JPH03880B2 - - Google Patents
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- JPH03880B2 JPH03880B2 JP58114257A JP11425783A JPH03880B2 JP H03880 B2 JPH03880 B2 JP H03880B2 JP 58114257 A JP58114257 A JP 58114257A JP 11425783 A JP11425783 A JP 11425783A JP H03880 B2 JPH03880 B2 JP H03880B2
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- alkyl
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- hydrogen atom
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K9/00—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K9/001—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure
- C07K9/003—Peptides being substituted by heterocyclic radicals, e.g. bleomycin, phleomycin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は新規アミノプロピルアミノブレオマイ
シン誘導体に関する。ブレオマイシンは1966年本
発明者の一人である梅沢らにより発見された制癌
性抗生物質で(梅沢ら:ジヤーナル・オブ・アン
チビオチクス、200頁1966年)放線菌ストレプト
ミセス・バーチシラスにより生産される1原子の
2価の銅を容易にキレートする塩基性水溶性糖ペ
プチドで、通常常の培養法では16種の含銅体が生
産され、単離されている。(例えば、梅沢ら:ジ
ヤーナル・オブ・アンチビオチクス19A,210頁,
1966年)。これらブレオマイシンのうち、A1,
A2,A5,B2、デメチルA2等は、その混合物の
脱銅体(以下「ブレオマイシン・コンプレツク
ス」という。)が現在すでに癌治療の臨床面で広
く使用されており、とくに偏平上皮癌を中心に、
皮膚癌、頭頚部癌、肺癌、悪性リンパ腫などに優
れた成績をあげている。 また、米国特許第3922262号及び米国特許第
Re30451号には種々のブレオマイシン類が開示さ
れている。 しかしながら、ブレオマイシン類は使用法によ
つては肺毒性などの副作用を生じるため、使用法
等がいちじるしく制限される。 そこで本発明者らはブレオマイシン類の肺毒性
などの副作用をへらすために種々研究の結果3−
(4′−アミノブチルアミノ,プロピルアミノブレ
オマイシン(以下「BLMA5」と略す)のアミノ
基を修飾することによりBLMA5の肺毒性が著じ
るしく減ずることを見いだし本発明を完成した。 本発明の新規アミノプロピルアミノブレオマイ
シン誘導体は含銅体及び脱銅体の双方を含み一般
式〔〕 〔BX〕−NH−(CH2)3−A−(CH2)4−B
〔〕 〔式中〔BX〕は次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート銅を省略)
ブレオマイシン酸のカルボキシル基から水酸基を
除いた残基を示し、Aは式
シン誘導体に関する。ブレオマイシンは1966年本
発明者の一人である梅沢らにより発見された制癌
性抗生物質で(梅沢ら:ジヤーナル・オブ・アン
チビオチクス、200頁1966年)放線菌ストレプト
ミセス・バーチシラスにより生産される1原子の
2価の銅を容易にキレートする塩基性水溶性糖ペ
プチドで、通常常の培養法では16種の含銅体が生
産され、単離されている。(例えば、梅沢ら:ジ
ヤーナル・オブ・アンチビオチクス19A,210頁,
1966年)。これらブレオマイシンのうち、A1,
A2,A5,B2、デメチルA2等は、その混合物の
脱銅体(以下「ブレオマイシン・コンプレツク
ス」という。)が現在すでに癌治療の臨床面で広
く使用されており、とくに偏平上皮癌を中心に、
皮膚癌、頭頚部癌、肺癌、悪性リンパ腫などに優
れた成績をあげている。 また、米国特許第3922262号及び米国特許第
Re30451号には種々のブレオマイシン類が開示さ
れている。 しかしながら、ブレオマイシン類は使用法によ
つては肺毒性などの副作用を生じるため、使用法
等がいちじるしく制限される。 そこで本発明者らはブレオマイシン類の肺毒性
などの副作用をへらすために種々研究の結果3−
(4′−アミノブチルアミノ,プロピルアミノブレ
オマイシン(以下「BLMA5」と略す)のアミノ
基を修飾することによりBLMA5の肺毒性が著じ
るしく減ずることを見いだし本発明を完成した。 本発明の新規アミノプロピルアミノブレオマイ
シン誘導体は含銅体及び脱銅体の双方を含み一般
式〔〕 〔BX〕−NH−(CH2)3−A−(CH2)4−B
〔〕 〔式中〔BX〕は次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート銅を省略)
ブレオマイシン酸のカルボキシル基から水酸基を
除いた残基を示し、Aは式
【式】
で示される基(ここでR1は(1)水素原子、(2)C1〜
C10のアルキル、(3)フエニル、シクロアルキルで
1つ以上置換されたアルキル基(これらの置換基
はさらにハロゲン原子、低級アルキル、低級アル
コキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又は2
種以上で置換していてもよいR2は低級アルキル、
ベンジルを示しBは式 で示される基(ここでR3,R4はそれぞれ(1)水素
原子、(2)C5〜C10のアルキル、(3)フエニル、シク
ロアルキルで1つ以上置換されたアルキル(これ
らの置換基はさらにハロゲン原子、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれ
る1種又は2種以上で置換していてもよい))を
示す。但し、R3,R4のどちらか少なくとも一方
は水素原子以外の基である。〕で表わされる。 上記において、低級アルキルとしては、例えば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル等が、ハロゲンとしては、例
えばフツ素、塩素、臭素等が、シクロアルキルと
しては、例えばシクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロデ
カニル、シクロウンデカニル等が、低級アルコキ
シとしては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ等が挙げられる。 上記Aにおける
C10のアルキル、(3)フエニル、シクロアルキルで
1つ以上置換されたアルキル基(これらの置換基
はさらにハロゲン原子、低級アルキル、低級アル
コキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又は2
種以上で置換していてもよいR2は低級アルキル、
ベンジルを示しBは式 で示される基(ここでR3,R4はそれぞれ(1)水素
原子、(2)C5〜C10のアルキル、(3)フエニル、シク
ロアルキルで1つ以上置換されたアルキル(これ
らの置換基はさらにハロゲン原子、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれ
る1種又は2種以上で置換していてもよい))を
示す。但し、R3,R4のどちらか少なくとも一方
は水素原子以外の基である。〕で表わされる。 上記において、低級アルキルとしては、例えば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル等が、ハロゲンとしては、例
えばフツ素、塩素、臭素等が、シクロアルキルと
しては、例えばシクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロデ
カニル、シクロウンデカニル等が、低級アルコキ
シとしては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ等が挙げられる。 上記Aにおける
【式】としては例えば
【式】
【式】等が、
【式】としては例えば
【式】
【式】等があげられる。
本発明化合物のうち代表的なものとしては例え
ば第一表の化合物があげられる。
ば第一表の化合物があげられる。
【表】
【表】
上記一般式〔〕で示される本発明化合物は次
のように製造することができる。 一般式〔〕 〔BX)−NH−(CH2)3−A′−(CH2)4−NH2
〔〕 〔式中〔BX〕は前記と同じであり、A′は式
のように製造することができる。 一般式〔〕 〔BX)−NH−(CH2)3−A′−(CH2)4−NH2
〔〕 〔式中〔BX〕は前記と同じであり、A′は式
で示されるアミンの共存下にストレプトミセス・
バーチシラス(Streptomyces verticillus)に属
するブレオマイシン生産菌例えばストレプトミセ
ス・バーチシラスNK−68−144(American
Type Culture、Collection No.31307)を培養す
ることによつて得る。この方法により得られる化
合物としては例えばBLM−A5が挙げられる。 又、一般式〔〕においてAが4級塩の場合は
次のようにしても合成することができる。即ち前
記方法により得られたBLM−A5の末端アミン部
分の一級アミノ基に公知の方法を用いて、例えば
tert−ブトキシカルボニル基などのアミノ保護基
を導入し、一般式〔〕 〔BX〕−NH−(CH2)3−NH−(CH2)4−NH
−Z 〔〕 〔式中〔BX〕は前記と同じ、Zは保護基を示
す〕の化合物を得る。 次にR1,R2が同じである場合は式〔〕の化
合物に一般式〔〕 R″1X 〔〕 〔式中R″1は低級アルキルを、Xはハロゲン原子
を示す。〕 で表わされるハライドを反応せしめて、一般式
〔〕 〔式中〔BX〕、R″1、Zは前記に同じ〕 で表わされる四級塩とし、次いで公知の方法を用
いて、例えばZがthrt−ブトキシカルボニル基で
ある場合には氷冷下で6規定塩酸を用いてtert−
ブチルオキシカルボニル基を除去し、一般式
〔〕の化合物を得ることができるこの方法によ
り得られる化合物としては例えばA5MMHHが
挙げられる。 次にR1とR2が異なる場合は前の式〔〕の化
合物に一般式〔〕の化合物を還元的に縮合して
一般式〔〕 とし、この化合物に一般式〔〕の化合物を反応
させ一般式〔〕 〔式中R1″,R′2,Zは前記に同じ〕 で示される四級塩とする。次いで前記の方法で保
護基を除去し一般式〔〕の化合物を得ることが
できる。この方法による得られる化合物としては
例えばA5MBZHHが挙げられる。 次に本発明のアミノプロピルアミノブレオマイ
シン誘導体の代表的な化合物につき、理化学的性
質を第2表に示す。
バーチシラス(Streptomyces verticillus)に属
するブレオマイシン生産菌例えばストレプトミセ
ス・バーチシラスNK−68−144(American
Type Culture、Collection No.31307)を培養す
ることによつて得る。この方法により得られる化
合物としては例えばBLM−A5が挙げられる。 又、一般式〔〕においてAが4級塩の場合は
次のようにしても合成することができる。即ち前
記方法により得られたBLM−A5の末端アミン部
分の一級アミノ基に公知の方法を用いて、例えば
tert−ブトキシカルボニル基などのアミノ保護基
を導入し、一般式〔〕 〔BX〕−NH−(CH2)3−NH−(CH2)4−NH
−Z 〔〕 〔式中〔BX〕は前記と同じ、Zは保護基を示
す〕の化合物を得る。 次にR1,R2が同じである場合は式〔〕の化
合物に一般式〔〕 R″1X 〔〕 〔式中R″1は低級アルキルを、Xはハロゲン原子
を示す。〕 で表わされるハライドを反応せしめて、一般式
〔〕 〔式中〔BX〕、R″1、Zは前記に同じ〕 で表わされる四級塩とし、次いで公知の方法を用
いて、例えばZがthrt−ブトキシカルボニル基で
ある場合には氷冷下で6規定塩酸を用いてtert−
ブチルオキシカルボニル基を除去し、一般式
〔〕の化合物を得ることができるこの方法によ
り得られる化合物としては例えばA5MMHHが
挙げられる。 次にR1とR2が異なる場合は前の式〔〕の化
合物に一般式〔〕の化合物を還元的に縮合して
一般式〔〕 とし、この化合物に一般式〔〕の化合物を反応
させ一般式〔〕 〔式中R1″,R′2,Zは前記に同じ〕 で示される四級塩とする。次いで前記の方法で保
護基を除去し一般式〔〕の化合物を得ることが
できる。この方法による得られる化合物としては
例えばA5MBZHHが挙げられる。 次に本発明のアミノプロピルアミノブレオマイ
シン誘導体の代表的な化合物につき、理化学的性
質を第2表に示す。
【表】
○R
註2:アビセルS (FMC社)ギ酸−酢酸−水(27
:75:900v/v)800V、15分 Ala=1.0
次に本発明の化合物の代表例によつて調べた生
物学的諸性質を以下に説明する。 1 ミコバクテリウム・スメグマチス・
ATCC697、及びパチルス・ズブチリスに対す
る抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法によ
り測定した。ただし、標準物質ブレオマイシン
A2(脱銅体)を1000mcg力価/mgとした。 2 培養HeLaS3細胞に対する増殖阻害効果プラ
スチツク・シヤーレの培養基(10%仔牛血清添
加MEM)にHaLaS3細胞を接種し、2日後に
ブレオマイシン類を添加した。さらに3日間培
養を続けた後、細胞数を測定した。増殖阻害率
は次式 阻害率(%)=100×(B−A)/(B−C) 〔式中、Aは被験試料添加後3日目の最終細胞
数、Bは被験試料を添加しない対照における最
終細胞数、Cは被験試料添加時の細胞数を表わ
す。〕を用いて算出した。試料濃度と阻止率の
グラフから、ID50値(50%阻害のための濃度)
を求めた。以上1)、2)の結果を第3表に示
す。
註2:アビセルS (FMC社)ギ酸−酢酸−水(27
:75:900v/v)800V、15分 Ala=1.0
次に本発明の化合物の代表例によつて調べた生
物学的諸性質を以下に説明する。 1 ミコバクテリウム・スメグマチス・
ATCC697、及びパチルス・ズブチリスに対す
る抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法によ
り測定した。ただし、標準物質ブレオマイシン
A2(脱銅体)を1000mcg力価/mgとした。 2 培養HeLaS3細胞に対する増殖阻害効果プラ
スチツク・シヤーレの培養基(10%仔牛血清添
加MEM)にHaLaS3細胞を接種し、2日後に
ブレオマイシン類を添加した。さらに3日間培
養を続けた後、細胞数を測定した。増殖阻害率
は次式 阻害率(%)=100×(B−A)/(B−C) 〔式中、Aは被験試料添加後3日目の最終細胞
数、Bは被験試料を添加しない対照における最
終細胞数、Cは被験試料添加時の細胞数を表わ
す。〕を用いて算出した。試料濃度と阻止率の
グラフから、ID50値(50%阻害のための濃度)
を求めた。以上1)、2)の結果を第3表に示
す。
【表】
3 マウスの肺毒性(肺線維化)ICR系マウス
(雄性15週令)を一群19匹として用いた。各薬
剤の投与量は、5mg/Kgとし、1日1回、連続
10日間、腹腔内注射し、投与終了後、5週間飼
育し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻
度、及び程度を調べた。 成績は、投与群の肺線維化をもつマウス数の
頻度(Incidence)及び、の強弱の程度
(Grade)について比較した。その結果を第4
表に示す。
(雄性15週令)を一群19匹として用いた。各薬
剤の投与量は、5mg/Kgとし、1日1回、連続
10日間、腹腔内注射し、投与終了後、5週間飼
育し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻
度、及び程度を調べた。 成績は、投与群の肺線維化をもつマウス数の
頻度(Incidence)及び、の強弱の程度
(Grade)について比較した。その結果を第4
表に示す。
【表】
【表】
なお表中の点数は下記のとおりである。
0点:線維化を認めない。
1点:肺胞に浸出液の蓄積がみられ、肺胞中隔
に線維化様変化が見られる。 2点:数か所にみられる線維化 4点:散在性にみられる線維化 6点:2/3以上の広範囲にみられる線維化 また、表中の比はブレオマイシンコンプレツク
スとの比率を示す。 以上の結果から明らかなように、本発明化合物
は培養HeLaS3細胞に対する増殖阻害活性が強
く、優れた抗菌活性をも有している一方、肺毒性
が全く認められないものであることがわかり、臨
床面での有用性を強く示唆している。 次に本発明を実施例により具体的に説明する。 実施例 1 Aステツプ 3−(4′−アミノプチルアミノ)プロピルアミ
ノブレオマイシン3塩酸塩(含銅体)1.0gを30ml
のメタノールに溶解しベンズアルデヒド987.8mg
を添加し、ついで78.0mgのシアノ水素化ホウ素ナ
トリウムを添加した。室温24時間反応した後、6
規定塩酸水溶液で反応液のPHを1.0に下げ、10分
間放置して反応を止めた。1規定水酸化ナトリウ
ムで中和したのち、減圧下でメタノールを溜去
し、残渣に蒸留水を加えて50mlとした。これを50
mlのエーテルで抽出し過剰のアルデヒドを除い
た。予め4%酢酸アンモニウム水溶液/2%酢酸
水溶液(1:1v/v)を用いて充填したアンバ
ーライト XAD−2(ローム・アンド・ハース社
製)のカラムに(100ml容に注入して、目的物を
吸着した。上記緩衝液500mlにメタノール500mlを
連続的に加える直線濃度勾配法により溶出した。
メタノール濃度75%前後で溶出される波長290ミ
リミクロン付近に吸収極大を示す目的の分画200
mlをあつめた。この分画からメタノールを減圧溜
去して得た水溶液を予め溜留水で充填したアンバ
ーライト XAD−2(ローム・アンド・ハース社
製)のカラムに(100ml容)に注入して、目的物
を吸着した。溜留水150mlでカラムをあらつた後、
1/50M塩酸水溶液−メタノール(1:4v/v)
で溶出した。ブレオマイシン誘導体の青色の分画
を集め、陰イオン交換樹脂、ダウエツクス 44
(OH型;ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和した
のち、減圧下で濃縮して凍結乾燥した。 上記の粉末を蒸留水10mlに溶解し、あらかじめ
PH4.5,1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液
で平衡化したCMセフアデツクス C−25(Na+
型:フアルマシア、フアインケミカル社製)を充
填したカラム(100ml容)に注入し吸着した。上
記の緩衝液に連続的に塩化ナトリウムを加えるこ
とによりナトリウム濃度を1.0モルまで徐々に上
昇させる直線濃度勾配法により溶出した。550ml
の溶出液を流し、0.65モル前後で溶出する青色の
分画120mlを集め、先に用いたアンバーライト
XAD−2脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥する
と3−〔N−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミ
ノブチル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシ
ンの含銅体680mgが青色の無定形粉末で得られた。
(収率60.5%) Bステツプ Aステツプで得た含銅体680mgを18mlの蒸留水
に溶解し、脱銅のため蒸留水でで充填したアンバ
ーライトXAD−2のカラム(100ml容)に注入し
吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%の
EDTA・2Naからなる水溶液300mlで洗い、2%
塩化ナトリウム100ml、蒸留水150mlの順序で洗浄
した後、最後に1/50規定塩酸水溶液−メタノー
ル(1:4v/v)で溶出し波長290ミリミクロン
付近に吸収極大を示す分画を集めた。ダウエツク
ス44(OH型;ザ・ダウ・ケミカル社製)でPH6.0
に合わせた後、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3
−〔N−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミノブ
チル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン
(化合物No.1)の脱銅体、3塩酸塩645mgが白色の
無形粉末で得られた。(収率98.2%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは89であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm- +) 3350,2950,1650,1550,1510,1455,1400,
1320,1255,1130,1090,1050,970,910,
805,740,695 であつた。その他の理化学的性状は第2表に示し
た通りである。 上記のアルデヒドとしてm.p−ジベンジルオキ
シベンズアルデヒド1185.4mgを用いて27℃70時間
反応した後上記の方法で精製及び脱銅し3−{N
−m,p−ジベンジルオキシベンジル−N−
〔4′−ビス(m,p−ジベンジルオキシベンジル)
アミノブチル〕アミノ}プロピルアミノブレオマ
イシン(化合物No.10)の脱銅体・3塩酸塩664.8
mgを無色無定型粉末として得た。(収率43.6%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
285mμE1%/1cmは88であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は、 3350,2950,1650,1550,1510,1460,1430,
1390,1270,1190,1140,1060,1020,910,
850,810,740,690 であつた。 同様にアルデヒドとしてシクロオクタンカルボ
キサアルデヒド1305.3mgを用い室温で16時間反応
した後、精製脱銅して3−{N−シクロオクチル
メチル−N−〔4′−ビス(シクロオクチルメチル)
アミノブチル〕アミノ}プロピルアミノブレオマ
イシン(化合物No.6)の脱銅体・3塩酸塩876.9
mgを無色無定型粉末として得た。(収率73.5%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは97であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3350,2925,1650,1550,1520,1450,1400,
1330,1260,1190,1140,1100,1060,1020,
980,910,810であつた。 本実施例と同様にして第5表の化合物が製造さ
れた。
に線維化様変化が見られる。 2点:数か所にみられる線維化 4点:散在性にみられる線維化 6点:2/3以上の広範囲にみられる線維化 また、表中の比はブレオマイシンコンプレツク
スとの比率を示す。 以上の結果から明らかなように、本発明化合物
は培養HeLaS3細胞に対する増殖阻害活性が強
く、優れた抗菌活性をも有している一方、肺毒性
が全く認められないものであることがわかり、臨
床面での有用性を強く示唆している。 次に本発明を実施例により具体的に説明する。 実施例 1 Aステツプ 3−(4′−アミノプチルアミノ)プロピルアミ
ノブレオマイシン3塩酸塩(含銅体)1.0gを30ml
のメタノールに溶解しベンズアルデヒド987.8mg
を添加し、ついで78.0mgのシアノ水素化ホウ素ナ
トリウムを添加した。室温24時間反応した後、6
規定塩酸水溶液で反応液のPHを1.0に下げ、10分
間放置して反応を止めた。1規定水酸化ナトリウ
ムで中和したのち、減圧下でメタノールを溜去
し、残渣に蒸留水を加えて50mlとした。これを50
mlのエーテルで抽出し過剰のアルデヒドを除い
た。予め4%酢酸アンモニウム水溶液/2%酢酸
水溶液(1:1v/v)を用いて充填したアンバ
ーライト XAD−2(ローム・アンド・ハース社
製)のカラムに(100ml容に注入して、目的物を
吸着した。上記緩衝液500mlにメタノール500mlを
連続的に加える直線濃度勾配法により溶出した。
メタノール濃度75%前後で溶出される波長290ミ
リミクロン付近に吸収極大を示す目的の分画200
mlをあつめた。この分画からメタノールを減圧溜
去して得た水溶液を予め溜留水で充填したアンバ
ーライト XAD−2(ローム・アンド・ハース社
製)のカラムに(100ml容)に注入して、目的物
を吸着した。溜留水150mlでカラムをあらつた後、
1/50M塩酸水溶液−メタノール(1:4v/v)
で溶出した。ブレオマイシン誘導体の青色の分画
を集め、陰イオン交換樹脂、ダウエツクス 44
(OH型;ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和した
のち、減圧下で濃縮して凍結乾燥した。 上記の粉末を蒸留水10mlに溶解し、あらかじめ
PH4.5,1/20モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液
で平衡化したCMセフアデツクス C−25(Na+
型:フアルマシア、フアインケミカル社製)を充
填したカラム(100ml容)に注入し吸着した。上
記の緩衝液に連続的に塩化ナトリウムを加えるこ
とによりナトリウム濃度を1.0モルまで徐々に上
昇させる直線濃度勾配法により溶出した。550ml
の溶出液を流し、0.65モル前後で溶出する青色の
分画120mlを集め、先に用いたアンバーライト
XAD−2脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥する
と3−〔N−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミ
ノブチル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシ
ンの含銅体680mgが青色の無定形粉末で得られた。
(収率60.5%) Bステツプ Aステツプで得た含銅体680mgを18mlの蒸留水
に溶解し、脱銅のため蒸留水でで充填したアンバ
ーライトXAD−2のカラム(100ml容)に注入し
吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%の
EDTA・2Naからなる水溶液300mlで洗い、2%
塩化ナトリウム100ml、蒸留水150mlの順序で洗浄
した後、最後に1/50規定塩酸水溶液−メタノー
ル(1:4v/v)で溶出し波長290ミリミクロン
付近に吸収極大を示す分画を集めた。ダウエツク
ス44(OH型;ザ・ダウ・ケミカル社製)でPH6.0
に合わせた後、減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3
−〔N−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミノブ
チル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン
(化合物No.1)の脱銅体、3塩酸塩645mgが白色の
無形粉末で得られた。(収率98.2%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは89であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm- +) 3350,2950,1650,1550,1510,1455,1400,
1320,1255,1130,1090,1050,970,910,
805,740,695 であつた。その他の理化学的性状は第2表に示し
た通りである。 上記のアルデヒドとしてm.p−ジベンジルオキ
シベンズアルデヒド1185.4mgを用いて27℃70時間
反応した後上記の方法で精製及び脱銅し3−{N
−m,p−ジベンジルオキシベンジル−N−
〔4′−ビス(m,p−ジベンジルオキシベンジル)
アミノブチル〕アミノ}プロピルアミノブレオマ
イシン(化合物No.10)の脱銅体・3塩酸塩664.8
mgを無色無定型粉末として得た。(収率43.6%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
285mμE1%/1cmは88であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は、 3350,2950,1650,1550,1510,1460,1430,
1390,1270,1190,1140,1060,1020,910,
850,810,740,690 であつた。 同様にアルデヒドとしてシクロオクタンカルボ
キサアルデヒド1305.3mgを用い室温で16時間反応
した後、精製脱銅して3−{N−シクロオクチル
メチル−N−〔4′−ビス(シクロオクチルメチル)
アミノブチル〕アミノ}プロピルアミノブレオマ
イシン(化合物No.6)の脱銅体・3塩酸塩876.9
mgを無色無定型粉末として得た。(収率73.5%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは97であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3350,2925,1650,1550,1520,1450,1400,
1330,1260,1190,1140,1100,1060,1020,
980,910,810であつた。 本実施例と同様にして第5表の化合物が製造さ
れた。
【表】
実施例 2
Aステツプ
3−〔N,N−ジメチル−N−(4′−アミノブチ
ル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン3塩
酸塩(含銅体)200mgを6mlのメタノールに溶解
し、ベンズアルデヒド129.7mgを添加し、ついで
10.2mgのシアノ水素化ホウ素ナトリウムを添加し
た。室温16時間反応した後、実施例1と同様に塩
酸処理、エーテル抽出、アンバーライト XAD
−2カラムによるクロマトグラフイーを行なつた
後、先に用いたアンバーライトXAD−2脱塩法
で脱塩したのち、凍結乾燥すると、3−〔N,N
−ジメチル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)
アミノ〕プロピルアミノブレオマイシンの含銅体
が青色の無定型粉末で155.4mg得られた。 (収率70%) Bステツプ Aステツプで得た含銅体155.4mgを10mlの蒸留
水に溶解し、実施例1Bステツプと同様に脱銅し、
減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3−〔N,N−ジ
メチル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)ア
ミノ〕プロピルアミノブレオマイシン(化合物No.
11)の脱銅体・3塩酸塩が白色の無定型粉末とし
て142.6mg得られた。(収率95%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは86であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3325,2950,1660,1540,1490,1450,1400,
1330,1260,1190,1100,1060,1020,980,
800,740,695 であつた。 又原料として3−〔N−メチル−N−ベンジル
−N−(4′−アミノブチル)アミノ〕プロピルア
ミノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅体)200mg
を用い、ベンズアルデヒド123.7mgを上記と同様
に反応させ精製、脱銅して3−〔N−メチル−N
−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)
アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン(化合物
No.12)の3塩酸塩の脱銅体132mgを無色無定型粉
末として得た。(収率61.8%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは9であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3375,2950,1640,1540,1500,1450,1390,
1320,1250,1190,1130,1050,1020,970,
900,800,740,695 であつた。 実施例 3 3−(4′−tert−ブトキルカルボニルアミノブチ
ルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン・2塩
酸塩(含銅体)300mgをメタノール15mlに溶解し、
0℃でトリ−n−ブチルアミノ414.9mgとヨウ化
メチル1271.3mgを加え3日反応を続けた。氷酢酸
でPHを6に修正し過剰のヨウ化メチル及びメタノ
ールを減圧溜去し残液にアセトンを加えブレオマ
イシンを沈澱せしめた。この沈澱を取しアセト
ンで洗浄したのち、2mlの蒸留水に溶解し氷冷下
で濃塩酸2mlを添加しそのまま90分反応してtert
−ブチルキシカルボニル基を脱離した。この反応
液を2規定の酢酸カリウム水溶液で中和し黒褐色
の沈澱を去し液を予め4%酢酸アンモニウム
水溶液/2%酢酸水溶液(1:1v/v)を用い
て充填したアンバーライト XAD−2(ローム・
アンド.ハース社製)のカラム(100ml容)に注
入し反応物を吸着した。上記緩衝液500mlにメタ
ノール500mlを連続的に加える直線濃度勾配法に
より溶出した。メタノール濃度10%前後で溶出さ
れる波長290ミリミクロン付近に吸収極大を示す
目的の分画を集め、この分画よりメタノールを減
圧留去して得た水溶液を予め蒸留水で充填したア
ンバーライト XAD−2(ローム・アンド・ハー
ス社製)のカラム(100ml容)に注入して目的物
を吸着後、蒸留水125mlで脱塩し1/50規定塩酸
水溶液−メタノール(1:4v/v)で溶出した。
目的物の青色の分画を集め必要ならば、陰イオン
交換樹脂ダウエツクス 44(OH型);ザ・ダウ・
ケミカル社製)で中和した後減圧下で濃縮し凍結
乾燥し3−〔N,N−ジメチル−N−(4′−アミノ
ブチル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシ
ン・3塩酸塩(含銅体)211.0mgを青色無定型粉
末で得た。 (収率72%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
243mμで各E1%/1cmは122,151であつた。臭
化カ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)
は3300,2975,2950,2900,1715,1670,1580,
1460,1400,1340,1300,1200,1140,1100,
1080,1020,920,880,810,770,740であつた。
その他の理化学的性質を第6表に示す。 実施例 4 3−(4′−tert−ブトキシカルボニルアミノブチ
ルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン・2塩
酸塩(含銅体)300mgを10mlのメタノールに溶解
し、これにベンズアルデヒド76mgとシアノ水素化
ホウ素ナトリウム7.5mgを添加した。室温で24時
間反応した後、エーテルを添加しブレオマイシン
を沈澱せしめた後この青色の沈澱を取しエーテ
ルで洗浄した後予め蒸留水で充填したアンバーラ
イト XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)
のカラム(100ml容)に注入し反応物を吸着した。
蒸留水を150ml流した後1/50規定塩酸水溶液−
メタノール(1:4v/v)で溶出した。目的物
の青色の分画を合し必要ならば陰イオン交換樹脂
ダウエツクス 44(OH型);ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和した後減圧下で濃縮乾燥した。残渣
にメタノール15mlを加え、0℃に冷却後、これに
トリーn−ブチルアミン207.5mgとヨウ化メチル
635.7mgを添加して3日間反応した後、実施例4
に準じて後処理を行い、精製後、凍結乾燥し3−
〔N−メチル−N−ベンジル−N−(4′−アミノブ
チル)アミノ〕プロプルアミノブレオマイシン
(A5MBZHH)の3塩酸塩(含銅体205mgを青色
無定型粉末で得た。(収率66.7%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
294mμ各E1%/1cmは120,150であつた。臭化
カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)
は3350,2950,1715,1660,1560,1460,1400,
1330,1300,1250,1200,1140,1100,1060,
1010,920,880,810,770,720,700であつた。 その他の理化学的性質を第6表に示す。
ル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン3塩
酸塩(含銅体)200mgを6mlのメタノールに溶解
し、ベンズアルデヒド129.7mgを添加し、ついで
10.2mgのシアノ水素化ホウ素ナトリウムを添加し
た。室温16時間反応した後、実施例1と同様に塩
酸処理、エーテル抽出、アンバーライト XAD
−2カラムによるクロマトグラフイーを行なつた
後、先に用いたアンバーライトXAD−2脱塩法
で脱塩したのち、凍結乾燥すると、3−〔N,N
−ジメチル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)
アミノ〕プロピルアミノブレオマイシンの含銅体
が青色の無定型粉末で155.4mg得られた。 (収率70%) Bステツプ Aステツプで得た含銅体155.4mgを10mlの蒸留
水に溶解し、実施例1Bステツプと同様に脱銅し、
減圧下で濃縮し、凍結乾燥して3−〔N,N−ジ
メチル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)ア
ミノ〕プロピルアミノブレオマイシン(化合物No.
11)の脱銅体・3塩酸塩が白色の無定型粉末とし
て142.6mg得られた。(収率95%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは86であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3325,2950,1660,1540,1490,1450,1400,
1330,1260,1190,1100,1060,1020,980,
800,740,695 であつた。 又原料として3−〔N−メチル−N−ベンジル
−N−(4′−アミノブチル)アミノ〕プロピルア
ミノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅体)200mg
を用い、ベンズアルデヒド123.7mgを上記と同様
に反応させ精製、脱銅して3−〔N−メチル−N
−ベンジル−N−(4′−ジベンジルアミノブチル)
アミノ〕プロピルアミノブレオマイシン(化合物
No.12)の3塩酸塩の脱銅体132mgを無色無定型粉
末として得た。(収率61.8%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は
292mμE1%/1cmは9であつた。臭化カリ錠剤
法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)は 3375,2950,1640,1540,1500,1450,1390,
1320,1250,1190,1130,1050,1020,970,
900,800,740,695 であつた。 実施例 3 3−(4′−tert−ブトキルカルボニルアミノブチ
ルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン・2塩
酸塩(含銅体)300mgをメタノール15mlに溶解し、
0℃でトリ−n−ブチルアミノ414.9mgとヨウ化
メチル1271.3mgを加え3日反応を続けた。氷酢酸
でPHを6に修正し過剰のヨウ化メチル及びメタノ
ールを減圧溜去し残液にアセトンを加えブレオマ
イシンを沈澱せしめた。この沈澱を取しアセト
ンで洗浄したのち、2mlの蒸留水に溶解し氷冷下
で濃塩酸2mlを添加しそのまま90分反応してtert
−ブチルキシカルボニル基を脱離した。この反応
液を2規定の酢酸カリウム水溶液で中和し黒褐色
の沈澱を去し液を予め4%酢酸アンモニウム
水溶液/2%酢酸水溶液(1:1v/v)を用い
て充填したアンバーライト XAD−2(ローム・
アンド.ハース社製)のカラム(100ml容)に注
入し反応物を吸着した。上記緩衝液500mlにメタ
ノール500mlを連続的に加える直線濃度勾配法に
より溶出した。メタノール濃度10%前後で溶出さ
れる波長290ミリミクロン付近に吸収極大を示す
目的の分画を集め、この分画よりメタノールを減
圧留去して得た水溶液を予め蒸留水で充填したア
ンバーライト XAD−2(ローム・アンド・ハー
ス社製)のカラム(100ml容)に注入して目的物
を吸着後、蒸留水125mlで脱塩し1/50規定塩酸
水溶液−メタノール(1:4v/v)で溶出した。
目的物の青色の分画を集め必要ならば、陰イオン
交換樹脂ダウエツクス 44(OH型);ザ・ダウ・
ケミカル社製)で中和した後減圧下で濃縮し凍結
乾燥し3−〔N,N−ジメチル−N−(4′−アミノ
ブチル)アミノ〕プロピルアミノブレオマイシ
ン・3塩酸塩(含銅体)211.0mgを青色無定型粉
末で得た。 (収率72%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
243mμで各E1%/1cmは122,151であつた。臭
化カ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)
は3300,2975,2950,2900,1715,1670,1580,
1460,1400,1340,1300,1200,1140,1100,
1080,1020,920,880,810,770,740であつた。
その他の理化学的性質を第6表に示す。 実施例 4 3−(4′−tert−ブトキシカルボニルアミノブチ
ルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン・2塩
酸塩(含銅体)300mgを10mlのメタノールに溶解
し、これにベンズアルデヒド76mgとシアノ水素化
ホウ素ナトリウム7.5mgを添加した。室温で24時
間反応した後、エーテルを添加しブレオマイシン
を沈澱せしめた後この青色の沈澱を取しエーテ
ルで洗浄した後予め蒸留水で充填したアンバーラ
イト XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)
のカラム(100ml容)に注入し反応物を吸着した。
蒸留水を150ml流した後1/50規定塩酸水溶液−
メタノール(1:4v/v)で溶出した。目的物
の青色の分画を合し必要ならば陰イオン交換樹脂
ダウエツクス 44(OH型);ザ・ダウ・ケミカル
社製)で中和した後減圧下で濃縮乾燥した。残渣
にメタノール15mlを加え、0℃に冷却後、これに
トリーn−ブチルアミン207.5mgとヨウ化メチル
635.7mgを添加して3日間反応した後、実施例4
に準じて後処理を行い、精製後、凍結乾燥し3−
〔N−メチル−N−ベンジル−N−(4′−アミノブ
チル)アミノ〕プロプルアミノブレオマイシン
(A5MBZHH)の3塩酸塩(含銅体205mgを青色
無定型粉末で得た。(収率66.7%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
294mμ各E1%/1cmは120,150であつた。臭化
カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm-1)
は3350,2950,1715,1660,1560,1460,1400,
1330,1300,1250,1200,1140,1100,1060,
1010,920,880,810,770,720,700であつた。 その他の理化学的性質を第6表に示す。
【表】
参考例 1
3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミ
ノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅体)1.5gをメ
タノール60mlに溶解し、これにトリーn−ブチル
アミン690.1mgとジ−tert−ブチル−ジカルボネー
ト203.2mgを氷冷下に添加し4時間撹拌し、反応
を終了した。氷酢酸で中和しメタノールを減圧溜
去した。残渣に水20mlを加え溶解し予め4%酢酸
アンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1:
1v/v)を用いて充填したアンバーライト
XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラ
ム(100ml容)に注入して反応物を吸着した。上
記緩衝液500mlにメタノール500mlを連続的に加え
る直線濃度勾配法により溶出した。メタノール濃
度35%前後で溶出される波長290ミリミクロン付
近に吸収極大を示す目的の分画200mlを集めた。
この分画からメタノールを減圧溜去して得た水溶
液を予め蒸留水で充填したアンバーライト
XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラ
ム(100ml容)に注入して目的物を吸着した。蒸
留水150mlでカラムをあらつた後、1/50規定塩
酸水溶液−メタノール(1:4v/v)で溶出し
た。ブレオマイシン誘導体の青色の分画を集め陰
イオン交換樹脂ダウエツクス 44(OH型);ザ・
ダウ・ケミカル社製で中和した後、減圧下で濃縮
し凍結乾燥し3−N−(4′−tert−ブチルオキシカ
ルボニルミノブチル)アミノプロピルアミノブレ
オマイシンの含銅体2塩酸塩(Boc−A5と略称
する)687mgが青色の無定型粉末で得られた。(収
率44%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
244mμで各E1%/1cmは140,173であつた。臭
化カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm
-1)は3350,2950,1710,1670,1560,1460,
1400,1360,1330,1290,1250,1170,1130,
1100,1060,1010,920,880,800,760であつ
た。 その他の理化学的性質を第6表に示す。
ノブレオマイシン・3塩酸塩(含銅体)1.5gをメ
タノール60mlに溶解し、これにトリーn−ブチル
アミン690.1mgとジ−tert−ブチル−ジカルボネー
ト203.2mgを氷冷下に添加し4時間撹拌し、反応
を終了した。氷酢酸で中和しメタノールを減圧溜
去した。残渣に水20mlを加え溶解し予め4%酢酸
アンモニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1:
1v/v)を用いて充填したアンバーライト
XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラ
ム(100ml容)に注入して反応物を吸着した。上
記緩衝液500mlにメタノール500mlを連続的に加え
る直線濃度勾配法により溶出した。メタノール濃
度35%前後で溶出される波長290ミリミクロン付
近に吸収極大を示す目的の分画200mlを集めた。
この分画からメタノールを減圧溜去して得た水溶
液を予め蒸留水で充填したアンバーライト
XAD−2(ローム・アンド・ハース社製)のカラ
ム(100ml容)に注入して目的物を吸着した。蒸
留水150mlでカラムをあらつた後、1/50規定塩
酸水溶液−メタノール(1:4v/v)で溶出し
た。ブレオマイシン誘導体の青色の分画を集め陰
イオン交換樹脂ダウエツクス 44(OH型);ザ・
ダウ・ケミカル社製で中和した後、減圧下で濃縮
し凍結乾燥し3−N−(4′−tert−ブチルオキシカ
ルボニルミノブチル)アミノプロピルアミノブレ
オマイシンの含銅体2塩酸塩(Boc−A5と略称
する)687mgが青色の無定型粉末で得られた。(収
率44%) 本品の蒸留水で測定した紫外吸収極大は293,
244mμで各E1%/1cmは140,173であつた。臭
化カリ錠剤法で測定した赤外吸収極大波数(cm
-1)は3350,2950,1710,1670,1560,1460,
1400,1360,1330,1290,1250,1170,1130,
1100,1060,1010,920,880,800,760であつ
た。 その他の理化学的性質を第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔BX)−NH−(CH2)3−A−(CH2)4−B 〔式中〔BX)はブレオマイシン酸のカルボキ
シル基から水酸基を除いた残基を示し、Aは式
【式】【式】 で示される基(ここでR1は(1)水素原子、(2)C1〜
C10アルキル、(3)フエニルC5〜C11のシクロアルキ
ル、で1つ以上置換されたメチル基(これらの置
換基はさらにハロゲン原子、低級アルキル、低級
アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれる1種又
は2種以上で置換していてもよい)、R2は低級ア
ルキル、ベンジルである)を示しBは式 で示される基(ここでR3,R4はそれぞれ(1)水素
原子、(2)C5〜C10のアルキル、(3)フエニル、シク
ロアルキルで1つ以上置換されたメチル基(これ
らの置換基はさらにハロゲン原子、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれ
る1種又は2種以上で置換していてもよい))を
示す。但し、R3,R4のどちらか少なくとも一方
は水素原子以外の基である〕で表されるアミノプ
ロピルアミノブレオマイシン、および、その塩 2 一般式 〔BX〕−NH−(CH2)3−A′−(CH2)4−NH2 〔式中〔BX〕はブレオマイシン酸のカルボキ
シル基から水酸基を除いた残基を示し、A′は式
【式】【式】 で示される基(ここでR′1は水素原子、低級アル
キル、R2は低級アルキル、またはベンジルを示
す〕で表わされるアミノプロピルアミノブレオマ
イシンを 一般式 R5−CO−R6 〔式中R5,R6はそれぞれ(1)水素原子、(2)C4〜
C9のアルキル、(3)シクロアルキル、(4)ハロゲン
原子、低級アルキル、低級アルコキシ、ベンジル
オキシの1種又は2種以上で置換されていてもよ
いフエニルを示す。〕で表わされるカルボニル化
合物と、還元的に縮合させることを特徴とする 〔BX〕−NH−(CH2)3−A−(CH2)4−B 〔式中〔BX〕は前記と同じであり、Aは式
【式】【式】 で示される基(ここでR1は(1)水素原子、(2)C1〜
C10アルキル、(3)フエニル、シクロアルキル、で
1つ以上置換されたメチル基(これらの置換基は
さらにハロゲン原子、低級アルキル、低級アルコ
キル、ベンジルオキシから選ばれる1種又は2種
以上で置換していてもよい、R2は前記と同じで
ある。)、Bは式 で示される基(ここでR3,R4はそれぞれ(1)水素
原子、(2)C5〜C10のアルキル、(3)フエニル、シク
ロアルキル、で1つ以上置換されたメチル基(こ
れらの置換基はさらにハロゲン原子、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ベンジルオキシから選ばれ
る1種又は2種以上で置換していてもよい))を
示す。但し、R3,R4のどちらか少なくとも一方
は水素原子以外の基である〕で表わされる、アミ
ノプロピルアミノブレオマイシン誘導体およびそ
の塩の製造法。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58114257A JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
| US06/622,884 US4808703A (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino) propylaminobleomycin derivatives |
| AT84107138T ATE32514T1 (de) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycinderivate, verfahren zur ihrer herstellung und diese enthaltende pharmazeutische zusammensetzungen. |
| EP84107138A EP0135675B1 (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin derivatives, a process for their preparation and their use as medicaments |
| DE8484107138T DE3469358D1 (en) | 1983-06-27 | 1984-06-21 | Novel 3-(4'-aminobutylamino)-propylamino-bleomycin derivatives, a process for their preparation and their use as medicaments |
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|---|---|---|---|
| JP58114257A JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP58114257A Granted JPS606698A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 新規な3−(4′−アミノブチルアミノ)プロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
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