JPH0369925B2 - - Google Patents
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- JPH0369925B2 JPH0369925B2 JP57064654A JP6465482A JPH0369925B2 JP H0369925 B2 JPH0369925 B2 JP H0369925B2 JP 57064654 A JP57064654 A JP 57064654A JP 6465482 A JP6465482 A JP 6465482A JP H0369925 B2 JPH0369925 B2 JP H0369925B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
- C08F210/04—Monomers containing three or four carbon atoms
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F210/00—Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
- C08J2323/16—Ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers
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Description
本発明は、水冷インフレーシヨンフイルムの製
造方法に関し、更に詳しくはフイルム強度、特に
低温での耐衝撃性に優れ、しかも透明性の良好な
プロピレン−エチレン系共重合体を用いた水冷イ
ンフレーシヨンフイルムの製造方法に関する。 ポリプロピレンの水冷インフレーシヨンフイル
ムの特性は既に良く知られている通りであるが、
低温、特に0℃以下で包装材料として使用する際
に衝撃強度が著しく低下するという欠点がある。
かかる欠点を改良する方法として異種コモノマー
をブロツク状に共重合する方法が提案されている
が、水冷インフレーシヨン法によつた場合に透明
性が出ないという問題が生じる。更に重要なこと
は、透明性と逆相関にあるインフレーシヨンンフ
イルムの口開き性が充分実用に耐えられることで
あるが、低温での衝撃強度、透明性及び口開き性
(耐ブロツキング性という)のすべてにおいて優
れたフイルムを与えるポリプロピレン系樹脂は知
られていなかつた。 本発明者らは、強度、特に低温でのフイルム強
度、透明性及び耐ブロツキング性の優れた水冷イ
ンフレーシヨンフイルムを開発すべく鋭意検討し
た結果、C13−NMRで測定したエチレン含量が
6〜17モル%、後述するブロツク指数が1.1以下、
MLMFI/MFI比が10〜16、及びMFIが1〜30
g/10minの特性を有するプロピレン−エチレン
系ランダム共重合体を用いて製造した水冷インフ
レーシヨンフイルムが、従来市販されているプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体を用いて製造
した水冷インフレーシヨンフイルムに比較して、
特に低温でのフイルム強度が格段に優れているこ
とを認め本発明に到達した。 本発明による水冷インフレーシヨンフイルムの
製造方法は、チーグラー型触媒の存在下にランダ
ム共重合させて得られたC13−NMR法で求めた
エチレン単位含量が6〜17モル%、プロピレン単
位含量が83〜94モル%、かつ炭素数4以上のα−
オレフイン単位含量が0〜5モル%で、MFIが
0.5g/10min未満のプロピレン−エチレン系共
重合体をラジカル発生剤の存在下に分子量減成さ
せて成る、下記(イ)〜(ニ)の特性を有するプロピレン
−エチレン系ランダム共重合体(以下、単に共重
合体と呼ぶことがある)を水冷インフレーシヨン
成形することから構成される。 (イ) C13−NMR法で求めたエチレン単位含量:
6〜17モル%、プロピレン単位含量83〜94モル
%、及び炭素数4以上のα−オレフイン単位含
量0〜5モル% (ロ) C13−NMR法で算出した下記で定義したブ
ロツク指数:1.1以下 ブロツク指数= (100)+(000)/(101)+(100)+(000)×1
00/100−〔(100−CE)2/100〕 [式中、0はエチレンユニツト、1はプロピレ
ンユニツト、CEはエチレン含量(モル%)を
示す] (ハ) MFI(230℃、荷重2.16Kg):1〜30g/min (ニ) MLMFI(230℃、荷重10.0Kg)とMFI(230
℃、荷重2.16Kg)との比 MLMFI/MFI:10〜16 本明細書において使用する「ブロツク指数」な
る語は、C13−NMR法によりモノマーシークエ
ンスをトリアドで求め、エチレンがブロツク的に
付加する分率、即ちプロピレンユニツト:1、エ
チレンユニツト:0として〔(100)+(000)〕を、
エチレンを含む全トリアド分率の総和 〔(101)+(100)+(000)〕で除した百分率を100−
〔100−エチレン含量モル百分率〕2で除した値をい
う。 ブロツク指数= (100)+(000)/(101)+(100)+(000)×1
00/100−〔100−CE(モル%)〕2 (注)但しCEはエチレン含量(モル%)を示す。 本発明において用いられる共重合体は、例えば
次のような方法で製造することができる。チーグ
ラー型触媒(例えば、三塩化チタンを主成分とす
る固体触媒成分、有機アルミニウム化合物及び必
要に応じて電子供与性化合物からなる触媒系)の
存在下、プロピレンとエチレンのランダム共重合
を行ない、エチレン含量が6〜17モル%及び
MFIが0.01〜0.3g/10minの共重合体を得、これ
をラジカル発生剤存在下に分子量減成することに
よつてれ得られる。本発明にいうプロピレン−エ
チレン系ランダム共重合体には、エチレンの他
に、更に炭素数4以上のα−オレフイン、例え
ば、ブテン−1,4−メチル−ペンテン−1、ヘ
キセン−1、オクテン−1等の5モル%以下をも
含ませることが可能である。 本発明において用いられる共重合体はC13−
NMR法で求めたエチレン含量(以下単にエチレ
ン含量という場合がある)が6〜17モル%である
ことが必要である。ホモポリマーやエチレン含量
が6モル%未満のランダム共重合体では、他の要
件は満足していても耐寒性に劣るので好ましくな
い。一方、エチレン含量が17モル%を超えると、
フイルムの耐ブロツキング性が悪化し、ブロツキ
ング防止剤(例えば、シリカ等)を多量添加する
必要が生じ、このため透明性のすぐれたフイルム
を得ることが困難となるので好ましくない。 更に、上に示したような含量のエチレンが共重
合体の中でより均一に分布していることが、後述
する如く、肝要であり、ブロツク指数が1.1以下
である必要がある。ブロツク指数が1.1を超える
と、特に透明性が悪化して好ましくない。いわゆ
るプロピレン−エチレンブロツク共重合体は本発
明において使用するには不適当である。 共重合体中のエチレンの分布を判断する手段と
して前に定義したブロツク指数を測定して用い
た。C13−NMRのトリアドを見て、エチレンを
含む全トリアドの分率の総和に対するエチレンが
ブロツク的に入つたトリアドの分率の比は低エチ
レン含量(3モル%以下)ではほとんど0に近
く、エチレン含量の増加に従つて値が大きくな
る。 従つて、ブロツク指数は共重合しているエチレ
ンの分布のブロツク性を表現するものであり、本
発明においては、この指数が1.1以下であること
が必要である。先に述べたプロピレン−エチレン
ブロツク共重合体や、高エチレン含量共重合体を
低温重合したり、特殊な触媒系で重合した共重合
体はブロツク指数がこの値よりも大きくなり、ブ
ロツク共重合体では3以上の値をとる。ブロツク
指数が1.1より大となると、フイルムの透明性が
低下し、ブロツキング防止剤(例えばシリカ)や
滑り剤(例えばアマイド)の量をコントロールし
ても透明性と耐ブロツキング性とのバランスが良
好な域に達しないので好ましくない。 本発明において使用する前記共重合体の溶融流
れ比、即ちMLMFI(230℃10.0Kg荷重)とMFI
(230℃2.16Kg荷重)の流出量比MLMFI/MFIは
10〜16であることが重要である。市販の通常のプ
ロピレン−エチレン共重合体のMLMFI/MFIの
比は18〜25である。従つてMLMFI/MFIは分子
量減成の程度を表わしていると考えることも出来
る。例えばMFIが0.09g/10minの共重合体を1.3
ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベン
ゼンの使用量を変えて分子量減成したときの減成
後のMLMFI/MFIの変化をみると以下の通りで
ある。 MFI MLMFI/MFI 0.09 20.1(減成前) 0.13 18.6 0.56 15.8 1.8 13.1 3.4 12.8 8.2 12.6 12.3 12.3 28.6 11.6 即ち、本発明において使用する共重合体の
MLMFI/MFIは10〜16の範囲であるが更に好ま
しい範囲としては、減成された共重合体のMFI
が例えば1g/10min付近では12〜16、10g/
10min付近では10〜14、50g/10min付近では10
〜12であるといえる。 MLMFI/MFIの比が16を超えると、分子量減
成の程度が小さいため、好ましい透明性、低温衝
撃性と耐ブロツキング性のバランスが発現され
ず、逆に10未満では分子量減成の程度が非常に大
きく、ラジカル発生剤が多量に必要となり、色、
臭いなどに問題を生じる。 本発明において使用される分子量減成された共
重合体のMFI(230℃、荷重2.16Kg)は、1〜30
g/10minであることが必要であり、共重合体の
MFIが前記範囲外では水冷インフレーシヨンフ
イルムの成形が困難となる。好ましいMFIは2
〜15g/10minである。 減成前の共重合体のMFIは、一般的には0.5
g/10minよりも低いものが用いられ、特に0.01
〜0.3g/10minのものが好適である。通常の
MFI領域(MFI=0.5〜60g/10min)の共重合
体を直接重合で製造せず、高分子量共重合体
(MFI=約0.01〜0.3g/10min)を分子量減成し、
MLMFI/MFIの比を10〜16としたフイルムが何
故本発明において有効であるかは明らかではない
が、以下の如く推察される。エチレン含量12.3モ
ル%のプロピレン−エチレン共重合体のMFIを
かえて製造した種々の重合体、粉末のイソブチル
アルコール可溶分とヘキサン可溶分について試験
したところ、アルコール可溶分は一般的に低分子
量の量に比例して抽出され、ヘキサンでは低分子
量の他に結晶性(エチレン含量)に応じて抽出さ
れることが確認された。即ち、ヘキサン可溶分は
MFI0.3g/10min以下で急激に減少するが、こ
の程度はイソブチルアルコール可溶分との対比か
ら考えて分子量が大きくなつた効果だけでは説明
出来ない。低結晶性部の量が大巾に減少したと考
えるのが妥当であろう。高分子量共重合体
(MFI:0.01〜0.3)では、通常のMFI(1〜60)
の共重合体に比較し、同じエチレン含量でもポリ
マー中のコモノマーエチレンの分布が均一である
と考えられる。 分子量減成のために用いられる有機又は無機の
フリーラジカル発生剤としてはラジカル重合の開
始剤として一般に用いられるパーオキシド、ハイ
ドロパーオキシド、パーアシド、金属アルキル、
金属アリル、またそれらと同じ無機錯塩形成物と
の組合せ等をあげることができる。有機過酸化物
としては、液状、固形状、又は無機充填物で固化
された形のものがあり、この有機過酸化物が実質
的に分解しない温度でポリオレフインと混合及び
拡散される。 本発明に使用できる有機過酸化物としては、そ
の半減期1分の温度が70〜300℃のものから選択
するのが好ましい。例えば、t−ブチルハイドロ
パーオキシド、クメンハイドロパーオキシド等の
ヒドロパーオキシド類、ジクミルパーオキシド、
2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジア
ルキルパーオキシド類、ラウロイルパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド等のジアシルパーオ
キシド類、t−ブチルパーオキシアセテート、t
−ブチルパーオキシラウレート等のパーオキシエ
ステル類、メチルエチルケトンパーオキシド、メ
チルイソブチルケトンパーオキシド類等を例とし
てあげることができる。更に空気酸化により生成
されるようなポリマーのパーオキシド、過酸化水
素、リチウムパーオキシド又はアルカリもしくは
アルカリ土類金属のパーオキシドも加熱すれば本
発明において、有効である。その他、例えば、
α,α′−アゾビス−(イソブチロニトリル)のよ
うなアゾ化合物もフリーラジカル生成剤として用
いられる。ラジカル発生剤の添加量は本発明組成
物のMFIを決定する重要な因子となるが、その
添加量はポリオレフインに対し0.001〜2重量%、
好ましくは0.01〜0.5重量%であり、少なすぎる
とその添加効果は発揮されず、また多すぎると分
解の程度がはなはだしくなり、好ましくない。従
つて、実際には、減成前後のMFIを考慮して、
その添加量を調整する。 共重合体及びラジカル発生剤を所定の割合で配
合し、例えばスーパーミキサーでドライブレンド
し、プロピレン重合体を押出できる通常の条件、
例えば170℃から300℃の間の温度で溶融混練すれ
ば容易に混合及び解重合が達成される。あるいは
直接添加混入し溶融混練する方法も適用できる。 本発明による共重合体はラジカル発生剤の他
に、通常配合される各種補助成分、例えば、酸化
防止剤、紫外線劣化防止剤、アンチブロツキング
剤、スリツプ剤、帯電防止剤、着色剤等を含有す
ることができる。 水冷インフレーシヨンフイルムの製造方法は、
一般的な製法方法によることができ、例えば一般
に使用されている40mm径の押出機及びダイス径
100mm、リツプ巾0.8mmからなる冷却水温25℃の水
冷インフレーシヨン成形機によつて、ダイス温度
220℃で、厚み30μ、折径が190mmのチユーブ状フ
イルムを得ることができた。 本発明によるポリプロピレン系樹脂から成る水
冷インフレーシヨンフイルムは耐ブロツキング
性、低温耐衝撃性及び透明性にすぐれ、包装材料
特に食品などの低温保存用包装材料等の用途に好
適である。 以下、本発明の内容を実施例により説明するが
本発明はこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。下記の実施例及び比較例中
のMFI及びMLMFI、ヘイズ、エチレン含量、イ
ンパクト強度、並びに開口性は下記の方法で測定
したものである。 (a) メルトフローインデツクス(MFI) JIS K−6758の方法で測定した。但し、温度
230℃及び荷重2.16Kgとした。また、荷重10.0
Kgの値をMLMFIと呼ぶ。 (b) フイルムヘイズ ASTM−D−1003−61に準じてヘイズメー
タにて測定した。 (c)エチレン含量 日本電子(株)のFT核磁気共鳴吸収測定装置
(FX−100)を用いて、下記条件で、 観測巾 1800Hz パルス巾 6μs(45゜パルス) パルス間隔 3s 積算回数 10000以上 測定温度 100℃ 試料を1,2,4−トリクロルベンゼンと
C6D6の混合溶液に溶解して測定し、各ピーク
面積より算出した。 (d) インパクト強度 東洋精機(株)製のTTSインパクトテスターを
用いて、−5℃の恒温室において衝撃強度を測
定した。 (d) 開口性 成形5分後、フイルムの切り口部分が容易に
口開きする状態を得るためにシリカの添加量を
調整した。 実施例 1 290の連続式環状反応器に三塩化チタン組成
物(市販のAA型三塩化チタン5.0Kgとγ−ブチロ
ラクトン0.75Kgを共粉砕した粉体)39g/H、
Et2AlClのヘプタン溶液(2mol/)0.30/
H、プロピレン91Kg/H、エチレン4Kg/H及び
水素4.1Nl/Hを供給し、60℃において連続重合
した。この粗重合体をイソブタノールで洗浄精製
乾燥し、白色粉末を得た。得られた重合体の
MFIは0.08g/10min、エチレン含量は12.0モル
%であつた。 このランダム共重合体100重量部に、第1表記
載の量のラジカル発生剤2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(日本
油脂(株)製パーヘキサ2,5B−40)、テトラキス
〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシフエニル)プロプオネート〕メタン
0.25重量部及びステアリン酸カルシウム0.1重量
部を添加し、ヘンシエルミキサーで混合後、押出
機にて温度240℃で押出しペレツトを作成した。
このペレツトのMFIは5.1g/10minであつた。
このときのMLMFI/MFIは12.7、C13−NMRで
のブロツク指数は0.92、融点は126.8℃であつた。 このペレツトに合成シリカ(ブロツキング防止
剤)0.55%及びオレイン酸アマイド(滑り剤)
0.30%を添加し、一般に使用されている40mm径の
押出機及びダイス径100mm、リツプ巾0.8mmからな
る冷却水温25℃の水冷インフレーシヨン成形機に
よつて、ダイス温度220℃で、厚み30μ、折径が
190mmのチユーブ状フイルムを得た。 このサンプルについて、ヘイズ、エチレン含
量、インパクト強度を前記の方法で測定した。結
果は下記第1表に示す。 実施例2〜4及び比較例1〜4 エチレンの供給量を変えた以外は、実施例1と
同様にしてエチレン含量の異なる高分子量共重合
体粉末を製造した。これから実施例1と全く同様
にして、ブロツキング防止剤及び滑り剤を添加し
分子量減成した後、30μ厚の水冷インフレーシヨ
ンフイルムを得た。結果を第1表に示す。 なお、比較例3は水素使用量を変えて重合し、
分子量減成されていない、ブロツク指数及び
MLMFI/MFIが上限を超えた例を示し、比較例
4は分子量減成の程度が小さく、MLMFI/MFI
が上限を超えた例を示す。 実施例 5 エチレンの供給量4Kg/Hrの他に、同時にブ
テン−1を4Kg/H供給した以外は実施例1と同
様にして共重合体を製造した。得られた共重合体
のブテン含量は1.6モル%、融点は126℃であつ
た。 この共重合体から実施例1と同様にして、分子
量減成を行ない、水冷インフレーシヨンフイルム
を成形した。結果を下記第1表に示す。 実施例 6 エチレン供給量を3Kg/Hrに変え、他にブテ
ン−1を3Kg/Hr供給した以外は実施例1と同
様にして、MFIが0.08g/10min、エチレン含量
が9.6モル%、ブテン−1含量が1.3モル%の重合
体粉末を得た。実施例1と全く同様にして、分子
量減成した後、水冷インフレーシヨンフイルムを
得た。得られた結果を第1表に示す。 比較例 5 エチレン含量が7.4モル%、MFIが5.1g/
10min、ブロツク指数が3.7、MLMFI/MFIが
19.6のプロピレン−エチレンブロツク共重合体
(昭和電工製シヨウアロマーMK311C)を用いて
実施例1と同様にして、水冷インフレーシヨンフ
イルムを成形した。得られた結果を下記第1表に
示す。 エチレン含量の低い場合(比較例2)に比べ、
本発明に係る実施例3において非常に高い低温イ
ンパクト衝撃強度が得られることが明らかであ
る。また、同一エチレン含量において比較した場
合、本発明に係るブロツク指数及びMLMFI/
MFIを有するもの(実施例3)は、比較例2に
比べ低温インパクト衝撃強度が大幅に改善されて
いる。
造方法に関し、更に詳しくはフイルム強度、特に
低温での耐衝撃性に優れ、しかも透明性の良好な
プロピレン−エチレン系共重合体を用いた水冷イ
ンフレーシヨンフイルムの製造方法に関する。 ポリプロピレンの水冷インフレーシヨンフイル
ムの特性は既に良く知られている通りであるが、
低温、特に0℃以下で包装材料として使用する際
に衝撃強度が著しく低下するという欠点がある。
かかる欠点を改良する方法として異種コモノマー
をブロツク状に共重合する方法が提案されている
が、水冷インフレーシヨン法によつた場合に透明
性が出ないという問題が生じる。更に重要なこと
は、透明性と逆相関にあるインフレーシヨンンフ
イルムの口開き性が充分実用に耐えられることで
あるが、低温での衝撃強度、透明性及び口開き性
(耐ブロツキング性という)のすべてにおいて優
れたフイルムを与えるポリプロピレン系樹脂は知
られていなかつた。 本発明者らは、強度、特に低温でのフイルム強
度、透明性及び耐ブロツキング性の優れた水冷イ
ンフレーシヨンフイルムを開発すべく鋭意検討し
た結果、C13−NMRで測定したエチレン含量が
6〜17モル%、後述するブロツク指数が1.1以下、
MLMFI/MFI比が10〜16、及びMFIが1〜30
g/10minの特性を有するプロピレン−エチレン
系ランダム共重合体を用いて製造した水冷インフ
レーシヨンフイルムが、従来市販されているプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体を用いて製造
した水冷インフレーシヨンフイルムに比較して、
特に低温でのフイルム強度が格段に優れているこ
とを認め本発明に到達した。 本発明による水冷インフレーシヨンフイルムの
製造方法は、チーグラー型触媒の存在下にランダ
ム共重合させて得られたC13−NMR法で求めた
エチレン単位含量が6〜17モル%、プロピレン単
位含量が83〜94モル%、かつ炭素数4以上のα−
オレフイン単位含量が0〜5モル%で、MFIが
0.5g/10min未満のプロピレン−エチレン系共
重合体をラジカル発生剤の存在下に分子量減成さ
せて成る、下記(イ)〜(ニ)の特性を有するプロピレン
−エチレン系ランダム共重合体(以下、単に共重
合体と呼ぶことがある)を水冷インフレーシヨン
成形することから構成される。 (イ) C13−NMR法で求めたエチレン単位含量:
6〜17モル%、プロピレン単位含量83〜94モル
%、及び炭素数4以上のα−オレフイン単位含
量0〜5モル% (ロ) C13−NMR法で算出した下記で定義したブ
ロツク指数:1.1以下 ブロツク指数= (100)+(000)/(101)+(100)+(000)×1
00/100−〔(100−CE)2/100〕 [式中、0はエチレンユニツト、1はプロピレ
ンユニツト、CEはエチレン含量(モル%)を
示す] (ハ) MFI(230℃、荷重2.16Kg):1〜30g/min (ニ) MLMFI(230℃、荷重10.0Kg)とMFI(230
℃、荷重2.16Kg)との比 MLMFI/MFI:10〜16 本明細書において使用する「ブロツク指数」な
る語は、C13−NMR法によりモノマーシークエ
ンスをトリアドで求め、エチレンがブロツク的に
付加する分率、即ちプロピレンユニツト:1、エ
チレンユニツト:0として〔(100)+(000)〕を、
エチレンを含む全トリアド分率の総和 〔(101)+(100)+(000)〕で除した百分率を100−
〔100−エチレン含量モル百分率〕2で除した値をい
う。 ブロツク指数= (100)+(000)/(101)+(100)+(000)×1
00/100−〔100−CE(モル%)〕2 (注)但しCEはエチレン含量(モル%)を示す。 本発明において用いられる共重合体は、例えば
次のような方法で製造することができる。チーグ
ラー型触媒(例えば、三塩化チタンを主成分とす
る固体触媒成分、有機アルミニウム化合物及び必
要に応じて電子供与性化合物からなる触媒系)の
存在下、プロピレンとエチレンのランダム共重合
を行ない、エチレン含量が6〜17モル%及び
MFIが0.01〜0.3g/10minの共重合体を得、これ
をラジカル発生剤存在下に分子量減成することに
よつてれ得られる。本発明にいうプロピレン−エ
チレン系ランダム共重合体には、エチレンの他
に、更に炭素数4以上のα−オレフイン、例え
ば、ブテン−1,4−メチル−ペンテン−1、ヘ
キセン−1、オクテン−1等の5モル%以下をも
含ませることが可能である。 本発明において用いられる共重合体はC13−
NMR法で求めたエチレン含量(以下単にエチレ
ン含量という場合がある)が6〜17モル%である
ことが必要である。ホモポリマーやエチレン含量
が6モル%未満のランダム共重合体では、他の要
件は満足していても耐寒性に劣るので好ましくな
い。一方、エチレン含量が17モル%を超えると、
フイルムの耐ブロツキング性が悪化し、ブロツキ
ング防止剤(例えば、シリカ等)を多量添加する
必要が生じ、このため透明性のすぐれたフイルム
を得ることが困難となるので好ましくない。 更に、上に示したような含量のエチレンが共重
合体の中でより均一に分布していることが、後述
する如く、肝要であり、ブロツク指数が1.1以下
である必要がある。ブロツク指数が1.1を超える
と、特に透明性が悪化して好ましくない。いわゆ
るプロピレン−エチレンブロツク共重合体は本発
明において使用するには不適当である。 共重合体中のエチレンの分布を判断する手段と
して前に定義したブロツク指数を測定して用い
た。C13−NMRのトリアドを見て、エチレンを
含む全トリアドの分率の総和に対するエチレンが
ブロツク的に入つたトリアドの分率の比は低エチ
レン含量(3モル%以下)ではほとんど0に近
く、エチレン含量の増加に従つて値が大きくな
る。 従つて、ブロツク指数は共重合しているエチレ
ンの分布のブロツク性を表現するものであり、本
発明においては、この指数が1.1以下であること
が必要である。先に述べたプロピレン−エチレン
ブロツク共重合体や、高エチレン含量共重合体を
低温重合したり、特殊な触媒系で重合した共重合
体はブロツク指数がこの値よりも大きくなり、ブ
ロツク共重合体では3以上の値をとる。ブロツク
指数が1.1より大となると、フイルムの透明性が
低下し、ブロツキング防止剤(例えばシリカ)や
滑り剤(例えばアマイド)の量をコントロールし
ても透明性と耐ブロツキング性とのバランスが良
好な域に達しないので好ましくない。 本発明において使用する前記共重合体の溶融流
れ比、即ちMLMFI(230℃10.0Kg荷重)とMFI
(230℃2.16Kg荷重)の流出量比MLMFI/MFIは
10〜16であることが重要である。市販の通常のプ
ロピレン−エチレン共重合体のMLMFI/MFIの
比は18〜25である。従つてMLMFI/MFIは分子
量減成の程度を表わしていると考えることも出来
る。例えばMFIが0.09g/10minの共重合体を1.3
ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベン
ゼンの使用量を変えて分子量減成したときの減成
後のMLMFI/MFIの変化をみると以下の通りで
ある。 MFI MLMFI/MFI 0.09 20.1(減成前) 0.13 18.6 0.56 15.8 1.8 13.1 3.4 12.8 8.2 12.6 12.3 12.3 28.6 11.6 即ち、本発明において使用する共重合体の
MLMFI/MFIは10〜16の範囲であるが更に好ま
しい範囲としては、減成された共重合体のMFI
が例えば1g/10min付近では12〜16、10g/
10min付近では10〜14、50g/10min付近では10
〜12であるといえる。 MLMFI/MFIの比が16を超えると、分子量減
成の程度が小さいため、好ましい透明性、低温衝
撃性と耐ブロツキング性のバランスが発現され
ず、逆に10未満では分子量減成の程度が非常に大
きく、ラジカル発生剤が多量に必要となり、色、
臭いなどに問題を生じる。 本発明において使用される分子量減成された共
重合体のMFI(230℃、荷重2.16Kg)は、1〜30
g/10minであることが必要であり、共重合体の
MFIが前記範囲外では水冷インフレーシヨンフ
イルムの成形が困難となる。好ましいMFIは2
〜15g/10minである。 減成前の共重合体のMFIは、一般的には0.5
g/10minよりも低いものが用いられ、特に0.01
〜0.3g/10minのものが好適である。通常の
MFI領域(MFI=0.5〜60g/10min)の共重合
体を直接重合で製造せず、高分子量共重合体
(MFI=約0.01〜0.3g/10min)を分子量減成し、
MLMFI/MFIの比を10〜16としたフイルムが何
故本発明において有効であるかは明らかではない
が、以下の如く推察される。エチレン含量12.3モ
ル%のプロピレン−エチレン共重合体のMFIを
かえて製造した種々の重合体、粉末のイソブチル
アルコール可溶分とヘキサン可溶分について試験
したところ、アルコール可溶分は一般的に低分子
量の量に比例して抽出され、ヘキサンでは低分子
量の他に結晶性(エチレン含量)に応じて抽出さ
れることが確認された。即ち、ヘキサン可溶分は
MFI0.3g/10min以下で急激に減少するが、こ
の程度はイソブチルアルコール可溶分との対比か
ら考えて分子量が大きくなつた効果だけでは説明
出来ない。低結晶性部の量が大巾に減少したと考
えるのが妥当であろう。高分子量共重合体
(MFI:0.01〜0.3)では、通常のMFI(1〜60)
の共重合体に比較し、同じエチレン含量でもポリ
マー中のコモノマーエチレンの分布が均一である
と考えられる。 分子量減成のために用いられる有機又は無機の
フリーラジカル発生剤としてはラジカル重合の開
始剤として一般に用いられるパーオキシド、ハイ
ドロパーオキシド、パーアシド、金属アルキル、
金属アリル、またそれらと同じ無機錯塩形成物と
の組合せ等をあげることができる。有機過酸化物
としては、液状、固形状、又は無機充填物で固化
された形のものがあり、この有機過酸化物が実質
的に分解しない温度でポリオレフインと混合及び
拡散される。 本発明に使用できる有機過酸化物としては、そ
の半減期1分の温度が70〜300℃のものから選択
するのが好ましい。例えば、t−ブチルハイドロ
パーオキシド、クメンハイドロパーオキシド等の
ヒドロパーオキシド類、ジクミルパーオキシド、
2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジア
ルキルパーオキシド類、ラウロイルパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド等のジアシルパーオ
キシド類、t−ブチルパーオキシアセテート、t
−ブチルパーオキシラウレート等のパーオキシエ
ステル類、メチルエチルケトンパーオキシド、メ
チルイソブチルケトンパーオキシド類等を例とし
てあげることができる。更に空気酸化により生成
されるようなポリマーのパーオキシド、過酸化水
素、リチウムパーオキシド又はアルカリもしくは
アルカリ土類金属のパーオキシドも加熱すれば本
発明において、有効である。その他、例えば、
α,α′−アゾビス−(イソブチロニトリル)のよ
うなアゾ化合物もフリーラジカル生成剤として用
いられる。ラジカル発生剤の添加量は本発明組成
物のMFIを決定する重要な因子となるが、その
添加量はポリオレフインに対し0.001〜2重量%、
好ましくは0.01〜0.5重量%であり、少なすぎる
とその添加効果は発揮されず、また多すぎると分
解の程度がはなはだしくなり、好ましくない。従
つて、実際には、減成前後のMFIを考慮して、
その添加量を調整する。 共重合体及びラジカル発生剤を所定の割合で配
合し、例えばスーパーミキサーでドライブレンド
し、プロピレン重合体を押出できる通常の条件、
例えば170℃から300℃の間の温度で溶融混練すれ
ば容易に混合及び解重合が達成される。あるいは
直接添加混入し溶融混練する方法も適用できる。 本発明による共重合体はラジカル発生剤の他
に、通常配合される各種補助成分、例えば、酸化
防止剤、紫外線劣化防止剤、アンチブロツキング
剤、スリツプ剤、帯電防止剤、着色剤等を含有す
ることができる。 水冷インフレーシヨンフイルムの製造方法は、
一般的な製法方法によることができ、例えば一般
に使用されている40mm径の押出機及びダイス径
100mm、リツプ巾0.8mmからなる冷却水温25℃の水
冷インフレーシヨン成形機によつて、ダイス温度
220℃で、厚み30μ、折径が190mmのチユーブ状フ
イルムを得ることができた。 本発明によるポリプロピレン系樹脂から成る水
冷インフレーシヨンフイルムは耐ブロツキング
性、低温耐衝撃性及び透明性にすぐれ、包装材料
特に食品などの低温保存用包装材料等の用途に好
適である。 以下、本発明の内容を実施例により説明するが
本発明はこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。下記の実施例及び比較例中
のMFI及びMLMFI、ヘイズ、エチレン含量、イ
ンパクト強度、並びに開口性は下記の方法で測定
したものである。 (a) メルトフローインデツクス(MFI) JIS K−6758の方法で測定した。但し、温度
230℃及び荷重2.16Kgとした。また、荷重10.0
Kgの値をMLMFIと呼ぶ。 (b) フイルムヘイズ ASTM−D−1003−61に準じてヘイズメー
タにて測定した。 (c)エチレン含量 日本電子(株)のFT核磁気共鳴吸収測定装置
(FX−100)を用いて、下記条件で、 観測巾 1800Hz パルス巾 6μs(45゜パルス) パルス間隔 3s 積算回数 10000以上 測定温度 100℃ 試料を1,2,4−トリクロルベンゼンと
C6D6の混合溶液に溶解して測定し、各ピーク
面積より算出した。 (d) インパクト強度 東洋精機(株)製のTTSインパクトテスターを
用いて、−5℃の恒温室において衝撃強度を測
定した。 (d) 開口性 成形5分後、フイルムの切り口部分が容易に
口開きする状態を得るためにシリカの添加量を
調整した。 実施例 1 290の連続式環状反応器に三塩化チタン組成
物(市販のAA型三塩化チタン5.0Kgとγ−ブチロ
ラクトン0.75Kgを共粉砕した粉体)39g/H、
Et2AlClのヘプタン溶液(2mol/)0.30/
H、プロピレン91Kg/H、エチレン4Kg/H及び
水素4.1Nl/Hを供給し、60℃において連続重合
した。この粗重合体をイソブタノールで洗浄精製
乾燥し、白色粉末を得た。得られた重合体の
MFIは0.08g/10min、エチレン含量は12.0モル
%であつた。 このランダム共重合体100重量部に、第1表記
載の量のラジカル発生剤2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(日本
油脂(株)製パーヘキサ2,5B−40)、テトラキス
〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシフエニル)プロプオネート〕メタン
0.25重量部及びステアリン酸カルシウム0.1重量
部を添加し、ヘンシエルミキサーで混合後、押出
機にて温度240℃で押出しペレツトを作成した。
このペレツトのMFIは5.1g/10minであつた。
このときのMLMFI/MFIは12.7、C13−NMRで
のブロツク指数は0.92、融点は126.8℃であつた。 このペレツトに合成シリカ(ブロツキング防止
剤)0.55%及びオレイン酸アマイド(滑り剤)
0.30%を添加し、一般に使用されている40mm径の
押出機及びダイス径100mm、リツプ巾0.8mmからな
る冷却水温25℃の水冷インフレーシヨン成形機に
よつて、ダイス温度220℃で、厚み30μ、折径が
190mmのチユーブ状フイルムを得た。 このサンプルについて、ヘイズ、エチレン含
量、インパクト強度を前記の方法で測定した。結
果は下記第1表に示す。 実施例2〜4及び比較例1〜4 エチレンの供給量を変えた以外は、実施例1と
同様にしてエチレン含量の異なる高分子量共重合
体粉末を製造した。これから実施例1と全く同様
にして、ブロツキング防止剤及び滑り剤を添加し
分子量減成した後、30μ厚の水冷インフレーシヨ
ンフイルムを得た。結果を第1表に示す。 なお、比較例3は水素使用量を変えて重合し、
分子量減成されていない、ブロツク指数及び
MLMFI/MFIが上限を超えた例を示し、比較例
4は分子量減成の程度が小さく、MLMFI/MFI
が上限を超えた例を示す。 実施例 5 エチレンの供給量4Kg/Hrの他に、同時にブ
テン−1を4Kg/H供給した以外は実施例1と同
様にして共重合体を製造した。得られた共重合体
のブテン含量は1.6モル%、融点は126℃であつ
た。 この共重合体から実施例1と同様にして、分子
量減成を行ない、水冷インフレーシヨンフイルム
を成形した。結果を下記第1表に示す。 実施例 6 エチレン供給量を3Kg/Hrに変え、他にブテ
ン−1を3Kg/Hr供給した以外は実施例1と同
様にして、MFIが0.08g/10min、エチレン含量
が9.6モル%、ブテン−1含量が1.3モル%の重合
体粉末を得た。実施例1と全く同様にして、分子
量減成した後、水冷インフレーシヨンフイルムを
得た。得られた結果を第1表に示す。 比較例 5 エチレン含量が7.4モル%、MFIが5.1g/
10min、ブロツク指数が3.7、MLMFI/MFIが
19.6のプロピレン−エチレンブロツク共重合体
(昭和電工製シヨウアロマーMK311C)を用いて
実施例1と同様にして、水冷インフレーシヨンフ
イルムを成形した。得られた結果を下記第1表に
示す。 エチレン含量の低い場合(比較例2)に比べ、
本発明に係る実施例3において非常に高い低温イ
ンパクト衝撃強度が得られることが明らかであ
る。また、同一エチレン含量において比較した場
合、本発明に係るブロツク指数及びMLMFI/
MFIを有するもの(実施例3)は、比較例2に
比べ低温インパクト衝撃強度が大幅に改善されて
いる。
【表】
* 口開き性を容易ならしめる最低量のシリカ及びア
マイドを添加した時の比較
マイドを添加した時の比較
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チーグラー型触媒の存在下にランダム共重合
させて得られた、C13−NMR法で求めたエチレ
ン単位含量が6〜17モル%、プロピレン単位含量
が83〜94モル%、かつ炭素数4以上のα−オレフ
イン単位含量が0〜5モル%で、MFIが0.5g/
10min未満のプロピレン−エチレン系共重合体を
ラジカル発生剤の存在下に分子量減成させて成
る、下記(イ)〜(ニ)の特性を有するプロピレン−エチ
レン系ランダム共重合体を水冷インフレーシヨン
成形することを特徴とする水冷インフレーシヨン
フイルムの製造方法。 (イ) C13−NMR法で求めたエチレン単位含量:
6〜17モル%、プロピレン単位含量83〜94モル
%、及び炭素数4以上のα−オレフイン単位含
量0〜5モル% (ロ) C13−NMR法で算出した下記で定義したブ
ロツク指数:1.1以下 ブロツク指数= (100)+(000)/(101)+(100)+(000)×1
00/100−〔(100−CE)2/100〕 [式中、0はエチレンユニツト、1はプロピレ
ンユニツト、CEはエチレン含量(モル%)を
示す] (ハ) MFI(230℃、荷重2.16Kg):1〜30g/min (ニ) MLMFI(230℃、荷重10.0Kg)とMFI(230
℃、荷重2.16Kg)との比 MLMFI/MFI:10〜16
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6465482A JPS58181613A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 水冷インフレ−ションフィルムの製造方法 |
| US06/408,479 US4552930A (en) | 1981-08-22 | 1982-08-16 | Visbroken propylene-ethylene random copolymers, process and films |
| EP82304319A EP0074194B2 (en) | 1981-08-22 | 1982-08-16 | Propylene-ethylene random copolymer, production process thereof, and film derived therefrom |
| DE8282304319T DE3274455D1 (en) | 1981-08-22 | 1982-08-16 | Propylene-ethylene random copolymer, production process thereof, and film derived therefrom |
| SG379/87A SG37987G (en) | 1981-08-22 | 1987-04-25 | Propylene-ethylene random copolymer, production process thereof, and film derived therefrom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6465482A JPS58181613A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 水冷インフレ−ションフィルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58181613A JPS58181613A (ja) | 1983-10-24 |
| JPH0369925B2 true JPH0369925B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=13264428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6465482A Granted JPS58181613A (ja) | 1981-08-22 | 1982-04-20 | 水冷インフレ−ションフィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58181613A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS503188A (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-14 | ||
| JPS5470388A (en) * | 1977-11-16 | 1979-06-06 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of olefin polymer |
| JPS5590514A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-09 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of propylene copolymer |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP6465482A patent/JPS58181613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58181613A (ja) | 1983-10-24 |
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