JPH0352465B2 - - Google Patents

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JPH0352465B2
JPH0352465B2 JP57125600A JP12560082A JPH0352465B2 JP H0352465 B2 JPH0352465 B2 JP H0352465B2 JP 57125600 A JP57125600 A JP 57125600A JP 12560082 A JP12560082 A JP 12560082A JP H0352465 B2 JPH0352465 B2 JP H0352465B2
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diazabicyclo
nonane
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dimethyl
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JP57125600A
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JPS5849383A (ja
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Narudo Karorii
Kuraisu Kaboru
Shinko Katarin
Parotsuai Marugito
Karupachi Egon
Suzuhorunii Rasuzuro
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RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
Original Assignee
RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/08Bridged systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/06Antiarrhythmics

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式() 〔式中、R1およびR2はC1-6アルキル基であり、
R3は式−OR4(式中、R4は未置換またはフエニル
置換基、トリハロメチル置換基または1つもしく
はそれ以上のハロゲンで置換されたフエニル基、
ベンジル基またはベンズヒドリル基である)で表
わされるエーテル化した水酸基、または式−
OCO−R5(同式は、フエニル−(C1-5アルキル)−
カルボニルオキシ基;未置換またはハロゲンもし
くは1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基で
置換されたシンナモイルオキシ基;未置換または
C1-4アルキル基、フエニル基、トリハロメチル
基、1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基、
1つもしくはそれ以上のハロゲンおよび/もしく
はニトロ基で置換されたベンゾイルオキシ基;ベ
ンジロイルオキシ基;キサンテン−9−カルボニ
ルオキシ基;未置換もしくは置換されたナフトイ
ルオキシ基;または未置換もしくはハロゲンで核
置換されたフラン、ピリジン又はチオフエンのカ
ルボン酸から導かれるアシルオキシ基である)で
表わされるエステル化した水酸基である〕で表わ
される二環式化合物もしくはその立体異性体また
は医薬として許容され得るそれらの酸付加塩に関
するものである。 一般式()で表わされる新規化合物は生物学
的活性があり、特に強い抗−不整脈効果をもたら
す。新規化合物は9位で置換された3,7−ジア
ザビシクロ〔3,3,1〕ノナン〔ビスピジン
(bispidine)〕の誘導体である。 未置換もしくは9位にケト基のあるビスピジン
骨格を持つ簡単な化合物の合成は、L.J.アネツテ
ら〔Austral J.Sci.Res.3A巻,330ページ
(1950)〕およびS.チアベレリら〔Gazz.Chim.
Ital.87巻,109ページ(1957)〕によつて、報告さ
れているが、その化合物の生物学的作用について
は述べられていない。 3−メチル−7−アルキル−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナンおよびその9−オル
誘導体の立体配座は核磁気共鳴および双極子モー
メントに基づいて、J.E.ダグラスらによつて〔J.
Org.Chem.33巻,355ページ(1968)〕およびマス
スペクトルに基づいてP.C.ルエニツツらによつて
〔J.Heterocyclic Chem.14巻,423ページ
(1977)〕解析されている。9位の炭素原子の相対
的な立体配置はP.シヤイバーらによつて〔Acta
Chim.Acad.Sci.Hung.102(3)巻,297ページ
(1979)〕3位および7位に非対称的置換されてい
る9−ケトおよび9−ヒドロキシ化合物について
検討されている。しかしながらこれらの出版物は
構造の研究結果のみを明らかにしている。 9位に未置換のビスピジン化合物はドイツ公開
公報2749584において中枢神経刺激剤および抗−
パーキンソン剤として、ならびにドイル公開公報
2726571において抗−不整脈物質として報告され
ている。カルシウム拮抗剤とともに9位に未置換
のビスピジン化合物を含んでなる組成物はドイツ
公開公報2744248に開示されている。 9−ケトおよび9−未置換ビスピジン化合物は
ベルギー特許番号.830153(ドイツ公開公報
2428792参照)に報告されている。それらの9−
未置換化合物誘導体はライドカインと同じく広範
囲で二倍の治療的広がりを持つ抗−不整脈効果を
有することが証明されている。 9−位で置換された3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン誘導体もしくはこのような
成分を含む化合物は次の出版物において記載され
ている: スミスマンら〔J.Med.Chem.19(1)巻,186ペー
ジ(1976),Chem.Abstr.84巻,43995e参照〕は
鎮痛作用を有する物質として9−オル化合物のエ
チルエステルおよびメチルエーテルを報告してい
る。 シクロアルケン基もしくはメチル基および9−
位にフエニル基をもつ誘導体はドイツ公開公報
2658558において中枢神経刺激剤および鎮痛剤と
して開示される。 ベルギー特許番号867086(ドイツ公開公報
2821058参照)において、特に6位に置換基とし
てN−ホルミル−ビスピジンを含み得る抗ウイル
ス性および抗バクテリア性作用をもつ6−アミノ
ペニシラン酸誘導体が記載されている。実際に合
成されたビスピジン骨格をもつ化合物では9位に
置換基は持たない。 一般式() (式中、R1およびR2は前記定義の通りである)
で表わされる化合物のエステル化またはエーテル
化によつて合成され得る一般式()で表わされ
る新規化合物が特に強力な抗−不整脈剤であるこ
とが発見された。この認識すなわち9位で置換し
た既知のビスピジン化合物とともにこの作用が認
められていなかつたのは驚くべきことである。 新規化合物の生物学的作用は次のように検討し
た: 抗−不整脈作用を調べる場合に、ラツトをあら
かじめ心臓のリズムの変調をひきおこすためにア
コニチン1mg/Kgを静脈内注射をした後〔Med.
Exp.(Basel)10巻,93ページ(1964)参照)テ
スト化合物を静脈内注射をし、次いで50%のリズ
ムの回復のために要求される投与量(ED50mg/
Kg)を決定する。 この化合物の急性毒性は、マウスに静脈内注射
後、調べ、50%死亡率をひきおこす投与量
(LD50mg/Kg)を決定する。ライドカインを参考
として両方のテストに用いた。 薬理学上のテストの結果は表1に示めす。治療
指数(ED50/LD50)同様に指数の比(新規化合
物の治療指数:ライドカインの治療指数)も表に
示めす。
【表】 表のデータは新規化合物がライドカインより5
ないし58倍好ましい治療効果を持つことを示め
す。 同様の良い結果は、心臓のリズムの変調をひき
おこすためにウーアバイン1mg/Kgをあらかじめ
モルモツトに静脈内注射をした後、新規化合物の
変調−停止作用を調べた時においても観察され
る。 本発明に係る新規化合物はβ−受容体遮断作用
はなく、その局部麻酔作用は、ライドカインの場
合と同じくらいである。作用機序の見地から、新
規化合物がカルシウム拮抗作用を有することは特
に好ましい。3−メチル−7−エチル−9α−
(4′−クロロベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザ
ビシクロ〔3,3,1〕ノナン2・塩酸付加塩の
カルシウム拮抗作用は、治療において好結果的に
用いられている化合物であるベラプラミルと同じ
くらいである(前者に対しては4.33−4.6であり
後者に対しては4.58−4.7である)。 新規化合物の心臓の電気生理学的なパラメータ
ーへの影響について検討した。新規化合物は鎮静
作用を有し、最小刺激、刺激伝導時間、および無
反応性の期間を増加せしめ、リズム変調を排除す
ることに関しては特に好ましい方向に、心臓の刺
激伝導系および刺激の発現に影響を与える。 臨床で用いられる場合、新規化合物の予期され
る治療投与量は静脈内注射においては0.5−1
mg/Kgであり経口投与においては10mg/Kgであ
る。活性剤の量を、治療をうける変調に応じて、
一日に単投与量または多重投与量のいずれかで投
与する。 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−クロロベ
ンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン2・塩酸付加塩の場合は
ED50p.p./ED50i.v.=16.7の比であるので特に経口
投与が好適である。 本発明に係る一般式()で表わされる新規化
合物は、一般式()(式中、R1およびR2は前記
定義通りである)で表わされる化合物の9位での
水酸基をエステル化もしくはエーテル化すること
によつて製造することができる。更に特に、 a) 一般式()(式中、R3は−OR4式で表わ
されるエーテル化した水酸基である)で表わさ
れる化合物を製造するために、一般式()で
表わされる化合物もしくは対応する9−アルカ
リ金属アルコレートを一般式() R4−X () (式中、R4は前記定義の通りであり、Xは
ハロゲンである)で表わされる化合物と反応せ
しめ、または b) 一般式()(式中、R3は−O−CO−R5
式で表わされるエステル化した水酸基である)
で表わされる化合物を製造するために、一般式
()で表わされる化合物を一般式() R5−COOH () (式中、−O−CO−R5基は前記定義の通り
である)で表わされるカルボン酸もしくはその
反応性誘導体と、必要に応じてエステル交換化
を触媒する酸結合剤、アルカリ金属、または他
の物質の存在下に、反応せしめ、 ならびに所望ならば、得られた異性体混合物を
分割し、および/または遊離塩基として得られた
一般式()で表わされる化合物を医薬として許
容され得る酸付加塩に転換するかもしくは一般式
()で表わされる塩基をその塩から遊離する。 一般式()(式中、R1およびR2は同じであ
り、エチル基もしくはnブチル基である)で表わ
される出発物質の誘導体は新規化合物である。こ
れらの新規化合物は各々の9−オン誘導体の接触
水素添加によつて製造できる。 一般式()で表わされる出発物質に関連し
て、3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナン−9−オルの製造、
同じく9α−オルおよび9β−オル異性体をするこ
とは新規なことである。 発明に係る方法a)に基づいて、一般式()
で表わされる化合物を、一般式()で表わされ
るエーテル化合物を得るために9位の水酸基を一
般式()で表わされる化合物でエーテル化す
る。同時に起こる3位および7位の窒素原子の第
四級化をさけるために出発物質の9位の水酸基を
エーテル化する前にアルカリ金属アルコレートに
転換することが好ましい。 カリウム、ナトリウムのようなアルカリ金属、
水素化物またはアミドまたはそれぞれの水素化物
またはアミドをアルコレート生成のための反応成
分として用いられる。ナトリウム水素化物は好ま
しい作用物質である。この反応はジメチルホルム
アミド中性極性溶媒において行う。反応は容易に
すすみ、混合物のおだやかな加熱によつて完全に
行うことができる。 得られたアルコレートは好ましくは分離するこ
となく、その反応溶媒中で直接に一般式()で
表わされるハロゲン化物と反応させる。後者の反
応成分を一般には少過剰用いる。一般式()で
表わされる他ハロゲン化合物と反応を行うことが
困難であるためにエーテル化剤としてフツ素誘導
体を使用することが好ましい。 アルコレートは一般式()で表わされるフル
オロ化合物と容易に反応する。反応は一般には60
−110℃のもとで1−6時間以内に行う。 アルコレートをアルコールで分解した後、一般
式()で表わされる過剰のエーテル化剤のよう
な非塩基性物質から塩基性物質を水相に移すため
に酸水溶液と処理し、水−不混和性溶媒で抽出す
ることによつて除去するために、反応混合物を処
理する。水相はその塩から一般式()で表わさ
れるジアザビシクロ化合物を遊離するために塩基
と処理し、遊離した塩基は適当な溶媒で抽出す
る。抽出液を蒸発させ、得られた生成物が液体の
場合は、真空蒸留によつて精製し、固体の場合は
再結晶によつて精製する。塩基は一般に高純度で
得られ、他の別の精製なしにその酸付加塩にする
ことができる。塩基はその酸付加塩に既知の方法
によつて転換され、好ましくは2・塩酸付加塩、
2臭化水素酸付加塩またはフマレートである。 発明に係る方法b)に基づいて、一般式()
で表わされる化合物を、一般式()で表わされ
るエステル化合物にするために9位の水酸基をア
シル化する。 一般式()で表わされる遊離のカルボン酸を
アシル化剤として用いた場合、反応は、好ましく
は脱水化剤および/またはカルボキシ基を活性化
するための剤の存在下に行う。 アシル化剤として一般式()で表わされる化
合物のC1-5脂肪族エステル、ハロゲン化物または
無水物のような官能性誘導体を用いることが更に
好ましい。 アシル化剤としてのハロゲン化物、好ましくは
一般式()で表わされる酸塩化物であり、反応
は好ましくは酸結合剤の存在下に行う。反応に対
する溶媒がピリジン塩基のような塩基性物質であ
る場合、溶媒の過剰は酸結合剤の役割をもつ。次
に反応溶媒として出発物質および生成物を十分に
溶解せしめる不活性な有機溶媒を、他の既知のト
リエチルアミンのような酸結合剤と併用して用い
る。酸結合剤を反応に用いない場合、出発物質お
よび生成物の両方を十分に溶解する反応溶媒とし
て非−極性有機溶媒を用いることが好ましい。こ
のような溶媒は塩素化した炭化水素、第一にクロ
ロホルムである。反応は好ましくは室温でもしく
は3−10℃の冷却下で行う。 アシル化剤として一般式()で表わされる酸
のC1-5脂肪族エステルを用いた場合、アシル化剤
を過剰使用し、反応をアルカリ金属または他のエ
ステル交換化触媒の存在下に行うことが好まし
い。 触媒として、たとえばアルカリ金属、アルコレ
ート、水素化物またはアミドが挙げられる。ナト
リウム金属は特に好適な触媒である。反応におい
ては一般にジアザビシクロ化合物1モルに対して
算定された触媒0.01〜0.1モルを用いる。反応を
(反応を1−24時間以内にすすめる条件下に)真
空下に約80−100℃のもとで行う。 反応混合物は好ましくは次のように処理する:
溶媒の過剰は真空下に蒸発させ、反応を触媒の存
在下に行う場合、得られた残留物中の少量の触媒
を分解するための処理する。残留物を酸水溶液に
とり、非−塩基性物質を抽出によつて混合物から
除去し、酸水溶液をアルカリにし、一般式()
で表わされる遊離塩基を抽出によつて混合水溶液
から分離し、得られた抽出液は既知の方法で処理
する。一般式()で表わされる遊離塩基は高純
度で得られるので、塩の生成前に精製する必要は
ない。塩基は一般に所望ならば再結晶によつて精
製され得る結晶性固体である。所望ならば遊離塩
基を既知の方法によつて酸付加塩に、好ましくは
2塩酸付加塩、2臭化水素酸付加塩、2メタンス
ルホン酸付加塩などに転換することができる。 発明に係る新規化合物は、当該分野で良く知ら
れている方法によつて慣例的に用いられる医薬担
体、希釈剤、および/または他の付加剤を用いて
医薬組成物に転換することができる。 次に実施例によつてこの発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 ナトリウム水素化物1.08gを窒素雰囲気下に、
3−7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル5.0gを含む乾燥
ジメチルホルムアミド50ml溶液に加える。自然な
水素発生が静まつたとき、混合物を60℃で30分間
撹拌し、次いでフルオロベンゼン4.8gを一度に
混合物に加える。混合物を数時間60−100℃で保
持する。反応が停止してから、混合物を(過剰の
ナトリウム水素化物を分解するために)メタノー
ル10mlで希釈し、次いで混合物を塩酸7mlで酸性
にし、真空下に蒸発させる。得られた残留物を水
50mlに溶解し、溶液を(非−塩基性物質を除去す
るために)エーテル50ml(×2)で2回抽出す
る。炭酸カリウムを(油状物質が分離するまで)
水相に加え、それをジエチルエーテル50ml(×
3)で3回抽出する。エーテル抽出物を合わせ、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、ろ液は蒸
発させ、得られた残留物は遊離の塩基であり、そ
のフマレートに転換する。収率71.9%(塩基に関
して)である塩が得られる。 エタノールおよびジイソプロピルエーテルの混
合液から再結晶後、得られた3,7−ジメチル−
9−フエノキシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナンフマレートは196−197℃で融解す
る。塩基は無色の油状物質(沸点:121−122℃/
10Pa,n20 D=1.5472)である。 出発物質として使用されるアミノアルコール
は、既知化合物である3,7−ジメチル−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−オ
ン接触水素添加によつて製造される。ヘキサンか
らの再結晶後、得られた9−オル化合物は130−
131℃で融解する。 実施例 2 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル1モル等量を実
施例1に記載のように次の化合物を得るためにそ
れぞれフツ化アリール1.5モル等量と反応せしめ
る: a) 3,7−ジメチル−9−(4′−クロロフエ
ノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,
1〕ノナンフマレート;収率:51%、融点:
211℃(メタノールおよびジイソプロピルエー
テルからの再結晶後)。 b) 3,7−ジメチル−9−(3′−トリフルオ
ロメチル−フエノキシ)−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン2塩酸付加塩;収
率:75.5%,融点:196℃(n−ブタノールか
らの再結晶後)。 実施例 3 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル10gを実施例1
に記載のように臭化ベンツヒドリル24.7gと反応
せしめる。生成物はフマレートに転換し、その塩
はメタノールに溶解し、次いでメチル−エチル−
ケトンで沈澱させる。3,7−ジメチル−9−ベ
ンツヒドリルオキシ−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナンフマレート(収率:50%,
融点:200−201℃)が得られる。 実施例 4 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル18.3gを塩化ベ
ンジル13.5gと4時間、室温のもとで実施例1に
記載のように反応せしめる。沸点137−148℃/
10Paである3,7−ジメチル−9−ベンジルオ
キシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノ
ナン9g(32.3g)が得られる。遊離塩基は放置
しておくと迅速に融点70−75℃である結晶にな
る。 塩基は既知の方法でフマレートに転換する。エ
タノールからの再結晶後、得られた塩は145−146
℃で融解する。 実施例 5 3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9α−オル10gを実
施例1に記載のようなフルオロベンゼン8.93gを
含む乾燥ジメチルホルムアミド50mlの溶液中で反
応させる。生成物は真空蒸留によつて精製する。
3−メチル−7−エチル−9α−フエノキシ−3,
7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン(収率
69.3%,沸点:132−134℃/18Pa,n20 D=1.5412)
が得られる。 イソプロパノールおよびメチル−エチル−ケト
ンの混合液から再結晶後、上記塩基の2塩酸付加
塩は230−231℃で融解する。 上記反応の出発物質である3−メチル−7−エ
チル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノ
ナン−9−オルは次のように製造する: 3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9−オンをJ.E.ダグ
ラスらの方法〔J.Org.Chem.33巻,355ページ
(1968)〕によつて1−メチル−4−ピペリドン、
パラホルムアルデヒドおよびエチルアミドから製
造する。収率:92.3%,沸点:96−97℃/3Pa,
n20 D=1.4971である化合物が得られる。 3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9−オン18.2gをエ
タノール150mlに溶解し、溶液は4時間,開始圧
4MPaで白金()酸化物触媒1gの存在下に水
素添加する。反応混合物は50:50の割合で二つの
可能な異性体を含む。N−エチル基側の9位に水
酸基をもつ異性体をα−異性体と名づけ、一方N
−メチル基側の9位に水酸基のもつ異性体をβ−
異性体と名づける。 異性体混合物をイソプロパノール溶媒中でアル
コール性塩酸と処理する。2塩酸付加塩として沈
澱したα−異性体は分別し、イソプロパノールか
ら2回結晶化する。塩7.7g(収率:60%,融
点:250℃,分解を伴う)が得られる。 この塩から遊離した塩基は無色の結晶物質(融
点:88−89℃)である。H−核磁気共鳴スペクト
ルデータは、P.シヤイバーとK.ネドア〔Acta
Chim.Acad.Sci,Hung.102巻,297ページ
(1979)〕によつて報告された異性体の構造をもつ
ことを示めす。シリカゲル60吸収剤の薄層クロマ
トグラフイーで、溶媒としてエタノール:25%ア
ンモニア水(9:1−7:3)の混合液を用いて
処理した場合、この化合物は均一であることを示
めす。 α−異性体の結晶化の際、得られた母液を合わ
せ、蒸発し、得られた塩18gは50mlの水に溶解す
る。溶液は炭酸カリウムで飽和し、遊離した塩基
をクロロホルム60ml(×5)で5回抽出する。合
わせたクロロホルム抽出液を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、ろ過し、得られたろ液を蒸発させる。
残留物を、石油エーテル(沸点:120℃)から立
体化学的に純粋である3−メチル−7−エチル−
3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−
9β−オルを無色の結晶物質(融点:98−99℃,
収率:30%(2.7g)を得るために4回結晶化さ
せる。 薄層クロマトグラフイーでβ−異性体の単一性
が明らかにされた後、9β−水酸基の立体的な位
置は1H−核磁気共鳴スペクトルによつて上記載
のα−異性体との関連において確められる。 実施例 6 実施例5に記載のように製造された3−メチル
−7−エチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン−9α−オルを実施例1の方法に
基づいて次の9α−アリール誘導体に転換する: a) 3−メチル−7−エチル−9α−(3′−トリ
フルオロメチル−フエノキシ)−3,7−ジア
ザビシクロ〔3,3,1〕ノナン2塩酸付加
塩;融点:160−161℃(エタノール、アセトン
およびエーテルから),収率:62.5%。 b) 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−クロ
ロフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン・2塩酸付加塩;融点:139−
141℃(イソプロパノールおよびエーテルか
ら)、収率:51.5%。 c) 3−メチル−7−エチル−9α−(3′−クロ
ロフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン・2塩酸付加塩;融点:209−
210℃(エタノール、アセトンおよびエーテル
から)、収率:76.9%。 d) 3−メチル−7−エチル−9α−(2′−クロ
ロフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン・2塩酸付加塩;融点:241−
242℃(エタノール、アセトンおよびエーテル
から)、収率:40%。 e) 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−フエ
ニルフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン;融点:91−92℃(n−
ヘキサンから)、収率:35%。 実施例 7 実施例5に記載のように製造された3−メチル
−7−エチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,
3,1〕ノナン−9β−オルを実施例1に記載の
ように、3−トリフルオロメチル−フルオロベン
ゼンと反応させ、3−メチル−7−エチル−9β
−(3′−トリフルオロメチル−フエノキシ)−3,
7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン塩基
(収率:34.5%、沸点:121−122℃/9Pa、n20 D
1.3605)を得る。2塩酸付加塩はイソプロパノー
ルから再結晶後、無色の結晶物質(融点:163−
164℃)で得られる。 実施例 8 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル10gを乾燥ピリ
ジン50mlに溶解し、乾燥ピリジン50mlの塩化ベン
ゾイル11.24gを含む溶液を30分以内に、溶液を
5−10℃のもとでかきまぜながら滴下する。反応
混合物を室温のもとで3時間かきまぜ、ピリジン
を真空下に留去する。残留物を水50mlにとり、混
合物を濃塩酸20mlで酸性化し、混合液から非塩基
性物質をのぞくためにエーテル50ml(×3)で3
回抽出する。水相は炭酸カリウムでアルカリに
し、クロロホルム50ml(×3)で3回抽出する。
合わせたクロロホルム抽出液を、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、ろ過し、得られたろ液を蒸発させ
る。残留物をn−ヘキサンから再結晶すると、
3,7−ジメチル−9−ベンゾイルオキシ)−3,
7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン(収
率:42.5%、融点:100−102℃)が得られる。 塩基は既知の方法でその2塩酸付加塩に転換す
ることができる。イソプロパノールから再結晶化
して、結晶塩(融点:260℃)を得る。 実施例 9 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オルを次の化合物を
得るために実施例8に記載のように適当なアシル
ハロゲン化物と反応させる: a) 反応成分として塩化4−ニトロベンゾイル
を用いた場合、3,7−ジメチル−9−(4′−
ニトロベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナンが得られる(収
率:80.6%)。グリコールおよびジメチルエー
テルから再結晶後、この生成物は150℃で融解
する。メタノールから再結晶後、片側水和物と
して上記化合物の2塩酸付加塩を単離する(融
点:272℃)。 b) 反応成分として塩化4−クロロシンナモイ
ルを用いた場合、3,7−ジメチル−9−
(4′−クロロシンナモイルオキシ)−3,7−ジ
アザビシクロ〔3,3,1〕ノナンが得られる
(収率:75.3%)。ジイソプロピルエーテルから
再結晶後、この生成物は111−112℃で融解す
る。 c) 反応成分として塩化4−メトキシシンナモ
イルを用いた場合、3,7−ジメチル−9−
(4′−メトキシ−シンナモイルオキシ)−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンが得ら
れる(収率:87.2%)。得られた黄色の重い油
状物質は直接に2塩酸付加塩に転換する。アル
コールから再結晶後、塩は分解を伴いながら
230℃で融解する。 d) 反応成分として塩化3,4,5−トリメト
キシ−シンナモイルを用いた場合、3,7−ジ
メチル−9−(3′,4′,5′−トリメトキシ−シン
ナモイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナンが得られる(収率:61.5
%)。ジイソプロピルエーテルから再結晶後、
この生成物は130゜で融解する。アルコール水溶
液から再結晶後、塩基の2塩酸付加塩は分解を
伴いながら248℃で融解する。 実施例 10 3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9α−オルを実施例
8に記載のように塩化ベンゾイル9.16gと反応さ
せ、3−メチル−7−エチル−9α−ベンゾイル
オキシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
ノナン(収率:60.7%)が得られる。この油状物
質の沸点は175−178℃/1.2kpa,n20 D=1.5275で
ある。イソプロパノールから再結晶後、遊離塩基
の2塩酸付加塩.1水和物は236−237℃で融解す
る。 実施例 11 次の3−メチル−7−エチル−9α−アロイル
オキシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
ノナン誘導体は前記記載の方法に基づいて、適当
な出発物質から製造される: a) 3−メチル−7−エチル−9α−(2′4′−ジ
クロロ−ベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザ
ビシクロ〔3,3,1〕ノナン・2塩酸付加
塩;融点:105−107℃(エタノールおよびエー
テルの混合溶媒から再結晶化)、収率:48.1%。 b) 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−クロ
ロ−ベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン・2塩酸付加塩;融
点:140−142℃(エタノールおよびエーテルの
混合溶媒から再結晶化)、収率:48.2%。 c) 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−フエ
ニル−ベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナン;融点:91−92℃
(n−ヘキサンから再結晶化)、収率:50%。エ
タノールおよびエーテルの混合溶媒から再結晶
後、2塩酸付加塩は183−185℃で融解する。 実施例 12 3−メチル−7−エチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9β−オルを実施例
8に記載のように塩化4−クロロ−ベンゾイルと
反応させ、3−メチル−7−エチル−9β−(4′−
クロロ−ベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナン(収率:70%)が得
られる。石油エーテル(沸点:120℃)から再結
晶後、塩基は66−67℃で融解する。 上記の2塩酸付加塩は既知の方法で製造され、
イソプロパノールから再結晶後、無色の結晶物質
は175℃で融解する。 実施例 13 3,7−ジエチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル9.9gを実施例8
に記載のように塩化4−クロロ−ベンゾイルと反
応させ、3,7−ジエチル−9−(4′−クロロ−
ベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン・2塩酸付加塩1水和物
(収率:53.8%、融点:116−120℃)が得られる。 出発物質は次のように製造される: 1−エチル−4−ピペリドンをパラホルムアル
デヒドおよびエチルアミンと反応させ、3,7−
ジエチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,
1〕ノナン−9−オン(収率:68%、沸点:87
℃/1.3Pa、n20 D=1.4935)が得られる。得られた
物質76gを乾燥アルコール300mlに溶解し、白金
()酸化物(アダムズ触媒)0.6gを加え、混合
物は開始圧7MPaのもとで7時間水素添加する。
触媒はろ別し、ろ液を蒸発させ、得られた残留物
をヘプタンから再結晶化すると3,7−ジエチル
−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
−9−オル54gが得られる(収率:71%、融点:
61.5℃)。 実施例 14 3,7−ジ−n−ブチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−9−オル10.18gを
実施例8に記載のように塩化4−クロロ−ベンゾ
イル7.7gと反応させ、3,7−ジ−n−ブチル
−9−(4′−クロロ−ベンゾイルオキシ)−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンが得ら
れ、それをフマレートに転換する。得られた塩
(収率:57.5%)は180−181℃で融解する。 出発物質は3,7−ジ−n−ブチル−3,7−
ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−オン
(沸点:123℃/7Pa、n20 D=1.4863)から実施例13
に記載のように接触還元法によつて製造される。
得られた3,7−ジ−n−ブチル−3,7−ジア
ザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9オルを石油
エーテル(沸点:120℃)から再結晶化し、真空
下で昇華させる。31−32℃で融解する無色の結晶
物質が得られる。 実施例 15 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オル10gを実施例8
に記載のように塩化キサンテン−9−カルボニル
19.57gと反応させ、3,7−ジメチル−9−(キ
サンテン−9′−カルボニルオキシ)−3,7−ジ
アザビシクロ〔3,3,1〕ノナン(収率:58.3
%)が得られる。n−ヘキサンから再結晶後、遊
離塩基は108℃で融解し、エタノールおよびエー
テルの混合溶媒から再結晶後、そのフマレートは
191−193℃で融解する。 実施例 16 塩化2−ナフトイル13.3gを3,7−ジメチル
−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
−9−オル8.5gを含むクロロホルム100mlの溶液
に20℃以下のもとで加え、反応混合物を室温で一
時間放置する。クロロホルムは真空下に蒸発さ
せ、残留物を水100mlにとる。水溶液を塩酸10ml
で酸性化し、エーテル50ml(×2)で2回抽出す
る。水相は炭酸カリウムでアルカリにし、遊離し
た塩基はクロロホルム50ml(×3)で3回抽出す
る。合わせたクロロホルム抽出液は硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、ろ過し、ろ液を蒸発させる。2
−ブタノンから再結晶後、得られた結晶物は76−
78℃で融解する(収率:99%)。得られた3,7
−ジメチル−9(2′−ナフトイルオキシ)−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンは、既知
の方法によつてその2メタンスルホン酸塩に転換
する。エタノールから再結晶後、この塩は212℃
で融解する。 実施例 17 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オルを実施例16に記
載のように適当なアシル化剤と反応させ、次のよ
うな化合物が得られる: a) 3,7−ジメチル−9−(4′−メチル−ベ
ンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン;収率:83%、融点59−
60℃(真空下で昇華後).既知の方法によつて
製造された2臭化水素酸付加塩をメタノールか
ら再結晶後、それは231−233℃で融解する。 b) 3,7−ジメチル−9−(4′−エチル−ベ
ンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン;収率:90%、融点:62
−63℃(真空下で昇華後).既知の方法によつ
て製造された2臭化水素酸付加塩をエタノール
から再結晶後、それは233−234℃で融解する。 c) 3,7−ジメチル−9−(4′−クロロ−ベ
ンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン;収率:93%、融点:87
−89℃(真空下で昇華後)、既知の方法によつ
て製造された2臭化水素酸付加塩をアセトン水
溶液から再結晶後、それは分解を伴いながら
260℃で融解する。 d) 3,7−ジメチル−9−(2′−クロロ−
4′−ニトロ−ベンゾイルオキシ)−3,7−ジ
アザビシクロ〔3,3,1〕ノナン;収率:73
%、融点:116−117℃(アセトンから再結晶
化)、既知の方法によつて製造された2臭化水
素酸付加塩をアセトン水溶液から再結晶後、そ
れは分解を伴いながら237−238℃で融解する。 e) 3,7−ジメチル−9−(3′−メトキシ−
4′−エトキシ−ベンゾイルオキシ)−3,7−
ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン;収率93
%、融点:72−73℃(真空下で昇華後).既知
の方法によつて製造された2臭化水素酸付加塩
をエタノールから再結晶後、それは分解を伴い
ながら178−180℃で融解する。 f) 3,7−ジメチル−9(2′−フロイルオキ
シ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
ノナン;収率71.9%、融点:131−132℃(アセ
トンから再結晶化)。既知の方法によつて得ら
れた2臭化水素酸付加塩をメタノールから再結
晶後、それは分解を伴いながら239−241℃で融
解する。 g) 3,7−ジメチル−9−(2′−クロロ−ニ
コチノイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン;収率:85%、融点:123
−125℃(メチル−エチル−ケトンから再結晶
化)。既知の方法によつて得られた2臭化水素
酸付加塩をメタノール水溶液から再結晶後、そ
れは分解を伴いながら260℃で融解する。 h) 3,7−ジメチル−9−(2′−テノイルオ
キシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
−ノナン;収率:83%、融点:96−97℃.既知
の方法によつて得られた2臭化水素酸付加塩を
メタノール水溶液から再結晶後、それは分解を
伴いながら260−262℃で融解する。 実施例 18 金属ナトリウム0.3gを細片として、フエニル
酢酸エチルエステル22g(185%過剰)と3,7
−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,
1〕ノナン−9−オル8gの混合物に加える。反
応混合物を2kPaの真空下に6時間90℃に加熱し
た水浴上で保持する。次いで圧力を空気圧に調節
し、反応混合物をエーテル50mlで希釈し、塩基性
物質を10%塩酸水溶液75ml(×2)で2回抽出す
る。合わせた水相は炭酸カリウムでアルカリに
し、遊離した油状物質をクロロホルム50ml(×
3)で3回抽出する。合わせたクロロホルム抽出
液は、硫酸マグネシウム上で乾燥し、ろ過し、ろ
液を真空下で蒸発させ、得られた残留物を真空下
で蒸留する。 3,7−ジメチル−9−フエニルアセトキシ−
3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
(収率:88.5%、沸点168℃/20Pa、n20 D=1.5310)
が得られる。既知の方法で得られた2臭化水素酸
付加塩をメタノールから再結晶後、それは230℃
で融解する。 実施例 19 3,7−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ
〔3,3,1〕ノナン−9−オルを実施例18に記
載のように適当なカルボン酸エステルの100%過
剰と反応させ次の化合物を得る: a) 3,7−ジメチル−9−ベンジロイルオキ
シ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノ
ナン;収率:57.8%、融点:119℃(ジイソプ
ロピルエーテルから再結晶化)。メタノールお
よびエタノールの混合溶媒から再結晶後、その
フマレートは205℃で融解する。 b) 3,7−ジメチル−9−ニコチンノイル−
3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナ
ン;沸点:183℃/140Pa、融点:70−75℃。
既知の方法によつて得られた3臭化水素酸付加
塩をメタノールから再結晶後、それは262℃で
融解する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中、R1およびR2はC1-6アルキル基であり、
    R3は式−OR4(式中、R4は未置換またはフエニル
    置換基、トリハロメチル置換基または1つもしく
    はそれ以上のハロゲン置換基をもつフエニル基、
    ベンジル基またはベンズヒドリル基である)で表
    わされるエーテル化した水酸基、または式−
    OCO−R5(同式は、フエニル−(C1-5アルキル)−
    カルボニルオキシ基;未置換またはハロゲンもし
    くは1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基で
    置換されたシンナモイルオキシ基;未置換または
    C1-4アルキル基、フエニル基、トリハロメチル
    基、1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ置換
    基、1つもしくはそれ以上のハロゲン置換基およ
    び/もしくはニトロ基で置換されたベンゾイルオ
    キシ基;ベンジロイルオキシ基;キサンテン−9
    −カルボニルオキシ基;未置換もしくは置換され
    たナフトイルオキシ基;または未置換もしくはハ
    ロゲンで核置換されたフラン、ピリジン又はチオ
    フエンのカルボン酸から導かれるアシルオキシ基
    である)で表わされるエステル化した水酸基であ
    る〕で表わされる化合物もしくはその立体異性
    体、または医薬として許容され得るそれらの酸付
    加塩を製造するに当たり、 a) 一般式() (式中、R1およびR2は前記定義の通りである)
    で表わされる化合物もしくは対応する9−アルカ
    リ金属アルコレートを一般式() R4−X () (式中、R4は前記定義の通りであり、Xはハ
    ロゲンである)で表わされる化合物と反応せしめ
    て、一般式()においてR3が−OR4で表わさ
    れるエーテル化された水酸基である化合物を得、
    または b) 一般式()(式中、R3は−O−CO−R5
    式で表わされるエステル化した水酸基である)
    で表わされる化合物を製造するために、一般式
    ()(式中、R1およびR2は前記定義の通りで
    ある)で表わされる化合物を一般式() R5−COOH () (式中、−O−CO−R5基は前記定義の通り
    である)で表わされるカルボン酸もしくはその
    反応性誘導体と反応せしめて、一般式()に
    おいてR3が式−OCO−R5で表わされるエーテ
    ル化された水酸基である化合物を得、 所望ならば、得られた異性体混合物を分割し、
    および/または遊離塩基として得られた一般式
    ()で表わされる化合物を医薬として許容され
    得る酸付加塩に転換するかもしくは一般式()
    で表わされる塩素をその塩から遊離することを特
    徴とする前記一般式()で表わされる二環式化
    合物もしくはその立体異性体および医薬として許
    容され得るそれらの酸付加塩の製法。 2 一般式()(式中、Xはフツ素原子であり、
    R4は前記の通りである)で表わされる化合物を
    反応成分として用いる特許請求の範囲第1項記載
    の製法。 3 ハロゲン化アシルを一般式()で表わされ
    るカルボン酸の反応性誘導体として用いる特許請
    求の範囲第1項記載の製法。 4 反応を酸結合剤の存在下に行う特許請求の範
    囲第1項記載の製法。 5 C1-5アルカンエステルを一般式()で表わ
    されるカルボン酸の反応性誘導体として用いる特
    許請求の範囲第1項記載の製法。 6 b)の反応を、エステル交換を触媒する物質
    の存在下に行う特許請求の範囲第1項記載の製
    法。 7 a)の方法として、3,7−ジメチル−3,
    7−ジアゾビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−
    オルをアルカリ金属もしくはアルカリ金属水素化
    物と反応させ、次いでフツ化ベンゼンと反応さ
    せ、所望ならば得られた塩基をそのフマレートに
    転換することを特徴とする3,7−ジメチル−9
    −(4′−クロロフエノキシ)−3,7−ジアザビシ
    クロ〔3,3,1〕ノナンおよびそのフマレート
    を製造する特許請求の範囲第1項の製法。 8 a)の方法として、3,7−ジメチル−3,
    7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−
    オルをアルカリ金属もしくはアルカリ金属水素化
    物と反応させ、次いで1−フツ化−4−塩化ベン
    ゼンと反応させ、所望ならば得られた塩基をその
    フマレートに転換することを特徴とする3,7−
    ジメチル−9−(4′−クロロフエノキシ)3,7
    −ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよびそ
    のフマレートを製造する特許請求の範囲第1項記
    載の製法。 9 a)の方法として、3−メチル−7−エチル
    −3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
    −9−α−オルをアルカリ金属もしくはアルカリ
    金属水素化物と反応させ、次いで1−フツ化−4
    塩化ベンゼンと反応させ、所望ならば得られた塩
    基をその2塩酸付加塩に転換することを特徴とす
    る3−メチル−7−エチル−9α−(4′クロロフエ
    ノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
    ノナンおよびその2塩酸付加塩を製造する特許請
    求の範囲第1項記載の製法。 10 方法b)として、3,7−ジメチル−3,
    7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−
    オルを塩化ベンゾイルと反応させることを特徴と
    する3,7−ジメチル−9−ベンゾイルオキシ−
    3,7−ジアザビシクロ−〔3,3,1〕ノナン
    を製造する特許請求の範囲第1項記載の製法。 11 方法b)として、3−メチル−7−エチル
    −3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
    −9α−オルを塩化4−クロロベンゾイルと反応
    させ、所望ならば得られた塩基をその2塩酸付加
    塩に転換する3−メチル−7−エチル−9α−
    (4′−クロロベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザ
    ビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよびその2塩酸
    付加塩を製造する特許請求の範囲第1項記載の製
    法。 12 方法b)として、3,7−ジメチル−3,
    7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−
    オルを塩化キサンテン−9−カルボニルと反応さ
    せ、所望ならば得られた塩基をそのフマレートに
    転換することを特徴とする3,7−ジメチル−9
    −(キサンテン−9′−カルボニルオキシ)−3,7
    −ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよびそ
    のフマレートを製造する特許請求の範囲第1項記
    載の製法。 13 方法b)として、3,7−ジメチル−3,
    7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−9−
    オルを塩化2−ナフトイルと反応させ、所望なら
    ば得られた塩基をその2(メタンスルホン酸塩)
    に転換することを特徴とする3,7−ジメチル−
    9−(2′−ナフトイルオキシ)−3,7−ジアザビ
    シクロ〔3,3,1〕ノナンおよびその2・メタ
    ンスルホン酸塩を製造する特許請求の範囲第1項
    記載の製法。 14 一般式() 〔式中、R1およびR2はC1-6アルキル基であり、
    R3は式−OR4(式中、R4は未置換またはフエニル
    置換基、トリハロメチル置換基または1つもしく
    はそれ以上のハロゲンで置換されたフエニル基、
    ベンジル基またはベンズヒドリル基である)で表
    わされるエーテル化した水酸基、または式−
    OCO−R5(同式は、フエニル−(C1-5アルキル)−
    カルボニルオキシ基;未置換またはハロゲンもし
    くは1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基で
    置換されたシンナモイルオキシ基;未置換または
    C1-4アルキル基、フエニル基、トリハロメチル
    基、1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基、
    1つもしくはそれ以上のハロゲンおよび/もしく
    はニトロ基で置換されたベンゾイルオキシ基;ベ
    ンジロイルオキシ基;キサンテン−9−カルボニ
    ルオキシ基;未置換もしくは置換されたナフトイ
    ルオキシ基;または未置換もしくはハロゲンで核
    置換されたフラン、ピリジン又はチオフエンのカ
    ルボン酸から導かれるアシルオキシ基である)で
    表わされるエステル化した水酸基である〕で表わ
    される二環式化合物もしくはその立体異性体また
    は医薬として許容され得るそれらの酸付加塩。 15 3,7−ジメチル−9−フエノキシ−3,
    7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよび
    その酸付加塩である特許請求の範囲第14項記載
    の化合物。 16 3,7−ジメチル−9−(4′−クロロフエ
    ノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
    ノナンおよびその酸付加塩である特許請求の範囲
    第14項記載の化合物。 17 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−クロ
    ロフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ〔3,
    3,1〕ノナンおよびその酸付加塩である特許請
    求の範囲第14項記載の化合物。 18 3−ジメチル−9−ベンゾイルオキシ−
    3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナンお
    よびその酸付加塩である特許請求の範囲第14項
    記載の化合物。 19 3−メチル−7−エチル−9α−(4′−クロ
    ロベンゾイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
    〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付加塩である
    特許請求の範囲第14項記載の化合物。 20 3,7−ジメチル−9−(キサンテン−
    9′−カルボニルオキシ)−3,7−ジアザビシク
    ロ〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付加塩であ
    る特許請求の範囲第14項記載の化合物。 21 3,7−ジメチル−9−(2′−ナフトイル
    オキシ)−3,7−ジアザビシクロ−〔3,3,
    1〕ノナンおよびその酸付加塩である特許請求の
    範囲第14項記載の化合物。 22 有効成分として一般式() 〔式中、R1およびR2はC1-6アルキル基であり、
    R3は式−OR4(式中、R4は未置換またはフエニル
    置換基、トリハロメチル置換基または1つもしく
    はそれ以上のハロゲンで置換されたフエニル基、
    ベンジル基またはベンズヒドリル基である)で表
    わされるエーテル化した水酸基、または式−
    OCO−R5(同式は、フエニル−(C1-5アルキル)−
    カルボニルオキシ基;未置換またはハロゲンもし
    くは1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基で
    置換されたシンナモイルオキシ基;未置換または
    C1-4アルキル基、フエニル基、トリハロメチル
    基、1つもしくはそれ以上のC1-4アルコキシ基、
    1つもしくはそれ以上のハロゲンおよび/もしく
    はニトロ基で置換されたベンゾイルオキシ基;ベ
    ンジロイルオキシ基;キサンテン−9−カルボニ
    ルオキシ基;未置換もしくは置換されたナフトイ
    ルオキシ基;または未置換もしくはハロゲンで核
    置換されたフラン、ピリジン又はチオフエンのカ
    ルボン酸から導かれるアシルオキシ基である)で
    表わされるエステル化した水酸基である〕で表わ
    される二環式化合物もしくはその立体異性体また
    は医薬として許容され得るそれらの酸付加塩を含
    むことを特徴とする抗不整脈剤組成物。 23 有機成分が3,7−ジメチル−9−フエノ
    キシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノ
    ナンおよびその酸付加塩である特許請求の範囲第
    22項記載の組成物。 24 有効成分が3,7−ジメチル−9−(4′−
    クロロフエノキシ)−3,7−ジアザビシクロ
    〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付加塩である
    特許請求の範囲第22項記載の組成物。 25 有効成分が3−メチル−7−エチル−9α
    −(4′−クロロフエノキシ)−3,7−ジアザビシ
    クロ〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付加塩で
    ある特許請求の範囲第22項記載の組成物。 26 有効成分が3,7−ジメチル−9−ベンゾ
    イルオキシ−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,
    1〕ノナンおよびその酸付加塩である特許請求の
    範囲第22項記載の組成物。 27 有効成分が3−メチル−7−エチル−9α
    −(4′−クロロベンゾイルオキシ)−3,7−ジア
    ザビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付
    加塩である特許請求の範囲第22項記載の組成
    物。 28 有効成分が3,7−ジメチル−9−(キサ
    ンテン−9′−カルボニルオキシ)−3,7−ジア
    ザビシクロ〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付
    加塩である特許請求の範囲第22項記載の組成
    物。 29 有効成分が3,7−ジメチル−9−(2′−
    ナフトイルオキシ)−3,7−ジアザビシクロ
    〔3,3,1〕ノナンおよびその酸付加塩である
    特許請求の範囲第22項記載の組成物。
JP57125600A 1981-07-20 1982-07-19 3,7―ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン誘導体、その製法および抗不整脈剤組成物 Granted JPS5849383A (ja)

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