JPH0371380B2 - - Google Patents
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- JPH0371380B2 JPH0371380B2 JP60106823A JP10682385A JPH0371380B2 JP H0371380 B2 JPH0371380 B2 JP H0371380B2 JP 60106823 A JP60106823 A JP 60106823A JP 10682385 A JP10682385 A JP 10682385A JP H0371380 B2 JPH0371380 B2 JP H0371380B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は盤上の金属鉄磁性粉末およびその製造
法に関する。本発明の盤状金属鉄磁性粉末は、高
出力並びに高密度化に適した磁気記録用磁性粉末
及び静電複写用の磁気トナー用材料粉末に利用で
きる。 〔従来の技術〕 磁気記録媒体に一般に用いられている磁性材料
は、マグネタイト(Fe3O4)、マグヘマイト(γ
−Fe2O3)、二酸化クロム(CrO2)等の磁性粉末
であり、これらの磁性粉末は飽和磁化σs70〜
85emu/g、保磁力Hc250〜500Oeを有するもの
である。殊に、上記酸化物磁性粉末のσsは最大
85emu/g程度であり、一般にはσs70〜80emu/
gであることが、磁気記録媒体の再生出力並びに
記録密度に限度を与える主因となつている。 またCoを含有しているCo−マグネタイトやCo
−マグヘマイト磁性粒子も磁気記録媒体に使用さ
れているが、これらの磁性粒子粉末は、保磁力
Hcが400〜800Oeであり高いという特長を有する
が、これに反して飽和磁化σsが60〜80emu/gと
低いという短所を有している。 更に、飽和磁化σsが大きく、且つ高い保磁力を
有する磁性粉末として、針状晶含水酸化鉄粒子、
針状晶酸化鉄、あるいはこれらに鉄以外の異種金
属を含むものを還元性ガス中400℃程度で加熱還
元することにより得られる針状晶鉄磁性粉末若し
くは針状晶鉄合金磁性粉末がある。これら針状晶
鉄磁性粉末若しくは針状晶鉄合金磁性粉末は飽和
磁化σsが著しく大きく保磁力Hcが高いという特
長を有しているが、その粒度の均斉なものが得難
く、また樹枝状粒子が混在し易いために、分散性
の良いものを得ることは困難である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 磁気記録媒体には高密度化並びに高出力化特に
周波数特性の向上およびノイズレベルの低下が要
求されており、そのためには、残留磁束密度Br
の向上、高保磁力(Hc)化並びに、分散性、充
填性、テープ表面の平滑性の向上が必要である。
静電複写用トナーにも同様の性質が要求される。 今日、これらの要求を満たすために磁気記録媒
体の多くに針状晶鉄磁性粉末、若しくは針状晶合
金磁性粉末が用いられるようになつてきたが、こ
れら金属磁性粉末は針状晶α−FeOOH粒子を還
元して得るのが一般的であるため、出発原料であ
る針状晶α−FeOOH粉末は粒度が均斉で樹枝状
粒子が混在していないものは得難く、磁性粉末の
粒度が斉わないという欠点がある。さらにたとえ
粒度の均斉で樹枝状粒子が混在していない針状晶
α−FeOOH粒子が得られ、それを還元して針状
晶鉄磁性粉末が得られたとしても、磁性粉末が針
状晶であるために分散性、充填性に劣るという欠
点がある。そのため、これら針状晶に替え盤状の
金属磁性粉末が得られれば磁性粉の分散性並びに
充填性、磁気記録媒体の表面平滑性が向上するこ
とが期待される。 本発明の目的は盤状金属磁性粉末およびその製
法を提供することにある。 盤状の合金磁性粉末を得る方法として、六方晶
系バリウムフエライトH2等の還元性ガスを用い
て還元する方法が考えられるが、この方法によつ
て得られる六角盤状合金磁性粉末は鉄がBaで希
釈されたかたちになり、飽和磁化が低下するとい
う欠点を有している。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、α−FeOOHの粒子形態、粒度
分布、分散性の改良について研究を続けた結果、
オキシアルキルアミンの存在下で第二鉄塩とアル
カリとを水性媒体中で反応させてα−FeOOHの
前駆体である水酸化第二鉄を生成させ、この水酸
化第二鉄を水熱処理すると、意外にも従来とは全
く異なつた粒子形態の盤状さらに詳しくは六角盤
状ないしそれに近似した形状のα−FeOOH粒子
が得られ、これに必要によりSi等で被覆処理し、
非還元性雰囲気で加熱処理した後さらに還元性ガ
ス雰囲気下に還元することにより、微小で粒度が
均斉、かつ分散性の良好な盤状金属鉄磁性粉末が
得られ、また盤状α−FeOOHあるいは盤状α−
Fe2O3粒子にSi化合物被覆処理を行なつた場合
は、該粒子の形状の崩れが著しく抑えられること
を見出し、本発明に到つた。 本発明は、粒子形態が盤状の金属鉄磁性粉末で
粒子径(盤径)が0.03〜1μm、盤状比(粒子径/
厚み)が3〜10の範囲にあることを特徴とする盤
状金属鉄磁性粉末、およびオキシアルキルアミン
の存在下で第二鉄塩と水酸化アルカリを水性媒体
中で反応させて水酸化第二鉄を生成させ、得られ
た水酸化第二鉄のスラリを水熱処理して盤状α−
FeOOHを得、得られたα−FeOOHを還元性ガ
スを用いて還元することにより盤状金属鉄磁性粉
末を得ることを特徴とする盤状金属鉄磁性粉末の
製造法に関するものである。本発明の盤状金属鉄
磁性粉末には、後述する盤状鉄合金磁性粉末も包
含される。 本発明の盤状金属鉄磁性粉末およびその製造法
についてさらに詳細に説明する。 まず、盤状α−FeOOH粒子の製造法について
説明する。 本発明において、第二鉄塩としては一般に硫酸
第二鉄、塩化第二鉄、硝酸第二鉄等が使用される
が、これらのなかでも塩化第二鉄が好適である。
水酸化アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が好適に使用される。 第二鉄塩と水酸化アルカリとを水性媒体中で反
応させる方法としては、一般に第二鉄塩水溶液と
水酸化アルカリ水溶液とを用いて反応を行なう方
法が好適である。その際水溶液中で、第二鉄塩の
濃度が0.1〜1モル/になるように調製するの
が適当であり、また水酸化アルカリの濃度が0.3
〜5モル/になるように調製するのが適当であ
る。また第二鉄塩に対する水酸化アルカリの使用
量は、1〜5倍当量程度にするのが好適である。 本発明方法の一つの特徴とする盤状ゲーサイト
を得るにあたつては、特に第二鉄塩と水酸化アル
カリとを反応させてゲーサイトの前駆体である水
酸化第二鉄を生成させる際に、オキシアルキルア
ミンを水性媒体中に存在させるのが効果的であ
る。 オキシアルキルアミンは、溶媒に溶解させて、
例えば水の如き溶媒に溶解させて添加しても、水
酸化アルカリ水溶液に溶解させて添加しても、ま
た直接系内に添加してもよいが、オキシルアルキ
ルアミンの量は普通には第二鉄塩に対して30〜80
倍モル、好ましくは35〜75倍モルになるようにす
るのがよい。オキシアルキルアミンの量が少なす
ぎると粒状になつたり、粒度分布幅が広くなつた
りする傾向があり、また過度に多くするのは、経
済的でなく、またα−Fe2O3が生成し易くなる。 オキシアルキルアミンとしては、アルキル基の
炭素数が2〜6のものが好適であり、その代表例
としてはモノエタノールアミン、γ−プロパノー
ルアミン、β−プロパノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、イソブタノー
ルアミン等を挙げることができ、なかでもエタノ
ールアミンは好適である。 オキシアルキルアミンの存在下で第二鉄塩と水
酸化アルカリとを反応させて水酸化第二鉄を生成
させる際の反応温度は、50℃以下、好ましくは0
〜45℃にするのが、オキシアルキルアミンの効果
を高め、またα−FeOOH粒子の盤状比、粒子形
態等をコントロールするうえで好適である。温度
が高すぎるとα−FeOOH粒子が長大化したり、
α−Fe2O3が混在したり、α−FeOOH粒子形態
のバラツキが大きくなつたりしやすく、また過度
に温度を低くしても特に利点はない。また反応時
間は特に制限されないが、一般には1〜20時間の
範囲から適宜選択される。 第二鉄塩と水酸化アルカリとの反応によつて得
られる水酸化第二鉄のスラリは、これをただちに
水熱処理しても盤状のゲーサイトを生成させるこ
とができるが、水熱処理にさきだつて熟成すると
形態の揃つた盤状粒子が得られやすくなる。熟成
方法としては、0〜80℃で、5〜30時間程度、撹
拌または撹拌せずに放置する方法が一般に採用さ
れる。 また水熱処理効果を高めるためには、スラリの
PHを10以上、好ましくは10.5〜14にして水熱処理
するのが望ましい。スラリのPHを10以上に調整す
る方法としては、例えば水酸化第二鉄を生成させ
たスラリを、ろ過、洗浄、あるいは上澄液を除去
した後、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリを用いて調整する方法が便利である。 水熱処理温度は100〜250℃、好ましくは120〜
230℃が好適である。水熱処理温度が低すぎると
水酸化第2鉄をゲーサイトに変換させるのに長時
間を要し、またゲーサイト粒子が細長くなつた
り、形態のバラツキが大きくなつたりし、水熱処
理温度が高すぎるとα−Fe2O3が生成したりす
る。水熱処理時間は特に制限されないが一般には
0.5〜5時間程度である。 また水熱処理には、一般にオートクレーブが好
適に採用される。 水熱処理することによつてスラリ中の水酸化第
二鉄は、従来にない粒子形態を有する分散性のよ
い盤状ゲーサイトに変換される。 水熱処理後のスラリから盤状ゲーサイト粒子を
回収する方法としては、水洗、ろ過、乾燥等の通
常の方法を採用することができる。 本発明において水熱処理後に回収される盤状ゲ
ーサイト粒子は、そのX線回折スペクトルからα
−FeOOHの結晶であることが確認される。 また粒子径(盤径)、盤状比(粒子径/厚み)
等は、製造条件によつてかなり広範囲にかえるこ
とができるが、透過型電子顕微鏡(TEM)で盤
状ゲーサイト粒子を観察、測定により、粒子形態
は盤状、さらに詳しくは六角盤状ないしそれに近
似した形態を有しており、粒子径は0.03〜1μmの
範囲、特に90%以上の粒子が0.04〜0.3μmの範囲
にあり、盤状比は3〜10の範囲、特に3〜6の範
囲にある。また六角盤状ないしそれに近似した形
態において六辺の短辺と長辺との長さの比(長
辺/短辺)は、4以下、大部分の粒子は2以下で
ある。また平均粒子径および平均盤状比(任意に
粒子30個測定した平均値)は、0.05〜0.5μm、お
よび3〜6の範囲にある。 次に、こうして得られた盤状α−FeOOH粒子
を還元して六角盤状金属鉄磁性粉末を得る場合に
ついて述べる。 還元にさきだつて、空気、窒素等の非還元性雰
囲気中で500〜900℃、好ましくは500〜800℃で加
熱処理することが好ましい。非還元性雰囲気中の
加熱処理温度が低すぎると盤状α−Fe2O3粒子の
結晶性の度合が高められた実質的に高密度な粒子
にならなかつたりし、これを還元すると、空孔等
のための形状の崩れが大きくなりHcの低下を招
く原因ともなる。一方、加熱温度が高すぎると盤
状粒子の変形と粒子および粒子相互間の焼結をひ
き起こしてしまう。そのうえ精度の高い設備、高
度な技術を必要とし、工業的に経済的でない。 また、この加熱処理に際しては、予め盤状α−
FeOOH粒子をSi化合物で披着処理しておくこと
により焼結防止効果ならびに形状保持効果が向上
し、粒子表面ならびに粒子内部の結晶性の度合が
高められ、かつ粒子間の結合のない優れた六角盤
状を保持、継承したものが得られるのでSi化合物
粒子で披着処理しておくことが好ましい。このSi
化合物による披着処理の方法としては、一般的に
は以下の方法がとられる。すなわち、盤状α−
FeOOH粒子を水中に懸濁させ、該懸濁液を酸性
あるいはアルカリ性に分散させ、盤状α−
FeOOHに対してSiO2換算で0.1〜10.0%のケイ酸
ナトリウムの如き水可溶性ケイ酸塩を添加した
後、PH値を7〜8に調整することにより、SiO2
被覆盤状α−FeOOH粒子を得る方法が好適であ
る。Si化合物による披着処理は、加熱処理後の盤
状のα−Fe2O3粒子に行う方法を採用してもよ
い。 還元性ガス中における加熱還元の温度範囲は、
350℃〜600℃好ましくは400〜550℃が好適であ
る。還元ガスとしては、水素、水素と窒素の混合
ガス等が一般に使用される。還元温度が低すぎる
と、還元反応の進行が遅く長時間を要する。一
方、温度が高すぎる場合には、還元反応が急激に
進行して盤状粒子の変形と粒子および粒子相互間
の焼結を引き起こしてしまう。 本発明の盤状金属鉄磁性粉末は、盤状α−
FeOOH粒子の形状、好ましくは六角盤状ないし
それに近似した形状を継承しており粒子径は0.03
〜1μmの範囲にあり盤状比は3〜10の範囲にあ
る。 また、保磁力、安定性等のコントロールなど、
盤状金属鉄を磁性粉末を使用する目的に応じて
Ni、Co、Znの金属で盤状α−FeOOH粒子を被
覆して盤状鉄合金磁性粉末を得ることも容易であ
る。特にNiはα−FeOOHの合成時に添加して
も、粒子の形態に変化を与えずそのまま合金化で
きる。 〔発明の効果〕 本発明によつて、従来にない粒子形態の盤状金
属鉄磁性粉末およびその製造法が提供される。盤
状金属鉄磁性粉末を磁気記録用磁性粉として用い
た場合、高保磁力と大きな飽和磁化を有し、かつ
その形状ゆえに高分散、高充填性並びに表面平滑
性の良好な磁気記録媒体を得ることが可能であ
る。 次に実施例により本発明を説明する。 〔実施例〕 実施例 1 塩化第二鉄〔FeCl3・6H2O〕50gを蒸留水1
に溶解させて8℃に保持した溶液を、水酸化ナ
トリウム75gおよびモノエタノールアミン500ml
(塩化第二鉄に対して45倍モル)を蒸留水2に
溶解させ、10℃に保持した溶液中に滴下し、約10
℃に保持しながら十分に撹拌して反応させ、水酸
化第二鉄スラリを得た。 このスラリを30℃で約20時間放置して熟成した
後、上澄液を除去し、濃度10%の水酸化ナトリウ
ム水溶液で洗浄してスラリのPHを11に調整し、ス
ラリを内容500mlのオートクレーブに仕込み、150
℃で1時間水熱処理を施し、盤状ゲーサイトスラ
リを得た。 盤状ゲーサイトスラリは、これを水洗、ろ過、
乾燥して粉末状で第1図に示すような六角盤状の
盤状ゲーサイトを得た。 得られた盤状ゲーサイトの粉末の透過型電子顕
微鏡写真10万倍(5万倍を2倍に拡大)を第1図
に示す。またX線回折による分析でこの盤状ゲー
サイトは、α−FeOOH構造であることが確認さ
れた。 盤状ゲーサイトは透過型電子顕微鏡(TEM)
により観察し、粒子径(盤径)、盤状比(粒子
径/厚み)等を測定した。これらの結果を比表面
積の測定結果とともに第1表に示す。なお第1表
中平均粒子径および平均盤状比は、粒子30個につ
いての平均値である。 実施例 2〜6 実施例1の塩化第二鉄に対するモノエタノール
アミンの使用量を45倍モルから55倍モルにかえ
(実施例2)、実施例1の水酸化第二鉄を生成させ
る際の温度を10℃から20℃にかえ(実施例3)、
実施例1の水熱処理温度を150℃から180℃にかえ
(実施例4)、実施例1のモノエタノールアミンの
かわりにβ−プロパノールアミンを使用し(実施
例5)、実施例1のモノエタノールアミンのかわ
りにジエタノールアミンを使用し(実施例6)、
その他の条件は実施例1と同様にして実施例1と
同じような盤状ゲーサイトを得た。実施例4で得
られた盤状ゲーサイトの粉末の透過型電子顕微鏡
写真(10万倍に拡大)を第2図に示す。 実施例1と同様にして測定した結果を第1表に
示す。 実施例 7 実施例1で得られた濾別水洗した盤状α−
FeOOH粒子30gに3の水中に懸濁させた。 次いで上記懸濁液に酢酸を加えPH3.5にした後、
ケイ酸ナトリウム(Na2SiO3)4.9g(盤状α−
FeOOH粒子にSiO2として8.0wt%に相当する)
を水200mlに溶解させて添加した。60分間かくは
んした後、懸濁液のPH値が8.0となるよう、アン
モニア水(28wt%)を添加し、一夜熟成の後、
洗浄、濾別、乾燥によりSi化合物で被覆された六
角盤状α−FeOOH粒子を得た。該粒子粉末20g
を流動床焼成炉により、空気中650℃で1時間脱
水加熱処理したのち、H2ガスを毎分5.0の割合
で通気し、還元温度450℃で3時間還元し、盤状
α−FeOOHの形態を継承した六角盤状の金属鉄
磁性粉末を得た。 実施例 8〜12 実施例2〜6で得られた六角盤状α−FeOOH
を用いた以外は実施例7と同様にして六角盤状金
属鉄磁性粉末を得た。 得られた粒子粉末の諸特性を第2表に示す。
法に関する。本発明の盤状金属鉄磁性粉末は、高
出力並びに高密度化に適した磁気記録用磁性粉末
及び静電複写用の磁気トナー用材料粉末に利用で
きる。 〔従来の技術〕 磁気記録媒体に一般に用いられている磁性材料
は、マグネタイト(Fe3O4)、マグヘマイト(γ
−Fe2O3)、二酸化クロム(CrO2)等の磁性粉末
であり、これらの磁性粉末は飽和磁化σs70〜
85emu/g、保磁力Hc250〜500Oeを有するもの
である。殊に、上記酸化物磁性粉末のσsは最大
85emu/g程度であり、一般にはσs70〜80emu/
gであることが、磁気記録媒体の再生出力並びに
記録密度に限度を与える主因となつている。 またCoを含有しているCo−マグネタイトやCo
−マグヘマイト磁性粒子も磁気記録媒体に使用さ
れているが、これらの磁性粒子粉末は、保磁力
Hcが400〜800Oeであり高いという特長を有する
が、これに反して飽和磁化σsが60〜80emu/gと
低いという短所を有している。 更に、飽和磁化σsが大きく、且つ高い保磁力を
有する磁性粉末として、針状晶含水酸化鉄粒子、
針状晶酸化鉄、あるいはこれらに鉄以外の異種金
属を含むものを還元性ガス中400℃程度で加熱還
元することにより得られる針状晶鉄磁性粉末若し
くは針状晶鉄合金磁性粉末がある。これら針状晶
鉄磁性粉末若しくは針状晶鉄合金磁性粉末は飽和
磁化σsが著しく大きく保磁力Hcが高いという特
長を有しているが、その粒度の均斉なものが得難
く、また樹枝状粒子が混在し易いために、分散性
の良いものを得ることは困難である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 磁気記録媒体には高密度化並びに高出力化特に
周波数特性の向上およびノイズレベルの低下が要
求されており、そのためには、残留磁束密度Br
の向上、高保磁力(Hc)化並びに、分散性、充
填性、テープ表面の平滑性の向上が必要である。
静電複写用トナーにも同様の性質が要求される。 今日、これらの要求を満たすために磁気記録媒
体の多くに針状晶鉄磁性粉末、若しくは針状晶合
金磁性粉末が用いられるようになつてきたが、こ
れら金属磁性粉末は針状晶α−FeOOH粒子を還
元して得るのが一般的であるため、出発原料であ
る針状晶α−FeOOH粉末は粒度が均斉で樹枝状
粒子が混在していないものは得難く、磁性粉末の
粒度が斉わないという欠点がある。さらにたとえ
粒度の均斉で樹枝状粒子が混在していない針状晶
α−FeOOH粒子が得られ、それを還元して針状
晶鉄磁性粉末が得られたとしても、磁性粉末が針
状晶であるために分散性、充填性に劣るという欠
点がある。そのため、これら針状晶に替え盤状の
金属磁性粉末が得られれば磁性粉の分散性並びに
充填性、磁気記録媒体の表面平滑性が向上するこ
とが期待される。 本発明の目的は盤状金属磁性粉末およびその製
法を提供することにある。 盤状の合金磁性粉末を得る方法として、六方晶
系バリウムフエライトH2等の還元性ガスを用い
て還元する方法が考えられるが、この方法によつ
て得られる六角盤状合金磁性粉末は鉄がBaで希
釈されたかたちになり、飽和磁化が低下するとい
う欠点を有している。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、α−FeOOHの粒子形態、粒度
分布、分散性の改良について研究を続けた結果、
オキシアルキルアミンの存在下で第二鉄塩とアル
カリとを水性媒体中で反応させてα−FeOOHの
前駆体である水酸化第二鉄を生成させ、この水酸
化第二鉄を水熱処理すると、意外にも従来とは全
く異なつた粒子形態の盤状さらに詳しくは六角盤
状ないしそれに近似した形状のα−FeOOH粒子
が得られ、これに必要によりSi等で被覆処理し、
非還元性雰囲気で加熱処理した後さらに還元性ガ
ス雰囲気下に還元することにより、微小で粒度が
均斉、かつ分散性の良好な盤状金属鉄磁性粉末が
得られ、また盤状α−FeOOHあるいは盤状α−
Fe2O3粒子にSi化合物被覆処理を行なつた場合
は、該粒子の形状の崩れが著しく抑えられること
を見出し、本発明に到つた。 本発明は、粒子形態が盤状の金属鉄磁性粉末で
粒子径(盤径)が0.03〜1μm、盤状比(粒子径/
厚み)が3〜10の範囲にあることを特徴とする盤
状金属鉄磁性粉末、およびオキシアルキルアミン
の存在下で第二鉄塩と水酸化アルカリを水性媒体
中で反応させて水酸化第二鉄を生成させ、得られ
た水酸化第二鉄のスラリを水熱処理して盤状α−
FeOOHを得、得られたα−FeOOHを還元性ガ
スを用いて還元することにより盤状金属鉄磁性粉
末を得ることを特徴とする盤状金属鉄磁性粉末の
製造法に関するものである。本発明の盤状金属鉄
磁性粉末には、後述する盤状鉄合金磁性粉末も包
含される。 本発明の盤状金属鉄磁性粉末およびその製造法
についてさらに詳細に説明する。 まず、盤状α−FeOOH粒子の製造法について
説明する。 本発明において、第二鉄塩としては一般に硫酸
第二鉄、塩化第二鉄、硝酸第二鉄等が使用される
が、これらのなかでも塩化第二鉄が好適である。
水酸化アルカリとしては水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が好適に使用される。 第二鉄塩と水酸化アルカリとを水性媒体中で反
応させる方法としては、一般に第二鉄塩水溶液と
水酸化アルカリ水溶液とを用いて反応を行なう方
法が好適である。その際水溶液中で、第二鉄塩の
濃度が0.1〜1モル/になるように調製するの
が適当であり、また水酸化アルカリの濃度が0.3
〜5モル/になるように調製するのが適当であ
る。また第二鉄塩に対する水酸化アルカリの使用
量は、1〜5倍当量程度にするのが好適である。 本発明方法の一つの特徴とする盤状ゲーサイト
を得るにあたつては、特に第二鉄塩と水酸化アル
カリとを反応させてゲーサイトの前駆体である水
酸化第二鉄を生成させる際に、オキシアルキルア
ミンを水性媒体中に存在させるのが効果的であ
る。 オキシアルキルアミンは、溶媒に溶解させて、
例えば水の如き溶媒に溶解させて添加しても、水
酸化アルカリ水溶液に溶解させて添加しても、ま
た直接系内に添加してもよいが、オキシルアルキ
ルアミンの量は普通には第二鉄塩に対して30〜80
倍モル、好ましくは35〜75倍モルになるようにす
るのがよい。オキシアルキルアミンの量が少なす
ぎると粒状になつたり、粒度分布幅が広くなつた
りする傾向があり、また過度に多くするのは、経
済的でなく、またα−Fe2O3が生成し易くなる。 オキシアルキルアミンとしては、アルキル基の
炭素数が2〜6のものが好適であり、その代表例
としてはモノエタノールアミン、γ−プロパノー
ルアミン、β−プロパノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、イソブタノー
ルアミン等を挙げることができ、なかでもエタノ
ールアミンは好適である。 オキシアルキルアミンの存在下で第二鉄塩と水
酸化アルカリとを反応させて水酸化第二鉄を生成
させる際の反応温度は、50℃以下、好ましくは0
〜45℃にするのが、オキシアルキルアミンの効果
を高め、またα−FeOOH粒子の盤状比、粒子形
態等をコントロールするうえで好適である。温度
が高すぎるとα−FeOOH粒子が長大化したり、
α−Fe2O3が混在したり、α−FeOOH粒子形態
のバラツキが大きくなつたりしやすく、また過度
に温度を低くしても特に利点はない。また反応時
間は特に制限されないが、一般には1〜20時間の
範囲から適宜選択される。 第二鉄塩と水酸化アルカリとの反応によつて得
られる水酸化第二鉄のスラリは、これをただちに
水熱処理しても盤状のゲーサイトを生成させるこ
とができるが、水熱処理にさきだつて熟成すると
形態の揃つた盤状粒子が得られやすくなる。熟成
方法としては、0〜80℃で、5〜30時間程度、撹
拌または撹拌せずに放置する方法が一般に採用さ
れる。 また水熱処理効果を高めるためには、スラリの
PHを10以上、好ましくは10.5〜14にして水熱処理
するのが望ましい。スラリのPHを10以上に調整す
る方法としては、例えば水酸化第二鉄を生成させ
たスラリを、ろ過、洗浄、あるいは上澄液を除去
した後、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリを用いて調整する方法が便利である。 水熱処理温度は100〜250℃、好ましくは120〜
230℃が好適である。水熱処理温度が低すぎると
水酸化第2鉄をゲーサイトに変換させるのに長時
間を要し、またゲーサイト粒子が細長くなつた
り、形態のバラツキが大きくなつたりし、水熱処
理温度が高すぎるとα−Fe2O3が生成したりす
る。水熱処理時間は特に制限されないが一般には
0.5〜5時間程度である。 また水熱処理には、一般にオートクレーブが好
適に採用される。 水熱処理することによつてスラリ中の水酸化第
二鉄は、従来にない粒子形態を有する分散性のよ
い盤状ゲーサイトに変換される。 水熱処理後のスラリから盤状ゲーサイト粒子を
回収する方法としては、水洗、ろ過、乾燥等の通
常の方法を採用することができる。 本発明において水熱処理後に回収される盤状ゲ
ーサイト粒子は、そのX線回折スペクトルからα
−FeOOHの結晶であることが確認される。 また粒子径(盤径)、盤状比(粒子径/厚み)
等は、製造条件によつてかなり広範囲にかえるこ
とができるが、透過型電子顕微鏡(TEM)で盤
状ゲーサイト粒子を観察、測定により、粒子形態
は盤状、さらに詳しくは六角盤状ないしそれに近
似した形態を有しており、粒子径は0.03〜1μmの
範囲、特に90%以上の粒子が0.04〜0.3μmの範囲
にあり、盤状比は3〜10の範囲、特に3〜6の範
囲にある。また六角盤状ないしそれに近似した形
態において六辺の短辺と長辺との長さの比(長
辺/短辺)は、4以下、大部分の粒子は2以下で
ある。また平均粒子径および平均盤状比(任意に
粒子30個測定した平均値)は、0.05〜0.5μm、お
よび3〜6の範囲にある。 次に、こうして得られた盤状α−FeOOH粒子
を還元して六角盤状金属鉄磁性粉末を得る場合に
ついて述べる。 還元にさきだつて、空気、窒素等の非還元性雰
囲気中で500〜900℃、好ましくは500〜800℃で加
熱処理することが好ましい。非還元性雰囲気中の
加熱処理温度が低すぎると盤状α−Fe2O3粒子の
結晶性の度合が高められた実質的に高密度な粒子
にならなかつたりし、これを還元すると、空孔等
のための形状の崩れが大きくなりHcの低下を招
く原因ともなる。一方、加熱温度が高すぎると盤
状粒子の変形と粒子および粒子相互間の焼結をひ
き起こしてしまう。そのうえ精度の高い設備、高
度な技術を必要とし、工業的に経済的でない。 また、この加熱処理に際しては、予め盤状α−
FeOOH粒子をSi化合物で披着処理しておくこと
により焼結防止効果ならびに形状保持効果が向上
し、粒子表面ならびに粒子内部の結晶性の度合が
高められ、かつ粒子間の結合のない優れた六角盤
状を保持、継承したものが得られるのでSi化合物
粒子で披着処理しておくことが好ましい。このSi
化合物による披着処理の方法としては、一般的に
は以下の方法がとられる。すなわち、盤状α−
FeOOH粒子を水中に懸濁させ、該懸濁液を酸性
あるいはアルカリ性に分散させ、盤状α−
FeOOHに対してSiO2換算で0.1〜10.0%のケイ酸
ナトリウムの如き水可溶性ケイ酸塩を添加した
後、PH値を7〜8に調整することにより、SiO2
被覆盤状α−FeOOH粒子を得る方法が好適であ
る。Si化合物による披着処理は、加熱処理後の盤
状のα−Fe2O3粒子に行う方法を採用してもよ
い。 還元性ガス中における加熱還元の温度範囲は、
350℃〜600℃好ましくは400〜550℃が好適であ
る。還元ガスとしては、水素、水素と窒素の混合
ガス等が一般に使用される。還元温度が低すぎる
と、還元反応の進行が遅く長時間を要する。一
方、温度が高すぎる場合には、還元反応が急激に
進行して盤状粒子の変形と粒子および粒子相互間
の焼結を引き起こしてしまう。 本発明の盤状金属鉄磁性粉末は、盤状α−
FeOOH粒子の形状、好ましくは六角盤状ないし
それに近似した形状を継承しており粒子径は0.03
〜1μmの範囲にあり盤状比は3〜10の範囲にあ
る。 また、保磁力、安定性等のコントロールなど、
盤状金属鉄を磁性粉末を使用する目的に応じて
Ni、Co、Znの金属で盤状α−FeOOH粒子を被
覆して盤状鉄合金磁性粉末を得ることも容易であ
る。特にNiはα−FeOOHの合成時に添加して
も、粒子の形態に変化を与えずそのまま合金化で
きる。 〔発明の効果〕 本発明によつて、従来にない粒子形態の盤状金
属鉄磁性粉末およびその製造法が提供される。盤
状金属鉄磁性粉末を磁気記録用磁性粉として用い
た場合、高保磁力と大きな飽和磁化を有し、かつ
その形状ゆえに高分散、高充填性並びに表面平滑
性の良好な磁気記録媒体を得ることが可能であ
る。 次に実施例により本発明を説明する。 〔実施例〕 実施例 1 塩化第二鉄〔FeCl3・6H2O〕50gを蒸留水1
に溶解させて8℃に保持した溶液を、水酸化ナ
トリウム75gおよびモノエタノールアミン500ml
(塩化第二鉄に対して45倍モル)を蒸留水2に
溶解させ、10℃に保持した溶液中に滴下し、約10
℃に保持しながら十分に撹拌して反応させ、水酸
化第二鉄スラリを得た。 このスラリを30℃で約20時間放置して熟成した
後、上澄液を除去し、濃度10%の水酸化ナトリウ
ム水溶液で洗浄してスラリのPHを11に調整し、ス
ラリを内容500mlのオートクレーブに仕込み、150
℃で1時間水熱処理を施し、盤状ゲーサイトスラ
リを得た。 盤状ゲーサイトスラリは、これを水洗、ろ過、
乾燥して粉末状で第1図に示すような六角盤状の
盤状ゲーサイトを得た。 得られた盤状ゲーサイトの粉末の透過型電子顕
微鏡写真10万倍(5万倍を2倍に拡大)を第1図
に示す。またX線回折による分析でこの盤状ゲー
サイトは、α−FeOOH構造であることが確認さ
れた。 盤状ゲーサイトは透過型電子顕微鏡(TEM)
により観察し、粒子径(盤径)、盤状比(粒子
径/厚み)等を測定した。これらの結果を比表面
積の測定結果とともに第1表に示す。なお第1表
中平均粒子径および平均盤状比は、粒子30個につ
いての平均値である。 実施例 2〜6 実施例1の塩化第二鉄に対するモノエタノール
アミンの使用量を45倍モルから55倍モルにかえ
(実施例2)、実施例1の水酸化第二鉄を生成させ
る際の温度を10℃から20℃にかえ(実施例3)、
実施例1の水熱処理温度を150℃から180℃にかえ
(実施例4)、実施例1のモノエタノールアミンの
かわりにβ−プロパノールアミンを使用し(実施
例5)、実施例1のモノエタノールアミンのかわ
りにジエタノールアミンを使用し(実施例6)、
その他の条件は実施例1と同様にして実施例1と
同じような盤状ゲーサイトを得た。実施例4で得
られた盤状ゲーサイトの粉末の透過型電子顕微鏡
写真(10万倍に拡大)を第2図に示す。 実施例1と同様にして測定した結果を第1表に
示す。 実施例 7 実施例1で得られた濾別水洗した盤状α−
FeOOH粒子30gに3の水中に懸濁させた。 次いで上記懸濁液に酢酸を加えPH3.5にした後、
ケイ酸ナトリウム(Na2SiO3)4.9g(盤状α−
FeOOH粒子にSiO2として8.0wt%に相当する)
を水200mlに溶解させて添加した。60分間かくは
んした後、懸濁液のPH値が8.0となるよう、アン
モニア水(28wt%)を添加し、一夜熟成の後、
洗浄、濾別、乾燥によりSi化合物で被覆された六
角盤状α−FeOOH粒子を得た。該粒子粉末20g
を流動床焼成炉により、空気中650℃で1時間脱
水加熱処理したのち、H2ガスを毎分5.0の割合
で通気し、還元温度450℃で3時間還元し、盤状
α−FeOOHの形態を継承した六角盤状の金属鉄
磁性粉末を得た。 実施例 8〜12 実施例2〜6で得られた六角盤状α−FeOOH
を用いた以外は実施例7と同様にして六角盤状金
属鉄磁性粉末を得た。 得られた粒子粉末の諸特性を第2表に示す。
【表】
第1図および第2図は、本発明の実施例1およ
び実施例4で得られた盤状ゲーサイトの粒子形態
を10万倍に拡大した透過型電子顕微鏡写真であ
る。
び実施例4で得られた盤状ゲーサイトの粒子形態
を10万倍に拡大した透過型電子顕微鏡写真であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 粒子の形状が盤状で、粒子径(盤径)が0.03
〜1μm、盤状比(粒子径/厚み)が3〜10の範
囲にあることを特徴とする盤状金属鉄磁性粉末。 2 (a) オキシアルキルアミンの存在下で第二鉄
塩とアルカリとを水性媒体中で反応させて水酸
化第二鉄を生成させ、得られた水酸化第二鉄の
スラリーを水熱処理して盤状α−FeOOHを得
る工程と、 (b) 上記工程で得られた盤状α−FeOOHを還元
性ガスを用いて還元し、盤状金属鉄磁性粉末を
得る工程、を含んでなることを特徴とする盤状
金属鉄磁性粉末の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106823A JPS61266310A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 盤状金属鉄磁性粉末およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60106823A JPS61266310A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 盤状金属鉄磁性粉末およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61266310A JPS61266310A (ja) | 1986-11-26 |
| JPH0371380B2 true JPH0371380B2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=14443501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60106823A Granted JPS61266310A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 盤状金属鉄磁性粉末およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61266310A (ja) |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP60106823A patent/JPS61266310A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61266310A (ja) | 1986-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |