JPH0356558A - 絶縁処理用樹脂組成物、絶縁処理方法およびステータコイル - Google Patents

絶縁処理用樹脂組成物、絶縁処理方法およびステータコイル

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JPH0356558A
JPH0356558A JP19339189A JP19339189A JPH0356558A JP H0356558 A JPH0356558 A JP H0356558A JP 19339189 A JP19339189 A JP 19339189A JP 19339189 A JP19339189 A JP 19339189A JP H0356558 A JPH0356558 A JP H0356558A
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泰男 菅原
Yuji Aimono
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Hisashi Nishigaki
寿 西垣
Motoyasu Binkai
備海 元康
Yasuaki Miyoda
御代田 安旦
Takeo Konno
猛夫 今野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絶縁処理用樹脂組成物、家庭電器機類等に用い
られる絶縁処理されたステータコイルの絶縁処理方法お
よび絶縁処理されたステータコイルに関する. 〔従来の技術〕 従来、ステータコイルの絶縁処理方法としては、(1)
コイルエンド部を糸で結束し、0.l〜3ポアズ程度の
液状ワニスにステータ.コイル全体を含浸する方法、(
2)コイル部分のみにワニスを滴下含浸する方法、(3
)コイル部分のみに粉末ワニスを用いて加熱硬化する方
法、(4)コンパウンドを用いてステータコイル全体を
モールドする方法などが採用されている. 前記液状ワニスを用いる方法は、材料費が安く、ワニス
処理工程の自動化が容易であるが、硬化時にワニスが流
出しやすく、硬化後のコイルエンド部のワニス付着量が
少なくなり、振動や衝撃によって絶縁性が低下し、高湿
度下での絶縁性に劣る欠点がある。また使用するワニス
自身の難燃性が不足するという問題があった。
粉末ワニスを用いる方法は、コイルエンド部の結束処理
を省略することができ、絶縁処理工程の自動化が可能で
あるが、コイル内部への粉末ワニスの含漫性が劣るため
、高湿度下の絶縁性に劣る欠点がある。また使用する粉
末ワニス自身の難燃性が不足し、また燃焼時の発煙量が
多く、有害戒分の発生が多いなどの問題があった。
コンパウンドを用いてステータコイル全体をモールドす
る方法は、モータの静音化や耐湿性の向上には効果があ
るが、絶縁処理の自動化が困難であり、材料費が比較的
割高となる。またコンバウンド自身の難燃性に劣るなど
の問題があった。
特に近年、モータにおいては、従来以上の製品の安全性
(難燃性の向上)、静音化(固着力の向上)および低価
格化(絶縁処理工程の合理化、処理時間の短縮化)が強
く望まれている.〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、モー
タの難燃化、静音化および耐湿劣化に対する高信頼性を
図ることができ、ステータコイルのコイルエンド部の糸
による結束の省略により絶縁処理工程を短縮することが
できる絶縁処理用樹脂組底物、ステータコイルの絶縁処
理方法および絶縁処理されたステータコイルを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、熱または光と熱により硬化する不飽和ポリエ
ステル樹脂100重量部、水酸化アルミニウム100〜
200重量部およびシリカ粉末O.1〜3重量部を含有
してなる絶縁処理用樹脂組成物、この絶縁処理用樹脂組
成物に、コイルエンド部を糸で結束しないステータコイ
ルの一方のコイルエンド部を含浸した後、該ステータコ
イルを反転して他方のコイルエンド部を前記絶縁処理用
樹脂組成物に含浸し、次いで両コイルエンド部が含浸さ
れたステータコイルを反転させながら熱または光と熱に
より硬化させるステータコイルの絶縁処理方法およびこ
の絶縁処理方法で処理されたステータコイルに関する. 本発明に用いられる不飽和ポリエステル樹脂としては、
熱または光と熱により硬化するものであれば特に制限は
なく、例えば不飽和ポリエステル、反応性不飽和結合を
有するエボキシエステルなどに、架橋性単量体および過
酸化物を含有させて得られる。また必要に応じて光増感
剤、促進剤、重合禁止剤等を用いることができる. 前記不飽和ポリエステルは、酸或分とアルコール或分ま
たは酸或分、アルコール或分および変性成分から合威さ
れる。酸戒分としては、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等の不飽和酸、フ
タル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
テトラヒドロ無水フタル酸、アジピン酸等の飽和酸、大
豆油、トール油、ヤシ油、ヒマシ油等の植物油脂肪酸な
どが用いられる。アルコール戒分としては、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ブタンジオール、ネオベ
ンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリト−ルなどが用いられる。また変性
戒分としては、ジシクロペンタジエン、シクロペンタジ
エンおよびこれらの誘導体などが用いられる。
反応性不飽和結合を有するエボキシエステルは、1分子
中にl個以上のエポキシ基をもつエポキシ樹脂と不飽和
結合を有する酸或分から合威される.エポキシ樹脂とし
てはビスフェノールA型エボキシ樹脂が好ましく、エピ
コート828、1001,1004 (シェル化学社製
)などが挙げられる。不飽和結合を有する酸或分として
は、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸などが
使用できる。
前記架橋性単量体としては、スチレン、ビニルトルエン
、α−メチルスチレン、ターシャリープチルスチレン、
ジビニルベンゼン、各種アクリル酸エステル、各種メタ
クリル酸エステル、ジアリルフタレートなどが用いられ
る。
また過酸化物としては、ペンゾイルバーオキサイド、ア
セチルパーオキサイドなどのアシルパーオキサイド、タ
ーシャリープチルヒドロパーオキサイド、キュメンヒド
ロパーオキサイドなどのヒドロパーオキサイド、メチル
エチルケトンバーオキサイド、シクロヘキサノンパーオ
キサイドなどのケトンバーオキサイド、ジターシャリー
プチルパーオキサイド、ジクミルバーオキサイドなどの
ジアルキルパーオキサイドなどが用いられる。その添加
量は、不飽和ポリエステルおよび架橋性単量体の総量に
対して0. 5〜3重景%の範囲であることが好ましい
必要に応じて用いられる光増感剤としては、ベンゾイン
エチルエーテル、ペンゾインイソプロビルエーテルなど
のベンゾインエーテル類、アセトフェノン、2.2−ジ
メトキシ−2−フエニルアセトフェノンなどのアセトフ
ェノン類、ペンゾインー箋ヒラーケトン類、ペンゾイン
チオエーテル類、アントラキノン類などが用いられる。
その添加量は、不飽和ポリエステルおよび架橋性単量体
の総量に対して0. 1〜3重量%の範囲であることが
好ましい。
また促進剤としては、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸
亜鉛、ナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルト等の金
属石鹸やアミン類が用いられる。
重合禁止剤としては、ハイドロキノン、ターシャリープ
チル力テコール、p−ペンゾキノン、2,5−ジターシ
ャリープチルハイドロキノンなどが用いられる。
本発明に用いられる水酸化アルミニウムには特に制限は
ないが、Af (OH).またはAl!Os・3H,O
の含有量が99%以上、真比重が2.0〜3. 0であ
り、5μm以下の粒度分布をもち、かつ吸着水分量が0
. 5%以下のものが好ましい。該水酸化アルミニウム
としては、市販品である昭和電工社製商品名ハイジライ
トや住友化学社製、日本軽金属社製などから市販される
粒アルミナが好ましく用いられる.水酸化アルミニウム
の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対
し100〜200重量部である=この使用量が100重
量部未満では難燃性を向上させることができず、またコ
イルへのワニス付着量が少なくなる。
また200重量部を超えると粘度が高くなり、コイル内
部への含漫性が低下する. 本発明に用いられるシリカ粉末にも特に制限はないが、
エロジール(日本アエロジール社製)等の微粉末シリカ
が好ましい.この使用量は、不飽和ポリエステル樹脂1
00重量部に対し0.1〜3重量部である。該使用量が
0.1重量部未満では水酸化アルミニウムの沈降が大き
く、均一な組成物が得られず、また3重量部を超えると
粘度が高く、揺変性も大きくなり、コイル内部への含漫
性が低下する。
本発明の絶縁処理用樹脂&Il或物は、前記不飽和ポリ
エステル樹脂、水酸化アルξニウムおよびシリカ粉末を
高速攪拌機などで混合して得られる。
本発明において、ステータコイルの絶縁処理は前記絶縁
処理用樹脂組成物を用いて例えば次のようにして行われ
る。
まずコイルエンド部を糸で結束しないステータコイルを
、あらかじめ通電加熱法または高周波誘導加熱法を用い
て高速昇温させることか好ましい。次いでこのステータ
コイルの一方のコイルエンド部を絶縁処理用樹脂組成物
にスロット面まで浸漬含浸し、その後、ステータコイル
を絶縁処理用組成物から引き上げて反転し、他方のコイ
ルエンド部を同様に絶縁処理用樹脂組成物に浸漬含浸し
て引上げる。次にこのステータコイルを硬化炉中で両コ
イルエンド部が交互に上下となるように反転させながら
熱または光と熱により硬化する。
硬化炉中での反転は、時間の間隔をおいて行われる。
光硬化には、紫外線が用いられ、熱硬化には紫外線、高
周波などが用いられる。
以上のように、水酸化アルミニウムを高充填した液状の
不飽和ポリエステル樹脂組成物にコイルエンド部を、上
記のように反転してワニス浸漬処理し、かつ上記のよう
に反転させて硬化させることにより、コイルエンド部の
糸による結束が省略できるとともに、ワニス付着量を多
くすることができ、かつコイル内部への含漫性のよいス
テータコイルを製作することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
なお、例中、部とあるのは重量部を意味する。
実施例1 1)絶縁処理用樹脂組成物の製造 プロピレングリコール532Lエチレングリコール24
8部、無水マレイン酸441部、無水フタル酸150部
およびハイドロキノン0. 4部を4つ口フラスコに仕
込み、窒素ガス吹込み下で180゜Cに1. 5時間保
ち、次いで220℃で反応を続け、酸価l8.0の不飽
和ポリエステルAを得た.この不飽和ポリエステルA5
5部、スチレンモノマ45部、ナフテン酸マンガン0.
2部、ペンゾイルパーオキサイド1.5部、ハイジライ
トH−32(昭和電工社製、水酸化アルミニウム)11
0部およびエロジール380(日本アエロジール社製、
微粉未シリカ)1部を高速撹拌機を用いて混合し、樹脂
組成物(A)を得た。
2)ステータコイルの絶縁処理 コイルエンド部を糸で結束しないステータコイル(定格
1 0 0 V,出力100W,:17寸法l1Omm
X 1 1 0mmX4 0ma+、直径0. 6 m
mのポリエステルエナメル銅線使用)に通電し、コイル
温度を100゜Cまで昇温しで予熱を行った。このコイ
ルを空冷し、コイルの表面温度が80゜Cとなったとき
に、一方のコイルエンド部をスロット面まで樹脂組成物
(A)に浸漬含浸し、約30秒間保持した。次にこのス
テータコイルを引上げ、直ちに反転し、他方のコイルエ
ンド部をスロット面まで樹脂組成物(A)に浸漬含浸し
、約30秒間保持した。次いで、ステータコイルを引上
げ、直ちに反転して遠赤外線硬化炉(l35゜C)で加
熱硬化した。硬化開始後、2分後ついで3分後にステー
タコイルを反転して樹脂付着量の均一化を図り、その後
、この状態を保ちなから135゜Cで25分間加熱硬化
し、ステータコイルを絶縁処理した。
実施例2 1)絶縁処理用樹脂組成物の製造 実施例1で得られた不飽和ポリエステルA55部、スチ
レンモノマ45部、ナフテン酸マンガン0.2部、ペン
ゾイルバーオキサイド1. 0部、ベンゾインエチルエ
ーテル1.0部、ハイジライトH一32(昭和電工社製
、水酸化アルξニウム)110部およびエロジール38
0(日本アエロジール社製、微粉末シリカ)0.7部を
高速撹拌機を用いて混合し、樹脂組成物(B)を得た。
2)ステータコイルの絶縁処理 実施例1で用いたステータコイルと同型のステータコイ
ルを用いて通電し、コイル温度を1oo゜Cまで昇温し
て予熱を行った。このコイルを空冷し、コイルの表面温
度が80゜Cとなったときに、一方のコイルエンド部を
スロット面まで樹脂組成物(B)に浸漬含浸し、約30
秒間保持した。次にこのステータコイルを引上げ、直ち
に反転し、他方のコイルエンド部をスロット面まで樹脂
組底物(B)に浸漬含浸し、約30秒間保持した。その
後ステータコイルを引上げ、直ちに反転し、オーク社製
高圧水銀ランプを用いて25cmの距離から2分間紫外
線照射した。次いでこのステータコイルを反転し、同様
にして2分間紫外線照射して表面を硬化させた後、13
5゜Cの高周波誘導加熱炉で15分加熱し、ステータコ
イルを絶縁処理した。
比較例l 実施例1で得られた不飽和ポリエステルA55部、スチ
レンモノマ45部、ナフテン酸マンガン0. 2部およ
びペンゾイルバーオキサイド1. 5部を混合撹拌し、
樹脂組底物(C)を得た。
次に実施例1で用いたステータコイルと同型のステータ
コイルを用いて通電し、コイル温度を100゜Cまで昇
温しで予熱した。このコイルを空冷し、コイル表面温度
が50゜Cとなったときにコイル全体を樹脂組成物(C
)にステータコイル全体を浸漬含浸し、30秒保持した
。その後このコイルを引上げ、室温下で約10分余滴滴
下を行い、135゜Cの遠赤外線硬化炉で30分間加熱
硬化した。
比較例2 ■)粉末塗料の製造 エピコー}1007 (シェル化学製)100部、2,
4−ジアミノー6−〔2−メチルイミダゾ−ルー(1)
〕一エチルトリアジン(2MZ−AZINE、四国化或
工業社製)2部、エロジール200(日本アエロジール
社製、微粉未シリカ)0.5部、炭酸カルシウムシルバ
ーW(白石工業社製)50部およびモダクロ(モンサン
ト社製界面活性剤、アクリル共重合体)1部を乾式混合
した後、90゜Cで溶融混練した.冷却後、ミルで微粉
砕し、180amの篩で振って通過したものを粉末塗料
(D)とした. 2)ステータコイルの絶縁処理 実施例lで用いたステータコイルと同型のステータコイ
ルを通電加熱して160゜Cとした後、片側のコイルエ
ンド部に粉末塗料(D)を塗装し、1 6 0 ”Cで
5分保持して硬化した.次いでもう一方のコイルエンド
部に粉末塗料を塗装し、160゜Cで5分保持して硬化
し、ステータコイルを絶縁処理した. く試験例〉 実施例l、2および比較例1、2で得られたステータコ
イルについて、ステータコイル表面の硬化性、 難燃性およびモータの耐湿寿命を測定し、その結果を第
1表に示した。
第 ■ 表 *l:コアを指触で評価し、粘着がない状態を○とした
*2:ステータコイルに付属しているプロテクターを取
り除き、IOOV印加して通電予熱を続け、レヤーショ
ートを起こさせた場合の発火状態で試験した。
*3:60゜C−95%RH(相対湿度)中で600■
印加し、絶縁破壊に到るまでの時間を測定した。
以上の結果から、本実施例のステータコイルは、従来の
方法で得られたステータコイルに比べ、難燃性および耐
湿寿命に優れることが示された。
〔発明の効果〕
本発明の絶縁処理用樹脂組成物は、難燃性に優れ、これ
によって絶縁処理されたステニタコイルの燃焼試験によ
る発火に到るまでの時間および発炎時間を改善すること
ができる。また本発明の製造法によれば、ステータコイ
ルのコイルエンド部の糸による結束を省略でき、また液
状の樹脂組威物を用いるため、処理工程の自動化が容易
である.また本発明の製造法で得られるステータコイル
は、ワニス付着量が多く、コイル内部への含漫性に優れ
、耐湿寿命特性に優れる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.熱または光と熱により硬化する不飽和ポリエステル
    樹脂100重量部、水酸化アルミニウム100〜200
    重量部およびシリカ粉末0.1〜3重量部を含有してな
    る絶縁処理用樹脂組成物。
  2. 2.請求項1記載の絶縁処理用樹脂組成物に、コイルエ
    ンド部を糸で結束しないステータコイルの一方のコイル
    エンド部を含浸した後、該ステータコイルを反転して他
    方のコイルエンド部を上記絶縁処理用樹脂組成物に含浸
    し、次いで両コイルエンド部が含浸されたステータコイ
    ルを反転させながら熱または光と熱により硬化させるこ
    とを特徴とするステータコイルの絶縁処理方法。
  3. 3.請求項2記載の絶縁処理方法で処理されたステータ
    コイル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0718356A3 (en) * 1994-12-19 1998-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Complex compound and switch containing it
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