JPH0357981B2 - - Google Patents
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- JPH0357981B2 JPH0357981B2 JP58249945A JP24994583A JPH0357981B2 JP H0357981 B2 JPH0357981 B2 JP H0357981B2 JP 58249945 A JP58249945 A JP 58249945A JP 24994583 A JP24994583 A JP 24994583A JP H0357981 B2 JPH0357981 B2 JP H0357981B2
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Description
本発明は、獣毛調高密度織物に関するものであ
る。 従来、高密度織物は、綿100%もしくは合成繊
維フイラメントから成るものが知られている。し
かしながら、いずれもその風合いはやや硬く、バ
ルキー感に欠けるものであり、かつ、耐水性、撥
水性を得るために透湿性、通気性が配慮されてい
ない反面もあり、かつ、素材により吸、放湿性が
小さいため、むれが大きいなど多くの欠点があつ
た。 本発明者らは、かかる欠点を解決し、バルキー
感があり、かつ、耐水性、撥水性を有しながら、
吸湿性、放湿性が大きいという機能性を有し、し
かも保温性を有する高密度織物を開発すべく精意
研究の結果、フアインデニールマルチフイラメン
トと獣毛の細番手との複合糸を用いることで機能
面と風合いの両方を満足できることを知見し、本
発明に到達した。 即ち、本発明は、マルチフイラメントと獣毛糸
との複合糸によつて織成されている高密度織物で
あり、且つ、該複合糸が前記合成繊維フイラメン
トを20重量%以上含有している複合糸である獣毛
調高密度織物である。 本発明の高密度織物を構成する複合糸は、獣毛
とマルチフイラメントとから成る必要がある。す
なわち獣毛を用いることで獣毛のもつ優れた吸湿
性と放湿性及び保温性を高密度織物に付与できる
のである。しかし、獣毛のみを用いた細番手の梳
毛糸で高密度織物を製織するのは、糸強力が弱く
なるため、きわめて困難である。このため、糸強
力を高めるため、強力の高いフイラメントとの細
番手の梳毛ライクな複合糸を用いることにより獣
毛調の高密度織物の製織が始めて可能となる。 本発明に用いるマルチフイラメントは、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、アクリルなどの合成繊維、レーヨン、キユ
プラなどの再生繊維、アセテート、プロミツクス
などの半合成繊維など特に制限されないが、好ま
しくは高強度な素材であるポリエステル、ポリア
ミドが例示される。更により好ましくは、熱収縮
応力が高いポリエステルが例示される。該熱収縮
応力が高いポリエステルとは、定長下で熱収縮に
よる応力が著しく高い繊維をさし、140℃の乾熱
下における熱収縮応力が0.4g/デニール以上の
ものが好ましい。更に詳細に述べると熱収縮応力
とは、次のようである。 本発明にいう熱収縮応力とは、繊維を0.05g/
デニールの張力下一定長で把持し、これを加熱昇
温していくと、繊維は熱収縮しようとするが、そ
の両端が固定されているため実際の収縮は起こら
ず、そのかわり繊維に収縮せんとする内部応力が
生じる。この応力を熱収縮応力という。熱収縮応
力の測定は、市販の非接着型金属抵抗線歪計を用
い、これを増幅させ連動した自動X−Y記録計で
時間に対する応力の変化を記録測定する。試料は
一定長のループとし、一端を歪計に直結したフツ
クに、他端もフツクに掛け、20℃において初期張
力0.05g/デニールになるように試料−フツク間
長さを調整固定する。(このときタルミのないよ
うに注意して張力を与える。)こうして固定され
た試料を内径φ8mmの円筒形石英ガラス管で外側
にニクロム線を巻いたヒーターで更にヒーター線
外側を内径φ25mmの石英管で囲つた二重管式ヒー
ター(長さ20cm)の中心に試料が位置するように
ヒーター中に試料を設置して、試料と3mm離れた
中心に設置した検出端とヒーターをプログラム付
き積分回路を有する温調器と直結させ、20℃/分
の昇温速度でヒーターを加熱して雰囲気を連続し
て昇温せしめ溶断するまで加熱して測定した熱収
縮による収縮力を繊維のデニールで除した値を熱
収縮応力とする。 複合糸中のマルチフイラメントのしめる割合
は、強度保持のため20重量%以上含有することが
必要である。複合糸中に合成繊維フイラメント糸
がしめる割合が20重量%以下では複合糸の強度が
低下し、高密度織物としたときの強度が低下する
ので好ましくない。また、フイラメントが70%以
上含有されると、風合いが悪くなるので、複合糸
中に含有されるフイラメントは強度保持と風合保
持の面から30重量%以上60重量%以下が特に好ま
しい。本発明に用いられる複合糸の番手は梳毛番
手60′S〜120′Sが好ましく、特に好ましいのは梳毛
番手90′S〜110′Sである。また、複合糸中に含有す
るフイラメントの単繊維デニールは、耐水性およ
び風合いの面から0.1〜2.0デニール、特に好まし
くは0.1〜1.0デニールである。また、複合糸の撚
係数は2〜3.5が好ましく、より好ましいのは2.5
〜3である。マルチフイラメント糸は公知の方法
例えば電気開繊し、ついで獣毛よりなる粗糸をド
ラフトしてリボン状態で又は粗糸そのままで前記
開繊されたマルチフイラメントと該マルチフイラ
メント糸に対し、例えば1対1の混率で重ねて撚
係数2〜3.5で施撚巻き取ることにより混繊複合
糸を得るかまたは該フイラメントを開繊せずに重
ねて施撚巻取ることでコアヤーンとなしてもよい
が高密度織物を得るためには、混繊複合糸が好ま
しい。次いで、得られた複合糸をたて糸および/
またはよこ糸に用いて常法により織物とする。特
に、熱収縮応力の高いポリエステルフイラメント
を含む複合糸を用いる場合は、織物のたて糸、よ
こ糸の交錯点を閉鎖できるため、複合糸をたて糸
およびよこ糸の双方に用いることが好ましい。 本発明の獣毛調高密度織物の織密度はたて糸密
度を220本/インチ以上とすることが望ましい。
たて糸密度が220本/インチ未満では、防水性、
撥水性が低下するので好ましくない。好ましい織
密度は、250本/インチ以上350本/インチ以下で
ある。よこ糸密度は70本/インチ〜130本/イン
チが適当であるが、通常の高密度織物に使われる
よこ糸密度でよい。 また、製織時高い熱収縮応力を有するフイラメ
ントを複合糸に使用した場合、織密度を低くし
て、後工程で巾入れして高密度化が可能であるた
めコスト低減がはかれる。また、フイラメントに
易染性を付与すると、獣毛をいためることのない
染色加工条件が選択できるので更に好ましい。ま
た、カチオン可染化されたポリエステルを用い
て、濃色に染色可能としたものでもよい。その
後、該織物に通常の撥水処理を行なう。撥水処理
剤はいかなるものでもよい。本発明の撥水処理さ
れた高密度織物は、JIS L−1079−66による耐水
圧mmの値をP、JIS Z−0208による透湿性g/
cm2/24hの値をZとした時、式ln P≧−4.37×
10-4Z+9.5を満足することが好ましい。透湿性Z
は4000g/cm2/24h以上が好ましく、より好まし
くは5000g/cm2/24hである。また、耐水圧Pは
300mm以上が好ましく、より好ましくは500mm以上
である。 本発明の高密度織物は、吸放湿性が大きく、保
温性に富み、しかも高強度の超高密度織物であ
る。 以下、実施例および比較例によつて本発明を具
体的に説明する。なお、実施例および比較例中、
布帛引裂強力はJIS L−1018、耐水圧はJIS L−
1079−66、透湿性(1)はJIS Z−0208(温度25±0.5
℃、試験布の一側の相対湿度90±2%、他側乾燥
状態)、透湿性(2)はJIS L−1018(温度20±2℃、
相対湿度65±2%)、撥水性はJIS L−1079、通
気性はJIS L−1079−66に準じて求めた。また保
温感は実施例と比較例により得られた布でそれぞ
れウインドブレーカーを作成し、男子10名の被験
者(年令18才〜50才 平均年令31才)に素肌で着
用してもらい、温度+5℃、湿度50%、風速0.5
m/秒の室に30分間入つていて着用時の保温感を
よい悪いの2段階で官能評価を行ない、良いと云
つた人の人員数で示す。 実施例 固有粘度1.0のポリエチレンテレフタレートを
310℃にてφ0.15のオリフイス孔を48個有するノズ
ルより単孔当り0.8g/分の吐出量で紡出し、引
取速度4000m/分にて巻き取つた未延伸糸を延伸
速度100m/分、1段目85℃、2段目110℃の温度
で延伸倍率1段目1.3倍、2段目2.0倍で延伸し、
得たフイラメントの特性を表−1に示す。 次いでカシミヤ繊維粗糸と前記フイラメントを
混合して840T/mの撚数を与え1/90Sの複合糸
を得た。該複合糸の特性を表−1に併記する。 この複合糸を用いて常法により、経糸密度280
本/インチ、緯糸密度108本/インチの平織物を
作成し、100℃沸水中30分の収縮処理を行い得ら
れた布帛の密度は、経糸321本/インチ緯糸138
本/インチであつた。得られた布帛に撥水加工処
理剤を付与して、仕上処理した布帛の機能性と布
帛強度の評価結果を表−1に示す。 比較例 1 カシミヤ100%糸番手1/90Sを用いて製織しよ
うとしたが糸切れが著しく製織不可であつた。こ
のため2/90Sで経糸と緯糸を140本と56本で製織
して前記同様の処理を行い得た布帛と、前記高密
度織物の表面のタツチを比較した結果、風合はほ
ぼ同じで高級なカシミアタツチであつた。 比較例 2 実施例のカシミヤ繊維粗糸の代わりに、純綿粗
糸を用いて60/Sの複合糸を得た以外実施例と同
様の方法で得た布帛の機能性を表−1に示す。
る。 従来、高密度織物は、綿100%もしくは合成繊
維フイラメントから成るものが知られている。し
かしながら、いずれもその風合いはやや硬く、バ
ルキー感に欠けるものであり、かつ、耐水性、撥
水性を得るために透湿性、通気性が配慮されてい
ない反面もあり、かつ、素材により吸、放湿性が
小さいため、むれが大きいなど多くの欠点があつ
た。 本発明者らは、かかる欠点を解決し、バルキー
感があり、かつ、耐水性、撥水性を有しながら、
吸湿性、放湿性が大きいという機能性を有し、し
かも保温性を有する高密度織物を開発すべく精意
研究の結果、フアインデニールマルチフイラメン
トと獣毛の細番手との複合糸を用いることで機能
面と風合いの両方を満足できることを知見し、本
発明に到達した。 即ち、本発明は、マルチフイラメントと獣毛糸
との複合糸によつて織成されている高密度織物で
あり、且つ、該複合糸が前記合成繊維フイラメン
トを20重量%以上含有している複合糸である獣毛
調高密度織物である。 本発明の高密度織物を構成する複合糸は、獣毛
とマルチフイラメントとから成る必要がある。す
なわち獣毛を用いることで獣毛のもつ優れた吸湿
性と放湿性及び保温性を高密度織物に付与できる
のである。しかし、獣毛のみを用いた細番手の梳
毛糸で高密度織物を製織するのは、糸強力が弱く
なるため、きわめて困難である。このため、糸強
力を高めるため、強力の高いフイラメントとの細
番手の梳毛ライクな複合糸を用いることにより獣
毛調の高密度織物の製織が始めて可能となる。 本発明に用いるマルチフイラメントは、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、アクリルなどの合成繊維、レーヨン、キユ
プラなどの再生繊維、アセテート、プロミツクス
などの半合成繊維など特に制限されないが、好ま
しくは高強度な素材であるポリエステル、ポリア
ミドが例示される。更により好ましくは、熱収縮
応力が高いポリエステルが例示される。該熱収縮
応力が高いポリエステルとは、定長下で熱収縮に
よる応力が著しく高い繊維をさし、140℃の乾熱
下における熱収縮応力が0.4g/デニール以上の
ものが好ましい。更に詳細に述べると熱収縮応力
とは、次のようである。 本発明にいう熱収縮応力とは、繊維を0.05g/
デニールの張力下一定長で把持し、これを加熱昇
温していくと、繊維は熱収縮しようとするが、そ
の両端が固定されているため実際の収縮は起こら
ず、そのかわり繊維に収縮せんとする内部応力が
生じる。この応力を熱収縮応力という。熱収縮応
力の測定は、市販の非接着型金属抵抗線歪計を用
い、これを増幅させ連動した自動X−Y記録計で
時間に対する応力の変化を記録測定する。試料は
一定長のループとし、一端を歪計に直結したフツ
クに、他端もフツクに掛け、20℃において初期張
力0.05g/デニールになるように試料−フツク間
長さを調整固定する。(このときタルミのないよ
うに注意して張力を与える。)こうして固定され
た試料を内径φ8mmの円筒形石英ガラス管で外側
にニクロム線を巻いたヒーターで更にヒーター線
外側を内径φ25mmの石英管で囲つた二重管式ヒー
ター(長さ20cm)の中心に試料が位置するように
ヒーター中に試料を設置して、試料と3mm離れた
中心に設置した検出端とヒーターをプログラム付
き積分回路を有する温調器と直結させ、20℃/分
の昇温速度でヒーターを加熱して雰囲気を連続し
て昇温せしめ溶断するまで加熱して測定した熱収
縮による収縮力を繊維のデニールで除した値を熱
収縮応力とする。 複合糸中のマルチフイラメントのしめる割合
は、強度保持のため20重量%以上含有することが
必要である。複合糸中に合成繊維フイラメント糸
がしめる割合が20重量%以下では複合糸の強度が
低下し、高密度織物としたときの強度が低下する
ので好ましくない。また、フイラメントが70%以
上含有されると、風合いが悪くなるので、複合糸
中に含有されるフイラメントは強度保持と風合保
持の面から30重量%以上60重量%以下が特に好ま
しい。本発明に用いられる複合糸の番手は梳毛番
手60′S〜120′Sが好ましく、特に好ましいのは梳毛
番手90′S〜110′Sである。また、複合糸中に含有す
るフイラメントの単繊維デニールは、耐水性およ
び風合いの面から0.1〜2.0デニール、特に好まし
くは0.1〜1.0デニールである。また、複合糸の撚
係数は2〜3.5が好ましく、より好ましいのは2.5
〜3である。マルチフイラメント糸は公知の方法
例えば電気開繊し、ついで獣毛よりなる粗糸をド
ラフトしてリボン状態で又は粗糸そのままで前記
開繊されたマルチフイラメントと該マルチフイラ
メント糸に対し、例えば1対1の混率で重ねて撚
係数2〜3.5で施撚巻き取ることにより混繊複合
糸を得るかまたは該フイラメントを開繊せずに重
ねて施撚巻取ることでコアヤーンとなしてもよい
が高密度織物を得るためには、混繊複合糸が好ま
しい。次いで、得られた複合糸をたて糸および/
またはよこ糸に用いて常法により織物とする。特
に、熱収縮応力の高いポリエステルフイラメント
を含む複合糸を用いる場合は、織物のたて糸、よ
こ糸の交錯点を閉鎖できるため、複合糸をたて糸
およびよこ糸の双方に用いることが好ましい。 本発明の獣毛調高密度織物の織密度はたて糸密
度を220本/インチ以上とすることが望ましい。
たて糸密度が220本/インチ未満では、防水性、
撥水性が低下するので好ましくない。好ましい織
密度は、250本/インチ以上350本/インチ以下で
ある。よこ糸密度は70本/インチ〜130本/イン
チが適当であるが、通常の高密度織物に使われる
よこ糸密度でよい。 また、製織時高い熱収縮応力を有するフイラメ
ントを複合糸に使用した場合、織密度を低くし
て、後工程で巾入れして高密度化が可能であるた
めコスト低減がはかれる。また、フイラメントに
易染性を付与すると、獣毛をいためることのない
染色加工条件が選択できるので更に好ましい。ま
た、カチオン可染化されたポリエステルを用い
て、濃色に染色可能としたものでもよい。その
後、該織物に通常の撥水処理を行なう。撥水処理
剤はいかなるものでもよい。本発明の撥水処理さ
れた高密度織物は、JIS L−1079−66による耐水
圧mmの値をP、JIS Z−0208による透湿性g/
cm2/24hの値をZとした時、式ln P≧−4.37×
10-4Z+9.5を満足することが好ましい。透湿性Z
は4000g/cm2/24h以上が好ましく、より好まし
くは5000g/cm2/24hである。また、耐水圧Pは
300mm以上が好ましく、より好ましくは500mm以上
である。 本発明の高密度織物は、吸放湿性が大きく、保
温性に富み、しかも高強度の超高密度織物であ
る。 以下、実施例および比較例によつて本発明を具
体的に説明する。なお、実施例および比較例中、
布帛引裂強力はJIS L−1018、耐水圧はJIS L−
1079−66、透湿性(1)はJIS Z−0208(温度25±0.5
℃、試験布の一側の相対湿度90±2%、他側乾燥
状態)、透湿性(2)はJIS L−1018(温度20±2℃、
相対湿度65±2%)、撥水性はJIS L−1079、通
気性はJIS L−1079−66に準じて求めた。また保
温感は実施例と比較例により得られた布でそれぞ
れウインドブレーカーを作成し、男子10名の被験
者(年令18才〜50才 平均年令31才)に素肌で着
用してもらい、温度+5℃、湿度50%、風速0.5
m/秒の室に30分間入つていて着用時の保温感を
よい悪いの2段階で官能評価を行ない、良いと云
つた人の人員数で示す。 実施例 固有粘度1.0のポリエチレンテレフタレートを
310℃にてφ0.15のオリフイス孔を48個有するノズ
ルより単孔当り0.8g/分の吐出量で紡出し、引
取速度4000m/分にて巻き取つた未延伸糸を延伸
速度100m/分、1段目85℃、2段目110℃の温度
で延伸倍率1段目1.3倍、2段目2.0倍で延伸し、
得たフイラメントの特性を表−1に示す。 次いでカシミヤ繊維粗糸と前記フイラメントを
混合して840T/mの撚数を与え1/90Sの複合糸
を得た。該複合糸の特性を表−1に併記する。 この複合糸を用いて常法により、経糸密度280
本/インチ、緯糸密度108本/インチの平織物を
作成し、100℃沸水中30分の収縮処理を行い得ら
れた布帛の密度は、経糸321本/インチ緯糸138
本/インチであつた。得られた布帛に撥水加工処
理剤を付与して、仕上処理した布帛の機能性と布
帛強度の評価結果を表−1に示す。 比較例 1 カシミヤ100%糸番手1/90Sを用いて製織しよ
うとしたが糸切れが著しく製織不可であつた。こ
のため2/90Sで経糸と緯糸を140本と56本で製織
して前記同様の処理を行い得た布帛と、前記高密
度織物の表面のタツチを比較した結果、風合はほ
ぼ同じで高級なカシミアタツチであつた。 比較例 2 実施例のカシミヤ繊維粗糸の代わりに、純綿粗
糸を用いて60/Sの複合糸を得た以外実施例と同
様の方法で得た布帛の機能性を表−1に示す。
【表】
表−1に示したように、本発明の獣毛調高密度
織物は布の機能性も比較例2の綿使いの高密度織
物と同等以上で特にJIS L−1018法による透湿性
と着用時の保温性がすぐれていた。
織物は布の機能性も比較例2の綿使いの高密度織
物と同等以上で特にJIS L−1018法による透湿性
と着用時の保温性がすぐれていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マルチフイラメントと獣毛糸との複合糸によ
つて織成されている高密度織物であり、且つ、該
複合糸が前記合成繊維フイラメントを20重量%以
上含有している複合糸であることを特徴とする獣
毛調高密度織物。 2 マルチフイラメントがポリエステルである特
許請求の範囲第1項記載の獣毛調高密度織物。 3 獣毛調高密度織物が式ln P≧−4.37×10-4Z
+9.5(但し、PはJIS L−1079−66による耐水圧
mmの値、ZはJIS Z−0208による透湿性g/cm2/
24hの値)を満足するものである特許請求の範囲
第1項および第2項記載の獣毛調高密度織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249945A JPS60139847A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 獣毛調高密度織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249945A JPS60139847A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 獣毛調高密度織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139847A JPS60139847A (ja) | 1985-07-24 |
| JPH0357981B2 true JPH0357981B2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=17200512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58249945A Granted JPS60139847A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 獣毛調高密度織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139847A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5466514A (en) * | 1993-03-16 | 1995-11-14 | Teijin Limited | High-density textile fabric |
| WO2019194262A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | Spiber株式会社 | 高密度織物及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58249945A patent/JPS60139847A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139847A (ja) | 1985-07-24 |
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