JPH0359657B2 - - Google Patents
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- JPH0359657B2 JPH0359657B2 JP17622482A JP17622482A JPH0359657B2 JP H0359657 B2 JPH0359657 B2 JP H0359657B2 JP 17622482 A JP17622482 A JP 17622482A JP 17622482 A JP17622482 A JP 17622482A JP H0359657 B2 JPH0359657 B2 JP H0359657B2
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は地絡回線選択リレー装置に係り、特に
併架系統の誘導による循環電流の影響を補償した
地絡回線選択リレー装置に関する。
併架系統の誘導による循環電流の影響を補償した
地絡回線選択リレー装置に関する。
従来の地絡回線選択リレー装置は、循環電流対
策として、系統地絡事故発生前後の零相電流の変
化量により判定しているが、並行2回線において
いずれか1端子で先行しや断したのちには、循環
電流も同時に変化するため、同一事故の継続時第
2段階以降の判定ができなくなる欠点があつた。
策として、系統地絡事故発生前後の零相電流の変
化量により判定しているが、並行2回線において
いずれか1端子で先行しや断したのちには、循環
電流も同時に変化するため、同一事故の継続時第
2段階以降の判定ができなくなる欠点があつた。
本発明の目的は多端子併架送電線における循環
電流の影響を受けない地絡回線選択リレー装置を
提供することにある。
電流の影響を受けない地絡回線選択リレー装置を
提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は、保護対象
相以外の健全相の線間電圧を基準ベクトルとし、
回線間差電流の零相分の正弦分を地絡有効分電流
として検出する第1の手段と、保護対象相以外の
健全相電流信号から正相分電流を差引き、回線間
の循環電流の絶対値を検出する第2の手段と、第
1の手段で検出された事故発生後の地絡有効分電
流値と第2の手段で検出された事故発生前の回線
間循環電流絶対値との積を求める第3の手段と、
第1の手段で検出された事故発生前の地絡有効分
電流値と第2の手段で検出された事故発生後の回
線間循環電流絶対値との積を求める第4の手段
と、第3の手段で求められた積と第4の手段で求
められた積との差を求める第5の手段とを備え、
この第5の手段の出力を選択信号とすることによ
り、循環電流の影響を除去したことを特徴とす
る。
相以外の健全相の線間電圧を基準ベクトルとし、
回線間差電流の零相分の正弦分を地絡有効分電流
として検出する第1の手段と、保護対象相以外の
健全相電流信号から正相分電流を差引き、回線間
の循環電流の絶対値を検出する第2の手段と、第
1の手段で検出された事故発生後の地絡有効分電
流値と第2の手段で検出された事故発生前の回線
間循環電流絶対値との積を求める第3の手段と、
第1の手段で検出された事故発生前の地絡有効分
電流値と第2の手段で検出された事故発生後の回
線間循環電流絶対値との積を求める第4の手段
と、第3の手段で求められた積と第4の手段で求
められた積との差を求める第5の手段とを備え、
この第5の手段の出力を選択信号とすることによ
り、循環電流の影響を除去したことを特徴とす
る。
第1図は本発明の実施例を説明するための全体
構成図である。同図の記号と動作の内容について
説明する。
構成図である。同図の記号と動作の内容について
説明する。
同図は三相交流送電線を単線表示したものであ
り、1L,2Lが保護対象送電線である。
り、1L,2Lが保護対象送電線である。
CB1,CB2,CB3,CB4はしや断器、CT
1,CT2は変流器、PTは電圧変成器である。こ
の図ではA端子側のみ具体例を示し、B端子側に
ついてもA端子側と同様の装置が付くが、ここで
は、その内容を省略する。
1,CT2は変流器、PTは電圧変成器である。こ
の図ではA端子側のみ具体例を示し、B端子側に
ついてもA端子側と同様の装置が付くが、ここで
は、その内容を省略する。
また、HLは1L,2Lと近接して設置された
送電線路で、いわゆる併架送電線である。
送電線路で、いわゆる併架送電線である。
2は1L、2Lの電源用変圧器、3は中性点接地
抵抗器である。
抵抗器である。
4は本発明にかかる保護リレー装置であり、1
Lの事故を検出したときCB1に、2Lの事故を
検出したときCB2に各々しや断指令を与えるも
のである。
Lの事故を検出したときCB1に、2Lの事故を
検出したときCB2に各々しや断指令を与えるも
のである。
1Lの通過電流として、負荷電流をa,b,c
相それぞれIa1、Ib1、Ic1とおき(以下、添字a、
b、cは相名称を示す)、2Lの負荷電流をIa2、
Ib2、Ic2とおく、また、循環電流をIna、Inb、Incと
おく。また、事故点をF点で示し、|LCT|のみ
通過するa相地絡ケースを仮定しその値をIFaと
おく。
相それぞれIa1、Ib1、Ic1とおき(以下、添字a、
b、cは相名称を示す)、2Lの負荷電流をIa2、
Ib2、Ic2とおく、また、循環電流をIna、Inb、Incと
おく。また、事故点をF点で示し、|LCT|のみ
通過するa相地絡ケースを仮定しその値をIFaと
おく。
すると、保護リレー装置4の入力電流となる回
線間差電流は Ia=(Ia1−Ia2)+2Ina+IFa Ib=(Ib1−Ib2)+2Inb Ic=(Ic1−Ic2)+2Inc ……(1) とおくことができる。
線間差電流は Ia=(Ia1−Ia2)+2Ina+IFa Ib=(Ib1−Ib2)+2Inb Ic=(Ic1−Ic2)+2Inc ……(1) とおくことができる。
(1)式はF点事故時の各相電流であるが、事故発
生直前の値を Ia′=(Ia1′−Ia2′)+2Ina′ Ib′=(Ib1′−Ib2′)+2Inb′ Ic′=(Ic1′−Ic2′)+2Inc′ ……(2) とおく。
生直前の値を Ia′=(Ia1′−Ia2′)+2Ina′ Ib′=(Ib1′−Ib2′)+2Inb′ Ic′=(Ic1′−Ic2′)+2Inc′ ……(2) とおく。
ここで、事故前後の循環電流は一定とは限らな
い。たとえば、事故と同時に併架された系統の電
流変化、あるいは事故後多端子分岐系統の一部が
しや断されたりすると、それぞれの段階で循環電
流が変化することも考えられる。
い。たとえば、事故と同時に併架された系統の電
流変化、あるいは事故後多端子分岐系統の一部が
しや断されたりすると、それぞれの段階で循環電
流が変化することも考えられる。
しかし、誘導を受ける系統の線路の構造が一定
であることから、ここでは、三相各々の循環系統
の事故前後の比は一定と考えて、つぎの(3)式をお
く。
であることから、ここでは、三相各々の循環系統
の事故前後の比は一定と考えて、つぎの(3)式をお
く。
Ina/Ina′=Inb/Inb′=Inc/Inc′=Md……(3
) ただし、Md、および電流はいずれもベクトル
量とする。また、負荷電流は正相分で占められる
とすると、零相電流の回線間差電流は 事故前が、 3IO′=2(Ina′+Inb′+Inc′) ……(4) 事故時には 3IO=2(Ina+Inb+Inc)+IFa ……(5) となる。
) ただし、Md、および電流はいずれもベクトル
量とする。また、負荷電流は正相分で占められる
とすると、零相電流の回線間差電流は 事故前が、 3IO′=2(Ina′+Inb′+Inc′) ……(4) 事故時には 3IO=2(Ina+Inb+Inc)+IFa ……(5) となる。
事故電流成分IFaは(4)式と(5)式から
IFa=3IO−3IO′・Md ……(6)
により求めることができる。
(6)式において、Mdの値を導く必要がある。
Mdはa相用リレーにおいては、a相地絡時で
も健全相として取扱い得るb相とc相の電流から
求めるものとする。
も健全相として取扱い得るb相とc相の電流から
求めるものとする。
すなわち、健全相であるb相、c相には循環電
流成分Imb′、Imc′と負荷電流成分が含まれてい
るものとする。ここに負荷電流については正相分
のみであるとしてこれに近似させることにより、 Imb′=Ib′−aIc′ ……(7) Imc′=Ic′−a2Ib′ ……(8) となる。
流成分Imb′、Imc′と負荷電流成分が含まれてい
るものとする。ここに負荷電流については正相分
のみであるとしてこれに近似させることにより、 Imb′=Ib′−aIc′ ……(7) Imc′=Ic′−a2Ib′ ……(8) となる。
また、事故後の循環電流についても同様に
Imb=Ib−aIc ……(9)
Imc=Ic−a2Ic ……(10)
により求められる。
ただし、
Ib′、Ic′は事故前のb相、c相電流Ib、Icは事
故後のb相、c相電流a、a2はベクトルオペレー
タで、 a=1/2+j√3/2, a2=−1/2−j√3/2 である。
故後のb相、c相電流a、a2はベクトルオペレー
タで、 a=1/2+j√3/2, a2=−1/2−j√3/2 である。
とたがつて、(7)式と(9)式、(8)式と(10)式から、そ
れぞれ Md=Imb/Imb′ ……(11) Md=Imc/Imc′ ……(12) が求められる。
れぞれ Md=Imb/Imb′ ……(11) Md=Imc/Imc′ ……(12) が求められる。
Mdを求める場合、(11)式と(12)式のいず
れを用いてもよく、また、両者の和として Md=Imb+Imc/Imb′+Imc′……(13) としてもよい。
れを用いてもよく、また、両者の和として Md=Imb+Imc/Imb′+Imc′……(13) としてもよい。
いずれにしても、a相リレーはb相とc相の電
流信号から循環電流成分を算出するので、以下こ
れらb相、c相電流によつて求めた循環電流成分
を代表記号として、Imb′、Imc′またはその合成
値をImbc′;Imb、Imc、またはそれらの合成値
をImbcとして示すことにする。ただし、Imb、
Imc、Imb+Imcの使い方はImb′、Imc′、Imb′+
Imc′と同順である。
流信号から循環電流成分を算出するので、以下こ
れらb相、c相電流によつて求めた循環電流成分
を代表記号として、Imb′、Imc′またはその合成
値をImbc′;Imb、Imc、またはそれらの合成値
をImbcとして示すことにする。ただし、Imb、
Imc、Imb+Imcの使い方はImb′、Imc′、Imb′+
Imc′と同順である。
ここに、
Md=Imbc/Imbc′ ……(14)
を(6)式のMdとして用いることにより、(6)式のIFa
を検出することが可能である。
を検出することが可能である。
本発明は(6)式による判定信号をいかにして実施
するかにある。その実施例を第2図により説明す
る。同図は第1図の保護リレー装置4の部分を示
すものであり以下その記号と動作の内容について
説明する。41は入力電圧Va,Vb,Vcから線間
電圧を求め、さらに90度移相する電圧信号導出回
路であり、a相用リレーの信号としては健全相の
線間電圧Vbcの90度おくれ角Vbc∠−90°を得る。
するかにある。その実施例を第2図により説明す
る。同図は第1図の保護リレー装置4の部分を示
すものであり以下その記号と動作の内容について
説明する。41は入力電圧Va,Vb,Vcから線間
電圧を求め、さらに90度移相する電圧信号導出回
路であり、a相用リレーの信号としては健全相の
線間電圧Vbcの90度おくれ角Vbc∠−90°を得る。
42は相電圧を対象にした不足電圧検出回路で
a相リレー用はa相電圧Vaの不足でのみ出力す
るリレー27aである。所定値よりも電圧Vaが
低下したとき27aが動作出力“1”レベルを発
生し、それ以外は不動作出力“0”レベルを発生
するものとする。
a相リレー用はa相電圧Vaの不足でのみ出力す
るリレー27aである。所定値よりも電圧Vaが
低下したとき27aが動作出力“1”レベルを発
生し、それ以外は不動作出力“0”レベルを発生
するものとする。
43は回線間差電流の零相分電流導出回路であ
り、常時は(4)式、系統事故時には(5)式の出力にな
る3IO′、あるいは3IOの出力を得る。
り、常時は(4)式、系統事故時には(5)式の出力にな
る3IO′、あるいは3IOの出力を得る。
44は循環電流導出回路であり、a相リレーで
は(7),(8)式及び(9),(10)式に示した内容の循環電流
成分を得る回路である。その出力を、健全時
Inbc′、事故時Inbcとする。
は(7),(8)式及び(9),(10)式に示した内容の循環電流
成分を得る回路である。その出力を、健全時
Inbc′、事故時Inbcとする。
本発明では、3IO′及び3IO、Inbc′及びInbcの出力
から、 3IOcosθv−3IO′cosθv′ |Inbc/Inbc′|>ISL ……(15) を動作式とする。
から、 3IOcosθv−3IO′cosθv′ |Inbc/Inbc′|>ISL ……(15) を動作式とする。
ただし、θvはVbc∠−90°に対する3IOのおくれ
位相差角を示す。θv′は同じく事故前のVbc∠−
90°に対する3IO′のおくれ位相差角である。また
ISLは事故回線の選択レベルであつて、例えば1
Lについて正となると、2Lについては負にと
り、 3IOcosθv−3IO′cosθv|Inbc/Inbc′|<−ISL……
(16) の動作式となる。
位相差角を示す。θv′は同じく事故前のVbc∠−
90°に対する3IO′のおくれ位相差角である。また
ISLは事故回線の選択レベルであつて、例えば1
Lについて正となると、2Lについては負にと
り、 3IOcosθv−3IO′cosθv|Inbc/Inbc′|<−ISL……
(16) の動作式となる。
以下、a相リレーによる1Lの事故選択につい
て(15)式の実施例を具体例として説明を続け
る。
て(15)式の実施例を具体例として説明を続け
る。
(15)式に示すように、本発明は健全相電圧を
基準にした地絡有効分電流の大きさを、事故前後
の差分によつて判定しようとするもので、3IO
cosθvに含まれる循環電流成分を補償するため
に、Inbc′とInbcの絶対値比を用いてある。(15)式
のままでは、|Inbc′|で除算が入るため、比例計
算に変形して、 3IOcosθv|Inbc′|−3IO′cosθv|Inbc|>IS
L|Inbc′|……(17) とおいてもよい。
基準にした地絡有効分電流の大きさを、事故前後
の差分によつて判定しようとするもので、3IO
cosθvに含まれる循環電流成分を補償するため
に、Inbc′とInbcの絶対値比を用いてある。(15)式
のままでは、|Inbc′|で除算が入るため、比例計
算に変形して、 3IOcosθv|Inbc′|−3IO′cosθv|Inbc|>IS
L|Inbc′|……(17) とおいてもよい。
しかし、(15)式、(17)式にしても|Inbc′|
が零になれば判定できなくなるためその対策が必
要である。本発明では、|Inbc′|が所定の値IXよ
りも小さい条件、 |Inbc′|<IX ……(18) において |Inbc′|=|Inbc|=KX ……(19) とおいて、定数KXによる(15)式、あるいは
(17)式の演算を行うものである。以下、(17)式
による判定方法を例に説明する。
が零になれば判定できなくなるためその対策が必
要である。本発明では、|Inbc′|が所定の値IXよ
りも小さい条件、 |Inbc′|<IX ……(18) において |Inbc′|=|Inbc|=KX ……(19) とおいて、定数KXによる(15)式、あるいは
(17)式の演算を行うものである。以下、(17)式
による判定方法を例に説明する。
第2図において45は健全相電圧を基準にした
地酪有効分電流導出回路であり、3IOcosθv、
3IO′cosθv′を得る。演算の具体例としては、Vbc
∠90°を基準に、基準波形が正の領域における3IO
の積分を行う(あるいは負の領域でも行つてもよ
い)方法もそのひとつである。あるいは、3IOと
Vbc∠−90°との積をとり、基本波の半サイクル単
位で積分してもよい。
地酪有効分電流導出回路であり、3IOcosθv、
3IO′cosθv′を得る。演算の具体例としては、Vbc
∠90°を基準に、基準波形が正の領域における3IO
の積分を行う(あるいは負の領域でも行つてもよ
い)方法もそのひとつである。あるいは、3IOと
Vbc∠−90°との積をとり、基本波の半サイクル単
位で積分してもよい。
以上の実施例により、地絡有効分電流導出回路
45において3IOcosθv、3IO′cosθv′は容易に得る
ことができる。
45において3IOcosθv、3IO′cosθv′は容易に得る
ことができる。
46は、3IO′cosθv′を事故後に使用するための
記憶回路である。3IO′cosθv′が直流レベルである
ことから、その記憶方法も容量であり、コンデン
サを用いたアナログメモリ、あるいはデイジタル
化によるメモリでもよい。さらに、記憶回路46
はa相地絡事故発生時に不足電圧検出回路42の
リレー27a出力が“1”になると、事故前の値
3IO′cosθv′のデータを凍結して次段の回路52へ
出力する。
記憶回路である。3IO′cosθv′が直流レベルである
ことから、その記憶方法も容量であり、コンデン
サを用いたアナログメモリ、あるいはデイジタル
化によるメモリでもよい。さらに、記憶回路46
はa相地絡事故発生時に不足電圧検出回路42の
リレー27a出力が“1”になると、事故前の値
3IO′cosθv′のデータを凍結して次段の回路52へ
出力する。
また、循環電流導出回路44の出力Inbcについ
てもその大きさを記憶する必要があり、47が絶
対値検出回路で|Inbc|を得る回路である。48
は記憶回路であり、直流レベル|Inbc|を記憶
し、事故前の値|Inbc′|を得る。|Inbc′|はリレ
ー27aの動作出力“1”によつて凍結される。
49はレベル判定器であり、Inbc′|がIXよりも小
さいときに出力信号“1”を発生し、それ以外は
“0”とする。
てもその大きさを記憶する必要があり、47が絶
対値検出回路で|Inbc|を得る回路である。48
は記憶回路であり、直流レベル|Inbc|を記憶
し、事故前の値|Inbc′|を得る。|Inbc′|はリレ
ー27aの動作出力“1”によつて凍結される。
49はレベル判定器であり、Inbc′|がIXよりも小
さいときに出力信号“1”を発生し、それ以外は
“0”とする。
50,51は|Inbc′|及び|Inbc|の定数化回
路であつて、定数化回路50では絶対値検出回路
47の出力|Inbc|について、レベル判定器49
の出力が“0”のとき、そのまま|Inbc|を出力
し、レベル判定器49の出力が“1”のとき|
Inbc|=KXなる定数として出力するゲート回路の
役目をもつ。
路であつて、定数化回路50では絶対値検出回路
47の出力|Inbc|について、レベル判定器49
の出力が“0”のとき、そのまま|Inbc|を出力
し、レベル判定器49の出力が“1”のとき|
Inbc|=KXなる定数として出力するゲート回路の
役目をもつ。
また、定数化回路51は|Inbc′|について定
数化回路50と同様に、レベル判定器49の出力
が“1”のときのみ|Inbc′|=Kとして出力し、
それ以外は|Inbc′|そのものの値を出力する。
数化回路50と同様に、レベル判定器49の出力
が“1”のときのみ|Inbc′|=Kとして出力し、
それ以外は|Inbc′|そのものの値を出力する。
52と53は乗算回路であり、乗算回路52で
は3IO′cosθv′・|Inbc|の演算を行う。乗算回路
53では3IOcosθv・|Inbc′|の演算を行う。
は3IO′cosθv′・|Inbc|の演算を行う。乗算回路
53では3IOcosθv・|Inbc′|の演算を行う。
54は減算回路であり、乗算回路53の出力信
号から乗算回路52の出力信号を引き算する演算
回路である。その出力は、3IOcosθv|Inbc′|−
3IO′cosθv′|Inbc|である。
号から乗算回路52の出力信号を引き算する演算
回路である。その出力は、3IOcosθv|Inbc′|−
3IO′cosθv′|Inbc|である。
55はレベル判定回路であり、減算回路54の
出力について(17)式で示した判定を行うもの
で、減算回路54の出力がISL|Inbc′|以上のと
き1L事故、−ISL|Inbc′|より小さいとき、2L
事故と判定し、1L事故ではCB1に、2L事故
ではCB2にしや断指令を与える。
出力について(17)式で示した判定を行うもの
で、減算回路54の出力がISL|Inbc′|以上のと
き1L事故、−ISL|Inbc′|より小さいとき、2L
事故と判定し、1L事故ではCB1に、2L事故
ではCB2にしや断指令を与える。
なお、本実施例ではa相リレーを対象に示した
が、相順同順でb、c相についても同様である。
が、相順同順でb、c相についても同様である。
第3図は本発明をデイジタル演算により実施す
る場合の具体例をa相リレーを対象に示す。同図
の動作内容を説明する。D1では回線間差電流と
各相電圧信号、及び整定値IX、ISL、KXを入力す
る。電流、電圧信号は交流信号のサンプリングデ
ータであつて、回線間差電流ia、ib、ic、相電圧
va,vb,vcをそれぞれ任意の時刻のIa、Ib、Ic、
Va、Vb、Vcの瞬時値をサンプリングして得た情
報とする。IX、ISL、Kは定数値の入力である。D
2では、回線間差電流の瞬時値、3IO=ia+ib+ic
及びbc相線間電圧Vbc=Vb−Vcを演算する。D3
では地絡有効分電流3IOcosθvに相当する値を演算
する回路で、 3IOcosθv=∫t+1/f t3iO・Vbc(−1/4f)dt
……(20) ただし、 3IOcosθv:地絡有効分電流 f:ip、Vbcの周波数 である。D4は記憶部であり、3IOcosθvを記憶し
ておき事故前の値3IO′cosθ′Vを導くためのもの。
る場合の具体例をa相リレーを対象に示す。同図
の動作内容を説明する。D1では回線間差電流と
各相電圧信号、及び整定値IX、ISL、KXを入力す
る。電流、電圧信号は交流信号のサンプリングデ
ータであつて、回線間差電流ia、ib、ic、相電圧
va,vb,vcをそれぞれ任意の時刻のIa、Ib、Ic、
Va、Vb、Vcの瞬時値をサンプリングして得た情
報とする。IX、ISL、Kは定数値の入力である。D
2では、回線間差電流の瞬時値、3IO=ia+ib+ic
及びbc相線間電圧Vbc=Vb−Vcを演算する。D3
では地絡有効分電流3IOcosθvに相当する値を演算
する回路で、 3IOcosθv=∫t+1/f t3iO・Vbc(−1/4f)dt
……(20) ただし、 3IOcosθv:地絡有効分電流 f:ip、Vbcの周波数 である。D4は記憶部であり、3IOcosθvを記憶し
ておき事故前の値3IO′cosθ′Vを導くためのもの。
D5は循環電流を計算するブロツクで、
inbc=ib+ic(-1/6f) ……(21)
を演算する。すなわち、同一時刻におけるサンプ
リング入力信号ibに対してicを60度おくれ角にし
て加算した値をinbcとおいた。inbcは正相分を除
く演算機能をもつ。D6はinbcの絶対値を演算す
る部分で |Inbc|=∫t+1/f tinbc 2dt ……(22) により得ることができる。
リング入力信号ibに対してicを60度おくれ角にし
て加算した値をinbcとおいた。inbcは正相分を除
く演算機能をもつ。D6はinbcの絶対値を演算す
る部分で |Inbc|=∫t+1/f tinbc 2dt ……(22) により得ることができる。
D7は|Inbc|を記憶し、事故前の値|Inbc′|
を導くためのものである。
を導くためのものである。
D8はa相不足電圧検出部であり、Vaが予め
決めた値よりも低下したかどうかを判定、低下し
たとき系統の事故と判定し、事故回線の判別を行
う演算ルートを決める。D9は|Inbc′|の大き
さを判定し、D10の|Inbc′|<IXのとき、|Inbc
|=|Inbc′|=KXなる定数化の演算に入るため
のもの。
決めた値よりも低下したかどうかを判定、低下し
たとき系統の事故と判定し、事故回線の判別を行
う演算ルートを決める。D9は|Inbc′|の大き
さを判定し、D10の|Inbc′|<IXのとき、|Inbc
|=|Inbc′|=KXなる定数化の演算に入るため
のもの。
D11は事故電流成分の演算部で、3IOcosθv|
Inbc′|−3IO′cosθv′|Inbc|を求める。
Inbc′|−3IO′cosθv′|Inbc|を求める。
D12は事故回線の選択判定で1Lの事故選
択、D13は同じく2Lの事故選択演算を行う。
択、D13は同じく2Lの事故選択演算を行う。
以上、a相リレーを対象に説明したが、b相、
c相リレーについても各々相順同順で同様であ
る。
c相リレーについても各々相順同順で同様であ
る。
以上、本発明によれば、併架系統において循環
電流の影響を除去し、高性能の事故検出ができる
とともに、演算の内容において直流レベルにより
データを取り扱うことによりデータの記憶を取り
扱い易くして、しかもハードウエアを簡素化でき
ることから調整、構造上の経済的効果が上げられ
る。
電流の影響を除去し、高性能の事故検出ができる
とともに、演算の内容において直流レベルにより
データを取り扱うことによりデータの記憶を取り
扱い易くして、しかもハードウエアを簡素化でき
ることから調整、構造上の経済的効果が上げられ
る。
第1図は本発明の適用される系統構成図を示
す、第2図、第3図は本発明の具体実施例を示
す。 41……電圧信号導出回路、42……不足電圧
検出回路、43……回線間差電流の零相分電流導
出回路、44……循環電流導出回路、45……地
絡有効分電流導出回路、46……記憶回路、47
……絶対値検出回路、48……記憶回路、49…
…レベル判定器、50……定数化回路、51……
定数化回路、52……乗算回路、53……乗算回
路、54……減算回路、55……レベル判定回
路。
す、第2図、第3図は本発明の具体実施例を示
す。 41……電圧信号導出回路、42……不足電圧
検出回路、43……回線間差電流の零相分電流導
出回路、44……循環電流導出回路、45……地
絡有効分電流導出回路、46……記憶回路、47
……絶対値検出回路、48……記憶回路、49…
…レベル判定器、50……定数化回路、51……
定数化回路、52……乗算回路、53……乗算回
路、54……減算回路、55……レベル判定回
路。
Claims (1)
- 1 平行2回線送電線の回線間差電流と送電線の
印加電圧によつて一線地絡事故回線を選択する地
絡回線選択リレー装置において、保護対象相以外
の健全相の線間電圧を基準ベクトルとし、回線間
差電流の零相分の正弦分を地絡有効分電流として
検出する第1の手段と、保護対象相以外の健全相
電流信号から正相分電流を差引き、回線間の循環
電流の絶対値を検出する第2の手段と、第1の手
段で検出された事故発生後の地絡有効分電流値と
第2の手段で検出された事故発生前の回線間循環
電流絶対値との積を求める第3の手段と、第1の
手段で検出された事故発生前の地絡有効分電流値
と第2の手段で検出された事故発生後の回線間循
環電流絶対値との積を求める第4の手段と、第3
の手段で求められた積と第4の手段で求められた
積との差を求める第5の手段とを備え、この第5
の手段の出力を選択信号とすることを特徴とする
地絡回線選択リレー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17622482A JPS5967819A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 地絡回線選択リレ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17622482A JPS5967819A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 地絡回線選択リレ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967819A JPS5967819A (ja) | 1984-04-17 |
| JPH0359657B2 true JPH0359657B2 (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=16009793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17622482A Granted JPS5967819A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 地絡回線選択リレ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967819A (ja) |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP17622482A patent/JPS5967819A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967819A (ja) | 1984-04-17 |
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