JPH0160540B2 - - Google Patents
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- JPH0160540B2 JPH0160540B2 JP56057819A JP5781981A JPH0160540B2 JP H0160540 B2 JPH0160540 B2 JP H0160540B2 JP 56057819 A JP56057819 A JP 56057819A JP 5781981 A JP5781981 A JP 5781981A JP H0160540 B2 JPH0160540 B2 JP H0160540B2
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Description
本発明は缶胴溶接継目部の表面に金属酸化皮膜
層を形成せしめた溶接缶体に関する。 従来、食缶、飲料缶等には半田缶、接着缶等が
用いられてきたが、近年、溶接缶も用いられるよ
うになつてきた。 かゝる溶接缶は、一般に金属薄板からなる缶材
の溶接される継目部をのぞき塗装、印刷を施こ
し、次いで缶胴ブランクに切断成型後、必要に応
じ、ブランク端縁継目部表面の溶接阻害成分を除
去したのち円筒状に成型しブランク端を重ね合
せ、当該重ね合せ部を電気抵抗溶接機により高温
加圧条件下で重合溶接して缶胴を作成し、次いで
必要に応じ内外面溶接継目部に補正塗装を施こ
し、その後缶胴の端部に蓋を巻締して得られる。
かゝる方法で得られた溶接缶の缶胴継目部は電気
抵抗溶接時1000℃前後の高温に加熱されると共に
数10Kgの加圧を受けるため、当該継目部の缶材は
重ね合せ部が押しつぶされ、薄くひろがると共に
その表面は空気中の酸素により酸化され、継目部
表面に通常1000Å以上の厚さの茶褐色或は黒色の
金属酸化皮膜が形成される。 かゝる酸化皮膜は、一般に缶材金属素地に対す
る密着性、折り曲げ、延展等に対する加工性が悪
く、製缶加工々程、例えばフレンジング、ネツキ
ング、シーミング等の工程で金属素地界面から剥
離しやすく、たとえ当該継目部上に塗装し、被覆
補正を行つたとしても補正塗膜と共に脱落して素
地を露呈する原因となる。かゝる酸化皮膜の剥離
したあとの金属素地表面はもとの缶材表面及び酸
化皮膜剥離前の継目部表面構造とは全く異なり金
属素地が露呈したものとなる、この様な金属素地
の露呈した缶体に内容物を充填すると金属露出部
の腐蝕、穿孔或は内容物への金属溶出がおこり、
缶品質上問題を有する。 そのため、従来より、かゝる問題点を解消する
方法として、溶接時、溶接箇所周辺を不活性ガス
雰囲気に保持し酸素を遮断すると共に当該部を冷
却し酸化皮膜の形成をおさえ溶接部を見かけ上金
属素地に近い状態に保つ方法が採られてきた。し
かしかゝる方法で酸化皮膜の形成をおさえる為に
は、低温の不活性ガスを多量に必要とし、更に溶
接部周辺を、酸素のない完全な不活性ガス雰囲気
に保つための専用装置が不可欠である。しかも、
得られた溶接缶体の溶接継目部の表面構造は酸化
皮膜の形成はおさえられたとしても溶接時の高温
及び加圧よる変形、電極部材との接触による表面
保護皮膜の剥離等を受けるためもとの缶材表面と
は異なつた構造となつて金属素地の保護効果の低
下したものとなる。例えば、金属素材として錫め
つき鋼板を用いた場合、その表面は錫めつきが施
され金属素地が保護されているが、溶接時、相当
量の錫めつき層が高温加圧により飛散したり、溶
接電極部材に付着し、金属素地表面からのぞかれ
ると共に、一部合金化し、もとの缶材表面に比べ
錫めつき層の有する保護効果が大巾に失われたも
のとなる。また、表面にクロム・クロメート層を
設けた缶用テイン・フリー・スチールにおいて
も、溶接性を高めるため、溶接される端縁部の表
面クロム・クロメート層を除去したのち使用する
方法が一般的であり、その様な除去処理を行つて
溶接した継目表面はクロム・クロメート層を除去
しているためもとのテイン・フリー・スチール表
面に比べ著るしく保護効果の低下したものとなり
また、表面クロム・クロメート層を除去せずに用
いたとしても、溶接時の高温・加圧条件により、
表面のクロム・クロメート層は押し広げられ、表
面の保護層の構造が変化し当初に与えられた保護
効果を失つたものとなる。 また、ブラツクプレート或はニツケルめつき鋼
板においても溶接時の高温加圧条件により、表面
塗油層或はニツケルめつき層等の保護層が除去さ
れるか或は押し広げられ薄くなり、不安定な表面
構造となる。かくの如く溶接缶体の溶接継目部は
酸化皮膜の形成を防止しても、その表面の保護層
の構造は溶接前に比べ保護効果が低く不安定なも
のとなり塗料や樹脂フイルムによる被覆補正が不
可欠となる。この塗料や樹脂フイルムにより被覆
補正するとしても継目部に被覆される内外面補正
塗料や樹脂フイルムが薄膜であつたり、塗料の硬
化不良等により補正効果が低いと腐蝕、穿孔、或
は内容物への金属溶出がおこり、実用上問題を有
するものであつた。 本発明の目的は、従来技術により得られる溶接
缶体の溶接継目部の有する前記問題点を解消し、
耐蝕性、耐内容物適性等の缶品質にすぐれた溶接
缶体を提供せんとするものである。 本発明者等は鉄を金属素地とする金属素材の両
端縁を重合し溶接して得られる溶接缶体におい
て、溶接継目部表面に、鉄に対する酸素原子濃度
比が0.5以上の酸化鉄を主体とする膜厚300〜900
Åの金属酸化皮膜層を形成せしめる事により従来
技術の前記問題点の解消した溶接缶体が得られる
ことを見出し更に、金属素材として片面錫めつき
量14g/m2以下の錫めつき鋼板を用い前記金属化
皮膜中の鉄成分と錫成分の総量に対して錫成分が
10〜50%の範囲で含有されているときには、更
に、溶接継目部表面の耐蝕性、耐内容物適性等の
品質が向上した溶接缶体が得られることを見出
し、本発明を完成した。本発明の溶接缶体におい
ては、溶接する際に溶接継目表面に形成された金
属酸化皮膜層が鉄に対する酸素原子濃度比が0.5
以上の酸化鉄を主体とし、その膜厚が300〜900Å
であることを必須とするが、かゝる皮膜層は、そ
れを強制剥離し下層金属面を露出させた溶接継目
部表面、或は不活性ガスを多量に使用し、酸化皮
膜の形成を抑制して得られた溶接継目部表面に比
べ、外気や溶接缶体に充填する各種内容物に対し
耐蝕性において安定である。 更に、金属素材として、片面錫めつき量14g/
m2以下の錫めつき鋼板を用い、前記金属酸化皮膜
中の鉄成分と錫成分の総量に対して錫成分を10〜
50%の範囲で含有すると特に金属酸化皮膜と鉄素
地との間に介在する鉄―錫合金層により金属酸化
皮膜の密着性が良好となり耐蝕性、耐内容物適性
が向上する。 次に本発明について更に詳しく説明すれば次の
通りである。 まず、本発明の溶接缶体に用いる金属素材とし
ては従来より半田缶、接着缶、溶接缶に適用され
てきた公知缶材例えば錫めつき鋼板、テイン・フ
リー・スチール、ブラツクプレート、ニツケルめ
つき鋼板、亜鉛めつき鋼板、アルミめつき鋼板等
を用いる事が出来るが溶接の容易さ或は得られた
缶体の缶品質、耐内容物適性等の面から片面の錫
めつき量が14g/m2以下、好適には錫めつき量
0.05〜8.4g/m2の錫めつき鋼板、テイン・フリ
ー・スチール、ブラツクプレート、及びニツケル
めつき厚さが好適には0.05〜0.5μのニツケルめつ
き鋼板が適している。このうち、錫めつき鋼板、
ニツケルめつき鋼板等は、通常めつき層の上に更
にクロメート層が施されているが、本発明におい
ては、そのままで特に支障なく用いられる。かゝ
る缶材を用いて溶接缶を製造する方法としては、
従来より、該缶材の溶接される端縁部をのぞき塗
料、印刷を施こした缶胴ブランクを用い、必要に
応じ、ブランク端縁部表面の溶接阻害成分を研
磨、切削等の手段を用いて除去した後円筒状に成
型し、ブランク端どうしを重ね合せ当該部を電気
抵抗溶接機を用いて加圧溶接し缶胴を製造する方
法が公知であり、かゝる溶接缶の継目部表面の酸
化皮膜形成を防止する方法及び装置としても、特
公昭38―15843号公報、特開昭52―84141号公報、
特開昭55―156681号公報、特開昭55―103284号公
報等で開示の如く、溶接箇所及びその直後の工程
を不活性ガス雰囲気とし、酸化を防止する方法が
公知である。 本発明の溶接缶体においては、溶接継目部表面
に300〜900Åの酸化皮膜を形成せしめる必要があ
りかゝる皮膜を形成せしめる方法としては、前記
公知手法を活用し、溶接機の溶接箇所及びその直
後の工程を不活性ガス主体の雰囲気とし不活性ガ
ス量を調節し、雰囲気中の酸素量(或は空気量)
を前記膜厚範囲の酸化皮膜層が形成されるレベル
に保持する方法、或は、冷却気体等を用いて溶接
直後の溶接継目部の温度を抑制し、酸化反応が必
要以上に進行しない温度条件におさえる方法等を
挙げる事ができるが、不活性ガス量の調節による
方法が好適である。かゝる方法においては不活性
ガス量が少なすぎると、或は、溶接継目部の冷却
が不十分であると酸化反応が進みすぎ、金属酸化
皮膜層が厚くなりすぎる。逆に、不活性ガス量が
多すぎるか、或は冷却効果が大すぎると酸化反応
が所定量だけ進まず酸化皮膜層が薄くなりすぎる
ので、所望の厚さの金属酸化皮膜層を形成せしめ
る為には缶材の種類、製缶速度等に応じ、不活性
ガス使用量、冷却気体の温度、使用量を適切に制
御する必要があり溶接箇所及び直後の装置周りの
雰囲気を、前記の如き適切な雰囲気条件に保持す
る装置、例えば、ガス噴射装置、ガス雰囲気保持
チヤンバー等を適宜使用する事がのぞましい。か
くして得られた本発明の溶接缶体の継目表面の酸
化皮膜層は酸化鉄が主体であり最外表面から深部
に入るにつれて次第に鉄に対する酸素原子濃度が
小さくなるが、本発明においては鉄に対する酸素
原子濃度比が0.5に達する迄の金属酸化物層の厚
みが300〜900Åの範囲にある事がのぞましく鉄に
対する酸素原子濃度比が0.5以下の層を含めた厚
みが300〜900Åの範囲の酸化鉄皮膜層は耐蝕性が
低く、金属素地の保護効果が低下する傾向があり
好ましくない。しかも、鉄に対する酸素原子濃度
比が0.5以上であつても900Åをこえる厚膜になる
と製缶加工時に亀裂或は剥離しし、実用上問題を
有するが、900Å以下、好ましくは800Å以下の膜
厚では、加工時に亀裂或は剥離せず、良好な密着
性を有する。更に、かゝる酸化皮膜層は300Å以
下の薄膜ではその下層の金属素地を一様に被覆す
ることができず、局部的に素地が露呈した表面構
造となるが、300Å以上好ましくは400Å以上の膜
厚があれば溶接継目表面を一様に被覆せしめる事
ができ、前記酸化皮膜の安定性とあいまつて不安
定な溶接継目部金属素地を外気や内容物から保護
する効果を有する。 また、かゝる金属酸化皮膜層中にはその他の金
属成分として、錫めつき鋼板にあつては錫酸化物
等の形で錫成分が、テイン・フリー・スチール材
にあつてはクロム酸化物、クロム水和酸化物等の
形でクロム成分がニツケルめつき鋼板にあつて
は、ニツケル酸化物が共存する。 特に、錫めつき鋼板を使用した場合、金属酸化
皮膜の下層には鉄―錫合金層が形成されており、
また金属酸化皮膜中に共存する錫成分は表面から
深部に入るにつれて増加する傾向があるため適量
に錫成分が共存すると、金属酸化皮膜層と下層の
鉄―錫合金層との金属構成がより近いものとなり
両層の密着性が向上する傾向がある。この場合の
金属酸化皮膜にあつては錫成分が鉄成分及び錫成
分の総和に対し原子濃度比で10〜50%の範囲で共
存するときは密着性、加工性、耐蝕性、耐内容物
適性のすぐれたものとなる。かゝる酸化皮膜を形
成せしめるためには、錫めつき量の比較的低いブ
リキ材、具体的には錫めつき量が片面14g/m2以
下、好ましくは0.05〜8.4g/m2のブリキ材を用い
る事がのぞましい。 またテイン・フリー・スチールを使用する場合
は、通常端縁部表面のクロム・クロメート処理層
を除去したのち溶接を行うため、溶接継目表面の
金属酸化皮膜層は酸化鉄が主体であり、一部、ク
ロム酸化物、クロム水和酸化物等が共存する構成
となるかゝる構成の皮膜の下層はブリキ材におけ
る下層とは異なり、錫成分のない構造のため、密
着性が幾分低下する傾向があるが、金属酸化皮膜
厚さを300〜900Å、より好適には300〜700Åとす
る事により密着性、加工性、耐蝕性等のすぐれた
ものとすることができる。 また、ブラツクプレート、ニツケルめつき鋼板
においても本発明の構成の酸化皮膜の条件を備え
る限り溶接継目表面の耐蝕性を向上せしめる事が
できる。かくして得られた本発明の溶接缶体は、
溶接継目表面に通常、淡黄色〜茶褐色をした300
〜900Åの金属酸化皮膜層を有しており、皮膜層
自体、各種内容物に対し安定であり金属素地の保
護被覆効果を有するため缶の保管環境或は充填内
容物によつてはそのまゝで用いる事が可能である
が、缶品質、耐内容物適性をよりすぐれたものと
するために、溶接継目表面に補正塗膜或は樹脂フ
イルムを設け、被覆補正することができる。 かゝる被覆補正用塗料としては、従来より缶内
面用或は缶外面用塗料として公知の塗料類、例え
ばエポキシ樹脂系塗料、フエノール樹脂系塗料、
アミノプラスト塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリエ
ステル樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、ポリア
ミド樹脂系塗料等を単独或は併用し溶剤系塗料、
水系塗料、オルガノゾル系塗料、プラスチゾル系
塗料或は粉体塗料等所望の塗料形態で用いること
ができる。また、塗装方法としては、塗料種類、
塗料形態に応じスプレーコート、ローラーコー
ト、粉体塗装等公知の塗装方法から適切な方法を
選択し用いることができる。 また樹脂フイルムとしてはポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、アミノプラスト樹脂、その他公知の
樹脂を単独或は併用した樹脂フイルムを単層或は
複層の形で用い、公知の手法、例えば特公昭53―
43350号公報等の方法で貼着することができる。 かゝる補正被膜は10〜90μ、好適には20〜60μ
が適している。 本発明の構成の金属酸化皮膜を設けた溶接継目
表面は、従来の不活性ガスを多量に使用し、金属
酸化皮膜の形成を抑制した溶接缶体の継目表面に
比べ各種内容物に対する安定性にすぐれるだけで
なく補正塗料に対する密着性においてもすぐれて
おり、補正塗料の施こされた本発明の缶体は、従
来の補正溶接缶体に比べよりすぐれた耐蝕性、耐
内容物適性を有するものとなる。本発明により得
られた缶体は、各種内容物に対しすぐれた耐蝕
性、耐内容物適性を有しており、食缶、飲料缶、
エアゾール缶用として特に好ましい。 本発明を以下試験例を挙げて説明する。なお本
試験例における酸化皮膜厚さ及び成分構成はオー
ジエ電子分光測定器(Auger electron
spectroscopy)を用いて測定した。 試験例 1 板厚0.23mmで内面側及び外面側錫めつき量が共
に5.6gr/m2のブリキ材(#50/#50ブリキ)の
内面側に端縁継目部をのぞき、エポキシ・フエノ
ール系塗料からなる膜厚4.0μの硬化塗膜を形成せ
しめると共に、外面側に端縁継目部をのぞき所望
の印刷を施こした被覆鋼板を250g入り溶接缶の
缶胴ブランクサイズに切断成型後、該ブランクを
円筒状に成型し端縁部をラツプ巾0.5mmに重ね合
せ、銅電極線を介し回転ロール電極間で加圧シー
ム溶接を行う公知溶接機を用いて毎分200缶の製
缶速度で空気中で溶接を行い、缶胴を製造し缶内
面側溶接継目部表面に縁黒色の酸化皮膜を有する
缶胴(缶胴番号1)を得た。また、缶胴番号1の
溶接缶胴を製造する際、電極ロールのある溶接箇
所及びその直後を不活性ガス雰囲気に保つ専用装
置を用い多量の不活性ガスを使用し空気の流入を
防ぎ缶内面側の継目表面の酸化を防止する方法で
溶接を行い缶内面側溶接継目表面が実質上金属素
地と同様の外観を有する缶胴(缶胴番号4)を得
た。次いで、缶胴番号4の溶接缶胴の製造におい
て不活性ガス使用量を調節し、空気を混入せしめ
酸素濃度を変えた雰囲気で溶接を行い缶内面側継
目部外観が茶〜薄茶色を呈した溶接缶胴(缶胴番
号2及び3)を得た。 得られた缶胴番号1〜4の溶接缶胴の缶内面側
溶接継目部の酸化皮膜厚及び酸化皮膜中の錫成分
原子濃度を測定するとともに、該酸化皮膜の加工
性、密着性、及び室内に保存したときの継目部表
面の耐蝕性について評価した。その結果を表―1
にまとめた。この結果より、1200Åの酸化皮膜を
有する缶胴番号1の継目表面は蓋巻締加工条件の
変形で微小亀裂を生じその部分を接着テープを用
いて剥離テストを行うと黒色の酸化皮膜が剥離
し、金属素地が露呈し密着性、加工性が不良であ
つた。また、不活性ガスを多量に使用して製造し
た缶胴番号4の継目表面は銀白色を呈し金属素地
に近い色を呈しており、巻締加工変形により特に
変化はなかつた。しかし室内で約3ケ月間保存す
ると継目部表面に赤錆が発生し、耐蝕性が不良で
あつた。一方、本発明の実施例に該当する缶胴番
号2、及び3は密着性加工性にすぐれ、室内に約
3ケ月間保存しても赤錆は発生せず、良好な耐蝕
性を有していた。 試験例 2 試験例―1と同じブリキ材を使用し、試験例―
1と同様の方法において、缶胴外面側の溶接継目
部周りの不活性ガス雰囲気中の酸素(空気)量を
調節し、缶外面側酸化皮膜厚さの異なる3種の溶
接缶胴(缶胴番号5,6及び7)を得た。得られ
た缶胴を用いて試験例―1と同様にして酸化皮膜
物性を評価した結果、表―1に示す如く本発明の
実施例に該当する缶胴番号6は、良好な酸化皮膜
物性を有していた。 試験例 3 板厚0.23mmで内面側及び外面側の錫めつき量が
共に2.8gr/m2のブリキ材(#25/#25ブリキ)
を用いる以外はすべて試験例―1(缶胴番号2及
び3)の製法と同様にして、缶内面側溶接継目表
面酸化皮膜厚さが460Åの溶接缶胴(缶胴番号8)
を得た。 得られた缶胴の継目部表面酸化皮膜の評価結果
を表―1に示す。この結果より本発明の実施例に
該当する缶胴番号8の缶胴継目表面は良好な物性
を有していることが明らかである。 試験例 4 板厚0.23mmのテイン・フリー・スチールの内面
側に端縁継目部をのぞき、エポキシ・フエノール
系塗料からなる膜厚4.3μの硬化塗膜を形成せしめ
ると共に、外面側に端縁継目部をのぞき印刷をほ
どこした被覆鋼板を250g入り溶接缶の缶胴ブラ
ンクサイズに切断成形後、該ブランク内外面の端
縁部表面のクロム・クロメート層を切削除去し、
端縁易溶接化缶胴ブランクを作成した。 次に、本缶胴ブランクを用いる以外は、試験例
―1と同様にし、缶外面側溶接継目部表面の不活
性ガス雰囲気条件を変え缶外面側酸化皮膜厚さの
異なる2種の溶接缶胴(缶胴番号9及び10)を得
た。 得られた缶胴の缶外面側溶接継目部表面の酸化
皮膜物性を評価した。その結果を表―1に示す。
この結果から明らかな様に、酸化皮膜厚が250Å
の缶胴番号9は、空缶保存中に錆が発生したが、
本発明の実施例に該当する缶胴番号10では錆の発
生はみられず、加工性、密着性も良好であつた。 試験例 5 板厚0.23mmのブラツクプレートを缶材として用
いる以外はすべて試験例―2と同様にし、缶外面
側溶接継目部まわりの不活性ガス雰囲気の空気混
入量を変え缶外面側酸化皮膜厚さの異なる2種の
溶接缶胴(缶胴番号11及び12)を得た。 得られた缶胴の酸化皮膜物性を表―1に示す。
この結果より酸化皮膜の膜厚300Åより薄い缶胴
番号11では、空缶保存中に継目表面に赤錆が発生
し耐蝕性が不良であつた。それに対し本発明の実
施例に該当する缶胴番号12は腐蝕もなく良好であ
つた。 試験例 6 板厚0.24mmで錫めつき量内面側5.6g/m2、外面
側2.8g/m2のブリキ材(#50/#25ブリキ)を用
い、その内面側に端縁継目部をのぞきエポキシ・
ウレア系塗料を塗布し、膜厚7.6μの硬化塗膜を形
成せしめ420gr入りエアゾール缶の缶胴ブランク
サイズに切断成型後、該ブランクを用いて試験例
―1と同様の溶接条件及び不活性ガスの使用方法
で缶内面側継目表面の酸化皮膜厚さの異なる3種
の溶接缶胴(缶胴番号13,14、及び15)を得た。
表―1に示す酸化皮膜物性からも明らかな様に本
発明の実施例に該当する缶胴番号14は良好な物性
を有している。 試験例 7 板厚0.23mmで内面側及び外面側に0.8g/m2の
ニツケルめつき層を施こしたニツケルめつき鋼板
を用いる以外は試験例―2と同様にし、缶外面側
溶接継目表面の金属酸化皮膜厚さの異なる3種の
溶接缶胴(缶胴番号16,17,18)を得た。表−1
に示す結果から明らかな様に本発明の実施例に該
当する缶胴番号17は缶胴番号16,18に比べ密着
性、加工性及び耐蝕性が共にすぐれていた。 試験例 8 試験例−1及び試験例−3において缶胴番号
1,2,3,4及び8の溶接缶胴を製造後、引続
き缶胴内面溶接継目部表面にエポキシ・フエノー
ル系塗料からなり塗布巾8mm、膜厚10〜40μの範
囲の内面補正塗装を施こした。次いで塩化ビニル
樹脂系オルガノゾル塗料からなる被覆を蓋内面側
に設けたアルミ蓋を前記内面補正缶胴の一端に2
重巻締により取りつけ缶胴番号1,2,3,3,
4,8の各々に対応する缶体として缶番号1,
2,3,4,5,6の缶体を得た。得られた缶体
に内容物としてミルクコーヒーを入れ―蓋内面側
にエポキシ・フエノール系塗料を被覆したブリキ
蓋を用いて2重巻締により密封充填し、所定のレ
トルト加熱処理を行つたのち室温で6ケ月間保存
した。その後、開缶し、内容物及び缶胴溶接継目
部の評価を行なつた。その結果を表−2に示す。
この結果より本発明の実施例に該当する缶体(缶
体番号2,3,4及び6)は異常なく良好であつ
たが酸化皮膜900Å以上の厚い缶体(缶体番号1)
及び酸化皮膜が300Å以下で補正塗装が薄い缶体
(缶体番号5)はサイドシームの巻締加工部に腐
蝕がみられ内容物の鉄溶出量も0.5ppmと本発明
の缶体より多く不良であつた。 試験例 9 試験例−6において、缶胴番号13,14,15の溶
接缶胴を製造後、引続き缶胴内面溶接継目部表面
に対しエポキシ・ウレア系塗料からなり塗布巾8
mmで比較的薄膜の内面補正塗装を施こした内面補
正缶胴を得た。また錫めつき量内面側11.2g/m2、
外面側8.4g/m2のブリキ材の内面側にエポキシ・
ウレア系塗料を塗布し、膜厚7.6μの硬化塗膜を形
成せしめた塗装板を用いて天蓋及び地蓋を作り、
前記内面補正缶胴の両端に2重巻締により取りつ
け表−2に示す様な420gr入りエアゾール缶体
(缶体番号7,8,9)を製造した。本缶体にマ
ウントキヤツプを用いてウオーターベースのスタ
ーチを封入し、45℃で3ケ月間保存し、缶品質評
価を行つた。その結果表−2からも明らかな様に
内面補正塗料の膜厚が薄い場合酸化皮膜の薄い缶
体番号7及び、内面補正塗料の膜厚が厚く酸化皮
膜の著るしく厚い缶体番号9においてはサイドシ
ーム巻締加工部に腐蝕がみられた。一方本発明の
実施例に該当する缶体番号8では腐蝕はみられず
適度な膜厚の酸化皮膜が保護効果を有していた。
層を形成せしめた溶接缶体に関する。 従来、食缶、飲料缶等には半田缶、接着缶等が
用いられてきたが、近年、溶接缶も用いられるよ
うになつてきた。 かゝる溶接缶は、一般に金属薄板からなる缶材
の溶接される継目部をのぞき塗装、印刷を施こ
し、次いで缶胴ブランクに切断成型後、必要に応
じ、ブランク端縁継目部表面の溶接阻害成分を除
去したのち円筒状に成型しブランク端を重ね合
せ、当該重ね合せ部を電気抵抗溶接機により高温
加圧条件下で重合溶接して缶胴を作成し、次いで
必要に応じ内外面溶接継目部に補正塗装を施こ
し、その後缶胴の端部に蓋を巻締して得られる。
かゝる方法で得られた溶接缶の缶胴継目部は電気
抵抗溶接時1000℃前後の高温に加熱されると共に
数10Kgの加圧を受けるため、当該継目部の缶材は
重ね合せ部が押しつぶされ、薄くひろがると共に
その表面は空気中の酸素により酸化され、継目部
表面に通常1000Å以上の厚さの茶褐色或は黒色の
金属酸化皮膜が形成される。 かゝる酸化皮膜は、一般に缶材金属素地に対す
る密着性、折り曲げ、延展等に対する加工性が悪
く、製缶加工々程、例えばフレンジング、ネツキ
ング、シーミング等の工程で金属素地界面から剥
離しやすく、たとえ当該継目部上に塗装し、被覆
補正を行つたとしても補正塗膜と共に脱落して素
地を露呈する原因となる。かゝる酸化皮膜の剥離
したあとの金属素地表面はもとの缶材表面及び酸
化皮膜剥離前の継目部表面構造とは全く異なり金
属素地が露呈したものとなる、この様な金属素地
の露呈した缶体に内容物を充填すると金属露出部
の腐蝕、穿孔或は内容物への金属溶出がおこり、
缶品質上問題を有する。 そのため、従来より、かゝる問題点を解消する
方法として、溶接時、溶接箇所周辺を不活性ガス
雰囲気に保持し酸素を遮断すると共に当該部を冷
却し酸化皮膜の形成をおさえ溶接部を見かけ上金
属素地に近い状態に保つ方法が採られてきた。し
かしかゝる方法で酸化皮膜の形成をおさえる為に
は、低温の不活性ガスを多量に必要とし、更に溶
接部周辺を、酸素のない完全な不活性ガス雰囲気
に保つための専用装置が不可欠である。しかも、
得られた溶接缶体の溶接継目部の表面構造は酸化
皮膜の形成はおさえられたとしても溶接時の高温
及び加圧よる変形、電極部材との接触による表面
保護皮膜の剥離等を受けるためもとの缶材表面と
は異なつた構造となつて金属素地の保護効果の低
下したものとなる。例えば、金属素材として錫め
つき鋼板を用いた場合、その表面は錫めつきが施
され金属素地が保護されているが、溶接時、相当
量の錫めつき層が高温加圧により飛散したり、溶
接電極部材に付着し、金属素地表面からのぞかれ
ると共に、一部合金化し、もとの缶材表面に比べ
錫めつき層の有する保護効果が大巾に失われたも
のとなる。また、表面にクロム・クロメート層を
設けた缶用テイン・フリー・スチールにおいて
も、溶接性を高めるため、溶接される端縁部の表
面クロム・クロメート層を除去したのち使用する
方法が一般的であり、その様な除去処理を行つて
溶接した継目表面はクロム・クロメート層を除去
しているためもとのテイン・フリー・スチール表
面に比べ著るしく保護効果の低下したものとなり
また、表面クロム・クロメート層を除去せずに用
いたとしても、溶接時の高温・加圧条件により、
表面のクロム・クロメート層は押し広げられ、表
面の保護層の構造が変化し当初に与えられた保護
効果を失つたものとなる。 また、ブラツクプレート或はニツケルめつき鋼
板においても溶接時の高温加圧条件により、表面
塗油層或はニツケルめつき層等の保護層が除去さ
れるか或は押し広げられ薄くなり、不安定な表面
構造となる。かくの如く溶接缶体の溶接継目部は
酸化皮膜の形成を防止しても、その表面の保護層
の構造は溶接前に比べ保護効果が低く不安定なも
のとなり塗料や樹脂フイルムによる被覆補正が不
可欠となる。この塗料や樹脂フイルムにより被覆
補正するとしても継目部に被覆される内外面補正
塗料や樹脂フイルムが薄膜であつたり、塗料の硬
化不良等により補正効果が低いと腐蝕、穿孔、或
は内容物への金属溶出がおこり、実用上問題を有
するものであつた。 本発明の目的は、従来技術により得られる溶接
缶体の溶接継目部の有する前記問題点を解消し、
耐蝕性、耐内容物適性等の缶品質にすぐれた溶接
缶体を提供せんとするものである。 本発明者等は鉄を金属素地とする金属素材の両
端縁を重合し溶接して得られる溶接缶体におい
て、溶接継目部表面に、鉄に対する酸素原子濃度
比が0.5以上の酸化鉄を主体とする膜厚300〜900
Åの金属酸化皮膜層を形成せしめる事により従来
技術の前記問題点の解消した溶接缶体が得られる
ことを見出し更に、金属素材として片面錫めつき
量14g/m2以下の錫めつき鋼板を用い前記金属化
皮膜中の鉄成分と錫成分の総量に対して錫成分が
10〜50%の範囲で含有されているときには、更
に、溶接継目部表面の耐蝕性、耐内容物適性等の
品質が向上した溶接缶体が得られることを見出
し、本発明を完成した。本発明の溶接缶体におい
ては、溶接する際に溶接継目表面に形成された金
属酸化皮膜層が鉄に対する酸素原子濃度比が0.5
以上の酸化鉄を主体とし、その膜厚が300〜900Å
であることを必須とするが、かゝる皮膜層は、そ
れを強制剥離し下層金属面を露出させた溶接継目
部表面、或は不活性ガスを多量に使用し、酸化皮
膜の形成を抑制して得られた溶接継目部表面に比
べ、外気や溶接缶体に充填する各種内容物に対し
耐蝕性において安定である。 更に、金属素材として、片面錫めつき量14g/
m2以下の錫めつき鋼板を用い、前記金属酸化皮膜
中の鉄成分と錫成分の総量に対して錫成分を10〜
50%の範囲で含有すると特に金属酸化皮膜と鉄素
地との間に介在する鉄―錫合金層により金属酸化
皮膜の密着性が良好となり耐蝕性、耐内容物適性
が向上する。 次に本発明について更に詳しく説明すれば次の
通りである。 まず、本発明の溶接缶体に用いる金属素材とし
ては従来より半田缶、接着缶、溶接缶に適用され
てきた公知缶材例えば錫めつき鋼板、テイン・フ
リー・スチール、ブラツクプレート、ニツケルめ
つき鋼板、亜鉛めつき鋼板、アルミめつき鋼板等
を用いる事が出来るが溶接の容易さ或は得られた
缶体の缶品質、耐内容物適性等の面から片面の錫
めつき量が14g/m2以下、好適には錫めつき量
0.05〜8.4g/m2の錫めつき鋼板、テイン・フリ
ー・スチール、ブラツクプレート、及びニツケル
めつき厚さが好適には0.05〜0.5μのニツケルめつ
き鋼板が適している。このうち、錫めつき鋼板、
ニツケルめつき鋼板等は、通常めつき層の上に更
にクロメート層が施されているが、本発明におい
ては、そのままで特に支障なく用いられる。かゝ
る缶材を用いて溶接缶を製造する方法としては、
従来より、該缶材の溶接される端縁部をのぞき塗
料、印刷を施こした缶胴ブランクを用い、必要に
応じ、ブランク端縁部表面の溶接阻害成分を研
磨、切削等の手段を用いて除去した後円筒状に成
型し、ブランク端どうしを重ね合せ当該部を電気
抵抗溶接機を用いて加圧溶接し缶胴を製造する方
法が公知であり、かゝる溶接缶の継目部表面の酸
化皮膜形成を防止する方法及び装置としても、特
公昭38―15843号公報、特開昭52―84141号公報、
特開昭55―156681号公報、特開昭55―103284号公
報等で開示の如く、溶接箇所及びその直後の工程
を不活性ガス雰囲気とし、酸化を防止する方法が
公知である。 本発明の溶接缶体においては、溶接継目部表面
に300〜900Åの酸化皮膜を形成せしめる必要があ
りかゝる皮膜を形成せしめる方法としては、前記
公知手法を活用し、溶接機の溶接箇所及びその直
後の工程を不活性ガス主体の雰囲気とし不活性ガ
ス量を調節し、雰囲気中の酸素量(或は空気量)
を前記膜厚範囲の酸化皮膜層が形成されるレベル
に保持する方法、或は、冷却気体等を用いて溶接
直後の溶接継目部の温度を抑制し、酸化反応が必
要以上に進行しない温度条件におさえる方法等を
挙げる事ができるが、不活性ガス量の調節による
方法が好適である。かゝる方法においては不活性
ガス量が少なすぎると、或は、溶接継目部の冷却
が不十分であると酸化反応が進みすぎ、金属酸化
皮膜層が厚くなりすぎる。逆に、不活性ガス量が
多すぎるか、或は冷却効果が大すぎると酸化反応
が所定量だけ進まず酸化皮膜層が薄くなりすぎる
ので、所望の厚さの金属酸化皮膜層を形成せしめ
る為には缶材の種類、製缶速度等に応じ、不活性
ガス使用量、冷却気体の温度、使用量を適切に制
御する必要があり溶接箇所及び直後の装置周りの
雰囲気を、前記の如き適切な雰囲気条件に保持す
る装置、例えば、ガス噴射装置、ガス雰囲気保持
チヤンバー等を適宜使用する事がのぞましい。か
くして得られた本発明の溶接缶体の継目表面の酸
化皮膜層は酸化鉄が主体であり最外表面から深部
に入るにつれて次第に鉄に対する酸素原子濃度が
小さくなるが、本発明においては鉄に対する酸素
原子濃度比が0.5に達する迄の金属酸化物層の厚
みが300〜900Åの範囲にある事がのぞましく鉄に
対する酸素原子濃度比が0.5以下の層を含めた厚
みが300〜900Åの範囲の酸化鉄皮膜層は耐蝕性が
低く、金属素地の保護効果が低下する傾向があり
好ましくない。しかも、鉄に対する酸素原子濃度
比が0.5以上であつても900Åをこえる厚膜になる
と製缶加工時に亀裂或は剥離しし、実用上問題を
有するが、900Å以下、好ましくは800Å以下の膜
厚では、加工時に亀裂或は剥離せず、良好な密着
性を有する。更に、かゝる酸化皮膜層は300Å以
下の薄膜ではその下層の金属素地を一様に被覆す
ることができず、局部的に素地が露呈した表面構
造となるが、300Å以上好ましくは400Å以上の膜
厚があれば溶接継目表面を一様に被覆せしめる事
ができ、前記酸化皮膜の安定性とあいまつて不安
定な溶接継目部金属素地を外気や内容物から保護
する効果を有する。 また、かゝる金属酸化皮膜層中にはその他の金
属成分として、錫めつき鋼板にあつては錫酸化物
等の形で錫成分が、テイン・フリー・スチール材
にあつてはクロム酸化物、クロム水和酸化物等の
形でクロム成分がニツケルめつき鋼板にあつて
は、ニツケル酸化物が共存する。 特に、錫めつき鋼板を使用した場合、金属酸化
皮膜の下層には鉄―錫合金層が形成されており、
また金属酸化皮膜中に共存する錫成分は表面から
深部に入るにつれて増加する傾向があるため適量
に錫成分が共存すると、金属酸化皮膜層と下層の
鉄―錫合金層との金属構成がより近いものとなり
両層の密着性が向上する傾向がある。この場合の
金属酸化皮膜にあつては錫成分が鉄成分及び錫成
分の総和に対し原子濃度比で10〜50%の範囲で共
存するときは密着性、加工性、耐蝕性、耐内容物
適性のすぐれたものとなる。かゝる酸化皮膜を形
成せしめるためには、錫めつき量の比較的低いブ
リキ材、具体的には錫めつき量が片面14g/m2以
下、好ましくは0.05〜8.4g/m2のブリキ材を用い
る事がのぞましい。 またテイン・フリー・スチールを使用する場合
は、通常端縁部表面のクロム・クロメート処理層
を除去したのち溶接を行うため、溶接継目表面の
金属酸化皮膜層は酸化鉄が主体であり、一部、ク
ロム酸化物、クロム水和酸化物等が共存する構成
となるかゝる構成の皮膜の下層はブリキ材におけ
る下層とは異なり、錫成分のない構造のため、密
着性が幾分低下する傾向があるが、金属酸化皮膜
厚さを300〜900Å、より好適には300〜700Åとす
る事により密着性、加工性、耐蝕性等のすぐれた
ものとすることができる。 また、ブラツクプレート、ニツケルめつき鋼板
においても本発明の構成の酸化皮膜の条件を備え
る限り溶接継目表面の耐蝕性を向上せしめる事が
できる。かくして得られた本発明の溶接缶体は、
溶接継目表面に通常、淡黄色〜茶褐色をした300
〜900Åの金属酸化皮膜層を有しており、皮膜層
自体、各種内容物に対し安定であり金属素地の保
護被覆効果を有するため缶の保管環境或は充填内
容物によつてはそのまゝで用いる事が可能である
が、缶品質、耐内容物適性をよりすぐれたものと
するために、溶接継目表面に補正塗膜或は樹脂フ
イルムを設け、被覆補正することができる。 かゝる被覆補正用塗料としては、従来より缶内
面用或は缶外面用塗料として公知の塗料類、例え
ばエポキシ樹脂系塗料、フエノール樹脂系塗料、
アミノプラスト塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリエ
ステル樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、ポリア
ミド樹脂系塗料等を単独或は併用し溶剤系塗料、
水系塗料、オルガノゾル系塗料、プラスチゾル系
塗料或は粉体塗料等所望の塗料形態で用いること
ができる。また、塗装方法としては、塗料種類、
塗料形態に応じスプレーコート、ローラーコー
ト、粉体塗装等公知の塗装方法から適切な方法を
選択し用いることができる。 また樹脂フイルムとしてはポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、アミノプラスト樹脂、その他公知の
樹脂を単独或は併用した樹脂フイルムを単層或は
複層の形で用い、公知の手法、例えば特公昭53―
43350号公報等の方法で貼着することができる。 かゝる補正被膜は10〜90μ、好適には20〜60μ
が適している。 本発明の構成の金属酸化皮膜を設けた溶接継目
表面は、従来の不活性ガスを多量に使用し、金属
酸化皮膜の形成を抑制した溶接缶体の継目表面に
比べ各種内容物に対する安定性にすぐれるだけで
なく補正塗料に対する密着性においてもすぐれて
おり、補正塗料の施こされた本発明の缶体は、従
来の補正溶接缶体に比べよりすぐれた耐蝕性、耐
内容物適性を有するものとなる。本発明により得
られた缶体は、各種内容物に対しすぐれた耐蝕
性、耐内容物適性を有しており、食缶、飲料缶、
エアゾール缶用として特に好ましい。 本発明を以下試験例を挙げて説明する。なお本
試験例における酸化皮膜厚さ及び成分構成はオー
ジエ電子分光測定器(Auger electron
spectroscopy)を用いて測定した。 試験例 1 板厚0.23mmで内面側及び外面側錫めつき量が共
に5.6gr/m2のブリキ材(#50/#50ブリキ)の
内面側に端縁継目部をのぞき、エポキシ・フエノ
ール系塗料からなる膜厚4.0μの硬化塗膜を形成せ
しめると共に、外面側に端縁継目部をのぞき所望
の印刷を施こした被覆鋼板を250g入り溶接缶の
缶胴ブランクサイズに切断成型後、該ブランクを
円筒状に成型し端縁部をラツプ巾0.5mmに重ね合
せ、銅電極線を介し回転ロール電極間で加圧シー
ム溶接を行う公知溶接機を用いて毎分200缶の製
缶速度で空気中で溶接を行い、缶胴を製造し缶内
面側溶接継目部表面に縁黒色の酸化皮膜を有する
缶胴(缶胴番号1)を得た。また、缶胴番号1の
溶接缶胴を製造する際、電極ロールのある溶接箇
所及びその直後を不活性ガス雰囲気に保つ専用装
置を用い多量の不活性ガスを使用し空気の流入を
防ぎ缶内面側の継目表面の酸化を防止する方法で
溶接を行い缶内面側溶接継目表面が実質上金属素
地と同様の外観を有する缶胴(缶胴番号4)を得
た。次いで、缶胴番号4の溶接缶胴の製造におい
て不活性ガス使用量を調節し、空気を混入せしめ
酸素濃度を変えた雰囲気で溶接を行い缶内面側継
目部外観が茶〜薄茶色を呈した溶接缶胴(缶胴番
号2及び3)を得た。 得られた缶胴番号1〜4の溶接缶胴の缶内面側
溶接継目部の酸化皮膜厚及び酸化皮膜中の錫成分
原子濃度を測定するとともに、該酸化皮膜の加工
性、密着性、及び室内に保存したときの継目部表
面の耐蝕性について評価した。その結果を表―1
にまとめた。この結果より、1200Åの酸化皮膜を
有する缶胴番号1の継目表面は蓋巻締加工条件の
変形で微小亀裂を生じその部分を接着テープを用
いて剥離テストを行うと黒色の酸化皮膜が剥離
し、金属素地が露呈し密着性、加工性が不良であ
つた。また、不活性ガスを多量に使用して製造し
た缶胴番号4の継目表面は銀白色を呈し金属素地
に近い色を呈しており、巻締加工変形により特に
変化はなかつた。しかし室内で約3ケ月間保存す
ると継目部表面に赤錆が発生し、耐蝕性が不良で
あつた。一方、本発明の実施例に該当する缶胴番
号2、及び3は密着性加工性にすぐれ、室内に約
3ケ月間保存しても赤錆は発生せず、良好な耐蝕
性を有していた。 試験例 2 試験例―1と同じブリキ材を使用し、試験例―
1と同様の方法において、缶胴外面側の溶接継目
部周りの不活性ガス雰囲気中の酸素(空気)量を
調節し、缶外面側酸化皮膜厚さの異なる3種の溶
接缶胴(缶胴番号5,6及び7)を得た。得られ
た缶胴を用いて試験例―1と同様にして酸化皮膜
物性を評価した結果、表―1に示す如く本発明の
実施例に該当する缶胴番号6は、良好な酸化皮膜
物性を有していた。 試験例 3 板厚0.23mmで内面側及び外面側の錫めつき量が
共に2.8gr/m2のブリキ材(#25/#25ブリキ)
を用いる以外はすべて試験例―1(缶胴番号2及
び3)の製法と同様にして、缶内面側溶接継目表
面酸化皮膜厚さが460Åの溶接缶胴(缶胴番号8)
を得た。 得られた缶胴の継目部表面酸化皮膜の評価結果
を表―1に示す。この結果より本発明の実施例に
該当する缶胴番号8の缶胴継目表面は良好な物性
を有していることが明らかである。 試験例 4 板厚0.23mmのテイン・フリー・スチールの内面
側に端縁継目部をのぞき、エポキシ・フエノール
系塗料からなる膜厚4.3μの硬化塗膜を形成せしめ
ると共に、外面側に端縁継目部をのぞき印刷をほ
どこした被覆鋼板を250g入り溶接缶の缶胴ブラ
ンクサイズに切断成形後、該ブランク内外面の端
縁部表面のクロム・クロメート層を切削除去し、
端縁易溶接化缶胴ブランクを作成した。 次に、本缶胴ブランクを用いる以外は、試験例
―1と同様にし、缶外面側溶接継目部表面の不活
性ガス雰囲気条件を変え缶外面側酸化皮膜厚さの
異なる2種の溶接缶胴(缶胴番号9及び10)を得
た。 得られた缶胴の缶外面側溶接継目部表面の酸化
皮膜物性を評価した。その結果を表―1に示す。
この結果から明らかな様に、酸化皮膜厚が250Å
の缶胴番号9は、空缶保存中に錆が発生したが、
本発明の実施例に該当する缶胴番号10では錆の発
生はみられず、加工性、密着性も良好であつた。 試験例 5 板厚0.23mmのブラツクプレートを缶材として用
いる以外はすべて試験例―2と同様にし、缶外面
側溶接継目部まわりの不活性ガス雰囲気の空気混
入量を変え缶外面側酸化皮膜厚さの異なる2種の
溶接缶胴(缶胴番号11及び12)を得た。 得られた缶胴の酸化皮膜物性を表―1に示す。
この結果より酸化皮膜の膜厚300Åより薄い缶胴
番号11では、空缶保存中に継目表面に赤錆が発生
し耐蝕性が不良であつた。それに対し本発明の実
施例に該当する缶胴番号12は腐蝕もなく良好であ
つた。 試験例 6 板厚0.24mmで錫めつき量内面側5.6g/m2、外面
側2.8g/m2のブリキ材(#50/#25ブリキ)を用
い、その内面側に端縁継目部をのぞきエポキシ・
ウレア系塗料を塗布し、膜厚7.6μの硬化塗膜を形
成せしめ420gr入りエアゾール缶の缶胴ブランク
サイズに切断成型後、該ブランクを用いて試験例
―1と同様の溶接条件及び不活性ガスの使用方法
で缶内面側継目表面の酸化皮膜厚さの異なる3種
の溶接缶胴(缶胴番号13,14、及び15)を得た。
表―1に示す酸化皮膜物性からも明らかな様に本
発明の実施例に該当する缶胴番号14は良好な物性
を有している。 試験例 7 板厚0.23mmで内面側及び外面側に0.8g/m2の
ニツケルめつき層を施こしたニツケルめつき鋼板
を用いる以外は試験例―2と同様にし、缶外面側
溶接継目表面の金属酸化皮膜厚さの異なる3種の
溶接缶胴(缶胴番号16,17,18)を得た。表−1
に示す結果から明らかな様に本発明の実施例に該
当する缶胴番号17は缶胴番号16,18に比べ密着
性、加工性及び耐蝕性が共にすぐれていた。 試験例 8 試験例−1及び試験例−3において缶胴番号
1,2,3,4及び8の溶接缶胴を製造後、引続
き缶胴内面溶接継目部表面にエポキシ・フエノー
ル系塗料からなり塗布巾8mm、膜厚10〜40μの範
囲の内面補正塗装を施こした。次いで塩化ビニル
樹脂系オルガノゾル塗料からなる被覆を蓋内面側
に設けたアルミ蓋を前記内面補正缶胴の一端に2
重巻締により取りつけ缶胴番号1,2,3,3,
4,8の各々に対応する缶体として缶番号1,
2,3,4,5,6の缶体を得た。得られた缶体
に内容物としてミルクコーヒーを入れ―蓋内面側
にエポキシ・フエノール系塗料を被覆したブリキ
蓋を用いて2重巻締により密封充填し、所定のレ
トルト加熱処理を行つたのち室温で6ケ月間保存
した。その後、開缶し、内容物及び缶胴溶接継目
部の評価を行なつた。その結果を表−2に示す。
この結果より本発明の実施例に該当する缶体(缶
体番号2,3,4及び6)は異常なく良好であつ
たが酸化皮膜900Å以上の厚い缶体(缶体番号1)
及び酸化皮膜が300Å以下で補正塗装が薄い缶体
(缶体番号5)はサイドシームの巻締加工部に腐
蝕がみられ内容物の鉄溶出量も0.5ppmと本発明
の缶体より多く不良であつた。 試験例 9 試験例−6において、缶胴番号13,14,15の溶
接缶胴を製造後、引続き缶胴内面溶接継目部表面
に対しエポキシ・ウレア系塗料からなり塗布巾8
mmで比較的薄膜の内面補正塗装を施こした内面補
正缶胴を得た。また錫めつき量内面側11.2g/m2、
外面側8.4g/m2のブリキ材の内面側にエポキシ・
ウレア系塗料を塗布し、膜厚7.6μの硬化塗膜を形
成せしめた塗装板を用いて天蓋及び地蓋を作り、
前記内面補正缶胴の両端に2重巻締により取りつ
け表−2に示す様な420gr入りエアゾール缶体
(缶体番号7,8,9)を製造した。本缶体にマ
ウントキヤツプを用いてウオーターベースのスタ
ーチを封入し、45℃で3ケ月間保存し、缶品質評
価を行つた。その結果表−2からも明らかな様に
内面補正塗料の膜厚が薄い場合酸化皮膜の薄い缶
体番号7及び、内面補正塗料の膜厚が厚く酸化皮
膜の著るしく厚い缶体番号9においてはサイドシ
ーム巻締加工部に腐蝕がみられた。一方本発明の
実施例に該当する缶体番号8では腐蝕はみられず
適度な膜厚の酸化皮膜が保護効果を有していた。
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄を金属素地とする金属素地の両端縁を溶接
して得られる溶接缶体において溶接継目部表面に
鉄に対する酸素原子濃度比が0.5以上の酸化鉄を
主体とする膜厚300〜900Åの金属酸化皮膜層を形
成せしめることを特徴とする溶接缶体。 2 前記金属素地が溶接継目となる端縁表面のク
ロム・クロメート処理層を除去したテイン・フリ
ー・スチール、ブラツクプレート及びニツケルめ
つき鋼板のいずれか1つを用いたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の溶接缶体。 3 片面錫めつき量14g/m2以下の錫めつき鋼板
の金属素地の両端縁を溶接して得られる溶接缶体
において溶接継目部表面に鉄に対する酸素原子濃
度比が0.5以上の酸化鉄を主体とし、鉄成分と錫
成分の総量に対して錫成分を10〜50%の範囲で含
有する膜厚が300〜900Åの金属酸化皮膜層を形成
せしめることを特徴とする溶接缶体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5781981A JPS57174468A (en) | 1981-04-18 | 1981-04-18 | Welded can body |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP5781981A JPS57174468A (en) | 1981-04-18 | 1981-04-18 | Welded can body |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS57174468A JPS57174468A (en) | 1982-10-27 |
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ID=13066524
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5781981A Granted JPS57174468A (en) | 1981-04-18 | 1981-04-18 | Welded can body |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JPS57174468A (ja) |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS59229290A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-22 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 電気抵抗シ−ム溶接法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5530345A (en) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 | Yoshizaki Kozo | Production of welded metal can barrel and device thereof |
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| JPS55136592A (en) * | 1979-04-12 | 1980-10-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Bright welded seam can made of tin plate |
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-
1981
- 1981-04-18 JP JP5781981A patent/JPS57174468A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57174468A (en) | 1982-10-27 |
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