JPH037130B2 - - Google Patents
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- JPH037130B2 JPH037130B2 JP57181745A JP18174582A JPH037130B2 JP H037130 B2 JPH037130 B2 JP H037130B2 JP 57181745 A JP57181745 A JP 57181745A JP 18174582 A JP18174582 A JP 18174582A JP H037130 B2 JPH037130 B2 JP H037130B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- electrode
- palladium
- multilayer ceramic
- glass frit
- Prior art date
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は温度補償用積層セラミツクコンデンサ
に関するものである。 積層セラミツクコンデンサは、小型で大きな容
量がとれるため、電子チユーナ・ビデオテープレ
コーダ・ビデオカメラ等の各種電気機器に利用さ
れ、最近需要が急増している。温度補償用積層セ
ラミツクコンデンサは、静電容量の温度変化率が
少ないものの分類である。 従来例の構成とその問題点 積層セラミツクコンデンサは第1図に示すよう
に、誘電体セラミツク1の内部電極2と外部電極
3とからなり、外部電極3としては、温度焼付け
の銀ペースト塗布焼付けして形成される銀電極ま
たは銀ペーストの中に少量のパラジウムを含む銀
−パラジウム電極が用いられている。この積層セ
ラミツクコンデンサをプリント基板等に実装する
場合、前記外部電極3をハンダ付けするが、前記
外部電極はハンダ耐熱性が悪く、銀くわれをおこ
し易い。そこで、ハンダ耐熱性および濡れ性を改
善する目的で、銀電極または銀−パラジウム電極
の上にNiメツキ、Niメツキの上にハンダ(スズ
−鉛合金)メツキをする方法がとられている。し
かし、これらのメツキ処理をすることによつて、
誘電損失(tanδ)がわずかに大きくなるものが発
生する。高誘電率系の積層セラミツクコンデンサ
においては、一般にtanδが1%以上と比較的大き
いので、このメツキ処理の影響も問題とならな
い。しかし、温度補償用の積層セラミツクコンデ
ンサにおいてはtanδの値が小さく、Q(=1/tanδ) の値が大きいが、規格で例えば静電容量30PF以
上のとき、Q≧1000(tanδ≦0.1%)となつてい
る。そこで、温度補償用積層セラミツクコンデン
サにおいて、Qの値が規格値未満となるQ不良が
発生し問題となつている。 発明の目的 本発明はこのような問題点に鑑み、ハンダ耐熱
性および濡れ性を改善する外部電極のメツキ処理
において発明するQ不良を、低減、改善した温度
補償用積層セラミツクコンデンサを提供すること
を目的とする。 発明の構成 本発明の温度補償用積層セラミツクコンデンサ
はこの目的を達成するために、外部電極の銀また
は銀−パラジウム電極を2層構造とし、下層部に
上層部よりガラスフリツトを多く含む銀または銀
−パラジウム電極を使用することによつて下地の
セラミツクとの密着性を良くし、前記メツキ処理
においてメツキ液が下地のセラミツクおよび内部
電極に浸透するのを防ぎ、温度補償用積層セラミ
ツクコンデンサにおいて発生するQ不良を低減、
改善することを提案する。このようにする理由は
次の通りである。高温焼付けの銀ペーストは、銀
微粉末とガラスフリツトと樹脂と溶剤とからな
り、この銀ペーストを被塗布体に塗布し、溶剤を
蒸発させてから焼付炉で所定温度まで加熱する。
これにより樹脂等の有機物を燃焼させて、ガラス
フリツトの溶融と銀粒子の成長により被塗布体に
密着した銀電極が形成される。銀ペーストの中に
少量のパラジウムを含む場合は、銀−パラジウム
電極となる。本発明者らは、前記メツキ処理によ
つて発生する温度補償用積層セラミツクコンデン
サのQ不良対策について詳細に実験検討をした結
果、銀電極または銀−パラジウム電極のガラスフ
リツトの量を増やすことにより、外部電極と下地
のセラミツクとの密着性を良くし、メツキ液が下
地のセラミツクおよび内部電極に浸透するのを防
ぎ、Q不良を低減、改善できることがわかつた。
しかし、ガラスフリツトの量が多くなると外部電
極表面にSiO2等のガラス成分が浮き、Niメツキ
のつき方が悪くなり、ハンダ濡れ性が悪くなり、
問題となる。そこで、外部電極の銀または銀−パ
ラジウム電極を2層構造とし、下層部にガラスフ
リツトを多く含む銀または銀−パラジウム電極、
上層部にガラスフリツトを少なく含む銀または銀
−パラジウム電極を使用することにより、Q不良
を低減、改善するとともにハンダ濡れ性を良くし
たものである。 実施例の説明 次に、本発明の具体的な実施例を第2図ととも
に説明する。まず、内部電極5にパラジウムを用
い、TiO2系の温度補償用の誘電体組成からなる
誘電体シートを積層して切断し、1380℃で焼成し
た後、面とりし、ガラスフリツトを7重量%含む
銀ペーストを従来のように外部電極が1層の場合
のおよそ半分の量を塗布し乾燥後、トンネル炉で
800℃で焼付け、外部電極6の下層部6aを形成
した。4は誘電体セラミツクである。次にガラス
フリツトを4重量%含む銀ペーストを前記下層部
6aとほぼ同量、前記下層部6aの上に塗布し乾
燥後、トンネル炉で800℃で焼付け、外部電極6
の上層部6bを形成した。このようにして形成し
た外部電極6の上に、Niメツキ、さらにハンダ
メツキをし、積層セラミツクコンデンサを作成し
た。第2図で7はNiメツキ層、8はハンダメツ
キ層である。 また、面とりまで同じロツトの焼結体の従来の
ように1層の外部電極を形成し、同様なメツキ処
理をし積層セラミツクコンデンサを作成してQを
測定し比較した。ここで、1層の外部電極はガラ
スフリツトを4重量%含む銀ペーストを使用した
もの、およびガラスフリツトを7重量%含む銀ペ
ーストを使用したものである。これらの3通りの
場合のQ不良率を下記の表に示す。
に関するものである。 積層セラミツクコンデンサは、小型で大きな容
量がとれるため、電子チユーナ・ビデオテープレ
コーダ・ビデオカメラ等の各種電気機器に利用さ
れ、最近需要が急増している。温度補償用積層セ
ラミツクコンデンサは、静電容量の温度変化率が
少ないものの分類である。 従来例の構成とその問題点 積層セラミツクコンデンサは第1図に示すよう
に、誘電体セラミツク1の内部電極2と外部電極
3とからなり、外部電極3としては、温度焼付け
の銀ペースト塗布焼付けして形成される銀電極ま
たは銀ペーストの中に少量のパラジウムを含む銀
−パラジウム電極が用いられている。この積層セ
ラミツクコンデンサをプリント基板等に実装する
場合、前記外部電極3をハンダ付けするが、前記
外部電極はハンダ耐熱性が悪く、銀くわれをおこ
し易い。そこで、ハンダ耐熱性および濡れ性を改
善する目的で、銀電極または銀−パラジウム電極
の上にNiメツキ、Niメツキの上にハンダ(スズ
−鉛合金)メツキをする方法がとられている。し
かし、これらのメツキ処理をすることによつて、
誘電損失(tanδ)がわずかに大きくなるものが発
生する。高誘電率系の積層セラミツクコンデンサ
においては、一般にtanδが1%以上と比較的大き
いので、このメツキ処理の影響も問題とならな
い。しかし、温度補償用の積層セラミツクコンデ
ンサにおいてはtanδの値が小さく、Q(=1/tanδ) の値が大きいが、規格で例えば静電容量30PF以
上のとき、Q≧1000(tanδ≦0.1%)となつてい
る。そこで、温度補償用積層セラミツクコンデン
サにおいて、Qの値が規格値未満となるQ不良が
発生し問題となつている。 発明の目的 本発明はこのような問題点に鑑み、ハンダ耐熱
性および濡れ性を改善する外部電極のメツキ処理
において発明するQ不良を、低減、改善した温度
補償用積層セラミツクコンデンサを提供すること
を目的とする。 発明の構成 本発明の温度補償用積層セラミツクコンデンサ
はこの目的を達成するために、外部電極の銀また
は銀−パラジウム電極を2層構造とし、下層部に
上層部よりガラスフリツトを多く含む銀または銀
−パラジウム電極を使用することによつて下地の
セラミツクとの密着性を良くし、前記メツキ処理
においてメツキ液が下地のセラミツクおよび内部
電極に浸透するのを防ぎ、温度補償用積層セラミ
ツクコンデンサにおいて発生するQ不良を低減、
改善することを提案する。このようにする理由は
次の通りである。高温焼付けの銀ペーストは、銀
微粉末とガラスフリツトと樹脂と溶剤とからな
り、この銀ペーストを被塗布体に塗布し、溶剤を
蒸発させてから焼付炉で所定温度まで加熱する。
これにより樹脂等の有機物を燃焼させて、ガラス
フリツトの溶融と銀粒子の成長により被塗布体に
密着した銀電極が形成される。銀ペーストの中に
少量のパラジウムを含む場合は、銀−パラジウム
電極となる。本発明者らは、前記メツキ処理によ
つて発生する温度補償用積層セラミツクコンデン
サのQ不良対策について詳細に実験検討をした結
果、銀電極または銀−パラジウム電極のガラスフ
リツトの量を増やすことにより、外部電極と下地
のセラミツクとの密着性を良くし、メツキ液が下
地のセラミツクおよび内部電極に浸透するのを防
ぎ、Q不良を低減、改善できることがわかつた。
しかし、ガラスフリツトの量が多くなると外部電
極表面にSiO2等のガラス成分が浮き、Niメツキ
のつき方が悪くなり、ハンダ濡れ性が悪くなり、
問題となる。そこで、外部電極の銀または銀−パ
ラジウム電極を2層構造とし、下層部にガラスフ
リツトを多く含む銀または銀−パラジウム電極、
上層部にガラスフリツトを少なく含む銀または銀
−パラジウム電極を使用することにより、Q不良
を低減、改善するとともにハンダ濡れ性を良くし
たものである。 実施例の説明 次に、本発明の具体的な実施例を第2図ととも
に説明する。まず、内部電極5にパラジウムを用
い、TiO2系の温度補償用の誘電体組成からなる
誘電体シートを積層して切断し、1380℃で焼成し
た後、面とりし、ガラスフリツトを7重量%含む
銀ペーストを従来のように外部電極が1層の場合
のおよそ半分の量を塗布し乾燥後、トンネル炉で
800℃で焼付け、外部電極6の下層部6aを形成
した。4は誘電体セラミツクである。次にガラス
フリツトを4重量%含む銀ペーストを前記下層部
6aとほぼ同量、前記下層部6aの上に塗布し乾
燥後、トンネル炉で800℃で焼付け、外部電極6
の上層部6bを形成した。このようにして形成し
た外部電極6の上に、Niメツキ、さらにハンダ
メツキをし、積層セラミツクコンデンサを作成し
た。第2図で7はNiメツキ層、8はハンダメツ
キ層である。 また、面とりまで同じロツトの焼結体の従来の
ように1層の外部電極を形成し、同様なメツキ処
理をし積層セラミツクコンデンサを作成してQを
測定し比較した。ここで、1層の外部電極はガラ
スフリツトを4重量%含む銀ペーストを使用した
もの、およびガラスフリツトを7重量%含む銀ペ
ーストを使用したものである。これらの3通りの
場合のQ不良率を下記の表に示す。
【表】
従来例Bの場合に比べ、本発明Aおよび従来例
Cの場合はQ不良率が大きく改善されている。し
かし、従来例Cの場合は外部電極表面にSiO2等
のガラス成分が浮き、Niメツキのつき方が悪く、
ハンダ付けするときハンダの濡れ性が悪く問題と
なる。 Q不良を大きく改善するためには、下層部の銀
電極に含まれるガラスフリツトの量は6.5〜10重
量%が良い。これはガラスフリツトの量が10重量
%より多くなると、外部電極内部に空洞が発生し
て外観上良くなく、かつ6.5重量%未満ではQ不
良に対する効果が薄いためである。また、上層部
の銀電極は、表面へのガラス成分の浮きが問題と
ならないように6重量%未満が良く、かつ焼結性
と下地との密着性から2重量%以上が良い。これ
はパラジウムを少量含む銀−パラジウム電極につ
いても同様である。 発明の効果 本発明の構造による積層セラミツクコンデンサ
は、以上の説明から明らかなようにQ不良率が大
きく改善され、しかも銀電極または銀−パラジウ
ム電極表面へのガラス成分の浮きも少ないので、
Niメツキのつき方を悪くすることがなく、ハン
ダ耐熱性および濡れ性も問題なく、温度補償用積
層セラミツクコンデンサとして極めて効果が大き
いものである。
Cの場合はQ不良率が大きく改善されている。し
かし、従来例Cの場合は外部電極表面にSiO2等
のガラス成分が浮き、Niメツキのつき方が悪く、
ハンダ付けするときハンダの濡れ性が悪く問題と
なる。 Q不良を大きく改善するためには、下層部の銀
電極に含まれるガラスフリツトの量は6.5〜10重
量%が良い。これはガラスフリツトの量が10重量
%より多くなると、外部電極内部に空洞が発生し
て外観上良くなく、かつ6.5重量%未満ではQ不
良に対する効果が薄いためである。また、上層部
の銀電極は、表面へのガラス成分の浮きが問題と
ならないように6重量%未満が良く、かつ焼結性
と下地との密着性から2重量%以上が良い。これ
はパラジウムを少量含む銀−パラジウム電極につ
いても同様である。 発明の効果 本発明の構造による積層セラミツクコンデンサ
は、以上の説明から明らかなようにQ不良率が大
きく改善され、しかも銀電極または銀−パラジウ
ム電極表面へのガラス成分の浮きも少ないので、
Niメツキのつき方を悪くすることがなく、ハン
ダ耐熱性および濡れ性も問題なく、温度補償用積
層セラミツクコンデンサとして極めて効果が大き
いものである。
第1図は一般的な積層セラミツクコンデンサの
断面図、第2図は本発明の一実施例を示す積層セ
ラミツクコンデンサの要部断面図である。 6……外部電極、6a……下層部、6b……上
層部。
断面図、第2図は本発明の一実施例を示す積層セ
ラミツクコンデンサの要部断面図である。 6……外部電極、6a……下層部、6b……上
層部。
Claims (1)
- 1 外部電極の銀または銀−パラジウム電極が2
層構造をとり、下層部に6.5〜10重量%のガラス
フリツトを含む銀または銀−パラジウム電極を使
用し、上層部に2〜6重量%のガラスフリツトを
含む銀または銀−パラジウム電極を使用すること
を特徴とする温度補償用積層セラミツクコンデン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57181745A JPS5969907A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 温度補償用積層セラミツクコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57181745A JPS5969907A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 温度補償用積層セラミツクコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5969907A JPS5969907A (ja) | 1984-04-20 |
| JPH037130B2 true JPH037130B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=16106138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57181745A Granted JPS5969907A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 温度補償用積層セラミツクコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5969907A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61234519A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-18 | 関西日本電気株式会社 | 電子部品 |
| JPS62264613A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-17 | 日本電気株式会社 | 積層セラミツクコンデンサ |
| NL8800559A (nl) * | 1988-03-07 | 1989-10-02 | Philips Nv | Keramische meerlaagscondensator. |
| JPH01241809A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Nec Corp | 積層セラミックチップ部品 |
| JP3760770B2 (ja) * | 2001-01-05 | 2006-03-29 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミック電子部品及びその製造方法 |
| JP4442135B2 (ja) * | 2002-07-29 | 2010-03-31 | 株式会社村田製作所 | セラミック電子部品の製造方法 |
| JP6244621B2 (ja) * | 2012-12-11 | 2017-12-13 | Tdk株式会社 | 積層コンデンサ |
| JP6070288B2 (ja) * | 2013-03-05 | 2017-02-01 | Tdk株式会社 | セラミック積層電子部品 |
| JP2015026838A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-02-05 | 株式会社村田製作所 | コンデンサ |
| JP7012219B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-01-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 積層バリスタの製造方法 |
| KR102946062B1 (ko) * | 2021-12-24 | 2026-04-01 | 삼성전기주식회사 | 적층형 전자 부품 |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP57181745A patent/JPS5969907A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5969907A (ja) | 1984-04-20 |
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