JPH0354905Y2 - - Google Patents
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- JPH0354905Y2 JPH0354905Y2 JP9984986U JP9984986U JPH0354905Y2 JP H0354905 Y2 JPH0354905 Y2 JP H0354905Y2 JP 9984986 U JP9984986 U JP 9984986U JP 9984986 U JP9984986 U JP 9984986U JP H0354905 Y2 JPH0354905 Y2 JP H0354905Y2
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
本考案は液面緩衝材の考案に係り、クーリング
タワーなどの水流ないし水滴の落下水面において
騒音発生を防止し、或いは飛沫の発生をなからし
め、更には水面の乱れを抑制することのできる簡
易且つ低コストな水面緩衝材を提供しようとする
ものである。
タワーなどの水流ないし水滴の落下水面において
騒音発生を防止し、或いは飛沫の発生をなからし
め、更には水面の乱れを抑制することのできる簡
易且つ低コストな水面緩衝材を提供しようとする
ものである。
産業上の利用分野
クーリングタワーなどにおける供給ないし還流
水の液面落下部における水勢緩衝材。
水の液面落下部における水勢緩衝材。
従来の技術
空調設備などにおいて冷却なし熱交換に水を使
用することが一般的であり、斯うした水はクーリ
ングタワーにおいて滴下ないし細流として流下さ
れるが、このような水のタワー内水面滴下ないし
流下時に騒音を発生し、又飛沫を生ぜしめる。そ
こでこのような滴下ないし流下液面に上記のよう
な滴下ないし流下時の水勢を緩和し騒音および飛
沫の発生を防止する緩衝材については従来からそ
れなりに提案され且つ実施されている。
用することが一般的であり、斯うした水はクーリ
ングタワーにおいて滴下ないし細流として流下さ
れるが、このような水のタワー内水面滴下ないし
流下時に騒音を発生し、又飛沫を生ぜしめる。そ
こでこのような滴下ないし流下液面に上記のよう
な滴下ないし流下時の水勢を緩和し騒音および飛
沫の発生を防止する緩衝材については従来からそ
れなりに提案され且つ実施されている。
即ち合成繊維材を不規則な緩解状態としたもの
を樹脂系バインダーなどで締結した板状体を液面
に設定するものであつて、合成繊維の緩解組織を
水流または水滴が通過附着して流下することによ
つてその落下速度の皆無化された状態で液面に達
せしめられ、騒音および飛沫の全く発生しない状
態とすることできる。
を樹脂系バインダーなどで締結した板状体を液面
に設定するものであつて、合成繊維の緩解組織を
水流または水滴が通過附着して流下することによ
つてその落下速度の皆無化された状態で液面に達
せしめられ、騒音および飛沫の全く発生しない状
態とすることできる。
然してこのような合成繊維材はそれ自体が比重
が1以上であつて水中に沈むものであるからこの
ものを水面上に沈降しない状態としてセツトする
に水面直上に何等かの手段で吊上張設し、或いは
浮力部材を取付けて浮上せしめることが必要であ
り、このため従来採用されているものは第4図に
示す如くであつて、発泡ポリスチレンのブロツク
部体11を前記した合成繊維緩解結着組織体10
の底面に適当な固着手段12で取付けるものであ
つて、ブロツク部体11の有する浮力により組織
体10を液面に保持しようとするものである。
が1以上であつて水中に沈むものであるからこの
ものを水面上に沈降しない状態としてセツトする
に水面直上に何等かの手段で吊上張設し、或いは
浮力部材を取付けて浮上せしめることが必要であ
り、このため従来採用されているものは第4図に
示す如くであつて、発泡ポリスチレンのブロツク
部体11を前記した合成繊維緩解結着組織体10
の底面に適当な固着手段12で取付けるものであ
つて、ブロツク部体11の有する浮力により組織
体10を液面に保持しようとするものである。
考案が解決しようとする問題点
ところが上記した第4図のものにおいては、ブ
ロツク部体11と共に合成樹脂製のピン又は連結
杆の如き固着手段12および定着のためのナツト
状部材などを別に準備することが必要であり、し
かも取付けるべき各ブロツク部体11毎に前記固
着手段の複数本を刺挿して固定する作業は他作業
的とならざると得ず、そのための工数が嵩み、結
局それなりに高価なものとなるざるを得ない。
ロツク部体11と共に合成樹脂製のピン又は連結
杆の如き固着手段12および定着のためのナツト
状部材などを別に準備することが必要であり、し
かも取付けるべき各ブロツク部体11毎に前記固
着手段の複数本を刺挿して固定する作業は他作業
的とならざると得ず、そのための工数が嵩み、結
局それなりに高価なものとなるざるを得ない。
「考案の構成」
問題点を解決するための手段
合成繊維材の不規則緩解状態でバインダーによ
り締結させた合成繊維緩解組織体の片面に発泡合
成樹脂線状材の交錯締結層を層着一体化させたこ
とを特徴とする液面緩衝材。
り締結させた合成繊維緩解組織体の片面に発泡合
成樹脂線状材の交錯締結層を層着一体化させたこ
とを特徴とする液面緩衝材。
作 用
発泡合成樹脂線状材はその発泡組織によつて浮
力を有し、従つて交錯締結層を下面として液面に
セツトすることにより比重が液より大きい合成繊
維材による合成繊維緩解組織体は実質的に液面か
ら浮上して位置せしめられる。
力を有し、従つて交錯締結層を下面として液面に
セツトすることにより比重が液より大きい合成繊
維材による合成繊維緩解組織体は実質的に液面か
ら浮上して位置せしめられる。
上記のようにして液面から浮上して位置した合
成繊維緩解組織体は該液面に滴下ないし流下する
水その他が液面に直接に落下して騒音や飛沫を発
生することを阻止し、即ち上記のように滴下ない
し流下する水その他の液体が合成繊維緩解組織に
受けられ、該組織を伝つて液面へ緩かに達するこ
ととなる。
成繊維緩解組織体は該液面に滴下ないし流下する
水その他が液面に直接に落下して騒音や飛沫を発
生することを阻止し、即ち上記のように滴下ない
し流下する水その他の液体が合成繊維緩解組織に
受けられ、該組織を伝つて液面へ緩かに達するこ
ととなる。
更に上記のように液面に浮上してセツトされる
本案品は液面の上昇ないし降下のような液面変動
に追従して常に前記した関係位置を保持する。
本案品は液面の上昇ないし降下のような液面変動
に追従して常に前記した関係位置を保持する。
緩解組織体と交錯締結層との境界は正確に区分
される必要がなく、又前記のような浮上状体にお
いて該境界層が液面と正確に整合しなくても上記
したような作用が適切に達成されることは明らか
である。
される必要がなく、又前記のような浮上状体にお
いて該境界層が液面と正確に整合しなくても上記
したような作用が適切に達成されることは明らか
である。
実施例
上記したような本考案によるものの具体的な実
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、本考案においても合成繊維材の不規則な緩解
状態で樹脂系バインダー或いはラテツクス径バイ
ンダーなどで締結(特に屈曲緩解した繊維の交点
にバインダーが集合して締結し一体的に結合させ
る)させた合成繊維緩解組織体1を用いること自
体は前記した従来からのものと同様であるが、本
考案においては第1図に示すようにこのような合
成繊維緩解組織体1の片面に発泡合成樹脂線状材
4の交錯締結層2を層着一体化したものである。
施態様を添附図面に示すものについて説明する
と、本考案においても合成繊維材の不規則な緩解
状態で樹脂系バインダー或いはラテツクス径バイ
ンダーなどで締結(特に屈曲緩解した繊維の交点
にバインダーが集合して締結し一体的に結合させ
る)させた合成繊維緩解組織体1を用いること自
体は前記した従来からのものと同様であるが、本
考案においては第1図に示すようにこのような合
成繊維緩解組織体1の片面に発泡合成樹脂線状材
4の交錯締結層2を層着一体化したものである。
具体的に直径が1m以上のような円筒状をなし
たクーリングタワー用として製作するには第2図
に示すように扇型の如きとして製作されたものの
複数個を平面的に組合わせて目的の緩衝材とする
が、前記したような発泡合成樹脂線状材4はその
発泡構造からして脆弱であり又バインダーによる
結着力も充分でない傾向の認められる場合には上
記交錯締結層2の外面に更に樹脂質その他の網材
3を取付けて線状材4の折損、分断を阻止するよ
うにする。
たクーリングタワー用として製作するには第2図
に示すように扇型の如きとして製作されたものの
複数個を平面的に組合わせて目的の緩衝材とする
が、前記したような発泡合成樹脂線状材4はその
発泡構造からして脆弱であり又バインダーによる
結着力も充分でない傾向の認められる場合には上
記交錯締結層2の外面に更に樹脂質その他の網材
3を取付けて線状材4の折損、分断を阻止するよ
うにする。
前記した緩解組織体1を形成するための繊維材
としてはビニール、ナイロン、ビニリデンなどの
太さが0.2〜1mm程度のものが用いられ、このも
のを緩解状態として前記バインダーを噴霧または
浸漬により附着せしめて締結する。又上記した発
泡合成樹脂線状材4としては太さが2〜8mm程度
或いはそれ以上の発泡ポリスチレン線状材として
公知のように梱包用充填材として製作され、特に
その梱包充填目的で利用された後のものなどが有
効に利用される。即ちこのものは第1図に示すよ
うに発泡によつて屈曲した成形材として軽量で且
つ適度のクツシヨン作用を有するものであつて、
その閉孔発泡組織によつて浮力を示し、このもの
によつて形成された交錯締結層2を下面として水
面に置くことにより緩解組織体1は常に水面上に
位置せしめられ、既述したような流下ないし滴下
による騒音の発生および飛沫の発生を的確に防止
できる。
としてはビニール、ナイロン、ビニリデンなどの
太さが0.2〜1mm程度のものが用いられ、このも
のを緩解状態として前記バインダーを噴霧または
浸漬により附着せしめて締結する。又上記した発
泡合成樹脂線状材4としては太さが2〜8mm程度
或いはそれ以上の発泡ポリスチレン線状材として
公知のように梱包用充填材として製作され、特に
その梱包充填目的で利用された後のものなどが有
効に利用される。即ちこのものは第1図に示すよ
うに発泡によつて屈曲した成形材として軽量で且
つ適度のクツシヨン作用を有するものであつて、
その閉孔発泡組織によつて浮力を示し、このもの
によつて形成された交錯締結層2を下面として水
面に置くことにより緩解組織体1は常に水面上に
位置せしめられ、既述したような流下ないし滴下
による騒音の発生および飛沫の発生を的確に防止
できる。
なおこのような緩解組織体1と交錯締結層2は
各別に成形されたものを接着して本案品が得られ
ることは当然であるが、有利な製造法としては合
成繊維材7と線状材4とを混合した資料を空気に
よる比重選別作用を利用し、即ち空気層を介して
順次に網状ベルトコンベア上に供給することによ
り比重の高い繊維材7は優先的に下層に集合し、
比重の小さい線状材4は空中降下時の空気抵抗に
よつて殆んど表層部に堆積することとなるもの
で、前記供給に際し風力などを適宜に利用すれば
好ましい層別状態が形成されるから、このように
して素材7,4が略層別して堆積(但し境界が交
錯した状態でもよい)しコンベアで移送されて来
たものに対し既述したようなバインダーをスプレ
ーし、又適宜に網状ベルトコンベアの下面におけ
る吸気作用を併用して層内深部までバインダーを
吸引附着させる方法を採用することによつて単一
工程で図示のような2層構成のものを簡易且つ量
産的に製造することができる。つまり線状材4に
よる交錯締結層2を上面側として製造されたもの
を反転し下側として利用することのより本考案に
よる前述したような好ましい水勢緩衝材としての
使用がなされる。
各別に成形されたものを接着して本案品が得られ
ることは当然であるが、有利な製造法としては合
成繊維材7と線状材4とを混合した資料を空気に
よる比重選別作用を利用し、即ち空気層を介して
順次に網状ベルトコンベア上に供給することによ
り比重の高い繊維材7は優先的に下層に集合し、
比重の小さい線状材4は空中降下時の空気抵抗に
よつて殆んど表層部に堆積することとなるもの
で、前記供給に際し風力などを適宜に利用すれば
好ましい層別状態が形成されるから、このように
して素材7,4が略層別して堆積(但し境界が交
錯した状態でもよい)しコンベアで移送されて来
たものに対し既述したようなバインダーをスプレ
ーし、又適宜に網状ベルトコンベアの下面におけ
る吸気作用を併用して層内深部までバインダーを
吸引附着させる方法を採用することによつて単一
工程で図示のような2層構成のものを簡易且つ量
産的に製造することができる。つまり線状材4に
よる交錯締結層2を上面側として製造されたもの
を反転し下側として利用することのより本考案に
よる前述したような好ましい水勢緩衝材としての
使用がなされる。
上記したような本考案によるものは上記したよ
うなクーリングタワーにおける飛沫防止および騒
音発生防止目的において利用するに好ましいもの
であることは明らかであるが、又水面の振動(波
紋の発生)を抑制するような目的などにおいても
適切に利用し得る。即ち反応液は印刷版胴に対す
る湿し水のように供給された液面における波動が
微妙に影響することが存することは明かで、この
ような場合に供給液の落とし口部分に本案品を採
用し、安定した波紋ないし振動の抑制、消去効果
を得しめる。
うなクーリングタワーにおける飛沫防止および騒
音発生防止目的において利用するに好ましいもの
であることは明らかであるが、又水面の振動(波
紋の発生)を抑制するような目的などにおいても
適切に利用し得る。即ち反応液は印刷版胴に対す
る湿し水のように供給された液面における波動が
微妙に影響することが存することは明かで、この
ような場合に供給液の落とし口部分に本案品を採
用し、安定した波紋ないし振動の抑制、消去効果
を得しめる。
「考案の効果」
以上説明したような本考案によるときは液面に
安定状態に繊維の緩解組織体を位置せしめ、液面
変動に対し常に有効に追従して的確な消音および
飛沫発生防止作用を得しめるものであり、しかも
特別な組付け部材あるいは組付け工数などを必要
とせず、簡易に目的の製品を得しめ、低コストで
あるなどの効果を有しており、実用上製作上その
効果の大きい考案である。
安定状態に繊維の緩解組織体を位置せしめ、液面
変動に対し常に有効に追従して的確な消音および
飛沫発生防止作用を得しめるものであり、しかも
特別な組付け部材あるいは組付け工数などを必要
とせず、簡易に目的の製品を得しめ、低コストで
あるなどの効果を有しており、実用上製作上その
効果の大きい考案である。
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案によるものの層別構成状態を
示した部分的側面図、第2図は本考案によるもの
の1例を示した斜面図、第3図はその別の例につ
いての第1図とは反対の側から見た斜面図、第4
図は従来のものについての側面図である。 然してこれらの図面において、1は合成繊維緩
解組織体、2は交錯締結層、3は網材、4は発泡
合成樹脂線状材、7は合成繊維材を示すものであ
る。
て、第1図は本考案によるものの層別構成状態を
示した部分的側面図、第2図は本考案によるもの
の1例を示した斜面図、第3図はその別の例につ
いての第1図とは反対の側から見た斜面図、第4
図は従来のものについての側面図である。 然してこれらの図面において、1は合成繊維緩
解組織体、2は交錯締結層、3は網材、4は発泡
合成樹脂線状材、7は合成繊維材を示すものであ
る。
Claims (1)
- 合成繊維材の不規則緩解状態でバインダーによ
り締結させた合成繊維緩解組織体の片面に発泡合
成樹脂線状材の交錯締結層を層着一体化させたこ
とを特徴とする液面緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9984986U JPH0354905Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9984986U JPH0354905Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS637522U JPS637522U (ja) | 1988-01-19 |
| JPH0354905Y2 true JPH0354905Y2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=30969111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9984986U Expired JPH0354905Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354905Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP9984986U patent/JPH0354905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS637522U (ja) | 1988-01-19 |
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