき、析出させようとする塩の結晶を少量、
接種することが好ましい。 前記のように、溶媒として水−低級アルコール
混合溶媒を使用すると同符号の塩(+)PTE・
(+)MAまたは(−)PTE・(−)MAが析出
し、有機溶媒を使用すると異符号の塩(+)
PTE・(−)MAまたは(−)PTE・(+)MAが
析出するから、どちらか一方の溶媒を用いて同符
号または異符号の塩を析出させたのち、母液を蒸
発乾固させてから、他方の溶媒を用いて異符号ま
たは同符号の塩を析出させる操作を繰返すことは
より、同符号の塩と異符号の塩とを、一種類の光
学分割剤だけで交互に取得することができる。 このようにして得られた光学活性なPTEのMA
塩を、必要であれば晶出に用いた溶媒と同様の溶
媒から再結晶させたのち、水酸化ナトリウム、ア
ンモニア等の塩基を作用させて塩を分解すること
により、光学活性なPTEが分離する。これを、
エーテル、ベンゼン等の有機溶媒で抽出して蒸留
すれば、光学的に純粋な(+)または(−)
PTEが得られる。 実施例 1 (±)PTE6.97g[〔α〕20 589=−6.4°(c=1.35

メタノール)]および(−)MA5.02gを水:メ
タノール=1:1の混合溶媒200mlに加え、加熱
して溶解させたのち、室温まで冷却した。この溶
液に(−)PTE・(−)MA塩0.11gを接種し、
一夜放置したのち析出した結晶を濾別して、4.42
gの(−)PTE・(−)MA塩を得た。 融点148〜152℃ 〔α〕26 435=−234.8°(c=1.10、メタノール) この(−)PTE・(−)MA塩に3N−NaOH水
溶液30mlを加えて塩を分解し、エーテル抽出を行
なつて蒸留することにより、(−)PTE2.56gを
得た。 〔α〕32 589=−60.2°(c=1.19、メタノール) 光学純度96.9% 前記の析出結晶を濾別した液を減圧下に蒸発乾
固させると、7.30gの固体が残つた。これにイソ
プロピルアルコール146mlを加え、加熱して溶解
させたのち室温まで冷却した。この溶液に(+)
PTE・(−)MA塩0.05gを接種し、一夜放置し
た。析出した結晶を濾別して、(+)PTE・(−)
MA塩3.69g得た。 融点175〜177℃ 〔α〕32 435=+60.6°(c=1.01、メタノール) この(+)PTE・(−)MA塩を2N−NaOH水
溶液30mlで分解し、エーテル抽出物を蒸留するこ
とにより、(+)PTE2.01gを得た。 〔α〕32 539=+58.7°(c=1.05、メタノール) 光学純度94.5% 実施例 2 (±)PTE13.01gおよび(+)MA9.37gを
水:メタノール=1:1の混合溶媒330mlに加え、
加熱して溶解させたのち室温まで冷却した。この
溶液に(+)PTE・(+)MA塩約3mgを接種し、
2日間放置したのち結晶を濾別し、7.51gの
(+)PTE・(+)MA塩を得た。 融点148〜150℃ 〔α〕25 435=+237.8°(c=0.980、メタノール) この(+)PTE・(+)MA塩を3N−NaOH水
溶液45mlで分解し、エーテル抽出物を蒸留するこ
とにより、(+)PTE3.99gを得た。 〔α〕26 589=+60.2°(c=1.31、メタノール) 光学純度96.9% 前記の塩の結晶を濾別した母液を減圧下に蒸発
乾固させると、14.13gの固体が残つた。これに
イソプロピルアルコール280mlを加え、加熱して
溶解させてから室温まで冷却した。(−)PTE・
(+)MA塩約3mgを接種し、一夜放置したのち
析出した結晶を濾別して8.26gの(−)PTE・
(+)MA塩を得た。 〔α〕24 435=−61.4°(c=1.13、メタノール) この(−)PTE・(+)MA塩を3N−NaOH水
溶液50mlで分解し、エーテル抽出物を蒸留するこ
とにより、(−)PTE4.68g得た。 〔α〕27 589=−59.4°(c=1.20、メタノール) 光学純度95.7% 実施例 3 実施例2において、(−)PTE・(+)MA塩を
濾別して残つた母液を減圧下に蒸発乾固させる
と、6.14gの残留固体が得られた。この固体に、
(+)PTE6.43g、(+)MA4.63gおよび水:メ
タノール=1:1の混合溶媒250mlを加え、加熱
して溶解させたのち、室温まで冷却した。溶液に
(+)PTE・(+)MA塩約3mgを接種し、一夜放
置したのち結晶を濾別して、(+)PTE・(+)
MA塩の粗結晶5.37gを得た。 〔α〕25 435=+235.4°(c=1.03、メタノール) 上記の粗(+)PTE・(+)MA塩を水:メタ
ノール1:1の混合溶媒から2回再結晶すること
により、精製した(+)PTE・(+)MA塩3.69
gを得た。 融点150〜152℃ 〔α〕24 435=+244.4°(c=1.03、メタノール) この精製(+)PTE・(+)MA塩1.05gを1N
−NaOH水溶液20mlで分解し、エーテル抽出物
を蒸留することにより、(+)PTE0.15gを得た。 〔α〕23 589=+62.1°(c=1.09、メタノール) 光学純度100% 前記の粗(+)PTE・(+)MA塩を濾別した
母液を減圧下に蒸発乾固させると、10.55gの固
体が残つた。イソプロピルアルコール195mlを加
え、加熱して溶解させたのち、室温まで冷却し
た。(−)PTE・(+)MA塩約3mgを接種し、一
夜放置したのち結晶を濾別して、(−)PTE・
(+)MA塩の粗結晶6.32gを得た。 〔α〕24 435=−61.0°(c=0.984、メタノール) この粗(−)PTE・(+)MA塩5.30gをイソ
プロピルアルコール100mlから再結晶し、精製し
た(−)PTE・(+)MA塩4.35gを得た。 融点177〜179℃ 〔α〕23 435=−67.1℃(c=1.05、メタノール) 精製(−)PTE・(+)MA塩を2N−NaOH水
溶液35mlで分解し、エーテル抽出物を蒸留するこ
とにより、(−)PTE・2.36g得た。 〔α〕21 589=−61.6゜(c=1.21、メタノール) 光学純度99.2%
【発明の効果】
本発明の方法によれば、(±)PTEから光学活
性なPTEすなわち(+)PTEおよび(−)PTE
を含むジアステレオマー塩を、その晶出を行なう
溶媒を交互に変更することによつて、一種類の光
学分割剤すなわち(+)MAまたは(−)MAを
使用して、交互に得ることができる。得られた塩
からそれぞれの光学活性PTEを分離取得するこ
とは容易であるから、この方法により効率的に光
学活性なPTEが製造できる。製造されたPTEは
光学純度が高く、収率も良好である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶媒中で(±)−1−フエニル−2−(パラ−
    トリル)エチルアミン(以下、「(±)PTE」)に
    光学活性なマンデル酸(以下、「(+)MA」また
    は「(−)MA」)を作用させてジアステレオマー
    塩を析出させ、この塩から(+)PTEまたは
    (−)PTEを分離取得することからなる光学活性
    なPTEの製造方法において、溶媒として、水−
    低級アルコール混合溶媒またはアルコール、ケト
    ン、エステルからえらんだ有機溶媒を選択使用す
    ることにより、ジアステレオマー塩として(+)
    PTE・(+)MAもしくは(−)PTE・(−)
    MA、または(+)PTE・(−)MAもしくは
    (−)PTE・(+)MAを析出させることを特徴と
    する製造方法。 2 水−低級アルコール混合溶媒として水/メタ
    ノール混合溶媒を、有機溶媒としてイソプロピル
    アルコールを使用して実施する請求1の製造方
    法。
JP21987682A 1982-12-15 1982-12-15 光学活性な1―フェニル―2―(パラ―トリル)エチルアミンの製造方法 Granted JPS59110656A (ja)

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JPWO2008111631A1 (ja) * 2007-03-14 2010-06-24 日本新薬株式会社 α−メチルベンジルアミン塩の製法
CN104151171B (zh) * 2014-08-14 2016-07-27 六安佳诺生化科技有限公司 一种拆分制备光学纯r-1-萘乙胺的方法

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