JPH0353887A - α―ケト―β―メチル吉草酸の製造方法 - Google Patents

α―ケト―β―メチル吉草酸の製造方法

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JPH0353887A
JPH0353887A JP18923689A JP18923689A JPH0353887A JP H0353887 A JPH0353887 A JP H0353887A JP 18923689 A JP18923689 A JP 18923689A JP 18923689 A JP18923689 A JP 18923689A JP H0353887 A JPH0353887 A JP H0353887A
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JP
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keto
isoleucine
acid
methylvaleric acid
alpha
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JP18923689A
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Inventor
Takuya Kotani
卓也 小谷
Shinichi Kishimoto
岸本 信一
Toshiya Tanabe
田辺 俊哉
Wataru Nakamatsu
亘 中松
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微生物の作用によりL−イソロイシンより、
肝臓薬、腎臓薬として有用なα−ケトβ−メチル吉草酸
を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
イソロイシンにはL−イソロイシン、L−アロイソロイ
シン、D−イソロイシン、D−アロイソロイシン4種の
光学異性体が存在する。それらを酵素反応を用いて酸化
的脱アミノさーυ−α−ケト酸に変換すると、L−イソ
ロイシン及びD−イソ、ロイシンからは、d−α−ケト
−β−メチル吉草酸、L−アロイソロイシン及びD−ア
ロイソ口,イシンからは、C=α−ゲ1・−β−メチル
吉草酸がζL成する。しかしながら、その光学活性は容
易に失われることが知られている。
オールI・ン・マイスター(^lton Meiste
r)の文献(J.Biol.Chem., 190 ,
 269 (1951)によって、α−ケト−β−メチ
ル吉草酸の光学活性の安定性の研究が行われており、生
戒したα−ケト−βメチル吉草酸の光学活性は、pus
.4を越えると容易に失われ、8.4以下では安定であ
ることを見いだされている。そしてD−イソロイシンお
よび、D−アロイソロイシンに豚の腎臓(Hog Ki
dney)由来のD−アくノ酸オキシダーゼをpH8.
2で作用させ、光学活性を有するα−ケト−β−メチル
吉草酸を得ていた。
本発明者らは、詳細にα−ケト−β−メチル吉草酸の光
学活性の安定性を検討した結果、光学活性の安定のため
には、pl+7.2よりもより低いpl+反応条件が必
要であり、オールトン・マイスターが得たα−ケ1・一
β−メチル吉vl′(酸は、その比旋光度から既に一部
ラセミ化しているものと考えられた。また、イソロイシ
ンの4種の光学活性体のうち、オールトン・マイスター
が用いた上記2種のイソロイシン等は非常に高価であり
、それらを利用することは産業上において不利にならざ
るを得ない。さらに、L−イソ口イシンから得られるα
ケ1へ酸はd−α−ケト−β−メチル吉草酸(以下、α
−ケト−β−メチル吉草酸と略記する)てあり、天然型
の構造を有するので、医薬として使用する場合望ましい
と考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
人手容易なL−イソロイシンを原料として、医薬として
有用な天然型α−ケト−β−メチル吉草酸を、安価によ
り高い光学純度を有して安定に製造できる方法の開発が
要請されている。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題は、請求項1に記載の方法により達威される
ずなわら、本発明のα−ケト−β−メチル六4!酸の製
造方法は、■7−イソlコイシンをα−ケ1・酸に変換
する能力を有する微生物の培養菌体またはそれらの処理
物と、L−イソロイシンまたはその塩とをpH7.2以
下の水溶液中で反応させ、光学活性を有するα−ケ1・
−β−メチル店it,!,:酸を生成・已しめることを
q、+imとする。
本発明によれば、L−イソロイシンをα−ケI・β−メ
チル吉草酸に変換する能力のある微生物を適当な培地で
培養し、得られる培養物、これより分離した菌体または
菌体の処理物をL−イソロイシンまたはその塩と水中で
反応させることにより、光学活性を有するα−ケト−β
−メチル吉草酸を生成蓄積させることができる。さらに
、反応液中から光学活性を失せずにα−ケト−β−メチ
ル吉草酸またはその塩を採取することができる。
使用できる菌株の例としては、プロテウス属、プロビデ
ンシア属、ミラビリス属、ノイロスポラ属が挙げられる
が、その他の微生物も有用であり、L−イソロイシンか
らα−ケト−β−メチル吉草酸を生或する能力のあるも
のであれば、いずれもが用いられる。
微生物を培養する培地は、菌株により異なるが、目的を
達する限り、何ら1、?別の制限はなく、炭素源、窒素
源、無機物、さらに微量の栄養素等を適当に含有する天
然培地及び合或培地が好ましい。
培養条件としては、菌種、培地によって異なるが、通常
温度は25℃〜40℃、pHは4〜9で調整される。
菌体処理物としては、培養物の濃縮物、乾燥物、菌体の
アセトン処理物、界面活性剤処理物、乾燥物、酵素処理
物、また、菌体からの抽出酵素および適当な固定化担体
に固定化したもの等が挙げられる。
原料は、L−イソロイシン又はその塩が用いられる。L
−イソロイシンの塩としては、塩酸塩等が好ましい。
反応条件は用いる菌種、またその処理方法により異なる
が、pHは7.2以下で行うことが、光学活性を有する
α−ケト−β−メチル吉草酸を反応液中に得るのに必要
である。好ましいpH範囲は6.5〜7.2である。反
応は25℃〜35℃、6〜24時間、通気攪拌して行う
反応液から、光学活性をイJしたα−ゲ1・ βメチル
吉草酸を採取する方法としては、常法が用いられる。そ
の場合も光学活性を失わないために、pHと温度を制御
する必要がある。すなわち反応終了後、直ちにpHを塩
酸にて4〜5に調整する。そして、反応液から、酵素源
を遠心分離、膜分離等を用いて除去する。その後、40
℃以下にて、減圧濃縮を行い塩化カルシウム等のカルシ
ウム塩、得られた結晶を真空乾燥にて採取する。
また、酵素源を除いた後、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸で
pHを1.0以下に調整し、直ちに酢酸エチル等の溶剤
を用いて抽出後、減圧下にて溶剤を蒸発し、α−ケト−
β−メチル吉草酸を得ることもできる。塩の結晶が必要
な場合は水酸化カルシウムまたは水酸化ナトリウム等を
加え、得られる結晶を真空乾燥して採取する。
以上のような操作にて採取されたα−ケト−βメチル吉
草酸ナトリウム塩の比は、〔α〕D′。
+ 3 6. 3゜ (1%水溶液)であり、前出のオ
ールトン・マイスターが報告しているα−ケト−βメチ
ル吉草酸ナトリウム塩の比旋光度の〔α〕D′。
+3 2. 6゜ (1%水溶液〉よりもより光学純度
が高いと判断される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を詳細に述べる。
実施例1 プロテウスブルガリス I F O 3045を接種し
た、グルコース0.5%、大豆加水分解物(全窒素)1
50■/dl、リン酸第−カリウム0.1%、硫酸マグ
ネシウム0.04%を含む培地(殺菌前pH7.0)5
00mj!を5 0 0 On+4!容フラスコに仕込
み、30℃で16時間振盪培養した。得られた培養液を
遠心分離して集菌し、その菌に2g/djl!のI、−
イソロイシン溶液を5 0 0mIlを加え、pl+7
.0に水酸化ナトリウム溶液または塩酸で調整し、5 
0 0 0m7!容坂口フラスコにて35℃、6時間振
盪反応させ、転換率90%でα−ケト−β−メチル吉草
酸の生成が認められた。次いで、塩酸でpHを4〜5に
調整後、反応液から菌体を除去し、さらに塩酸でptt
t.o以下に調整した後、直ちに等量の酢酸エチルで抽
出した。抽出液中の酢酸エチルを減圧下にて蒸発させ、
冷水酸化ナトリウムをα−ケ1・酸に対して等モル量加
えて、5℃でl2時間静置後、得られた結晶を濾紙にて
回収し、20℃で真空乾燥して、2.4gのα−ケ1・
−βメチル吉草酸ナトリウム塩を得た。得られた結晶の
比旋光度を測定したところ、[α] n” + 36.
3゜(1%水溶液)であった。
実施例2 実施例1と同様の方法でスケールアンプすることにより
、採取した旋光度〔α〕1°+ 3 6. 3゜(1%
水溶液)のα−ケト−β−メチル吉草酸20gを少量の
水に溶解し、40℃で減圧濃縮して、得られた結晶の旋
光度を測定したところ変化は見られなかった。同様の操
作をさらに4回繰り返したが旋光度の変化はなかった。
このことから、光学純度100%のα−ケト−β−メチ
ル吉草酸ナトリウム塩の旋光度は、(α) n”+3 
6. 3゜(1%水溶液)であると考えられた。
実施例3 プロテウスブルガリス IFO3045を接種した、グ
ルコース0.5%、大豆加水分解物(全窒素)150■
/d7!、リン酸第一カリウム0. 1%、硫酸マグネ
シウム0.04%を含む培地(殺菌前pl+7.0)5
0m6を5 0 0wl容坂口フラスコに仕9 込み、30℃で16時間振盪培養した。得られた培養液
1mIlを、グルコース2.0%、大豆加水分解物(全
窒素)220■/d7!、リン酸第一・カリウム0. 
1%、硫酸マグネシウム0.04%を含むla地(殺菌
前pH7.0) 3 0 0mAを仕込んだ6基の5 
0 0mj!容ジャーそれぞれに添加し、30℃で20
時間通気攪拌して、培養した。得られた培養液をそれぞ
れ遠心分離して、得られた菌体を300tnl2の0.
9%食塩水に懸濁し、15gのL−イソロイシンを添加
した。そして5 0 0m#容のジャーを用いて、35
℃で6種のpH条件下、6.5、6.8、7.0、7.
2、7.5、8.0、8.5にて24時間、通気攪拌反
応した。尚piは、アンモニアまたは塩酸にて調整した
。得られたα−ケl・−β−メチル吉草酸への転換収率
は、63、84、90、93、95、98、98%であ
った。実施例1の方法に従って、α−ケト−β−メチル
吉草酸ナトリウム塩を得た。得られた比旋光度はそれぞ
れ〔α〕1°l− 3 6. 3゜,+36.4゜,l
36.3゜+ 3 6. 2゜  →−28.3゜,+
23.2゜,+7./I゜10 (各1%水溶液)であった。
実施例4 プロビデンシア レソトゲリ ATCC 9250を接
種した、グルコース0.5%、大豆加水分解物(全窒素
)150■/dN、リン酸第一カリウム0. 1%、硫
酸マグネシウム0.04%を含む培地(殺菌前pl+7
.0)50mj!を5 0 0mll容坂口フラスコに
仕込み、30℃で16時間振盪培養した。得られた培養
液1 0n+nを、グルコース2.0%、大豆加水分解
物220■/d1、リン酸第一カリウム0. 1%、硫
酸マグネシウム0.04%を含む培地(殺菌前pll7
.0) 3 0 0 0m6を仕込んだ5 0 0 0
mj2容ジャーに添加し、32℃で15時間通気攪拌し
て、培養した。得られた培養液をそれぞれ遠心分離して
、得られた菌体を3 0 0 0mAの0.9%NaC
 Il液に懸濁し、120gのL−イソロイシンを添加
した。
5 0 0 0mff容のジャーを用いて35℃、pH
7.0で通気攪拌して反応させた。pHは、塩酸および
アンモニアで調整した。8時間後には転換率92%で、
α−ケ1・−β−メチル吉草酸が得られた。反l1 の限外濾過膜を用いて除菌、除蛋白をした後、40゜で
減圧濃縮し、α−ケ1・一β−メチル吉草酸に対して、
1/2モルの塩化カルシウムを攪拌しながら徐々に添加
して、5℃で1晩静置した。
得られた結晶を濾紙で回収し、20℃で真空乾燥した。
得られたα−ケト−β−メヂル吉草酸カルシウム塩はI
I7gであった。また比旋光度は〔α)n”+35.6
゜ (6N塩酸1%?容液)であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、α−ケト−β−メチル吉草酸の天然型
の光学活性体が容易に取得でき、α−ゲト酸を用いた治
療方法の検討が容易になることがIU1持される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)L−イソロイシンをα−ケト酸に変換する能力を
    有する微生物の培養菌体またはそれらの処理物と、L−
    イソロイシンまたはその塩とをpH7.2以下の水溶液
    中で反応させ、光学活性を有するα−ケト−β−メチル
    吉草酸を生成せしめることを特徴とするα−ケト−β−
    メチル吉草酸の製造方法。
  2. (2)L−イソロイシンをα−ケト酸に変換する能力を
    有する微生物が、プロテウス属、プロビデンシア属、ミ
    ラビリス属およびノイロスポラ属よりなる群から選ばれ
    たものである請求項1に記載の製造方法。
  3. (3)光学活性を有するα−ケト−β−メチル吉草酸へ
    の変換反応温度が通気攪拌下25〜35℃の温度範囲で
    ある請求項1に記載の製造方法。
  4. (4)光学活性を有するα−ケト−β−メチル吉草酸へ
    の変換反応をする際のpHが6.5〜7.2である請求
    項1に記載の製造方法。
JP18923689A 1989-07-22 1989-07-22 α―ケト―β―メチル吉草酸の製造方法 Pending JPH0353887A (ja)

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