JPH0357345Y2 - - Google Patents

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JPH0357345Y2
JPH0357345Y2 JP397987U JP397987U JPH0357345Y2 JP H0357345 Y2 JPH0357345 Y2 JP H0357345Y2 JP 397987 U JP397987 U JP 397987U JP 397987 U JP397987 U JP 397987U JP H0357345 Y2 JPH0357345 Y2 JP H0357345Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ピストンロツドの製造装置に係わ
り、特に、ロツドの端面にボールをプロジエクシ
ヨン溶接するためのピストンロツドの製造装置に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、可変容量コンプレツサーでは、例え
ば、特公昭61−23390号公報に開示されるように、
ロツドの両端にボールを溶接してなるピストンロ
ツドが用いられている。
従来、この種のピストンロツドとしては、例え
ば、特開昭58−124815号公報に開示されるものが
知られており、また、その製造方法としては、例
えば、特開昭48−54346号公報、特開昭58−
128522号公報に開示されるものが知られている。
第12図は、この種のピストンロツドを示すも
ので、このピストンロツドは、例えば、S20CD
鋼からなるロツド11の両端に、例えば、SUJ2
鋼からなるボール13をプロジエクシヨン溶接し
て形成されている。
このプロジエクシヨン溶接は、ボール13を一
方の電極に保持するとともに、ロツド11を他方
の電極に保持させ、ロツド11の端面をボール1
3に当接加圧した後、電極の間に電流を流し、ロ
ツド11とボール13とを溶接することにより行
なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような、従来の方法では、
プロジエクシヨン溶接されたピストンロツドの全
長(第12図におけるL寸法)に大きなばらつき
が生じ、品質管理が非常に困難になるという問題
がある。
すなわち、第13図に示すように、200個のほ
ぼ同一長のロツド11の両端に、同一径のボール
13をプロジエクシヨン溶接した場合にも、ピス
トンロツドの全長Lが、第14図に示すように、
58.2mmと58.4mmとの間が35個、58.4mmと58.6mmと
の間が34個、58.6mmと58.8mmとの間が44個、58.8
mmと59.0mmとの間が87個というように広い範囲で
ばらつき、また、この時の溶け込み長さも、第1
5図に示すように、1.4mmと1.6mmとの間が45個、
1.6mmと1.8mmとの間が75個、1.8mmと2.0mmとの間
が29個、2.0mmと2.2mmとの間が30個、2.2mmと2.4
mmとの間が21個というように広い範囲でばらつく
という問題がある。
そこで、従来からプロジエクシヨン溶接後のピ
ストンロツドの全長Lを高い寸法精度に維持する
ことのできるピストンロツドの製造装置が要望さ
れていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決したもの
で、ピストンロツドの全長を高い寸法精度に容易
に維持することのできるピストンロツドの製造装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わるピストンロツドの製造装置は、
導電性の金属からなるボール保持体およびロツド
保持体を対向面側に向けて相対移動自在に対向配
置するとともに、前記ボール保持体の前記ロツド
保持体側にボールを吸引保持するための球面状の
凹部を形成し、前記ロツド保持体に前記ロツドを
挿通保持するためのロツド保持孔を形成し、さら
に、前記ボール保持体とロツド保持体との間に、
これ等の接近距離を規制する絶縁材からなるスト
ツパーを配置したものである。
〔考案の作用〕
本考案のピストンロツドの製造装置では、導電性
の金属からなるボール保持体およびロツド保持体
を対向面側に向けて相対移動自在に対向配置する
とともに、ボール保持体のロツド保持体側にボー
ルを吸引保持するための球面状の凹部を形成し、
ロツド保持体にロツドを挿通保持するためのロツ
ド保持孔を形成し、さらに、ボール保持体とロツ
ド保持体との間に、これ等の接近距離を規制する
絶縁材からなるストツパーを配置したので、プロ
ジエクシヨン溶接時におけるボール保持体とロツ
ド保持体との間の間隙寸法が、ストツパーにより
高い寸法精度で維持される。
この結果、プロジエクシヨン溶接後におけるピ
ストンロツドの全長を高い寸法精度で維持するこ
とが可能となる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例につ
いて説明する。
第1図および第2図は、本考案のピストンロツ
ドの製造装置の一実施例を示すもので、図におい
て符号33は、ボール35を保持するボール保持
体を示している。このボール保持体33は、銅等
の導電性の金属により形成されている。また、こ
のボール保持体33は、上下動自在とされるヘツ
ド37の下端に維持されている。
ボール保持体33の下方には、ロツド41を保
持するためのロツド保持体43が配置されてい
る。このロツド保持体43は、銅等の導電性の金
属により形成されており、基台45に固定される
テーブル47上に支持されている。
しかして、この実施例では、ロツド保持体43
の上面には、ボール保持体33のロツド保持体4
3への接近距離を規制するためのストツパー48
が配置されている。
なお、図において符号50は、ヘツド37の位
置を検出する作動トランスを示している。
第3図は、ボール保持体33およびロツド保持
体43の詳細を示すもので、ボール保持体33の
ロツド保持体43側には、ボール35を吸引保持
するための球面状の凹部49が形成されている。
この凹部49の形状は、ボール35の吸引時にボ
ール35の半球に嵌合密着する寸法とされてい
る。
また、凹部49には、図示しない真空吸引装置
に、チユーブ51等を介して連通する連通孔53
が開口している。
ボール保持体33の下方には、ロツド保持体4
3が配置されている。このロツド保持体43に
は、ロツド41を挿通保持するためのロツド保持
孔55が、上下方向に貫通穿設されている。
このロツド保持体43は、ロツド保持孔55を
軸方向に2分割する断面で2分されており、ロツ
ド保持孔55の孔径は、ロツド41の外径より小
径とされている。また、ロツド保持孔55の下部
は、ボール35を収容するための大径部57とさ
れている。
ロツド保持体43の側面には、ロツド保持孔5
5を挟んで一対の貫通孔59,61が穿設されて
おり、この貫通孔59,61の一端から図示しな
いボルトを挿通し、ボルトの他端にナツトを螺合
することにより、2分されたロツド保持体43が
連結される。
第4図は、ストツパー48の詳細を示すもの
で、このストツパー48は、例えば、ベークライ
トからなる絶縁材により形成されており、その一
側には、ボール35の外径より大径の半円状の凹
部63が形成されている。この凹部63には、ロ
ツド41の半面が挿通される。
以上のように構成されたピストンロツドの製造
装置では、先ず、ボール35が、一方の電極を構
成するボール保持体33の凹部49に挿入され、
この状態で、真空吸引装置を作動することによ
り、ボール35が、凹部49に確実に吸引保持さ
れる。
一方、ロツド41は、他方の電極を構成するロ
ツド保持体43に保持されるが、この保持は、ロ
ツド保持体43のボルトとナツトとの螺合を緩め
た後、ロツド41をロツド保持孔55に挿通し、
ナツトを再びボルトに締め付けることにより行な
われる。
この後、ヘツド37の移動によりボール保持体
33が下方に移動され、ボール35の下端が、第
5図に示すように、ロツド41の一端面に当接さ
れる。
この後、ボール保持体33とロツド保持体43
との間に電圧を印加すると、ボール35とロツド
41とを通つて電流が流れ、ボール35とロツド
41とは、第6図に示すように、プロジエクシヨ
ン溶接される。この時、規定溶け込み量分ボール
保持体33が微小距離下方に移動され、ボール保
持体33の下面がストツパー48の上面に当接さ
れ、ボール保持体33がこの位置で停止される。
この状態においては、ボール35には、所定の加
圧力が作用している。
この後、真空吸引装置を逆に作動することによ
り、連通孔53を通り、凹部49に空気が供給さ
れ、これにより、凹部49へのボール35の吸着
が解除される。
この状態から、ヘツド37の移動によりボール
保持体33が上方に移動され、ロツド保持体43
のボルトとナツトとの螺合を緩めた後、ボール3
5の溶接されたロツド41がロツド保持体43か
ら引き抜かれる。
この後、第7図に示すように、溶接されたボー
ル35を下にした状態で、ロツド41が再びロツ
ド保持体43のロツド保持孔55に挿通され、前
述したとほぼ同様の方法により、第8図に示すよ
うに、ロツド41の他端にボール35が溶接され
る。
しかして、以上述べたピストンロツドの製造装
置では、導電性の金属からなるボール保持体33
およびロツド保持体43を対向面側に向けて相対
移動自在に対向配置するとともに、ボール保持体
33のロツド保持体43側にボール35を吸引保
持するための球面状の凹部49を形成し、ロツド
保持体43にロツド41を挿通保持するためのロ
ツド保持孔55を形成し、さらに、ボール保持体
33とロツド保持体43との間に、これ等の接近
距離を規制する絶縁材からなるストツパー48を
配置したので、プロジエクシヨン溶接時における
ボール保持体33とロツド保持体43との間の間
隙寸法が、ストツパー48により高い寸法精度で
維持される。
この結果、プロジエクシヨン溶接されたピスト
ンロツドの全長を高い寸法精度に維持することが
可能となる。
すなわち、この実施例のピストンロツドの製造
装置では、第9図に示すように、ほぼ同一長のロ
ツド41の両端に、同一径のボール35をプロジ
エクシヨン溶接した場合には、ピストンロツドの
全長を、第10図に示すように、高い寸法精度に
維持することができ、また、この時の溶け込み長
さも、第11図に示すように、高い寸法精度に維
持することができる。
なお、以上述べた実施例では、ボール保持体3
3を上下方向に移動可能に構成した例について説
明したが、本考案はかかる実施例に限定されるも
のではなく、ロツド保持体43を上下方向に移動
可能に構成しても良いことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のピストンロツドの
製造方法では、導電性の金属からなるボール保持
体およびロツド保持体を対向面側に向けて相対移
動自在に対向配置するとともに、ボール保持体の
ロツド保持体側にボールを吸引保持するための球
面状の凹部を形成し、ロツド保持体にロツドを挿
通保持するためのロツド保持孔を形成し、さら
に、ボール保持体とロツド保持体との間に、これ
等の接近距離を規制する絶縁材からなるストツパ
ーを配置したので、ピストンロツドの全長を高い
寸法精度に維持することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のピストンロツドの製造装置の
一実施例を示す側面図、第2図は第1図のピスト
ンロツドの製造装置の正面図、第3図は第1図の
ボール保持体およびロツド保持体の詳細を示す斜
視図、第4図はストツパーの詳細を示す斜視図、
第5図ないし第8図はロツドへのボールの溶接方
法を示す説明図、第9図ないし第11図はピスト
ンロツドの寸法のばらつきを示す説明図、第12
図は従来のピストンロツドを示す側面図、第13
図ないし第15図は従来のピストンロツドの寸法
のばらつきを示す説明図である。 33……ボール保持体、35……ボール、41
……ロツド、43……ロツド保持体、48……ス
トツパー、49……凹部、55……ロツド保持
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性の金属からなるボール保持体およびロツ
    ド保持体を対向面側に向けて相対移動自在に対向
    配置するとともに、前記ボール保持体の前記ロツ
    ド保持体側にボールを吸引保持するための球面状
    の凹部を形成し、前記ロツド保持体に前記ロツド
    を挿通保持するためのロツド保持孔を形成し、さ
    らに、前記ボール保持体とロツド保持体との間
    に、これ等の接近距離を規制する絶縁材からなる
    ストツパーを配置したことを特徴とするピストン
    ロツドの製造装置。
JP397987U 1986-08-25 1987-01-14 Expired JPH0357345Y2 (ja)

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JP397987U JPH0357345Y2 (ja) 1987-01-14 1987-01-14
DE87111641T DE3786617T2 (de) 1986-08-25 1987-08-11 Verfahren und geraet zur herstellung einer kolbenstange.
EP87111641A EP0257440B1 (en) 1986-08-25 1987-08-11 Method and apparatus for manufacturing piston rod
US07/085,969 US4871894A (en) 1986-08-25 1987-08-14 Methods and apparatus for manufacturing piston rods
KR1019870009012D KR960000407B1 (ko) 1986-08-25 1987-08-18 피스톤 로드의 제조방법 및 그의 장치
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JPS63111287U JPS63111287U (ja) 1988-07-16
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