JPH0362507A - 異方性希土類磁石の製造方法 - Google Patents
異方性希土類磁石の製造方法Info
- Publication number
- JPH0362507A JPH0362507A JP19817289A JP19817289A JPH0362507A JP H0362507 A JPH0362507 A JP H0362507A JP 19817289 A JP19817289 A JP 19817289A JP 19817289 A JP19817289 A JP 19817289A JP H0362507 A JPH0362507 A JP H0362507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- rare earth
- earth magnet
- sleeve
- anisotropic rare
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/057—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B
- H01F1/0571—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes
- H01F1/0575—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes pressed, sintered or bonded together
- H01F1/0576—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes pressed, sintered or bonded together pressed, e.g. hot working
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、異方性希土類磁石の製造方法に係わり、さら
に詳しくは、Nd−Fe−B系磁石で代表されるR−F
e−B系(RはLa系の希土類金属、Feは遷移金属を
代表して示す、Bは他の特性改善金属を代表して示す、
)の異方性永久磁石の製造方法に関する。 (従来の技術) R−Fe−B系永久磁石には、 (イ)母材合金を溶融し、型に鋳込んで鋳塊とし、これ
を粉砕して極微細粉末とし、この粉末を磁場中において
金型を用いて成形圧粉し、焼結して異方性とした焼結磁
石と、 (ロ)母材合金の溶湯を超急冷して薄帯とし、その粗粉
砕粉末をそのままあるいは例えば第4図(a)に示すよ
うに、いったん冷間圧粉成形(成形圧力例えば、4t
on/cm2)して理論密度比的80%の予備成形体5
1とし、この予備成形体51を用いて、wS4図(b)
に示すダイス52と上パンチ53とにより温度的700
℃でホットプレス(プレス圧力例えば、1ton/Cm
2)して等方磁性の素材54とし、この素材54を第4
図(C)に示す別のダイス55と、上バンチ56とによ
り900℃以下の温度で減面率40%以上の塑性変形加
工(押出し圧力例えば、4ton/Cm2)を施して異
方化した超急冷磁石素材5を用いた超急冷磁石と、 がある。 (発明が解決しようとする課題) これらの高磁気特性磁石は、特にOA 、FA機器用の
小型モーター類に適用できれば、モーターの小型化、軽
量化を図る上で極めて有用であるにも拘わらず、現時点
では実用化技術上の問題があって、モーターへの適用が
十分になされていないのが実情である。 上記希土類磁石をこれらのモーター類に適用するには、
半径方向に磁気異方化した薄肉のスリーブ状ないしリン
グ状磁石とするのが最も望ましいが、上記前者の焼結磁
石では、粉末を磁場中で成形する際に半径方向の磁場を
付与するのが難しく、そのため異方化の程度は板状磁石
の場合に比べて50〜60%程度と低くなること、およ
び異方化したものは焼結時の加熱・冷却で熱膨張の異方
化によって割れが生じやすいという問題がある。 他方、後者の超急冷磁石では、磁場中での成形を必要と
せず、塑性変形によって異方化を行うため、上記スリー
ブ状ないしはリング状磁石にあってもその異方化は最大
限になし得るものの、例えば第4図(b)に示したダイ
ス52と、上パンチ53とによる等方性で理論密度比9
9%以上の素材54の成形と第4図(C)に示したダイ
ス55と上パンチ56とにより塑性変形加工を施して異
方化する成形の2ヒートが必要であり、かつまた、この
材料はその磁性が結晶粒に敏感であり、長時間加熱で結
晶粒が粗大化すると磁性が低下してしまう問題がある。 加えてこの材料は極めて脆性であるため、押出し成形で
素材をスリーブ状。 リング状に成形する場合に第4図(C)に示すような大
きな成形割れ58を生じてしまう。 (発明の目的) 本発明は、上記後者の超急冷磁石において、これをスリ
ーブ状ないしはリング状の横断面環状に成形するに際し
て、1ヒート加熱により高い磁性の異方性磁石を得、か
つまた1セツトの成形型によって型費を安くし、さらに
は成形割れを防止することを目的としている。
に詳しくは、Nd−Fe−B系磁石で代表されるR−F
e−B系(RはLa系の希土類金属、Feは遷移金属を
代表して示す、Bは他の特性改善金属を代表して示す、
)の異方性永久磁石の製造方法に関する。 (従来の技術) R−Fe−B系永久磁石には、 (イ)母材合金を溶融し、型に鋳込んで鋳塊とし、これ
を粉砕して極微細粉末とし、この粉末を磁場中において
金型を用いて成形圧粉し、焼結して異方性とした焼結磁
石と、 (ロ)母材合金の溶湯を超急冷して薄帯とし、その粗粉
砕粉末をそのままあるいは例えば第4図(a)に示すよ
うに、いったん冷間圧粉成形(成形圧力例えば、4t
on/cm2)して理論密度比的80%の予備成形体5
1とし、この予備成形体51を用いて、wS4図(b)
に示すダイス52と上パンチ53とにより温度的700
℃でホットプレス(プレス圧力例えば、1ton/Cm
2)して等方磁性の素材54とし、この素材54を第4
図(C)に示す別のダイス55と、上バンチ56とによ
り900℃以下の温度で減面率40%以上の塑性変形加
工(押出し圧力例えば、4ton/Cm2)を施して異
方化した超急冷磁石素材5を用いた超急冷磁石と、 がある。 (発明が解決しようとする課題) これらの高磁気特性磁石は、特にOA 、FA機器用の
小型モーター類に適用できれば、モーターの小型化、軽
量化を図る上で極めて有用であるにも拘わらず、現時点
では実用化技術上の問題があって、モーターへの適用が
十分になされていないのが実情である。 上記希土類磁石をこれらのモーター類に適用するには、
半径方向に磁気異方化した薄肉のスリーブ状ないしリン
グ状磁石とするのが最も望ましいが、上記前者の焼結磁
石では、粉末を磁場中で成形する際に半径方向の磁場を
付与するのが難しく、そのため異方化の程度は板状磁石
の場合に比べて50〜60%程度と低くなること、およ
び異方化したものは焼結時の加熱・冷却で熱膨張の異方
化によって割れが生じやすいという問題がある。 他方、後者の超急冷磁石では、磁場中での成形を必要と
せず、塑性変形によって異方化を行うため、上記スリー
ブ状ないしはリング状磁石にあってもその異方化は最大
限になし得るものの、例えば第4図(b)に示したダイ
ス52と、上パンチ53とによる等方性で理論密度比9
9%以上の素材54の成形と第4図(C)に示したダイ
ス55と上パンチ56とにより塑性変形加工を施して異
方化する成形の2ヒートが必要であり、かつまた、この
材料はその磁性が結晶粒に敏感であり、長時間加熱で結
晶粒が粗大化すると磁性が低下してしまう問題がある。 加えてこの材料は極めて脆性であるため、押出し成形で
素材をスリーブ状。 リング状に成形する場合に第4図(C)に示すような大
きな成形割れ58を生じてしまう。 (発明の目的) 本発明は、上記後者の超急冷磁石において、これをスリ
ーブ状ないしはリング状の横断面環状に成形するに際し
て、1ヒート加熱により高い磁性の異方性磁石を得、か
つまた1セツトの成形型によって型費を安くし、さらに
は成形割れを防止することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法は、請求項
第(1)項に記載のように、希土類磁石の母材合金溶湯
を超急冷して薄帯とし、前記薄帯を粉砕した粉末を冷間
圧粉成形した予備成形体を650〜900℃に加熱して
、コアパンチとスリーブパンチとを有する複動パンチに
より一様に7111圧圧縮して圧粉成形素材の理論密度
を99%以上に高めた後にスリーブパンチを後退させて
コアパンチにより押出し成形することによって横断面環
状の異方性希土類磁石を1ヒート加工で製造する構成と
したことを特徴としている。また、請求項第(2)項に
記載された発明では、請求項第(1)項に記載の方法に
おいて、冷間圧粉成形した予備成形体を用いる代りに、
粉末を直接加熱して、コアパンチとスリーブパンチとを
有する複動パンチにより一様に加圧圧縮する構成とした
ことを特徴としている。さらに、請求項第(3)項に記
載された発明では、請求項第(1)項または第(2)項
に記載の方法において、スリーブパンチを後退させる代
りに、スリーブパンチで軽く一定圧力の圧縮応力を加工
材端面に付与した状態でコアパンチにより押出し成形す
る構成としたことを特徴としている。さらにまた、請求
項第(4)項に記載された発明では、請求項第(1)項
、第(2)項または第(3)項に記載の方法において、
加圧圧縮および押出し成形をITo r rよりも低圧
の真空下または不活性ガス雰囲気下で行う構成としたこ
とを特徴としている。さらにまた、請求項第(5)項に
記載された発明では、請求項第(1)項、第(3)項ま
たは第(4)項に記載の方法において、素材粉末を冷間
圧粉成形するにあたり、成形用型および粉末粒相互の潤
滑能を向上させるためにステアリン酸リチウムなどの潤
滑剤を2重量%以下混合することによってその圧粉密度
を向上させた予備成形体を用いる構成としたことを特徴
としている。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法においては
、前述したように、冷間圧粉成形した予@成形体(請求
項第(1)項の場合)あるいは素材粉末(請求項第(2
)項の場合)を、コアパンチとスリーブパンチを有する
2アクシヨンの複動パンチを用いて、650〜950℃
に加熱した素材を第1ステツプでは両パンチに同一の作
動を与えることにより、すなわち両パンチを一体として
作動させることにより一様に加圧圧縮することによって
、理論密度比99%以上の磁気的等方性の中実または中
空成形体よりなる圧粉成形素材を得たのち、そのまま第
2ステツプとして同一型内で、再ヒートなしに、コアパ
ンチのみで押出し成形することによってスリーブ状ない
しはリング状の横断面環状をなす異方性希土類磁石素材
を得るようにし、その後適宜着磁して異方性希土類永久
磁石となるようにしている。 なお、この第2ステツプではスリーブパンチは加工材端
面から完全に後退させてもよいが、請求項第(3)項に
記載したように、むしろ低い一定の圧力で加工材の端面
を加圧した状態を保つことによって成形割れの発生をよ
り一層確実に防止することができるようになる。 また、請求項第(4)項に記載したように、これらの成
形はITo r rよりも低圧の真空下又は不活性ガス
雰囲気下で650〜900℃の加熱下で行うことがより
望ましい。 本発明が適用されるR−Fe−B系磁石において、Rは
Ndで代表されるLa系の希土類元素であり、この磁石
には少量のCo、Dy2O3、Ga等の磁石特性を向上
させるための物質や、Ni 、Zn、Pb、A見等の耐
食性、耐熱性、加工性を改善するための物質を含有させ
ることができることはいうまでもないところである。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法では、素材
粉末あるいはそれを冷間圧粉成形した予m成形体を用い
て、磁気的等方性の中実または中空素材よりなる圧粉成
形素材を成形し、引つづきこれを押出し成形してスリー
ブ状ないしリング状等の横断面環状の磁石素材に成形す
るが、この際の押出し成形方法としては後方押出し成形
や前方押出し成形のいずれであっても可能である。これ
らの成形加工において、従来の場合、第1ステツプでは
粉末またはその予備成形体を加熱圧縮して磁気的等方性
の圧粉成形素材を成形し、第2ステツプでは再加熱して
別の成形型において押出し成形して磁気的異方性のスリ
ーブ状ないしはリング状の横断面環状に成形している。 しかるに、従来の場合、この材料は長時間加熱によって
結晶粒が成長してその磁気的特性が劣化してしまう。 そこで、本発明では、コアパンチとスリーブパンチのf
−jルアクションパンチヲ用いるこトニよってlヒート
でかつ1組の成形型で磁気的異方性のスリーブ状ないし
リング状をなす断面環状の永久磁石を得るようにしたも
のである。さらには、第2ステツプの押出し成形におい
て、加工材端面の自由表面にもスリーブパンチによって
一定の加圧圧縮を付与保持することによって、成形割れ
の発生をより一層効果的に防ぎ得るものとしている。 第1図は本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法の
実施態様を示すもので、希土類磁石の母材合金溶湯を超
急冷して薄帯とし、前記薄帯を粉砕した粉末を予@成形
し、慣用の粉末成形法で冷間成形された予備成形体を用
意する。この予備成形体の密度は理論密度比で70〜8
0%であり、一般的な成形方法によれば約80%である
。この予lil成形体は図示しない加熱手法によってあ
らかじめ650〜900℃、より望ましくは700〜8
00℃に予熱しておく0次いで、第1図(a)に示すよ
うに、前記予II成形体1をダイス2と、コアパンチ3
およびスリーブパンチ4を有する複動パンチ5と、対向
パンチ6とを備えた成形型7の成形空間7a内に入れ、
このとき、成形型7も図示しない方法で600〜900
℃、より望ましくは700〜800℃に予熱しておく、
また、予備成形体1が小型の場合には成形型7のみを予
熱して、予備成形体1は成形型7からの伝熱で加熱して
もよいし、予備成形体1が大型の場合には予@戒形体1
のみを予熱して、成形型7は室温のままで成形できる場
合もある。さらには予lil成形体1の代わりに、素材
粉末のまま成形型7の成形空間7a内にセットすること
も可能である。またこれら全体は密閉槽内に保持し、そ
の槽内雰囲気をITorrよりも低い圧力の真空とする
か、あるいはアルゴンガス等の不活性ガスを充満させて
酸化防止雰囲気としておくのも必要に応じて好ましい。 次に、複動パンチ5のコアバンチ3とスリーブパンチ4
をそれらの先端面3a 、4aが同一面となるように一
体で圧下して予備成形体1を均一に圧縮することによっ
て、第1図(b)に示すように、圧粉成形素材9を得る
。この際の加圧圧力としては、0 、5〜2 、 Ot
o n/ cm2程度、より望ましくは1〜l 、5
t on/cm2を与えるのがよい、これにより理論密
度比99%以上の圧粉成形素材(円柱状等方性磁石素材
)9を得る。 次いで、第1図(e)に示すように、複動パンチ5のう
ちコアバンチ3のみを圧下して後方押出しを行い、第1
図(b)の圧粉成形素材9をスリーブ状の横断面環状を
なす異方性希土類磁石素材10に成形する。この際の押
出し圧力はパンチ面圧で2〜5ton/cm2.より望
ましくは3〜4tb なお、この後方押出し時には内表面に成形割れが生じる
ことがないとはいえないため、その上端面10bに、ス
リーブパンチ4によって第1図(C)に矢印で示す方向
に圧縮応力を付与しておくことによって、この割れの発
生をより一層確実に防ぐことができるようになる。その
際の圧縮力としては、圧力で0.2〜1.0ton/c
m2.より望ましくは0.4〜0.6ton/Cm2を
与えるのがよい。 押出し成形の終了後、対向パンチ6を上昇させてスリー
ブ状をなす異方性希土類磁石素材10を成形型7からノ
ックアウトし、別途その底部10aを切断して除去した
のち半径方向に磁化することによって異方性希土類磁石
が得られる。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法においては
、上記した後方押出しのほかに、前方押出し成形法を用
いることもでき、この前方押出しによる成形例を第2図
に基づいて説明する。 第2図に示す成形型7において、複動パンチ5のうちの
スリーブパンチ4はコアバンチ3にスライド可能に嵌合
したもので、第2図(a)に示すように、最初にコアバ
ンチ3の先端面3aとスリーブパンチ4の先端面4aと
をそろえた状態に保持して、ダイ2との成形空間7aに
予IiI戒形体をセットし、次いで対向パンチ6により
加圧圧縮して理論密度比99%以上の圧粉成形素材9と
する0次に、第2図(b)に示すように、コアパンチ3
を固定したまま対向パンチ6を圧下して、圧粉成形素材
9をスリーブ状の異方性希土類−磁石素材10に前方押
出し成形する。この場合、異方性希土類磁石素材10の
下端面10bにはスリーブパンチ4によって一定の圧縮
力を与えておくことにより成形割れの発生をより一層確
実に防ぐことができるようになる。 ところで、かかるスリーブ状成形品である異方性希土類
磁石素材10の成形において、半径方向に十分な磁気異
方性を生じさせるためには、押出し減面率として40〜
80%、より望ましくは55〜65%が必要である。し
たがって、薄肉のスリーブを得るためには、磁石素材と
して第1図および第2図に示したような円柱状の予@戒
形体1よりなる素材を用いると、押出し減面率が大きく
なりすぎる場合がある。 そこで、このような場合には、第3図に示すように厚肉
円筒形状の予備成形体1を素材とするのもよい、すなわ
ち、第3図(a)に示すようにダイス2と、コアパンチ
3およびスリーブパンチ4を有する複動パンチ5と、対
向パンチ6とを備えた成形型7の成形空間7a内に厚肉
円筒状の冷間圧粉成形した予備成形体1をセットし、次
いで第3図(b)に示すように、複動パンチ5のコアパ
ンチ3とスリーブパンチ4とを同時に圧下して、理論密
度比99%以上の等方性磁石素材である圧粉成形素材9
を得る。この際、コアパンチ3は厚肉円筒状の予備成形
体1の中空部1bの中に入り込む小径部3bを備えたも
のを使用しており、第3図(b)に示すように圧粉成形
素材9の中にコアパンチ3の小径部3bが入り込んだ状
態となっている。また対向パンチ6には前記コアパンチ
3の小径部3bを受は入れる中空部6bが設けである0
次に、第3図(C)に示すように、複動パンチ5のうち
コアパンチ3のみを圧下して薄肉のスリーブ状成形品で
ある異方性希土類磁石素材10に押出し成形する。この
間、異方性希土類磁石素材10の端面10bにスリーブ
パンチ4で一定圧縮力を付与しておけば、成形割れの発
生をより一層確実に防ぐことができるが、加圧しなくて
も成形は可能である。 (発明の作用) 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法では、前述
した構成を有するものであるから、磁場中での成形を必
要とせず、塑性変形によって異方化を行うようにしたの
ち着磁する異方性の超急冷磁石において、これをスリー
ブ状ないしはリング状の断面環状に成形するに際して、
1ヒート加熱により高い磁気特性の異方性希土類磁石が
製造されるようになる。 (実施例) 笈亀豊ユ Nd13.5Fe80.5B8.0の組成を有する希土
類磁石の母材合金溶湯を超急冷して得た厚さ20ILm
の薄帯を粉砕して、大きさ約2001Lmのフレーク状
粉末を得た0次いで、この粉末に0.5重量%のステア
リン酸リチウムを均一に混合した後、慣用の粉末成形プ
レスを用いて外径29.5mm、高さ25mmの円柱状
予備成形体を得た。 続いて、この予備成形体を慣用の真空脱脂炉を用いて真
空度1O−2Torr、温度450℃。 保持時間30m1nで脱脂してステアリン酸リチウムを
蒸発除去した。この予!a戒形体の密度を測定した結果
は理論密度比で77%であった。 次に、この予備成形体の表面に潤滑剤としてグラファイ
ト粉末を塗布して乾燥した後、アルゴンガス雰囲気中で
2m1n加熱して750℃に昇温した後、直ちに第1図
に示したダイス2の内径30mmの成形型7の成形空間
7a内に装入した。この場合、成形型7はあらかじめ7
50℃に予熱しておき、アルゴンガス雰囲気中で、まず
、コアパンチ3およびスリーブパンチ4を同時に圧下し
て、加圧圧力1ton/cm2で均一に圧縮して圧粉成
形素材9を得た。なお、製造工程上は成形型7かち取り
出す必要はないが参考のために、この状態で圧粉成形素
材9を成形型7から取出し、冷却して寸法および密度を
測定した結果、直径30.1mm、高さ18.5mm、
理論密度比99.6%であった◆ 次に、上記と同じ成形工程により均一圧縮した圧粉成形
素材9を得た後、第1図(C)に示すように、直径24
mmのコアパンチ3のみを圧下して後方押出し成形して
スリーブ状の成形品である異方性希土類磁石素材10を
得た。この場合のコアパンチ3による加圧力は4.0t
on/cm2とし、スリーブパンチ4には加圧力0.6
ton/ c m 2の圧力を付与したまま成形品であ
る異方性希土類磁石素材10の端面10bの位置変化に
追随するようにしておいた。 この異方性希土類磁石素材10を冷却した後、アルゴン
雰囲気室から取出して寸法測定した結果、外径30.1
mm、内径24.1mm、高さ45mm、底厚3.5m
mであり、その内外表面には成形割れは皆無であった。 次に、このスリーブ状異方性希土類磁石素材10の底部
10aを切断して除去した後、これを半径方向に磁化し
て異方性希土類磁石となし、その半径方向の最大磁気エ
ネルギーを測定したところ31MG・Oeの優れた磁気
特性のものを得ることができた。 実施例2 上記と同じフレーク状の粉末を用い、その100gを秤
量して、アルゴン雰囲気中で800℃に予熱した第1図
に示した成形型7の成形空間7a内に粉末のままモして
加熱することなく装入した。この成形型7のダイス2の
内径は30 m mとした。 ついで、第1図(b)に示すようにコアパンチ3および
スリーブパンチ4を同時に圧下して加圧圧力1ton/
am′で加圧したまま2m1n保持して、成形型7から
の伝熱によって粉末を加熱すると同時に、その密度の向
上をはかった。 次にコアパンチ(直径24mm)3のみを圧下して後方
押出し成形することによって、スリーブ状の成形品であ
る異方性希土類磁石素材10を得た。この場合のコアパ
ンチ3の圧力は3.5ton/cm2とし、スリーブパ
ンチ4は後退させて加圧力が付与されないようにした。 次いで、上記異方性希土類磁石素材10を冷却した後、
アルゴン雰囲気室から取出して寸法測定した結果、外径
30.1mm、内径24.1mm、高さ45.5mm、
底厚3.4mmであった。但し、その内表面には深さ約
1.2mmの成形割れが生じていた。 次に、このスリーブ状成形品である異方性希土類磁石素
材10の底部10aを切断して除去した後、この内径部
分を研削することによって成形割れ部を除去して、内径
26.5mmとした。これを半径方向に磁化して異方性
希土類永久磁石となし、半径方向の最大磁気エネルギー
を測定した結果、28MG・Oeの優れた磁気特性のも
のを得ることができた。
第(1)項に記載のように、希土類磁石の母材合金溶湯
を超急冷して薄帯とし、前記薄帯を粉砕した粉末を冷間
圧粉成形した予備成形体を650〜900℃に加熱して
、コアパンチとスリーブパンチとを有する複動パンチに
より一様に7111圧圧縮して圧粉成形素材の理論密度
を99%以上に高めた後にスリーブパンチを後退させて
コアパンチにより押出し成形することによって横断面環
状の異方性希土類磁石を1ヒート加工で製造する構成と
したことを特徴としている。また、請求項第(2)項に
記載された発明では、請求項第(1)項に記載の方法に
おいて、冷間圧粉成形した予備成形体を用いる代りに、
粉末を直接加熱して、コアパンチとスリーブパンチとを
有する複動パンチにより一様に加圧圧縮する構成とした
ことを特徴としている。さらに、請求項第(3)項に記
載された発明では、請求項第(1)項または第(2)項
に記載の方法において、スリーブパンチを後退させる代
りに、スリーブパンチで軽く一定圧力の圧縮応力を加工
材端面に付与した状態でコアパンチにより押出し成形す
る構成としたことを特徴としている。さらにまた、請求
項第(4)項に記載された発明では、請求項第(1)項
、第(2)項または第(3)項に記載の方法において、
加圧圧縮および押出し成形をITo r rよりも低圧
の真空下または不活性ガス雰囲気下で行う構成としたこ
とを特徴としている。さらにまた、請求項第(5)項に
記載された発明では、請求項第(1)項、第(3)項ま
たは第(4)項に記載の方法において、素材粉末を冷間
圧粉成形するにあたり、成形用型および粉末粒相互の潤
滑能を向上させるためにステアリン酸リチウムなどの潤
滑剤を2重量%以下混合することによってその圧粉密度
を向上させた予備成形体を用いる構成としたことを特徴
としている。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法においては
、前述したように、冷間圧粉成形した予@成形体(請求
項第(1)項の場合)あるいは素材粉末(請求項第(2
)項の場合)を、コアパンチとスリーブパンチを有する
2アクシヨンの複動パンチを用いて、650〜950℃
に加熱した素材を第1ステツプでは両パンチに同一の作
動を与えることにより、すなわち両パンチを一体として
作動させることにより一様に加圧圧縮することによって
、理論密度比99%以上の磁気的等方性の中実または中
空成形体よりなる圧粉成形素材を得たのち、そのまま第
2ステツプとして同一型内で、再ヒートなしに、コアパ
ンチのみで押出し成形することによってスリーブ状ない
しはリング状の横断面環状をなす異方性希土類磁石素材
を得るようにし、その後適宜着磁して異方性希土類永久
磁石となるようにしている。 なお、この第2ステツプではスリーブパンチは加工材端
面から完全に後退させてもよいが、請求項第(3)項に
記載したように、むしろ低い一定の圧力で加工材の端面
を加圧した状態を保つことによって成形割れの発生をよ
り一層確実に防止することができるようになる。 また、請求項第(4)項に記載したように、これらの成
形はITo r rよりも低圧の真空下又は不活性ガス
雰囲気下で650〜900℃の加熱下で行うことがより
望ましい。 本発明が適用されるR−Fe−B系磁石において、Rは
Ndで代表されるLa系の希土類元素であり、この磁石
には少量のCo、Dy2O3、Ga等の磁石特性を向上
させるための物質や、Ni 、Zn、Pb、A見等の耐
食性、耐熱性、加工性を改善するための物質を含有させ
ることができることはいうまでもないところである。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法では、素材
粉末あるいはそれを冷間圧粉成形した予m成形体を用い
て、磁気的等方性の中実または中空素材よりなる圧粉成
形素材を成形し、引つづきこれを押出し成形してスリー
ブ状ないしリング状等の横断面環状の磁石素材に成形す
るが、この際の押出し成形方法としては後方押出し成形
や前方押出し成形のいずれであっても可能である。これ
らの成形加工において、従来の場合、第1ステツプでは
粉末またはその予備成形体を加熱圧縮して磁気的等方性
の圧粉成形素材を成形し、第2ステツプでは再加熱して
別の成形型において押出し成形して磁気的異方性のスリ
ーブ状ないしはリング状の横断面環状に成形している。 しかるに、従来の場合、この材料は長時間加熱によって
結晶粒が成長してその磁気的特性が劣化してしまう。 そこで、本発明では、コアパンチとスリーブパンチのf
−jルアクションパンチヲ用いるこトニよってlヒート
でかつ1組の成形型で磁気的異方性のスリーブ状ないし
リング状をなす断面環状の永久磁石を得るようにしたも
のである。さらには、第2ステツプの押出し成形におい
て、加工材端面の自由表面にもスリーブパンチによって
一定の加圧圧縮を付与保持することによって、成形割れ
の発生をより一層効果的に防ぎ得るものとしている。 第1図は本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法の
実施態様を示すもので、希土類磁石の母材合金溶湯を超
急冷して薄帯とし、前記薄帯を粉砕した粉末を予@成形
し、慣用の粉末成形法で冷間成形された予備成形体を用
意する。この予備成形体の密度は理論密度比で70〜8
0%であり、一般的な成形方法によれば約80%である
。この予lil成形体は図示しない加熱手法によってあ
らかじめ650〜900℃、より望ましくは700〜8
00℃に予熱しておく0次いで、第1図(a)に示すよ
うに、前記予II成形体1をダイス2と、コアパンチ3
およびスリーブパンチ4を有する複動パンチ5と、対向
パンチ6とを備えた成形型7の成形空間7a内に入れ、
このとき、成形型7も図示しない方法で600〜900
℃、より望ましくは700〜800℃に予熱しておく、
また、予備成形体1が小型の場合には成形型7のみを予
熱して、予備成形体1は成形型7からの伝熱で加熱して
もよいし、予備成形体1が大型の場合には予@戒形体1
のみを予熱して、成形型7は室温のままで成形できる場
合もある。さらには予lil成形体1の代わりに、素材
粉末のまま成形型7の成形空間7a内にセットすること
も可能である。またこれら全体は密閉槽内に保持し、そ
の槽内雰囲気をITorrよりも低い圧力の真空とする
か、あるいはアルゴンガス等の不活性ガスを充満させて
酸化防止雰囲気としておくのも必要に応じて好ましい。 次に、複動パンチ5のコアバンチ3とスリーブパンチ4
をそれらの先端面3a 、4aが同一面となるように一
体で圧下して予備成形体1を均一に圧縮することによっ
て、第1図(b)に示すように、圧粉成形素材9を得る
。この際の加圧圧力としては、0 、5〜2 、 Ot
o n/ cm2程度、より望ましくは1〜l 、5
t on/cm2を与えるのがよい、これにより理論密
度比99%以上の圧粉成形素材(円柱状等方性磁石素材
)9を得る。 次いで、第1図(e)に示すように、複動パンチ5のう
ちコアバンチ3のみを圧下して後方押出しを行い、第1
図(b)の圧粉成形素材9をスリーブ状の横断面環状を
なす異方性希土類磁石素材10に成形する。この際の押
出し圧力はパンチ面圧で2〜5ton/cm2.より望
ましくは3〜4tb なお、この後方押出し時には内表面に成形割れが生じる
ことがないとはいえないため、その上端面10bに、ス
リーブパンチ4によって第1図(C)に矢印で示す方向
に圧縮応力を付与しておくことによって、この割れの発
生をより一層確実に防ぐことができるようになる。その
際の圧縮力としては、圧力で0.2〜1.0ton/c
m2.より望ましくは0.4〜0.6ton/Cm2を
与えるのがよい。 押出し成形の終了後、対向パンチ6を上昇させてスリー
ブ状をなす異方性希土類磁石素材10を成形型7からノ
ックアウトし、別途その底部10aを切断して除去した
のち半径方向に磁化することによって異方性希土類磁石
が得られる。 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法においては
、上記した後方押出しのほかに、前方押出し成形法を用
いることもでき、この前方押出しによる成形例を第2図
に基づいて説明する。 第2図に示す成形型7において、複動パンチ5のうちの
スリーブパンチ4はコアバンチ3にスライド可能に嵌合
したもので、第2図(a)に示すように、最初にコアバ
ンチ3の先端面3aとスリーブパンチ4の先端面4aと
をそろえた状態に保持して、ダイ2との成形空間7aに
予IiI戒形体をセットし、次いで対向パンチ6により
加圧圧縮して理論密度比99%以上の圧粉成形素材9と
する0次に、第2図(b)に示すように、コアパンチ3
を固定したまま対向パンチ6を圧下して、圧粉成形素材
9をスリーブ状の異方性希土類−磁石素材10に前方押
出し成形する。この場合、異方性希土類磁石素材10の
下端面10bにはスリーブパンチ4によって一定の圧縮
力を与えておくことにより成形割れの発生をより一層確
実に防ぐことができるようになる。 ところで、かかるスリーブ状成形品である異方性希土類
磁石素材10の成形において、半径方向に十分な磁気異
方性を生じさせるためには、押出し減面率として40〜
80%、より望ましくは55〜65%が必要である。し
たがって、薄肉のスリーブを得るためには、磁石素材と
して第1図および第2図に示したような円柱状の予@戒
形体1よりなる素材を用いると、押出し減面率が大きく
なりすぎる場合がある。 そこで、このような場合には、第3図に示すように厚肉
円筒形状の予備成形体1を素材とするのもよい、すなわ
ち、第3図(a)に示すようにダイス2と、コアパンチ
3およびスリーブパンチ4を有する複動パンチ5と、対
向パンチ6とを備えた成形型7の成形空間7a内に厚肉
円筒状の冷間圧粉成形した予備成形体1をセットし、次
いで第3図(b)に示すように、複動パンチ5のコアパ
ンチ3とスリーブパンチ4とを同時に圧下して、理論密
度比99%以上の等方性磁石素材である圧粉成形素材9
を得る。この際、コアパンチ3は厚肉円筒状の予備成形
体1の中空部1bの中に入り込む小径部3bを備えたも
のを使用しており、第3図(b)に示すように圧粉成形
素材9の中にコアパンチ3の小径部3bが入り込んだ状
態となっている。また対向パンチ6には前記コアパンチ
3の小径部3bを受は入れる中空部6bが設けである0
次に、第3図(C)に示すように、複動パンチ5のうち
コアパンチ3のみを圧下して薄肉のスリーブ状成形品で
ある異方性希土類磁石素材10に押出し成形する。この
間、異方性希土類磁石素材10の端面10bにスリーブ
パンチ4で一定圧縮力を付与しておけば、成形割れの発
生をより一層確実に防ぐことができるが、加圧しなくて
も成形は可能である。 (発明の作用) 本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法では、前述
した構成を有するものであるから、磁場中での成形を必
要とせず、塑性変形によって異方化を行うようにしたの
ち着磁する異方性の超急冷磁石において、これをスリー
ブ状ないしはリング状の断面環状に成形するに際して、
1ヒート加熱により高い磁気特性の異方性希土類磁石が
製造されるようになる。 (実施例) 笈亀豊ユ Nd13.5Fe80.5B8.0の組成を有する希土
類磁石の母材合金溶湯を超急冷して得た厚さ20ILm
の薄帯を粉砕して、大きさ約2001Lmのフレーク状
粉末を得た0次いで、この粉末に0.5重量%のステア
リン酸リチウムを均一に混合した後、慣用の粉末成形プ
レスを用いて外径29.5mm、高さ25mmの円柱状
予備成形体を得た。 続いて、この予備成形体を慣用の真空脱脂炉を用いて真
空度1O−2Torr、温度450℃。 保持時間30m1nで脱脂してステアリン酸リチウムを
蒸発除去した。この予!a戒形体の密度を測定した結果
は理論密度比で77%であった。 次に、この予備成形体の表面に潤滑剤としてグラファイ
ト粉末を塗布して乾燥した後、アルゴンガス雰囲気中で
2m1n加熱して750℃に昇温した後、直ちに第1図
に示したダイス2の内径30mmの成形型7の成形空間
7a内に装入した。この場合、成形型7はあらかじめ7
50℃に予熱しておき、アルゴンガス雰囲気中で、まず
、コアパンチ3およびスリーブパンチ4を同時に圧下し
て、加圧圧力1ton/cm2で均一に圧縮して圧粉成
形素材9を得た。なお、製造工程上は成形型7かち取り
出す必要はないが参考のために、この状態で圧粉成形素
材9を成形型7から取出し、冷却して寸法および密度を
測定した結果、直径30.1mm、高さ18.5mm、
理論密度比99.6%であった◆ 次に、上記と同じ成形工程により均一圧縮した圧粉成形
素材9を得た後、第1図(C)に示すように、直径24
mmのコアパンチ3のみを圧下して後方押出し成形して
スリーブ状の成形品である異方性希土類磁石素材10を
得た。この場合のコアパンチ3による加圧力は4.0t
on/cm2とし、スリーブパンチ4には加圧力0.6
ton/ c m 2の圧力を付与したまま成形品であ
る異方性希土類磁石素材10の端面10bの位置変化に
追随するようにしておいた。 この異方性希土類磁石素材10を冷却した後、アルゴン
雰囲気室から取出して寸法測定した結果、外径30.1
mm、内径24.1mm、高さ45mm、底厚3.5m
mであり、その内外表面には成形割れは皆無であった。 次に、このスリーブ状異方性希土類磁石素材10の底部
10aを切断して除去した後、これを半径方向に磁化し
て異方性希土類磁石となし、その半径方向の最大磁気エ
ネルギーを測定したところ31MG・Oeの優れた磁気
特性のものを得ることができた。 実施例2 上記と同じフレーク状の粉末を用い、その100gを秤
量して、アルゴン雰囲気中で800℃に予熱した第1図
に示した成形型7の成形空間7a内に粉末のままモして
加熱することなく装入した。この成形型7のダイス2の
内径は30 m mとした。 ついで、第1図(b)に示すようにコアパンチ3および
スリーブパンチ4を同時に圧下して加圧圧力1ton/
am′で加圧したまま2m1n保持して、成形型7から
の伝熱によって粉末を加熱すると同時に、その密度の向
上をはかった。 次にコアパンチ(直径24mm)3のみを圧下して後方
押出し成形することによって、スリーブ状の成形品であ
る異方性希土類磁石素材10を得た。この場合のコアパ
ンチ3の圧力は3.5ton/cm2とし、スリーブパ
ンチ4は後退させて加圧力が付与されないようにした。 次いで、上記異方性希土類磁石素材10を冷却した後、
アルゴン雰囲気室から取出して寸法測定した結果、外径
30.1mm、内径24.1mm、高さ45.5mm、
底厚3.4mmであった。但し、その内表面には深さ約
1.2mmの成形割れが生じていた。 次に、このスリーブ状成形品である異方性希土類磁石素
材10の底部10aを切断して除去した後、この内径部
分を研削することによって成形割れ部を除去して、内径
26.5mmとした。これを半径方向に磁化して異方性
希土類永久磁石となし、半径方向の最大磁気エネルギー
を測定した結果、28MG・Oeの優れた磁気特性のも
のを得ることができた。
本発明に係わる異方性希土類磁石の製造方法では、希土
類磁石の母材合金溶湯を超急冷して薄帯とし、前記薄帯
を粉砕した粉末を冷間圧粉成形した予(1成形体を65
0〜900℃に加熱して、コアパンチとスリーブパンチ
とを有する複動パンチにより一様に加圧圧縮して圧粉成
形素材の理論密度を99%以上に高めた後にスリーブパ
ンチを後退させてコアパンチにより押出し成形すること
によって横断面環状の異方性希土類磁石を1ヒート加工
で製造するようにしており、上記製造方法において、冷
間圧粉成形した予@戊形体を用いる代りに、粉末を直接
加熱して、コアパンチとスリーブパンチとを有する複動
パンチにより一様に加圧圧縮するようにしており、さら
に上記製造方法において、スリーブパンチを後退させる
代りに、スリーブパンチで軽く一定圧力の圧縮応力を加
工材端面に付与した状態でコアパンチにより押出し成形
するようにしており、さらにまた上記製造方法において
、加圧圧縮および押出し成形をITorrよりも低圧の
真空下または不活性ガス雰囲気下で行うようにしており
、さらにまた上記製造方法において、素材粉末を冷間圧
粉成形するにあたり、成形用型および粉末粒相互の潤滑
能を向上させるためにステアリン酸リチウムなどの潤滑
剤を2重量%以下混合することによってその圧粉密度を
向上させた予備成形体を用いるようにしたから、磁場中
での成形を必要とせず、塑性変形によって異方化を行う
ようにしたのち着磁する異方性の超急冷永久磁石におい
て、これをスリーブ状ないしはリング状の横断面環状に
成形するに際して、1ヒート加熱により高い磁気特性の
異方性永久磁石とすることが可能であり、かつまた加圧
圧縮して理論密度を99%以上に高める加圧圧縮と、ス
リーブ状ないしはリング状に成形する押出し成形とを同
一の成形型で行っているため型費用の著しい低減をはか
ることが可能であり、さらにはとくにスリーブ状ないし
はリング状の内面における割れの発生をも防止すること
が可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。 そして。 従来のように、理論密度比99%以上の加圧圧縮と塑性
加工とを別々の成形型でおこないモして2ヒートの加熱
を行う場合のように、長時間加熱で結晶粒が粗大化する
ことによる磁気特性の低下がないという著しく優れた効
果がもたらされる。
類磁石の母材合金溶湯を超急冷して薄帯とし、前記薄帯
を粉砕した粉末を冷間圧粉成形した予(1成形体を65
0〜900℃に加熱して、コアパンチとスリーブパンチ
とを有する複動パンチにより一様に加圧圧縮して圧粉成
形素材の理論密度を99%以上に高めた後にスリーブパ
ンチを後退させてコアパンチにより押出し成形すること
によって横断面環状の異方性希土類磁石を1ヒート加工
で製造するようにしており、上記製造方法において、冷
間圧粉成形した予@戊形体を用いる代りに、粉末を直接
加熱して、コアパンチとスリーブパンチとを有する複動
パンチにより一様に加圧圧縮するようにしており、さら
に上記製造方法において、スリーブパンチを後退させる
代りに、スリーブパンチで軽く一定圧力の圧縮応力を加
工材端面に付与した状態でコアパンチにより押出し成形
するようにしており、さらにまた上記製造方法において
、加圧圧縮および押出し成形をITorrよりも低圧の
真空下または不活性ガス雰囲気下で行うようにしており
、さらにまた上記製造方法において、素材粉末を冷間圧
粉成形するにあたり、成形用型および粉末粒相互の潤滑
能を向上させるためにステアリン酸リチウムなどの潤滑
剤を2重量%以下混合することによってその圧粉密度を
向上させた予備成形体を用いるようにしたから、磁場中
での成形を必要とせず、塑性変形によって異方化を行う
ようにしたのち着磁する異方性の超急冷永久磁石におい
て、これをスリーブ状ないしはリング状の横断面環状に
成形するに際して、1ヒート加熱により高い磁気特性の
異方性永久磁石とすることが可能であり、かつまた加圧
圧縮して理論密度を99%以上に高める加圧圧縮と、ス
リーブ状ないしはリング状に成形する押出し成形とを同
一の成形型で行っているため型費用の著しい低減をはか
ることが可能であり、さらにはとくにスリーブ状ないし
はリング状の内面における割れの発生をも防止すること
が可能であるという著しく優れた効果がもたらされる。 そして。 従来のように、理論密度比99%以上の加圧圧縮と塑性
加工とを別々の成形型でおこないモして2ヒートの加熱
を行う場合のように、長時間加熱で結晶粒が粗大化する
ことによる磁気特性の低下がないという著しく優れた効
果がもたらされる。
第1図(a)(b)(c)は本発明の一実施態様におけ
る異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々断面
説明図、第2図(a)(b)は本発明の他の実施態様に
おける異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々
断面説明図、第3図(a)(b)(c)は本発明の他の
実施態様における異方性希土類磁石の製造方法を工程順
に示す各々断面説明図、第4図(a)(b)(c)は従
来の異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々断
面説明図である。 1・・・予@戒形体、 2・・・ダイス、 3・・・コアパンチ、 4・・・スリーブパンチ、 5・・・複動パンチ、 7・・・成形型。 9・・・圧粉成形素材、 10・・・異方性希土類磁石素材。 第1図(G) 第1図(b) @2図(0) 第2図(b) 第3図((]) 第3図(b) 第3「マ<c>
る異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々断面
説明図、第2図(a)(b)は本発明の他の実施態様に
おける異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々
断面説明図、第3図(a)(b)(c)は本発明の他の
実施態様における異方性希土類磁石の製造方法を工程順
に示す各々断面説明図、第4図(a)(b)(c)は従
来の異方性希土類磁石の製造方法を工程順に示す各々断
面説明図である。 1・・・予@戒形体、 2・・・ダイス、 3・・・コアパンチ、 4・・・スリーブパンチ、 5・・・複動パンチ、 7・・・成形型。 9・・・圧粉成形素材、 10・・・異方性希土類磁石素材。 第1図(G) 第1図(b) @2図(0) 第2図(b) 第3図((]) 第3図(b) 第3「マ<c>
Claims (5)
- (1)希土類磁石の母材合金溶湯を超急冷して薄帯とし
、前記薄帯を粉砕した粉末を冷間圧粉成形した予備成形
体を650〜900℃に加熱して、コアパンチとスリー
ブパンチとを有する複動パンチにより一様に加圧圧縮し
て圧粉成形素材の理論密度を99%以上に高めた後にス
リーブパンチを後退させてコアパンチにより押出し成形
することによって横断面環状の異方性希土類磁石を1ヒ
ート加工で製造することを特徴とする異方性希土類磁石
の製造方法。 - (2)請求項第(1)項に記載の方法において、冷間圧
粉成形した予備成形体を用いる代りに、粉末を直接加熱
して、コアパンチとスリーブパンチとを有する複動パン
チにより一様に加圧圧縮することを特徴とする異方性希
土類磁石の製造方法。 - (3)請求項第(1)項または第(2)項に記載の方法
において、スリーブパンチを後退させる代りに、スリー
ブパンチで軽く一定圧力の圧縮応力を加工材端面に付与
した状態でコアパンチにより押出し成形することを特徴
とする異方性希土類磁石の製造方法。 - (4)請求項第(1)項,第(2)項または第(3)項
に記載の方法において、加圧圧縮および押出し成形を1
Torrよりも低圧の真空下または不活性ガス雰囲気下
で行うことを特徴とする異方性希土類磁石の製造方法。 - (5)請求項第(1)項,第(3)項または第(4)項
に記載の方法において、素材粉末を冷間圧粉成形するに
あたり、成形用型および粉末粒相互の潤滑能を向上させ
るためにステアリン酸リチウムなどの潤滑剤を2重量%
以下混合することによってその圧粉密度を向上させた予
備成形体を用いることを特徴とする異方性希土類磁石の
製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198172A JP2830125B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 異方性希土類磁石の製造方法 |
| DE69003720T DE69003720T3 (de) | 1989-04-14 | 1990-04-10 | Verfahren und Vorrichtung für die Herstellung eines anisotropen Seltenerd-Magneten. |
| AT90303835T ATE95627T1 (de) | 1989-04-14 | 1990-04-10 | Verfahren und vorrichtung fuer die herstellung eines anisotropen seltenerd-magneten. |
| EP90303835A EP0392799B2 (en) | 1989-04-14 | 1990-04-10 | Method and apparatus for producing anisotropic rare earth magnet |
| US07/507,438 US4963320A (en) | 1989-04-14 | 1990-04-11 | Method and apparatus for producing anisotropic rare earth magnet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198172A JP2830125B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 異方性希土類磁石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0362507A true JPH0362507A (ja) | 1991-03-18 |
| JP2830125B2 JP2830125B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16386670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1198172A Expired - Lifetime JP2830125B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-07-31 | 異方性希土類磁石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830125B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103894607A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-02 | 上海交通大学 | 各向异性环形磁体的成型方法及其模具 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1198172A patent/JP2830125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103894607A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-02 | 上海交通大学 | 各向异性环形磁体的成型方法及其模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2830125B2 (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5039292A (en) | Device for manufacturing magnetically anisotropic magnets | |
| US4963320A (en) | Method and apparatus for producing anisotropic rare earth magnet | |
| KR102045400B1 (ko) | 희토류 영구자석의 제조방법 | |
| JPH03274713A (ja) | 薄肉長尺リング状磁石成形体の成形方法 | |
| CN105185562A (zh) | 一种烧结钕铁硼磁体的制备方法 | |
| JPH07120576B2 (ja) | 鋳造希土類―鉄系永久磁石の製造方法 | |
| JPH0362507A (ja) | 異方性希土類磁石の製造方法 | |
| JP2800249B2 (ja) | 希土類異方性磁石の製造方法 | |
| JPH04134804A (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
| KR0159651B1 (ko) | 이방성 희토류 영구자석 제조방법 | |
| JPH03290906A (ja) | 温間加工磁石及びその製造方法 | |
| KR100225497B1 (ko) | RE-TM-B 합금을 기초로 하는 영구자석 제조방법(METHOD FOR MANUFACTURING PERMANENT MAGNET BASED ON Re-TM-B ALLOY) | |
| EP0565363B1 (en) | Method for producing anisotropic rare earth magnet | |
| JP2757442B2 (ja) | ラジアル異方性永久磁石の製造方法 | |
| US5342574A (en) | Method for producing anisotropic rare earth magnet | |
| JPH09124372A (ja) | 希土類磁石の製造法 | |
| JP4127599B2 (ja) | 焼結体の製造方法及びこれにより製造される焼結体と磁歪材料 | |
| JP2794704B2 (ja) | 異方性永久磁石の製造方法 | |
| JPS63286515A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
| JPH04352402A (ja) | 円弧形状磁石およびその製造方法 | |
| KR100198358B1 (ko) | 희토류계 고에너지 영구자석 제조방법 | |
| JPS63227701A (ja) | 希土類元素含有合金製永久磁石の製造方法 | |
| JPH01175207A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
| KR20240092866A (ko) | 이방성 희토류 벌크자석의 제조방법 | |
| JPH01208813A (ja) | 希土類磁石の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |