JPH035440Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH035440Y2 JPH035440Y2 JP1983029034U JP2903483U JPH035440Y2 JP H035440 Y2 JPH035440 Y2 JP H035440Y2 JP 1983029034 U JP1983029034 U JP 1983029034U JP 2903483 U JP2903483 U JP 2903483U JP H035440 Y2 JPH035440 Y2 JP H035440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- fixed blade
- blade
- warpage
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、事務機用紙切カツターの固定刃に関
するものである。
するものである。
固定刃に対して可動刃が回転または揺動して紙
を切断するカツターにおいては、その固定刃は高
硬度焼入鋼を使用しなければならない。そのた
め、固定刃には熱処理歪及び研削歪が生じる。特
に事務機用紙切カツターは小型、軽量化のため固
定刃は厚さの薄いものが要求されるので歪がより
大きくなる傾向がある。一方固定刃の刃部を構成
する2面の平面度は特に重要なため研削歪は極力
小さくしなければならない。
を切断するカツターにおいては、その固定刃は高
硬度焼入鋼を使用しなければならない。そのた
め、固定刃には熱処理歪及び研削歪が生じる。特
に事務機用紙切カツターは小型、軽量化のため固
定刃は厚さの薄いものが要求されるので歪がより
大きくなる傾向がある。一方固定刃の刃部を構成
する2面の平面度は特に重要なため研削歪は極力
小さくしなければならない。
しかしながら従来の固定刃の刃部の加工は、刃
部を構成する2面を全体にわたつて研削加工して
いるので研削代が多く歪を生じやすいものであ
る。また成形加工を容易にするために単純な形状
の長方形断面にしており、片面の研削代がより多
いので大きな歪を生じる。そして歪を生じた固定
刃はハンマー等でたたいて歪取りを行つている
が、この作業は熟練を要ししかも多大な工数を要
するものである。
部を構成する2面を全体にわたつて研削加工して
いるので研削代が多く歪を生じやすいものであ
る。また成形加工を容易にするために単純な形状
の長方形断面にしており、片面の研削代がより多
いので大きな歪を生じる。そして歪を生じた固定
刃はハンマー等でたたいて歪取りを行つている
が、この作業は熟練を要ししかも多大な工数を要
するものである。
本考案は、事務機用紙切カツターの長方形断面
を有する固定刃において、刃部を構成する2面の
うち長辺側の面を、その先端部から1〜5mmの位
置より刃先に向つて1〜10゜の角度をもつて斜め
に研削することにより、研削代を小さくして研削
歪を極力おさえ、これにより研削後の歪取りなど
の工程を省略して容易に製作することができる固
定刃を提供することを目的とするものである。
を有する固定刃において、刃部を構成する2面の
うち長辺側の面を、その先端部から1〜5mmの位
置より刃先に向つて1〜10゜の角度をもつて斜め
に研削することにより、研削代を小さくして研削
歪を極力おさえ、これにより研削後の歪取りなど
の工程を省略して容易に製作することができる固
定刃を提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。紙切カツターは第1、第2図に示すように、
回転または揺動し得る可動刃5と、支軸2a,2
bを中心にして揺動でき前記可動刃5にばね9に
より圧接する固定刃1とを備えたものである。
る。紙切カツターは第1、第2図に示すように、
回転または揺動し得る可動刃5と、支軸2a,2
bを中心にして揺動でき前記可動刃5にばね9に
より圧接する固定刃1とを備えたものである。
次に本考案の固定刃1の側面形状を第3図に示
す。本考案の固定刃1は研削面11,12より構
成される刃先3を有する。しかして本実施例では
研削面11の勾配の角度αは2゜程度であり、研削
面12の先端部からの研削幅Xを2mm程度とした
ものである。固定刃1は、断面寸法5mm×16mm、
全長250mmの工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツク
ウエル硬度(Cスケール)61〜65に焼入・焼
戻熱処理されている。
す。本考案の固定刃1は研削面11,12より構
成される刃先3を有する。しかして本実施例では
研削面11の勾配の角度αは2゜程度であり、研削
面12の先端部からの研削幅Xを2mm程度とした
ものである。固定刃1は、断面寸法5mm×16mm、
全長250mmの工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツク
ウエル硬度(Cスケール)61〜65に焼入・焼
戻熱処理されている。
このような形状の固定刃は、機械加工、熱処理
を注意深く行なつても、0.05〜0.15mm程度の反り
を生じることは避けられない。
を注意深く行なつても、0.05〜0.15mm程度の反り
を生じることは避けられない。
この固定刃を第3図に点鎖線で示したように、
片面のみを0.1mmだけ研削加工によつて取り除い
た場合、さらに、0.5mm以上の反りを生じる傾向
がある。
片面のみを0.1mmだけ研削加工によつて取り除い
た場合、さらに、0.5mm以上の反りを生じる傾向
がある。
このように研削加工によつて生じる反りは、熱
処理によつて生じた内部の残留応力が、研削によ
つて裏表の均衡を失うこと、あるいは研削加工そ
のものによつて生じた表面残留応力が影響した結
果であると考えられる。
処理によつて生じた内部の残留応力が、研削によ
つて裏表の均衡を失うこと、あるいは研削加工そ
のものによつて生じた表面残留応力が影響した結
果であると考えられる。
これに対して本考案に係る固定刃では、刃先部
分のみを、わずかに研削するのみであるから、こ
のような原因による歪の発生はごく小さく抑える
ことができる。
分のみを、わずかに研削するのみであるから、こ
のような原因による歪の発生はごく小さく抑える
ことができる。
研削面11の勾配の角度αは、大きすぎれば刃
先3が鈍角となつて刃先の鋭利さを失う傾向とな
るため10°以下程度が望ましいが、一方小さすぎ
る場合は、研削加工以前に存在する反りを取り除
いて真直な刃先3を形成しようとすると、研削幅
xの変動が著しく大きくなつて、かえつて歪を大
きくする結果となつてしまうので、最小限1°程度
とすることが必要である。
先3が鈍角となつて刃先の鋭利さを失う傾向とな
るため10°以下程度が望ましいが、一方小さすぎ
る場合は、研削加工以前に存在する反りを取り除
いて真直な刃先3を形成しようとすると、研削幅
xの変動が著しく大きくなつて、かえつて歪を大
きくする結果となつてしまうので、最小限1°程度
とすることが必要である。
また熱処理により固定刃1の表面は酸化、脱炭
などにより本来の高硬度鋼としての性質を損なつ
ている場合が考えられるので、研削幅xは少なく
とも1mm程度は取り除にて刃先11を形成するこ
とが必要であり、また本考案の前述の趣旨より研
削幅xは平均的には5mmを超えないことが望まし
い。
などにより本来の高硬度鋼としての性質を損なつ
ている場合が考えられるので、研削幅xは少なく
とも1mm程度は取り除にて刃先11を形成するこ
とが必要であり、また本考案の前述の趣旨より研
削幅xは平均的には5mmを超えないことが望まし
い。
第4図は、断面寸法4mm×16mm、全長250mmの
工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツクウエル硬度
(Cスケール)61〜65に焼入・焼戻熱処理された
固定刃に研削加工を施した場合の反りの変化を示
すものである。
工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツクウエル硬度
(Cスケール)61〜65に焼入・焼戻熱処理された
固定刃に研削加工を施した場合の反りの変化を示
すものである。
第4図は、断面寸法4mm×16mm、全長250mmの
工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツクウエル硬度
(Cスケール)61〜65に焼入・焼戻熱処理された
固定刃に研削加工を施した場合の反りの変化を示
すものである。
工具鋼(JIS−SKD11)で、ロツクウエル硬度
(Cスケール)61〜65に焼入・焼戻熱処理された
固定刃に研削加工を施した場合の反りの変化を示
すものである。
第4図イおよびロは、このような固定刃の片面
のみを厚さ0.1mmだけ研削加工によつて取り除い
たものである。加工前には各々0.09mm、0.12mmで
あつた反りが、片面全面の研削加工により、0.53
mm、0.50mmと研削面を凸形状の反りを生じてい
る。
のみを厚さ0.1mmだけ研削加工によつて取り除い
たものである。加工前には各々0.09mm、0.12mmで
あつた反りが、片面全面の研削加工により、0.53
mm、0.50mmと研削面を凸形状の反りを生じてい
る。
第4図ハおよびニは、本考案にもとづき、刃先
部分を10度、5mmの範囲で同様の研削加工によつ
て取り除いたものである。加工前の反り0.08mm、
−0.9mmに対して加工後は0.18mm、0.08mmと反りの
増加傾向は認められるものの従来例のごとく全面
を加工した場合に比較して、加工により発生する
反りの程度が軽減されことは明らかである。
部分を10度、5mmの範囲で同様の研削加工によつ
て取り除いたものである。加工前の反り0.08mm、
−0.9mmに対して加工後は0.18mm、0.08mmと反りの
増加傾向は認められるものの従来例のごとく全面
を加工した場合に比較して、加工により発生する
反りの程度が軽減されことは明らかである。
第4図ホおよびヘは、本考案にもとづき、刃先
部分を2度,2mmの範囲で同様の研削加工によつ
て取り除いたものである。加工前の反りの0.11
mm、0.12mmに対して加工後は0.12mm、0.05mmと反
りの形状変化は認められるものの、研削加工によ
る反りの発生はごく小さく抑えられていることが
明瞭に認められる。
部分を2度,2mmの範囲で同様の研削加工によつ
て取り除いたものである。加工前の反りの0.11
mm、0.12mmに対して加工後は0.12mm、0.05mmと反
りの形状変化は認められるものの、研削加工によ
る反りの発生はごく小さく抑えられていることが
明瞭に認められる。
このように、本考案にもとづいて加工した刃物
では、研削加工範囲を狭めるにしたがつて発生す
る反りは小さくなる傾向がある。
では、研削加工範囲を狭めるにしたがつて発生す
る反りは小さくなる傾向がある。
従つて従来は第3図中に点鎖線で示した面13
まで研削していたのに比較して、本考案の固定刃
は研削代が極端に小さくなつたために研削歪が少
なくなり、研削時間の短縮と共に研削後の歪の手
直等の工程も省略することができて製作が容易に
なりその効果は大きい。
まで研削していたのに比較して、本考案の固定刃
は研削代が極端に小さくなつたために研削歪が少
なくなり、研削時間の短縮と共に研削後の歪の手
直等の工程も省略することができて製作が容易に
なりその効果は大きい。
第1図は紙切カツターの固定刃及び可動刃部分
の関係を示す斜視図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図は本考案の固定刃の側面図、第4図
は熱処理された固定刃に研削加工を施した場合の
反りの変化を示す図である。 1:固定刃,2a,2b:支軸、3:固定刃の
刃先、4:逃部、5:可動刃、6a,6b:支承
輪体、7a,7b:軸、8:可動刃刃先、9:ば
ね,10:被切断紙,11,12:固定刃の研削
面,13:従来の固定刃の研削面、α:研削面の
勾配の角度、x:研削面の研削幅。
の関係を示す斜視図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図は本考案の固定刃の側面図、第4図
は熱処理された固定刃に研削加工を施した場合の
反りの変化を示す図である。 1:固定刃,2a,2b:支軸、3:固定刃の
刃先、4:逃部、5:可動刃、6a,6b:支承
輪体、7a,7b:軸、8:可動刃刃先、9:ば
ね,10:被切断紙,11,12:固定刃の研削
面,13:従来の固定刃の研削面、α:研削面の
勾配の角度、x:研削面の研削幅。
Claims (1)
- 回転または揺動可能な可動刃と、支軸を中心に
して揺動可能で、前記可動刃に圧接する長方形断
面を有する固定刃とを備えた紙切りカツターの前
記固定刃において、刃部を構成する2面のうちの
長辺側の面を、その先端部から1〜5mmの位置よ
り刃先部に向つて1〜10゜の角度をもつて斜めに
研削したことを特徴とする事務機用紙切カツター
の固定刃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2903483U JPS59136296U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 事務機用紙切カツタ−の固定刃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2903483U JPS59136296U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 事務機用紙切カツタ−の固定刃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136296U JPS59136296U (ja) | 1984-09-11 |
| JPH035440Y2 true JPH035440Y2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=30159899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2903483U Granted JPS59136296U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 事務機用紙切カツタ−の固定刃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136296U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845065Y2 (ja) * | 1980-04-25 | 1983-10-13 | 株式会社日本製鋼所 | ストランドカツタ− |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP2903483U patent/JPS59136296U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136296U (ja) | 1984-09-11 |
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