JPH0351334Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0351334Y2
JPH0351334Y2 JP15113485U JP15113485U JPH0351334Y2 JP H0351334 Y2 JPH0351334 Y2 JP H0351334Y2 JP 15113485 U JP15113485 U JP 15113485U JP 15113485 U JP15113485 U JP 15113485U JP H0351334 Y2 JPH0351334 Y2 JP H0351334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
treatment
liquid
heat transfer
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15113485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6260256U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15113485U priority Critical patent/JPH0351334Y2/ja
Publication of JPS6260256U publication Critical patent/JPS6260256U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0351334Y2 publication Critical patent/JPH0351334Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、無電解メツキ技術分野で利用され、
特に、リン酸塩皮膜を形成するリユーブライト処
理槽に関する。
(従来の技術) 自動車のギヤ、カムシヤフト、タペツト等のよ
うに、互いに他の部分と摺動し合うエンジン等の
金属部品は、該部品組付後、エンジンを始動した
際に各部品表面が金属の素材のままであると、部
品相互の摩擦抵抗が高く、円滑に稼動せず、いわ
ゆる初期なじみが悪い状態が生じる。従つて、こ
の状態を回避し初期なじみを良くするため、リン
酸塩皮膜処理を行い加工後の金属部品表面に3な
いし15ミクロンの薄いリン酸塩皮膜を形成して金
属の摩擦抵抗を少なくするとともに、潤滑剤の保
持性を良好にするのが一般である。このリン酸塩
皮膜を形成する方法として、従来、処理液を貯留
した無電解メツキ槽内に導管の一端を突出せし
め、該導管にスチームパイプを連設して加熱処理
する手段(実開昭59−51060号公報参照)や、加
熱コイルを槽内に配置して処理液を直接加熱し、
被処理物を化学反応により無電解メツキしてリン
酸塩皮膜を形成せしめるリユーブライト処理槽を
用いた手段が利用されている。
しかし、これら導管や加熱コイルを処理液中に
浸漬して直接加熱する場合、浸漬された被処理物
と処理液との化学反応によつて発生するリン酸鉄
からなるスラツジが、導管や加熱コイルの表面に
付着する現象が生じ、このスラツジが積層して熱
伝達を著しく妨げ、処理効率を低下せしめるとい
う難点があつた。また、低下した熱伝達率を再び
向上させるには、一旦処理液を槽から抜いて付着
したスラツジを除去しなければならず、作業が煩
瑣であつた。
(考案の目的) 本考案は、被処理物の処理液を貯留する内槽
と、該内槽の外側に外槽を設けて2槽構造の処理
槽とし、内槽外壁と外槽内壁との空間に熱伝達液
体を貯留するとともに、該熱伝達液体中に加熱装
置を浸漬することにより、加熱装置にスラツジが
付着するのを回避して熱伝達効率が高く、取扱も
極めて容易なリユーブライト処理槽を提供するこ
とを目的としている。
(考案の構成) 上記目的を達成するための手段は、リン酸成分
を有する処理液を貯留するとともに、該処理液を
所定温度に加熱する加熱装置を備えて、鉄成分を
有する被処理物が上記処理液中に浸漬されること
により、上記被処理物の表面にリン酸成分を有す
る皮膜を形成するリユーブライト処理槽におい
て、上記被処理物を処理する処理液を貯留する内
槽と、該内槽の外側に配置した外槽とが設けら
れ、内槽外壁と外槽内壁との間に熱伝達液体を貯
留する空間を設け、該空間に上記熱伝達液体を加
熱する加熱装置を配設しているリユーブライト処
理槽に係る。
上記手段による作用は、処理液を貯留した内槽
に被処理物を浸漬し、内槽外壁と外槽内壁との空
間に熱伝達液体を貯留せしめ、該液体中に配設さ
れた加熱装置によつて加熱したとき、熱伝達液体
が温度上昇するに伴つて内槽の処理液が加熱され
て昇温し、該処理液と被処理物とが化学反応して
被処理物の表面にリン酸塩皮膜が形成される。
(実施例) 本考案のリユーブライト処理槽の1実施例を第
1図乃至第3図に基づいて以下に説明する。
リユーブライト処理槽1は、主要部として化成
処理液を貯留する内槽2と該内槽の外周に熱伝達
液体を収容する空間4を設けるための外槽3と該
空間4内に配設された加熱装置5とを具備してい
る。
内槽2は、上半部2aが方形に、下半部2bが
逆四角錐形に薄鋼板で形成され、上半部2aの上
部が開口し、上半部2aと下半部2bとの接続部
の周縁2cが後述の外槽3の段部3eの上面3f
に接合している。
外槽3も上半部3aと下半部3bとからなり、
上半部3aは方形で内槽2の上半部2aの外周を
前記段部3eの巾を隔てて囲繞しており、下半部
3bは内槽2の下半部2bの内槽外壁2eを一定
の厚さで覆つており、逆四角錐形になつていて、
上半部3aと下半部3bとでなる外槽内壁3cと
外槽外壁3dとの間には断熱材3gが充填されて
いる。かくて、内槽外壁2eと外槽内壁3cとの
間には、上部が開口した空間4が設けられてい
る。
更に、外槽3の下端部3hには、円形の排出口
1aが設けられ、該排出口に排出管1bが取り付
けられていて、該排出管に連設したバルブ1cの
開放によつて貯留された処理液6の排出が可能に
なつている。また、本例では第2図に示すよう
に、取替可能なポリエステルフイルム等からなる
袋8を、内槽2の開口から挿入して内槽2の内面
に敷きつめた後、処理液6を貯留している。
空間4内に配設されるプレートコイル5は、金
属管で上下方向に扁平状蛇管に形成されてプレー
ト5aを有しており、第2図および第3図に示す
ように、空間4内に1組のプレートコイル5を相
対して固定し、管端を処理槽1の上部に突出させ
ている。各プレートコイル5の入口側管端5bお
よび出口側管端5cのそれぞれには、ボイラに接
続するスチームパイプ9が接続されていて、ボイ
ラから送出されたスチームを循環可能にしてい
る。
つぎに、本実施例の作用について説明する。
内槽2内にはリン酸塩マンガン系(2H3PO4
の化成処理液が注入され、空間4内には油などの
熱伝達液体7が注入される。
ボイラから送出されたスチームが、スチームパ
イプ9を介してプレートコイル5,5に導入され
ると、熱伝達液体7が加熱されて約140℃まで昇
温し、熱伝達液体7に囲まれた内槽2内の処理液
6を間接加熱する。処理液6は約98℃まで昇温
し、以後ほぼ一定に保たれる。このとき、内槽2
は周囲が覆われた状態で加熱されるので、加熱ム
ラが少ない。加えて、また、外槽3には断熱材3
gが充填されているので、処理槽1の熱放散が抑
制されている。
つぎに、自動車の鉄製部品等の被処理物を、加
熱された処理液6内に投入する。被処理物が加熱
されて昇温するに伴い、該被処理物の金属表面と
処理液6との化学反応が促進され、鉄材からなる
部品表面に微結晶組織が生成されてリン酸塩皮膜
が生じ始める。この反応は、最初水素の激しい分
離を伴うが、逐次減少して約12分後、部品の表面
全体が不溶性の皮膜が覆われ、該皮膜が3ないし
15ミクロンの厚さになつたときに皮膜形成処理は
終了する。
この処理中、鉄製部品中の鉄成分と、処理液6
中のリン酸成分とが反応してリン酸鉄が生じ、い
わゆるスラツジが処理槽1内に付着し始める。し
かし、該スラツジは、第2図に示す袋8の表面に
付着して積層するので、処理槽1の内槽内壁2d
に直接付着するのが回避される。長時間の使用
後、スラツジの増加により使用に耐えなくなつた
場合は、処理液6を排出口1aから抜いて、スラ
ツジが付着した袋8を交換する。従つて、従来処
理槽の内壁面に付着していたスラツジの除去作業
が不要となる。
なお、前記実施例においては内槽2の下半部2
bは逆四角錐形に成形しているが、この形状に限
るものでなく平底であつてもよい。また、内槽
2、外槽3はともに円形、多角形など適宜の形状
にすることができる。更に、加熱装置5は内槽2
の外周の全周に設けてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、被処理物の処理液を貯留した
内槽外壁と、該内槽の外側に設けられた外槽の内
壁との間に設けられた空間に熱伝達液体を貯留す
るとともに、該熱伝達液体中に加熱装置を浸漬し
て処理液を間接加熱するので、加熱装置にスラツ
ジが付着するのが回避されて除去作業が不要とな
り、かつ、熱伝達効率も高められるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はリユー
ブライト処理槽の平面図、第2図は第1図の−
線の断面図、第3図は内槽の外壁面にプレート
コイルが配置された状態を示す斜視図である。 1……リユーブライト処理槽、2……内槽、2
e……内槽外壁、3……外槽、3c……外槽内
壁、4……空間、5……プレートコイル(加熱装
置)、6……処理液、7……熱伝達液体、8……
袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リン酸成分を有する処理液を貯留するととも
    に、該処理液を所定温度に加熱する加熱装置を備
    えて、鉄成分を有する被処理物が上記処理液中に
    浸漬されることにより、上記被処理物の表面にリ
    ン酸成分を有する皮膜を形成するリユーブライト
    処理槽において、上記被処理物を処理する処理液
    を貯留する内槽と、該内槽の外側に配置した外槽
    とが設けられ、内槽外壁と外槽内壁との間に熱伝
    達液体を貯留する空間を設け、該空間に上記熱伝
    達液体を加熱する加熱装置を配設していることを
    特徴としているリユーブライト処理槽。
JP15113485U 1985-10-01 1985-10-01 Expired JPH0351334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15113485U JPH0351334Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15113485U JPH0351334Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260256U JPS6260256U (ja) 1987-04-14
JPH0351334Y2 true JPH0351334Y2 (ja) 1991-11-01

Family

ID=31067925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15113485U Expired JPH0351334Y2 (ja) 1985-10-01 1985-10-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0351334Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6260256U (ja) 1987-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3132975A (en) Process for pickling and passivating enclosed structures
JPH0351334Y2 (ja)
WO2019118669A1 (en) Improved ampoule vaporizer and vessel
EP0066358B1 (en) Method of leaching a layer from an article
US5485736A (en) Seamless cylinder shell construction
RU92001316A (ru) Аппарат для аккумулирования водорода
US4360058A (en) Process for the preparation of a surface of a metal wall for the transfer of heat
US3329528A (en) Treating narrow passages with a fluid
JPH09143754A (ja) 金属表面処理装置の薬液槽加温方法
US20200378009A1 (en) Method for the surface modification of at least one component and reactor device for carrying out the method
FI87606C (fi) Vaermevaexlare, i vilken vatten anvaends som medium och i vaermevaexlare anvaendbar kapsel
JPH02150694A (ja) マイクロヒートパイプ
CN222421885U (zh) 反应装置
CN116682588B (zh) 向反应堆辐照罐内充装液态金属的方法
CN217025595U (zh) 一种助镀液处理用装置
SU1563476A1 (ru) Способ регенерации холодных ловушек примесей жидкометаллических теплоносителей
CN119838530B (zh) 一种贵金属提纯用赶硝罐
JP2822137B2 (ja) 酸性液用加温装置
KR101020452B1 (ko) 기판 처리 방법, 반도체 장치의 제조 방법, 기판 처리 장치, 및 기록 매체
JPS6166960A (ja) パイプ内面のコ−テイング方法
JPH021859Y2 (ja)
SU1181708A1 (ru) Способ регенерации анионита
CN121489273A (zh) 一种不粘性炒锅及制作方法
JP3307159B2 (ja) 被膜処理設備
JPH021860Y2 (ja)