JPH0368005B2 - - Google Patents
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- JPH0368005B2 JPH0368005B2 JP60088379A JP8837985A JPH0368005B2 JP H0368005 B2 JPH0368005 B2 JP H0368005B2 JP 60088379 A JP60088379 A JP 60088379A JP 8837985 A JP8837985 A JP 8837985A JP H0368005 B2 JPH0368005 B2 JP H0368005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- peeling
- properties
- present
- coating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、はがれ特性を改良した美爪料(ネー
ルエナメル、ネールエナメルベースコート、ネー
ルエナメルオーバーコート)に関する。 さらに詳しくは、爪に塗り易く、乾燥性、光沢
にも優れ、かつ経日ではがれ難いニトロセルロー
ズ、溶剤を主成分とする美爪料(以下、溶剤系美
爪料という)に関する。 〔従来の技術〕 近年、溶剤系美爪料は特にニトロセルローズラ
ツカーの進歩によつて、その品質は著しく向上
し、メイクアツプ化粧料のひとつとして欠くべか
らざるものになつて来ているが、その品質特性の
中で経日でのはがれ特性は特に重要なものであ
る。 従来、美爪料に必要とされる塗り易さ、乾燥
性、光沢、塗膜のキズつき難さ、耐水性、耐洗剤
性、耐油性、はがれ特性等の諸特性のうち、特に
はがれ特性を向上させるため、溶剤系美爪料には
アルキツド系樹脂、アクリル系樹脂、スルホンア
ミド系樹脂等の各種樹脂が配合されている。さら
に、ニトロセルローズを可塑化し、はがれ特性を
向上させるためジブチルフタレート、クエン酸ア
セチルトリブチル、アジピン酸ジオクチル、リン
酸トリクレジル、カンフアー等の各種可塑剤が配
合されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 然しながら、美爪料は、人体の爪に塗布するも
のであり、従つて、塗布した人の日常の行動、例
えば入浴、洗髪、炊事、洗濯、タイプライター等
の事務作業、各種スポーツ、その他日常行動の殆
どが、美爪料のはがれを促進する要素を持つてい
る。このような過酷な実際の使用条件において
は、前記各種樹脂および可塑剤を含有した溶剤系
美爪料は、いまだ、はがれ特性において充分なも
のではないという欠点があつた。 本発明者らは、こうした事情にかんがみ、上記
の欠点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、溶剤
系美爪料にアルキツド系樹脂、シユークローズベ
ンゾエートおよびクエン酸アセチルトリエチルを
配合したならば、はがれ特性に優れ、しかも他の
美爪料としての諸特性をも満足する事を見い出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至つ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、アルキツド系樹脂4〜10重量
%とシユークローズベンゾエート2.5〜8.5重量%
とクエン酸アセチルトリエチル3〜7重量%を含
有することを特長とする溶剤系美爪料を提供する
ものである。 以下、本発明の構成について詳述する。 本発明で用いられるニトロセルローズは、従来
用いられてきた周知のものを使用する事ができ
る。たとえばニトロセルローズRS1/2秒、ニト
ロセルローズRS1/4秒、ニトロセルローズ
RS1/8秒などが挙げられる。これらの中から1
種または2種以上が任意に選択される。 配合量は一般的には30%のIPA湿潤度で5〜25
重量%(以下、単に%と称す)である。 本発明で用いられる溶剤は、従来用いられてい
たエステル系、アルコール系、炭化水素系等の周
知のものを使用する事ができる。たとえば酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸アミル、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、トルエンなどが挙げられる。これらの中から
1種または2種以上が任意に選択される。 配合量は一般的には60〜85%である。 本発明で用いられるアルキツド樹脂は、無水フ
タル酸などの多塩基酸とグリセリン、ペンタエリ
スリトールなどの多価アルコールのエステルを基
体とし、さらに各種の油又は脂肪酸、その他の変
性剤で変性した合成樹脂であるが、特に好ましい
例としては特公昭57−27082号公報に記載されて
いるバーサテイツク酸グリシジルエステル変性ア
ルキツド樹脂等が挙げられる。 配合量は4〜10%である。 本発明で用いられるシユークローズベンゾエー
トは、例えば第一工業製薬〓製の商品名モノペツ
トSB やシユークローズベンゾエート(米国ヴ
エルシコールケミカルコーポレーシヨン)等であ
り、その配合量は2.5〜8.5%の範囲で選択される
が、好ましくは3.5〜6.5%である。2.5%未満で
は、はがれ特性向上の効果が充分でなく、8.5%
を越えるとはがれ特性が不良となるので好ましく
ない。 本発明で用いられるクエン酸アセチルトリエチ
ルは、例えば米国フアイザー社製の商品名シトロ
フレツクスA−2 (Citroflex A−2)等であ
りその配合量は3〜7%の範囲で選択されるが、
好ましくは4〜6%である。3%未満では、はが
れ特性向上の効果が充分でなく、7%を越えると
エナメル塗膜がキズつき易く、はがれ特性が不良
となるので好ましくない。 本発明の美爪料は、上記の必須成分に加えて必
要に応じて、顔料、染料、パール剤、有機ベント
ナイト系ゲル化剤、紫外線吸収剤等が配合され
る。もちろんこれらは本発明の目的を損わない質
的、量的条件下で使用されなければならない。 〔発明の効果〕 本発明の美爪料は、はがれ特性に優れ、経日で
はがれ難い美爪料で、爪への塗り易さ、乾燥性、
光沢、リムーバーでの除去し易さ等、美爪料とし
て要求される他の諸性質をも兼備するものであ
る。 〔実施例〕 次に実施例および比較例によつて本発明を更に
詳細に説明する。本発明はこれにより限定される
ものではない。配合量は重量%である。
ルエナメル、ネールエナメルベースコート、ネー
ルエナメルオーバーコート)に関する。 さらに詳しくは、爪に塗り易く、乾燥性、光沢
にも優れ、かつ経日ではがれ難いニトロセルロー
ズ、溶剤を主成分とする美爪料(以下、溶剤系美
爪料という)に関する。 〔従来の技術〕 近年、溶剤系美爪料は特にニトロセルローズラ
ツカーの進歩によつて、その品質は著しく向上
し、メイクアツプ化粧料のひとつとして欠くべか
らざるものになつて来ているが、その品質特性の
中で経日でのはがれ特性は特に重要なものであ
る。 従来、美爪料に必要とされる塗り易さ、乾燥
性、光沢、塗膜のキズつき難さ、耐水性、耐洗剤
性、耐油性、はがれ特性等の諸特性のうち、特に
はがれ特性を向上させるため、溶剤系美爪料には
アルキツド系樹脂、アクリル系樹脂、スルホンア
ミド系樹脂等の各種樹脂が配合されている。さら
に、ニトロセルローズを可塑化し、はがれ特性を
向上させるためジブチルフタレート、クエン酸ア
セチルトリブチル、アジピン酸ジオクチル、リン
酸トリクレジル、カンフアー等の各種可塑剤が配
合されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 然しながら、美爪料は、人体の爪に塗布するも
のであり、従つて、塗布した人の日常の行動、例
えば入浴、洗髪、炊事、洗濯、タイプライター等
の事務作業、各種スポーツ、その他日常行動の殆
どが、美爪料のはがれを促進する要素を持つてい
る。このような過酷な実際の使用条件において
は、前記各種樹脂および可塑剤を含有した溶剤系
美爪料は、いまだ、はがれ特性において充分なも
のではないという欠点があつた。 本発明者らは、こうした事情にかんがみ、上記
の欠点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、溶剤
系美爪料にアルキツド系樹脂、シユークローズベ
ンゾエートおよびクエン酸アセチルトリエチルを
配合したならば、はがれ特性に優れ、しかも他の
美爪料としての諸特性をも満足する事を見い出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至つ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、アルキツド系樹脂4〜10重量
%とシユークローズベンゾエート2.5〜8.5重量%
とクエン酸アセチルトリエチル3〜7重量%を含
有することを特長とする溶剤系美爪料を提供する
ものである。 以下、本発明の構成について詳述する。 本発明で用いられるニトロセルローズは、従来
用いられてきた周知のものを使用する事ができ
る。たとえばニトロセルローズRS1/2秒、ニト
ロセルローズRS1/4秒、ニトロセルローズ
RS1/8秒などが挙げられる。これらの中から1
種または2種以上が任意に選択される。 配合量は一般的には30%のIPA湿潤度で5〜25
重量%(以下、単に%と称す)である。 本発明で用いられる溶剤は、従来用いられてい
たエステル系、アルコール系、炭化水素系等の周
知のものを使用する事ができる。たとえば酢酸エ
チル、酢酸ブチル、酢酸アミル、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、トルエンなどが挙げられる。これらの中から
1種または2種以上が任意に選択される。 配合量は一般的には60〜85%である。 本発明で用いられるアルキツド樹脂は、無水フ
タル酸などの多塩基酸とグリセリン、ペンタエリ
スリトールなどの多価アルコールのエステルを基
体とし、さらに各種の油又は脂肪酸、その他の変
性剤で変性した合成樹脂であるが、特に好ましい
例としては特公昭57−27082号公報に記載されて
いるバーサテイツク酸グリシジルエステル変性ア
ルキツド樹脂等が挙げられる。 配合量は4〜10%である。 本発明で用いられるシユークローズベンゾエー
トは、例えば第一工業製薬〓製の商品名モノペツ
トSB やシユークローズベンゾエート(米国ヴ
エルシコールケミカルコーポレーシヨン)等であ
り、その配合量は2.5〜8.5%の範囲で選択される
が、好ましくは3.5〜6.5%である。2.5%未満で
は、はがれ特性向上の効果が充分でなく、8.5%
を越えるとはがれ特性が不良となるので好ましく
ない。 本発明で用いられるクエン酸アセチルトリエチ
ルは、例えば米国フアイザー社製の商品名シトロ
フレツクスA−2 (Citroflex A−2)等であ
りその配合量は3〜7%の範囲で選択されるが、
好ましくは4〜6%である。3%未満では、はが
れ特性向上の効果が充分でなく、7%を越えると
エナメル塗膜がキズつき易く、はがれ特性が不良
となるので好ましくない。 本発明の美爪料は、上記の必須成分に加えて必
要に応じて、顔料、染料、パール剤、有機ベント
ナイト系ゲル化剤、紫外線吸収剤等が配合され
る。もちろんこれらは本発明の目的を損わない質
的、量的条件下で使用されなければならない。 〔発明の効果〕 本発明の美爪料は、はがれ特性に優れ、経日で
はがれ難い美爪料で、爪への塗り易さ、乾燥性、
光沢、リムーバーでの除去し易さ等、美爪料とし
て要求される他の諸性質をも兼備するものであ
る。 〔実施例〕 次に実施例および比較例によつて本発明を更に
詳細に説明する。本発明はこれにより限定される
ものではない。配合量は重量%である。
【表】
【表】
(製法)
,,,を撹拌混合した後、,,
,,,及び,,,,を添加
し、撹拌溶解する。次いでを添加し、撹拌溶解
した後、,を添加し、撹拌分散して赤色美爪
料を得た。 (効果) 塗布し易さ 試料を10mlの筆つきガラスビンに充填し、爪へ
の塗り易さ(一度塗り、二度塗り)を評価した。
評価はきれいに滑らかに塗れるものを〇(良好)、
やや塗り難いものを△(やや不良)、非常に塗り
難いものを×(不良)とした。 乾燥性 25℃の室内にて、試料を爪に二度塗りした後、
指触乾燥速度を測定し、これが2〜5分のものを
〇、5〜8分のものを△、8分以上を要するもの
を×とした。 光 沢 ガラス板上に試料を0.35mmのドクターブレード
を用いて均一に塗布し、24時間室温にて乾燥後、
塗膜の光沢をD−2型光沢計を用いて入射角60゜
−反射角60゜の値を測定した。評価は、この測定
値が90〜100のものを〇、90〜70のものを△、70
以下のものを×とした。 硬 度(塗膜のキズつき難さ) 0.35mmのドクターブレードを用いてガラス板上
に試料の均一な塗膜をつくり、室温にて48時間乾
燥後、ビツカース硬度計(荷重25g、時間5秒)
にて硬度を測定し、この値が70〜100のものを〇、
100〜130のものを△、130〜160のものを×とした
(数値の大きい方が塗膜が柔らかく、キズつき易
い)。 塗膜の柔軟性 0.85mmのドクターブレードを用いて厚さ約
60μmの試料乾燥皮膜(サイズ10×60mm)をつく
り、48時間室温にて乾燥後、引張り試験機(引張
り速度20mm/min)にて破断伸長率を測定した。 評価は、この値が15〜25%のものを〇(適度な
柔軟性)、25〜35%のものを△(柔軟すぎる)、15
%以下のものを×(柔軟性がない)とした。 はがれ特性 ナイロン板上に試料を0.35mmのドクターブレー
ドを用いて均一に塗布し、24時間室温にて乾燥
後、一般の塗料の付着性評価で用いられているク
ロスカツトテスト(1mm×1mmゴバン目100個)
を実施した。その評価は、乾燥塗膜が1mm×1mm
の正方形できれいに残つているものを〇、やや正
方形でなくなるものを△、ギザギザの不定形にな
るものを×(はがれる面積が大きい)とした。 更に、はがれ特性の評価として、各試料につ
き、女性パネル10名(爪100個)による3日間の
使用テストを実施した。評価は3日後、爪の先端
から試料がはがれた部分を計測し、爪1個当りの
はかれ平均値で表わし、この値が0.5〜1.0mmのも
のを〇、1.0〜1.5mmのものを△、1.5mm以上のもの
を×とした。 実施例1,2,3,4,5,6,7,8,9と
比較例1,2,3,4,5,6,7,8,9,
10,11の美爪料の各項目の評価結果を表−2に示
した。 表−2から明らかなようにアルキツド系樹脂と
シユークローズベンゾエートとクエン酸アセチル
トリエチルとを配合した実施例1,2,3,4,
5,6,7,8,9の美爪料は、爪への塗布し易
さ、乾燥性、塗膜の光沢、塗膜の硬度(キズつき
難さ)、塗膜の柔軟性、はがれ特性(クロスカツ
トテスト、使用テスト)の各項目に優れており、
その結果、総合評価も優れている事が判る。 比較例1,2,3はシユークローズベンゾエー
トとクエン酸アセチルトリエチルとを配合してい
るが、樹脂をアルキツド樹脂ではなく、アクリル
樹脂、トルエンスルホンアミド/ホルムアルデヒ
ド樹脂、シユークローズアセテートブチレートで
あるために、塗膜の硬度、塗膜の柔軟性で劣り、
はがれ特性も優れてはいない。 比較例4,5はアルキツド樹脂とシユークロー
ズベンゾエートとクエン酸アセチルトリエチルと
を配合してはいるが、比較例4は、シユークロー
ズベンゾエートの配合量が少ないため、又、比較
例5はシユークローズベンゾエートの配合量が多
過ぎるため、塗膜の硬度、塗膜の柔軟性、はがれ
特性に劣り好ましくない。 比較例6,7,8,9はアルキツド樹脂とシユ
ークローズベンゾエートとを配合しているが、可
塑剤がクエン酸アセチルトリエチルではなく、ア
ジピン酸ジオクチル、ジブチルフタレート、クエ
ン酸アセチルトリブチル、リン酸トリクレジルで
あるため、塗膜の光沢、塗膜の柔軟性、はがれ特
性で劣り好ましくない。 比較例10,11は、アルキツド樹脂とシユークロ
ーズベンゾエートとクエン酸アセチルトリエチル
とを配合してはいるが、比較例10は、クエン酸ア
セチルトリエチルの配合量が少ないため、又、比
較例11はクエン酸アセチルトリエチルの配合量が
多過ぎるため、塗膜の硬度、はがれ特性で劣り好
ましくない。
,,,及び,,,,を添加
し、撹拌溶解する。次いでを添加し、撹拌溶解
した後、,を添加し、撹拌分散して赤色美爪
料を得た。 (効果) 塗布し易さ 試料を10mlの筆つきガラスビンに充填し、爪へ
の塗り易さ(一度塗り、二度塗り)を評価した。
評価はきれいに滑らかに塗れるものを〇(良好)、
やや塗り難いものを△(やや不良)、非常に塗り
難いものを×(不良)とした。 乾燥性 25℃の室内にて、試料を爪に二度塗りした後、
指触乾燥速度を測定し、これが2〜5分のものを
〇、5〜8分のものを△、8分以上を要するもの
を×とした。 光 沢 ガラス板上に試料を0.35mmのドクターブレード
を用いて均一に塗布し、24時間室温にて乾燥後、
塗膜の光沢をD−2型光沢計を用いて入射角60゜
−反射角60゜の値を測定した。評価は、この測定
値が90〜100のものを〇、90〜70のものを△、70
以下のものを×とした。 硬 度(塗膜のキズつき難さ) 0.35mmのドクターブレードを用いてガラス板上
に試料の均一な塗膜をつくり、室温にて48時間乾
燥後、ビツカース硬度計(荷重25g、時間5秒)
にて硬度を測定し、この値が70〜100のものを〇、
100〜130のものを△、130〜160のものを×とした
(数値の大きい方が塗膜が柔らかく、キズつき易
い)。 塗膜の柔軟性 0.85mmのドクターブレードを用いて厚さ約
60μmの試料乾燥皮膜(サイズ10×60mm)をつく
り、48時間室温にて乾燥後、引張り試験機(引張
り速度20mm/min)にて破断伸長率を測定した。 評価は、この値が15〜25%のものを〇(適度な
柔軟性)、25〜35%のものを△(柔軟すぎる)、15
%以下のものを×(柔軟性がない)とした。 はがれ特性 ナイロン板上に試料を0.35mmのドクターブレー
ドを用いて均一に塗布し、24時間室温にて乾燥
後、一般の塗料の付着性評価で用いられているク
ロスカツトテスト(1mm×1mmゴバン目100個)
を実施した。その評価は、乾燥塗膜が1mm×1mm
の正方形できれいに残つているものを〇、やや正
方形でなくなるものを△、ギザギザの不定形にな
るものを×(はがれる面積が大きい)とした。 更に、はがれ特性の評価として、各試料につ
き、女性パネル10名(爪100個)による3日間の
使用テストを実施した。評価は3日後、爪の先端
から試料がはがれた部分を計測し、爪1個当りの
はかれ平均値で表わし、この値が0.5〜1.0mmのも
のを〇、1.0〜1.5mmのものを△、1.5mm以上のもの
を×とした。 実施例1,2,3,4,5,6,7,8,9と
比較例1,2,3,4,5,6,7,8,9,
10,11の美爪料の各項目の評価結果を表−2に示
した。 表−2から明らかなようにアルキツド系樹脂と
シユークローズベンゾエートとクエン酸アセチル
トリエチルとを配合した実施例1,2,3,4,
5,6,7,8,9の美爪料は、爪への塗布し易
さ、乾燥性、塗膜の光沢、塗膜の硬度(キズつき
難さ)、塗膜の柔軟性、はがれ特性(クロスカツ
トテスト、使用テスト)の各項目に優れており、
その結果、総合評価も優れている事が判る。 比較例1,2,3はシユークローズベンゾエー
トとクエン酸アセチルトリエチルとを配合してい
るが、樹脂をアルキツド樹脂ではなく、アクリル
樹脂、トルエンスルホンアミド/ホルムアルデヒ
ド樹脂、シユークローズアセテートブチレートで
あるために、塗膜の硬度、塗膜の柔軟性で劣り、
はがれ特性も優れてはいない。 比較例4,5はアルキツド樹脂とシユークロー
ズベンゾエートとクエン酸アセチルトリエチルと
を配合してはいるが、比較例4は、シユークロー
ズベンゾエートの配合量が少ないため、又、比較
例5はシユークローズベンゾエートの配合量が多
過ぎるため、塗膜の硬度、塗膜の柔軟性、はがれ
特性に劣り好ましくない。 比較例6,7,8,9はアルキツド樹脂とシユ
ークローズベンゾエートとを配合しているが、可
塑剤がクエン酸アセチルトリエチルではなく、ア
ジピン酸ジオクチル、ジブチルフタレート、クエ
ン酸アセチルトリブチル、リン酸トリクレジルで
あるため、塗膜の光沢、塗膜の柔軟性、はがれ特
性で劣り好ましくない。 比較例10,11は、アルキツド樹脂とシユークロ
ーズベンゾエートとクエン酸アセチルトリエチル
とを配合してはいるが、比較例10は、クエン酸ア
セチルトリエチルの配合量が少ないため、又、比
較例11はクエン酸アセチルトリエチルの配合量が
多過ぎるため、塗膜の硬度、はがれ特性で劣り好
ましくない。
【表】
【表】
以上、実施例により、本発明の溶剤系美爪料
は、はがれ特性に優れ、しかも爪への塗布し易
さ、乾燥性、塗膜の光沢、塗膜の硬度(キズつき
難さ)等に優れており、美爪料として充分な機能
を有している事が確認された。
は、はがれ特性に優れ、しかも爪への塗布し易
さ、乾燥性、塗膜の光沢、塗膜の硬度(キズつき
難さ)等に優れており、美爪料として充分な機能
を有している事が確認された。
Claims (1)
- 1 ニトロセルローズ、溶剤を含有する美爪料に
おいて、アルキツド系樹脂4〜10重量%と、シユ
ークローズベンゾエート2.5〜8.5重量%と、クエ
ン酸アセチルトリエチル3〜7重量%とを含有す
る事を特長とする美爪料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8837985A JPS61246113A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 美爪料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8837985A JPS61246113A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 美爪料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61246113A JPS61246113A (ja) | 1986-11-01 |
| JPH0368005B2 true JPH0368005B2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=13941156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8837985A Granted JPS61246113A (ja) | 1985-04-24 | 1985-04-24 | 美爪料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61246113A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6740326B1 (en) * | 1998-09-10 | 2004-05-25 | Bioequal Ag | Topical nail care compositions |
| US6982076B2 (en) | 2000-11-29 | 2006-01-03 | Shiseido Co., Ltd. | Nail care products |
| FR2879920B1 (fr) * | 2004-12-29 | 2007-04-20 | Oreal | Composition de maquillage des ongles comprenant une resine alkyde et un polyester et ensemble de conditionnement et d'application |
| FR2917614B1 (fr) | 2007-06-21 | 2009-10-02 | Oreal | Composition cosmetique comprenant un polyester et un compose hydrocarbone ramifie. |
| FR2917615B1 (fr) | 2007-06-21 | 2009-10-02 | Oreal | Composition cosmetique comprenant deux polyesters. |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4179304A (en) * | 1978-04-03 | 1979-12-18 | Polychrome Corporation | Finger nail lacquer |
| JPS554358A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-12 | Pola Chem Ind Inc | Nail enamel having star dust pattern |
| JPS5557512A (en) * | 1978-10-23 | 1980-04-28 | Kanebo Ltd | Nail enamel having improved stability |
| JPS58144312A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-27 | Shiseido Co Ltd | 美爪料用ゲル組成物 |
| JPS6016910A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | Shiseido Co Ltd | 美爪料 |
-
1985
- 1985-04-24 JP JP8837985A patent/JPS61246113A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61246113A (ja) | 1986-11-01 |
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| EP0291555B1 (en) | Fingernail cosmetic composition | |
| JPH0553769B2 (ja) | ||
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