JPH0373348B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0373348B2 JPH0373348B2 JP59036188A JP3618884A JPH0373348B2 JP H0373348 B2 JPH0373348 B2 JP H0373348B2 JP 59036188 A JP59036188 A JP 59036188A JP 3618884 A JP3618884 A JP 3618884A JP H0373348 B2 JPH0373348 B2 JP H0373348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tin
- steel plate
- layer
- resin
- plated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
本発明は内容物を充填後、長期間保存しても鉄
溶出が極めて少なく、内容物の品質低下、フレー
バー低下等のないすぐれた缶品質を有する飲料、
食品缶詰に適する溶接缶の製造方法に関する。 従来、食缶或は飲料缶としては半田缶、シーム
缶等が用いられてきたが、近年、溶接缶も実用に
供せられる様になつてきた。かゝる溶接缶用の缶
材としては、錫めつき鋼板(ブリキ材)やテイ
ン・フリー・スチールが用いられている。このう
ち錫めつき鋼板としては、従来、半田缶に用いら
れていたものが使用されており、錫めつき量もい
わゆる半田性を保持する必要から2.8g/m2以上
と多いものである。近時、錫資源問題より、錫め
つき量の少ない錫めつき鋼板の実用化の検討が進
められ、溶接缶への適用もこころみられている
が、一般に、錫めつき量の少ない錫めつき鋼板を
用いると、缶内面側に樹脂保護被覆層を設けて
も、内容物を充填し保存しておくと樹脂保護被覆
層の下に腐蝕が発生したりブリスターが発生しや
すく、また、内容物の変色やフレーバーの変化が
おこりやすい。 特に、錫めつき量が1.2g/cm2以下の錫めつき
鋼板(いわゆる薄めつきブリキ材)を用いると前
記の如き問題がおこりやすい。その原因としては
種々考えられるが、1つには錫めつき鋼板の表面
処理の構成が不適切なため内外面に保護被覆或は
印刷を施こす塗装・印刷等の加熱焼付工程で錫め
つき層下層において、錫と鉄の合金化が進み、錫
鉄合金層が増加し、缶材の鉄面素地の保護効果の
大きい錫層が薄くなり錫めつき層による保護効果
が低下する為と考えられる。 次に、溶接缶体を製造する方法としては、缶材
を丸めたのち、両側端を重ね合せ、電極線を介す
か或は介さずして電極ロール間を通し、加圧下で
電流を流し電気抵抗溶接を行い溶接缶胴を形成せ
しめる方法が一般的であるが、前記錫めつき鋼板
にかゝる方法により溶接すると前記の如き前処理
工程で融点が低く軟かい材質の錫層が減少するた
め溶接電極ロール或は線電極が缶材として用いた
錫めつき鋼板に十分に圧接することができず接触
面が減少し、また側面継目のために重ね合せた両
側端が互いに密着し難く接触面が減少し、接触抵
抗値の増大をまねき局部的に溶接々合不良をひき
おこし、そのため工業的製造において、連続的に
安定に良好な溶接缶体を製造するための適正製缶
条件の設定が困難となることもその原因と考えら
れる。 また、その他の原因としては前記錫めつき鋼板
の上に設けられる樹脂保護被覆層が不良である
か、或は前記錫めつき鋼板の保護被覆に不適な為
と考えられる。 他方、このような缶体の素材、樹脂保護被覆層
自体の問題並に塗装工程中の問題を十分に配慮し
ても更に長期保存した後における品質については
必ずしも一定ではなく製造された溶接缶体から長
期保存に適合した溶接缶体のみを選択する品質管
理が必要である。 このような品質管理の1つとして、従来より被
覆鋼板を用いた缶体に内容物を充填し長期間保存
したときの缶品質を判断する促進テストとして、
アンダー・カツテイング・コロージヨン・テスト
(いわゆるUCCテスト)が用いられているが、そ
のテスト結果はばらつきが大きく溶接缶体の長期
保存後の缶品質と一致せず、不十分であり、従つ
て内容物を充填した缶体の長期保存安定性に重点
を置いた缶品質を的確に早期に把握する好適手段
がなく、内容物充填後の長期保存安定性にすぐれ
た缶体を得る事が困難であつた。 本出願人は、先に特開昭58−177448号で、両側
端縁を重ね合せて溶接して形成する缶胴部に用い
る缶材として、錫めつき量が0.5〜1.7g/m2であ
り、基体鋼板上に、少なくとも錫含有量換算で
0.35〜1.60g/m2の錫鉄合金層と錫量0.10〜1.35
g/m2の錫量との2層をこの順序で有する錫めつ
き鋼板を用い、缶胴部内面に塗布する硬化型エポ
キシ樹脂系塗料にビスフエノールAから形成され
たレゾール型フエノール樹脂を65重量%以上を含
有するフエノール樹脂と、数平均分子量1400〜
7000のビスフエノールA型エポキシ樹脂とを50/
50〜5/95重量比で含有する塗料とし、樹脂保護
被覆層の膜厚が2〜10μとした錫めつき鋼板、を
提案した。 本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、缶体に用
いる鋼板の錫含有量が前記提案の錫めつき鋼板よ
りも更に少ない0.2〜1.2g/m2であつても、缶品
質が前記提案の錫めつき鋼板の缶品質と同等に得
られると共に、缶胴サイドシームの溶接接合部の
溶接不良を防止して溶接性を向上させ、缶材の耐
蝕性、缶体保管時の耐錆性を向上させ得ることを
見出だした。即ち、錫含有量が0.2〜1.2g/m2と
従来ブリキ材に比べ少ない錫めつき鋼板に樹脂保
護被覆を施した被覆鋼板を缶胴に用いた溶接缶体
を飲料、食品缶詰用の缶体として用いる場合、特
定の表面処理を施したにツケルめつき層とその上
に錫めつき層を備える錫めつき鋼板であつて樹脂
保護被覆を施した後に特定の錫めつき層となるも
のを用い、これに特定の樹脂保護被覆層を設け、
所定の試験によつて検出される腐蝕特性値を特定
数値以下にした被覆鋼板を缶胴部材として用いて
溶接缶体を製造することにより飲料、食品缶詰用
缶体として長期保存安定性にすぐれた缶体が得ら
れることを見出した。 本発明の目的は基体鋼板にニツケル量0.01〜
0.2g/m2のニツケルめつきを施した上層に錫含
有量0.2〜1.2g/m2の錫めつき層を形成せしめた
錫めつき鋼板に熱硬化型エポキシ樹脂系塗料から
なる被覆層を設けた被覆鋼板を用いた内容物充填
後の長期保存安定性にすぐれた溶接缶体を提供す
るにある。 本発明の他の目的は、錫含有量が0.2〜1.2g/
m2と少ない表面処理鋼板を用いた内面塗装溶接缶
体に飲料、食品等の内容物を充填し長期間保存し
た場合の缶品質を迅速的確に把握する方法を確立
し、それにより缶品質を規制することにより、天
然或は合成飲料の如き腐蝕性の大きい内容物を充
填した状態で長期間保存しても、孔蝕や鉄溶出に
よる内容物の品質低下がなく、缶体及び内容飲料
の品質を長期にわたり保証することが可能な錫含
有表面処理鋼板を用いた内面塗装溶接缶体を提供
するにある。 即ち、本発明の要旨とするところは錫量0.2〜
1.2g/m2の錫めつき層を有する錫めつき鋼板上
に熱硬化型エポキシ樹脂系塗料からなる樹脂保護
被覆層を設けた被覆鋼板を溶接接合して缶胴に用
いた飲料食品缶詰用の溶接缶体の製造方法におい
て、前記錫めつき鋼板は基体鋼板に前記錫めつき
層を形成したものであつて、該錫めつき層が前記
樹脂保護被覆層を形成した後にあつて少くとも錫
含有量0.15〜1.19g/m2錫合金層と錫量0.01〜
1.05g/m2錫層の2層から成る錫めつき層を備え
た鋼板であり、前記樹脂保護被覆層はビスフエノ
ールAから形成されたレゾール型フエノール樹脂
を65重量%以上含有するフエノール樹脂と、数平
均分子量1400〜7000のビスフエノールA型エポキ
シ樹脂を50/50〜5/95重量比で含有する熱硬化
型エポキシフエノール樹脂系塗料からなる膜厚2
〜10μの樹脂被覆層であり、かつ缶胴を形成する
前記被覆鋼板が、被覆層形成面より基体鋼板に達
する深さで長さ20mmの2本の切り込みを直角に交
るように入れ、交点を中心に切り込み線の入つた
面の裏側から半径10mmの凸面を有する部材で5mm
押し出し凸面を形成せしめ、凸面の頂点の切り込
み交点を中心に半径25mmの範囲を、クエン酸
0.071モル、食塩0.26モルを含み苛性ソーダにて
PHを3.0に調整し95℃に加熱した水溶液に接触せ
しめ、30分間で70℃に徐冷し、その後70℃で20時
間保持した後、樹脂保護被覆層の基体鋼板からの
腐蝕による剥離面積を測定し、平方ミリメートル
であらわした数値として定義される腐蝕特性値が
200以下であることを特徴とすることにある。 次に本発明について更に詳しく説明すると、次
の通りである。 本発明で用いる錫めつき鋼板としては、錫めつ
き層による基体鋼板の保護効果及び溶接性のすぐ
れたものである事が必要である。 一般に、溶接缶体は、缶胴多数個取りの錫めつ
き鋼板の内外面に、溶接される部分を除き所望の
塗装印刷をほどこし、次いで缶胴ブランクサイズ
に裁断し、これを丸め公知の溶接機を用いて缶胴
側面を溶接々合した缶胴を形成せしめ、接合部の
鉄面露出部及びその近傍を被覆補正したのち缶胴
端にフランジ加工をほどこし、その一端に蓋を巻
締し、更に所望により、缶体内面に対し補正塗装
等をほどこすことにより得られるものである。そ
のため製缶に供される錫めつき鋼板は、缶体にな
るまでの工程において、缶材の保護或は美粧のた
めに、数度にわたり塗装、印刷が施こされ、160
℃から200℃をこえる様な温度条件下で加熱処理
を受けるが、その際錫層と基体鋼板との中間層に
おいて、錫と鉄の合金化が進み、一般にFeSn2で
あらわされる錫鉄合金層が増加し錫層が減少す
る。 この様な錫めつき層は缶材の溶接性や缶体形成
後の缶品質と密接な関係があり、錫層がある程度
厚い事が溶接性や缶体の耐蝕性、耐内容物適性を
良好にする為に必要である。 本発明においては錫量0.2〜1.2g/m2という錫
めつき量の少い錫めつき鋼板を用いるが、基体鋼
板上にあらかじめニツケル量0.01〜0.2g/m2の
ニツケルめつき処理を行い、その上層に錫量0.2
〜1.2g/m2の錫めつき層を形成したもので、更
に後述する樹脂保護被覆を施した後にあつては該
錫めつき層が錫含有量0.15〜1.19g/m2の錫鉄合
金及び錫ニツケル合金等からなる錫合金層と、錫
量0.01〜1.05g/m2の錫層を備えたものとなる錫
めつき鋼板が適している。 上記錫めつき鋼板においてニツケルめつき処理
を施すことは缶胴サイドシームの溶接々合部の溶
接々合不良を防止し、溶接性を向上させ、さらに
缶材の耐蝕性、缶体保存時の耐錆性を向上させる
効果等を有するため、錫めつきに先だち0.01〜
0.2g/m2の範囲で設けるものである。 また、基体鋼板或はニツケル処理の上に設けら
れる錫めつき層の錫めつき量が0.2g/m2以下で
は錫めつきの本来の効果が全く期待できず、1.2
g/m2以上では、いわゆる従来の錫めつき鋼板と
同様であつて、本発明の対象である薄めつきブリ
キ材ではない。 また、ニツケルめつきを施した錫めつき鋼板に
おいては、基体鋼板はその上部表面に形成される
ニツケルめつき処理で均一に被覆されているわけ
ではなく、特に薄めつき処理においては、局所的
に基体鋼板の表面が露出しているため、ニツケル
めつき処理を行つた上に錫めつき処理を行うと錫
鉄合金及び錫ニツケル合金を含む錫含有合金層と
錫層が形成される。このようにして形成された錫
合金層は、前述のようにその後の樹脂保護被覆層
を形成した後にあつては、更に増大するが該錫め
つき層が基体鋼板或はニツケル層上に形成される
錫合金層が錫含有量で0.15〜1.19g/m2であり、
更にその上層の錫層が錫量で0.01〜1.05g/m2の
ものが基体鋼板への密着性、防蝕性等の点で適し
ている。 また、本発明の錫めつき鋼板においては、従来
ぶりき材と同様なクロム水和酸化物の表面処理を
施してもさしつかえないが、サージエント溶から
のクロム・クロム水和酸化物層を設けることによ
り溶接性を阻害することなく耐蝕性をいつそう向
上させることができ望ましい。 かゝる本発明の錫めつき鋼板は、従来より溶接
缶等に用いられてきた錫めつき鋼板に比べ錫めつ
き量が少なく、それだけ基体鋼板の保護効果や、
内容物中への鉄溶出防止効果等も低下するため、
食缶、飲料缶等として用いるためには、錫めつき
鋼板の少くとも缶内面側に相当する面に対して
は、缶に充填する内容物から缶材を保護し、また
缶材の溶出に起因する内容物の変色やフレーバー
低下を防止する目的で、適切な樹脂保護被覆層を
設ける事が極めて重要である。かゝる樹脂保護被
覆層としては、単一被覆層或は同種又は異種塗料
を用いた複数被覆層からなる保護被覆層が用いら
れるが、錫めつき層に接する最内層を構成する塗
料としては、熱硬化型エポキシフエノール樹脂系
塗料が適しており、特にビスフエノールAから形
成されたレゾール型フエノール樹脂を65重量%以
上含有するフエノール樹脂と、数平均分子量1400
〜7000ビスフエノールA型エポキシ樹脂とを50/
50〜5/95重量比、より好ましくは30/70〜10/
90重量比で含有する熱硬化型塗料が好適である。 本発明の保護被覆層を構成する塗料として前記
構成の熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料以
外の塗料を用いると錫量の少ない錫めつき層への
密着性、耐蝕性、内容物の変色やフレーバー防止
効果が期待できず不適当である。また前記熱硬化
型エポキシフエノール樹脂系塗料においても使用
エポキシ樹脂の分子量が低すぎたり、フエノール
樹脂中のビスフエノールAから形成されたレゾー
ル型フエノール樹脂の含有量が65重量%以下であ
つたり、更にはフエノール樹脂とエポキシ樹脂の
比率が50/50〜5/95重量比の範囲外になると塗
膜の硬化性、密着性、加工性等が悪くなり、実用
面で耐蝕性、内容物中への鉄溶出の防止効果等が
低下するので好ましくない。 かゝる熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料
は通常、樹脂成分を溶剤に溶解せしめ溶剤系塗料
として用いるが、必要に応じ改質成分として溶剤
可溶性或は不溶性の樹脂成分、硬化剤、硬化触媒
或は無機成分を用いる事ができる。 本発明の好適塗料である熱硬化型エポキシフエ
ノール系塗料にあつては、フエノキシ樹脂等の併
用、また硬化剤としてウレア樹脂等のアミノプラ
ストの併用、更には溶剤不溶性の熱可塑型樹脂或
は硬化樹脂粉末の分散併用等が可能である。かゝ
る改質成分は塗料の樹脂固形分に対し30重量%以
下が好ましい。 本発明の熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗
料を用いて、前記錫めつき鋼板上に保護被覆層を
形成せしめる方法としては本発明の前記塗料を用
いて、ロールコーター等適宜な塗装々置により、
缶胴多数個取り錫めつき鋼板の缶内面側となる面
に、溶接々合部をのぞき塗装し、焼付を行ない、
その後缶胴プランクとし、溶接機により溶接缶胴
とする方法、或は内面側未塗装錫めつき鋼板を缶
胴プランクとして用いて溶接缶胴を製造したのち
缶胴の一端に蓋を取りつける前又は後に缶胴内面
側に前記塗料をスプレー塗装等の方法により塗布
し焼付する方法等があげられるが実際の作業性の
面より前者の方法が好適である。 ここで保護被覆層としては必要に応じ缶胴形成
前或は後の段階ですでに形成された塗膜上に同種
又は異種塗料を更に塗布し焼付乾燥を行い複層と
して用いる事ができる。かゝる保護被覆層の塗膜
厚さとしては2〜10μが適しており、重ね塗り等
による被層保護被覆層にあつては、熱硬化型エポ
キシ樹詩系塗料からなる保護被覆層の占める厚さ
としては2〜7μ厚さが好適である。保護被覆層
の膜厚が2μ以下では缶用素材の保護効果が期待
できず、10μ以上では塗膜の加工性が悪くなり、
内容物を充填後蓋を巻締により取りつける際巻締
加工部に加工不良をきたし内容物を充填し保存し
ておくと当該部が腐蝕し好ましくない。特に、本
発明の保護被覆層を形成せしめる塗料として前記
熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料を用いた
場合、あらかじめ形成された塗膜の上に、同種或
は異種塗料をロールコート、スプレーコート等に
より重ね塗りする等の方法で複層塗膜となし、品
質向上をはかる手段をとらなくとも、1回塗りの
2〜7μ、特に3〜7μの比較的薄膜で缶用素材を
十分被覆保護する事が可能であり、特に好適であ
る。 また、本発明においては、缶材の缶外面側に、
溶接々合部をのぞき、適宜、保護或は美粧の為の
塗装、印刷をほどこすことができる。 本発明によれば、前記したニツケルめつき層と
錫めつき層を備える構造の錫めつき鋼板を用い前
記の樹脂保護被覆を施した被覆鋼板を用いて得ら
れた溶接缶体が内容飲料の長期保存性にすぐれた
缶品質を有するためには缶胴部材として用いる被
覆鋼板は後述する試験により得られる腐蝕特性値
が200以下である事が必要である。腐蝕特性値が
200より高い被覆鋼板を用いた缶体では、内容物
を充填後、長期間保存すると塗膜化腐蝕が発生し
鉄溶出量が多くなり、内容物の品質低下、フレー
バー低下がおこり、実用上問題があり好ましくな
い。 ここで、被覆鋼板の腐蝕特性値について詳述す
ると、第1図及び第2図は本腐蝕特性値を測定す
る為の試験片1の例示図である。錫めつき鋼板の
上に樹脂被膜の施こされた被覆鋼板片の被覆形成
面より基体鋼板に達する深さで、長さ20mmの直角
に交わる2本の切り込み線2を入れ、切り込み線
2の入つた面を交点を中心に裏側からエリクセン
試験機等を用い半径10mmの凸面部材で5mmだけ押
し出し、切り込み線2の交点を頂点として当該部
3が前面に約5mm凸面に張り出した形状の試験片
とする。第3図は、前記試験片1を用いて腐蝕特
性値を求める装置であり、食塩0.26モル、クエン
酸0.071モルを溶解した水溶液4を苛性ソーダを
用いてPHを3.0に調整し、95℃に加熱したのち、
内径50mmで内容量150mlのガラス容器5に100mlほ
ど入れ、前記試験片1を凸面部3が内側を向き、
切り込み線2の交点が中心となる様容器口5に、
oリング状パツキング6を介して置き、締めつけ
可能な治具7で容器5を反転させても液もれしな
い様に固定し、次いで装置を反転させ、試験水溶
液4を試験片1の凸面部3に接触させ、約30分か
けて70℃に徐冷し、その後70℃で20時間保持す
る。所定時間経過後試験片1を取り出し、樹脂保
護被覆層下の腐蝕により基体鋼板から浮いた樹脂
保護被覆層を接着テープを用いて除去し基体鋼板
からの腐蝕によつて剥離した面積を測定し平方ミ
リメートル単位であらわし腐蝕特性値とする。
かゝる方法で得られた腐蝕特性値は用いる金属缶
材、樹脂保護被覆層の各々の完全さに関連する特
性値であり、それに用いた試験片と同じ被覆鋼板
で作られた溶接缶に内容物を充填し長期間保存し
たときの缶品質、例えば樹脂保護被覆層の下に発
生する腐蝕状態と密接な関係がある。第4図は表
面処理条件の異なる錫めつき鋼板を使用し、熱硬
化型エポキシ樹脂系塗料、膜厚条件等を変え、腐
蝕特性値の異なる溶接缶を作り、ミルクコーヒー
を充填し、50℃で2ヶ月保存したときの缶内面の
腐蝕の発生状況と腐蝕特性値との関係を例示した
ものであり、腐蝕特性値200以下の被覆鋼板を用
いた溶接缶においては、実用上問題となる腐蝕は
発生しない事がわかる。尚、第4図の実缶保存試
験結果は下記評価規準で目視判定した。 1……缶内面及び内容物に異常なし、 3……缶内面に腐蝕発生あり、内容物への影響少
い、 5……缶内面の腐蝕著しく内容物への影響大。 かくして得られた本発明の缶体は、すぐれた缶
品質を有しており、多様な内容物、特に食品、飲
料類の缶詰用缶として好適なものである。以下試
験例をあげて説明するが、部は重量部をあらわ
す。また本文明細書、試験例中の錫めつき鋼板に
おける錫めつき量、表面錫層中の錫量、錫鉄合金
層中の錫含有量の測定はJIS G3303(電解はく離
法)により求めたものであり、ニツケルめつき処
理を施した錫めつき鋼板においては、合金層中の
錫含有量は錫層をアルカリで溶解した後あらかじ
め作成した検量線を用いてケイ光X線法で求めた
ものである。 −試験例− 板厚0.22mmで、両面の錫めつき層が付表の試験
番号1〜8の様な構成の錫めつき鋼板の缶胴内面
側となる面に対し、試験番号1、4においては塗
料としてp−クレゾール75部とm−クレゾール25
部の混合フエノールにアンモニア触媒の存在下で
ホルムアルデヒドを反応せしめて得られるレゾー
ル型フエノール樹脂15部と数平均分子量約3000の
ビスフエノールA型エポキシ樹脂85部とをアルコ
ール系、ケトン系、エステル系及び芳香族系有機
溶剤からなる混合溶剤に溶解せしめて得られる固
形分30%、粘度(Fc4# 、25℃)40秒のエポキ
シ・フエノール樹脂系塗料(塗料○イを用い、ま
た、試験番号2、3、5、6、7、8において
は、塗料としてビスフエノールAにアンモニア触
媒の存在下でホルムアルデヒドを反応せしめて得
られるレゾール型フエノール樹脂30部と数平均分
子量3410のビスフエノールA型エポキシ樹脂70部
とを混合溶剤に溶解せしめて得られる固形分29
%、粘度(Fc4# 、25℃)40秒の熱硬化型エポキ
シフエノール系塗料(塗料○ロ)を用い、溶接継目
部を除き、ロールコーターによりマージン塗装を
行い、205℃×10分の焼付を行い、膜厚5.2μの樹
脂保護被覆層を形成せしめた。 次いで、缶胴外面側となる面に対し、溶接継目
部を除きアクリル樹脂系ホワイト塗料を塗布し
190℃×10分の焼付を行いホワイト塗膜を形成せ
しめその上に印刷を行い160℃×10分の焼付を行
い、更にその上に仕上ニスを塗布し、175℃×10
分の焼付を行い、錫めつき鋼板の両面に塗装、印
刷を施した被覆鋼板を得た。この被覆鋼板を250
g入り飲料缶の缶胴ブランクサイズに裁断し、銅
電極線を介し、電極ローラーにより加圧シーム溶
接を行う公知溶接機を用い毎分350缶の製缶速度
で、不活性ガス雰囲気中で缶胴側面部を溶接々合
し缶胴を成形した。次いで、缶胴内面側溶接継目
部及びその近傍を補正塗料を用いて被覆補正し、
缶胴両端部にフランジ加工を施し、一端に内面塗
装アルミ蓋を2重巻締により取りつけ250g入り
缶体を得た。得られた被覆鋼板を用い、試験番号
1〜8の各々につき腐蝕特性値を測定するととも
に、各被覆鋼板により形成した溶接缶体を用いて
各種内容物を充填し50℃で2ヶ月の保存を行い缶
品質評価を行つた。その結果を付表に示す。この
結果より腐蝕特性値が200以上の被覆鋼板を用い
た缶体は、実缶保存試験で缶品質が不良であつた
が200以下の缶体は良好であつた。尚、試験番号
3は本発明に先だつて本出願人により提案の特開
昭58−177448合公報で開示された本発明の鋼板と
は異なる、即ちニツケルめつき層のない錫めつき
単層(錫量が0.5〜1.7g/m2)の錫めつき鋼板を
用いたものである。 また、試験番号5、6、7、8に示す如く、錫
めつき鋼板の表面処理条件及び使用樹脂保護被覆
層が本発明の好適範囲に入るものであつて200以
下の腐蝕特性値ものに長期保存においても良好な
缶品質を有するが、表面処理条件及び/または樹
脂保護被覆層が本発明の好適範囲であつても腐蝕
特性値が200以上のものでは長期保存において缶
品質が良好とはいえなかつた。 表から明らかなように、本発明法で得られた缶
体は鋼板に施す錫めつき層の錫量範囲が従来のも
のより少ない0.2〜1.2g/m2であるにもかかわら
ず、その缶品質は錫めつき層の錫量範囲が0.5〜
1.7g/m2鋼板と同等のレベルにあつた。また、
ニツケルめつき層を有する本発明の試験番号5、
6、7、8は錫めつき層単独のものに比して腐蝕
特性値は少なくなる傾向を示していた。 従つて、鋼板に錫めつき層を施すに当たり予
め、ニツケルめつき層を施すことにより缶胴サイ
ドシームの溶接接合部の溶接接合不良を防止し、
溶接性を向上させ、更に缶材の耐蝕性、缶体保存
時の耐錆性を向上させることが確認された。
溶出が極めて少なく、内容物の品質低下、フレー
バー低下等のないすぐれた缶品質を有する飲料、
食品缶詰に適する溶接缶の製造方法に関する。 従来、食缶或は飲料缶としては半田缶、シーム
缶等が用いられてきたが、近年、溶接缶も実用に
供せられる様になつてきた。かゝる溶接缶用の缶
材としては、錫めつき鋼板(ブリキ材)やテイ
ン・フリー・スチールが用いられている。このう
ち錫めつき鋼板としては、従来、半田缶に用いら
れていたものが使用されており、錫めつき量もい
わゆる半田性を保持する必要から2.8g/m2以上
と多いものである。近時、錫資源問題より、錫め
つき量の少ない錫めつき鋼板の実用化の検討が進
められ、溶接缶への適用もこころみられている
が、一般に、錫めつき量の少ない錫めつき鋼板を
用いると、缶内面側に樹脂保護被覆層を設けて
も、内容物を充填し保存しておくと樹脂保護被覆
層の下に腐蝕が発生したりブリスターが発生しや
すく、また、内容物の変色やフレーバーの変化が
おこりやすい。 特に、錫めつき量が1.2g/cm2以下の錫めつき
鋼板(いわゆる薄めつきブリキ材)を用いると前
記の如き問題がおこりやすい。その原因としては
種々考えられるが、1つには錫めつき鋼板の表面
処理の構成が不適切なため内外面に保護被覆或は
印刷を施こす塗装・印刷等の加熱焼付工程で錫め
つき層下層において、錫と鉄の合金化が進み、錫
鉄合金層が増加し、缶材の鉄面素地の保護効果の
大きい錫層が薄くなり錫めつき層による保護効果
が低下する為と考えられる。 次に、溶接缶体を製造する方法としては、缶材
を丸めたのち、両側端を重ね合せ、電極線を介す
か或は介さずして電極ロール間を通し、加圧下で
電流を流し電気抵抗溶接を行い溶接缶胴を形成せ
しめる方法が一般的であるが、前記錫めつき鋼板
にかゝる方法により溶接すると前記の如き前処理
工程で融点が低く軟かい材質の錫層が減少するた
め溶接電極ロール或は線電極が缶材として用いた
錫めつき鋼板に十分に圧接することができず接触
面が減少し、また側面継目のために重ね合せた両
側端が互いに密着し難く接触面が減少し、接触抵
抗値の増大をまねき局部的に溶接々合不良をひき
おこし、そのため工業的製造において、連続的に
安定に良好な溶接缶体を製造するための適正製缶
条件の設定が困難となることもその原因と考えら
れる。 また、その他の原因としては前記錫めつき鋼板
の上に設けられる樹脂保護被覆層が不良である
か、或は前記錫めつき鋼板の保護被覆に不適な為
と考えられる。 他方、このような缶体の素材、樹脂保護被覆層
自体の問題並に塗装工程中の問題を十分に配慮し
ても更に長期保存した後における品質については
必ずしも一定ではなく製造された溶接缶体から長
期保存に適合した溶接缶体のみを選択する品質管
理が必要である。 このような品質管理の1つとして、従来より被
覆鋼板を用いた缶体に内容物を充填し長期間保存
したときの缶品質を判断する促進テストとして、
アンダー・カツテイング・コロージヨン・テスト
(いわゆるUCCテスト)が用いられているが、そ
のテスト結果はばらつきが大きく溶接缶体の長期
保存後の缶品質と一致せず、不十分であり、従つ
て内容物を充填した缶体の長期保存安定性に重点
を置いた缶品質を的確に早期に把握する好適手段
がなく、内容物充填後の長期保存安定性にすぐれ
た缶体を得る事が困難であつた。 本出願人は、先に特開昭58−177448号で、両側
端縁を重ね合せて溶接して形成する缶胴部に用い
る缶材として、錫めつき量が0.5〜1.7g/m2であ
り、基体鋼板上に、少なくとも錫含有量換算で
0.35〜1.60g/m2の錫鉄合金層と錫量0.10〜1.35
g/m2の錫量との2層をこの順序で有する錫めつ
き鋼板を用い、缶胴部内面に塗布する硬化型エポ
キシ樹脂系塗料にビスフエノールAから形成され
たレゾール型フエノール樹脂を65重量%以上を含
有するフエノール樹脂と、数平均分子量1400〜
7000のビスフエノールA型エポキシ樹脂とを50/
50〜5/95重量比で含有する塗料とし、樹脂保護
被覆層の膜厚が2〜10μとした錫めつき鋼板、を
提案した。 本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、缶体に用
いる鋼板の錫含有量が前記提案の錫めつき鋼板よ
りも更に少ない0.2〜1.2g/m2であつても、缶品
質が前記提案の錫めつき鋼板の缶品質と同等に得
られると共に、缶胴サイドシームの溶接接合部の
溶接不良を防止して溶接性を向上させ、缶材の耐
蝕性、缶体保管時の耐錆性を向上させ得ることを
見出だした。即ち、錫含有量が0.2〜1.2g/m2と
従来ブリキ材に比べ少ない錫めつき鋼板に樹脂保
護被覆を施した被覆鋼板を缶胴に用いた溶接缶体
を飲料、食品缶詰用の缶体として用いる場合、特
定の表面処理を施したにツケルめつき層とその上
に錫めつき層を備える錫めつき鋼板であつて樹脂
保護被覆を施した後に特定の錫めつき層となるも
のを用い、これに特定の樹脂保護被覆層を設け、
所定の試験によつて検出される腐蝕特性値を特定
数値以下にした被覆鋼板を缶胴部材として用いて
溶接缶体を製造することにより飲料、食品缶詰用
缶体として長期保存安定性にすぐれた缶体が得ら
れることを見出した。 本発明の目的は基体鋼板にニツケル量0.01〜
0.2g/m2のニツケルめつきを施した上層に錫含
有量0.2〜1.2g/m2の錫めつき層を形成せしめた
錫めつき鋼板に熱硬化型エポキシ樹脂系塗料から
なる被覆層を設けた被覆鋼板を用いた内容物充填
後の長期保存安定性にすぐれた溶接缶体を提供す
るにある。 本発明の他の目的は、錫含有量が0.2〜1.2g/
m2と少ない表面処理鋼板を用いた内面塗装溶接缶
体に飲料、食品等の内容物を充填し長期間保存し
た場合の缶品質を迅速的確に把握する方法を確立
し、それにより缶品質を規制することにより、天
然或は合成飲料の如き腐蝕性の大きい内容物を充
填した状態で長期間保存しても、孔蝕や鉄溶出に
よる内容物の品質低下がなく、缶体及び内容飲料
の品質を長期にわたり保証することが可能な錫含
有表面処理鋼板を用いた内面塗装溶接缶体を提供
するにある。 即ち、本発明の要旨とするところは錫量0.2〜
1.2g/m2の錫めつき層を有する錫めつき鋼板上
に熱硬化型エポキシ樹脂系塗料からなる樹脂保護
被覆層を設けた被覆鋼板を溶接接合して缶胴に用
いた飲料食品缶詰用の溶接缶体の製造方法におい
て、前記錫めつき鋼板は基体鋼板に前記錫めつき
層を形成したものであつて、該錫めつき層が前記
樹脂保護被覆層を形成した後にあつて少くとも錫
含有量0.15〜1.19g/m2錫合金層と錫量0.01〜
1.05g/m2錫層の2層から成る錫めつき層を備え
た鋼板であり、前記樹脂保護被覆層はビスフエノ
ールAから形成されたレゾール型フエノール樹脂
を65重量%以上含有するフエノール樹脂と、数平
均分子量1400〜7000のビスフエノールA型エポキ
シ樹脂を50/50〜5/95重量比で含有する熱硬化
型エポキシフエノール樹脂系塗料からなる膜厚2
〜10μの樹脂被覆層であり、かつ缶胴を形成する
前記被覆鋼板が、被覆層形成面より基体鋼板に達
する深さで長さ20mmの2本の切り込みを直角に交
るように入れ、交点を中心に切り込み線の入つた
面の裏側から半径10mmの凸面を有する部材で5mm
押し出し凸面を形成せしめ、凸面の頂点の切り込
み交点を中心に半径25mmの範囲を、クエン酸
0.071モル、食塩0.26モルを含み苛性ソーダにて
PHを3.0に調整し95℃に加熱した水溶液に接触せ
しめ、30分間で70℃に徐冷し、その後70℃で20時
間保持した後、樹脂保護被覆層の基体鋼板からの
腐蝕による剥離面積を測定し、平方ミリメートル
であらわした数値として定義される腐蝕特性値が
200以下であることを特徴とすることにある。 次に本発明について更に詳しく説明すると、次
の通りである。 本発明で用いる錫めつき鋼板としては、錫めつ
き層による基体鋼板の保護効果及び溶接性のすぐ
れたものである事が必要である。 一般に、溶接缶体は、缶胴多数個取りの錫めつ
き鋼板の内外面に、溶接される部分を除き所望の
塗装印刷をほどこし、次いで缶胴ブランクサイズ
に裁断し、これを丸め公知の溶接機を用いて缶胴
側面を溶接々合した缶胴を形成せしめ、接合部の
鉄面露出部及びその近傍を被覆補正したのち缶胴
端にフランジ加工をほどこし、その一端に蓋を巻
締し、更に所望により、缶体内面に対し補正塗装
等をほどこすことにより得られるものである。そ
のため製缶に供される錫めつき鋼板は、缶体にな
るまでの工程において、缶材の保護或は美粧のた
めに、数度にわたり塗装、印刷が施こされ、160
℃から200℃をこえる様な温度条件下で加熱処理
を受けるが、その際錫層と基体鋼板との中間層に
おいて、錫と鉄の合金化が進み、一般にFeSn2で
あらわされる錫鉄合金層が増加し錫層が減少す
る。 この様な錫めつき層は缶材の溶接性や缶体形成
後の缶品質と密接な関係があり、錫層がある程度
厚い事が溶接性や缶体の耐蝕性、耐内容物適性を
良好にする為に必要である。 本発明においては錫量0.2〜1.2g/m2という錫
めつき量の少い錫めつき鋼板を用いるが、基体鋼
板上にあらかじめニツケル量0.01〜0.2g/m2の
ニツケルめつき処理を行い、その上層に錫量0.2
〜1.2g/m2の錫めつき層を形成したもので、更
に後述する樹脂保護被覆を施した後にあつては該
錫めつき層が錫含有量0.15〜1.19g/m2の錫鉄合
金及び錫ニツケル合金等からなる錫合金層と、錫
量0.01〜1.05g/m2の錫層を備えたものとなる錫
めつき鋼板が適している。 上記錫めつき鋼板においてニツケルめつき処理
を施すことは缶胴サイドシームの溶接々合部の溶
接々合不良を防止し、溶接性を向上させ、さらに
缶材の耐蝕性、缶体保存時の耐錆性を向上させる
効果等を有するため、錫めつきに先だち0.01〜
0.2g/m2の範囲で設けるものである。 また、基体鋼板或はニツケル処理の上に設けら
れる錫めつき層の錫めつき量が0.2g/m2以下で
は錫めつきの本来の効果が全く期待できず、1.2
g/m2以上では、いわゆる従来の錫めつき鋼板と
同様であつて、本発明の対象である薄めつきブリ
キ材ではない。 また、ニツケルめつきを施した錫めつき鋼板に
おいては、基体鋼板はその上部表面に形成される
ニツケルめつき処理で均一に被覆されているわけ
ではなく、特に薄めつき処理においては、局所的
に基体鋼板の表面が露出しているため、ニツケル
めつき処理を行つた上に錫めつき処理を行うと錫
鉄合金及び錫ニツケル合金を含む錫含有合金層と
錫層が形成される。このようにして形成された錫
合金層は、前述のようにその後の樹脂保護被覆層
を形成した後にあつては、更に増大するが該錫め
つき層が基体鋼板或はニツケル層上に形成される
錫合金層が錫含有量で0.15〜1.19g/m2であり、
更にその上層の錫層が錫量で0.01〜1.05g/m2の
ものが基体鋼板への密着性、防蝕性等の点で適し
ている。 また、本発明の錫めつき鋼板においては、従来
ぶりき材と同様なクロム水和酸化物の表面処理を
施してもさしつかえないが、サージエント溶から
のクロム・クロム水和酸化物層を設けることによ
り溶接性を阻害することなく耐蝕性をいつそう向
上させることができ望ましい。 かゝる本発明の錫めつき鋼板は、従来より溶接
缶等に用いられてきた錫めつき鋼板に比べ錫めつ
き量が少なく、それだけ基体鋼板の保護効果や、
内容物中への鉄溶出防止効果等も低下するため、
食缶、飲料缶等として用いるためには、錫めつき
鋼板の少くとも缶内面側に相当する面に対して
は、缶に充填する内容物から缶材を保護し、また
缶材の溶出に起因する内容物の変色やフレーバー
低下を防止する目的で、適切な樹脂保護被覆層を
設ける事が極めて重要である。かゝる樹脂保護被
覆層としては、単一被覆層或は同種又は異種塗料
を用いた複数被覆層からなる保護被覆層が用いら
れるが、錫めつき層に接する最内層を構成する塗
料としては、熱硬化型エポキシフエノール樹脂系
塗料が適しており、特にビスフエノールAから形
成されたレゾール型フエノール樹脂を65重量%以
上含有するフエノール樹脂と、数平均分子量1400
〜7000ビスフエノールA型エポキシ樹脂とを50/
50〜5/95重量比、より好ましくは30/70〜10/
90重量比で含有する熱硬化型塗料が好適である。 本発明の保護被覆層を構成する塗料として前記
構成の熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料以
外の塗料を用いると錫量の少ない錫めつき層への
密着性、耐蝕性、内容物の変色やフレーバー防止
効果が期待できず不適当である。また前記熱硬化
型エポキシフエノール樹脂系塗料においても使用
エポキシ樹脂の分子量が低すぎたり、フエノール
樹脂中のビスフエノールAから形成されたレゾー
ル型フエノール樹脂の含有量が65重量%以下であ
つたり、更にはフエノール樹脂とエポキシ樹脂の
比率が50/50〜5/95重量比の範囲外になると塗
膜の硬化性、密着性、加工性等が悪くなり、実用
面で耐蝕性、内容物中への鉄溶出の防止効果等が
低下するので好ましくない。 かゝる熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料
は通常、樹脂成分を溶剤に溶解せしめ溶剤系塗料
として用いるが、必要に応じ改質成分として溶剤
可溶性或は不溶性の樹脂成分、硬化剤、硬化触媒
或は無機成分を用いる事ができる。 本発明の好適塗料である熱硬化型エポキシフエ
ノール系塗料にあつては、フエノキシ樹脂等の併
用、また硬化剤としてウレア樹脂等のアミノプラ
ストの併用、更には溶剤不溶性の熱可塑型樹脂或
は硬化樹脂粉末の分散併用等が可能である。かゝ
る改質成分は塗料の樹脂固形分に対し30重量%以
下が好ましい。 本発明の熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗
料を用いて、前記錫めつき鋼板上に保護被覆層を
形成せしめる方法としては本発明の前記塗料を用
いて、ロールコーター等適宜な塗装々置により、
缶胴多数個取り錫めつき鋼板の缶内面側となる面
に、溶接々合部をのぞき塗装し、焼付を行ない、
その後缶胴プランクとし、溶接機により溶接缶胴
とする方法、或は内面側未塗装錫めつき鋼板を缶
胴プランクとして用いて溶接缶胴を製造したのち
缶胴の一端に蓋を取りつける前又は後に缶胴内面
側に前記塗料をスプレー塗装等の方法により塗布
し焼付する方法等があげられるが実際の作業性の
面より前者の方法が好適である。 ここで保護被覆層としては必要に応じ缶胴形成
前或は後の段階ですでに形成された塗膜上に同種
又は異種塗料を更に塗布し焼付乾燥を行い複層と
して用いる事ができる。かゝる保護被覆層の塗膜
厚さとしては2〜10μが適しており、重ね塗り等
による被層保護被覆層にあつては、熱硬化型エポ
キシ樹詩系塗料からなる保護被覆層の占める厚さ
としては2〜7μ厚さが好適である。保護被覆層
の膜厚が2μ以下では缶用素材の保護効果が期待
できず、10μ以上では塗膜の加工性が悪くなり、
内容物を充填後蓋を巻締により取りつける際巻締
加工部に加工不良をきたし内容物を充填し保存し
ておくと当該部が腐蝕し好ましくない。特に、本
発明の保護被覆層を形成せしめる塗料として前記
熱硬化型エポキシフエノール樹脂系塗料を用いた
場合、あらかじめ形成された塗膜の上に、同種或
は異種塗料をロールコート、スプレーコート等に
より重ね塗りする等の方法で複層塗膜となし、品
質向上をはかる手段をとらなくとも、1回塗りの
2〜7μ、特に3〜7μの比較的薄膜で缶用素材を
十分被覆保護する事が可能であり、特に好適であ
る。 また、本発明においては、缶材の缶外面側に、
溶接々合部をのぞき、適宜、保護或は美粧の為の
塗装、印刷をほどこすことができる。 本発明によれば、前記したニツケルめつき層と
錫めつき層を備える構造の錫めつき鋼板を用い前
記の樹脂保護被覆を施した被覆鋼板を用いて得ら
れた溶接缶体が内容飲料の長期保存性にすぐれた
缶品質を有するためには缶胴部材として用いる被
覆鋼板は後述する試験により得られる腐蝕特性値
が200以下である事が必要である。腐蝕特性値が
200より高い被覆鋼板を用いた缶体では、内容物
を充填後、長期間保存すると塗膜化腐蝕が発生し
鉄溶出量が多くなり、内容物の品質低下、フレー
バー低下がおこり、実用上問題があり好ましくな
い。 ここで、被覆鋼板の腐蝕特性値について詳述す
ると、第1図及び第2図は本腐蝕特性値を測定す
る為の試験片1の例示図である。錫めつき鋼板の
上に樹脂被膜の施こされた被覆鋼板片の被覆形成
面より基体鋼板に達する深さで、長さ20mmの直角
に交わる2本の切り込み線2を入れ、切り込み線
2の入つた面を交点を中心に裏側からエリクセン
試験機等を用い半径10mmの凸面部材で5mmだけ押
し出し、切り込み線2の交点を頂点として当該部
3が前面に約5mm凸面に張り出した形状の試験片
とする。第3図は、前記試験片1を用いて腐蝕特
性値を求める装置であり、食塩0.26モル、クエン
酸0.071モルを溶解した水溶液4を苛性ソーダを
用いてPHを3.0に調整し、95℃に加熱したのち、
内径50mmで内容量150mlのガラス容器5に100mlほ
ど入れ、前記試験片1を凸面部3が内側を向き、
切り込み線2の交点が中心となる様容器口5に、
oリング状パツキング6を介して置き、締めつけ
可能な治具7で容器5を反転させても液もれしな
い様に固定し、次いで装置を反転させ、試験水溶
液4を試験片1の凸面部3に接触させ、約30分か
けて70℃に徐冷し、その後70℃で20時間保持す
る。所定時間経過後試験片1を取り出し、樹脂保
護被覆層下の腐蝕により基体鋼板から浮いた樹脂
保護被覆層を接着テープを用いて除去し基体鋼板
からの腐蝕によつて剥離した面積を測定し平方ミ
リメートル単位であらわし腐蝕特性値とする。
かゝる方法で得られた腐蝕特性値は用いる金属缶
材、樹脂保護被覆層の各々の完全さに関連する特
性値であり、それに用いた試験片と同じ被覆鋼板
で作られた溶接缶に内容物を充填し長期間保存し
たときの缶品質、例えば樹脂保護被覆層の下に発
生する腐蝕状態と密接な関係がある。第4図は表
面処理条件の異なる錫めつき鋼板を使用し、熱硬
化型エポキシ樹脂系塗料、膜厚条件等を変え、腐
蝕特性値の異なる溶接缶を作り、ミルクコーヒー
を充填し、50℃で2ヶ月保存したときの缶内面の
腐蝕の発生状況と腐蝕特性値との関係を例示した
ものであり、腐蝕特性値200以下の被覆鋼板を用
いた溶接缶においては、実用上問題となる腐蝕は
発生しない事がわかる。尚、第4図の実缶保存試
験結果は下記評価規準で目視判定した。 1……缶内面及び内容物に異常なし、 3……缶内面に腐蝕発生あり、内容物への影響少
い、 5……缶内面の腐蝕著しく内容物への影響大。 かくして得られた本発明の缶体は、すぐれた缶
品質を有しており、多様な内容物、特に食品、飲
料類の缶詰用缶として好適なものである。以下試
験例をあげて説明するが、部は重量部をあらわ
す。また本文明細書、試験例中の錫めつき鋼板に
おける錫めつき量、表面錫層中の錫量、錫鉄合金
層中の錫含有量の測定はJIS G3303(電解はく離
法)により求めたものであり、ニツケルめつき処
理を施した錫めつき鋼板においては、合金層中の
錫含有量は錫層をアルカリで溶解した後あらかじ
め作成した検量線を用いてケイ光X線法で求めた
ものである。 −試験例− 板厚0.22mmで、両面の錫めつき層が付表の試験
番号1〜8の様な構成の錫めつき鋼板の缶胴内面
側となる面に対し、試験番号1、4においては塗
料としてp−クレゾール75部とm−クレゾール25
部の混合フエノールにアンモニア触媒の存在下で
ホルムアルデヒドを反応せしめて得られるレゾー
ル型フエノール樹脂15部と数平均分子量約3000の
ビスフエノールA型エポキシ樹脂85部とをアルコ
ール系、ケトン系、エステル系及び芳香族系有機
溶剤からなる混合溶剤に溶解せしめて得られる固
形分30%、粘度(Fc4# 、25℃)40秒のエポキ
シ・フエノール樹脂系塗料(塗料○イを用い、ま
た、試験番号2、3、5、6、7、8において
は、塗料としてビスフエノールAにアンモニア触
媒の存在下でホルムアルデヒドを反応せしめて得
られるレゾール型フエノール樹脂30部と数平均分
子量3410のビスフエノールA型エポキシ樹脂70部
とを混合溶剤に溶解せしめて得られる固形分29
%、粘度(Fc4# 、25℃)40秒の熱硬化型エポキ
シフエノール系塗料(塗料○ロ)を用い、溶接継目
部を除き、ロールコーターによりマージン塗装を
行い、205℃×10分の焼付を行い、膜厚5.2μの樹
脂保護被覆層を形成せしめた。 次いで、缶胴外面側となる面に対し、溶接継目
部を除きアクリル樹脂系ホワイト塗料を塗布し
190℃×10分の焼付を行いホワイト塗膜を形成せ
しめその上に印刷を行い160℃×10分の焼付を行
い、更にその上に仕上ニスを塗布し、175℃×10
分の焼付を行い、錫めつき鋼板の両面に塗装、印
刷を施した被覆鋼板を得た。この被覆鋼板を250
g入り飲料缶の缶胴ブランクサイズに裁断し、銅
電極線を介し、電極ローラーにより加圧シーム溶
接を行う公知溶接機を用い毎分350缶の製缶速度
で、不活性ガス雰囲気中で缶胴側面部を溶接々合
し缶胴を成形した。次いで、缶胴内面側溶接継目
部及びその近傍を補正塗料を用いて被覆補正し、
缶胴両端部にフランジ加工を施し、一端に内面塗
装アルミ蓋を2重巻締により取りつけ250g入り
缶体を得た。得られた被覆鋼板を用い、試験番号
1〜8の各々につき腐蝕特性値を測定するととも
に、各被覆鋼板により形成した溶接缶体を用いて
各種内容物を充填し50℃で2ヶ月の保存を行い缶
品質評価を行つた。その結果を付表に示す。この
結果より腐蝕特性値が200以上の被覆鋼板を用い
た缶体は、実缶保存試験で缶品質が不良であつた
が200以下の缶体は良好であつた。尚、試験番号
3は本発明に先だつて本出願人により提案の特開
昭58−177448合公報で開示された本発明の鋼板と
は異なる、即ちニツケルめつき層のない錫めつき
単層(錫量が0.5〜1.7g/m2)の錫めつき鋼板を
用いたものである。 また、試験番号5、6、7、8に示す如く、錫
めつき鋼板の表面処理条件及び使用樹脂保護被覆
層が本発明の好適範囲に入るものであつて200以
下の腐蝕特性値ものに長期保存においても良好な
缶品質を有するが、表面処理条件及び/または樹
脂保護被覆層が本発明の好適範囲であつても腐蝕
特性値が200以上のものでは長期保存において缶
品質が良好とはいえなかつた。 表から明らかなように、本発明法で得られた缶
体は鋼板に施す錫めつき層の錫量範囲が従来のも
のより少ない0.2〜1.2g/m2であるにもかかわら
ず、その缶品質は錫めつき層の錫量範囲が0.5〜
1.7g/m2鋼板と同等のレベルにあつた。また、
ニツケルめつき層を有する本発明の試験番号5、
6、7、8は錫めつき層単独のものに比して腐蝕
特性値は少なくなる傾向を示していた。 従つて、鋼板に錫めつき層を施すに当たり予
め、ニツケルめつき層を施すことにより缶胴サイ
ドシームの溶接接合部の溶接接合不良を防止し、
溶接性を向上させ、更に缶材の耐蝕性、缶体保存
時の耐錆性を向上させることが確認された。
【表】
○:良好、△やや良好、×接合不良あるいは
外観不良で被覆補正しにくい。
※2) 空缶にミルクコーヒーを充填し、内面塗装、ブ
リキ製蓋を用いて密封し125℃×30分のレトルト殺菌を
行い50℃×2ケ月保存し、開缶後内面
側の状態を観察し、判定すると共に、内容物中へ
の鉄溶出量の測定、フレーバーの判定を行う。
○:良好、△:やや良好、×:塗膜下腐食の
発生あるいは多量の鉄溶出、フレーバーの変化が発生し
て不良。
外観不良で被覆補正しにくい。
※2) 空缶にミルクコーヒーを充填し、内面塗装、ブ
リキ製蓋を用いて密封し125℃×30分のレトルト殺菌を
行い50℃×2ケ月保存し、開缶後内面
側の状態を観察し、判定すると共に、内容物中へ
の鉄溶出量の測定、フレーバーの判定を行う。
○:良好、△:やや良好、×:塗膜下腐食の
発生あるいは多量の鉄溶出、フレーバーの変化が発生し
て不良。
第1図は本発明の試験に用いる試験片の斜視
図、第2図は第1図の−線截断面図、第3図
は本発明の試験装置を示す縦断面図、第4図は実
缶保存試験の結果を示す線図である。
図、第2図は第1図の−線截断面図、第3図
は本発明の試験装置を示す縦断面図、第4図は実
缶保存試験の結果を示す線図である。
Claims (1)
- 1 錫量0.2〜1.2g/m2の錫めつき層を有する錫
めつき鋼板上に熱硬化型エポキシ樹脂系塗料から
なる樹脂保護被覆層を設けた被覆鋼板を溶接接合
して缶胴に用いた飲料食品缶詰用の溶接缶体の製
造方法において、前期錫めつき鋼板は基体鋼板に
ニツケル量0.01〜0.2g/cm3のニツケルめつきを
施した上層に前期錫めつき層を形成したものであ
つて、該錫めつき層が前記樹脂保護被覆層を形成
した後にあつて少なくとも錫含有量0.15〜1.19
g/m2の錫合金層と錫量0.01〜1.05g/m2の錫層
の2層から成る錫めつき層を備えた鋼板であり、
前記樹脂保護被覆層はビスフエノールAから形成
されたレゾール型フエノール樹脂を65重量%以上
含有するフエノール樹脂と、数平均分子量1400〜
7000のビスフエノールA型エポキシ樹脂を50/50
〜5/95重量比で含有する熱硬化型エポキシフエ
ノール樹脂系塗料からなる膜厚2〜10μの樹脂被
覆層であり、かつ缶胴を形成する前記被覆鋼板
が、被覆層形成面より基体鋼板に達する深さで長
さ20mmの2本の切り込みを直角に交るように入
れ、交点を中心に切り込み線の入つた面の裏側か
ら半径10mmの凸面を有する部材で5mm押し出し凸
面を形成せしめ、凸面の頂点の切り込み交点を中
心に半径25mmの範囲を、クエン酸0.071モル、食
塩0.26モルを含み苛性ソーダにてPHを3.0に調整
し95℃に加熱した水溶液に接触せしめ、30分間で
70℃に徐冷し、その後70℃で20時間保持した後、
樹脂保護被覆層の基体鋼板からの腐蝕による剥離
面積を測定し、平方ミリメートルであらわした数
値として定義される腐蝕特性値が200以下である
ことを特徴とする飲料、食品缶詰用溶接缶体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3618884A JPS60183070A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 溶接缶体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3618884A JPS60183070A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 溶接缶体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60183070A JPS60183070A (ja) | 1985-09-18 |
| JPH0373348B2 true JPH0373348B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=12462752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3618884A Granted JPS60183070A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 溶接缶体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60183070A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62152564A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-07 | Trinity Ind Corp | 塗装用乾燥炉 |
| JPS63270581A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 缶詰用塗装溶接缶 |
| JP6838861B2 (ja) * | 2016-03-09 | 2021-03-03 | 大和製罐株式会社 | 撥水性塗料、それにより被覆された金属板および金属容器、並びに、撥水性塗膜の形成方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58177448A (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-18 | Hokkai Can Co Ltd | 錫めつき鋼板を用いた溶接缶体 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3618884A patent/JPS60183070A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60183070A (ja) | 1985-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0493119B1 (en) | Welded cans | |
| US4451506A (en) | Side seam-coated welded cans and process for preparation thereof | |
| CA1230954A (en) | Surface-treated steel strips seam weldable into cans | |
| JPH0373348B2 (ja) | ||
| JPS59598B2 (ja) | 溶接性にすぐれためつき鋼板 | |
| US4832800A (en) | Process for preparing surface-treated steel strips adapted for electric resistance welding | |
| JPH0213896B2 (ja) | ||
| JPH0775745B2 (ja) | 溶接缶体の製造方法 | |
| EP0612608A1 (en) | Laminated steel sheet for cans | |
| JP3259416B2 (ja) | 溶接缶用ラミネート鋼板 | |
| JP2806249B2 (ja) | 大型角形缶およびその製造方法 | |
| JP4293065B2 (ja) | 耐硫化変色性、耐食性に優れた溶接缶 | |
| JPH01214433A (ja) | エアゾール容器及びエアゾール製品 | |
| JP2910488B2 (ja) | 溶接缶用ラミネート鋼板 | |
| JPH0349628B2 (ja) | ||
| JP2723511B2 (ja) | 塗装された溶接缶胴 | |
| JP2527330B2 (ja) | 食用缶詰容器 | |
| JPH0160540B2 (ja) | ||
| JPH06312748A (ja) | 缶蓋及びその製造方法 | |
| JPS5822391A (ja) | 抵抗溶接缶用表面処理鋼板 | |
| JPH10204687A (ja) | 高温短時間焼き付け後の高速溶接性に優れた溶接缶用鋼板 | |
| JPH07156953A (ja) | 溶接缶体の缶胴形成用表面処理鋼板及び溶接缶体の製造方法 | |
| JPH01279047A (ja) | 缶詰用大型缶 | |
| JP2009285595A (ja) | 酸性果実用缶体の製造方法 | |
| JPH10219478A (ja) | 高温短時間塗装焼き付け後の高速シーム溶接性に優れた溶接缶用鋼板 |