JPH0356423B2 - - Google Patents

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JPH0356423B2
JPH0356423B2 JP57173688A JP17368882A JPH0356423B2 JP H0356423 B2 JPH0356423 B2 JP H0356423B2 JP 57173688 A JP57173688 A JP 57173688A JP 17368882 A JP17368882 A JP 17368882A JP H0356423 B2 JPH0356423 B2 JP H0356423B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な光学活性オルガノシランをグラ
フトしたクロマトグラフ充填剤およびそれを用い
て不斉炭素に結合した
【式】基、− CONH−基、−OCO−基、−OCONH−基、−
NHCONH−基または
【式】基を有 する化合物の鏡像体混合物を液体クロマトグラフ
イーにより分離し、分析する方法に関するもので
ある。 液体クロマトグラフイーにより不斉炭素を有す
る化合物の鏡像体混合物を直接分離、分析するた
めの光学活性な化合物をグラフトした充填剤とし
てはこれまでに例えば、Davankov等による光学
活性なプロリンをグラフトした充填剤を用いる配
位子交換による方法、Gil−Av等によるπ電子不
足の光学活性化合物をグラフトした充填剤を用い
る電荷移動錯体による方法、原等による光学活性
なN−アシル化アミノ酸をグラフトした充填剤を
用いるN−アシル化アミノ酸エステルやN−アシ
ル化ジペプチドエステルの分離あるいはPirkle等
による光学活性な1−(9−アンスリル)トリフ
ルオロエタノールをグラフトした充填剤を用いる
3,5−ジニトロベンゾイル化したアミノ酸、ア
ミン、オキシ酸、スルホキシド等の分離および
3,5−ジニトロベンゾイル化した光学活性なフ
エニルグリシンをグラフトした充填剤を用いる芳
香族アルコールの分離などが報告されている。し
かし、これらの方法は分離し得る化合物が狭範囲
のものに限定されたり、また、分離の程度が小さ
かつたりさらにはグラフトした充填剤の製造が困
難で、再現性のある性能を持つ充填剤が得にくか
つたりして、いずれも実用的な充填剤とは言い難
い。 本発明者らはかかる状況のもとで分析し得る化
合物の適用範囲が広く、製造が比較的容易でしか
も化学的に安定で実用的なグラフトした充填剤の
開発を目標に鋭意検討を続けて来た結果、ヒドロ
キシル基をその表面に持つ無機担体に、光学不活
性なイソシアネートを用いてカルバモイル化した
光学活性なアミノ酸誘導体またはオキシ酸誘導体
とアミノアルキルシランとが結合して成るN−カ
ルバモイルアミノ酸誘導体またはO−カルバモイ
ルオキシ酸誘導体がグラフトされているクロマト
グラフ充填剤が不斉炭素に結合した
【式】基、−CONH−基、−OCO−基、− OCONH−基、−NHCONH−基または
【式】基を有する化合物の鏡像体混 合物の分離に優れた効果を示すのみならず、通常
の化学反応で容易に製造し得るうえ化学的にも安
定であるなど極めて有用な充填剤であることを見
出し、本発明に至つたものである。 即ち、本発明は、ヒドロキシル基をその表面に
持つ無機担体に、光学不活性なイソシアネートを
用いてカルバモイル化した光学活性なアミノ酸誘
導体またはオキシ酸誘導体とアミノアルキルシラ
ンとが結合して成るN−カルバモイルアミノ酸誘
導体またはO−カルバモイルオキシ酸誘導体がグ
ラフトされているクロマトグラフ充填剤およびそ
れを液体クロマトグラフイーの固定相に用いて、
不斉炭素に結合した
【式】基、−CONH −基、−OCO−基、−OCONH−基、−NHCONH
−基または
【式】基を有する化合物 の鏡像体混合物を分離し、分析する方法を提供す
るものである。 本発明においてグラフトされているN−カルバ
モイルアミノ酸誘導体またはO−カルバモイルオ
キシ酸誘導体としては、例えば一般式〔〕 〔式中、R1、R2およびR3は同一または相異なり、
アルキシ基、アルコキシル基、ヒドロキシル基ま
たはハロゲン原子を表わし、少なくともその1つ
はアルコキシル基またはハロゲン原子である。X
は−NHCO−基または−NH3・OCO−基を表わ
し、R4はアルキル基、アラルキル基またはアリ
ール基を表わす。Yは−NH−基または酸素原子
を表わし、R5はアルキル基、アラルキル基また
はアリール基を表わす。nは2から4までの整数
を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕 で示されるオルガノシランを挙げることができ
る。 さらに詳しくは、上記一般式〔〕で示される
N−カルバモイルアミノ酸誘導体またはO−カル
バモイルオキシ酸誘導体において、光学不活性な
イソシアネート成分としては低級アルキルイソシ
アネートまたはアリールイソシアネートが好まし
く、例えば、イソプロピルイソシアネート、α−
ナフチルイソシアネートまたは3,5−ジニトロ
フエニルイソシアネートなどを挙げることができ
る。 不斉炭素を含む光学活性なアミノ酸またはオキ
シ酸成分としては、α−アルキルアミノ酸、α−
アリールアミノ酸またはα−アリールオキシ酸が
好ましく、例えば、L−バリン、D−フエニルグ
リシン、(S)−マンデル酸または(B)−マンデル酸
などを挙げることができる。 Xの部分は−NHCO−基、−NH3・OCO−基
のいずれでも差支えなく、目的と用途により選択
することができる。 また、アミノアルキルシラン成分としてはω−
アミノアルキルアルコキシシランまたはω−アミ
ノアルキルハロゲノシランが好ましく、例えばω
−アミノプロピルトリエトキシシラン、ω−アミ
ノプロピルトリクロロシランなどを挙げることが
できる。 本発明において、ヒドロキシル基をその表面に
持つ無機担体としては例えばシリカゲルなどのシ
リカ含有担体が好ましく、担体の形状は球状、破
砕状などのいずれの形状でも差支えないが、高効
率のクロマトグラフ用カラムを得るために、でき
るだけ粒径の揃つた微細な粒子が好ましい。 本発明の新規なクロマトグラフ充填剤を調製す
るに際しては種々のグラフト方法が採用でき、例
えば以下のような方法が挙げられる。 その表面にヒドロキシル基を有する無機担体
に、アミノアルキルシランを反応させ、無機担
体の表面にアミノアルキルシリル残基を導入
し、これに光学不活性なイソシアネートを用い
てカルバモイル化した光学活性なアミノ酸また
はオキシ酸を反応させ、脱水縮合させるか、ま
たはイオン結合させる方法。 具体的には、その表面にヒドロキシル基を有
する無機担体に一般式〔〕 〔式中、R1、R2、R3およびNは前述と同じ意
味を有する。〕 で示されるアミノアルキルシランを既知の方法
により反応させ、無機担体の表面にアミノアル
キルシリル残基を導入し、次いでこれに一般式
〔〕 〔式中、R4、R5、Yおよび*は前述と同じ意
味を有する。〕 で示される不斉炭素を持つN−カルバモイルア
ミノ酸またはO−カルバモイルオキシ酸、例え
ばN−アルキルカルバモイル−L−バリン、N
−アリールカルバモイル−D−フエニルグリシ
ン、O−アリールカルバモイル−(S)−マンデ
ル酸等を反応せしめ、脱水縮合またはイオン結
合させることにより目的の充填剤が得られる。 なお、一般式〔〕に示す不斉炭素を持つN
−カルバモイルアミノ酸またはO−カルバモイ
ルオキシ酸は一般によく用いられる方法で合成
でき、市販されているイソシアネートまたは当
該アミンをホスゲンと反応させて得られるイソ
シアネート等、例えばイソプロピルイソシアネ
ート、α−ナフチルイソシアネートまたは3,
5−ジニトロフエニルイソシアネートを、アミ
ノ酸、例えばL−バリン、D−フエニルグリシ
ン等のナトリウム塩と水溶液中で反応させる
か、またはオキシ酸、例えば(S)−マンデル
酸のトリエチルアミン塩と脱水テトラヒドロフ
ラン中で反応させることにより得られる。 光学不活性なイソシアネートを用いてカルバ
モイル化した光学活性なアミノ酸またはオキシ
酸に、アミノアルキルシランを反応させて得ら
れるオルガノシランを、その表面にヒドロキシ
ル基を有する無機担体にグラフトする方法。 具体的には前記一般式〔〕で示されるN−
カルバモイルアミノ酸またはO−カルバモイル
オキシ酸に、一般式〔〕で示されるアミノア
ルキルシランを反応させて得られる一般式
〔〕で示されるオルガノシランをシリカゲル
等の無機担体にグラフトすることにより目的の
充填剤が得られる。 本発明によつて得られた光学活性なN−カルバ
モイル化α−アミノ酸残基またはO−カルバモイ
ル化α−オキシ酸残基を持つ充填剤は常法に従つ
てクロマトグラフ用のカラムに充填され、液体ク
ロマトグラフイーの固定相として使用される。な
お、前述のグラフト法の場合は、シリカゲル等
の無機担体に一般式〔〕で示されるアミノアル
キルシランを反応させ、無機担体の表面にアミノ
アルキルシリル残基を導入した充填剤を予め、常
法に従つてクロマトグラフ用のカラムに充填し、
このカラム内で、前述一般式〔〕で示されるN
−カルバモイルアミノ酸またはO−カルバモイル
オキシ酸をグラフトさせることにより、同様の液
体クロマトグラフイー用固定相を作製することも
できる。本固定相を用いる液体クロマトグラフイ
ーにおいて適当な溶離条件、特に通常よく用いら
れる順相分配の条件を選ぶことにより、不斉炭素
に結合した
【式】基、−CONH−基、− OCO−基、−OCONH−基、−NHCONH−基ま
たは
【式】基を有する化合物の鏡像 体混合物の分離、分析が分離能良く、かつ短時間
で行なうことができる。 実施例 1 シリカゲル(平均粒径10μm、平均孔径60Å、
表面積500m2/g)10gを減圧、130℃で4時間乾
燥したのち、3−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン20gを200mlの脱水トルエンに溶かした液に
加え、60℃にて6時間撹拌する。反応物をろ過
し、残留物をアセトン100mlで洗い、乾燥して3
−アミノプロピルシリル化シリカゲル(以下
APSと略す)を得た。このものの元素分析値は
N:1.20%、C:3.40%であり、これはこのもの
の1gに対し、3−アミノプロピル基が約0.90m
molグラフトされたことに相当する。 別に、L−バリン4.69gを1N水酸化ナトリウ
ム水溶液40mlに溶かし、テトラヒドロフラン5ml
を加えたのち、撹拌しながら、イソプロピルイソ
シアネート3.4gを加え、室温で一夜撹拌を続け
る。反応液に1N水酸化ナトリウム水溶液10mlを
加えてから、酢酸エチル50mlで2回洗い、6N塩
酸で酸性とし、析出する白色結晶を、ろ取し、水
30mlで5回洗つたのち、50℃で減圧乾燥して2.5
gを得た。 融点(分解):154〜155℃ 施光度:〔α〕20 D=7.4゜(c=0.81%、メタノール) 元素分析値 炭素(%) 水素(%) 窒素(%) 計算値 53.45 8.97 13.85 実測値 52.73 8.73 13.41 (C9H18N2O3として) 次にこの化合物1.19gをとり、ジメチルホルム
アミド14mlに溶かし、前記APS2.3gおよび1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール1.02gを加えて減
圧下で十分に脱気したのち、撹拌しながら氷冷す
る。これに、ジシクロヘキシルカルボジイミド
1.5gをジメチルホルムアミド6mlに溶かした液
を加え、0℃で1時間撹拌し、さらに室温で一夜
撹拌を続ける。上記のようにして得られたグラフ
トしたシリカゲルを遠心分離し、クロロホルム、
メタノール、アセトンおよびエチルエーテルで洗
浄後、乾燥してN−イソプロピルカルバモイル−
L−バリンをグラフトした目的の充填剤(以下、
IPC−VAL−Siと略す)を得た。このものの元素
分析値はN:2.78%、C:8.98%であり、これは
このもの1gに対し、N−イソプロピルカルバモ
イル−L−バリンが約0.62mmolグラフトされた
ことを示す。 このようにして得られた充填剤を内径4mm、長
さ25cmのステンレス製カラムにスラリー充填し、
次の条件でN−アセチル−DL−バリンメチルエ
ステルを分析し、図−1のクロマトグラムを得
た。 温 度:室温 移動相:ヘキサン/イソプロパノール(24:1) 流 量:1.0ml/min 検出器:紫外線吸収計(波長225nm) 図−1中、ピーク番号(1)は溶媒のクロロホルム
であり、(2)はN−アセチル−D−バリンイソプロ
ピルエステル、(3)はN−アセチル−L−バリンイ
ソプロピルエステルの各ピークである。(3)のピー
クが溶出するまでに要する時間は約8分、分離係
数は1.46、(2)と(3)のピークの面積比は50:50であ
る。 実施例 2 トルエン200mlにトリクロロメチルクロロホー
メート58gを注ぎ込み、静かに振り混ぜ、粒状活
性炭1gを加えて一夜放置して緩やかにホスゲン
を発生させたのち、活性炭をろ過して取り除いた
液に3,5−ジニトロアニリン10gを酢酸エチル
50mlに溶かした液を加え、撹拌しながら4時間加
熱還流する。冷後、過剰のホスゲンおよび溶媒を
減圧留去して、3,5−ジニトロフエニルイソシ
アネート10.5gを得た。 融 点:72℃〜74℃ 元素分析値 炭素(%) 水素(%) 窒素(%) 計算値 40.21 1.45 20.09 実測値 38.83 1.66 18.89 (C7H3N3O5として) 別にS(+)−マンデル酸2.59gを脱水テトラヒ
ドロフラン30mlに溶かし、トリエチルアミン3.0
gを加えたのち、前述の3,5−ジニトロフエニ
ルイソシアネート4.18gを加えて沸騰水浴上で5
時間加熱還流する。冷後、溶媒を減圧下で濃縮
し、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)混液100ml
に溶かしたのち、5%炭酸水素ナトリウム水溶液
100mlで3回抽出を行ない、合わせた抽出液を酢
酸エチル−ヘキサン(1:1)混液50mlで洗い、
6N塩酸で酸性とし、生成する白色固体状物質を
酢酸エチル100mlで2回抽出する。抽出液を水100
mlで2回洗い、無水硫酸ナトリウムで脱水後、減
圧下で濃縮したのち、テトラヒドロフラン−ヘキ
サン(1:2)混液から再結晶し、O−(3,5
−ジニトロフエニルカルバモイル)−(S)−マン
デル酸2.6gを白色結晶として得た。 融点(分解):195〜196℃ 施光度:〔α〕20 D=98.0゜(c=0.58%、メタノール
) 元素分析値 炭素(%) 水素(%) 窒素(%) 計算値 49.87 3.07 11.63 分析値 49.96 3.10 11.55 (C15H11N3O8として) 次にこの化合物1.8gをとり、テトラヒドロフ
ラン50mlを加えて溶かし、これを、別に実施例1
で得られたAPSを内径4mm、長さ25cmのステン
レス製カラムにスラリー充填したカラム内で約2
ml/minの流速で2時間循環させてO−(3,5
−ジニトロフエニルカルバモイル)−S−マンデ
ル酸をグラフトしたのち、テトラヒドロフラン、
メタノールおよびクロロホルムを順次流して、カ
ラムのコンデイシヨニングを行なう(以下、この
カラムをDNC−MND−Siと略す)。本カラムを
用いて次の条件でN−アセチル−(±)−1−(α
−ナフチル)エチルアミンを分析し、図−2のク
ロマトグラムを得た。 温 度:室温 移動相:ヘキサン/ジクロロメタン/エタノール
(15:4:1) 流 量:1.0ml/min 検出器:紫外線吸収計(波長254nm) 図−2中、ピーク番号(1)はN−アセチル−(−)
−1−(α−ナフチル)エチルアミン、(2)はN−
アセチル−(+)−1−(α−ナフチル)エチルア
ミンの各ピークである。(2)のピークが溶出するま
でに要する時間は約15分、分離係数は1.30、(1)と
(2)のピーク面積比は50:50であつた。 実施例 3 実施例1で得られたIPC−VAL−Siの充填剤を
内径4mm、長さ25cmのステンレスカラムにスラリ
ー充填したカラムおよび実施例2で得たPNC−
MND−Siのカラム、さらに、実施例1または2
に準じた方法で合成されたN−イソプロピルカル
バモイル−D−フエニルグリシン、O−イソプロ
ピルカルバモイル−(R)−マンデル酸、N−(3,
5−ジニトロフエニルカルバモイル)−D−フエ
ニルグリシンおよびO−(α−ナフチルカルバモ
イル)−(S)−マンデル酸を、前二者は実施例1
に準じて、後二者は実施例2に準じてそれぞれ実
施例1で得られたAPSにグラフトし(これらの
充填剤を順にIPC−PHG−Si、IPC−MND−Si、
DNC−PHG−SiおよびNPC−MND−Siと略
す)、調製された各カラムを用いて、次の条件で
種々の化合物の鏡像体混合物を分離し、分離係数
を求めた。 温 度:室温 流 量:1ml/min 検出器:紫外線吸収計(波長254nmまたは225n
m) 結果を第1表〜第4表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
図−1および図−2は、それぞれ実施例1およ
び実施例2において得られたクロマトグラムであ
り、縦軸は強度を、横軸は保持時間を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体
    に、光学不活性なイソシアネートを用いてカルバ
    モイル化した光学活性なアミノ酸誘導体またはオ
    キシ酸誘導体とアミノアルキルシランとが結合し
    て成るN−カルバモイルアミノ酸誘導体またはO
    −カルバモイルオキシ酸誘導体がグラフトされて
    いるクロマトグラフ充填剤。 2 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体に
    グラフトされているN−カルバモイルアミノ酸誘
    導体またはO−カルバモイルオキシ酸誘導体が一
    般式〔〕 〔式中、R1、R2およびR3は同一または相異なり、
    アルキル基、アルコキシル基、ヒドロキシル基ま
    たはハロゲン原子を表わし、少なくともその1つ
    はアルコキシル基またはハロゲン原子である。X
    は−NHCO−基または−NH3・OCO−基を表わ
    し、R4はアルキル基、アラルキル基またはアリ
    ール基を表わす。Yは−NH−基または酸素原子
    を表わし、R5はアルキル基、アラルキル基また
    はアリール基を表わす。nは2から4までの整数
    を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕 で示されるオルガノシランである特許請求の範囲
    第1項に記載のクロマトグラフ充填剤。 3 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体が
    シリカゲルである特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載のクロマトグラフ充填剤。 4 上記一般式〔〕において、アミノアルキル
    シラン残基がω−アミノプロピルトリエトキシシ
    ラン残基またはω−アミノプロピルトリクロロシ
    ラン残基である特許請求の範囲第2項または第3
    項に記載のクロマトグラフ充填剤。 5 上記一般式〔〕において、R5がイソプロ
    ピル基、ナフチル基または3,5−ジニトロフエ
    ニル基である特許請求の範囲第2項、第3項また
    は第4項に記載のクロマトグラフ充填剤。 6 上記一般式〔〕において、R4がイソプロ
    ピル基もしくはフエニル基であるときYが−NH
    −基であるか、またはR4がフエニル基であると
    きYが酸素原子である特許請求の範囲第2項、第
    3項、第4項または第5項に記載のクロマトグラ
    フ充填剤。 7 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体
    に、光学不活性なイソシアネートを用いてカルバ
    モイル化した光学活性なアミノ酸誘導体またはオ
    キシ酸誘導体とアミノアルキルシランとが結合し
    て成るN−カルバモイルアミノ酸誘導体またはO
    −カルバモイルオキシ酸誘導体がグラフトされて
    いるクロマトグラフ充填剤を用いて、不斉炭素に
    結合した【式】基、−CONH−基、− OCO−基、−OCONH−基、−NHCONH−基ま
    たは【式】基を有する化合物の鏡像 体混合物を分離し、分析することを特徴とする液
    体クロマトグラフイー分析法。 8 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体に
    グラフトされているN−カルバモイルアミノ酸誘
    導体またはO−カルバモイルオキシ酸誘導体が、
    一般式〔〕 〔式中、R1、R2およびR3は同一または相異なり、
    アルキル基、アルコキシル基、ヒドロキシル基ま
    たはハロゲン原子を表わし、少なくともその1つ
    はアルコキシル基またはハロゲン原子である。X
    は−NHCO−基または−NH3・OCO−基を表わ
    し、R4はアルキル基、アラルキル基またはアリ
    ール基を表わす。Yは−NH−基または酸素原子
    を表わし、R5はアルキル基、アラルキル基また
    はアリール基を表わす。nは2から4までの整数
    を表わし、*は不斉炭素を表わす。〕 で示されるオルガノシランであるクロマトグラフ
    充填剤を用いる特許請求の範囲第7項に記載の分
    析法。 9 ヒドロキシル基をその表面に持つ無機担体が
    シリカゲルであるクロマトグラフ充填剤を用いる
    特許請求の範囲第7項または第8項に記載の分析
    法。 10 上記一般式〔〕において、アミノアルキ
    ルシラン残基がω−アミノプロピルトリエトキシ
    シラン残基またはω−アミノプロピルトリクロロ
    シラン残基であるクロマトグラフ充填剤を用いる
    特許請求の範囲第8項または第9項に記載の分析
    法。 11 上記一般式〔〕において、R5がイソプ
    ロピル基、ナフチル基または3,5−ジニトロフ
    エニル基であるクロマトグラフ充填剤を用いる特
    許請求の範囲第8項、第9項または第10項に記
    載の分析法。 12 上記一般式〔〕において、R4がイソプ
    ロピル基もしくはフエニル基であるときYが−
    NH−であるか、またはR4がフエニル基であると
    きYが酸素原子であるクロマトグラフ充填剤を用
    いる特許請求の範囲第8項、第9項、第10項ま
    たは第11項に記載の分析法。
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