JPH0355767Y2 - - Google Patents

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JPH0355767Y2
JPH0355767Y2 JP1983180224U JP18022483U JPH0355767Y2 JP H0355767 Y2 JPH0355767 Y2 JP H0355767Y2 JP 1983180224 U JP1983180224 U JP 1983180224U JP 18022483 U JP18022483 U JP 18022483U JP H0355767 Y2 JPH0355767 Y2 JP H0355767Y2
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pressure chamber
plunger
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JP1983180224U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、エンジンの弁駆動装置に用いられる
ラツシユアジヤスタに関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、オーバーヘツドカム方式の弁駆動装置に
おいては、バルブクリアランスをなくし該バルブ
クリアランスの調整を不要にするために、ロツカ
アームの一方の揺動端部に、エンジン駆動中常時
弁軸に当接しバルブの熱膨張等による変形に自動
的に対応するラツシユアジヤスタを設けたものが
ある。
従来のラツシユアジヤスタとしては、例えば、
実開昭57−66206号に示されるように、オイルタ
ンクから送給される圧油を所定の通路を介してプ
ランジヤの上から該プランジヤの内部の低圧室に
向けて流入させるようにし、こうして流入した圧
油を高圧室に導き、該圧油を利用して該高圧室
を、バルブの変形に応じて容積が自動的に変化し
てバルブ開閉の気密性を保持するとともに、弁軸
からの反作用力を受けて剛性化することによつて
バルブリフト量を一定に保つようにしたものが知
られている。
ところが、このようなものは、圧油がプランジ
ヤの上から該プランジヤの内部の低圧室に流入す
るので、圧油とともにプランジヤ内に流入してエ
ンジン停止時には外部へ排出されずに該低圧室内
の上部に滞留している気泡が、次のエンジン始動
時に新たに送給される圧油とともに高圧室に導入
されることになり、異音を発生させたりバルブリ
フト量を狂わせたりするという不都合がある。
(ハ) 目的 本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、気泡が高圧室内に流入するのを防止する
ことによつて、前述した異音の発生やバルブリフ
ト量の狂いといつた不都合を解消することができ
るラツシユアジヤスタを提供することを目的とす
る。
(ニ) 構成 本考案は、前記目的を実現するために、ロツカ
アームの一方の揺動端部に摺動可能に設けられそ
の先端が弁軸の基端に当接するリフタボデイと、
このリフタボデイの内周に摺動可能に設けた有底
円筒のプランジヤと、このプランジヤ内に形成し
た低圧室と、前記リフタボデイの先端壁と前記プ
ランジヤの底壁との間に形成した高圧室と、前記
プランジヤの底壁に設けられこれら低圧室と高圧
室とを連通させる連通路と、この連通路を開閉す
ることにより低圧室から高圧室への流体の流入の
みを許容する逆止弁と、前記プランジヤの周壁に
設けられオイルポンプから前記ロツカアーム内の
供給路を介して送給される圧油を前記低圧室に導
入する導入路とを有してなるものであつて、前記
プランジヤの周壁に設けた導入路を、前記連通路
に向けて開口させるとともに、前記プランジヤの
上端に設けたスペーサで前記供給路を分断すると
ともに該スペーサに孔を設けておき、その孔を排
気路に連通させていることを特徴とする。
しかして、このような構成のものであれば、低
圧室内の気泡は、該低圧室の上部に集合し、一部
の油とともにスペーサに設けた孔から排気路に排
出される。なお、エンジンを停止させている際に
は、油に流れがないため、気泡が低圧室の上部に
滞留していることが多いが、導入路はプランジヤ
の上部ではなく周壁に設けられており、しかも、
連通路に向けて開設されているため、エンジンの
始動に伴つてこの導入路から低圧室内に供給され
る圧油は、気泡滞留部分を通過せずに直接高圧室
方向に導かれる。そのため、気泡が新たに導入さ
れる圧油とともに高圧室に案内される可能性はき
わめて低いものとなる。
特に、このものは、前記スペーサでロツカアー
ム内の供給路を分断してあるので、供給路内に送
給される油の全量が高圧室方向に向けて低圧室に
導入された後、前記スペーサの孔を通過して排気
路側から排出される。このため、低圧室の上部に
集合し、あるいは滞留している気泡を低圧室から
確実に外部に排出させることが可能となる。
(ホ) 実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
エンジン1にオーバーヘツドカム方式の弁駆動
装置2を設けている。この弁駆動装置2は、ロツ
カシヤフト3に揺動可能にロツカアーム4を支持
させ、このロツカアーム4の一方の揺動端部5の
先端5aをカム6に当接させるとともに、他方の
揺動端部7にラツシユアジヤスタ8を設け、この
ラツシユアジヤスタ8の先端をバルブ9の弁軸1
1の基端11aに当接させてなるものである。こ
のような弁駆動装置2において、前記ラツシユア
ジヤスタ8を次のような構成のものとしている。
先端12aを前記弁軸11の基端11aに当接さ
せて、前記ロツカアーム4の揺動端部7に摺動可
能にリフタボデイ12を設け、このリフタボデイ
12の内周12bにプランジヤ13を摺動可能に
設けている。このプランジヤ13は底壁13aを
有する有底円筒体状のものであり、該プランジヤ
13の内部空間に低圧室14を形成している。ま
た、前記リフタボデイ12の先端壁12cと前記
プランジヤ13の底壁13aとの間に高圧室15
を形成している。また、前記プランジヤ13の底
壁13aに連通路16を穿設し、これら低圧室1
4と高圧室15とを連通させている。また、前記
高圧室15内に逆止弁17を設けている。この逆
止弁17は、前記連通路16に接離可能に設けた
チエツクボール18と、このチエツクボール18
を該連通路16に押付けるバネ19と、このバネ
19を支持する支持部材21とを有してなる。ま
た、22は、主としてリフタボデイ12を突出さ
せるバネである。また、前記プランジヤ13の周
壁13bの所定箇所に導入路23を設け、前記ロ
ツカシヤフト3内に設けた供給路24および前記
ロツカアーム4内に設けた供給路25を介して図
示しないオイルタンクから送給される圧油を前記
低圧室14内に導入するようにしている。ここ
で、この導入路23を、前記プランジヤ13の周
壁13bの外周面から内周面に向かつて斜め下向
きに設け、前記連通路16に向けて開口させてい
る。なお、26は排気系路である。この排気系路
26は、前記プランジヤ13の上端に当接させて
設けたスペーサ27に穿設した孔28と、前記ロ
ツカアーム4内に設けた排気路29と、同じくロ
ツカアーム4内に設けてなりこの排気路29と前
記孔28とを連通させる空気室31と、前記排気
路29とロツカアーム4の外部空間とを連通させ
るピンボール32とを有してなるものである。ま
た、第2図に示すように、前記スペーサ27で、
ロツカアーム4内の供給路25を分断してある。
33は排気路29の端部を閉鎖するメクラボール
である。なお、34はシリンダ、35は燃焼室、
36は燃料のポート、37はバルブ9を閉弁させ
るためのバネである。
次に、このラツシユアジヤスタ8の作用を説明
する。
エンジン1の作動時にはカム6の回転に伴つて
ロツカアーム4が揺動しバルブ9を開閉させるも
のであるが、該エンジン1の始動時に図示しない
オイルポンプからロツカシヤフト3内の供給路2
4およびロツカアーム4内の供給路25を介して
送給された圧油を導入路23からプランジヤ13
内部の低圧室14へ導入する。こうして導入され
た圧油は、逆止弁17の押圧力に抗して連通路1
6から高圧室15へ流入する。高圧室15に圧油
が充満した状態でラツシユアジヤスタ8がロツカ
アーム4の揺動に伴つて揺動すると、該ラツシユ
アジヤスタ8が弁軸11を押圧してバルブ9を開
弁させるが、このとき、バネ37による反発力が
該ラツシユアジヤスタ8に作用する。かかる反発
力を受けてリフタボデイ12が後退しようとする
と、高圧室15内の圧油が低圧室14へ逆流しよ
うとして、その逆流圧力でチエツクボール18を
連通路16に押付けて該連通路16を閉鎖する。
そのため、該圧油が高圧室15内に閉込められて
高圧となり金属材質に近い剛性を持つ。したがつ
て、該高圧室15が、前記バネ37の反発力にも
かかわらず一定の容積を保ち、それによつてバル
ブリフト量を一定に保つ。また、エンジン1の作
動中バルブ9の熱膨張やエンジン1停止後の温度
低下によるバルブ9の収縮といつたバルブ9の変
形があつても、かかる変形に対応すべきラツシユ
アジヤスタ8の位置はラツシユアジヤスタ8の高
圧室15の圧油量の増減による容積の増減によつ
て自動的に調整されるので、バルブクリアランス
を設けてなる弁駆動装置におけるような調整の手
間が不要である。
さらに、ラツシユアジヤスタ8にあつては、導
入路23を前記プランジヤ13の周壁に設けると
ともに連通路16に向けて開口させているので、
圧油とともに低圧室14に流入した気泡がエンジ
ン1停止時に該低圧室14内の上部に滞留してい
ても、該気泡はエンジン1始動時に新たに導入さ
れる圧油に混じることなく低圧室14から排出さ
れる。そして、排気系路26を構成するスペーサ
27の孔28、空気室31、排気路29およびピ
ンホール32を順次通過してロツカアーム4の外
部空間へ排出される。したがつて、前記従来のも
ののように、エンジン停止時に低圧室内に滞留し
ていた気泡がエンジン始動時に低圧室へ導入され
る圧油とともに高圧室に流入し、該高圧室の剛性
を弱め、異音を発生させたりバルブリフト量を狂
わせたりする、といつた不都合を解消することが
できる。特に、このものは、前記スペーサ27で
ロツカアーム4内の供給路25を分断してあるの
で、供給路25内に送給された油の全量が連通路
16に向けて低圧室14に導入された後、前記ス
ペーサ27の孔28から排気系路26を介して排
出させることができる。このため、低圧室14の
上部に集合し、滞留している気泡を確実にラツシ
ユアジヤスタ8の外に排出させることができる。
なお、本考案は前記実施例に限られないのは勿
論であり、考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
(ヘ) 効果 以上、説明したように、本考案は、気泡が高圧
室に流入するのを防止することによつて、高圧室
の剛性の低下を防ぎ、異音の発生やバルブリフト
量の狂いといつた不都合を解消することができる
ラツシユアジヤスタを提供できるものである。
特に、本考案のものは、プランジヤの上端に設
けたスペーサに孔を開設しておき、低圧室の気泡
をこの孔から排気路に導くことができるようにし
ているので、気泡が低圧室内に累積するのを防止
することができる。しかも、導入路をプランジヤ
の周壁に設け、連通路に向けて開口させているの
で、エンジンを始動させた際に、その導入路から
供給される圧油が低圧室の上部に滞留している気
泡を巻き込むのを有効に防ぐことができる。その
ため、気泡が高圧室に導かれる可能性を非常に低
いものにして高圧室の剛性低下を確実に防止する
ことができ、異音の発生やバルブリフトの狂い等
の不具合を有効に解消することができるものであ
る。また、前記スペーサでロツカアーム内の供給
路を分断し、この供給路を通過する油の全量を前
述の態様で低圧室に導入した後に排気路等を介し
てロツカアーム外に排出させるようにしている。
このため、低圧室内の気泡を確実にロツカアーム
外に排出させることができ、気泡による不具合を
有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は概略
正面図、第2図は拡大正断面図である。 2……弁駆動装置、4……ロツカアーム、7…
…揺動端部、8……ラツシユアジヤスタ、12…
…リフタボデイ、13……プランジヤ、14……
低圧室、15……高圧室、16……連通路、17
……逆止弁、23……導入路、25……供給路、
27……スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーバーヘツドカム方式の弁駆動装置のロツカ
    アームの一方の揺動端部に摺動可能に設けられそ
    の先端が弁軸の基端に当接するリフタボデイと、
    このリフタボデイの内周に摺動可能に設けた有底
    円筒体状のプランジヤと、このプランジヤ内に形
    成した低圧室と、前記リフタボデイの先端壁と前
    記プランジヤの底壁との間に形成した高圧室と、
    前記プランジヤの底壁に設けられこれら低圧室と
    高圧室とを連通させる連通路と、この連通路を開
    閉することにより低圧室から高圧室への流体の流
    入のみを許容する逆止弁と、前記プランジヤの周
    壁に設けられオイルポンプから前記ロツカアーム
    内の供給路を介して送給される圧油を前記低圧室
    に導入する導入路とを有してなるラツシユアジヤ
    スタであつて、前記プランジヤの周壁に設けた導
    入路を、前記連通路に向けて開口させるととも
    に、前記プランジヤの上端に設けたスペーサで前
    記供給路を分断するとともに該スペーサに孔を設
    けておき、その孔を排気路に連通させていること
    を特徴とするラツシユアジヤスタ。
JP18022483U 1983-11-21 1983-11-21 ラツシユアジヤスタ Granted JPS6087309U (ja)

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JP18022483U JPS6087309U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 ラツシユアジヤスタ

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JP18022483U JPS6087309U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 ラツシユアジヤスタ

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Publication Number Publication Date
JPS6087309U JPS6087309U (ja) 1985-06-15
JPH0355767Y2 true JPH0355767Y2 (ja) 1991-12-12

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JP18022483U Granted JPS6087309U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 ラツシユアジヤスタ

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50152004U (ja) * 1974-06-05 1975-12-17
JPS56124210U (ja) * 1980-02-22 1981-09-21
JPS5818005U (ja) * 1981-07-30 1983-02-03 三菱自動車工業株式会社 ゼロラツシユアジヤスタ

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JPS6087309U (ja) 1985-06-15

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