JPH0358733B2 - - Google Patents

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JPH0358733B2
JPH0358733B2 JP57109637A JP10963782A JPH0358733B2 JP H0358733 B2 JPH0358733 B2 JP H0358733B2 JP 57109637 A JP57109637 A JP 57109637A JP 10963782 A JP10963782 A JP 10963782A JP H0358733 B2 JPH0358733 B2 JP H0358733B2
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JP
Japan
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ray
stimulable phosphor
light
sheet
laminate
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JP57109637A
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JPS59147A (ja
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Takao Komaki
Hiroshi Tanaka
Nobuyoshi Nakajima
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/433,719 priority patent/US4581535A/en
Priority to FR828217265A priority patent/FR2514908B1/fr
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Publication of JPH0358733B2 publication Critical patent/JPH0358733B2/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/025Tomosynthesis

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蓄積性螢光体シートを使用する同時
多層断層撮影装置に関するものである。
従来、X線被写体の所望の断層面のみのX線断
層像を得る方法として断層撮影法が知られてい
る。
これはX線管とX線写真フイルムとをX線被写
体を介して配置し、X線照射時にX線管とX線写
真フイルムをX線被写体のある断層面を中心とし
て直線定則(X線管の焦点、断層面の1点および
X線フイルム上の1点が直線をなすこと)と等比
定則(焦点と断層面間の距離aと断層面とフイル
ム間の距離bとの比が一定であること)を満足す
るように相対移動させることにより、X線写真フ
イルム上に所望の断層面のみを結像し、その他の
被写体の断層面をぼかすものであり、この結果X
線被写体の所望の断層面のみのX線画像が得られ
る。
さらにX線写真フイルム複数枚積層して上述と
同様の撮影をおこないX線被写体の複数の断層面
の像が一度に(同時に)得られる方法として同時
多層断層撮影法というものが知られている。
断層撮影方法においては、前述の直線定則と等
比定則が成立すれば足り、X線管とX線写真フイ
ルムの移動方式は、直線、円、楕円、渦状などい
ずれの方式も使用しうる。
かかる断層撮影技術に関しては、東京都放射線
技師会発行「放射線技術の手引」に詳細に記載さ
れている。
特に同時多層断層撮影法は一度の撮影でX線被
写体の複数の断層面の像を得ることができるの
で、たとえば心臓、肺などの運動臓器に対しては
運動位相が全く同一の断層像が得られ、その他の
部位でも、通常各断層像の間で避けられなかつた
被検者の動きが全くない複数の断層面の像が得ら
れ、さらに被ばく量の低減、被検者の肉体的、精
神的負担も軽減されるため診断上好都合なもので
ある。
しかしながら、従来の同時多層断層撮影法にあ
つては、X線被写体を透過したX線は複数枚のX
線写真フイルムを順次透過してゆくうちに、減衰
し、上層のX線写真フイルムほど濃度が高く、下
層にゆくほど濃度が低くなるため、X線写真フイ
ルム及び増感紙の感度を調整することによつて各
層の濃度のバラツキを補正することが必要となる
が、X線被写体に応じて、このようなX線写真フ
イルム、増感紙の感度バランスをとることは一般
にきわめて困難であるし、最下層のX線写真フイ
ルムの感度を上昇させることにも限界があり、増
感紙を組み合わせてもなお十分な感度は得られな
かつた。更には、低エネルギーのX線ほど上層の
X線写真フイルムで吸収され、高エネルギーのX
線ほど下層のX線写真フイルムまで到達するの
で、上層のX線写真フイルムほどコントラストが
高く、下層ほど低くなつてしまい、X線写真フイ
ルムのγ値を各層について調整をすることが必要
不可欠であるが、X線被写体に応じてγ値を調整
したX線写真フイルムを用意することはきわめて
困難であつた。このような事情から、従来の同時
多層断層撮影法にあつては、診断性能の高いX線
画像を得ることは一般にすこぶる困難であり、ま
たX線写真フイルム一増感紙の積層枚数もせいぜ
い4〜5層が限度であり、多数の断層像を得るた
めには、複数回の撮影をおこなわなければならな
いという欠点があつた。
本出願人は上記従来の同時多層断層撮影方法の
欠点を解消することを目的として、特願昭56−
165116号明細書において、複数枚の蓄積性螢光体
シートから成る積層体と、X線管とを、X線被写
体を介して配置し、X線照射時に前記積層体と、
前記X線管とを、前記X線被写体のある断面層を
中心として直線定則と等比定則を満足するよう相
対移動させることを特徴とする同時多層断層撮影
方法を提案した。
ここで蓄積性螢光体とは、放射線(X線、α
線、β線、γ線、紫外線等)が照射されると、こ
の放射線エネルギーの一部を内部に蓄積し、その
後可視光等の励起光を照射すると、蓄積エネルギ
ーに応じた光量の輝尽発光光を発する性質を有す
るものをいう。
かような蓄積性螢光体の層を設けられたシート
に被写体を透過した放射線を照射して、蓄積性螢
光体中に被写体に関する情報を放射線画像情報と
して蓄積記録し、しかる後にレーザ光等の励起光
で蓄積性螢光体シートを走査して放射線画像情報
を輝尽発光光として放出せしめ、この輝尽発光光
を光電的に読み取つて画像信号とし、この画像信
号に所望の信号処理を施して写真感光材料等の記
録媒体或いはCRT等の表示装置上に可視像とし
て出力せしめる放射線画像システムが本出願人に
よりすでに提案されている。(特開昭55−12492
号、同56−11395号など。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射
線写真システムと比較して極めて広い放射線露出
域にわたつて画像を記録しうるという極めて実用
的な利点を有している。すなわち、蓄積性螢光体
においては、放射線露光量に対して蓄積後に励起
によつて輝尽発光する発光光の光量が極めて広い
範囲にわたつて比例することが認められており、
従つて種々の撮影条件により放射線露光量がかな
り大幅に変動しても前記発光光の光量を読取ゲイ
ンを適当な値に設定して光電変換手段により読み
取つて電気信号に変換し、この電気信号を用いて
写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置
に可視像として出力させることによつて放射線露
光量の変動に影響されない放射線画像を得ること
ができる。
またこのシステムによれば、蓄積性螢光体に蓄
積記録された放射線画像情報を電気信号に変換し
た後に適当な信号処理を施し、この電気信号を用
いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に可視像として出力させることによつて観察
読影適性(診断適性)の優れた放射線画像を得る
ことができるというきわめて大きな効果も得るこ
とができる。
このように蓄積性螢光体を使用する放射線画像
システムにおいては、読取ゲインを適当な値に設
定して輝尽発光光を光電的に読取ることにより、
蓄積性螢光体中に蓄積されている放射線エネルギ
ーのレベルの所望のレベルよりの偏倚を補正する
ことが容易になしうるから、従来の同時多層断層
撮影方法において要求された各層に応じてのX線
写真フイルム一増感紙の感度のバランスをとるよ
うなことは必ずしも必要ではなく、同一感度の蓄
積性螢光体を各層に用いることができるし、また
各層の蓄積性螢光体の感度を変える場合にも、厳
密な感度バランスをとることは必ずしも要求され
ない。また従来は、X線写真フイルム一増感紙の
感度の制限からも積層体の層数にも制限があつた
が、このシステムにおいては、読取ゲインの値を
適当に設定することにより蓄積性螢光体の感度の
補正がなしうるから、積層体の層数を大幅に増大
させる、換言すれば、1回の撮影で従来に比しは
るかに層数の多い断層像を得ることが可能とな
る。更には、光電的に読取つた画像信号について
階調処理を施すことにより、出力した放射線画像
のコントラストを容易に所望のように補正するこ
とができるから、従来の同時多層断層撮影方法の
ように各層のX線写真フイルムのγ値を厳密に調
整するというようなことを要せずにして、コント
ラストの同一な多数の断層像を得ることが可能と
なる。
このように特願昭56−165116号明細書において
提案された同時多層断層撮影方法は多大な効果を
奏するものであるが、各層ごとに同一仕様の蓄積
性螢光体シートを用いたのでは各層の断層像の画
質を完全に同一なものとすることがむずかしいと
いう問題が残されていた。これはX線被写体を透
過したX線は積層された蓄積性螢光体シートを透
過するうちに各蓄積性螢光体シートの蓄積性螢光
体に順次そのエネルギーを吸収され、そのために
下層の蓄積性螢光体シートほどそれに到達するX
線エネルギーは少なくなるということに起因する
ものである。即ち、上層の蓄積性螢光体シートほ
ど多量のX線エネルギーを吸収し、従つて情報量
の多い放射線画像が記録された状態となるが、下
層にゆくほど蓄積性螢光体シートは少量のX線エ
ネルギーしか吸収せず、従つて情報量のより少な
い放射線画像しか記録されない状態となる。この
ようにして放射線画像が記録された各蓄積性螢光
体シートに励起光を照射すると、多量のX線エネ
ルギーを吸収した上層の蓄積性螢光体シートほど
多量の輝尽発光光を放射し、一方少量のX線エネ
ルギーしか吸収しなかつた下層の蓄積性螢光体シ
ートは少量の輝尽発光光しか放射しないことにな
る。従つて各層の断層像の濃度レベルを均一にす
るために読取ゲインの値を下層ほど増大させるこ
とが必要となるが、しかしながら読取ゲインの値
を増大せしめると実際にはX線量子ノイズの増幅
までも行なわれ、下層の断層像ほどS/N比の低
い診断性能の低下した断層像が形成されることに
なる。
また、同時多層断層撮影方法においては、一度
に得られる断層像の数は最下層の断層像が診断に
供するに充分か否かによつて決定されるが、同一
仕様の蓄積性螢光体シートからなる積層体が用い
られる場合には、上述のような理由から、一度に
得られる断層像の数は必ずしも多いものではな
い。
本発明は複数枚の蓄積性螢光体シートからなる
積層体が用いられる同時多層断層撮影法における
上記問題を解消するためになされたものであり、
その目的は各層とともに診断性能の高い均一な断
層像を得ることが可能な同時多層断層撮影装置を
提供することにある。
また、本発明の別の目的は一回の撮影において
極めて多数の断層像を得ることが可能な同時多層
断層撮影装置を提供することにある。
本発明はX線利用効率がより高い蓄積性螢光体
シートがX線被写体からより遠く位置するように
複数枚の蓄積性螢光体シートを配置して積層体を
構成することにより上記目的を達成するものであ
る。すなわち、本発明の同時多層断層撮影装置は
複数枚の蓄積性螢光体シートからなる積層体と、
X線管とを、X線被写体を介して配置し、X線照
射時に前記積層体と、前記X線管とを、前記X線
被写体の所定の断層面を中心として直線定則と等
比定則を満足するように相対移動させる同時多層
断層撮影装置において、前記積層体がX線利用効
率がより高い蓄積性螢光体シートが前記X線被写
体からより遠く位置するように積層された複数枚
の蓄積性螢光体シートからなることを特徴とす
る。
本発明において、X線利用効率とは照射された
X線エネルギーを最終的にどれだけの光量の輝尽
発光光に変換できるかということを意味し、積層
体を構成する各蓄積性螢光体シートのX線利用効
率を変化せしめる方法としては、各シートの螢光
体層の厚さを変化させる方法(一般に螢光体層の
厚さを増加せしめればこれに比例してX線利用効
率は増加する)各シートの蓄積性螢光体層を構成
する蓄積性螢光体の種類を変える方法および上記
2つの方法の併用が挙げられる。
本発明によると、各層ともに診断性質の高い均
一な画質の断層像を得ることができる。また、本
発明によると一回の撮影で極めて多数の断層像を
得ることができる。
第1図は断層面の層数と励起光を照射した際に
得られる輝尽発光光の光量の関係を例示するグラ
フである。
第1図において点線は、同一種の螢光体からな
りかつ厚さが同じである螢光体層を有する蓄積性
螢光体シート(すなわち同一仕様の蓄積性螢光体
シート)10枚を積層して管電圧120KVpのX線を
照射し、その後各蓄積性螢光体シートに励起光を
照射して得られた輝尽発光光の光量を各蓄積性螢
光体シートの層番号に対してプロツトしたもので
ある。この場合第10層目の蓄積性螢光体シートか
ら得られる発光量は第1層目の蓄積性螢光体シー
トから得られる発光量の約20分の1となつてい
る。第1図から明らかなように同一仕様の螢光体
層を有する蓄積性螢光体シートを使用した場合、
診断に供するのに充分な画像が得られるのは高々
第7層までであり、また第1層の蓄積性螢光体シ
ートに蓄積記録された放射線画像の情報量と第7
層の蓄積性螢光体シートに蓄積記録された放射線
画像の情報量とはかなり異なつたものとなり、得
られる断層像の画質もS/N比という点でかなり
異なつたものとなることがわかる。
一方、第1図において実線は、使用螢光体は同
じであるが螢光体層厚が3通りに異なる3種の蓄
積性螢光体シートをそれぞれ3枚づつ用い上層か
ら順に螢光体層の厚さが厚くなるように蓄積性螢
光体シート9枚を積層してこれに管電圧120KVp
のX線を照射し、その後各蓄積性螢光体シートに
励起光を照射して得られた輝尽発光光の光量を各
蓄積性螢光体シートの層番号に対してプロツトし
たものである。この場合、同一の厚さの螢光体層
を有する蓄積性螢光体シート間では若干の発光量
の変動は存在するものの9層全ての蓄積性螢光体
シートから得られる断層像全てが診断に供するに
充分な画像を与えることがわかる。また、9層の
蓄積性螢光体シートに蓄積記録される放射線画像
の情報量はほぼ同一となり、従つて得られる断層
像の画像は全て高S/N比の診断性能の高いもの
となることがわかる。
第1図の場合のように、螢光体層の厚さが3通
り異なる3種の蓄積性螢光体シートをそれぞれ3
枚づつ使用するのではなく、各シートの螢光体層
の厚さを上層から下層に向つて順次厚くなるよう
に変化せしめるようにしてもよいことは言うまで
もなく、この場合はさらに各層の断層像の画質を
均一なものとすることができる。また、螢光体層
の厚さを変えないで、蓄積性螢光体の種類を変え
た場合あるいは螢光体層の厚さと蓄積性螢光体の
種類の両方を変えた場合においても上述とほぼ同
様の効果が得られることが見い出されている。
本発明において、蓄積性螢光体シートに用いら
れる蓄積性螢光体は、励起光照射によつて発する
輝尽発光光の波長領域が励起光の波長領域と重な
り合わないものであることがS/N比を向上させ
る上で望ましい。具体的には450〜700nmの波長
領域の励起光で300〜500nmの波長領域の輝尽発
光光を放射するものが好ましい。
このように、300〜500nmの波長領域の輝尽発
光光を放射し、本発明において好ましく使用しう
る蓄積性螢光体としては、例えば、希土類元素付
活アルカリ土類金属フルオロハライド螢光体〔具
体的には、特開昭55−12143号公報に記載されて
いる(Ba1-x-y、Mgx、Cay)FX:aEu2+(但しX
はClおよびBrのうちの少なくとも1つであり、
xおよびyは0<x+y≦0.6かつxy≠0であり、
aは10-6≦a≦5×10-2である)、−特開昭55−
12145号公報に記載されている(Ba1-x、M〓x
FX:yA(但しM〓は、Mg、Ca、Sr、Znおよび
Cdのうちの少なくとも1つ、XはCl、Brおよび
Iのうちの少なくとも1つ、AはEu、Tb、Ce、
Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErのううち
の少なくとも1つ、xは0≦x≦0.6、yは0≦
y≦0.2である)等〕;特開昭55−12142号公報に
記載されているZnS:Cu、Pb、BaO・xAl2O3
Eu(但し0.8≦x≦10)およびM〓O・xSiO2:A
(但しM〓はMg、Ca、Sr、Zn、CdまたはBaであ
り、AはCe、Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、Biまたは
Mnであり、xは0.5≦x≦2.5である);および特
開昭55−12144号公報に記載されたLnOX:xA
(但しLnはLa、Y、GdおよびLuのうちの少なく
とも1つ、XはClおよびBrのうちの少なくとも
1つ、AはCeおよびTbのうちの少なくとも1
つ、xは0<x<0.1である);などが挙げられ
る。特に使用螢光体の種類を変えるのではなく、
シートの螢光体層の厚さを変えることによつて本
発明に用いられる積層体を構成する場合、これら
の内で好ましいのは希土類元素付活アルカリ土類
金属フルオロハライド螢光体であり、その中でも
バリウムフルオロハライド類が特に輝尽性の発光
が優れているので好ましい。
更には、バリウムフルオロハライド螢光体に特
開昭56−2385号公報、同56−2386号公報に開示さ
れているように金属弗化物を添加したもの、或い
は特願昭54−150873号明細書に開示されているよ
うに金属塩化物、金属臭化物、金属沃化物の少な
くとも一種を添加したものは、輝尽発光が更に改
善され、好ましい。
上記各蓄積性螢光体はその組成に依存してX線
利用効率がそれぞれ異なつている。従つて、上記
蓄積性螢光体の2種以上を使用して本発明に用い
られる蓄積性螢光体シート積層体を構成すること
ができる。例えば上記各蓄積性螢光体を使用して
積層体を構成する場合、一般に各シートに用いら
れる螢光体は上層から下層に向つて順にZnS:
Cu、Pb、M〓O・xSiO2:A、((Ba1-x-y
Mgx、Cay)FX:aEu2+、(Ba1-x、M〓x)FX:
yAおよびBaO・xAl2O3:Eu(これら螢光体は組
成の変化に応じて順位が異なる)、LnOX:xA
となる。
なお、特開昭55−163500号公報に開示されてい
るように、前述のような蓄積性螢光体を用いて作
成された蓄積性螢光体シートの螢光体層を顔料又
は染料を用いて着色すると、最終的に得られる画
像の鮮鋭度が向上し、好ましい。
本発明において用いられる階調処理としては、
特開昭55−116339号、同55−116340号、同55−
88740号公報等に開示されたものが挙げられる。
本発明においては、階調処理の他に、放射線画
像の画質を向上させ診断性能を向上させるため
に、特開昭55−87970号、同56−11038号、特願昭
54−151398号、同54−151400号等に開示されてい
るような周波数処理を併用することができる。
また本発明においては、積層体を構成する各層
の蓄積性螢光体に蓄積されている放射線エネルギ
ーに応じて、読取り時における読取りゲインの調
節、光電変換後の画像信号に対する階調処理をす
ることが各層の断層像の画質をさらに均一化する
ために有効であるが、このためには予め蓄積性螢
光体に蓄積記録されている放射線エネルギーにつ
いての蓄積記録情報を把握することが必要であ
る。例えば、特願昭56−165111号、同56−165112
号、同56−165113号、同56−165114号、同56−
165115号各明細書に開示されているような方法、
装置により、予めエネルギーの小さな励起光によ
つて放射エネルギーについての蓄積記録情報を得
るための読取を操作をおこなつた後に、この蓄積
記録情報に基いて読取りゲインの設定、階調処理
条件の設定をおこなつた上で再び励起光を蓄積性
螢光体シートに照射し、得られた輝尽発光光に基
づいて放射線画像を出力することが望ましい。し
かしながら、蓄積性螢光体に蓄積記録されている
放射線エネルギーについての蓄積記録情報を得る
ための方法としては、かかる方法に限定されるも
のではなく、特開昭55−50180号に開示されるよ
うないわゆる「瞬時発光光」を用いる方法、その
他種々の方法も用いることができる。
以下第2図を参照して、本発明を詳細に説明す
る。第2図は本発明の同時多層断層撮影方法を説
明する概略図である。第2図において、X線管1
1と、X線利用効率がより高い蓄積性螢光体シー
トがX線被写体14からより遠く位置するように
積層された複数枚の蓄積性螢光体シート12a,
12b,……12nを収容したカセツテ13と
が、X線被写体14を介して配置されている。
撮影の際は、X線管11およびカセツテ13を
それぞれ矢印15,16の方向に移送しつつ、X
線管11からX線をX線被写体14に照射する。
その結果、X線被写体14の断層面18a,18
b,……18nの断層像は順次蓄積性螢光体シー
ト12a,12b,……12nにX線エネルギー
として蓄積記録される。
この場合、蓄積性螢光体シート12a,12
b,……12nはX線利用効率がより高いシート
がX線被写体14からより遠く位置するように積
層されているので、X線被写体14を透過したX
線のエネルギーはほぼ均一に分配された状態で各
シートに吸収される。従つて、各シートには断層
面18a,18b,……18nの断層像がほぼ同
程度の情報量で蓄積記録され、このために各断層
像を可視像とした場合、その画質は各層に亘つて
診断可能なレベルでほぼ同一となる。
こうして、同時多層断層撮影のなされた蓄積性
螢光体シート12a,12b,……12nは読取
装置に送られる。
第3図は、蓄積性螢光体シート12a,12
b,……12nに蓄積記録されている蓄積記録情
報を読取るための先読み用読取り部21と診断に
用いる放射線画像を出力するために蓄積性螢光体
シート12a,12b,……12nに蓄積記録さ
れている放射線画像情報を読取る本読み用読取り
部32より構成される読取装置の概略図を示すも
のである。
先読み読取部21においては、レーザ光源22
から発せられたレーザ光23はこのレーザ23の
励起によつて蓄積性螢光体シート20から発する
輝尽発光光の波長領域をカツトするフイルター2
4を通過した後、ガルバノミラー等の光偏向器2
5により平面反射鏡26を介して蓄積性螢光体シ
ート20上に一次元的に偏向せしめられて入射す
る。ここにレーザ光源22は、レーザ光23の波
長域が蓄積性螢光体シート20からの輝尽発光光
の波長域と重複しないように選択されている。他
方、螢光体シート20は矢印27の方向に移送せ
しめられて副走査がなされ、その結果、螢光体シ
ート20の全面にわたつてレーザ光が照射せしめ
られる。ここに、レーザ光源22のパワー、レー
ザ光23のビーム径、レーザ光23の走査速度、
螢光体シート20の移送速度は、先読みのレーザ
光23のエネルギーが本読みのそれより小さくな
るように選択されている。かようにレーザ光23
が照射せしめられると、蓄積性螢光体シート20
は蓄積記録されているX線エネルギーに比例する
光量の輝尽発光光を発し、この発光光は先読み用
導光性シート28に入射する。この導光性シート
28はその入射面は直線状をなし、蓄積性螢光体
シート20上の走査線に対向する如く隣接して配
置され、射出面は円環状をなし、フオトマル等の
光検出器29の受光面に密着せしめられている。
この導光性シート28は、アクリル系樹脂等の透
明熱可塑性樹脂シートを加工してつくられたもの
で、入射面より入射した光がその内部を全反射し
つつ射出面へ伝達されるよう構成されており、蓄
積性螢光体シート20からの輝尽発光光はこの導
光性シート28内を導かれ、射出面から射出して
光検出器29によつて受光される。導光性シート
の好ましい形状、材質等は特開昭55−87970号、
同56−11397号公報等に開示されている。
光検出器29の受光面には、輝尽発光光の波長
域の光のみを透過し、励起光の波長域の光をカツ
トするフイルターが貼着されており、輝尽発光光
のみを検出しうるようになつている。光検出器2
9により検出された輝尽発光光は電気信号に変換
され、更に増幅器30により増幅される。増幅器
30から出力されたX線画像情報の蓄積記録情報
は本読み用読取部32の制御回路31に入力され
る。制御回路31は、得られた蓄積記録情報に応
じて、各断層面における断層像の濃度及びコント
ラストがより均一でかつ診断性能のよい断層像が
得られるように増幅率設定値a、収録スケールフ
アクタ設定値b、再生画像処理条件設定値cを出
力する。先読みを終了した蓄積性螢光体シート2
0は本読み用読取部32へ移送される。
本読み用読取部32においては、本読み用レー
ザ光源33から発せられたレーザ光34はこのレ
ーザ光34の励起によつて蓄積性螢光体シート2
0から発する輝尽発光光の波長領域をカツトする
フイルター35を通過した後ビーム・エクスパン
ダー36によりビーム径の大きさが厳密に調整さ
れ、ガルバノミラー等の光偏向器37によつて平
面反射鏡38を介して蓄積性螢光体シート20上
に偏向せしめられて入射する。光偏向器37と平
面反射鏡38との間にはfθレンズ39が配され、
螢光体シート20上をレーザ光34が走査されて
もつねに均一なビーム径を有するようにされてい
る。他方、螢光体シート20は矢印40の方向に
移送せしめられて副走査がなされ、その結果、螢
光体シート20の全面にわたつてレーザ光が照射
せしめられる。かようにレーザ光34が照射せし
められると、蓄積性螢光体シート20は蓄積記録
されているX線エネルギーに比例する光量の輝尽
発光光を発し、この発光光は本読み用導光性シー
ト41に入射する。本読み用導光性シート41は
先読み用導光性シート28と同様の材質、構造を
有している。本読み用導光性シート41中を全反
射を繰返しつつ導かれた輝尽発光光はその射出面
から射出せしめられて、光検出器42によつて受
光される。光検出器42を受光面には輝尽発光光
の波長域のみを選択的に透過するフイルターが貼
着せしめられ、光検出器42が輝尽発光光のみを
検出するように工夫されている。光検出器42に
より検出された輝尽発光光は電気信号に変換さ
れ、増幅率設定値aによつて感度設定された増幅
器43により適正レベルの電気信号に増幅された
後、A/D変換器44に入力される。A/D変換
器44では収録スケールフアクタ設定値bにより
信号変動幅に適したスケールフアクタでデイジタ
ル信号に変換され、信号処理回路45に入力され
る。信号処理回路では、再生画像処理条件設定値
cに基づき各断層面の断層像の濃度及びコントラ
ストが同一でかつ観察読影適性の優れたX線画像
が得られるよう信号処理がなされ、記録装置へ伝
送される。記録装置としては、感光材料上をレー
ザ光等で走査して光学的に記録せしめるもの、
CRT等に電子的に表示するもの、CRT等に表示
されたX線画像をビデオ・プリンタ等に記録する
もの、熱線を用いて感熱記録材料上に記録するも
のなど種々のものを用いることができる。
本発明は以上の実施態様に限定されることな
く、種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。
たとえば、各断層面の断層像のコントラストと
濃度をより均一にするための方法としては、光検
出器42の出力を増幅器43により適正なレベル
の信号に増幅する代わりに、光検出器42として
光電子増倍管を用いるときは、その印加電圧を増
幅率設定値aに応じて変化させてもよいし、また
A/D変換器44で信号変動幅に適したスケー
ル・フアクタでデイジタル信号に変換する代わり
に収録スケール・フアクタ設定値bに応じて、ア
ナログ増幅器で信号変動幅を最適なものとした後
A/D変換器44でデイジタル信号に変換しても
よい。
また前述の如く、X線管11とカセツテ13と
の相対的移動方式は、直線運動に限らず、円、楕
円、渦状などでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓄積性螢光体シート積層体を使用した
同時多層断層撮影装置における断層面の層数と、
励起光を照射した際に得られる輝尽発光光の発光
量の関係を例示するグラフであり、点線は同一仕
様の蓄積性螢光体シートを使用した場合における
上記関係、実線は本発明の一実施態様における上
記関係を示すものである。第2図は、本発明の同
時多層断層撮影装置を説明する概略図である。第
3図は、本発明において用いられる好ましい読取
装置の概略図である。 11……X線管、12a,12b,12c,1
2n,20……蓄積性螢光体シート、13……カ
セツテ、14……X線被写体、17a,17a′,
17n,17n′……X線、18a,18b,18
c,18n……断層面、21……先読み用読取
部、22……先読み用レーザ光源、23……レー
ザ光、24……フイルタ、25……光偏向器、2
6……平面反射鏡、28……先読み用導光性シー
ト、2a……光検出器、30……増幅器、31…
…制御回路、32……本読み用読取部、33……
本読み用レーザ光源、34……レーザ光、35…
…フイルタ、36……ビーム・エクスパンダ、3
7……光偏向器、38……平面反射鏡、39……
fθレンズ、41……本読み用導光性シート、42
……光検出器、43……増幅器、44……A/D
変換器、25……信号処理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数枚の蓄積性螢光体シートからなる積層体
    と、X線管とを、X線被写体を介して配置し、X
    線照射時に前記積層体と、前記X線管とを、前記
    X線被写体の所定の断層面を中心として、直線定
    則と等比定則を満足するように相対移動させる同
    時多層断面撮影装置において、前記積層体がX線
    利用効率がより高い蓄積性螢光体シートが前記X
    線被写体からより遠く位置するように積層された
    複数枚の蓄積性螢光体シートからなることを特徴
    とする同時多層断層撮影装置。 2 前記積層体が、より厚い螢光体層を有する蓄
    積性螢光体シートが前記X線被写体からより遠く
    位置するよう積層された複数枚の蓄積性螢光体シ
    ートからなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の同時多層断層撮影装置。 3 前記積層体が、X線利用効率がより高い螢光
    体からなる螢光体層を有する蓄積性螢光体シート
    が前記X線被写体からより遠く位置するよう積層
    された複数枚の蓄積性螢光体シートからなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の同時多
    層断層撮影装置。
JP57109637A 1981-10-16 1982-06-25 同時多層断層撮影方法 Granted JPS59147A (ja)

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FR828217265A FR2514908B1 (fr) 1981-10-16 1982-10-15 Procede d'enregistrement d'une image produite par des rayons x

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JPH0815174B2 (ja) * 1986-03-20 1996-02-14 日本電装株式会社 放射線透過画像演算処理システム

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