JPH0362716B2 - - Google Patents

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JPH0362716B2
JPH0362716B2 JP4039386A JP4039386A JPH0362716B2 JP H0362716 B2 JPH0362716 B2 JP H0362716B2 JP 4039386 A JP4039386 A JP 4039386A JP 4039386 A JP4039386 A JP 4039386A JP H0362716 B2 JPH0362716 B2 JP H0362716B2
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JP
Japan
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acid
ammonium
hydroxycholenic
ammonium salt
alkali metal
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JP4039386A
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JPS62198698A (ja
Inventor
Junichi Oshida
Kenji Ishimaru
Hideki Tsuruta
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、1α−ヒドロキシコレン酸及びその
製造法に関する。さらに詳細には、本発明は1α
位に水酸基を有する1α−ヒドロキシコレン酸及
びその製造法に関する。本発明で提供される1α
−ヒドロキシコレン酸は、1α−ヒドロキシビタ
ミンD誘導体類を合成する際の中間体として有用
な化合物である。
<従来の技術> 本発明で提供される1α−ヒドロキシコレン酸
は、本発明者の知るかぎり文献未載の新規化合物
であり、また、前記式[]で表わされる1,2
−エポキシステロイドを液体アンモニアの存在下
アルカリ金属及びアンモニウム塩と反応せしめる
ことを特徴とする1α−ヒドロキシコレン酸の製
造法についても知られていない。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明者らは、1α−ヒドロキシコレン酸を得
ることを目的として鋭意研究した結果、コレン酸
を酸化して対応する1,4,6−トリエン−3−
オン体とし、次いでアルカリの存在下過酸化水素
水で処理し、1,2−エポキシステロイドとし、
これを液体アンモニアの存在下アルカリ金属及び
アンモニウム塩と反応せしめることによつて目的
とする1α−ヒドロキシコレン酸が得られること
を見出し、本発明に到達したものである。
しかして本発明の目的は、1α位に水酸基を有
する1α−ヒドロキシコレン酸及びその製造法を
提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明によれば、下記式[] で表わされる1α−ヒドロキシコレン酸及びその
製造法が提供される。
1α−ヒドロキシコレン酸は、下記式[] で表わされる1,2−エポキシステロイドを液体
アンモニアの存在下アルカリ金属及びアンモニウ
ム塩と反応せしめることによつて得られる。
本発明の方法に用いられる1,2−エポキシス
テロイドは、コレン酸の酸化次いでエポキシ化す
ることによつて得ることができる。
本発明方法において用いられる液体アンモニア
には特に制限はないが、あらかじめ蒸留精製等を
して水分を出来るだけ除いたものが好ましく用い
られる。その使用量は、1,2−エポキシステロ
イドに対し重量で5〜500倍、特に好ましくは10
〜200倍で用いるのが良い。
また、使用されるアルカリ金属とは例えばリチ
ウム、ナトリウム等が好ましく用いられる。その
使用量は、1,2−エポキシステロイドに対し過
剰に用いられる。
すなわち、5〜250倍量(原子対当量倍)特に
好ましくは10〜200倍量で用いられる。
本発明の方法においては、反応を円滑にすすめ
るために1,2−エポキシステロイドを溶解する
有機溶媒を用いるのが好ましい。
このような有機溶媒としては、例えばエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,
2−ジメトキシエタン等のエーテル類、リグロイ
ン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂
肪族炭化水素類あるいはこれらの任意の2種以上
の混合溶媒を好ましいものとしてあげることがで
きる。
これらの溶媒は、使用する液体アンモニアに対
し等容量以上で用いるのが好ましい。
本発明方法においては、さらにアンモニウム塩
が用いられる。アンモニウム塩はプロトン供与体
として作用するものである。アンモニウム塩とし
ては、有機酸のアンモニウム塩、無機酸のアンモ
ニウム塩のいずれでも用いることができる。
これらの具体例としては、例えば塩化アンモニ
ウム、臭化アンモニウム、炭酸アンモニウム、硫
酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸水
素アンモニウム、酢酸アンモニウム、ギ酸アンモ
ニウム、安息香酸アンモニウム、ベンゼンスルホ
ン酸アンモニウム等を挙げることができる。これ
らのうち、特に塩化アンモニウムの如き無機酸の
アンモニウム塩が好ましい。これらアンモニウム
塩の使用量は用いたアルカリ金属に対し等モル以
上、好ましくは等モル〜10倍モルの範囲である。
アンモニウム塩の添加方法により、本発明方法
の実施態様を分ければ、以下の如く分けられる。
これらのいずれの態様も採用しうる。
(1) 液体アンモニアとアルカリ金属との系に1,
2−エポキシステロイドを加えたのち、アンモ
ニウム塩を加える。この際、アンモニウム塩を
2回以上に分割して少量ずつ反応系に添加する
のがより好ましい。
(2) 液体アンモニアとアルカリ金属の系に最初か
ら少割合の(望ましくは、使用したアルカリ金
属の0.7倍モル以下の)アンモニウム塩を添加
しておき、これに1,2−エポキシステロイド
を加え、次いで残りのアンモニウム塩を添加す
る。
(3) 液体アンモニウムとアルカリ金属との系に
1,2−エポキシステロイドとアンモニウム塩
とを同時に少量ずつ添加する。
これらの方法のうち(1)の方法が特に好ましい。
反応温度は通常−80℃〜反応系中における液体ア
ンモニアの還流温度以下の温度で行われる。
また、前述のプロトン供与体をすべて添加した
のちは、通常液体アンモニアの還流下過剰に使用
したアルカリ金属が完全に分解されるまで反応を
行なうのが好ましい。
かくして上記式[]で表わされる1α−ヒド
ロキシコレン酸が製造されるが、反応混合物より
これを単離精製するには例えばカラムクロマトグ
ラフイー、高速液体クロマトグラフイー、或いは
再結晶等の通常の方法による。
<発明の効果> 本発明により提供される1α−ヒドロキシコレ
ン酸は、1α,25−ジヒドロキシビタミンD3−26,
23−ラクトンなどの活性型ビタミンD3の合成中
間体として極めて有用である。
以下に本発明の実施例により更に詳細に説明す
る。
参考例 1 コル−1,4,6−トリエン−3−オン−24−
オイツク酸の合成 10gのコレン酸を160mのジオキサンに溶解
し窒素気流下105〜110℃で加熱撹拌した。20gの
2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−
ベンゾキノンを四等分し1時間毎に添加した。添
加後更に17時間反応を続けた。室温まで冷却後生
成物を濾過し、ジオキサンで洗浄後瀘液を濃縮し
た。
この様にして得られた粗生成物をシリカゲルカ
ラム(メルク7734)で精製し(展開溶剤:クロロ
ホルム−ヘキサン系)7.16gのコル−1,4,6
−トリエン−3−オン−24−オイツク酸を得た。
収率73.2% このものは以下の物性値を有していた。
NMR(CDCl3:δppm) 0.790(3H,s)0.948(3H,d J=5.9Hz)
1.198(3H,s)5.9〜6.4(4H,m)7.07(1H,d
J=10.3Hz) UV(λmax EtOH)223nm,257nm,301nm IR(KBr:cm-1) 2980,2945,1730,1650,1600 参考例 2 1α,2α−エポキシコル−4,6−ジエン−3
−オン−24−オイツク酸の合成 29.25gのコル−1,4,6−トリエン−3−
オン−24−オイツク酸を1.461のメタノール及び
0.291のテトラヒドロフランに溶解した。77.2ml
の5%水酸化ナトリウム−メタノールを加え更に
40mlの30%過酸化水素水を加え室温で撹拌した。
2時間後更に20mlの5%水酸化ナトリウム−メタ
ノール、20mlの30%過酸化水素水を加え室温で16
時間放置した。7mlの酢酸を加え反応液のPHを6
とした後、約1/4に濃縮した。水を加え酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し芒硝
より乾燥した。濾過濃縮後得られた粗生成物をシ
リカゲルカラム(メルク7734)で精製し(展開溶
剤:ベンゼン−酢酸エチル系)21.6gの1α,2α−
エポキシコル−4,6−ジエン−3−オン−24−
オイツク酸を得た。収率70.8% このものは以下の物性値を有していた。
NMR(CDCl3:δppm) 0.779(3H,s)0.956(3H,d J=5.4Hz)
1.182(3H,s)3.444(1H,dd J=3.9&2.0Hz)
3.585(1H,d J=3.9Hz)5.642(1H,d J=
2.0Hz)6.076(2H,s) UV(λmax EtOH)291nm IR(KBr:cm-1) 2960,2930,1730,1645,1610 実施例 1 1α−ヒドロキシコレン酸の合成 滴下ロートとドライアイス冷却器を備えた2
の三つ口フラスコに、アセトン−ドライアイス冷
媒でフラスコを冷却しながら600mlのアンモニア
をトラツプした。12.6のリチウムを三等分し10分
毎に添加した。1時間撹拌後10.0gの1α,2α−エ
ポキシコル−4,6−ジエン−3−オン−24−オ
イツク酸を600mlのテトラヒドロフランに溶解し
た溶液を1.5時間で滴下した。更に1.5時間撹拌
後、充分乾燥した209gの塩化アンモニウム粉末
を1時間40分かけてゆつくり添加した。1時間撹
拌後、アセトン−ドライアイス冷媒を除去し一晩
窒素を吹き込んでアンモニアを留去した。殘渣に
水を加え更に酢酸エチルを加えた。6N−塩酸を
加え水層のPHを2とした後抽出しさ。抽出液を飽
和食塩水で洗浄し芒硝より乾燥した。濾過濃縮後
得られた粗生成物をシリカゲルカラム(メルク
7734)で精製し(展開溶剤:ベンゼン−アセトン
系)6.83gの1α−ヒドロキシコレン酸を得た。
収率67.2% このものは以下の物性値を有していた。
NMR(CDCl3:δppm) 0.67(3H,s)1.1(3H,s)3.5〜4.2(2H,m)
5.3〜5.6(1H,m) IR(KBr:cm-1)3300,2930,1735。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[] で表わされる1α−ヒドロキシコレン酸。 2 下記式[] で表わされる1,2−エポキシステロイドを液体
    アンモニアの存在下、アルカリ金属及びアンモニ
    ウム塩と反応せしめることを特徴とする下記式
    [] で表わされる1α−ヒドロキシコレン酸の製造法。
JP4039386A 1986-02-27 1986-02-27 スピードスプレイヤ用噴霧ノズル Granted JPS62198698A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4039386A JPS62198698A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 スピードスプレイヤ用噴霧ノズル

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JP4039386A JPS62198698A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 スピードスプレイヤ用噴霧ノズル

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JPS62198698A JPS62198698A (ja) 1987-09-02
JPH0362716B2 true JPH0362716B2 (ja) 1991-09-26

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