JPH0371404B2 - - Google Patents

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JPH0371404B2
JPH0371404B2 JP658685A JP658685A JPH0371404B2 JP H0371404 B2 JPH0371404 B2 JP H0371404B2 JP 658685 A JP658685 A JP 658685A JP 658685 A JP658685 A JP 658685A JP H0371404 B2 JPH0371404 B2 JP H0371404B2
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JP
Japan
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patch
thermoplastic elastomer
type thermoplastic
plaster
parts
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JP658685A
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Kinichi Iida
Masato Nara
Fumio Urushizaki
Hiroshi Yamaguchi
Hideyuki Tanaka
Tadashi Kosaka
Kazuoki Komata
Tatsuo Hashimoto
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、貼付剤に関する。 [従来の技術およびその問題点] 従来、肩こり、打身、捻挫等の鎮痛消炎に使用
する貼付剤は、天然ゴムまたは合成ゴム等に粘着
付与剤、軟化剤、充填剤、老化防止剤等の添加剤
を配合し、その配合比により粘着性のバランスを
保持している。 しかしながら、メントール、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グルコール、カンフル、ボルネオ
ール、キヤプサイシン等の薬効成分を高濃度で配
合することにより、薬効の向上を期待することが
できるが、結合した膏体の凝集力が低下し、基剤
の粘着特性が失われる。そして、人体に貼付した
場合、皮膚に膏体が残り、商品価値を著しく低下
させる。また、近年、基剤にA−B−A型熱可塑
性エラストマーを使用した貼付剤が有るが、この
場合、薬効成分としてサリチル酸メチルを高濃度
で配合すると、基剤の粘着特性が著しく損なわれ
る。これは、薬効成分のサリチル酸メチルがA−
B−A型熱可塑性エラストマーのドメイン相Aを
溶解し、テレブロツクポリマーとしての特性を消
失させてしまうからであると考えられる。 また、従来の貼付剤には、硬膏剤を単なる不織
布に展延してなるものであるが、硬膏剤と不織布
との親和性が悪くて、硬膏剤が不織布の背面に浸
出する欠点がある。 この発明は前記事情に基づいてなされたもので
ある。 すなわち、この発明の目的は、薬効成分の併存
に拘らず、基剤の一成分として使用するA−B−
A型熱可塑性エラストマーが本来有する良好な粘
着性、弾力性等をそのまま維持し、粘着特性、経
年安定性等の優れた膏体を有すると共に、膏体と
支持体との親和性が良好で膏体が支持体の背面に
浸出することがなく、また身体の屈伸部への貼付
性の良好な貼付剤を提供することを目的とするも
のである。 [前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するために、この発明者ら
が、A−B−A型熱可塑性エラストマーに配合可
能で、かつ薬効成分を吸収してドメイン相Aの溶
解、可塑化および軟化を防止し、基剤の良好な粘
着特性を維持する物質として、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、微結晶性セルロース、KCフ
ロツク、デンプン、乳糖等の多数について検討し
た結果、特にメタケイ酸アルミン酸マグネシウム
が好適であることを見出し、さらに特定の構成繊
維よるなる伸縮性不織布と前記A−B−A型熱可
塑性エラストマーを有する特定組成の膏体とは親
和性が良好であることを見出してこの発明に到達
した。 すなわち、この発明の概要は、A−B−A型熱
可塑性エラストマーと、脂環族飽和炭化水素系樹
脂と、流動パラフインと、薬効成分と、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウムとを配合した膏体と、
ポリアミドおよびポリエステルよりなる構成繊維
をシート状に形成すると共にアクリル系粘着剤で
前記構成繊維を結合してなる伸縮性不織布に展延
してなることを特徴とする貼付剤である。 前記A−B−A型熱可塑性エラストマーは、硬
質重合体Aと軟質重合体BとからなるA−B−A
型構造のエラストマーであり、Aブロツクはたと
えばポリスチレン、ポリメチルスチレン等のビニ
ル化合物による硬質ポリマーエンドブロツクであ
り、そのガラス転移温度が70℃以上のもので、約
1000〜500000の範囲の平均分子量を有するポリマ
ーブロツクであるのが有効である。また、Bブロ
ツクは、たとえばブタジエン、イソプレン等の共
役ジエン化合物の軟質ポリマーミツドブロツクで
あり、そのガラス転移温度が−100〜30℃の範囲
であり、約4500〜1000000の範囲の平均分子量を
有するポリマーブロツクが有効である。このよう
なA−B−A型熱可塑性エラストマーとして、た
とえばスチレン−イソプレン−スチレン熱可塑性
エラストマー、スチレン−ブタジエン−スチレン
熱可塑性エラストマー等が挙げられ、特にスチレ
ン−イソプレン−スチレン熱可塑性エラストマー
が好ましい。 前記脂環族飽和炭化水素系樹脂としては、たと
えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、インデンおよびメチルインデン等を含む
芳香族炭化水素(炭素数9〜12)を重合して得ら
れる炭化水素樹脂に水素を添加することにより脂
環式構造とした熱可塑性水素化樹脂、シクロペン
タジエンまたはジシクロペンタジエンを重合して
得られた樹脂の水素添加物、芳香族系石油樹脂の
水素添加物、共役ジエンモノマーを環化二量化
し、これを他の石油樹脂と同様に重合してから水
素添加して得られる樹脂、脂環族系化合物と芳香
族系化合物あるいは脂肪族系化合物との共重合に
よる樹脂の水素添加物、あるいはこれらの混合物
等が挙げられ、これらの中でも特にスチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、インデンお
よびメチルインデン等を含む芳香族炭化水素(炭
素数9〜12)を重合して得られる炭化水素樹脂に
水素を添加することにより脂環族構造とした熱可
塑性水素化樹脂が好ましく、このような脂環族飽
和炭化水素系樹脂は商品名アルコン(荒川化学社
製)として商業的に入手することができる。 前記流動パラフインとしては、日本薬局方に規
定するものを好適に使用することができる。 前記薬効成分としては、たとえば、サリチル酸
メチル、サリチル酸グリコール、サリチル酸、メ
ントール、ハツカ油、カンフル、チモール、アク
リノール、ロートエキス、マレイン酸クロルフエ
ニラミン、ジフエンヒドラミン、ニコチン酸ベン
ジルエステル、トウガラシエキス、ノニール酸バ
ニールアミド、カプサイシン、イブプロフエン、
インドメサシン、アルクロフエナツク、ケトプロ
フエン、フロバイプロフエン、フエノプロフエン
およびそのエステル、コルチコステロイド類等が
挙げられ、これらの一種および二種以上を混合し
て配合することができる。 前記メタケイ酸アルミン酸マグネシウムとして
は、たとえば、以下の組成式を有し、 Al2O3・MgO・2SiO2・XH2O 比表面積が200〜300m2/gで、吸油量が2〜4
ml/gである微粒子が好ましく、のようなものは
商品名「ノイシリンUFL2」(富士化学工業製)
として商業的に入手することができる。 このメタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、前
記薬効成分の内、特にサリチル酸類の吸収に優れ
ている。 この発明に係る貼付剤は、前記A−B−A型熱
可塑性エラストマー、脂環族飽和炭化水素系樹
脂、流動パラフイン、薬効成分および前記メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウムを配合してなる膏体
を有するものであるが、この発明において、前記
メタケイ酸アルミン酸マグネシウムが薬効成分を
吸収してこれにより前記薬効成分がA−B−A型
熱可塑性エラストマーのエンドブロツク相を溶解
するのが防止されると考えられることから、前記
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム配合量は、前
記薬効成分の1〜20重量%、好ましくは5〜14重
量%であり、かつ、全膏体の0.2〜15重量%、好
ましくは1〜5重量%とするのが良い。 また膏体中の他の各成分の配合量は、貼付剤と
しての通常の配合割合で良く、たとえば、前記A
−B−A型熱可塑性エラストマーが10〜50重量
%、好ましくは15〜45重量%、前記脂環族飽和炭
化水素系樹脂が10〜70重量%、好ましくは30〜60
重量%、流動パラフインが1〜30重量%、好まし
くは5〜25重量%、前記薬効成分が0.01〜50重量
%、好ましくは0.01〜25重量%である。 この貼付剤における膏体を得るための、前記各
成分の配合の手段としては、特に制限がなく、た
とえばニーダ混合機を使用することができる。 この発明に係る貼付剤は、前記各成分を混合し
て得た膏体を支持体に展延する。 この発明で重要なことの一つは、支持体として
特定の繊維構成の伸縮性不織布を使用することで
ある。 すなわち、前記支持体は、ポリアミドおよびポ
リエステルを少なくとも構成繊維とし、要すれば
レーヨンを含めて、前記構成繊維をシート状に形
成し、前記各構成繊維をアクリル系粘着剤で結合
することにより、一方向または二方向に伸縮性を
有する伸縮性不織布である。 ポリエステルおよびポリアミドを少なくともそ
の構成繊維とする伸縮性不織布は、A−B−A型
熱可塑性エラストマーと、脂環族飽和炭化水素系
樹脂と、流動パラフインと、薬効成分と、メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウムとを配合した膏体と
の親和性に優れ、また身体の屈伸部への貼付性に
優れている。 前記支持体の前記利点を十分に発現するために
は、ポリアミド35〜75部、ポリエステル20〜60
部、レーヨン10部以下とするのが好ましい。ポリ
アミドよりなる不織布は柔軟性が有る反面嵩高
さ、ボリユーム感に欠け、ポリエステルよりなる
不織布は柔軟性が無い反面嵩高さおよびボリユー
ム感に優れているので、柔軟性、嵩高さおよびボ
リユーム感の良好な不織布とするために前記配合
比が選らばれるのである。さらに、前記レーヨン
を前記配合量で配合するのは、吸湿性のあるバイ
ンダーの含浸量の増大による、不織布の層間剥離
を防止するためである。また、前記支持体の伸縮
性は、20〜100%の伸縮性を示すのが好ましい。
と言うのは、皮膚の伸縮性は20〜100%程度であ
るため、伸縮性が20%よりも小さいとこの貼付剤
は身体の屈伸に追随せず、また伸縮性が100%よ
り大きくしても大きいことによる利点がない。な
お、アクリル系粘着剤で繊維を結合していない不
織布は20%の伸縮性は、無い。 前記支持体への前記膏体の展延の方法は、カレ
ンダーロール法、溶媒法等のいずれをも採用する
ことができる。 以上、この発明の貼付剤について説明したが、
この発明は、前記各成分の外に、貼付剤に要求さ
れる性質に応じて他の成分を配合することを妨げ
るものではない。 このような他の成分としては、たとえば、カオ
リン、ベントナイト、炭酸カルシウム、酸化亜
鉛、酸化チタン等の賦形剤、石油系樹脂、ポリテ
ルペン樹脂、ロジンおよびロジン変性樹脂等の粘
着付与樹脂、前記薬効成分の溶解、吸収を促進す
るための促進剤たとえばミリスチン酸イソプロピ
ル、ポリプロピレングリコール、クロタミトン、
ジエチルセバケート、防腐剤例えばホウ酸等、そ
の他この種貼付剤に使用される通常の添加剤たと
えば老化防止剤、軟化剤が挙げられる。 [発明の効果] この発明によると、次のような種々の効果を奏
することができる。 すなわち、膏体中に特にメタケイ酸アルミン酸
マグネシウムを配合しているので、薬効成分によ
りA−B−A型熱可塑性エラストマーのエンドブ
ロツク相が溶解、可塑化されることが防止され、
その結果、A−B−A型熱可塑性エラストマーを
含む基剤が有する良好な粘着性、弾力性等をほぼ
維持することができ、粘着特性、経年安定性に優
れた膏体を有する貼付剤を提供することができ
る。また、この貼付剤は、経年安定性が優れてい
るので、長期貯蔵による品質の低下が認められ
ず、人体皮膚への付着性および親和性に優れ、柔
軟性に富み、しかも、剥離時に皮膚に痛みを与え
ることがなく、剥離後の膏体の付着残もない等の
種々の優れた点がある。 支持体として、特定の繊維構成の伸縮性不織布
を使用しているので、A−B−A型熱可塑性エラ
ストマーを有する膏体との親和性が良好であり、
したがつて、この貼付剤の保存中あるいは使用中
に伸縮性不織布の背面に膏体が浸出することを防
止することができる。また、この支持体は伸縮性
であるので、身体の屈伸部にこの貼付剤を貼付し
ても、激しい運動によりこの貼付剤が剥離するこ
とを防止することができる。 [実施例] 次にこの発明の実施例および試験例を示してこ
の発明を具体的に説明する。 (実施例 1) スチレン−イソプレン−スチレン熱可塑性エラ
ストマー(商品名;カリフリツクスTR1107、シ
エル化学社製)25部に、軽質流動パラフイン(日
局品)15部を含浸させて含浸混合物を得た。次い
で、90〜110℃の温度範囲で、アルコンP−85(荒
川化学社製)45部と酸化チタン(サカイケミカル
製)2部とメタケイ酸アルミン酸マグネシウム
(富士化学工業製)1.5部とを、前記含浸混合物
に、混合機[商品名;KDHU−2型、不二電気
工業(株)製]で、混練し、次に薬効成分として
サリチル酸メチル2.5部、dl−カンフル3部、お
よびdl−メントール7.5部を添加混合して膏体を
得た。この膏体(A)250gを伸縮性不織布(ナ
イロン55部、ポリエステル40部、レーヨン5部を
構成繊維とし、アクリル系粘着剤をバインダーと
する一方向伸縮性不織布、日本バイリーン社製)
1m2に均一に塗布して貼付剤を得た。 (試験例 1) 以下の検体A,Bにつき、それぞれ6cm×9cm
のサイズに切断し、成年男子20人の肘外側に貼付
した。この成年男子に肘屈伸運動を100回行なわ
せて、10回の屈伸毎に貼付剤の剥離数(貼付剤が
半分以上剥離した状態をもつて剥離と判定)を計
測し、皮膚への貼付剤の密着性を調べた。その結
果を累積値で第1表で示す。 検体A;実施例1で得た貼付剤。 検体B;実施例1で得た膏体250gを、漂白
処理した後ラテツクス下塗りを3回したスフ布1
m2に塗布した貼付剤。 検体C;メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
の代りに微結晶性セルロース[商品名;アビセ
ル、旭化成(株)製]を使用した外は前記実施例
1と同様にして得た貼付剤。
【表】 前記第1表に示すように、この発明の貼付剤
は、激しい屈伸運動の拘らず、皮膚への密着性が
良好である。 (試験例 2) 前記試験例1で使用したのと同じ検体A,B,
C各10枚を70℃で8週間保存し、1週間毎に日本
電色工業製のカラーマシンにより、支持体背面と
膏体を塗布していない他の支持体背面との色差を
測定し、膏体の支持体背面への経時浸出を調べ
た。評価結果を第2表に示す。
【表】 第2表に示すように、この発明に係る貼付剤
は、支持体背面への膏体の経時的浸出が少ないこ
とがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A−B−A型熱可塑性エラストマーと、脂環
    族飽和炭化水素系樹脂と、流動パラフインと、薬
    効成分と、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムと
    を配合した膏体を、ポリアミドおよびポリエステ
    ルよりなる構成繊維をシート状に形成すると共に
    アクリル系粘着剤で前記構成繊維を結合してなる
    伸縮性不織布に展延してなることを特徴とする貼
    付剤。 2 前記A−B−A型熱可塑性エラストマーが、
    スチレン−イソプレン−スチレンブロツク共重体
    である特許請求の範囲第1項に記載の貼付剤。
JP60006586A 1985-01-16 1985-01-16 貼付剤 Granted JPS61165321A (ja)

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