JPH036554Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036554Y2 JPH036554Y2 JP1983082656U JP8265683U JPH036554Y2 JP H036554 Y2 JPH036554 Y2 JP H036554Y2 JP 1983082656 U JP1983082656 U JP 1983082656U JP 8265683 U JP8265683 U JP 8265683U JP H036554 Y2 JPH036554 Y2 JP H036554Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- hole
- oil
- outer end
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両制動時の車体前部の沈み込みを防
止するようにしたフロントフオークのアンチダイ
ブ機構の改良に関する。
止するようにしたフロントフオークのアンチダイ
ブ機構の改良に関する。
例えば、走行中の二輪車に制動をかけると、慣
性により車体重心が前方へ移動し、車体前部が沈
み込む現象が生じ、この現象のために操縦安定性
が害される。
性により車体重心が前方へ移動し、車体前部が沈
み込む現象が生じ、この現象のために操縦安定性
が害される。
そこで、この現象を防止する所謂アンチダイブ
機構をフロントフオークに設けることが行なわ
れ、このアンチダイブ機構としては今まで種々提
案されている。
機構をフロントフオークに設けることが行なわ
れ、このアンチダイブ機構としては今まで種々提
案されている。
例えば、ボトムケース側部にピストンケースを
固着して該ケース内に油路を形成し、ボトムケー
スには該油路に開口する油孔を穿設し、該油孔を
開閉するピストンを前記ピストンケースに摺動自
在に支持するとともに、該ピストンの外端部を制
動部材に連結し、制動時に前記制動部材に連結さ
れたピストンを摺動させて前記油孔を閉塞するこ
とにより、フロントフオーク内に封入された作動
油の流動を遮断する式のアンチダイブ機構が知ら
れている。
固着して該ケース内に油路を形成し、ボトムケー
スには該油路に開口する油孔を穿設し、該油孔を
開閉するピストンを前記ピストンケースに摺動自
在に支持するとともに、該ピストンの外端部を制
動部材に連結し、制動時に前記制動部材に連結さ
れたピストンを摺動させて前記油孔を閉塞するこ
とにより、フロントフオーク内に封入された作動
油の流動を遮断する式のアンチダイブ機構が知ら
れている。
ところで、斯かるアンチダイブ機構において
は、前記ピストンと制動部材とは金属製のピンで
直接連結されていたため、作動時に金属音が発生
するという不具合があつた。
は、前記ピストンと制動部材とは金属製のピンで
直接連結されていたため、作動時に金属音が発生
するという不具合があつた。
又ピストンと制動部材を直接ロツドで連結して
いたため、これら部材の組立時にこれら製作上の
寸法誤差等を吸収する箇所が存在せず、ために高
い加工精度が要求され、又組付に難を伴つてい
た。
いたため、これら部材の組立時にこれら製作上の
寸法誤差等を吸収する箇所が存在せず、ために高
い加工精度が要求され、又組付に難を伴つてい
た。
本考案は斯かる不具合を有効に解消すべく成さ
れたもので、その目的とする処は、作動時に金属
音が発生せず、構成部品の寸法誤差を吸収して組
付性の向上を図ることができるようにしたフロン
トフオークのアンチダイブ機構を提供するにあ
る。
れたもので、その目的とする処は、作動時に金属
音が発生せず、構成部品の寸法誤差を吸収して組
付性の向上を図ることができるようにしたフロン
トフオークのアンチダイブ機構を提供するにあ
る。
斯かる目的を達成すべく本考案は、ボトムケー
ス内にフオークパイプを摺動自在に挿入嵌合し、
前記ボトムケース側部にピストンケースを固着し
て該ケース内に油路を形成し、ボトムケースには
該油路に開口する油孔を穿設し、制動時に該油孔
を閉塞するピストンを前記ピストンケースに摺動
自在に嵌合保持せしめ、該ピストンの外端部を外
部に露出させるとともに該外端部に挿通するピン
を介して該外端部を制動部材に連結して成るフロ
ントフオークのアンチダイブ機構において、前記
ピストン、制動部材の何れか一方に穿設した円孔
に弾性リングを介して円形連結部材を嵌合し、該
円形連結部材に長円形孔を形成し、該長円形孔の
寸法を、前記制動部材の回動支点を中心とする回
動方向に短かく、且つ回動方向と直交する方向に
長く形成し、該長円形孔に前記ピンを挿通すると
ともに該ピンにてピストン外端部を制動部材に連
結したことを特徴とする。
ス内にフオークパイプを摺動自在に挿入嵌合し、
前記ボトムケース側部にピストンケースを固着し
て該ケース内に油路を形成し、ボトムケースには
該油路に開口する油孔を穿設し、制動時に該油孔
を閉塞するピストンを前記ピストンケースに摺動
自在に嵌合保持せしめ、該ピストンの外端部を外
部に露出させるとともに該外端部に挿通するピン
を介して該外端部を制動部材に連結して成るフロ
ントフオークのアンチダイブ機構において、前記
ピストン、制動部材の何れか一方に穿設した円孔
に弾性リングを介して円形連結部材を嵌合し、該
円形連結部材に長円形孔を形成し、該長円形孔の
寸法を、前記制動部材の回動支点を中心とする回
動方向に短かく、且つ回動方向と直交する方向に
長く形成し、該長円形孔に前記ピンを挿通すると
ともに該ピンにてピストン外端部を制動部材に連
結したことを特徴とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図は本考案に係るアンチダイブ機構を備え
るフロントフオークの一部破断側面図、第2図は
ピストン外端部の拡大詳細図である。
るフロントフオークの一部破断側面図、第2図は
ピストン外端部の拡大詳細図である。
第1図に示すフロントフオーク1において2は
上端が開口したボトムケースであり、該ボトムケ
ース2の内部には上方よりフオークパイプ3が上
下摺動自在に挿入嵌合されている。又ボトムケー
ス2内底部には図示の如く上端が開口したシート
パイプ4がボルト5にて植設されており、該シー
トパイプ4の先端ピストン部4aは前記フオーク
パイプ3の内周に摺接している。更にこのシート
パイプ4の下端部には油孔4b…が穿設されてお
り、又これの外周には上下2段のオイルロツクピ
ース6,7が上下摺動自在に嵌合されて設けられ
ている。そして、上方のピース6はストツパリン
グ8にて上動を規制されており、両ピース6,7
間には図示の如くスプリング9が縮装されてい
る。
上端が開口したボトムケースであり、該ボトムケ
ース2の内部には上方よりフオークパイプ3が上
下摺動自在に挿入嵌合されている。又ボトムケー
ス2内底部には図示の如く上端が開口したシート
パイプ4がボルト5にて植設されており、該シー
トパイプ4の先端ピストン部4aは前記フオーク
パイプ3の内周に摺接している。更にこのシート
パイプ4の下端部には油孔4b…が穿設されてお
り、又これの外周には上下2段のオイルロツクピ
ース6,7が上下摺動自在に嵌合されて設けられ
ている。そして、上方のピース6はストツパリン
グ8にて上動を規制されており、両ピース6,7
間には図示の如くスプリング9が縮装されてい
る。
一方、前記フオークパイプ3の上端はフオーク
ボルト10にて閉塞されており、又これの下部内
周にはシートパイプ4の外周に摺接するフリーバ
ルブ11及びその内周部が最圧縮行程において前
記オイルロツクピース6外周に嵌合するオイルロ
ツクカラー12が嵌装されている。そして、フオ
ークパイプ3内の前記フオークボルト10とシー
トパイプ4の上端面との間には図示の如くコイル
スプリンング13が張架されている。尚第1図中
14はリバウンドスプリングである。
ボルト10にて閉塞されており、又これの下部内
周にはシートパイプ4の外周に摺接するフリーバ
ルブ11及びその内周部が最圧縮行程において前
記オイルロツクピース6外周に嵌合するオイルロ
ツクカラー12が嵌装されている。そして、フオ
ークパイプ3内の前記フオークボルト10とシー
トパイプ4の上端面との間には図示の如くコイル
スプリンング13が張架されている。尚第1図中
14はリバウンドスプリングである。
斯くしてフロントフオーク1の内部はシートパ
イプ内・外室S1,S2及び上部室S3に区画され、こ
れら室S1,S2,S3内には作動油が封入され、特に
上部室S3の上部は気体で占められている。
イプ内・外室S1,S2及び上部室S3に区画され、こ
れら室S1,S2,S3内には作動油が封入され、特に
上部室S3の上部は気体で占められている。
ところで、ボトムケース2の下部外周の一部は
図示の如く少しく外方へ突出して厚肉部2aを形
成しており、該厚肉部2aには前記シートパイプ
内・外室S1,S2を相連通せしめる油路15が一体
に形成されており、又このボトムケース2には上
記油路15に連通する油路16が貫設されてい
る。
図示の如く少しく外方へ突出して厚肉部2aを形
成しており、該厚肉部2aには前記シートパイプ
内・外室S1,S2を相連通せしめる油路15が一体
に形成されており、又このボトムケース2には上
記油路15に連通する油路16が貫設されてい
る。
上記油路16にはアジヤスタ17が回動自在に
嵌合保持されており、これの外端部には調整ダイ
ヤル18が固定されている。又このアジヤスタ1
7は有底円筒部17aを有し、該円筒部17aの
周壁には前記油路15に選択的に開口する複数の
異径オリフイス17b…が設けられている。
嵌合保持されており、これの外端部には調整ダイ
ヤル18が固定されている。又このアジヤスタ1
7は有底円筒部17aを有し、該円筒部17aの
周壁には前記油路15に選択的に開口する複数の
異径オリフイス17b…が設けられている。
一方、ボトムケース2の下部の別の場所には本
考案に係るアンチダイブ機構20が設けられてい
る。
考案に係るアンチダイブ機構20が設けられてい
る。
上記アンチダイブ機構において21はボルト2
2…にてボトムケース2側部に締結されたピスト
ンケースであり、該ピストンケース21の内部に
はボトムケース2外周にて区画される油路23が
形成されており、該油路23はボトムケース2に
穿設された油孔2bを介してシートパイプ外室S2
に連通している。
2…にてボトムケース2側部に締結されたピスト
ンケースであり、該ピストンケース21の内部に
はボトムケース2外周にて区画される油路23が
形成されており、該油路23はボトムケース2に
穿設された油孔2bを介してシートパイプ外室S2
に連通している。
又上記ピストンケース21の上部には円孔21
aが穿設されており、該円孔21aには図示の如
くピストン24が摺動自在に挿通嵌合しており、
該ピストン24はスプリング25にて常時外方へ
弾発付勢されている。
aが穿設されており、該円孔21aには図示の如
くピストン24が摺動自在に挿通嵌合しており、
該ピストン24はスプリング25にて常時外方へ
弾発付勢されている。
而して上記ピストン24の油路23内に臨む一
端は外方へ折曲されて鍔部24aを構成してお
り、該鍔部24aとピストンケース21間にはリ
ング状の弾性パツキン26が介設されている。又
ボトムケース2に設けた前記油孔2bの周囲に設
けられたリング状凹部2c内にはリング状の弾性
パツキン27が嵌合保持されている。尚第1図中
28はダストブーツである。
端は外方へ折曲されて鍔部24aを構成してお
り、該鍔部24aとピストンケース21間にはリ
ング状の弾性パツキン26が介設されている。又
ボトムケース2に設けた前記油孔2bの周囲に設
けられたリング状凹部2c内にはリング状の弾性
パツキン27が嵌合保持されている。尚第1図中
28はダストブーツである。
ところで、ボトムケース2の側方に突出するブ
ラケツト2dにはブレーキキヤリパ50の一端が
ピン51にて回動自在に枢着されており、該キヤ
リパ50の他端は次のようにして前記ピストン2
4の外端部に枢着連結されている。
ラケツト2dにはブレーキキヤリパ50の一端が
ピン51にて回動自在に枢着されており、該キヤ
リパ50の他端は次のようにして前記ピストン2
4の外端部に枢着連結されている。
即ち、ピストン24の外端部には第2図に詳細
に示す如く円孔24bが穿設されており、該円孔
24bには中央に長円形孔29aを穿設して成る
円形連結部材29が弾性リング30を介して嵌合
保持されている。前記長円形孔29aはブレーキ
キヤリパ50のピン51を中心とする回動方向に
短かく、これと直交する方向に長く形成されてい
る。
に示す如く円孔24bが穿設されており、該円孔
24bには中央に長円形孔29aを穿設して成る
円形連結部材29が弾性リング30を介して嵌合
保持されている。前記長円形孔29aはブレーキ
キヤリパ50のピン51を中心とする回動方向に
短かく、これと直交する方向に長く形成されてい
る。
而してブレーキキヤリパ50のピストン24の
外端部とは前記連結部材29の長円形孔29aに
挿通するピン52にて枢着連結されている。ピン
52はブレーキキヤリパ50の回動方向において
常時長円形孔29aの壁部と接触する。
外端部とは前記連結部材29の長円形孔29aに
挿通するピン52にて枢着連結されている。ピン
52はブレーキキヤリパ50の回動方向において
常時長円形孔29aの壁部と接触する。
尚ブレーキキヤリパ50はブレーキレバーの操
作で圧力を発生する不図示のマスタシリンダから
供給される圧力で駆動され、前車軸と一体に回転
するブレーキデイスク53の両面に圧着して両者
50,53の圧着面に作用する摩擦力によつて制
動をかけるものである。
作で圧力を発生する不図示のマスタシリンダから
供給される圧力で駆動され、前車軸と一体に回転
するブレーキデイスク53の両面に圧着して両者
50,53の圧着面に作用する摩擦力によつて制
動をかけるものである。
次に本フロントフオーク1の作用を説明する。
まず、圧縮行程においてフオークパイプ3がボ
トムケース2及びシートパイプ4に対して下動す
れば、シートパイプ外室S2の容積は減少し、この
減少分に相当する量の油の一部はシートパイプ外
室S2から油孔2b、油路23,16、油孔4bを
通つてシートパイプ内室S1内に流入し、他の残り
の油は油路15、アジヤスタ17に設けたオリフ
イス17b…のうち油路15に開口する一つのオ
リフイス、油路16、油孔4bを通つてシートパ
イプ内室S1内に流入する。
トムケース2及びシートパイプ4に対して下動す
れば、シートパイプ外室S2の容積は減少し、この
減少分に相当する量の油の一部はシートパイプ外
室S2から油孔2b、油路23,16、油孔4bを
通つてシートパイプ内室S1内に流入し、他の残り
の油は油路15、アジヤスタ17に設けたオリフ
イス17b…のうち油路15に開口する一つのオ
リフイス、油路16、油孔4bを通つてシートパ
イプ内室S1内に流入する。
而してこの圧縮行程時、油が各流路を通過する
ときの流動抵抗に基づいてフロントフオーク1内
には所要の減衰力が発生する。
ときの流動抵抗に基づいてフロントフオーク1内
には所要の減衰力が発生する。
次に伸長行程において、フオークパイプ3がボ
トムケース内を上動すれば、シートパイプ内室S1
内の油が前記圧縮行程時とは逆の経路をたどつて
シートパイプ外室S2内に流入し、この場合も前記
同様にフロントフオーク1内には所要の減衰力が
発生する。
トムケース内を上動すれば、シートパイプ内室S1
内の油が前記圧縮行程時とは逆の経路をたどつて
シートパイプ外室S2内に流入し、この場合も前記
同様にフロントフオーク1内には所要の減衰力が
発生する。
ところで、ブレーキレバーを操作してこれに連
動するマスタシリンダを駆動し、該マスタシリン
ダ内に発生する油圧をブレーキキヤリパ50に導
いて該キヤリパ50をブレーキデイスク53に圧
着せしめれば、該キヤリパ50はピン51を中心
に第1図中反時計方向に回動し、これによりピス
トン24はスプリング25に抗して同図中右動
し、これの鍔部24aが弾性パツキン27に密着
して油孔2bを完全に閉塞する。
動するマスタシリンダを駆動し、該マスタシリン
ダ内に発生する油圧をブレーキキヤリパ50に導
いて該キヤリパ50をブレーキデイスク53に圧
着せしめれば、該キヤリパ50はピン51を中心
に第1図中反時計方向に回動し、これによりピス
トン24はスプリング25に抗して同図中右動
し、これの鍔部24aが弾性パツキン27に密着
して油孔2bを完全に閉塞する。
一方、この制動時においては、慣性による車体
重心の前方への移動によつてフロントフオーク1
は圧縮されようとするが、前記の如く油孔2bが
閉塞されるため、シートパイプ外室S2内の油は僅
かに油路15、該油路15に開口するオリフイス
17b、油路16及び油孔4bを通つてシートパ
イプ内室S1内に流入する。このときオリフイス1
7bの開口面積は非常に小さく、ここを流れる油
の流動抵抗は非常に高いため、フオークパイプ3
の下動、即ち車体前部の沈み込みは有効に阻止さ
れ、ここにアンチダイブ機能が発揮される。
重心の前方への移動によつてフロントフオーク1
は圧縮されようとするが、前記の如く油孔2bが
閉塞されるため、シートパイプ外室S2内の油は僅
かに油路15、該油路15に開口するオリフイス
17b、油路16及び油孔4bを通つてシートパ
イプ内室S1内に流入する。このときオリフイス1
7bの開口面積は非常に小さく、ここを流れる油
の流動抵抗は非常に高いため、フオークパイプ3
の下動、即ち車体前部の沈み込みは有効に阻止さ
れ、ここにアンチダイブ機能が発揮される。
以上のアンチダイブ機構20において、ピスト
ン24とブレーキキヤリパ50との連結は連結部
材29の長円形孔29aに挿通するピン52を介
して成されるため、これらピストン24とブレー
キキヤリパ50とは上下方向に相対移動自在であ
り、両部材24,50の相対移動により各構成部
品の寸法誤差が有効に吸収され、これにより部品
の組付性向上が図られる。
ン24とブレーキキヤリパ50との連結は連結部
材29の長円形孔29aに挿通するピン52を介
して成されるため、これらピストン24とブレー
キキヤリパ50とは上下方向に相対移動自在であ
り、両部材24,50の相対移動により各構成部
品の寸法誤差が有効に吸収され、これにより部品
の組付性向上が図られる。
又連結部材29は弾性リング30を介してピス
トン24の円孔24bに嵌合保持したため、アン
チダイブ機構30の作動時に金属音が発生するこ
ともない。
トン24の円孔24bに嵌合保持したため、アン
チダイブ機構30の作動時に金属音が発生するこ
ともない。
尚以上はピストン24側に連結部材29を保持
した例を示したが、第3図に示す如くブレーキキ
ヤリパ50側に連結部材29,29を嵌合保持せ
しめ、これら連結部材29の長円形孔29a,2
9aに挿通するピン52にてブレーキキヤリパ5
0とピストン24とを連結しても前記と同様の効
果を得ることができる。
した例を示したが、第3図に示す如くブレーキキ
ヤリパ50側に連結部材29,29を嵌合保持せ
しめ、これら連結部材29の長円形孔29a,2
9aに挿通するピン52にてブレーキキヤリパ5
0とピストン24とを連結しても前記と同様の効
果を得ることができる。
又第2図に示すものにおいては、連結部材29
の廻り止め対策を考慮していないが、第4図に示
す如く連結部材129の外周より四方に突出する
突起129a…をピストン124に係合せしめれ
ば、該連結部材129の廻り止めが図られる。
の廻り止め対策を考慮していないが、第4図に示
す如く連結部材129の外周より四方に突出する
突起129a…をピストン124に係合せしめれ
ば、該連結部材129の廻り止めが図られる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、車
両の制動時にボトムケースに設けた油孔を閉塞す
るピストンの外端部を制動部材にピンにて連結し
て成るフロントフオークのアンチダイブ機構にお
いて、前記ピストン、制動部材の何れか一方に穿
設した円孔にその中央に長円形孔を穿設して成る
円形連結部材を弾性リングを介して嵌合保持せし
め、該連結部材の前記長円形孔に挿通するピンに
てピストン外端部を制動部材に連結したため、該
アンチダイブ機構の作動時に金属音が発生せず、
構成部品の寸法誤差を吸収して組付性の向上を図
ることができる。又、円形連結部材に形成する長
円形孔の寸法を、制動部材の回動方向に短かく、
且つ回動方向と直交する方向に長く形成したの
で、該長円形孔に挿通するピンを制動部材の回動
方向において常時長円形孔の壁部に接触させるこ
とが可能となる。よつて、制動部材の回動は時間
差を生ずることなくピンに伝えられることにな
り、アンチダイブの作動遅れが生じることがな
い。
両の制動時にボトムケースに設けた油孔を閉塞す
るピストンの外端部を制動部材にピンにて連結し
て成るフロントフオークのアンチダイブ機構にお
いて、前記ピストン、制動部材の何れか一方に穿
設した円孔にその中央に長円形孔を穿設して成る
円形連結部材を弾性リングを介して嵌合保持せし
め、該連結部材の前記長円形孔に挿通するピンに
てピストン外端部を制動部材に連結したため、該
アンチダイブ機構の作動時に金属音が発生せず、
構成部品の寸法誤差を吸収して組付性の向上を図
ることができる。又、円形連結部材に形成する長
円形孔の寸法を、制動部材の回動方向に短かく、
且つ回動方向と直交する方向に長く形成したの
で、該長円形孔に挿通するピンを制動部材の回動
方向において常時長円形孔の壁部に接触させるこ
とが可能となる。よつて、制動部材の回動は時間
差を生ずることなくピンに伝えられることにな
り、アンチダイブの作動遅れが生じることがな
い。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案にアンチダイブ機構を備えるフロントフ
オークの一部破断側面図、第2図はピストン外端
部の拡大詳細図、第3図はピストンとブレーキキ
ヤリパとの連結の他の実施例を示す分解斜視図、
第4図は変更実施例に係る第2図と同様の図であ
る。 尚図面中1はフロントフオーク、2はボトムケ
ース、3はフオークパイプ、4はシートパイプ、
20はアンチダイブ機構、21はピストンケー
ス、24はピストン、24bは円孔、29は円形
連結部材、29aは長円形孔、30は弾性リン
グ、50はブレーキキヤリパ、51,52はピ
ン、53はブレーキデイスクである。
は本考案にアンチダイブ機構を備えるフロントフ
オークの一部破断側面図、第2図はピストン外端
部の拡大詳細図、第3図はピストンとブレーキキ
ヤリパとの連結の他の実施例を示す分解斜視図、
第4図は変更実施例に係る第2図と同様の図であ
る。 尚図面中1はフロントフオーク、2はボトムケ
ース、3はフオークパイプ、4はシートパイプ、
20はアンチダイブ機構、21はピストンケー
ス、24はピストン、24bは円孔、29は円形
連結部材、29aは長円形孔、30は弾性リン
グ、50はブレーキキヤリパ、51,52はピ
ン、53はブレーキデイスクである。
Claims (1)
- ボトムケース内にフオークパイプを摺動自在に
挿入嵌合し、前記ボトムケース側部にピストンケ
ースを固着して該ケース内に油路を形成し、ボト
ムケースには該油路に開口する油孔を穿設し、制
動時に該油孔を閉塞するピストンを前記ピストン
ケースに摺動自在に嵌合保持せしめ、該ピストン
の外端部を外部に露出させるとともに該外端部に
挿通するピンを介して該外端部を制動部材に連結
して成るフロントフオークのアンチダイブ機構に
おいて、前記ピストン、制動部材の何れか一方に
穿設した円孔に弾性リングを介して円形連結部材
を嵌合し、該円形連結部材に長円形孔を形成し、
該長円形孔の寸法を、前記制動部材の回動支点を
中心とする回動方向に短かく、且つ回動方向と直
交する方向に長く形成し、該長円形孔に前記ピン
を挿通するとともに該ピンにてピストン外端部を
制動部材に連結したことを特徴とするフロントフ
オークのアンチダイブ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265683U JPS59187584U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | フロントフオ−クのアンチダイブ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265683U JPS59187584U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | フロントフオ−クのアンチダイブ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59187584U JPS59187584U (ja) | 1984-12-12 |
| JPH036554Y2 true JPH036554Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30212611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8265683U Granted JPS59187584U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | フロントフオ−クのアンチダイブ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59187584U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5849586A (ja) * | 1981-09-19 | 1983-03-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車等の前輪懸架装置 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8265683U patent/JPS59187584U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59187584U (ja) | 1984-12-12 |
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