JPH0359380B2 - - Google Patents
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- JPH0359380B2 JPH0359380B2 JP57229880A JP22988082A JPH0359380B2 JP H0359380 B2 JPH0359380 B2 JP H0359380B2 JP 57229880 A JP57229880 A JP 57229880A JP 22988082 A JP22988082 A JP 22988082A JP H0359380 B2 JPH0359380 B2 JP H0359380B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/06—Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
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- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装
置、更に詳しくは、超音波顕微鏡において走査さ
れる試料面の傾きを自動的に検出する試料面傾斜
検出装置に関する。
置、更に詳しくは、超音波顕微鏡において走査さ
れる試料面の傾きを自動的に検出する試料面傾斜
検出装置に関する。
周知のように、超音波顕微鏡は、細く絞つた超
音波ビームを当てながら試料面を走査し、試料の
各部分の音響学的特性の相違によつて生ずる超音
波の反射、散乱、透過等の変化を電気信号に変換
し、この電気信号に基づいて試料の音響学的特性
に応じた画像を形成して、試料の微視的構造を観
察するものである。
音波ビームを当てながら試料面を走査し、試料の
各部分の音響学的特性の相違によつて生ずる超音
波の反射、散乱、透過等の変化を電気信号に変換
し、この電気信号に基づいて試料の音響学的特性
に応じた画像を形成して、試料の微視的構造を観
察するものである。
第1図は、従来の超音波顕微鏡の一例を示して
いる。この超音波顕微鏡には、超音波送受用の圧
電トランスデユーサ1が配設されており、この圧
電トランデユーサ1は、例えば、チタン酸ジルコ
ン酸沿(PZT)系の超音波圧電振動子で形成さ
れている。そして、圧電トランスデユーサ1は、
サフアイヤ(Al2O3)で形成された音響レンズ2
の超音波入射端面となる上端面に貼設されてい
る。この音響レンズ2は、下端部が円錐状を呈す
るように突出された円柱体でなつており、円錐の
頭頂部には凹球面状の波面変換用のレンズ面が形
成されている。音響レンズ2は、X軸走査機構3
(第2図参照)から延出された支持アーム(図示
せず)の自由端部に上記レンズ面を下方に向けて
垂下されるように取り付けられており、矢印Xで
示す左右方向(以下、この方向をX軸方向と呼
ぶ。)に上記支持アームと共に振動して、後述す
る試料6をX軸方向に走査するようになつてい
る。
いる。この超音波顕微鏡には、超音波送受用の圧
電トランスデユーサ1が配設されており、この圧
電トランデユーサ1は、例えば、チタン酸ジルコ
ン酸沿(PZT)系の超音波圧電振動子で形成さ
れている。そして、圧電トランスデユーサ1は、
サフアイヤ(Al2O3)で形成された音響レンズ2
の超音波入射端面となる上端面に貼設されてい
る。この音響レンズ2は、下端部が円錐状を呈す
るように突出された円柱体でなつており、円錐の
頭頂部には凹球面状の波面変換用のレンズ面が形
成されている。音響レンズ2は、X軸走査機構3
(第2図参照)から延出された支持アーム(図示
せず)の自由端部に上記レンズ面を下方に向けて
垂下されるように取り付けられており、矢印Xで
示す左右方向(以下、この方向をX軸方向と呼
ぶ。)に上記支持アームと共に振動して、後述す
る試料6をX軸方向に走査するようになつてい
る。
一方、上記音響レンズ2のレンズ面は、水
(H2O)等でなる超音波伝達媒質5を介して試料
保持台7上に載置された試料6に対向されてい
る。試料保持台7は、ゴニオメータ8に取り付け
られており、ゴニオメータ8は、正面および右側
面に設けられた操作ノブ8aおよび8bを調節す
ることによつて、上面が上記X軸方向および次記
Y軸方向に対して傾けられるようになつていて、
試料6を音響レンズ2に対して水平に保つ役目を
する。また、上記試料保持台7およびゴニオメー
タ8は、矢じりおよび矢羽根信号Yで示す紙面に
垂直な方向(以下、この方向をY軸方向と呼ぶ。)
に移動させるためのY軸操作機構9上に配設され
ており、同機構9によつて試料6がY軸方向に移
動されて同方向に走査されるようになつている。
(H2O)等でなる超音波伝達媒質5を介して試料
保持台7上に載置された試料6に対向されてい
る。試料保持台7は、ゴニオメータ8に取り付け
られており、ゴニオメータ8は、正面および右側
面に設けられた操作ノブ8aおよび8bを調節す
ることによつて、上面が上記X軸方向および次記
Y軸方向に対して傾けられるようになつていて、
試料6を音響レンズ2に対して水平に保つ役目を
する。また、上記試料保持台7およびゴニオメー
タ8は、矢じりおよび矢羽根信号Yで示す紙面に
垂直な方向(以下、この方向をY軸方向と呼ぶ。)
に移動させるためのY軸操作機構9上に配設され
ており、同機構9によつて試料6がY軸方向に移
動されて同方向に走査されるようになつている。
上記圧電トランスデユーサ1は、リード線10
を通じて第2図に示す超音波顕微鏡の電気回路に
おけるサーキユレータ11に接続されている。ま
た、上記X軸走査機構3およびY軸走査機構9
は、制御回路12にそれぞれ接続されていて、同
回路12の出力によつて各々駆動されるようにな
つている。上記制御回路12は、上記圧電トラン
スデユーサ1を駆動するための高周波パルスを発
生する高周波パルス発生記13にも接続されてお
り、同発生器13から出力される高周波パルスは
サーキユレータ11を通じて圧電トランスデユー
サ1に適時印加されるようになつている。また、
制御回路12は、後述するゲート回路14および
ブランキング回路20にもそれぞれ接続されてい
て、これら回路14,20にその作動タイミング
を指示する制御信号を入力するようになつてい
る。さらに、制御回路12から出力されたX軸走
査機構3の駆動信号は、X軸偏向信号発生回路2
4にも入力されるようになつていて、同信号に同
期してX軸偏向信号が発生されるようになつてい
る。また、上記Y軸走査機構9からは、Y軸方向
の走査位置を示す信号が出力されるようになつて
いて、同信号はY軸偏向信号発生回路25に入力
されるようになつている。Y軸偏向信号発生回路
25は、この入力信号合わせてY軸偏向信号を発
生する。
を通じて第2図に示す超音波顕微鏡の電気回路に
おけるサーキユレータ11に接続されている。ま
た、上記X軸走査機構3およびY軸走査機構9
は、制御回路12にそれぞれ接続されていて、同
回路12の出力によつて各々駆動されるようにな
つている。上記制御回路12は、上記圧電トラン
スデユーサ1を駆動するための高周波パルスを発
生する高周波パルス発生記13にも接続されてお
り、同発生器13から出力される高周波パルスは
サーキユレータ11を通じて圧電トランスデユー
サ1に適時印加されるようになつている。また、
制御回路12は、後述するゲート回路14および
ブランキング回路20にもそれぞれ接続されてい
て、これら回路14,20にその作動タイミング
を指示する制御信号を入力するようになつてい
る。さらに、制御回路12から出力されたX軸走
査機構3の駆動信号は、X軸偏向信号発生回路2
4にも入力されるようになつていて、同信号に同
期してX軸偏向信号が発生されるようになつてい
る。また、上記Y軸走査機構9からは、Y軸方向
の走査位置を示す信号が出力されるようになつて
いて、同信号はY軸偏向信号発生回路25に入力
されるようになつている。Y軸偏向信号発生回路
25は、この入力信号合わせてY軸偏向信号を発
生する。
上記ゲート回路14は、サーキユレータ11を
介して上記圧電トランデユーサ1に適時接続され
るようになつており、トランスデユーサ1の出力
信号中から試料6で反射された超音波のみに基づ
く電気信号を取り出す役目をする。同回路14の
作動タイミングは、既述したように制御回路12
からの制御信号によつてコントロールされるよう
になつている。ゲート回路14の出力端は、次段
の高周波増幅回路15の入力端に接続されてお
り、この高周波増幅回路15は圧電トランスデユ
ーサ1から出力される微弱な高周波信号を一旦、
より大きな信号に増幅する役目をする。高周波増
幅回路15は、混合回路16に接続されており、
混合回路16は、同回路に接続された局部発振回
路17の出力と、上記高周波増幅回路15の出力
とを混合して、高周波信号を中間周波信号に変換
する役目をする。即ち、局部発振回路17は上記
高周波パルス発生器13の発振周波数よりも低い
周波数で発振するようになつており、混合回路1
6は高周波信号の周波数fと局部発信回路17の
発振周波数f0との差周波数|f−f0|を有する中
間周波信号を出力する。このように、信号周波数
を低下させるのは、増幅を容易にするためであ
り、高周波のまま増幅して信号ノイズが大きくな
るのを防止するためである。上記混合回路16か
ら出力される中間周波信号は、中間周波増幅回路
18で増幅された後、検波回路19に入力され
る。この検波回路19は、圧電トランデユーサ1
からの出力信号バースト波となつているので、こ
れを包絡信号に変換するための回路である。検波
回路19からの出力は、ブランキング回路20に
入力される。このブランキング回路20は、試料
6で反射された超音波のみに基づく電気信号を取
り出して他の信号をカツトするための回路で、他
の信号部分にはまだ雑音が残つているおそれがあ
るので、本回路20が設けられている。ブランキ
ング回路20の後段には、ピーク検波回路21が
設けられており、この回路21は試料6で反射さ
れた超音波のみに基づく電気信号を山形のきれい
な信号に波形整形する役目をする。ピーク検波回
路21の検波出力信号は、スキヤンコンバータ2
2に入力される。このスキヤンコンバータ22
は、上記検波出力信号を一時的に記憶保持し、上
記X軸偏向信号発生回路24およびY軸偏向信号
発生回路25から出力されるX軸偏向信号および
Y軸偏向信号を受けて、上記記憶保持した検波出
力信号をテレビジヨン走査周期で読み出した信号
に上記X軸偏向信号およびY軸偏向信号を付加し
て複合テレビジヨン信号に変換する役目をする。
そして、スキヤンコンバータ22は、陰極線管
(CRT)でなるテレビジヨン画像モニタ23に接
続されており、同モニタ23は上記複合テレビジ
ヨン信号に基づいて試料6の超音波顕微鏡像を画
面に映し出す役目をする。
介して上記圧電トランデユーサ1に適時接続され
るようになつており、トランスデユーサ1の出力
信号中から試料6で反射された超音波のみに基づ
く電気信号を取り出す役目をする。同回路14の
作動タイミングは、既述したように制御回路12
からの制御信号によつてコントロールされるよう
になつている。ゲート回路14の出力端は、次段
の高周波増幅回路15の入力端に接続されてお
り、この高周波増幅回路15は圧電トランスデユ
ーサ1から出力される微弱な高周波信号を一旦、
より大きな信号に増幅する役目をする。高周波増
幅回路15は、混合回路16に接続されており、
混合回路16は、同回路に接続された局部発振回
路17の出力と、上記高周波増幅回路15の出力
とを混合して、高周波信号を中間周波信号に変換
する役目をする。即ち、局部発振回路17は上記
高周波パルス発生器13の発振周波数よりも低い
周波数で発振するようになつており、混合回路1
6は高周波信号の周波数fと局部発信回路17の
発振周波数f0との差周波数|f−f0|を有する中
間周波信号を出力する。このように、信号周波数
を低下させるのは、増幅を容易にするためであ
り、高周波のまま増幅して信号ノイズが大きくな
るのを防止するためである。上記混合回路16か
ら出力される中間周波信号は、中間周波増幅回路
18で増幅された後、検波回路19に入力され
る。この検波回路19は、圧電トランデユーサ1
からの出力信号バースト波となつているので、こ
れを包絡信号に変換するための回路である。検波
回路19からの出力は、ブランキング回路20に
入力される。このブランキング回路20は、試料
6で反射された超音波のみに基づく電気信号を取
り出して他の信号をカツトするための回路で、他
の信号部分にはまだ雑音が残つているおそれがあ
るので、本回路20が設けられている。ブランキ
ング回路20の後段には、ピーク検波回路21が
設けられており、この回路21は試料6で反射さ
れた超音波のみに基づく電気信号を山形のきれい
な信号に波形整形する役目をする。ピーク検波回
路21の検波出力信号は、スキヤンコンバータ2
2に入力される。このスキヤンコンバータ22
は、上記検波出力信号を一時的に記憶保持し、上
記X軸偏向信号発生回路24およびY軸偏向信号
発生回路25から出力されるX軸偏向信号および
Y軸偏向信号を受けて、上記記憶保持した検波出
力信号をテレビジヨン走査周期で読み出した信号
に上記X軸偏向信号およびY軸偏向信号を付加し
て複合テレビジヨン信号に変換する役目をする。
そして、スキヤンコンバータ22は、陰極線管
(CRT)でなるテレビジヨン画像モニタ23に接
続されており、同モニタ23は上記複合テレビジ
ヨン信号に基づいて試料6の超音波顕微鏡像を画
面に映し出す役目をする。
このように構成された従来の超音波顕微鏡によ
つて試料保持台7上に載置された試料6を顕微鏡
観察するには、まず、制御回路12を通じてX軸
走査機構3およびY軸走査機構9、並びに高周波
パルス発生器13を作動させる。すると、サーキ
ユレータ11のある回転フエーズで、高周波パル
ス発生器13から出力された高周波パルスが圧電
トランスデユーサ1に印加され、同トランスデユ
ーサ1において超音波が発生する。この超音波
は、平面波として音響レンズ2内を伝搬され、下
端レンズ面で球面波に変換されて伝達媒質5を通
じて試料6の一局部にスポツトビーム状に入射さ
れる。この超音波は試料6の音響学的特性に応じ
て反射され、再び伝達媒質5を通じて音響レンズ
2のレンズ面に達し、このレンズ面で球面波から
平面波に変換されて音響レンズ2内を伝搬する。
そして、既に高周波、パルスの印加を断たれて振
動動作を停止している圧電トランスデユーサ1に
達し、同トランスデユーサ1で試料6の音響学的
特性に応じた電気信号に変換される。この電気信
号は、サーキユレータ11を通じてゲート回路1
4に入力され、ゲート回路14では制御回路12
からの制御信号に基づいて試料6からの反射音波
に基づく電気信号のみが通過するようなタイミン
グでゲートが開き、試料6の音響学的特性に応じ
た電気信号のみが取り出される。このようにして
得られた電気信号は、高周波増幅回路15により
増幅された後、混合回路16に入力され、局部発
振回路17の発振出力と混合されて中間周波信号
に変換される。そして、中間周波増幅回路18で
再度増幅された後、検波回路19で検波され、ブ
ランキング回路20において試料6の近傍からの
反射音波に基づく電気信号のみが取り出されて、
不要な信号がカツトされる。この電気信号は、ピ
ーク検波回路21で波形整形されてスキヤンコン
バータ22に入力され、同コンバータ22におい
て一時的に記憶保持される。
つて試料保持台7上に載置された試料6を顕微鏡
観察するには、まず、制御回路12を通じてX軸
走査機構3およびY軸走査機構9、並びに高周波
パルス発生器13を作動させる。すると、サーキ
ユレータ11のある回転フエーズで、高周波パル
ス発生器13から出力された高周波パルスが圧電
トランスデユーサ1に印加され、同トランスデユ
ーサ1において超音波が発生する。この超音波
は、平面波として音響レンズ2内を伝搬され、下
端レンズ面で球面波に変換されて伝達媒質5を通
じて試料6の一局部にスポツトビーム状に入射さ
れる。この超音波は試料6の音響学的特性に応じ
て反射され、再び伝達媒質5を通じて音響レンズ
2のレンズ面に達し、このレンズ面で球面波から
平面波に変換されて音響レンズ2内を伝搬する。
そして、既に高周波、パルスの印加を断たれて振
動動作を停止している圧電トランスデユーサ1に
達し、同トランスデユーサ1で試料6の音響学的
特性に応じた電気信号に変換される。この電気信
号は、サーキユレータ11を通じてゲート回路1
4に入力され、ゲート回路14では制御回路12
からの制御信号に基づいて試料6からの反射音波
に基づく電気信号のみが通過するようなタイミン
グでゲートが開き、試料6の音響学的特性に応じ
た電気信号のみが取り出される。このようにして
得られた電気信号は、高周波増幅回路15により
増幅された後、混合回路16に入力され、局部発
振回路17の発振出力と混合されて中間周波信号
に変換される。そして、中間周波増幅回路18で
再度増幅された後、検波回路19で検波され、ブ
ランキング回路20において試料6の近傍からの
反射音波に基づく電気信号のみが取り出されて、
不要な信号がカツトされる。この電気信号は、ピ
ーク検波回路21で波形整形されてスキヤンコン
バータ22に入力され、同コンバータ22におい
て一時的に記憶保持される。
X軸走査機構3およびY軸走査機構9の作動に
より、試料6が順次走査されると、スキヤンコン
バータ22には試料6の各部の音響学的特性に応
じた電気信号が順次記憶保持されることになる。
スキヤンコンバータ22は、この記憶保持された
信号をテレビジヨン走査周期で読み出し、X軸偏
向信号発生回路24およびY軸偏向信号発生回路
25から供給されるX軸偏向信号およびY軸偏向
信号を付加して、これを複合テレビジヨン信号と
して画像モニタ23に入力する。画像モニタ23
は、この複合テレビジヨン信号に基づいて試料6
の超音波顕微鏡像を画面に映し出す。
より、試料6が順次走査されると、スキヤンコン
バータ22には試料6の各部の音響学的特性に応
じた電気信号が順次記憶保持されることになる。
スキヤンコンバータ22は、この記憶保持された
信号をテレビジヨン走査周期で読み出し、X軸偏
向信号発生回路24およびY軸偏向信号発生回路
25から供給されるX軸偏向信号およびY軸偏向
信号を付加して、これを複合テレビジヨン信号と
して画像モニタ23に入力する。画像モニタ23
は、この複合テレビジヨン信号に基づいて試料6
の超音波顕微鏡像を画面に映し出す。
ところで、超音波顕微鏡においては、試料面を
X軸およびY軸方向に走査するため、試料面をX
軸およびY軸方向を含む平面に対して平行、即ち
水平に保持しておかなければならない。もし、試
料面が水平に保たれていない状態で走査を行なつ
た場合には、走査中に超音波ビームが試料面上に
重点を結ばなくなり、本来均一であるべき試料6
の超音波顕微鏡像に余計なコントラストが付い
て、顕微鏡像の画質を著しく低下させるという不
具合があつた。
X軸およびY軸方向に走査するため、試料面をX
軸およびY軸方向を含む平面に対して平行、即ち
水平に保持しておかなければならない。もし、試
料面が水平に保たれていない状態で走査を行なつ
た場合には、走査中に超音波ビームが試料面上に
重点を結ばなくなり、本来均一であるべき試料6
の超音波顕微鏡像に余計なコントラストが付い
て、顕微鏡像の画質を著しく低下させるという不
具合があつた。
上述した従来の超音波顕微鏡には、このような
不具合を防止するために、試料面を水平に保つ手
段としてゴニオメータ8が設けられていたわけで
あるが、このゴニオメータ8による試料面の傾斜
調節操作には、きわめて高度の熟練を要するとい
う欠点があつた。即ち、試料面を水平に調節する
際には、テレビジヨン画像モニタ23に映し出さ
れる画像を見ながらゴニオメータ8の操作ノブ8
a,8bを回転操作すると共に、この回転操作を
X軸方向およびY軸方向の双方について行なわな
ければならず、手間がかかると同時に、誰にでも
簡単に行なえるような操作ではなかつた。
不具合を防止するために、試料面を水平に保つ手
段としてゴニオメータ8が設けられていたわけで
あるが、このゴニオメータ8による試料面の傾斜
調節操作には、きわめて高度の熟練を要するとい
う欠点があつた。即ち、試料面を水平に調節する
際には、テレビジヨン画像モニタ23に映し出さ
れる画像を見ながらゴニオメータ8の操作ノブ8
a,8bを回転操作すると共に、この回転操作を
X軸方向およびY軸方向の双方について行なわな
ければならず、手間がかかると同時に、誰にでも
簡単に行なえるような操作ではなかつた。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、音響レンズ
の超音波入射端面に送受波用圧電トランスデユー
サを挾んで対称となるように複数の受波用圧電ト
ランスデユーサを配設し、これら受波用圧電トラ
ンスデユーサの出力から反射音波の強度分布を検
知して、試料の音響レンズに対する傾きを検出す
るようにした超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置
を提供するにある。
の超音波入射端面に送受波用圧電トランスデユー
サを挾んで対称となるように複数の受波用圧電ト
ランスデユーサを配設し、これら受波用圧電トラ
ンスデユーサの出力から反射音波の強度分布を検
知して、試料の音響レンズに対する傾きを検出す
るようにした超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置
を提供するにある。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明
する。
する。
第3図は、本発明の一実施例を示す超音波顕微
鏡の試料面傾斜検出装置の要部を示している。本
実施例の試料面傾斜検出装置においては、音響レ
ンズ2は、X軸走査機構3から延出された支持ア
ーム31の先端部に設けられた肉厚短円筒状のレ
ンズホルダ32に、緊密に嵌合されるように配設
されている。そして、音響レンズ2は、この配設
された状態で、第4図に示すように、下端円錐状
部をレンズホルダ32の下面より突出させてい
る。一方、音響レンズ2の、超音波入射端面とな
る上端面には、第5図に示すように、薄膜状の金
電極でなる共通電極33が形成されており、この
共通電極33の上面には酸化亜鉛(ZnO)等でな
る圧電体層34がスパツタリングまたはCVD
(Chemical Vaper Deposition)法によつて形成
されている。さらに、この圧電体層34の上面に
は、第6図に示すように、1つの送受波用電極3
5と4つの受波用電極36a〜36dとがそれぞ
れ形成されている。上記送受波用電極35は、中
央部に大型の円板状に形成されており、受波用電
極36a〜36dのうち、一対の電極36a,3
6bは送受波用電極35を挾んでX軸方向におい
て対称となる位置に小型の円板状に形成されてい
る。また、他の一対の受波用電極36c,36d
は、送受波用電極35を挾んでY軸方向において
対称となる位置に小型の円板状に形成されてい
る。上記共通電極33と、送受波用電極35と、
両電極33,35の間に介在する圧電体層34と
は、送受波用圧電トランスデユーサT1を形成し
ており、上記共通電極33と、受波用電極36a
〜36dと、両電極33,36a〜36d間に介
在する圧電体層34とは、受波用圧電トランスデ
ユーサT2a〜T2dをそれぞれ形成している。そし
て、上記共通電極33には、共通リード線37の
一端が接続され、上記送受波用電極35および受
波用電極36a〜36dには、リード線38およ
び39a〜39dの一端がそれぞれ接続されてい
る。
鏡の試料面傾斜検出装置の要部を示している。本
実施例の試料面傾斜検出装置においては、音響レ
ンズ2は、X軸走査機構3から延出された支持ア
ーム31の先端部に設けられた肉厚短円筒状のレ
ンズホルダ32に、緊密に嵌合されるように配設
されている。そして、音響レンズ2は、この配設
された状態で、第4図に示すように、下端円錐状
部をレンズホルダ32の下面より突出させてい
る。一方、音響レンズ2の、超音波入射端面とな
る上端面には、第5図に示すように、薄膜状の金
電極でなる共通電極33が形成されており、この
共通電極33の上面には酸化亜鉛(ZnO)等でな
る圧電体層34がスパツタリングまたはCVD
(Chemical Vaper Deposition)法によつて形成
されている。さらに、この圧電体層34の上面に
は、第6図に示すように、1つの送受波用電極3
5と4つの受波用電極36a〜36dとがそれぞ
れ形成されている。上記送受波用電極35は、中
央部に大型の円板状に形成されており、受波用電
極36a〜36dのうち、一対の電極36a,3
6bは送受波用電極35を挾んでX軸方向におい
て対称となる位置に小型の円板状に形成されてい
る。また、他の一対の受波用電極36c,36d
は、送受波用電極35を挾んでY軸方向において
対称となる位置に小型の円板状に形成されてい
る。上記共通電極33と、送受波用電極35と、
両電極33,35の間に介在する圧電体層34と
は、送受波用圧電トランスデユーサT1を形成し
ており、上記共通電極33と、受波用電極36a
〜36dと、両電極33,36a〜36d間に介
在する圧電体層34とは、受波用圧電トランスデ
ユーサT2a〜T2dをそれぞれ形成している。そし
て、上記共通電極33には、共通リード線37の
一端が接続され、上記送受波用電極35および受
波用電極36a〜36dには、リード線38およ
び39a〜39dの一端がそれぞれ接続されてい
る。
上記送受波用電極35に一端が接続されたリー
ド線38の他端は、第7図に示すように、サーキ
ユレータ11に接続されており、受波用電極36
a〜36dに一端が接続されたリード線39a〜
39dの他端は、信号処理回路41にそれぞれ接
続されている。なお、共通電極33に一端が接続
された共通リード線37の他端は、特に図示しな
いが所定の回路に接続されている。上記信号処理
回路41は、第8図に示すように、その主体を2
つの比較器41a,41bで形式されており、X
軸方向の傾きを検出するための比較器41aの2
つの入力端には、リード線39a,39bの他端
が、Y軸方向の傾きを検出するための比較器41
bの2つの入力端には、リード線39c,39d
の他端がそれぞれ接続されている。そして、比較
器41aの出力端は、X軸方向角度調整表示器4
2に、比較器41bの出力端は、Y軸方向角度調
整表示器43にそれぞれ接続されている。上記X
軸方向角度調整表示器42は、第3図に示すよう
に、ゴニオメータ8の正面(Y軸方向から見て)
の下端両側部寄りに設けられた1対の矢印点灯表
示装置42a,42bで形成されていて、電極3
6aからの出力の方が電極36bからの出力より
大きい場合には、操作ノブ8aの反時計方向への
回転を促す右位の矢印点灯表示装置42bが点灯
し、小さい場合には、操作ノブ8aの時計方向へ
の回転を促す左位の矢印点灯表示装置42aが点
灯するようになつている。また、両出力がほゞ等
しい場合には、いずれの矢印点灯表示装置42
a,42bも点灯しないようになつている。他
方、上記Y軸方向角度調整表示器43は、ゴニオ
メータ8の右側面の下端両側部寄りに設けられた
1対の矢印点灯表示装置43a,43bで形成さ
れていて、電極36cからの出力の方が電極36
dからの出力より大きい場合には、操作ノブ8b
の時計方向への回転を促す矢印点灯表示装置43
aが点灯し、小さい場合には、操作ノブ8bの反
時計方向への回転を促す矢印点灯表示装置43b
が点灯するようになつている。また、両出力がほ
ぼ等しい場合には、いずれの矢印点灯表示装置4
3a,43bも点灯しないようになつている。た
だし、第7図に示すように、信号処理回路41に
は、制御回路12からゲート回路14等に印加さ
れるのと同じ制御信号が入力されていて、上記電
極36a,36bおよび36c,36d間の出力
の比較は、試料6からの反射音波に基づく正しい
電気信号が得られるときにのみ行なわれるように
なつている。
ド線38の他端は、第7図に示すように、サーキ
ユレータ11に接続されており、受波用電極36
a〜36dに一端が接続されたリード線39a〜
39dの他端は、信号処理回路41にそれぞれ接
続されている。なお、共通電極33に一端が接続
された共通リード線37の他端は、特に図示しな
いが所定の回路に接続されている。上記信号処理
回路41は、第8図に示すように、その主体を2
つの比較器41a,41bで形式されており、X
軸方向の傾きを検出するための比較器41aの2
つの入力端には、リード線39a,39bの他端
が、Y軸方向の傾きを検出するための比較器41
bの2つの入力端には、リード線39c,39d
の他端がそれぞれ接続されている。そして、比較
器41aの出力端は、X軸方向角度調整表示器4
2に、比較器41bの出力端は、Y軸方向角度調
整表示器43にそれぞれ接続されている。上記X
軸方向角度調整表示器42は、第3図に示すよう
に、ゴニオメータ8の正面(Y軸方向から見て)
の下端両側部寄りに設けられた1対の矢印点灯表
示装置42a,42bで形成されていて、電極3
6aからの出力の方が電極36bからの出力より
大きい場合には、操作ノブ8aの反時計方向への
回転を促す右位の矢印点灯表示装置42bが点灯
し、小さい場合には、操作ノブ8aの時計方向へ
の回転を促す左位の矢印点灯表示装置42aが点
灯するようになつている。また、両出力がほゞ等
しい場合には、いずれの矢印点灯表示装置42
a,42bも点灯しないようになつている。他
方、上記Y軸方向角度調整表示器43は、ゴニオ
メータ8の右側面の下端両側部寄りに設けられた
1対の矢印点灯表示装置43a,43bで形成さ
れていて、電極36cからの出力の方が電極36
dからの出力より大きい場合には、操作ノブ8b
の時計方向への回転を促す矢印点灯表示装置43
aが点灯し、小さい場合には、操作ノブ8bの反
時計方向への回転を促す矢印点灯表示装置43b
が点灯するようになつている。また、両出力がほ
ぼ等しい場合には、いずれの矢印点灯表示装置4
3a,43bも点灯しないようになつている。た
だし、第7図に示すように、信号処理回路41に
は、制御回路12からゲート回路14等に印加さ
れるのと同じ制御信号が入力されていて、上記電
極36a,36bおよび36c,36d間の出力
の比較は、試料6からの反射音波に基づく正しい
電気信号が得られるときにのみ行なわれるように
なつている。
なお、特に言及しなかつたその他の部材、回路
等については、上記第1図および第2図に示した
従来の超音波顕微鏡における対応する部材、回路
等と同様に構成されているので、対応する部材、
回路等には同一の符号を付してその詳しい説明を
茲に省略する。
等については、上記第1図および第2図に示した
従来の超音波顕微鏡における対応する部材、回路
等と同様に構成されているので、対応する部材、
回路等には同一の符号を付してその詳しい説明を
茲に省略する。
以上のように、本発明の超音波顕微鏡の試料面
傾斜検出装置は構成されている。
傾斜検出装置は構成されている。
次に、この試料面傾斜検出装置の動作について
説明する。
説明する。
まず、制御回路12を通じてX軸操作機構3お
よびY軸走査機構9を作動させる。すると、レン
ズホルダ32に取り付けられた音響レンズ2がX
軸方向に振動して試料面のX軸方向の走査が開始
されると共に、ゴニオメータ8、試料保持台7が
Y軸方向に徐々に移動して試料面のY軸方向の走
査が開始される。また、これと同時に、高周波パ
ルス発生器13が作動する。すると、サーキユレ
ータ11のある回転フエーズで高周波パルス発生
器13から出力される高周波パルスが送受波用圧
電トランスデユーサT1に駆動信号として印加さ
れ、同トランスデユーサT1が圧電振動して超音
波が発生する。この超音波が音響レンズ2を通じ
て入射音波として試料6はスポツトビーム状に入
射され、試料6の音響学的特性に応じて反射音波
が再びトランスデユーサT1で受けられて電気信
号に変換されることは、従来の超音波顕微鏡の場
合と同様である。また、この電気信号がゲート回
路14以下の回路14〜21によつて、増幅、検
波等を施されてスキヤンコンバータ22中に一時
的に記憶保持され、この記憶保持された信号をテ
レビジヨン走査周期で読み出し、X軸偏向信号お
よびY軸偏向信号を付加して複合テレビジヨン信
号として、画像モニタ23の画面上に試料6の超
音波顕微鏡像を映し出すことも同様である。
よびY軸走査機構9を作動させる。すると、レン
ズホルダ32に取り付けられた音響レンズ2がX
軸方向に振動して試料面のX軸方向の走査が開始
されると共に、ゴニオメータ8、試料保持台7が
Y軸方向に徐々に移動して試料面のY軸方向の走
査が開始される。また、これと同時に、高周波パ
ルス発生器13が作動する。すると、サーキユレ
ータ11のある回転フエーズで高周波パルス発生
器13から出力される高周波パルスが送受波用圧
電トランスデユーサT1に駆動信号として印加さ
れ、同トランスデユーサT1が圧電振動して超音
波が発生する。この超音波が音響レンズ2を通じ
て入射音波として試料6はスポツトビーム状に入
射され、試料6の音響学的特性に応じて反射音波
が再びトランスデユーサT1で受けられて電気信
号に変換されることは、従来の超音波顕微鏡の場
合と同様である。また、この電気信号がゲート回
路14以下の回路14〜21によつて、増幅、検
波等を施されてスキヤンコンバータ22中に一時
的に記憶保持され、この記憶保持された信号をテ
レビジヨン走査周期で読み出し、X軸偏向信号お
よびY軸偏向信号を付加して複合テレビジヨン信
号として、画像モニタ23の画面上に試料6の超
音波顕微鏡像を映し出すことも同様である。
一方、送受波用圧電トランスデユーサT1から
発せられ、試料6によつて反射された音波の一部
は、受波用圧電トランスデユーサT2a〜T2dにも
受波される。この受波用圧電トランスデユーサ
T2a〜T2dによつて受波される反射音波の一部は、
上記送受波用圧電トランスデユーサT1が受波す
る反射音波のメインロープ部分ではなく、メイン
ロープの両側に発生する1次のサブローブ部分
(第9図Bおよび第10図B参照)であり、この
ような反射音波を受けるように受波用圧電トラン
スデユーサT2a〜T2dの配設位置、大きさ等が設
定されている。従つて、受波用圧電トランスデユ
ーサT2a〜T2dは、反射音波の1次のサブロープ
部分を受けて振動し、その強度に応じた電気信号
を発生する。この電気信号は、リード線39a〜
39dを通じて信号処理回路41に導びかれ、同
回路41の比較器41a,41bによつて対応す
る信号同士の大小比較が行なわれる。
発せられ、試料6によつて反射された音波の一部
は、受波用圧電トランスデユーサT2a〜T2dにも
受波される。この受波用圧電トランスデユーサ
T2a〜T2dによつて受波される反射音波の一部は、
上記送受波用圧電トランスデユーサT1が受波す
る反射音波のメインロープ部分ではなく、メイン
ロープの両側に発生する1次のサブローブ部分
(第9図Bおよび第10図B参照)であり、この
ような反射音波を受けるように受波用圧電トラン
スデユーサT2a〜T2dの配設位置、大きさ等が設
定されている。従つて、受波用圧電トランスデユ
ーサT2a〜T2dは、反射音波の1次のサブロープ
部分を受けて振動し、その強度に応じた電気信号
を発生する。この電気信号は、リード線39a〜
39dを通じて信号処理回路41に導びかれ、同
回路41の比較器41a,41bによつて対応す
る信号同士の大小比較が行なわれる。
いま、第9図Aに示すように、試料面が音響レ
ンズ2の中心軸に対して垂直、即ち水平であれ
ば、第9図Bに示すように、反射音波の強度分布
は対称となり、受波用圧電トランスデユーサ
T2a,T2bおよびT2c,T2d間の電気信号の大小差
は生じない。よつて、X軸およびY軸方向角度調
整表示器42および43の矢印点灯表示装置42
a,42bおよび43a,43bは、いずれも点
灯しない。従つて、超音波顕微鏡による試料6の
走査をそのまま続行すればよい。
ンズ2の中心軸に対して垂直、即ち水平であれ
ば、第9図Bに示すように、反射音波の強度分布
は対称となり、受波用圧電トランスデユーサ
T2a,T2bおよびT2c,T2d間の電気信号の大小差
は生じない。よつて、X軸およびY軸方向角度調
整表示器42および43の矢印点灯表示装置42
a,42bおよび43a,43bは、いずれも点
灯しない。従つて、超音波顕微鏡による試料6の
走査をそのまま続行すればよい。
他方、第10図Aに示すように、試料面が音響
レンズ2の中心軸に対して垂直な位置から傾い
た、即ち水平位置からX軸およびY軸方向のいず
れか一方または双方に傾いた場合には、第10図
Bに示すように、反射音波の強度分布は非対称と
なる。即ち、試料面が水平位置から傾斜している
と、反射音波の強度分布は、音源により近い面で
反射された部分の強度が大きく、かつ密となり、
音源からより遠い面で反射された部分の強度が小
さく、かつ疎となる。従つて、受波用圧電トラン
スデユーサT2a,T2bないしはT2c,T2d間の電気
信号に大小差が生ずることになる。例えば、試料
面がX軸方向について水平位置から傾いていると
すると、受波用圧電トランスデユーサT2a,T2b
間の電気信号に大小差を生じ、比較器41aがこ
れを判定してX軸方向角度調整表示器42に信号
を送る。このため、矢印点灯表示装置42a,4
2bのいずれか一方が点灯され、試料面を水平に
する方向への操作ノブ8aの回転操作を促す。こ
の矢印点灯表示装置42aまたは42bの指示に
従つて、操作ノブ8aを回転操作し、試料面を水
平にすれば、点灯していた矢印点灯表示装置42
aまたは42bは消灯する。また、試料面がY軸
方向について水平位置から傾いているとすると、
受波用圧電トランスデユーサT2c,T2d間の電気
信号に大小差を生じ、比較器41bがこれを判定
して、矢印点灯表示装置43a,43bのいずれ
か一方が点灯される。よつて、この矢印点灯表示
装置43aまたは43bの指示に従つて、操作ノ
ブ8bを回転操作し、試料面を水平にすれば、点
灯していた矢印点灯表示装置43aまたは43b
が消灯する。従つて、矢印点灯表示装置42a,
42b,43a,43bがいずれも消灯した状態
で超音波顕微鏡による試料6の走査を続行すれば
よい。
レンズ2の中心軸に対して垂直な位置から傾い
た、即ち水平位置からX軸およびY軸方向のいず
れか一方または双方に傾いた場合には、第10図
Bに示すように、反射音波の強度分布は非対称と
なる。即ち、試料面が水平位置から傾斜している
と、反射音波の強度分布は、音源により近い面で
反射された部分の強度が大きく、かつ密となり、
音源からより遠い面で反射された部分の強度が小
さく、かつ疎となる。従つて、受波用圧電トラン
スデユーサT2a,T2bないしはT2c,T2d間の電気
信号に大小差が生ずることになる。例えば、試料
面がX軸方向について水平位置から傾いていると
すると、受波用圧電トランスデユーサT2a,T2b
間の電気信号に大小差を生じ、比較器41aがこ
れを判定してX軸方向角度調整表示器42に信号
を送る。このため、矢印点灯表示装置42a,4
2bのいずれか一方が点灯され、試料面を水平に
する方向への操作ノブ8aの回転操作を促す。こ
の矢印点灯表示装置42aまたは42bの指示に
従つて、操作ノブ8aを回転操作し、試料面を水
平にすれば、点灯していた矢印点灯表示装置42
aまたは42bは消灯する。また、試料面がY軸
方向について水平位置から傾いているとすると、
受波用圧電トランスデユーサT2c,T2d間の電気
信号に大小差を生じ、比較器41bがこれを判定
して、矢印点灯表示装置43a,43bのいずれ
か一方が点灯される。よつて、この矢印点灯表示
装置43aまたは43bの指示に従つて、操作ノ
ブ8bを回転操作し、試料面を水平にすれば、点
灯していた矢印点灯表示装置43aまたは43b
が消灯する。従つて、矢印点灯表示装置42a,
42b,43a,43bがいずれも消灯した状態
で超音波顕微鏡による試料6の走査を続行すれば
よい。
なお、上記実施例においては、受波用圧電トラ
ンスデユーサが反射音波の1次のサイドローブ部
分を受波するように説明したが、受波用電圧トラ
ンスデユーサの配設位置、大きさ等を適宜設定し
て、反射音波のメインローブの周縁部分を受波す
るようにしても同様の作用、効果が得られる。
ンスデユーサが反射音波の1次のサイドローブ部
分を受波するように説明したが、受波用電圧トラ
ンスデユーサの配設位置、大きさ等を適宜設定し
て、反射音波のメインローブの周縁部分を受波す
るようにしても同様の作用、効果が得られる。
また、試料面の傾きを矢印点灯表示装置によつ
て表示するようにしたが、単に試料面の傾きを表
示するだけでなく、ゴニオメータに信号処理回路
の出力に基づいて作動する電動駆動機構を設け、
試料面を自動的に水平に保つようにすることもで
きる。
て表示するようにしたが、単に試料面の傾きを表
示するだけでなく、ゴニオメータに信号処理回路
の出力に基づいて作動する電動駆動機構を設け、
試料面を自動的に水平に保つようにすることもで
きる。
以上述べたように、本発明によれば、音響レン
ズに配設した受波用圧電トランスデユーサの出力
に基づいて試料面の傾きを自動的に検出するよう
にしたので、テレビジヨン画像モニタに映し出さ
れる画像を見ることなしに、試料面の傾斜調節を
きわめて容易に行なうことができる。
ズに配設した受波用圧電トランスデユーサの出力
に基づいて試料面の傾きを自動的に検出するよう
にしたので、テレビジヨン画像モニタに映し出さ
れる画像を見ることなしに、試料面の傾斜調節を
きわめて容易に行なうことができる。
また、試料面の傾斜を検出するのに、画像信号
を得るのと同じ超音波利用するようにしたので、
検出素子としての受波用圧電トランスデユーサを
音響レンズと一体的に形成することができ、きわ
めて簡単な構成で試料面の傾斜を非接触的に検出
することができる。そして、送受波用圧電トラン
スデユーサと受波用圧電トランスデユーサとを一
体的に形成することが可能となり、かくすれば、
更に構成を簡単化することができる。
を得るのと同じ超音波利用するようにしたので、
検出素子としての受波用圧電トランスデユーサを
音響レンズと一体的に形成することができ、きわ
めて簡単な構成で試料面の傾斜を非接触的に検出
することができる。そして、送受波用圧電トラン
スデユーサと受波用圧電トランスデユーサとを一
体的に形成することが可能となり、かくすれば、
更に構成を簡単化することができる。
よつて、明細書中に述べた従来の欠点を解消す
る、使用上甚だ便利な超音波顕微鏡の試料面傾斜
検出装置を提供することができる。
る、使用上甚だ便利な超音波顕微鏡の試料面傾斜
検出装置を提供することができる。
第1図は、従来の超音波顕微鏡の一例を示す、
一部を断面にした正面図、第2図は、上記第1図
に示した超音波顕微鏡の電気回路図、第3図は、
本発明の一実施例を示す試料面傾斜検出装置を配
設する超音波顕微鏡の要部斜視図、第4図は、上
記第3図中に示した音響レンズの配設状態を示
す、レンズホルダを斜め下方から見た斜視図、第
5図は、上記第3図に示した試料面傾斜検出装置
における、圧電トランスデユーサの形成状態を示
す要部拡大断面図、第6図は、上記第5図に示し
た圧電トランスデユーサの拡大平面図、第7図
は、上記第3図に示した超音波顕微鏡の電気回路
図、第8図は、上記第7図中に示した信号処理回
路と、同回路の接続態様を更に詳細に示す電気回
路図、第9図A,Bは、試料面が水平な場合の、
音響レンズと試料との位置関係を示す略線図、お
よび、反射音波の強度分布を示す線図、第10図
A,Bは、試料面が傾斜している場合の、音響レ
ンズと試料との位置関係を示す略線図、および、
反射音波の強度分布を示す線図である。 2……音響レンズ、6……試料、33……共通
電極、34……圧電体層、35……送受波用電
極、36a〜36d……受波用電極、41……信
号処理回路、42……X軸方向角度調整表示器、
43……Y軸方向角度調整表示器、T1……送受
波用圧電トランスデユーサ、T2a〜T2d……受波
用圧電トランスデユーサ。
一部を断面にした正面図、第2図は、上記第1図
に示した超音波顕微鏡の電気回路図、第3図は、
本発明の一実施例を示す試料面傾斜検出装置を配
設する超音波顕微鏡の要部斜視図、第4図は、上
記第3図中に示した音響レンズの配設状態を示
す、レンズホルダを斜め下方から見た斜視図、第
5図は、上記第3図に示した試料面傾斜検出装置
における、圧電トランスデユーサの形成状態を示
す要部拡大断面図、第6図は、上記第5図に示し
た圧電トランスデユーサの拡大平面図、第7図
は、上記第3図に示した超音波顕微鏡の電気回路
図、第8図は、上記第7図中に示した信号処理回
路と、同回路の接続態様を更に詳細に示す電気回
路図、第9図A,Bは、試料面が水平な場合の、
音響レンズと試料との位置関係を示す略線図、お
よび、反射音波の強度分布を示す線図、第10図
A,Bは、試料面が傾斜している場合の、音響レ
ンズと試料との位置関係を示す略線図、および、
反射音波の強度分布を示す線図である。 2……音響レンズ、6……試料、33……共通
電極、34……圧電体層、35……送受波用電
極、36a〜36d……受波用電極、41……信
号処理回路、42……X軸方向角度調整表示器、
43……Y軸方向角度調整表示器、T1……送受
波用圧電トランスデユーサ、T2a〜T2d……受波
用圧電トランスデユーサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 試料への入射音波を発生すると共に、試料か
らの反射音波を受波して電気信号に変換する送受
波用圧電トランスデユーサと、 この送受波用圧電トランスデユーサをレンズ面
と対向する超音波入射端面に配設する音響レンズ
と、 この音響レンズの上記超音波入射端面に上記送
受波用圧電トランスデユーサを挾んで対称となる
ように配設されていて、上記反射音波の一部を受
波して電気信号に変換する、少なくとも2個の受
波用圧電トランスデユーサと、 これら受波用圧電トランスデユーサの出力から
上記反射音波の強度分布を検知して、試料の上記
音響レンズに対する傾きを検出する信号処理回路
と、 を具備することを特徴とする、超音波顕微鏡の試
料面傾斜検出装置。 2 上記受波用圧電トランスデユーサは、互いに
90°の回転対称となる位置に4個配設されていて、
上記送受波用圧電トランスデユーサを挾んで対向
する1対ずつの上記受波用圧電トランスデユーサ
の出力差を上記信号処理回路でそれぞれ検知し
て、互いに直交する2方向の試料面の傾きを同時
に検出するようにした、特許請求の範囲第1項記
載の超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置。 3 上記信号処理回路は、試料面の傾斜表示手段
に接続されていて、この傾斜表示手段において試
料面の傾斜方向が表示されるようにした、特許請
求の範囲第1項記載の超音波顕微鏡の試料面傾斜
検出装置。 4 上記送受波用圧電トランスデユーサと上記受
波用圧電トランスデユーサとを、上記音響レンズ
の上記超音波入射端面上に形成した共通電極と、
この共通電極上に形成した圧電体層と、この圧電
体層上に形成した送受波用電極および受波用電極
とによつて一体的に構成した、特許請求の範囲第
1項記載の超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229880A JPS59120858A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229880A JPS59120858A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59120858A JPS59120858A (ja) | 1984-07-12 |
| JPH0359380B2 true JPH0359380B2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=16899149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57229880A Granted JPS59120858A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 超音波顕微鏡の試料面傾斜検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59120858A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61259170A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波顕微鏡における試料の傾き調整装置 |
| US7596425B2 (en) | 2003-06-13 | 2009-09-29 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate detecting apparatus and method, substrate transporting apparatus and method, and substrate processing apparatus and method |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP57229880A patent/JPS59120858A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59120858A (ja) | 1984-07-12 |
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