JPH0355506B2 - - Google Patents
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- JPH0355506B2 JPH0355506B2 JP58055303A JP5530383A JPH0355506B2 JP H0355506 B2 JPH0355506 B2 JP H0355506B2 JP 58055303 A JP58055303 A JP 58055303A JP 5530383 A JP5530383 A JP 5530383A JP H0355506 B2 JPH0355506 B2 JP H0355506B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/14—Peroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/12—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
-
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L27/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L27/02—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L27/12—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
- C08L27/16—Homopolymers or copolymers or vinylidene fluoride
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は含フツ素エラストマー組成物に関する
ものである。 腐食性の流体を取扱う機器の防食の目的で基材
表面をプラスチツク、セラミツク、貴金属等でラ
イニングする手法に加えて、ゴムでライニングす
る手法が知られている。そしてゴムライニングに
おいては、他のライニングに較べて耐衝撃性、耐
摩耗性、施工性などの点で有利であることも周知
である。 一方、含フツ素エラストマーは、その優れた耐
薬品性、耐熱性からライニング材原料として有望
視されているものの、通常のゴムライニングと同
様の手法による施工を行う場合には加硫時に亀裂
を生じライニング材としての用をなさなくなるな
ど施工性の点で大きな難点があり、大型罐体など
への含フツ素エラストマーライニングは、未だ実
用化されるには到つていない。 本発明者らは、上記問題点の認識のもとに鋭意
研究を重ねた結果、含フツ素エラストマーとして
過酸化物加硫可能な含フツ素共重合エラストマー
を使用し、これに特定のポリフツ化ビニリデン、
過酸化物および多アリル化合物を必須成分として
配合せしめてなる組成物を原料とするライニング
材を使用すると上記のごとき欠点が解消され、通
常のゴムライニングと同様の手法が適用可能な優
れた施工性と、従来のゴムライニングが適用でき
なかつた高温雰囲気あるいは酸化性雰囲気に耐え
るライニングが達成可能であるばかりでなく、ポ
リフツ化ビニリデンを含まない組成物から導かれ
る加硫体よりも耐薬品性および機械的強度に優れ
た加硫体が得られるという驚くべき知見を得るに
到つた。 かくして、本発明は上記知見に基いて完成され
たものであり、含フツ素エラストマーとポリフツ
化ビニリデンとを含有する含フツ素エラストマー
組成物において、含フツ素エラストマーが過酸化
物加硫可能な含フツ素共重合体エラストマーであ
り、ポリフツ化ビニリデンが平均粒径20μm以下
の微粉体であり、かつ該組成物が必須成分として
さらに過酸化物および多アリル化合物を含有する
ことを特徴とする含フツ素エラストマー組成物
(本発明の組成物)を提供するものである。 本発明においては、含フツ素エラストマーとし
て過酸化物加硫可能な含フツ素共重合体エラスト
マーを使用することが重要である。含フツ素エラ
ストマーであつても、アミン加硫型あるいはポリ
オール加硫型のものでは、加硫ライニング膜の耐
薬品性が劣つたものとなるばかりでなく、ライニ
ング材の加硫手法として最も簡便な直接蒸気加硫
の適用が不可能となるので、施工性の点でも劣つ
たものとなり不都合である。また、含フツ素エラ
ストマーであつても、ポリフルオロアルキル基含
有アクリレート系エラストマー、ポリフルオロア
ルキル基含有ポリシロキサン系エラストマー、含
フツ素フオスフオニトリル系エラストマー等にお
いては、耐薬品性、耐熱性、施工性などのいずれ
かに難があり、ライニング材原料としていずれも
不適当である。 本発明において使用される過酸化物加硫可能な
含フツ素共重合体エラストマーとしては、分子中
に不飽和結合、−CF2X(ただしXはIまたはBrを
示す)基、CFX基(Xは前記に同じ)、および
−CH3基から選ばれる少なくとも1種の加硫部位
を有するものが好ましく、典型的なものとして
は、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体、フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体、フツ化ビニリデン−クロロトリフ
ルオロエチレン系共重合体、フツ化ビニリデン−
ペンタフルオロプロペン系共重合体、テトラフル
オロエチレン−フツ化ビニリデン−プロピレン系
共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン−
イソブチレン系共重合体、エチレン−ヘキサフル
オロプロペン系共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−ブテン−1系共重合体、テトラフルオロエチ
レン−エチルビニルエーテル系共重合体、テトラ
フルオロエチレン−フルオロビニルエーテル系共
重合体等があげられる。しかして、ライニング材
としての施工性、耐薬品性等の特性面から、テト
ラフルオロエチレン−プロピレン系共重合体が好
ましく採用可能である。 上記の如き含フツ素エラストマーとしては、ム
ーニー粘度〔ML1+10:100℃〕が10〜120、特に
20〜60程度のものが好ましく採用される。施工条
件によつては、該粘度が低すぎるものでは加硫中
の発泡などの、また高すぎるものでは配合ゴムシ
ートの可塑性が低下し、施工性が損われるなどの
不都合が生じることがあるからである。 本発明においてポリフツ化ビニリデンとして
は、平均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下
の微粉体であれば種々のものが使用可能であり、
乳化重合、懸濁重合、溶液重合あるいは塊状重合
等の重合方式、分子中の異種結合〔頭−頭結合、
尾−尾結合、分岐等〕の存在割合に起因する結晶
化度、さらには10モル%以下の割合で存在し得る
変性剤としての他の共単量体に基く単位の種類お
よび量等の如何を問わず使用可能であるが、補強
効果の点から数平均分子量が10万以上のものが好
ましく採用可能である。なお、平均粒径が大きす
ぎるものを使用する場合には、補強効果が不充分
となるばかりでなく、ライニング材表面の平滑性
が失われピンホール等の欠陥を生じ易くなるなど
の難点がある。かかるポリフツ化ビニリデンの使
用量としては、少なすぎる場合には補強効果およ
びそれに伴う施工性の改善効果が不充分となり、
また多すぎる場合には配合ゴムの可塑性が低下
し、分出しロールによるシート成形が不可能とな
り、またプレス等によりシートを作成してもこれ
をライニング材として使用する場合には、コーナ
部・オーバーラツプ部等の折曲げを要する部分で
の破断が生じ施工が困難となるとともに加硫体の
可撓性も低下しゴムライニング等としての可撓性
に基く種々の特性が損われることになるので、含
フツ素エラストマー100重量部当り30〜300重量
部、特に50〜200重量部の範囲が好ましく採用さ
れる。 本発明において過酸化物としては、有機過酸化
物が好ましく採用され、具体例としてはジベンゾ
イル−パーオキシドのごときジアシルパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド、ジ−t−ブチルパー
オキシド、t−ブチルクミルパーオキシド、t−
ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパー
オキシベンゾエートのごときパーオキシエステル
類などのモノパーオキシ化合物、および2,5−
ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)
−ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン、α,α′−
(ビス−(t−ブチルパーオキシ)−パラ−ジイソ
プロピルベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−
ジメチル−2,5−ジ−(ベンゾイルパーオキシ)
−ヘキサンなどのジパーオキシ化合物などがあげ
られる。これらは一種類単独あるいは二種以上混
合して使用し得る。かかる過酸化物の使用量とし
ては、少なすぎる場合には加硫不足となり、ライ
ニング膜の耐久性が不充分となり、また多すぎる
場合には発泡などの欠陥を生じ易くなるので、含
フツ素エラストマー100重量部当り0.1〜10重量
部、特に0.5〜8重量部の範囲から選定すること
が好ましい。 本発明においては、上記過酸化物に加えて多ア
リル化合物を使用することが、充分な加硫密度の
達成およびそれに基くライニングの耐久性の付与
の面から重要である。多アリル化合物としては、
イソシアヌル酸トリアリル、シアヌル酸トリアリ
ル、燐酸トリアリル、フタル酸ジアリル、ジアリ
ルメラミン等が例示される。かかる化合物の使用
量としては、少なすぎる場合には加硫不足とな
り、また多すぎる場合にはブリードアウトを生じ
てこれに接触する流体を汚染するなどのおそれが
あるので、含フツ素エラストマー100重量部当り
0.2〜20重量部、特に1〜10重量部の範囲から選
定することが望ましい。 本発明においては、上記のごとき各成分に加え
て、カーボンブラツク、フアインシリカのごとき
充填剤、ステアリン酸ナトリウムのごとき内部離
型剤、さらには顔料、酸化防止剤、安定剤等の添
加剤を適宜配合し、収縮率・熱膨張係数の低減、
伝熱係数の向上、施工性の向上、あるいは識別性
の付与等を図ることも可能である。かかる添加剤
の選定に際しては、組成物の使用目的に応じて耐
酸性、耐水性、耐酸化性、滲出性等を配慮すべき
であることは勿論である。 本発明においては、組成物の各成分および場合
によつて添加される上記のごとき種々の添加剤を
充分均一に混合することが望ましい。かかる場合
は、従来より通常されているゴム混練用ロールあ
るいはバンバリーミキサー等によつて行われ得
る。混合時の作業条件は特に限定されないが、温
度としては過酸化物の分解あるいはポリフツ化ビ
ニリデン微粉体の溶融が進行しない範囲で行うこ
とが好ましく、通常は30〜80℃程度の範囲が選ば
れ、また混練時間としては10〜60分程度で充分で
ある。 上記のごとく混練された未加硫配合ゴムは可塑
性に富んでおり、押出成形、ロール分出し、カレ
ンダー成形等によつて容易に所定厚みのシートに
成形可能である。かかる方法によつて本発明の組
成物を用いてライニング材を製造することが可能
である。 本発明の組成物をシート成形してなるライニン
グ材の施工方法は特に限定されないが、その可塑
性に基き一般のゴムライニングと同様の施工方法
が適用可能である。例えば罐体等の内面ライニン
グに際しては、適宜下地処理を施こした基材に、
ハンドロールまたはステツシヤー等を用いてライ
ニング材を貼付加工し、オーバーラツプ部の施工
に際しては適宜溶剤あるいは共糊を塗布した状態
で貼付を行い、また彎曲部・コーナー部などでは
ライニング材を適宜変形させながら貼付加工し、
全面に均一な厚みのライニング材を貼付ける方法
が円滑に採用可能である。ライニング材の厚みと
しては、通常1〜6mm程度の範囲から適宜選定す
ることができる。 本発明の組成物の加硫に際しては、従来より通
常使用されている加硫プレス、加硫罐、加硫オー
ブン等の種々の加硫機を用いる種々の加硫操作が
採用可能であり、目的に応じて適宜選定すること
が望ましい。加硫温度としては通常100〜300℃程
度が採用され得るが、ポリフツ化ビニリデン添加
に基く補強効果を充分に発現させる面からはポリ
フツ化ビニリデンの融点以上の温度が好ましく採
用可能である。勿論用途によつては前記融点以下
の温度での加硫で充分な場合もある。 本発明の組成物をシート成形してなるライニン
グ材は、施工性に極めて優れており、大型機器、
複雑形状品に信頼性の高いライニングを施こすこ
とが可能であるとともに、耐薬品、耐熱性、可撓
性の要求される用途への適用が可能であり、産業
上の利用価値が極めて大である。 つぎに実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。 実施例1〜8および比較例1〜2 含フツ素共重合体としてムーニー粘度が約30で
あるテトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体(旭硝子社製アフラス150L)〔A〕を、ポリ
フツ化ビニリデンとして平均粒径が約10μmの微
粉体(米国ペンウオルト社製カイナー#461)
〔B〕を、過酸化物としてα,α′−ビス−(t−ブ
チルパーオキシ)−パラージイソプロピルベンゼ
ン(日本油脂社製ペロキシモンF−100)〔C〕
を、また多アリル化合物としてイソシアヌル酸ト
リアリル〔D〕を、さらに充填剤としてMTカー
ボン(米国アール・テイー・バン・ダー・ビルド
社製サーマツクスMT)〔E〕をそれぞれ使用し、
第1表に示す配合処方(重量部で表示)に調合
し、50℃に保持したゴムロール上で30分間混練
し、種々の配合ゴムを調製した。
ものである。 腐食性の流体を取扱う機器の防食の目的で基材
表面をプラスチツク、セラミツク、貴金属等でラ
イニングする手法に加えて、ゴムでライニングす
る手法が知られている。そしてゴムライニングに
おいては、他のライニングに較べて耐衝撃性、耐
摩耗性、施工性などの点で有利であることも周知
である。 一方、含フツ素エラストマーは、その優れた耐
薬品性、耐熱性からライニング材原料として有望
視されているものの、通常のゴムライニングと同
様の手法による施工を行う場合には加硫時に亀裂
を生じライニング材としての用をなさなくなるな
ど施工性の点で大きな難点があり、大型罐体など
への含フツ素エラストマーライニングは、未だ実
用化されるには到つていない。 本発明者らは、上記問題点の認識のもとに鋭意
研究を重ねた結果、含フツ素エラストマーとして
過酸化物加硫可能な含フツ素共重合エラストマー
を使用し、これに特定のポリフツ化ビニリデン、
過酸化物および多アリル化合物を必須成分として
配合せしめてなる組成物を原料とするライニング
材を使用すると上記のごとき欠点が解消され、通
常のゴムライニングと同様の手法が適用可能な優
れた施工性と、従来のゴムライニングが適用でき
なかつた高温雰囲気あるいは酸化性雰囲気に耐え
るライニングが達成可能であるばかりでなく、ポ
リフツ化ビニリデンを含まない組成物から導かれ
る加硫体よりも耐薬品性および機械的強度に優れ
た加硫体が得られるという驚くべき知見を得るに
到つた。 かくして、本発明は上記知見に基いて完成され
たものであり、含フツ素エラストマーとポリフツ
化ビニリデンとを含有する含フツ素エラストマー
組成物において、含フツ素エラストマーが過酸化
物加硫可能な含フツ素共重合体エラストマーであ
り、ポリフツ化ビニリデンが平均粒径20μm以下
の微粉体であり、かつ該組成物が必須成分として
さらに過酸化物および多アリル化合物を含有する
ことを特徴とする含フツ素エラストマー組成物
(本発明の組成物)を提供するものである。 本発明においては、含フツ素エラストマーとし
て過酸化物加硫可能な含フツ素共重合体エラスト
マーを使用することが重要である。含フツ素エラ
ストマーであつても、アミン加硫型あるいはポリ
オール加硫型のものでは、加硫ライニング膜の耐
薬品性が劣つたものとなるばかりでなく、ライニ
ング材の加硫手法として最も簡便な直接蒸気加硫
の適用が不可能となるので、施工性の点でも劣つ
たものとなり不都合である。また、含フツ素エラ
ストマーであつても、ポリフルオロアルキル基含
有アクリレート系エラストマー、ポリフルオロア
ルキル基含有ポリシロキサン系エラストマー、含
フツ素フオスフオニトリル系エラストマー等にお
いては、耐薬品性、耐熱性、施工性などのいずれ
かに難があり、ライニング材原料としていずれも
不適当である。 本発明において使用される過酸化物加硫可能な
含フツ素共重合体エラストマーとしては、分子中
に不飽和結合、−CF2X(ただしXはIまたはBrを
示す)基、CFX基(Xは前記に同じ)、および
−CH3基から選ばれる少なくとも1種の加硫部位
を有するものが好ましく、典型的なものとして
は、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体、フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体、フツ化ビニリデン−クロロトリフ
ルオロエチレン系共重合体、フツ化ビニリデン−
ペンタフルオロプロペン系共重合体、テトラフル
オロエチレン−フツ化ビニリデン−プロピレン系
共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン−
イソブチレン系共重合体、エチレン−ヘキサフル
オロプロペン系共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−ブテン−1系共重合体、テトラフルオロエチ
レン−エチルビニルエーテル系共重合体、テトラ
フルオロエチレン−フルオロビニルエーテル系共
重合体等があげられる。しかして、ライニング材
としての施工性、耐薬品性等の特性面から、テト
ラフルオロエチレン−プロピレン系共重合体が好
ましく採用可能である。 上記の如き含フツ素エラストマーとしては、ム
ーニー粘度〔ML1+10:100℃〕が10〜120、特に
20〜60程度のものが好ましく採用される。施工条
件によつては、該粘度が低すぎるものでは加硫中
の発泡などの、また高すぎるものでは配合ゴムシ
ートの可塑性が低下し、施工性が損われるなどの
不都合が生じることがあるからである。 本発明においてポリフツ化ビニリデンとして
は、平均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下
の微粉体であれば種々のものが使用可能であり、
乳化重合、懸濁重合、溶液重合あるいは塊状重合
等の重合方式、分子中の異種結合〔頭−頭結合、
尾−尾結合、分岐等〕の存在割合に起因する結晶
化度、さらには10モル%以下の割合で存在し得る
変性剤としての他の共単量体に基く単位の種類お
よび量等の如何を問わず使用可能であるが、補強
効果の点から数平均分子量が10万以上のものが好
ましく採用可能である。なお、平均粒径が大きす
ぎるものを使用する場合には、補強効果が不充分
となるばかりでなく、ライニング材表面の平滑性
が失われピンホール等の欠陥を生じ易くなるなど
の難点がある。かかるポリフツ化ビニリデンの使
用量としては、少なすぎる場合には補強効果およ
びそれに伴う施工性の改善効果が不充分となり、
また多すぎる場合には配合ゴムの可塑性が低下
し、分出しロールによるシート成形が不可能とな
り、またプレス等によりシートを作成してもこれ
をライニング材として使用する場合には、コーナ
部・オーバーラツプ部等の折曲げを要する部分で
の破断が生じ施工が困難となるとともに加硫体の
可撓性も低下しゴムライニング等としての可撓性
に基く種々の特性が損われることになるので、含
フツ素エラストマー100重量部当り30〜300重量
部、特に50〜200重量部の範囲が好ましく採用さ
れる。 本発明において過酸化物としては、有機過酸化
物が好ましく採用され、具体例としてはジベンゾ
イル−パーオキシドのごときジアシルパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド、ジ−t−ブチルパー
オキシド、t−ブチルクミルパーオキシド、t−
ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパー
オキシベンゾエートのごときパーオキシエステル
類などのモノパーオキシ化合物、および2,5−
ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパーオキシ)
−ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン、α,α′−
(ビス−(t−ブチルパーオキシ)−パラ−ジイソ
プロピルベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−
ジメチル−2,5−ジ−(ベンゾイルパーオキシ)
−ヘキサンなどのジパーオキシ化合物などがあげ
られる。これらは一種類単独あるいは二種以上混
合して使用し得る。かかる過酸化物の使用量とし
ては、少なすぎる場合には加硫不足となり、ライ
ニング膜の耐久性が不充分となり、また多すぎる
場合には発泡などの欠陥を生じ易くなるので、含
フツ素エラストマー100重量部当り0.1〜10重量
部、特に0.5〜8重量部の範囲から選定すること
が好ましい。 本発明においては、上記過酸化物に加えて多ア
リル化合物を使用することが、充分な加硫密度の
達成およびそれに基くライニングの耐久性の付与
の面から重要である。多アリル化合物としては、
イソシアヌル酸トリアリル、シアヌル酸トリアリ
ル、燐酸トリアリル、フタル酸ジアリル、ジアリ
ルメラミン等が例示される。かかる化合物の使用
量としては、少なすぎる場合には加硫不足とな
り、また多すぎる場合にはブリードアウトを生じ
てこれに接触する流体を汚染するなどのおそれが
あるので、含フツ素エラストマー100重量部当り
0.2〜20重量部、特に1〜10重量部の範囲から選
定することが望ましい。 本発明においては、上記のごとき各成分に加え
て、カーボンブラツク、フアインシリカのごとき
充填剤、ステアリン酸ナトリウムのごとき内部離
型剤、さらには顔料、酸化防止剤、安定剤等の添
加剤を適宜配合し、収縮率・熱膨張係数の低減、
伝熱係数の向上、施工性の向上、あるいは識別性
の付与等を図ることも可能である。かかる添加剤
の選定に際しては、組成物の使用目的に応じて耐
酸性、耐水性、耐酸化性、滲出性等を配慮すべき
であることは勿論である。 本発明においては、組成物の各成分および場合
によつて添加される上記のごとき種々の添加剤を
充分均一に混合することが望ましい。かかる場合
は、従来より通常されているゴム混練用ロールあ
るいはバンバリーミキサー等によつて行われ得
る。混合時の作業条件は特に限定されないが、温
度としては過酸化物の分解あるいはポリフツ化ビ
ニリデン微粉体の溶融が進行しない範囲で行うこ
とが好ましく、通常は30〜80℃程度の範囲が選ば
れ、また混練時間としては10〜60分程度で充分で
ある。 上記のごとく混練された未加硫配合ゴムは可塑
性に富んでおり、押出成形、ロール分出し、カレ
ンダー成形等によつて容易に所定厚みのシートに
成形可能である。かかる方法によつて本発明の組
成物を用いてライニング材を製造することが可能
である。 本発明の組成物をシート成形してなるライニン
グ材の施工方法は特に限定されないが、その可塑
性に基き一般のゴムライニングと同様の施工方法
が適用可能である。例えば罐体等の内面ライニン
グに際しては、適宜下地処理を施こした基材に、
ハンドロールまたはステツシヤー等を用いてライ
ニング材を貼付加工し、オーバーラツプ部の施工
に際しては適宜溶剤あるいは共糊を塗布した状態
で貼付を行い、また彎曲部・コーナー部などでは
ライニング材を適宜変形させながら貼付加工し、
全面に均一な厚みのライニング材を貼付ける方法
が円滑に採用可能である。ライニング材の厚みと
しては、通常1〜6mm程度の範囲から適宜選定す
ることができる。 本発明の組成物の加硫に際しては、従来より通
常使用されている加硫プレス、加硫罐、加硫オー
ブン等の種々の加硫機を用いる種々の加硫操作が
採用可能であり、目的に応じて適宜選定すること
が望ましい。加硫温度としては通常100〜300℃程
度が採用され得るが、ポリフツ化ビニリデン添加
に基く補強効果を充分に発現させる面からはポリ
フツ化ビニリデンの融点以上の温度が好ましく採
用可能である。勿論用途によつては前記融点以下
の温度での加硫で充分な場合もある。 本発明の組成物をシート成形してなるライニン
グ材は、施工性に極めて優れており、大型機器、
複雑形状品に信頼性の高いライニングを施こすこ
とが可能であるとともに、耐薬品、耐熱性、可撓
性の要求される用途への適用が可能であり、産業
上の利用価値が極めて大である。 つぎに実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。 実施例1〜8および比較例1〜2 含フツ素共重合体としてムーニー粘度が約30で
あるテトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体(旭硝子社製アフラス150L)〔A〕を、ポリ
フツ化ビニリデンとして平均粒径が約10μmの微
粉体(米国ペンウオルト社製カイナー#461)
〔B〕を、過酸化物としてα,α′−ビス−(t−ブ
チルパーオキシ)−パラージイソプロピルベンゼ
ン(日本油脂社製ペロキシモンF−100)〔C〕
を、また多アリル化合物としてイソシアヌル酸ト
リアリル〔D〕を、さらに充填剤としてMTカー
ボン(米国アール・テイー・バン・ダー・ビルド
社製サーマツクスMT)〔E〕をそれぞれ使用し、
第1表に示す配合処方(重量部で表示)に調合
し、50℃に保持したゴムロール上で30分間混練
し、種々の配合ゴムを調製した。
【表】
上で得られた配合ゴムを厚さ1mmのシートに分
出し、加硫罐中で圧力4Kg/cm2の水蒸気を用いて
2時間加圧蒸気加硫を行わしめた。得られた加硫
体のJIS K6301に準じて測定した物性値を第2表
に、また加硫条件を6Kg/cm22時間とした場合の
同様の物性値を第3表にそれぞれまとめて示す。
表中のTbは破断引張強さ(単位Kg/cm2)を、Eb
は破断伸び(単位%)を、HsはJISA硬さを、そ
してTrは引裂強さ(単位Kg/cm2)をそれぞれ示
す。特定量のポリフツ化ビニリデン微粉末の添加
により著るしい補強効果が達成されていることが
明らかである。
出し、加硫罐中で圧力4Kg/cm2の水蒸気を用いて
2時間加圧蒸気加硫を行わしめた。得られた加硫
体のJIS K6301に準じて測定した物性値を第2表
に、また加硫条件を6Kg/cm22時間とした場合の
同様の物性値を第3表にそれぞれまとめて示す。
表中のTbは破断引張強さ(単位Kg/cm2)を、Eb
は破断伸び(単位%)を、HsはJISA硬さを、そ
してTrは引裂強さ(単位Kg/cm2)をそれぞれ示
す。特定量のポリフツ化ビニリデン微粉末の添加
により著るしい補強効果が達成されていることが
明らかである。
【表】
【表】
実施例 9〜11
過酸化物の種類および量を変える以外は、実施
例5と同様の配合ゴムを調製し、4Kg/cm2蒸気を
用い4時間加硫してその物性を測定した。 過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン(日本油脂社
製パーヘキサ25B)〔F〕1,5重量部を使用し
た配合〔実施例9〕、過酸化物としてt−ブチル
クミルパーオキシド(日本油脂社製パーブチル
C〕〔G〕6重量部を使用した配合〔実施例10〕、
さらに実施例10の配合にさらにMTカーボン
〔E〕を40重量部を加えた配合〔実施例11〕につ
いても同様の加硫試験を行つた。加硫物の物性を
第4表にまとめて示す。いずれの場合にも、ポリ
フツ化ビニリデンによる補強効果が確認された。
例5と同様の配合ゴムを調製し、4Kg/cm2蒸気を
用い4時間加硫してその物性を測定した。 過酸化物として2,5−ジメチル−2,5−
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン(日本油脂社
製パーヘキサ25B)〔F〕1,5重量部を使用し
た配合〔実施例9〕、過酸化物としてt−ブチル
クミルパーオキシド(日本油脂社製パーブチル
C〕〔G〕6重量部を使用した配合〔実施例10〕、
さらに実施例10の配合にさらにMTカーボン
〔E〕を40重量部を加えた配合〔実施例11〕につ
いても同様の加硫試験を行つた。加硫物の物性を
第4表にまとめて示す。いずれの場合にも、ポリ
フツ化ビニリデンによる補強効果が確認された。
【表】
実施例 12〜14
実施例1と同様の含フツ素エラストマー〔A〕
100重量部に対し実施例1と同様のポリフツ化ビ
ニリデン〔B〕を第5表に示す種々の割合で添加
し、さらに過酸化物としてt−ブチルパーオキシ
ベンゾエート(日本油脂製パーブチルZ)〔H〕
を5重量部、多アリル化合物として〔D〕を5重
量部、充填剤として〔E〕を40重量部、内部離型
剤としてステアリン酸ナトリウム〔〕を2重量
部をそれぞれ配合し、50℃に保持したゴムロール
上で30分間混練し、種々の配合ゴムを調製した。
これらの配合ゴムを1mmのシートに分出し、4
Kg/cm2の水蒸気を用いて2時間加圧蒸気加硫せし
めて得た加硫体の物性は第5表に示すとおりであ
つた。
100重量部に対し実施例1と同様のポリフツ化ビ
ニリデン〔B〕を第5表に示す種々の割合で添加
し、さらに過酸化物としてt−ブチルパーオキシ
ベンゾエート(日本油脂製パーブチルZ)〔H〕
を5重量部、多アリル化合物として〔D〕を5重
量部、充填剤として〔E〕を40重量部、内部離型
剤としてステアリン酸ナトリウム〔〕を2重量
部をそれぞれ配合し、50℃に保持したゴムロール
上で30分間混練し、種々の配合ゴムを調製した。
これらの配合ゴムを1mmのシートに分出し、4
Kg/cm2の水蒸気を用いて2時間加圧蒸気加硫せし
めて得た加硫体の物性は第5表に示すとおりであ
つた。
【表】
実施例 15〜18
含フツ素エラストマーとして〔A〕にかえて、
以下の種々のものを使用する以外は実施例6と同
様の処方の各種配合ゴムを調製した。 〔J〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン−テトラフルオロエチレン系共重合体(ムー
ニー粘度約100、硬化部位は−CF2Iと推定され
る)(ダイキン社製ダイエルG−901) 〔K〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体(ムーニー粘度約75、硬化部位は
−CF2Iと推定される)(ダイキン社製ダイエル
G−801) 〔L〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体(ムーニー粘度約110、硬化部位
はCFBrと推定される)(米国デユポン社製
バイトンGF) 〔M〕 テトラフルオロエチレン−プロピレン系共
重合体(ムーニー粘度約60、硬化部位は−CH3
および/または不飽和結合と推定される)(旭
硝子社製アフラス150E) 上で得られた配合ゴムを厚さ1mmのシートに分
出し、180℃で1時間プレス加硫した。加硫体の
物性値を第6表に示す。 なお、実施例17については前記に加えて酸化マ
グネシウムを4重量部配合した。
以下の種々のものを使用する以外は実施例6と同
様の処方の各種配合ゴムを調製した。 〔J〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン−テトラフルオロエチレン系共重合体(ムー
ニー粘度約100、硬化部位は−CF2Iと推定され
る)(ダイキン社製ダイエルG−901) 〔K〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体(ムーニー粘度約75、硬化部位は
−CF2Iと推定される)(ダイキン社製ダイエル
G−801) 〔L〕 フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロペ
ン系共重合体(ムーニー粘度約110、硬化部位
はCFBrと推定される)(米国デユポン社製
バイトンGF) 〔M〕 テトラフルオロエチレン−プロピレン系共
重合体(ムーニー粘度約60、硬化部位は−CH3
および/または不飽和結合と推定される)(旭
硝子社製アフラス150E) 上で得られた配合ゴムを厚さ1mmのシートに分
出し、180℃で1時間プレス加硫した。加硫体の
物性値を第6表に示す。 なお、実施例17については前記に加えて酸化マ
グネシウムを4重量部配合した。
【表】
比較例 3〜4
含フツ素エラストマーとしてポリオール加硫型
のもの(フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン系共重合体、加硫剤としてハイドロキノンを
含有:米国スリーエム社製フローレル#2176)
〔N〕を使用し、第7表に示す配合処方(重量部
で表示)に調合し、50℃に保持したゴムロール上
で30分間混練した。
のもの(フツ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロ
ペン系共重合体、加硫剤としてハイドロキノンを
含有:米国スリーエム社製フローレル#2176)
〔N〕を使用し、第7表に示す配合処方(重量部
で表示)に調合し、50℃に保持したゴムロール上
で30分間混練した。
【表】
この場合、比較例4の配合では加硫操作時にシ
ートが極めてもろいものとなり、また比較例3の
配合では5Kg/cm2、1時間の加圧蒸気加硫を行つ
た後においてもTb,Eb,Hs,Trがそれぞれ
120,70,92,24にすぎず、ともにポリフツ化ビ
ニリデンの添加効果が認められなかつた。 比較例 5 ポリフツ化ビニリデンとして〔B〕にかえて平
均粒径が約300μmであるもの(呉羽化学社製KF
ポリマー#1000)を使用する以外は実施例2と同
様の配合ゴムを調製した。 この場合分出しシートの表面平滑性が乏しく、
しかも160℃、1時間のプレス加硫を行つた後に
おいてもTb,Eb,Hs,Trがそれぞれ95,50,
94,26にすぎず目的が達せられなかつた。 実施例 19〜20 罐体ライニング施工例 鋼(SS41)製箱型罐体(幅2.3m、長さ4.5m、
深さ2.0m)の内面に、実施例2の配合ゴムを5
mm厚に分出ししてなるライニング材を、下記のご
とくしてライニングした(実施例19)。 まず、基材内面をサンドブラストしてから有機
シリコーン系のプライマー(東洋化学研究所製メ
タロツクS−10)を塗布した。ついで、実施例2
の配合ゴムをテトラヒドロフランに溶解せしめて
なる共糊を塗布し乾燥させた。一方上記ライニン
グ材表面に同様の共糊を塗布して粘着性を付与
し、これを基材上にハンドロールを用いて貼付施
工した。施工済の罐体を加硫罐に入れて7Kg/cm2
水蒸気を用い1時間加圧蒸気加硫せしめた。 かくして得られたライニングにはフクレ、ピン
ホールなどの欠陥が認められず、基材との接着も
強固であつた。 配合ゴムとして実施例8の処方のものを使用す
る以外は、上と同様のライニング施工を行つた
(実施例20)。この場合にも上と同様、良好なライ
ニングが達成された。 実施例 21〜22 ゴム製エキスパンシヨンジヨイント内面ライニ
ング施工例 実施例2の配合ゴムを使用し、以下のごとくし
て内面に含フツ素エラストマー層を有するゴム製
エキスパンシヨンジヨイント(内径300mm、長さ
200mm)を作成した(実施例21)。 外径300mmの鉄パイプに上記未加硫配合ゴムシ
ートを厚み5mmに巻付けた。ついで、実施例19と
同様のプライマーを塗布した後、ポリエステル補
強布を巻付け、さらにエポキシ変性フエノール系
接着剤(東洋化学研究所製メタロツクG)を塗
布・乾燥し、その上にクロロプレン系の合成ゴム
(昭和ネオプレン製ネオプレン)の未加硫配合ゴ
ムシートを厚み5mmに巻付けて以下通常のゴムエ
キスパンシヨンの成形操作を行つた。ついで、加
硫罐中で6Kg/cm2の水蒸気を用い1時間加圧蒸気
加硫を行わしめることにより、内面にシームのな
い一体成型されたエキスパンシヨンジヨイントを
得た。かくして得られたエキスパンシヨンジヨイ
ントは耐薬品性に優れており、150g/の硝酸
および50g/のフツ酸を含む薬液に温度60℃で
6ケ月間接触後も何らの異常を生じていない。 配合ゴムとして実施例15の処方のものを使用す
る以外は、上と同様のエキスパンシヨンジヨイン
トを作成した(実施例22)。この場合にも、上と
同様、耐薬品性に優れたエキスパンシヨンジヨイ
ントが得られた。
ートが極めてもろいものとなり、また比較例3の
配合では5Kg/cm2、1時間の加圧蒸気加硫を行つ
た後においてもTb,Eb,Hs,Trがそれぞれ
120,70,92,24にすぎず、ともにポリフツ化ビ
ニリデンの添加効果が認められなかつた。 比較例 5 ポリフツ化ビニリデンとして〔B〕にかえて平
均粒径が約300μmであるもの(呉羽化学社製KF
ポリマー#1000)を使用する以外は実施例2と同
様の配合ゴムを調製した。 この場合分出しシートの表面平滑性が乏しく、
しかも160℃、1時間のプレス加硫を行つた後に
おいてもTb,Eb,Hs,Trがそれぞれ95,50,
94,26にすぎず目的が達せられなかつた。 実施例 19〜20 罐体ライニング施工例 鋼(SS41)製箱型罐体(幅2.3m、長さ4.5m、
深さ2.0m)の内面に、実施例2の配合ゴムを5
mm厚に分出ししてなるライニング材を、下記のご
とくしてライニングした(実施例19)。 まず、基材内面をサンドブラストしてから有機
シリコーン系のプライマー(東洋化学研究所製メ
タロツクS−10)を塗布した。ついで、実施例2
の配合ゴムをテトラヒドロフランに溶解せしめて
なる共糊を塗布し乾燥させた。一方上記ライニン
グ材表面に同様の共糊を塗布して粘着性を付与
し、これを基材上にハンドロールを用いて貼付施
工した。施工済の罐体を加硫罐に入れて7Kg/cm2
水蒸気を用い1時間加圧蒸気加硫せしめた。 かくして得られたライニングにはフクレ、ピン
ホールなどの欠陥が認められず、基材との接着も
強固であつた。 配合ゴムとして実施例8の処方のものを使用す
る以外は、上と同様のライニング施工を行つた
(実施例20)。この場合にも上と同様、良好なライ
ニングが達成された。 実施例 21〜22 ゴム製エキスパンシヨンジヨイント内面ライニ
ング施工例 実施例2の配合ゴムを使用し、以下のごとくし
て内面に含フツ素エラストマー層を有するゴム製
エキスパンシヨンジヨイント(内径300mm、長さ
200mm)を作成した(実施例21)。 外径300mmの鉄パイプに上記未加硫配合ゴムシ
ートを厚み5mmに巻付けた。ついで、実施例19と
同様のプライマーを塗布した後、ポリエステル補
強布を巻付け、さらにエポキシ変性フエノール系
接着剤(東洋化学研究所製メタロツクG)を塗
布・乾燥し、その上にクロロプレン系の合成ゴム
(昭和ネオプレン製ネオプレン)の未加硫配合ゴ
ムシートを厚み5mmに巻付けて以下通常のゴムエ
キスパンシヨンの成形操作を行つた。ついで、加
硫罐中で6Kg/cm2の水蒸気を用い1時間加圧蒸気
加硫を行わしめることにより、内面にシームのな
い一体成型されたエキスパンシヨンジヨイントを
得た。かくして得られたエキスパンシヨンジヨイ
ントは耐薬品性に優れており、150g/の硝酸
および50g/のフツ酸を含む薬液に温度60℃で
6ケ月間接触後も何らの異常を生じていない。 配合ゴムとして実施例15の処方のものを使用す
る以外は、上と同様のエキスパンシヨンジヨイン
トを作成した(実施例22)。この場合にも、上と
同様、耐薬品性に優れたエキスパンシヨンジヨイ
ントが得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 含フツ素エラストマーとポリフツ化ビニリデ
ンとを含有する含フツ素エラストマー組成物にお
いて、含フツ素エラストマーが過酸化物加硫可能
な含フツ素共重合体エラストマーであり、ポリフ
ツ化ビニリデンが平均粒径20μm以下の微粉体で
あり、かつ該組成物が必須成分としてさらに過酸
化物および多アリル化合物を含有することを特徴
とする含フツ素エラストマー組成物。 2 ポリフツ化ビニリデン、過酸化物および多ア
リル化合物の含有割合が、含フツ素エラストマー
100重量部に対して、それぞれ30〜300重量部、
0.1〜10重量部および0.2〜20重量部である特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 3 含フツ素共重合体エラストマーが、分子中に
不飽和結合−CF2X(ただしXはまたはBrを示
す)基、CFX基(Xは前記と同じ)および−
CH3基から選ばれる少くとも1種の加硫部位を有
する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 含フツ素共重合体エラストマーが、テトラフ
ルオロエチレンとプロピレンに基く単位を必須構
成成分として含有する特許請求の範囲第3項記載
の組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58055303A JPS59182836A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 含フツ素エラストマ−組成物およびそれよりなるライニング材 |
| US06/591,494 US4530970A (en) | 1983-04-01 | 1984-03-20 | Fluoroelastomer composition and lining material made thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58055303A JPS59182836A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 含フツ素エラストマ−組成物およびそれよりなるライニング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59182836A JPS59182836A (ja) | 1984-10-17 |
| JPH0355506B2 true JPH0355506B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=12994797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58055303A Granted JPS59182836A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 含フツ素エラストマ−組成物およびそれよりなるライニング材 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4530970A (ja) |
| JP (1) | JPS59182836A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| IT1190369B (it) * | 1985-06-19 | 1988-02-16 | Montefluos Spa | Composizioni covulcanizzabili di fluoroelastomeri a migliorata stabilita' chimica |
| FR2583914B1 (fr) * | 1985-06-21 | 1989-04-07 | Thomson Csf | Materiaux dielectriques a base de polymeres et a permittivite dielectrique elevee |
| US4708988A (en) * | 1985-07-01 | 1987-11-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for dynamically partially gelling fluoroelastomers |
| US4904529A (en) * | 1986-02-18 | 1990-02-27 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | Heat and oil resistant insulating composition |
| US5275887A (en) * | 1986-04-22 | 1994-01-04 | Raychem Corporation | Fluoropolymer compositions |
| US5109071A (en) * | 1986-04-22 | 1992-04-28 | Raychem Corporation | Fluoropolymer compositions |
| IT1208626B (it) * | 1986-06-30 | 1989-07-10 | Ausimont Spa | Composizioni vulcanizzabili a basedi fluoroelastomeri vulcanizzabili con perossidi. |
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| US5198502A (en) * | 1989-05-29 | 1993-03-30 | Daikin Industries Ltd. | Thermoplastic elastomer composition, method for molding the same and molded article of the same |
| EP0428158A3 (en) * | 1989-11-14 | 1992-03-18 | Daikin Industries, Limited | Curable polymer composition and packing material comprising the same |
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| JP5109150B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2012-12-26 | 旭硝子株式会社 | 架橋性含フッ素エラストマー、その組成物および架橋ゴム成形品 |
| EP3030823B1 (en) | 2013-08-09 | 2025-07-30 | 2543500 Alberta Ltd. | High temperature insulated pipelines |
| CN104479261B (zh) * | 2014-12-10 | 2016-08-31 | 平顶山华瑞锦橡耐磨材料有限公司 | 一种耐磨耐冲刷橡胶材料及其制备方法 |
| CN104549792A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-04-29 | 平顶山华瑞锦橡耐磨材料有限公司 | 一种具有橡胶内衬的旋流器及其内衬的制作方法 |
| CN104479262B (zh) * | 2014-12-10 | 2016-08-31 | 平顶山华瑞锦橡耐磨材料有限公司 | 一种耐磨耐冲刷旋流器及其内衬的制作方法 |
| CN104512073B (zh) * | 2014-12-10 | 2016-08-24 | 平顶山华瑞锦橡耐磨材料有限公司 | 一种耐磨耐冲刷橡胶内衬及其制备方法 |
| CN105504613A (zh) * | 2016-02-23 | 2016-04-20 | 桐乡市搏腾贸易有限公司 | 一种机械密封用聚四氟乙烯复合材料及其制备方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| US3560595A (en) * | 1965-08-03 | 1971-02-02 | Aviat Uk | Fluoroelastomer sealants |
| US3769371A (en) * | 1969-10-23 | 1973-10-30 | Du Pont | Fluorocarbon polymer blend and vulcanizates thereof |
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-
1983
- 1983-04-01 JP JP58055303A patent/JPS59182836A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-20 US US06/591,494 patent/US4530970A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4530970A (en) | 1985-07-23 |
| JPS59182836A (ja) | 1984-10-17 |
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